2013-11-30

敵、現る















いつもよりちょっと遅めの散歩に出て近所をひと回りした後、畑の様子を見に行くと何かがおかしい。堤防に一番近いホウレン草は5cmくらいに生長しているのだが、一部が削り取られたように無くなっている。『これは・・!』そうヌートリアの仕業だ。よく見ると畝に足跡が残っている。そういえば昨夜10時頃だったかJackieが盛んに吠えていた。その時は『何吠えてんだろ?』程度にしか思わなかったが、今思うとヌートリアに対して吠えていたのだと思う。しかし腹立つね。せっかく大きくなり始めたところをやられたからね。さっそく午後に防獣ネットを張ってヌートリア対策を施しておいたが、これだって完璧ではない。一番効果的なのは河川敷にJackieを待機させておくことだが、Jackieも老犬の域に入って来ているのでこの寒さで河川敷に繋いでおくのはかわいそうだ。やはり夜に一度は堤防周辺の見回りに出るのが良さそうだな。投げつける石もたくさんあることだし何度か警告しておけば寄り付かなくなるだろう。これからヤツらとの長い闘いが続くことになる。

2013-11-29

初氷















寒い朝だった。
堤防上には一面真っ白に霜が下り、Jackieの水入れには氷が張っていた。昨夜の予報では2℃くらいまで下がると言っていたが実際は氷点下まで下がったわけだ。Jackieを連れ散歩に出ると、手袋を忘れた手はすぐにかじかみたまらなく痛くなってくる。交互にポケットに手を突っ込み、真っ白い息を吐きながらの散歩だ。帽子も耳がすっぽり隠れるニット帽にして、ズボンの上にウィンドブレーカーを着込む真冬仕様。それでも隙間から刺すように冷たい空気が侵入してくる。
河川敷に生えているナンキンハゼがようやく色づき始めたというタイミングでの初霜と初氷。ちょっと寒気が急ぎ足過ぎるんじゃないかな。こんなに急に気温が下がってしまっては冬野菜の生長にも大きな影響が出るだろう。どうも最近の天候はせっかち過ぎると思うけど、さてどう思う?

2013-11-28

大失態















今日は朝からどうも調子が悪かった。やたらと赤信号につかまったり、事故渋滞に巻き込まれたりと些細なことがあったが、それはほんのプロローグだった。
仕事の帰り道にはすんでのところで車をぶつけられそうになり、ヒヤッとしたその直後とんでもないことを思い出した『今日は保育園のお迎えの日やんか!』時計を見るといつも迎えに行っている時刻をすでに過ぎている。まさに『じぇ、じぇ、じぇ!』だわさ。
今からではいくらロードスターぶっ飛ばそうが到底間に合わない。さらに悪いことに保育園に電話しようとしたがケイタイに電話番号を登録していなかった。これはやむなしと仕事中の妻に電話して、何とか早く仕事を切り上げて迎えに行ってもらった。当然妻は非常に驚いたが、なんとかやっつけて一時保育終了の18時ぎりぎりに間に合ったという。
それにしてもまあ、キレイさっぱり三女のことを忘れておった。こんなことは初めてだが、まったく自分自身に呆れてしまう。保育園の先生もなかなか迎えに来ないので気を揉んだことだろう。皆に迷惑をかけて申し訳ない。
帰宅後すぐに保育園の電話番号を登録し、妻には平謝りに謝った。
ほんと、ごめんなさ〜い。

2013-11-27

思いがけずThanks giving















家に着き、玄関を開けると旨そうな匂いに包まれた。妻が『本当は明日がThanks givingだけど忙しいから今日にした』と言って、ローストチキンをオーブンから取り出した。じつに美味そうに焼き上がっている。『でも今年はやらないんじゃなかったの?』と聞くと、『Face bookで友達が「どんな料理を作ろうか?」なんて会話をするのを見ていたら寂しくなって来て、たまたまスーパーに行ったらチキンの中抜き(丸ごとチキンのこと)が売っていたので買ってまった。買ったら作らなあかんのでプチThanks givingをすることにした』と言うことらしい。ローストチキンにグレービーソース、マッシュポテトにパンプキンスープ、スウィートポテトの一品に2種類のサラダ、その上さらにパンプキンパイまで作ってあってどえらい量やんか。ちょうど今日はPANALI氏と共同で昼飯抜きの工作活動を行った後だったので腹ぺこだった。これら料理をモリモリ食べて腹一杯。めっちゃ旨かった。
例年なら義母と妻の2人で準備するところを、今回はやんちゃな三女を抱えながらひとりでここまで用意した妻の根性と努力に感謝したい。やはりアメリカ人にとってThanks giving
は欠くべからざるものなのだと再認識させられました。ごちそうさま。

