2013-12-31

年越し















結局最後の最後まで整理整頓しとった。時間に追われるように様々なことをしたが、実際のところそれを『今しなくてはいけないことなのか?』との疑問も浮かぶ。せっかくの休日というのに掃除ばっかりしてたんじゃ何やっとるかわからんが、そんなきっかけでもなければとても大掃除なんか出来ないよな・・とも確かに思うし、何もしなければ新年を迎えるにあたって何となく後ろめたい心持ちもする。とどのつまり幼き頃より摺り込まれた慣習というものだろう。恐るべきは日本人の習性だな。
さて、紅白も終わりゆく年くる年だ。今年は良い一年だった。来年はどうなるだろうか?
もうすぐそこに新たなる年は来ている。さあ、迎えよう。

2013-12-30

続大掃除















気温低く、外は一面霜で真っ白だ。しかしここ数日の冬型は緩んだようで、朝からすっきりと晴れている。まさに掃除日和。
騒ぎ始めたニワトリ達を外に出し、Jackieの散歩に出る。少し早く歩いて近所を一周してくると、ちょうど身体が温まり気持がいい。今日も一日やることがいっぱいあるのでさっさと朝食を済まし、布団を干して外に出る。まずは昨日の続きの窓拭きからだが、これが相当時間を喰って午前中いっぱいかかってしまった。その後は細々としたことを片付け、家中を掃除機で吸いまくる。これも普段動かさないものをどけての掃除だから時間がかかる。そうこうしているうちに日が暮れ、またぞろニワトリ達を小屋に戻し、懐中電灯持ってJackieの散歩に出る。『オレ、なにをこんなに一生懸命になって掃除してんだろ・・妻や娘達はアメリカで遊んどるというのに・・』なんて思わなくもないが、これも新年を迎えるための行事なんだと自分に言い聞かせ、あすもせっせと掃除しよ。

2013-12-29

大掃除















心配していた降雪はごく僅かで、うっすらと白くなった程度。しかし日差しが無く寒い。掃除をしなければならない箇所はまだたくさんあるが、この寒さで窓を外すのはちょっと厳しいか・・といったん躊躇したが、そんな「へなちょこ」なことを言っとってはアカン!と、次々と窓を取り外してサッシのレールなども掃除する。なんとまあ風通しの良いことよ、午前中はちらつく雪までが吹き込んで来て家の中が冷蔵庫状態だったが、午後からは日も差して来て体感的にもずいぶん暖かく感じられた。ほぼ終日窓拭きなどをしていたが全部片付けることはできなかった。もっと適当にやっとけば早く済むんだけど1年に一回やし・・と、ついつい気合いを入れてしまうから大変だ。たかが窓拭きされど窓拭きで、しっかりやると時間もかかり体力的にもかなり疲れる。だがこれも修行。手を抜かずきっちりやることが重要だ。
明日は天気も回復するらしい。まだ大窓が2箇所残っており、換気扇やガスレンジ周りもやらねばならん。全部の部屋の掃除機がけもある。ううむ、ほんと忙しい。でも少なくともお陽さまが出ていれば暖かいし、掃除するのに気持がいい。この掃除をやり遂げて達成感に浸りながら年を越すことが出来れば、良い新年を迎えられる。

2013-12-28

roots















親父殿が我が畑で収穫された黒豆を取りに来たので、『まあ、上がりゃー』と茶を飲みながらいろいろ話しているうちに、ふと確かめておきたいことがあって平成元年に亡くなった祖母のことを聞いてみた。祖母は関東大震災で被災してこちらにやって来たことは聞いていたが、その詳細を尋ねたのだ。
祖母は東京生まれで日本橋近くに住んでいた。17歳の時に関東大震災に遭遇し、壊れた家の下敷きになって動けなかったという。火の手が目前まで迫った時にようやく助け出されて九死に一生を得、親戚を頼って壊滅した東海道線ではなく中央線を経てこの地方へやってきたらしい。こちらで電話交換手として働いているうちに祖父との縁談話が出て結婚し親父殿が生まれたのだ。地震には人一倍敏感で、少しでも揺すったら家を飛び出していたという。
やはりそうだった。関東大震災が無ければ多くの命が失われずに済んだが、反面僕は今ここに存在していないことになる。タラレバ論を言っていても仕方がないが結果として我が一族に関東大震災が大きく作用していたのだ。なにか不思議な感じがする。地震は多くの人の命を奪うが、一方で人の流れを変え新たなる命を生み出す。その証が自分なんだ。

