2020-11-30

真冬の準備OK













ついさっきホットカーペットを出してセッティングし、ついでにガス暖房機も出しガスホースも取り回して準備OKだ。これで明朝試運転して様子を見てみる。例年ならとっくに準備してあるものだが、今冬は暖かい日が続いていたので出すのを待っていたのだ。ただ今朝は7℃と冷え込み、室温も10℃以下だったのでエアコン暖房を起動させた。明日は今朝以上に冷え込むというので急ぎ準備したわけ。

いよいよ明日からは師走。いろいろあった1年も残るはひと月。このひと月でまたいろいろなことが起こりそうだな・・

2020-11-29

ひと手間













若干気温は低めだったがお天気に恵まれた今日、やるべき外仕事は済ませたのでちょっとひと手間かけた仕事に取り組んだ。それはなに大したことはない、ただ使い古したまな板をカンナがけして再生させるというだけのこと。すでに新しいまな板があるのでそんなことをせずともいいのだが、遥か昔、高校生くらいの時に一度やったことがあって、もう一度やってみたくなったのだ。

カンナなんて滅多に使わないから本当に久しぶりだったが、削り始めると『シャーッ』と鰹節のように薄く削れとても気分が良い。10年以上使っていたまな板だから真ん中辺りがかなり凹んでいて、それを真っ平らにするため周りから削り込んでゆくがこれがなかなかの手間だった。機械で削ったら一瞬だろうが、手作業のカンナがけは相当疲れる。汗をかきながら削ること数時間。ようやく真っ平らになるまで削り込み、最後にペーパーヤスリで仕上げて完成だ。出来栄えをしては『まあまあ』と言ったところ。まな板が無垢の一枚板ではなく合成材なので木目が揃わず、ごく薄くカンナがけしてもどうしても木目に逆らって毛羽立ってしまうところがあって、鏡面仕上げというわけにはいかなかった。それでも薄汚れていたまな板がピカピカの新品のように復活し、また長く使えそうだ。こうやってメンテしてゆけば意外と長く使えるものが結構ある。手間がかかる=非効率という世の中に逆行するこのアナグロさがたまらない。

2020-11-28

枝切りて













冬野菜の植え付けなど、畑仕事はひとまず落ち着いてきた。今はもっぱら間引きや収穫が主な仕事で、畑での作業量は減少しつつある。そうなってくると別の仕事の比重が増してきて、結局トータルの仕事量は全く変わらない。なので風は強いが好天に恵まれた今日も日暮れまでずっと作業していたよ。

この時期の外作業といえば庭木の剪定で、夏の間に伸び放題となった庭木を脚立に登って伐り詰めてゆく。エゴノキから始め、カリン・モクレン・サルスベリと剪定し、だいぶ庭が明るくなった。剪定を終えた木にはクリスマスのイルミネーションを取り付けていき、ひと通り飾り付けを済ますこともできた。これでいよいよ年末モードに突入だ。

そうそう、ミカンも色付いてきたのでもうじき収穫だな。この季節はいろいろお楽しみが多くていいや。

2020-11-27

思わぬ出来事













長女を迎えに駅で待っていると、小走りでやってきた長女だがどうも様子がおかしい。聞けば電車内で隣にいたおばさんが吐いて、バックパックに少しかかったそうなのだ。電車は運悪く人身事故の影響で超満員で身動きもとれぬほど。すると少し離れたところで女性が吐き、『最悪だ』と思った瞬間、シンクロする様に隣のおばさんが吐いたという。おばさんの向かいにいた若い女性がすかさずビニール袋を取り出して渡したおかげで第2波は免れたが、長女と他の女性とで『大丈夫ですか?』と言いながらティッシュを取り出してゲロの後始末を手伝おうとしたら、そのおばさんは駅に着くなり礼も詫びもせずにさっさと降りて行ってしまったそうだ。これには長女も怒り心頭で、『ゲロをかけられたのに助けてあげようと頑張ったのに、まじガン無視やん。ほんとムカつくわ』とのこと。家に入る前に全身消毒し、バックパックはすぐ洗濯。着ていた制服はクリーニングに持って行ったが、事情を話すと嘔吐物がついたものは受けとれないというじゃないか。それでは困るので、制服には付いていないと実際に見せて何とか納得してもらいました。