2013-11-26

行間の話















中国の行動がいよいよ危険度を増して来ている。
もちろん防空識別圏設定のことなのだが、それよりも設定に至った中国政府内部での動きが気になる。どうも水面下で鳩派とタカ派の主導権争いが激化しているのでは?という気がしてならない。防空識別圏を中国が設定するのでは?と言う話は以前からあった。それが今回日米には何の説明も通告も無く突然発表された。虚を突かれたという感じだ。中国政府にしてみてもこういう発表の仕方をすれば国際社会がどんな反応を示すかなんて分かっていたはずだ。それを敢えて強行しなければならなかった理由とは何か?専門家の中には共産党政権に対する民衆の不満が限界に来ているため『ガス抜きを謀った』と言う人もいるが、僕はそれだけじゃないと思う。むしろ民衆の不満に対するよりも、その民衆の不満を巧いこと利用して政権内部での影響力を強めようとする軍部の謀略の結果ではないかと考える。習近平政権は国内世論を背景に声を強める軍部を押さえきれていないのではないだろうか。その結果が今回の防空識別圏の設定とするならば、これは極めて危険なことだと思う。軍は増々調子に乗って更なる挑発行動をとるに違いない。その結果不測の事態が起きれば、中国政府は強硬な世論に押し出されるかたちで後戻りできなくなり、行動を起こさざるを得なくなるという最悪のスパイラルに陥りそうな気配がする。日本は今から万一そうなった時の対処を考えておかねばならぬ。

2013-11-25

破天















前線の通過に伴い天気は荒れ模様。土砂降りの雨で視界もままならぬほど。天気予報で今日は荒れると知っていたが、よもやここまで雨風が強まるとは思っていなかった。前線が通過してしまえば雨も上がり何事も無かったかのようだが、そんな天気の急激な変わり様が返って恐ろしくもある。
いま関東上空を通過中の前線に向かってだろうが、かなり強い風が吹いている。その風もかなり冷たく、再び西日本方面からの寒気の流入を予感させる。今後木曜日頃から強い寒気が南下し、山間部では雪が降るという。
もうすぐ12月だ。雪が降ってもおかしくないが、やっぱもうちょっと後の方が僕としてはいいな。

2013-11-24

ブタとドングリ















次女が『小学校の授業で木の実が要る』と言うもんだから、それならばと山間にある畜産センターを訪れた。ここへは長女・次女が小さい時にはしょっちゅう遊びに来ていたもんだが、ここ最近は違う公園に行ったりしてちょっと足が遠のいていた。でも久しぶりに来てみるとやっぱりここは『いいなあ〜』と感じる。畜産センターと言うだけあって家畜系のいろいろな動物が飼われていて、それらを結構近くで見られるので子供達はたいてい喜ぶ。それにセンター内には広大な芝生の広場があって、何よりここで遊ぶのが一番楽しい。今日のようなぽかぽか陽気の日には弁当もってここを訪れ、まずは娘達に動物達を見せ、それから芝生広場でボール遊びやシャボン玉、芝生の丘の上から寝ころんで転がり落ちたりと思いっきり遊び回り、お腹がすいたら弁当食べて腹ごしらえ。それから再び走り回ったりと大忙し。肝心の木の実のことも忘れずに山手の散策路を歩きながらドングリを探すもほとんどがイノシシに食べられ残っていない。それでも諦めずに場所を変えて根気よく探すと、あった!ありましたよ。コナラとアベマキの大粒のドングリが多くはないものの十分な量採れました。やはり報道されているように今年はドングリの量が少ないね。イノシシらが食べたとは言え、あれだけコナラ・アベマキなどの大木がある森ならばもっと落ちていてもおかしくはない。それがほとんど残っていないとは山の状況が心配だ。
散策路のモミジもとてもきれいに紅葉していた。ここに来るととてもリラックスした気分になれる。そんな空気の流れをメタセコイアに囲まれたこの空間が持っているのだろう。長女が帰国したら皆で一緒にまた来ようと思う。何度来ても飽きない場所だ。