2013-12-27

続靖国考















まったく何も分かっておらん。
安倍ちゃんや政府のヤツらはここまで強くアメリカが靖国参拝について批判してくるとは予想していなかったようだが、それがまず一つあまりにもお粗末だ。そして今日、その批判に対する安倍ちゃんの『いいわけ』も嘆かわしいものだった。またまた『わかっておくれよう〜』的な女々しい言い訳で、アメリカ人を良く知る僕から見ればああいう言い方は余計西洋諸国の批判を受けるものだ。確かに安倍ちゃんの言い分はわかるし理解もするが、『じゃあなぜこのタイミングだったの?』と突っ込まれたらどう答えたのだろう?特にアメリカ政府は東アジア情勢を上手くコントロールできていないことを野党共和党に攻撃され、何とか挽回したい矢先の安倍ちゃんの行動だ。こりゃあ怒るわな。
自ら手持ちのカードを捨ててしまうような愚かな行為はぐっとこらえ、ここぞ!というタイミングで大胆に行動すべきなのだ。残念ながら今回はその時ではなかった。せっかく中国による防空識別圏の強行設定や韓国朴さんのしつこいほどの告げ口外交および会談拒否などの行為によって、国際世論が日本寄りになって来た矢先の愚挙。今回の靖国参拝によって国際世論は『なんだ結局日本も中国や韓国と同じやんか、ほんと困ったヤツらだよ』としか見ないだろう。これで失った国益は計り知れない。
議員達の中には『周囲の意見は気にせず信念を貫くべし!』と言うタワケどももいるが、それを実行して先の大戦に敗れ多くの犠牲者を出し、その人達が靖国に祀られているのだ。何と皮肉なことか。
安倍ちゃんの参拝で多くの御霊がかえって成仏できなくなってしまった。その責任は重い。

2013-12-26

靖国考
















安倍ちゃんとうとう参拝したか・・
当然中韓の反応を読んでの行動なので参拝後にどんなことを言うのかと思っていたら、毎度同じことを繰り返すだけ。がっかりしたね。やっぱ一国のリーダーたる器は無いね。それなりの策を持っての行動ならば評価できる面もあったかもしれないが、とどのつまりは保守派支持層に対する配慮と個人的な精神論だけのこと。アメリカ政府の『失望した』と言う反応は『安倍よ、おまえはそこまで愚かだったのか』と言うことだ。何事においても合理性を追及するアメリカにしてみれば、今のタイミングで靖国を参拝することが到底合理的だとは思えないはずだ。アメリカにとってそして日本にとっても明らかに不利益なのにそれを強行したことにアメリカが困惑し、苛立つのもよく分かる。
僕は靖国を参拝しちゃいかんとは言ってない。参拝するのであればそれなりの策を持って臨まなければ世界のバッシングを受けるだけなのだ。説明すると言ったって事後ではダメだ。誰も聞く耳なんか持たんだろう。それに毎度行っているような『わかって下さいよ』的説明では世界の理解を得られるものではない。まったくもって日本政府の対外広報活動のつたなさは島国根性そのもので嘆かわしい限り。
一国の首相たるもの、その行動はすべて国益のためでなければならない。個人的な『信念』などと言う他人にとって曖昧なもので行動するようでは国益を損なうのみ。
それに何より戦争で亡くなった人々は安倍ちゃんの参拝なぞを望まないだろうに。

2013-12-25

夕闇の真相















昨日のことだった。仕事からの帰り道、新幹線高架下の側道をいつものように走っていると、道路の脇に置いてある土留め用の古い枕木にひとりの老婆が腰掛けていた。もう5時を過ぎていたので辺りは暗く、40kmくらいで走行している車からちらっと見ただけなので詳細は不明だが、どう見ても誰かと待ち合わせをしているようには見えなかったし、第一街灯も何も無い道路傍に呆然と腰掛けている様子は異常に感じられた。しかもそのお婆さんはこの寒さの中なのにずいぶん薄着の様に見えたのだ。一瞬車を止めて確認しに行こうかとも思ったが、単なる僕の勘違いかもしれないし・・などと迷いながらも車を進めていたのでその場からどんどん離れつつあった。次の瞬間『そういえば近くに交番があったな・・』と思い出しUターン。田んぼの中の道に路駐して交番まで走り、中に居た巡査2人に事の次第を話して対応してもらうことにした。地図を見ながら場所を説明していると、そのお婆さんは幾つくらいだった?とか緑色のスリッパを履いていなかったか?などと聞いてくる。車運転しながらの通りすがりの一瞬で『わかるわけないやん』などと答えつつ、『もし僕の単なる思い違いだったら許してちょ』と言い残して交番を後にした。『結果報告を求めるか?』という巡査の問いに『そんなんいらん』と断ったのでその後どうなったのか?は分からない。僕はそのお婆さんを痴呆で徘徊したあげく途方に暮れていたと推察したが、何らかの理由でただ単にそこに居た普通のお婆さんだったのかもしれない。
すべては謎だ。ただ、僕がとった行動はベストではなかったが正しかったと思っている。