それにしてもだ、クリーニング代だけで1800円。この出費よりも長女が受けた精神的ダメージの方が許せない。ここにも責任を取らぬ大人がいる。

2020-11-26

Thanksgiving













今日は感謝祭。例年ならみんなを呼んで七面鳥やパンプキンパイなどを食べて盛り上がるのだが、こんなご時世なので家族のみのしっとりしたもの。家族のみで七面鳥は大き過ぎるので、コストコのローストチキンにマッシュポテト・芽キャベツの炒め物にクラムチャウダー、それにサラダといった具合。それでもかなりの量があるので腹いっぱいになった。妻によると今回七面鳥を買う予定だった金額相当を自分が生まれ育った東海岸コネチカット州の市のフードバンクに寄付したという。フードバンクとは貧困に苦しむ人たちに何らかの食糧を援助する団体で、猛威を振るう新型コロナの影響で仕事を失ったりしてフードバンクを頼る人が激増しているらしい。アメリカではこの感謝祭から新年にかけてが一年でもっとも大切な期間とされているだけに、何らかのサポートができればというのが妻の思いらしい。実際2人の子をもつシングルマザーの人が失業し、子供たちのためにフードバンクでミルクを手に入れたが、それも5時間並んでのことだったという。とてもアメリカでのことと思えないだろうが、アメリカの現実はこれなのだ。お金のある者は限りなく幅を聞かせるが、貧しい者は捨て置かれるという現状。

自分たちがどれほど恵まれているかを娘たちに説いて、ありがたく感謝祭の料理をいただいた。

2020-11-25

浅漬けなる日々













冬野菜が大きくなりつつある今時の楽しみと言えば、間引いた大根や白菜で作る浅漬けだな。

この冬は比較的暖かい日が続いているので、例年よりも間引いた野菜が大きく、漬物も作りがいがある。浅漬けは市販の浅漬けの素をベースにして作るだけなので何も特別なところはないが、シンプルさゆえに素材の味が生きてとても旨く感じる。こうやって浅漬けを作っていると、無農薬栽培の野菜のありがたみが良く分かる。大根の葉にしろ白菜にしろ虫に喰われて穴だらけだが、きれいに洗って漬物にすれば最高の味を出してくれる。スーパーで売っている大根はすでに葉が切り落とされているので利用できないし、あったとしても農薬散布されているのでちょっと漬物には使いたくないよね。白菜も同じこと、我が畑の白菜は今シーズン夜盗虫が多いので芯の近くまで穴だらけ。見てくれはすこぶる悪いが、サラダにしても茹でても実にいい。まだ結球はしていないが、これから寒くなるにつれ甘みも増してくるので楽しみだ。

今日間引いた大根はさらに大きくなっていたので、葉は浅漬けにし、大根はべったら漬けにしてみた。もっと大きくなってきたら沢庵漬けにしてみるかな。

2020-11-24

混迷













GO TO見直しと言っても札幌市と大阪市に行く人の分だけを除外するという骨抜き案に決着し、唖然とした。こんなニュースが速報で流れるんだからメディアも含め日本は腐り切っている。新型コロナ感染者の急増に伴い『GO TOを中止すべき』という世論のガス抜きを図ったというのが実情だろう。国民も全く舐められたものだよ。それだけ自公政府の中に旅行関係業界などから多額の資金が流れ込んでいるということだ。全体的にGO TOを止めればその資金が入らなくなるので影響の少ない札幌と大阪で決着させようとする根性が気に食わない。真剣に感染拡大を防ごうとするなら当然GO TOはすべて中止すべきだ。最低限でも東京は出入りともに中止すべきで、それを為されていないということは『もとからやる気がない』ということに他ならない。こんな中途半端な対応では年末から正月にかけての休みで感染者が激増し、医療崩壊を招くだろう。それまでにワクチン摂取が行える様になっていれば希望はあるがね。

日本医師会の警告をどこまで真摯に受け止め、対応するか。今後はこれにかかっているが、今のところトランプ政権同様、専門家の意見は軽視されている様だ。今後感染がさらに拡大した場合は政権に鉄槌を下さねばならない。こういった迷走ぶりはもう懲り懲りだ。政府とは何と無能な連中の集まりなんだろうか・・ああ、嘆かわしい。