2013-11-23

もう一杯















今晩も三女ネタ。
三女は驚くほど牛乳を飲む。実際には『牛乳』ではなくて明治の『ラブ』だが、ほぼ一日一本(1ℓ)のペースだ。飲み方も豪快でがぶがぶと飲む。飲み干すとすぐにもっとくれと言う。これがほぼ終日続くので、出るおしっこの量も大したものだ。今使っているLサイズのおむつは大抵その吸収力の限界に近く、ここ最近はその限界値を超え布団を濡らしてしまうことが2度ほどあった。そこで夜寝る時だけはビッグサイズのおむつをして寝かせるようにしたが、それでも限界に近い感じだ。
それほどまでに飲む三女だが、保育園に行っている時はランチに200mlの牛乳がついて来るだけ。もちろん毎日飲み干しているが絶対それだけで足りているわけは無い。おそらく他の子が飲まなかったものを貰ったり、かわりにお茶を貰ったりしているのだろう。僕達が一番心配しているのは食べ物もそうだが、他の子のものを奪っちゃいないか?ということ。保育士によるとそんなこと全然ないとのことだが心配だな。とにかくしっかり食べ・しっかり飲んでいるので良しとするか。

2013-11-22

3人目のモンスター



















『子供も3人目ともなるとずいぶん楽になるだろう』なんて思っていたが、その期待は見事に裏切られた。三女は成長するにつれ腕白さを増し、妻曰く『モンスターチャイルド』化しつつある。僕と一緒の時は結構良い子なのだが、妻と三女だけで買い物に出たりするととんでもないことをやらかすそうだ。確かに先日ユニクロに行った時もきれいに畳んである服をぶちまけたりしてたよな・・むろん強烈に叱りつけたが・・
今はとにかく何にでも興味があり、やってみたくて仕方がない時期だ。予期せぬ行動を繰り返し、危ないことも平気でする。『それでいい、子供はそうでなくっちゃ』と思う反面、そのパワーについてゆくにはそれなりの体力が要る。風邪など引いて疲れている時はホント大変なんだよね。基本的に何もせずぼーっとしている時間なんて無いからね。
さて、明日はそのやんちゃな三女を連れて恒例の買い物だ。最近は買い物カートに乗らなくなったので余計に手がかかる。『きゃははは』って笑いながら逃げてゆくからね。すぐさま尾行して悪さしないかチェックせねばならず、一体何をしに来ているのか分からんようになる時もあるが、そんな買い物も楽しいもんさ。なんせ、今しか無いからね。

2013-11-21

フィクション















愉快なニュースだ。
アメリカのコストコで売られていた聖書に『フィクション』という分類を示す値札が付けられていたという。当然牧師や信者達はコストコに抗議しコストコ側も謝罪したというが、どうみたって聖書って『フィクション』やんか。新旧の聖書は通して読んだことがあるが、僕はコストコの表記は正しいと思う。聖書の内容を真実として信じようが信じまいがそれは信仰の自由というものだ。自分が信じるものを『フィクション』とされたことで気を害したなら気の毒としか言いようがないが、客観的・科学的に見て聖書には『フィクション』の部分が多い。僕ら日本人から見ればそんなこと当たり前だと思うが、未だにダーウィンの『進化論』を「人間は神が創造された」という立場から子供達に教えないという学校が多い中では、真面目に聖書を真実だと信じている人も多いのだ。コストコにしてみればちょっと配慮が足りなかったということだ。悪意を持ってやったことでないならば、何もむきになって怒ることではないだろう。
聖書をそこまで信じているなら、赦してあげるべきことじゃないのかね?

2013-11-20

眠りの差















次女に『おやすみ』を言ってから5分くらい経ったろうか、ちょっと次女の寝ている部屋を覗きにいくともう『スースー』と寝息を立てて眠っていた。次女は驚くほど寝付きが良く、よほどのことがない限り布団に入ったらすぐに眠ってしまう。そういう僕も寝付きはいいほうで、たいてい15分以内には眠りに落ちる。それと対照的なのが妻と長女だ。この2人はとにかく寝付きが悪く、時には深夜を越える時もある。すぐ寝てしまう者からすると『なんで寝れんの?』と思うが、なかなか寝れないことに苦痛を感じている当人達にとってはこんな僕の配慮のない物言いが許せないようで激しく怒り出す。それも確かに無理はない。寝付きが悪く、眠りも浅い妻は三女がグズるとすぐに起きてしまうが、その横で僕はぐっすり眠っていて起きる気配もない。そして朝になると『え、グズとったの?まったく分からんかった』なんて言っちゃうもんだから妻がいきり立つんよね。この問題はなかなか難しい。解決策は無いからね。妥協案としてお互いそういうもんだと理解するくらいしか無いだろね。

