2008-12-14

遊びのフィールド


予報では雨降りのようなことを言っていたが明け方には雨は上がり、今日も一日外に居てあれやこれやとどうでもいいようなことを喜々としながら片付けてゆく。まずは草刈りの完了した河川敷のメンテから始め、刈り倒した草を満遍なく広げては枯れ草に混じっている野茨や葛など足元に絡まり付いて来るものを取り除き、同時にまだまだ出て来るゴミを拾い集めてはゴミ袋に放り込んでゆく。ある程度片がついたところで堤防の斜面に穴を掘り、我が家の庭で手が付けられなくなったブラックベリー、ラズベリーを移植する。堤防や河川敷の土は長年薮のまま放置されて来たおかげで腐葉土が多く堆積し、なかなか良い土なのだ。ベリー類を移植後は平地に進出してドングリから育てたアベマキを移植してゆく。アベマキの苗木は生育旺盛で根は植木鉢を突き抜けてじかに地中に達し、動かすことさえ困難なものも多い。そういうものは仕方なしにはみ出た根を切り植え付ける。ただ、河川敷の土はいつも水分を多く含みアベマキには適さないかも知れない。河川敷にもとから生えている木もヤナギ科のものばかりなのでアベマキが根腐れを起こす可能性も高いが、もはや植木鉢ではどのみち生きてゆけないだろう。ならば十分成長できるフィールドで挑戦させてやる方が良いと思ったのさ。結局河川敷に植えたアベマキは10本で(まだ庭には10本以上あるぞ!)その他にムクゲも植えて今日のところは完了とした。もしアベマキやムクゲが順調に大きくなったとしても、夏に台風などの大雨で水嵩が増せば押し流されてしまうだろう。そこを生き抜くのは過酷なことだ。
さあて、我が子らはこの試練に打ち勝つことができるだろうか?

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