2020-11-23

里芋煮るべし













里芋はスライミーだから食べないという妻に配慮して長らく作ってこなかったが、種芋が余ったからと親父殿が持ってきたものをそのまま捨てるのは忍びないと、庭の隅に植えておいたものが見事なまでに育ち、ひとまず半分を収穫しただけだがかなりの収量があった。自分は里芋の煮物が好きなので、イカを買ってきて圧力鍋で煮てみたよ。実は里芋を料理するのはこれが初めて。さてどうなるかと思ったが、とても美味しくできました。やはり妻は試すことさえしなかったが、娘たちは結構食べてくれたね。これだったら来年も作ってみようと思う。サツマイモ同様ほとんどほかりっぱなしでも大丈夫なので手がかからないし、やはり里芋はうまいしね。今度は味噌で食べてみよう。

2020-11-22

責任の所在













人には責任を負わすが、自分は責任を取らないという輩が政治にも企業にもあまりに多過ぎて嘆かわしい限りだ。歴史上常にこういうことは繰り返され、その度に大きな犠牲を払ってきたにもかかわらず同じ過ちを性懲りもなく繰り返している。ということはこれが人間の性なのかもしれない。

GO TOキャンペーンの見直し発表後、案の定政府は混乱に陥り、今後検討していくという答弁に終始し、こういった事態に対する準備をしていなかったことを露呈している。こんな様でよく新型コロナ下でオリンピックを開催しようなどと本気で思っているなと、そのバカさ加減に恐ろしさを感じる。どの国も経験したことがない様なことを日本がやろうとするのはチャレンジングでいいかもしれないが、それにはそれなりの苦労と徹底した準備、何重もの予防策がしっかりと機能して初めて可能になるものだろう。それだけの大事業を今の日本ができるとは到底思えない。こんなGO TOごときで浮き足立っている連中にできるはずがない。いや、GO TOと同様に強行することは可能だ、しかしそれが原因で感染拡大を招いてしまっては多くの国が関わっている以上ヘタを打つことはできない。

結局、失敗した責任を誰が取るか明確にせず行われることが上手くいくとは思えない。とくに新型コロナ禍という特殊な状況の中ではなおさらだろう。今の政府にはそれが無い。


2020-11-21

後の祭り













GO TOキャンペーン見直しですか、さんざ拡散した今さらになって!

政府の後手後手の対応はいつものことで、もはやいちいち反応することではないのかもしれないけど、これはあまりにもひどい。こんな政府なら無い方がマシだろう。政府の記者会見を見ていると本当にこのままではダメだと、怒りとともに改めて感じる。

GO TOに関しては明らかなる政府の失策だ。 その愚策を世論の反対意見が多かったにもかかわらず強行し、案の定のこのざまだ。しかもGO TOを強行した時点で今のような感染拡大の状況に陥ることは予想出来ていたはずで、おのずとGO TO見直しの圧力が強まり中止という展開になることは自明のことだ。しかるに政府の対応を見ていると明らかに混乱しており、そういった展開に対する準備などされていなかったようで、逆に愕然とさせられた。これでは何度も言うがほんとダメだ。こんな政府では国が持たない。緊急事態への対応能力、それが全てだと思う。

詭弁を弄して常に責任を取らないような連中に何ができると言うのか?最後は自己責任論を振りかざして逃げるに決まっている。政治家に確実に責任を取らせる、そんな政治にしなければこの国は生き残れないだろう。

2020-11-20

初ブロッコリー













今季初のブロッコリーを収穫した。例年ならいくら早くても12月に入ってからしか収穫しないが、このところの陽気に当てられ急生長し、あろうことか蕾が膨らみ始めたので急いで収穫したわけだ。晩ご飯にさっと湯がいて食べてみたが、売っているものより当然味はいいものの、気温が高いために甘みはいまいちといったところ。やはり気温が下がり霜が降りるようになってくるとグッと甘みも増してくる。気温が高いと確かに生長が早くて大きくもなるが、やっぱ冬野菜は寒さに当てられキュッと締まっていた方が美味いよね。先日蒔いたエンドウもすでに10cmくらいまで生長しており、このままだと春までに大きくなり過ぎる感じだ。あまり大きく生長してしまうと降雪があった時に押し潰されて全滅してしまうので、ほどほどで抑えてもらいたいがこればかりは何ともね・・ほんと難しい。