2013-11-19

記憶と現実















風呂に入るのがとても心地良い。それに炭酸ガス玉を投入すればポカポカだ。
湯船を出て身体を洗い、温かいシャワーを浴びていると思い出すことがある。僕と妻は25歳の時シリアの首都ダマスカスに居た。スーク(市場)の側にあった安宿の客のほとんどは買い出しに来たシリア人で、建物は薄暗い感じではあったが清潔だった。このホテルの大変良かったところは温かいシャワーがふんだんに出たことで、冬の乾いた空気の中をさまよい歩いて帰って来た身にはとても有り難かった。こういう有り難さはお高いホテルしか知らない人には分からないだろう。安宿にあっては湯がでること自体特別で、湯が出たとしてもごく僅かしか出ないことがほとんどだ。その湯のシャワーが浴びたいだけ浴びれるなんてことは久しくなかったことだから、その時の嬉しさと癒される感じは今でも同様の体験をすると思い出される。そのダマスカスが混乱を極めている。今やアサド政権側と自由シリア軍との闘いの構図は崩れ、一体何と何が争っているのかも分からないような状態だ。抜け道の無い泥沼の内戦に陥り、人々は疲弊しきっている。国連は機能せず大国の思惑だけが入り乱れ、その隙をついてイスラム原理主義者達が勢力を増し混乱に拍車をかけている。
いつかはアサド独裁政権に対する不満が噴出するとは思っていたが、ここまで収拾不能な状況にまで追いやられてしまうとは思いもしなかった。ただただ良いかたちでの内戦の終結を望むばかりだが、そのイメージさえも想像できないほど惨憺たる有様だ。
たくさんの人が死んだ。大切なものも破壊された。この上何をしようと言うんだい?

2013-11-18

風邪止まず















なかなか風邪が良くならない。鼻水は止まり咳もだいぶ落ち着いて来たが、今朝は起きたときから少し胸焼けがして日中は肩甲骨の間がやたらと痛かった。葛根湯を服用して背中の痛みはだいぶ引いたが、それでも何となく胸焼けというか胃の辺りがムワムワする感じは残っている。おそらくこれも風邪の延長と思うが、症状としては風邪の初期症状そのままだ。夜にはくしゃみまで出始めたので、ひょっとするとこれは別の風邪が体内に注入され進行中なのかもしれない。
とかく終わりが無いだわさ。もういいかげんにせい!という感じ。
娘達が小学校や保育園から次々と新しい強力な風邪をもらってくるし、妻も英語クラスで拾ってくる。ほんと終わりが無い。そのうちインフルエンザを持って来ないか、それだけが心配だ。まあ、心配したところでしょうがないけど・・

2013-11-17

お買い物















2ヶ月ぶりくらいの、本当に久しぶりの何もイベントの無い日曜日。朝もゆっくり7時頃まで寝て睡眠も十分だ。もちろんやらねばならないことは山のようにあるが、行事に時間を割かれない分たっぷりと時間が取れ作業も思ったよりはかどる。いつもこうあって欲しいものだ。
妻はユニクロ、僕はニトリに買いたい物があったので皆で出かけ、まずはユニクロに。妻はしょっちゅう来ているようだが僕は半年ぶりくらい。普段あまり服を買わんからね。次女・三女と一緒に店内を歩いているとヒートテックTシャツが安売りしていた。これは買わねば・・と2枚買い、ついでにコットンTシャツも。うーむ、なかなか危険だ。買うつもりのないものを思わず買ってしまった。妻なんてなんやかんや理由をつけて1万円以上買ってたからね、まあ娘達のものもかなりあったけど。
ユニクロを脱出したあとはニトリへ。ここもあんまりうろついていると余計なものを買ってしまいそうだから、ちゃちゃっと必要なものだけ買って出るつもりがまたまたいろんなもの買ってまった。すべて使うものだから良しとしよう。そう頻繁に来ているわけでもないからね。
午前中は買い物でほぼ潰れたが、午後からは暗くなるまで外作業。三女もヤブ蚊に刺されることが無くなったので、僕の側をうろついては手伝ったり邪魔したりと外に居るのが楽しくてたまらない様子。草をちぎって来てはニワトリにやったり、Jackieをくちゃくちゃに撫で回したりと動き詰め。その様子を見ているとやはり子供は外で自分なりの遊びを見つけるべきだとつくづく思う。今の子供達は与えられ過ぎだ。与えられた中ならすばらしい結果を出すが、何も与えられなかった場合途端に不安に陥ってしまう。その不安を乗り越える術を自分でもがきながら学ばねばならない。