2013-12-24

逃がしたった















ここ2日ばかり仕掛けてある罠にヌートリアが近寄った形跡がなかったので、この近辺に住まうものは全滅したとばかり思っていたらまた掛っていたよ。ただ今までと違うのは箱罠に掛った成獣の横にぴったりと寄り添うようにごく幼いヌートリアが佇んでいたことだ。このハムスターほどの大きさの赤ちゃんヌートリアを捕まえようとしたら意外にも素早く動き、そのまま川に飛び込み泳いで逃げて行った。朝は確認するだけの時間しかないので罠に掛ったヌートリアをそのままにして仕事に出た。
そして帰宅してから暗い中を見に行くと、また赤ちゃんヌートリアが親に寄り添っていた。今度は捕まえることが出来たので写真だけ撮り、親共々逃がしてやった。『もうこれに懲りてここに近付くんじゃないぞ』との思いで逃がしたが、なにせあまり賢くない連中ゆえまた罠に掛るかもしれない。

そうそう、家に帰ってくると電気がついていたので驚いたが、おふくろ様がケーキのお裾分けをわざわざ持って来てくれていた。なんだかちょっと恥ずかしいような・・でも有り難くいただきます。

2013-12-23

忙日















今日もすっきりと晴れずそして寒い。そんな中雑多な外作業にいそしみ、ほぼ終日外に居た。寒くったってやっぱり外に居る方が気持がいい。畑仕事はあまりないがほんとに細々としたことがたくさんある。例えば家の駐車場のコンクリートが大きく欠けたのでセメント買って来て補修したり、縁台を作るための木材を調達したり、庭の木を剪定したりと次から次へと仕事が湧いて来て終わりが無い。夏場にもそれなりの時間はあったがなんせ暑すぎてやれる仕事が限られてくる。その点今は動くとちょうどいい案配に身体が温まって作業し易いのだ。
まあこんな感じで妻子が居ない休日は普段出来ない作業に明け暮れるため、のんびりどころかめっちゃ忙しくて大変なのだ。それが性に合っているんだけどね。

2013-12-22

冬至















室温7℃、今日も寒さが厳しい。日中も時々陽が差すものの曇りがちな天気で風強く、布団を干そうと思っていたのに吹き飛ばされそうで諦めた。なかなか寒気が去ってくれないね。
しかし今日は冬至だ。日の短さも底を打ち、これから徐々に陽射しは力を増してゆく。そう、復活の時なのだ。冬のまだ明けやらぬ薄暗がりの朝も情緒があって良いものだが、やはり僕は早朝5時頃から清々しく晴れている方が好きだな。なんか朝から活気が出ていいんだよね。
冬至を越えたと言っても寒さはこれからが本番。今冬は寒気の南下が著しいからこの辺りでも大雪になるかもしれない。どうせ降るなら正月休み中に降ってもらえると、ソリ遊びなど堪能できていいんだけど。そうはうまくいかんかね。
陽射しの恵みを改めて感謝する一日だった。