2020-11-19

夏日でしたが・・













朝は意外なことに結構な雨降りで Jackieの散歩を諦めたほど。それが9時頃には日が差してきて気温は急上昇。外にいても汗ばむほどの陽気で、とても11月半ばを過ぎた気候とは思えない。結局25℃の夏日を記録し驚くばかり。ここまで暖かいと冬野菜の生長がすこぶる良くなって野菜の価格も下がってくることだろう。ただ暖かいのは虫たちにも恵みで、モンシロチョウやモンキチョウがまだ普通に飛んでいて、せっせとブロッコリーやキャベツに産卵してるんだよね。この調子でゆくと2週間後くらいにはアオムシが大発生しそうで警戒している。

来週には平年並みの気温に戻るようだが、その後はどうなることか。気象庁が長期予報なんてのを出しているが当たった試しはないからね。この冬も暖冬になりそうな予感だね。

 

2020-11-18

やること前提













IOCのバッハ会長がチャーター機で来日し、政府各方面と会談後、オリンピックは予定通り行うと宣言し去って行った。

日本では新型コロナ禍の第3波がいよいよ本格化して感染者が急増中であり、欧州や米国ではそれ以上に猛烈な勢いで感染が拡大している。そんな状況下においてオリンピック開催ありきで話が進められていることに大いなる疑問と違和感を感じる。普通に考えたら今の状況のままではとてもオリンピックなど開催できない。選手たちは試合にも出れず練習さえできていない。また新型コロナ禍には地域差があり、深刻な状況下にある国とそうでない国とで参加不参加の差が出ることが果たしてオリンピック精神に照らしてどうなのかという疑念も湧く。

今後有効なワクチンが開発されたとしても、それが広く世界中に供給されるようになるまでまだまだ時間がかかる。なのにまずはオリンピックだなんて、いくら何でもやりすぎだろう。


2020-11-17

暖かな日和で













今日は自宅でリモートワーク。測量図を作るだけなのでわざわざ会社に出向く必要もなく、じっくりと作業できるのですこぶる捗る。特に会社への通勤時間(往復で約2時間)をそのまま節約できるのは大きい。2時間もあればかなりのことができるからね。普段は現場仕事なのでリモートワークなんて無理だが、こうやって現場がいったん落ち着いた後はできる限りリモートワークに切り替え、余裕を持って作業をしたいものだ。それに会社にいると何やかやといろんなことが差し込んでくるので、そういったことを排除できるのもいい。

今日は最高のお天気だったので庭に面した窓際に座卓を持ってきて、鳥のさえずり(実際はカラスが喧しかったが・・)を聞きながら作業をした。時折『う〜ん』と寝転がって伸びをできるのも家ならではのいいところ。仕事に行き詰まったら気分転換のため畑をぐるりと回ってリフレッシュ。こういう働き方もいいものだね。

2020-11-16

終わりなき闘い













新型コロナの第3波が拡大しつつある原因はGO TOキャンペーンであることはほぼ確実なのに、それに対する批判が沸き起こらないのは政府主導によるメディアのコントロールに他ならない。批判が抑えられているのはGO TOによって恩恵を得ている人がそれほど多いということなのだろうか。新型コロナ対策と経済対策、この二つを相反することなく軌道に乗せることができればいいのだろうが、今のところそんな上手い方法は見つからず、感染拡大につながっても強行されたのがGO TOだ。そういった経緯は理解できるが、先日の西村経済再生相のコメントには呆れ果てた。『GO TOを利用するかどうかは皆さんの判断だ』だとよ!GO TOキャンペーン導入に関しては時期尚早だという意見が多数だったにもかかわらず政府が強行したという経緯があるのに、今になってそう言うか!と怒りが込み上げてくる。とどのつまりは『判断するのは国民だ』ということにしてお得意の自己責任論に走り、自分たちは一切の責任を負わず逃げるつもりだ。今は世界的に権力者の責任逃れがブームで、それを許してしまう風潮がある。これが様々な悪行を助長しているのも事実だ。

まず政治家に責任を取らすことから始めよう。そこを厳しく追及せねば間違いなく彼らによって国が衰退するだろう。


2020-11-15

タマネギ植えた













タマネギの苗285本を植えた。

晩生の品種であるモミジとネオアース合わせて300本を購入し、せっせと植えつけて行ったわけだが、これがなかなか骨の折れる作業なのだ。なにせずっと屈んでの作業なので腰にくる。時折立って『う〜ん』と腰を伸ばす様子はまるで年寄りだ。『タマネギの産地でもこうやって作業しているのかな・・』などと余計なことを考えながら作業を続け、無事終了。余った苗は今後問題の起きた苗の入れ替えようとして別のところに植えつけておいた。ここ2年ばかりタマネギの苗の根本に侵入し食い荒らす幼虫の被害が深刻で、昨年はいったん植えつけた後に半分以上植え直すという惨憺たる有様だった。果たして今年はどうなることか、特別な対策はしていないが、畑土に混ぜる腐葉土の割合を減らすことで幼虫の繁殖を抑えれないかと試してみた。結果が出るのは2週間後くらいだろうか、被害が少ないことを祈りたい。