2013-11-16

運命の日















今日は来年度の子供会役員の役割分担を決める重要な日(我が町内は長子が4年生になったら子供会の役員を必ずやらねばならない決まり)。妻は英語クラスがあるため出席できず、僕が代わりに出たのだが責任重大だ。なにせ役割分担は例年くじ引きで決めることがほとんどで、ただでさえくじ運の悪い僕が見事?会長を引いてしまったら妻に何を言われるか分からない。そんなドキドキした気分で公民館へ出向くとお母様達がずらり。当然男は僕一人でちょっと居心地が悪い。
そして役割分担をどうするかの話し合いの段になって僕が『妻はご存じの通りアメリカ人で、役員の仕事に関しては出来ることと出来ないことがあるで、その点考慮してもらえると有り難い』と言うと、『そうだよね〜』となかなか理解がある。そうこうしていると『わたしが会長をやります!』というお母さんが出て来て、みんな『じぇじぇじぇ!』だ。
会長があっさり決まったことで場の雰囲気は緩み、妻の来年度の役割についても役員皆が『出来ることをやってもらえればいい』と配慮してくれ、難しい書類を作ったり、自治会や学校側との交渉などをする役をはずしてくれ、結局広報と指導部長という役に落ち着いた。これらもやることははっきりとは分からないが、現役員のお母さんたちも妻にはこれがいいだろうと言ってくれた。もちろん楽な役なんてものはないが、僕がある程度前面に出れば問題は無いだろう。これが問答無用なくじ引きを強要するような雰囲気だったらアウトだったね。その点、ずっと同じ町内に居てある程度面識ある間柄だからこその理解があったと思う。僕らは皆の厚意に感謝せねばならない。

2013-11-15

レイテに光を















フィリピンには行ったことがないが、行ったことがある妻によるとフィリピンの治安に対する雰囲気は、訪問したことのあるどのアジア諸国よりも悪かったという。あのカンボジアよりも悪かったと言うのだから相当なものだ。その時感じたものが現在の状況に反映されてしまっていることが残念でならない。
誰もが助け合わねば生きていけない過酷な被災地なのに、人々は己が生きるために食料を奪い合い、銃を発砲し、せっかくあの大災害を生き延びたというのに殺し合っている。銃の発砲があれば世界各国から続々と到着している救援チームの活動や、今もっとも必要な食料と水の配給にも支障が生じ、結果的に被災者はさらに追い詰められるという負の循環に陥っている。さらには義援金の行方も心配だ。海外から入っているNGOなどの救援チームが義援金を元手に活動を続けるのならある程度信頼できるが、その大金がフィリピン政府などに渡った場合は被災者にまわらず、そのほとんどが闇に消えてゆくような気がしてならない。
必要な人ほどその必要なものが手に入りにくいこの負の状況を打開する良策はないだろうか・・

2013-11-14

赤子と子供















僅か一日家を空けただけだと言うのに、三女がずいぶん変わったような気がする。そう、いま三女は劇的変化の中に居る。長女のときも次女のときもそうだったが、子供は劇的に変化する。こればかりは何度経験しても思わず唸ってしまう。なんたってすべてが突然なのだ。あることを突然喋るようになったり、あることが突然出来るようになったりする。それらは決してゆっくりと成長するようなものではない。ゆっくり成長するのは背の高さくらいだ。
そんな劇的変化の中に居る三女はまさにとんでもない。何をやらかすか予想も出来ず、時にびっくりするようなことをしてしまう。そうやって親を困らせつつもいろいろなことを経験し勉強してゆく。僕らはため息をつきながら『もう赤ちゃんではないんだな・・』と何度もつぶやく。頼もしい反面、自分達の子供の赤ちゃん時代はもう終わりなんだ・・という寂しさもある。
赤ちゃん時代を脱した三女のパワーは凄まじい。そこに次女の元気さと、さらには正月に帰国する長女が加わると一体どれほどの破壊力があるのか想像もつかぬ。恐ろしいばかりだ。そんな賑やかな我が家を僕は好きだけどね。

2013-11-13

寝袋で眠る夜















今晩の宿は出張先のレオパレス。ここに滞在中の同僚の部屋に一晩だけの居候だ。布団は一人分しかないため寝袋を持参。この寝袋は20年以上前に確か9800円で買った台湾製で、安いながらも羽毛仕様。僕はこれとエアーマット、それにモンベルのゴアテックス製シュラフカバーをバイクに積んで、野宿しながら各地を走り回っていた。結婚してからはその野宿セットを使う機会もなくずいぶん長い間物置に眠っていたのだが、今回はそれを久々に引っ張り出して寝ることに。
寝袋は激しくしわくちゃで、コンパクトに折り畳んであったエアーマットも同様だ。しかしマットは空気を入れればしっかり膨らみ問題無し。寝袋も拡げたときはペラペラだったが、時間が経つと羽毛が弾力を取り戻しふかふかに。部屋の暖房を切っていたがこの寝袋を上から掛けていただけでも十分暖かく快適だった。何より20年も前のものが普通に使えたことが嬉しかったね。
貴重な機会を与えてくれた同僚には感謝します。