2013-12-21

煙のもとには















朝から天気は大荒れだった。時折冷たい雨が激しく降りJackieの散歩にも出れないほど。窓越しに外の様子をぼんやり眺めた後、ささっと朝食を摂りロードスターのオイル交換へと向かう。今回はずいぶんと走り7千kmも換えていなかった。昔は生真面目に3千kmごとに換えていたが、近年はエンジン・オイル共々性能がぐんと良くなり3千kmで換えてしまうのはもったいない。そこで大体6千kmほどで換えているがそれくらいで十分だと思う。今回交換時のオイルを見ても確かにかなり汚れているが、真っ黒までとはいかない。この程度だったら車のマニュアル通り1万kmごとでもいいくらいだ。でもさすがに14万km走った車だけにちょっと早めの交換を心がけておかないとね。
オイル交換からの帰り道、軽快に長良川の堤防を流していると東の地平線にもうもうと上がる煙が見えた。どう見ても火事だ。かなりの距離があるにもかかわらず炎さえもうっすらと見えた。堤防を下り、市街地へ入ると見通しが利かないので火事のことはそのまま忘れていた。そしてニュースを見ながら昼ご飯を食べていると、その火事のことをやっていた。一人暮らしの老人と連絡がつかないという。あの凄まじい煙に巻かれていたら誰も助からないだろう。気の毒なことだ。しかし思えば僕がその火事を遠目で見ていたときは、その老人はまだ生きていたのかもしれない。なんだか不思議な感覚だ。
人の命なぞそんなもんか・・と考えずにはいられない。

2013-12-20

大物捕獲















ヌートリアの大物がやっとこさ罠に掛かった。体長50cmほどで尻尾まで入れると1m近い。罠を仕掛けた当初は毎日のようにヌートリアが掛かっていたが、そのほとんどは若い個体ばかりでどういうわけか大人の個体は捕まらなかった。しかし罠の様子を確認しているとその理由が分かってきた。それは罠が小さいことだ。小さいといっても奥行きは65cmある。しかし罠の扉を落とす仕掛けは奥から10cm程度のところにあるため、大きなヌートリアの場合罠が作動して扉が落ちても体の一部が扉に挟まり、脱出防止のロックが機能せずに逃げられてしまっていた。そこでヌートリアとの智恵比べ。試行錯誤してやっとこさ捕まえられたわけ。
おそらくこの大物が我が家周辺に住む最後の個体だと思うのだが、さてどうだろう?しばらく様子を見ればおのずと分かると思うが、最後であってほしい。

2013-12-19

映画見るべし















仕事から帰るとすぐにJackieの散歩に出る。もう真っ暗だ。時雨模様の天気の中、雨が小降りになった隙を狙って散歩に出たもののこれが我が宿命よ、突然ザーっと本降りになって来た。そんな時に限って傘を持って来なかったんだよね。ま、傘持って出とったら降らんのやろけど。雨が降って来てもこちらは完全防寒装備なのでそう簡単には水が浸透してこない。そのまま雨の中を強行に散歩を続けJackieは満足そうだ。家に戻ると案の定雨は止んだよ。そんなもんさ。
さあ、今晩は映画に行くぞ。まずは晩飯の準備だ。

2013-12-18

そして独りぼっち















冷たい雨の降る空に向けて妻子を乗せたANA機が飛び立って行った・・
自宅に帰り、気味が悪いほど静かな部屋でひとりぽそぽそと飯を喰う。味気ない。
毎回のことだがこのギャップはすごい、それほど普段の生活がにぎやかということだ。でもたまにはこんな静けさも必要だろう。漫然となりがちな生活のリズムに変化を生じさせ、考える時間を与えてくれる。妻がアメリカに帰るのと同様に僕にとっても息継ぎの時間となる。
さあ、やるべきことはたくさんある。ひとつひとつ片付けてゆこう。

2013-12-17

出立前夜















明日午後の離日を控え、妻は荷物の取りまとめに忙しい。その横で三女も忙しそうに立ち振る舞いながら妻がせっかくパッキングした荷物を引きずり出している。次女は次女で『Daddyがいないと寂しい』なんて泣き出すし、『たった2週間やんか』と言ってもべそをかいている。でもこういうことっていつまで言ってくれるんやろ?有り難く聞いておこう。
もう毎年のことで慣れっこになって、家族がいないことを寂しいと思うより居ない間にやるべきことがある!との強い思いで大掃除したり、普段では時間が無くて手を着けられなかったことなどを中心にせっせと作業を続ける。だから自由になったと言って遊びに行くこともしないし、特別やりたいと思うことも無い。まあ、映画を見に行けることが唯一の楽しみだろうか。でもこれで自分は十分に満足してるのだ。1日2回のJackieの散歩にニワトリ達の世話、それにカメの餌やりなど毎日こなさねばならないこれらのことだけでも最低で1時間以上かかる。それにご飯作って洗濯もだから忙しいわけさ。夏場のように野菜の世話が冬はそれほど無いので5時に起きなくてもいい点楽してるけどね。