2020-11-14

好天と牛フン













この秋は天気に恵まれ、冬野菜の生長がすこぶる良い。気温が高めで日差したっぷり、適度に雨が降るという好条件。おかげでホウレン草・ブロッコリー・キャベツ・ニンジン・ダイコン・ハクサイ・レタスなどがスクスクと育ち美味だ。夏の天候不順で軒並み値上がりしていた野菜類はこの様子だと徐々に値下がりするのではと思っている。今後もしばらくは気温が高めの状況が続くらしいので一段と大きくなるだろう。

我が家の畑では有機肥料として牛フンを使っている。その牛フンは近場の牛舎から軽トラ1台分を運んでもらっているが、ただの牛フンではなく牛フンに籾殻やおが屑などを混ぜ合わせ発酵させたものだ。発酵が進んでいると熱を持ち湯気が出るが、それが良いサイン。有用微生物によって発酵が進み白っぽい菌が繁殖したものを畑土に混ぜると、土がホクホクとした状態になり作物の根がよく伸びて大きく生長する。また化学肥料と違って有機肥料はゆっくりと長く効くので追肥の回数も少なくて済む。それに何より野菜の味が格別に良いと思う。特にブロッコリーなんて芯まで甘くて食べられるからね。これから徐々に寒さが増せば野菜の甘味もぐっと上がってくる。

冬は葉もの系の野菜が本当に美味しく嬉しい季節。さあ、明日も一日畑だぞ。

2020-11-13

暗闇の軽トラ













仕事からの帰り道でのこと、近所の田んぼの畔に無灯火の軽トラが止まっていて道を半ば塞いでいた。『邪魔だな〜』と何とか脇をすり抜け家に到着したが、『どうも妙だな?』と思い懐中電灯を持って軽トラの場所まで行ってみた。というのもあたりが真っ暗なのに田んぼの畔に軽トラが止まっているのは変だろう。ひょっとして田んぼに来てそのまま倒れとるんじゃ無いかと思って確認しに行ったわけだ。強力な懐中電灯で照らしながら歩いてゆくと、田んぼの手前の方には人影はなかった・・と、そのとき田んぼの奥の方でカチャカチャと金属音がして、その方を照らしてみるとおじさんが耕運機をいじっている様子だった。ただ、ライトも無く真っ暗な中で何をしていたのか分からない。『大丈夫ですか?』と聞いてみると『ああ、大丈夫だよ』と答えてこちらに歩いてきた。『真っ暗な田んぼに軽トラが止まっていたので、誰か倒れていないかと心配になって見に来ました』と言うと、『それは心配かけたね。もう少しやりたかったけど暗くなちゃってね。でももう帰るよ』と言って帰り支度を始めた。聞けば相続でこの田んぼをもらい、ぼちぼちやっているという。住まいも隣の市なので結構距離がある。そこからわざわざ来ての作業だから暗くなっても頑張る気持ちは良く分かる。

帰り際『じゃあお気を付けて』と言って別れたが、杞憂で終わって何よりだったよ。

情けない限り













バイデン次期大統領と菅君が電話にて初会談をしたというが、その内容の最重要部分が尖閣をアメリカが守ってくれるという確認だったなんて、我が国もそこまで落ちぶれたかとまったくもって情けない話だ。そもそもこの世界情勢下において無人の尖閣ごときのためにアメリカが動くとは到底思えない。 コミットメントを得た(なんで約束してもらったと言わんのだ)ことが最大の外交成果なんて言っていたが、明らかにアメリカ側と日本側とでは温度差があるだろう。アメリカにしてみれば日米安保の適応範囲内だとするが、その代わりに在日米軍の経費をもっと負担せよと言ってくるに違いない。そういった交渉の部分は伏せてただ『コミットメントを得た』なんて吹聴しているところがバカバカしい。

自分の国を守るのも他国頼りだなんて、日本はどこまで平和ボケした国なんだろう。こんな状態ではアメリカの属国と言われても反論はできまい。『覚悟』これが今の日本に無いものだ。

2020-11-11

香港落日













『香港』はどこへ向かうのか?