2013-11-12

原子力ムラ炎上



最近日増しに小泉元首相の露出度が多くなってきている。もちろんそれは彼の唱える『原発ゼロ』論によるものだがその記者会見などを見ていると、さすが小泉だな・・と唸らずにはいられない。まず彼の述べるところは単純明快で分かり易く、聞いていると思わず『その通りだ!』と言いたくなる。彼が首相時代にしたことの功罪は別として、原発に関しての物言いは同感できる。政治家不在と言われて久しい中で、小泉は数少ない政治家だと思う。彼の『今後の方針を決めるのが政府の仕事だ』と言う裏には未だ官僚任せの動きしか出来ない安倍政権への危機感というか苛立ちがあるのだろう。以前の民主党政権よりはいくらか決められるようになったものの、最低レベルからちょっとマシになっただけで将来を見据えた大局的な動きはあまり見られない。政局感抜群の小泉にとってはこの状況なら『原発ゼロ』を『やれる』と読んだんだろうね。いったん火がついた以上、邪魔する者があればさらに燃え上がるタイプの人間だから本気かもよ。
政界を引退した人間の発言にここまで政府や経済界が大きく揺さぶられているのは滑稽だね。今度は『原発ゼロを掲げて次の選挙に出る!』なんて言ってくれたら痛快なんだけど。

2013-11-11

冬間近















現在、室内気温13℃。風は一時よりもだいぶ収まったが気温が急降下している。明朝の予想最低気温は5℃、ひょっとしたら霜が降りるかもしれない。これでしぶとく生き残っていたヤブ蚊やその他諸々の虫達も姿を消すだろう。着実に冬は近付いて来ている。
朝はいつも6時前に起きているが、今はまだ真っ暗だ。部屋に光が差し込んでいると何の躊躇もなくパッと起きれるのだが、最近は思わずアラームを止めて2度寝をしてしまう。いや、いったんはちゃんと起きるのだが、外が暗いのを見て『今外に出ても暗くて何も出来んからまた寝てしまおう』という欲求に負けてしまうのだ。暖かい布団から出たくないというのも大きいな。これが夏場なら暑いもんだからかえって寝てなんていられない。だから5時には起きて外に飛び出しなんやかや仕事をするのだが、今ではそんな季節が懐かしい。日の出が遅く日の入りが早いので、夏場のような朝夕の作業時間を取れずそのしわ寄せが週末にいく。ところが週末は週末で各種行事などが多く実際の作業時間はほとんど取れない状況だ。ほんと僅かな時間を惜しんで作業している感じかな。ま、冬は夏に比べ作業量はかなり減るので助かるけどね。

2013-11-10

七五三



















朝起きた頃はまだ降っていなかったものの、8時までに支度をして家を出る頃にはシトシトと冷たい雨が降り始めた。髪型を整え、お飾りをつけて着付けに入る。本人が選んだ着物は実際に着てみるとよく似合うじゃないか。やっぱり女の子だな・・と思うね。
スタジオでの家族写真を撮り終わり、恒例の南宮大社に。雨脚はさらに強くなってはいたがそれほど悪くもない。逆に人出が少なくていいくらいだ。盛んに写真を撮りつつお参りをする。そりゃ晴れてる方がよりいいかもしれないが雨は雨で別の良さがある。雨に濡れてすべてのものが艶やかになり、振り袖もよく映える。全体的に味が出て非常にいい。
無事にお参りを済ませてひと安心。この次はすぐ来年に三女の七五三だ。こういった家族的行事は手間がかかってもちゃんとやって行きたいと思う。

2013-11-09

行事三昧















今日も小学校の行事で午前と午後の2回学校へ。なんかここのところ毎週末学校に来ている気がするよ。これで来年度は子供会の役員だし、再来年度とその次の年もおそらくはPTA役員をやらねばならないので、これから先数年はほぼすべての週末が打ち合わせないし行事でつぶれることになりかねない。今日行われた行事だって学校側は盛んに親にかかわるよう要求しているが、実際行ってみるとそう大したことではない。相変わらず行事の後先にはPTAないし何かしらの関係者が長々と無意味な挨拶をたれ、うんざりさせられる。妻曰く『日本はほんとに挨拶(演説)が好きな国だね』なんて毎回のことで呆れ返っているが、そんなくだらん話なぞ誰しも好きなわけない。ただ、ああいったくだらん話をじっと我慢して聞くことで忍耐力を子供の頃から養っているのだ、と思えばよい。