2013-12-16

必然















空を飛ぶものはいつかは落ちる。そして機械もいつかは壊れる。これらは必然のことであって何ら驚くべきことではない。確かに三浦市に不時着というより墜落した米軍ヘリはもう少しずれていたら住宅地を直撃して大惨事になっただろう。しかし僕はよく不具合が起こったヘリを人的被害の無いところまで持ってって落としたもんだ、とそのパイロットを『よくやった』と褒めてあげたい。誰しもわざと墜落させたいわけではないはずだ。今回はたまたま米軍ヘリであっただけのことで、どの航空機にもあり得ることなのだ。それをやいのやいのと騒ぎ立てるのは見苦しいね。誰も死なんかったんやからええやんか。ちがう?
米軍にはすぐさま『遺憾の意』を伝えたと言うが、この安保体制を受け入れとるのはどこのどいつやねん?戦争に負け、占領され、国内に米軍基地を残したまま安保体制を享受している。それなのに米軍が事を起こせばその度に騒ぎ立てる。実際許し難い犯罪行為をする米兵も多いがそれは別として、本当に悪いのは米軍ではない。日本人だ。今の体制を享受しているにもかかわらず文句ばかり言い、そのわりに何の行動も起こさない。米軍にしてみれば『またか、まあ言わせとけ』という程度だろう。米軍に出て行ってもらいたいならそれなりの行動を起こすべきだ。何もせず文句ばかり言っとるようなら始めから言わぬ方がよい。

2013-12-15

さあ、遊ぶぞ!
















今日も寒い一日だった。西の空は暗く、雪が降っている模様。時折流れて来た雪雲が雨を降らして去ってゆく。風も昨日に増して強く、そして冷たい。
その寒さの中を今日も外で遊びまくる。娘達と一緒に9時にJackieの散歩に出た後、午後1時に家に入るまでぶっ通しで外に居た。表の川の河川敷は堤防が風よけになって日が差しているととても暖かく感じる。こんなお天気の日には格好の遊び場だ。昨日と同じようにブランコで遊んだり、まだ少しだけ残っているラズベリーを穫って食べたり、木に登ったり、川に向かって石を投げたりと自分達で遊びを見つけて楽しんでいる。子供ってこうあるべきだと僕は思っている。Jackieの散歩のとき近所をひと回りしたが、外で遊んでいる子供を一人も見なかった。やはり感覚や情緒を養うには自然の中に居ることが一番だ。自分で発見し、触れ、経験を積んでゆく。そこにあるものは無限だ。自分はそうやって育った。だから娘達にも同じような機会を作ってあげたい。

2013-12-14

風の子















冷たい雨が降っている。室内気温は現在7℃、寒い。
それでも日中は陽射しがあり比較的暖かく感じられた。すぐ近くまで雪雲が迫っていたが、この付近に達するまでの勢力は持っていなかったようだ。でも風は強かったよ。身を切るような冷たい風が一日中吹き荒れ、風を遮るものの無い吹きっさらしの中に立っているとみるみる体温を奪われ冷えてゆく。そんな寒さの中でも娘達はすこぶる元気で、次女はジャンパーも着ずに一輪車に夢中になっているし、三女は鼻水を垂らしながら僕の影のようについてまわり、あれこれと手伝ったり邪魔したりと忙しそうだ。『もう寒いから家に入っていな』と言っても聞く耳持たずフラフープを物置から出してきて遊んだり、僕が河川敷に作ったブランコに熱中したりと、日が落ちるまで外で遊んでいたよ。まったく健康的でいいことだ。
遊びの途中で乾燥しておいた黒豆を莢から取り出す作業を手伝ってもらったが、娘達とこんな素朴な手作業をするのも楽しいもんだ。『あーっ、虫がおった!キモイ〜』なんてワイワイやりながら過ごした師走の一日だった。

2013-12-13

裸の王様















一体いつの時代を生きておるのかと、このでっぷり太った刈り上げの若造を叱りつけてやりたいが、やはり血は血で購われることだろう。それにしても惨忍なことだ。おそらく彼かその子供達が同じような最後を遂げることになるのは間違いないだろう。歴史がそれを証明している。
でもホントなんなんだろうねこの国は。世界にとっても北朝鮮の国民にとっても百害を為す存在であって、早いとこいまの体制が崩壊して自由が訪れることを願うばかり。いっそのこと中国の統治下に入った方が安定するんじゃなかろうか?とさえ思う。ただでさえ不安定要素の多い今の東アジア情勢にまた一つ、それも特別危険度が高いものが投げ込まれた感がする。今後どのようなことをしでかすか分からず不気味ですらある。実際かなり危険な状況になって来たら米軍が無人機飛ばしてやっつけてやればいいんじゃないかね。それが世界のためにもなる。