愛国的ではないという理由で議員資格を剥奪されるなんて、全くもって理解不能だ。 結局は行政府に従うものでなければ一切の権利を認めないということで、一党独裁の中国政府そのもの。着々と香港の取り込みを謀っている様だが一国二制度で自由の気風が溢れる香港だったからこその魅力であって、自由が失われ常に監視されている社会では人心も萎縮し、香港本来の輝きも失われ、ただの一地方都市として落ちぶれてしまうのではないだろうか。

中国政府はチベット・ウイグル・内モンゴル各自治区で人権無視の苛烈な抑圧を続け、今また香港でも同じ手法用い骨抜きにしようとしている。しかし人々は臥薪嘗胆、いつか共産党の支配を打ち破る日を信じて耐えている。抑え込む力が大きくなるほどその反発力も大きくなるもの。その反発力が解放されるとき、今の中国は崩壊する。

2020-11-10

暗黒卿ミッチ・マコーネル













スターウォーズでいう暗黒卿シスと同等の人物が共和党重鎮であり上院院内総務を務めるミッチ・マコーネルだ。トランプなんてこやつと比べればただの愚か者に過ぎないが、ミッチ・マコーネルは実に悪賢い。いや、法に背くことを堂々とやっているという意味ではないが、アメリカにおいてこの先何十年と影響を与えるであろう最高裁判事の人事を取り仕切るなど、共和党及び自身の利益だけを最大限得ようとするそのえげつないほどの謀略はまさに暗黒卿シスそのものだ。トランプやその取り巻き達は彼の掌の上で踊っているだけで、現在アメリカで起きている分断や新型コロナの蔓延などは全てミッチ・マコーネルの責任だと言っても過言ではない。今回大統領選と同時に行われた上院議員の改選でヤツは再選を果たしている。ということは例えバイデンが大統領になっても厳しい状態が続くということだ。いっそのことヤツが新型コロナに感染してくたばってくれるとありがたいのだが。それが政府の無策により命を落とした人々へのせめてもの償いだろう。

2020-11-09

長女体調不良













いつもよりちょっと早めに帰宅した長女が『頭痛い〜、身体だるい〜、マジ調子悪い〜』と言って元気が無い。聞けば少し風邪気味だったのが、学校では咳もできないし鼻もかめないのでどんどん悪化して、電車乗っている間に気持ち悪くなってきたという。熱を計ると37度台。新型コロナでは無いと思うがこんな時期なので家の中でもマスクをして、なるべく家の中のものに触れない様にするなどの対応をした。夕食もいらないと言ってすぐに床に着いたが、長女がこんな様子になるのは非常に珍しい。最近学校ではグループワークなるものをやっていてグループで一つの課題に取り組むのだが、真面目にやらないメンバーがいるとその負担がもろ被さってきて、毎日遅くまで頑張っていた。おそらくはその疲れが出たのだと思う。

長女曰く『明日はたいした授業がないから学校休んで体力を回復させ、明後日行われるテストに備える』とのこと。長女に関しては、任せておけば大丈夫です。

2020-11-08

バイデン勝利




















バイデンが勝利宣言を行い、ようやく動き出しそうな感じだ。
固唾を飲んで選挙戦を見守ってきた妻の喜びようは大そうなもので、カマラ・ハリス氏の演説を涙を流しながら見守っていた。『私たちはずっとこういう言葉を待っていた』とね。続くバイデンの演説もスピーチが苦手な彼にしては力強く、国民に対立をやめ、融和を呼びかける内容で、常に対立を煽り、人の持つ暗い部分を利用してきたトランプのやり方に疲れ切った人々にとっては慈雨の様に心に沁みいったことだろう。『これこそが我々の求めるアメリカだ』と感じた人も多かったのではないかな。
敗北を認めず、法廷闘争に走るトランプだが、すでに大きなうねりは別の方向へ流れ始めていることに気付いていないのだろう。
バイデンが大統領に就任してもその道のりは険しく多大なる困難にぶち当たることと思う。特にトランプ政権がグチャグチャにしてきたことを修復するのは並大抵のことではないはずだ。
しかし一方でそういった困難に立ち向かってゆこう、正しいことを為そうという大きな力が生まれつつあるのも事実だろう。揺り戻しが始まるのだ。