さあ、明日は次女の七五三だが、あいにく天気は大荒れの予報。何もこんな時に・・などと言っていても仕方がない。神社に参るときだけでも小雨になってくれれば有り難いのだけど、果たしてどうなるだろうね。

2013-11-08

滋養享受















浜松の現場から大量の餃子とミカンがもたらされ、事務所での昼食会はご飯に豚汁、さらには柿とギンナンまで加わって贅沢この上ない。皆で餃子をつつき、ギンナンの殻を『熱っ!』と言いながら剥くのも楽し。柿も昔懐かしい深い甘みのあるもので美味しゅうございました。様々な食材を都合し、持ち寄ってくれました皆様、本当にありがとうございました。これだけ美味いものをたらふく喰えば、しつこい風邪だって何とか治まりそうだ。事実、昨日よりはだいぶよくなって来たしね。
家に帰ればまだみんな咳や鼻水でぼろぼろだけど、それでもそれぞれがピークを越えた感じ。妻の場合、月のものも重なって体調絶不調で気の毒なくらいだが、なんとか持ち直して来ている。予報では週末から一気に気温が下がって来るというので、今持っている風邪をこじらせないよう注意しないとね。インフルエンザもこれからがシーズンだし、常に体力を落とさぬような気配りが必要だな。

2013-11-07

早よ寝まひょ















朝までに雨は上がるはずだったが、予報とはうらはらにほぼ終日降ったり止んだりの不安定な天気に。寒気が南下しているため気温も低い。ただでさえ風邪気味なのにこんなお天気では気分も晴れず、鼻水が垂れるばかり。昨日のように悪寒はないが深い咳も出始めあんまりよくない。
風邪ばかりはとにかく養生することが肝心なので、しっかり食べて今晩も早く寝よう。
なんか娘達に言ってることそのまんまやな・・

2013-11-06

風邪ひき家族















現在、我が家は皆風邪を引いて全滅状態。発熱までには至っていないものの咳と鼻水がひどく常に誰かが『コンコン』と咳をしている。三女と次女は峠を越えつつあるようだが現況では妻の症状が一番悪いようだ。咳が止まらず夜もあまり寝れないとのことで、今日は近所の病院に行って薬をもらって来たという。そういう僕も夕方にはゾクゾクと悪寒を感じ、ちょっと嫌な予感。薬を飲んで今は落ち着いているがさっさと寝た方が良いのは間違いない。
ということでおやすみなさい。

2013-11-05

常識とは何ぞ















国会議員が大っぴらに最高裁の判決を『誤判決』や『非常識』などと言ってよいものだろうか?本人の思いがどうであれ、国会議員たるものが公の場で最高裁判決を公然と批判し、それに従わないような言動をすれば『法とは一体なんぞや?』ということになりかねない。特に今回の嫡出子と非嫡出子(婚外子)に差別を設ける明治時代に制定された民法についての最高裁判決は『違憲』。この判決を僕は支持し、当然のことだと思っているが、自民の中には未だに嫡出子と非嫡出子を同等とすれば、婚外子がどんどん増えて伝統的な家族制度が失われるとほざく大馬鹿者がたくさん居るようで、やはり自民は自民だな・・とうんざりさせられる。そもそも伝統的な家族制度とは何ぞや?こういった馬鹿者達のために働きたいお母さんたちは子供を預けることも出来ず、活躍する場と時間を失っているのだ。未だに旧態然とした考えに縛られている連中が国政の場に居ること自体悲劇なのだ。
とにかく子は親を選ぶことをできない。その何ら責任の無い子に対して問答無用な差別を設けること自体『非常識』で『理不尽』なことだと思う。一刻も早くこの苦しみから解放すべきと強く思う。

2013-11-04

リベンジ















昨日、芝生の失敗のことは書いたが、今朝になって『ひょっとしたら違うホームセンターならまだ店頭においてあるかも・・』と思い、少し離れたところにある巨大ホームセンターに電話してみると『まだ置いてある』という。品種も僕が欲しいTM9が在庫してあり、しかも店員曰く『芝の状態があまり良くないので半額にしています』とのこと!
速攻車に乗り込んで駆けつけると、パレットの上にまだたくさん積んである。芝の状態も店頭に長期間積まれたままなので、確かに乾燥し過ぎと日光不足から葉の変色が見られるが、これくらいなら十分回復すると思われる。必要なのは一束分(1㎡)だけだったが、あまりに安いのでつられて2束購入。
家に帰るとさっそく失敗した芝を剥がし、新しい芝を張り付けてゆく。そして今度は目土にちゃんと砂を使い、上から被せる砂の量も芝の葉先が少し出る程度で済ませ丁寧に仕上げて完了だ。これから芝は冬枯れする一方なのでちゃんとつくかどうか分からないが、おそらくは大丈夫だと思う。
その後は芝を買うついでに手に入れた暖地サクランボを堤防斜面に植え付けた。この品種は佐藤錦やナポレオンといった上級品種とは違い一本だけで結実し、受粉木を必要としないらしい。結実する実は小さいらしいけど暑さには強いと書いてあったので我が家には最適だろうと思い購入した。さあて、どういう結果になるかが楽しみだ。