2020-11-07

喋りまくり













バイデンの勝利が確実となりつつある状況に至り、我が家も落ち着きを取り戻してきた。妻が選挙の様子を伝えるライブニュースを流しっぱなしにしていた時は凄かった。よくもまあこれだけ喋りまくれるものだと感心するほど、まったく休みなくキャスターやコメンテーターが喋っていて、そのあまりのお喋り様に脳は『言葉』としてではなくただの『音』として認識し、聞き流すだけになってしまった。ところがさすがアメリカ人である妻はこんな凄まじいお喋りを意にも介さず、あろうことかこのお喋りにかぶせる形で自分の意見を主張し始めるというまさに『お喋り地獄』が出現し、自分や娘達の脳は完全に停止した。そんな状態は時間が経つにつれ改善しつつあり、ホッとしている。

あとは早いとここの混沌とした状況を脱し、未来のために動き出して欲しいものだ。

2020-11-06

それぞれの思惑













今最も注目されているのはやはりアメリカ大統領選だろう。

その影響で学校でも話題になっているようだが、娘たちが言うにはトランプを指示している子が結構多いらしい。その理由は単純で『トランプの方が中国に対する抑えが効くだろう』と言うことらしい。これはあくまで日本側からの視点で、その視野の狭さに呆れてしまう。なので娘たちにはそういう小さい人間ではダメだと言っておいた。ネットを見ていてもネトウヨたちのほとんどはトランプ支持派で、理由は大概先に述べたことであまりにも人間が小さい。亡国の徒とはこういう奴らのことだろう。外国へ行ったこともないくせにネット上の都合のニュースに飛びつきさも知ったようにあーだこーだと喚いている。何かあれば左翼左翼と騒ぎ出しほんとタチが悪い。結局は自己の利益のみを追求するという点ではまさしくトランプと同類と言えるがね。

グローバル社会と言われて久しいが、実際グローバルな視野を持つ人間はどれくらいいるだろうか。情報は増える一方だというのに、視野は狭まりつつあるようで危機感を覚える。

2020-11-05

まだまだ













一夜明けるとバイデンが息を吹き返していた。

郵便投票分を加算するとバイデンに有利に働くとは聞いていたが、ここまでその影響力があるとは思っていなかった。妻によると郵便投票が多かったのは大都市部で、大都市部は民主党支持者が多いため、開票が進むとバイデン票がグッと伸びるというわけだ。当然トランプはそのことを知っているので開票作業を中止せよなどという世迷言をほざいとる。投票権を行使するということは民主主義の根幹であって、選挙そのものに疑念が生じるようであれば民主主義は破綻していることになる。トランプはもはや自分のことを民主主義国家の大統領であるということを忘れ、どっかの独裁国の権力者だと思っとるのだろう。まあ、そんな振る舞いだがね。

残り激戦州の結果が出そろうまでにはまだしばらく時間がかかりそうだ。郵便投票分がバイデン有利といっても接戦に変わりはなく余談が許せない状況だ。トランプはすでに訴訟に向けて動いており、いよいよ混迷の度合いが増してきた。

にしてもだ、何でこんなにトランプ支持者が多いねん。ほんと信じれんわ。


2020-11-04

戦々恐々













さすがに今日は家に帰るのが億劫だった。だってトランプがこんなに優勢になるなんてね・・バイデンが大差で勝つとは思わなかったが、ここまでやり込まれるとも思わなかった。まだ結果は確定していないが上院で過半数を奪えなかったら結局何もできないことになってしまう。

妻の怒りぶりは相当なもので、家族皆はその気配を察して戦々恐々としている。長女・次女も妻の不機嫌ぶりを予想して家に帰り辛かったという。

蓋を開けてみれば隠れトランプ支持者が思っていたよりも相当数居たということだ。これにはほんと妻も自分も驚かされた。というよりそこまでバイデンでは支持を伸ばせなかったということなのだろう。今後の展開で例えバイデンが辛勝したとしても、国は乱れ、その責任の全てを追求されることになる。そのタネを蒔いたのがトランプや共和党だったとしてもだ。

さて、膨大な数にのぼる郵便による期日前投票の結果はどう出るだろうか。その結果次第でバイデンが大統領になってもトランプがいちゃもんをつけ大混乱を招くのは必至だ。

この様子を見て世界は思うだろうよ『なんだアメリカなんてこんな程度の国だったんだ』とね。

2020-11-03

ただ、坐して待つ













アメリカ東海岸で投票が始まった。

昨日も書いた通り、今回の選挙はどちらが勝とうとも泥仕合を避けられない状況となっている。歴史が証明しているように大国の衰退は内政の混乱から始まるケースが多く、アメリカはその岐路に立たされている。国を二分しての対立は先鋭化し、再び国を一つにまとめるのは至難の技だろう。南北戦争のような内戦状態に陥るリスクもかつてないほどに高まり、人々は緊張と不安の中、選挙の行方を見守っているといった状態だ。妻もネットニュースを見ながら自分自身で不安を煽っているようで、そのピリピリとした空気がこちらにも伝わってくる。

そう言えば信じられないことだが、大統領選当日は休日じゃないんだって。当然休日と思っていたので驚いたが、休みじゃないからそんなに期日前投票の割合が高いんだね。今回は郵便投票も多いというが、なるほどな・・といった感じ。特にアメリカの投票所は場所によっては投票するだけで数時間も待たねばならないというから、仕事の前後や合間に投票に行くということが難しいということもある。生活が苦しい人々にとっては投票のために仕事を休むという選択肢がないため、こういった人々の声が反映されずフェアではないと思う。少なくとも選挙日は休日にすべきだ。こういった貧困層は黒人・ヒスパニック系の割合が高く、民主党支持者が多いため、トランプや共和党にとってみれば休日にして投票率が上がるのは歓迎できないだろう。とどのつまり現状の大統領選は『如何にして相手を出し抜くか』が全てであり、とても国民や国のためにといった様子ではない。ほんと残念な事だと思う。


2020-11-02

いよいよ













アメリカの大統領選挙が目前に迫っている。妻も最終盤の支持率の行方に対しピリピリしており、まるで腫れ物に触るかのようだ。その気持ちも十分理解できる。この選挙結果で今後のアメリカ、さらには世界の行方まで大きく左右されることは間違いない。アメリカ国内の選挙に関する報道も信じられないようなことが多く呆れるばかり。そんなんでよくぞ人権云々、民主主義云々と言えたものだ。そういった行為のほとんどはトランプ陣営が行っているもので、違法だろうが何だろうが勝つためにはどんなことでもやると言うえげつ無さが際立っている。この流れでいくと例えバイデンが勝利しても、トランプの任期が残る来年1月20日までの間に権力を最大限利用して何をやらかすか分かったもんじゃない。ミリシアと呼ばれる重武装したトランプ支持者たちが暴れ回るのではないかという不安から新規に銃を購入する人が激増しているともいう。一体アメリカはどこへ向かおうとしているのか。

トランプが勝てば今まで以上の傍若無人な振る舞いを見せ大混乱を招くだろうし、バイデンが勝ってもトランプが負けを認めず、泥沼の法廷闘争により大統領が決まらないという可能性もかなり高い。さらにはミリシアたちのような武装したトランプ熱烈支持者らによって暴力的な混乱が引き起こされることも予想される。

いずれにしてもアメリカが混乱に陥ることはほぼ確実で、さらに国の威信が損なわれ、中国・ロシア等につけ入る隙を与えることになるだろう。内政の混乱ほどその国を消耗させるものはない。アメリカにとっての試練はこれからなのだ。


2020-11-01

サツマイモ収穫













サツマイモの収穫第一弾を行った。

今期のサツマイモは蔓がよく伸び、葉も青々と繁っていたので『さぞや良い出来だろう』と掘ってみたが『あれっ・・これだけ』といった具合に拍子抜けした。収量としては去年の半分以下で、しかも一本の苗につき大きめの芋が2〜3個程度。あまり大きな芋は味が良くないので実際は焼き芋に適したサイズがたくさん採れるとよいのだが、そう思い通りには行かないようだ。おそらくは雨が比較的多かったせいで葉ばかりが茂り、芋の生長を阻害したのだろう。畑の土がいつも湿っているような状態であったのも良くなかったのかもしれない。まあ、そうは言っても商売で作っているわけでもないし、収穫できただけでもありがたい。

さっそく採れた芋を使ってカレーを作りました。ジャガイモとサツマイモ半々を使って作るカレーは味がマイルドになって我が家の人気メニューです。