2013-11-03

うっかりがっかり















ちょうどひと月ほど前に庭の芝生が禿げてしまっていた箇所を新しい芝のパッチを買って来て補修しといたのだが、今日よくよく見ると芝が出ていない。『これは・・』と急いで被せてあった土を払いのけると、芝のパッチは腐ってしまったかのように茶褐色になり無惨な状態だ。計18枚張り付けたがそのうちの8枚の状態がもっとも悪い。おそらく根まで枯れてしまい復活はしないだろう。原因は芝を張り付けたあとに上から被せた土が多すぎたことだと思う。多すぎたがゆえに日光から遮られ、光合成が出来ずに枯れてしまったようだ。もっと早くに気付いていれば何とかなったかもしれないが、まったく安心しきってしまい気にもしていなかった。完全に僕のミスだ。
本来芝は強靭なため、土を被せたところで元気に葉を伸ばし生長してゆくものと思い込んでいた。しかし季節は秋。冬に枯れる野芝系の品種であるため、そもそも生長の勢いは衰えてゆく方向だったのにそこに土をかけて一気に弱らしてしまった。対照的に土をごく薄くかけただけのパッチは問題無く生長している。このミスを挽回しようとホームセンターに走り新しい芝のパッチを再度購入しようと思ったが、残念なことにすでに芝のシーズンは過ぎ店頭に置いていなかった。次回は梅雨前となるのでずいぶん先だ。仕方なしに芝のパッチにかけた土を払いのけ、あとは芝自体の再生能力に賭けるしかない。

2013-11-02

ニンニク植えた夜のこと















今晩は妻と次女が近所のママ友の家でのパーティーに招待され、もう23時になるというのに帰って来ない。別に帰って来なくとも僕としては問題無いが、『こんな時間まで迷惑じゃないのか?』と気になるだけ。おそらく仲の良いママ達が集まって大いに盛り上がているのだろう。たまにはそういう息抜きも大切だ。
そんなわけで夕方からは僕と三女だけ。晩ご飯を作り、ご飯を食べさせ、風呂に入れて21時までに寝かしつける。妻が居ないことで三女が愚図るかと思っていたが、とてもいい子をしてくれてご飯もたくさん食べ、手を焼かせることなく21時半までには寝付いてくれた。『ママどこ?』と一度も尋ねなかったのには驚いたね。ここ最近ずいぶん物事を理解するようになって来ているが、今晩のことも何となく分かっていたのだろう。成長したもんだな・・
三女と2人だけの家はとても静かなものだ。子供が1人だけだとこんなに静かなものなのかと感心するくらい。普段はとにかく騒々しいからね。これで長女が帰国したら凄まじいことだろう。考えるだけで恐ろしい。

今日は遅ればせながらニンニクの植え付けを完了した。明日は雨が降る前までに何とかホウレン草の種を蒔きたいところ。一度蒔いたがどういうわけか発芽しても成長が悪いのでいったんリセットし、再び蒔いてみるのだ。ほんと野菜作りは奥が深い。

2013-11-01

タマネギ植えし夕べ















今日はやるべきことをさっさと済まして早めに退社。家に帰ったらまず朝取りかかったままのニンニクの植え付けをしようと思っていたが、玄関に入るとタマネギの苗の束が・・
実はこの連休中にタマネギも植えてしまうつもりで親父殿に購入を依頼していたのだ。それがよもや今日届くとは思わなんだ。ならばと植え付け対象をニンニクからタマネギに変えて用意するが、これが大変だ。黒色のマルチシートに苗を植え付けるための穴を開けてゆくが、苗の数だけで250本あるので地道な作業が続く。穴を開け終わったら苗を植えてゆくが1本1本丁寧に気持を込めて行う。ずっと立ったりしゃがんだりの繰り返しで腰が痛い。結局日が暮れて手元が見えなくなるまで頑張ったが、200本しか植えれなかった。残りは明日早起きしてやるとしよう。

天気予報では明日は晴れるが日曜は雨が降るかもしれないとのこと。ということはなおさら明日中に苗の植え付けや種蒔きをやらねばいかん。レタスも植え替えねばならないがまだ場所を作っていないしな・・ああ忙しいことよ。