2013-12-12

何となく風邪気味
















首の付け根の辺りやその他の関節に少し痛みがある。おまけにお腹がぎゅるぎゅるゆっとる。これは風邪の引き始めだろな。一昨日から次女も鼻声になり風邪の症状を見せている。ついこの間ひどい風邪から回復したばかりだというのにまた引いてしまうなんて、まったくやってられないね。娘達がそれぞれ小学校や保育園から風邪を拾って来るので防ぎようが無いと言えばそれまでだが、それでも何とか引かないような努力はしているつもり。でも現実は厳しいね。引き始めの段階でなんとか押さえ込むよう、がんばるしかない。

明朝は雪の予報。寒波が徐々に南下しつつある。

2013-12-11

為政者の怠慢















自民・公明で現在協議中の軽減税率だが、なぜすんなり導入しないのか理解できない。流通業界が『手間が増える』と言って反発しているようだがそれは筋違いというものだ。そんなくだらない理由のために税金を余計に払わなくてはならないなんて誰でも腹が立つだろう。食料品や薬、生理用品に一般的な服などの生活必需品は世界各国でも税率が軽減され、すでに長らく運用されている。確かに必需品と贅沢品との線引きは曖昧で分かりづらいが、それでもやらねばならないことはなんとしてもやらねばいかん。他の国に出来ているのになぜ日本で出来んと言うのだ?それほど日本人は愚かだというのか?これは為政者の怠慢に他ならない。
日本は常に企業側が強く、いつも庶民はその割りを食って来た。今回の軽減税率も与党の一部の人間だけで決めようとしている。そんなことがまかり通っていいのだろうか?
日々必要なものに関する税金だから、税率が変われば年間を通すと相当な額になるはずなのに国民の多くは無関心だ。軽減税率をいま導入せねばおそらく何十年経ったって同様の理由で見送るに違いない。物事にはすべて『潮時』というものがある。軽減税率導入に関しては今がその時なのだ。

2013-12-10

もう一方の敵















今朝もヌートリアの箱罠の扉は落ちていたけれど掛ってはいなかった。毎日確実にアクセスはあるのにそれを取りこぼしている。どうして逃げられるのかよく分からないが、何か原因があるはずだ。試行錯誤しつつ対処して行こうと思う。
一方、防獣ネットで囲まれた畑にさらに厄介な敵が現れた。モグラだ。モグラも年中出現しているが最近は特にひどい。ヌートリアの被害を免れているホウレン草などの畝を地下から押し上げて芽吹いたばかりの苗を根ごと倒してしまう。モグラよけの風車を設置しているが効き目はいまいちだ。ソーラー電源の超音波モグラ撃退器も市販されているが、これを使用した場合Jackieに与える影響が心配だ。モグラのトンネルに設置するモグラ捕獲器をそろそろ試してみる時期が来たのかもしれない。
ヌートリアにモグラ、どちらも畑を荒らし僕を困らせるがなんか憎めないところもある。確かに腹が立つが実際ヤツらに罪は無い。ヤツらはヤツらの生きる道を生きているだけ。罪があるとすれば僕の方だろう。

2013-12-09

反撃



















6日間で4頭のヌートリアを引っ捕らえ、これならさぞかしヤツらの勢力も衰えただろうと油断したのがいけなかった。朝、河川敷に仕掛けてある罠を見に行くと初日と同様に罠の扉は落ちているが掛ってはいなかった。しかし罠の周辺にはヌートリア達の濡れた足跡が残っており、撒いてあった寄せ餌はきれいにたいらげてあったので相変わらずヤツらのアクセスが多いのがよく分かる。もう一度罠をセットし直してから畑の様子を見に行くと、なんてことだろう!ホウレン草がめちゃくちゃに喰われている。さらに大根が齧られ、ブロッコリーも2本やられていた。ううむ・・ヤツらめ。我が畑は全周を防獣ネットで囲っておらず、その切れ目から侵入して荒らしたらしい。よもや再び食害を受けようとは思っとらんかった。まったく油断していたよ。
さっそく防獣ネットを延長して対策を施しておいたが果たしてそれで防御できるかどうか。ついさっきも罠を見に行ったがすでに扉だけが落ちていた。すぐにセットし直し、寄せ餌を追加しておいた。ヤツらとの根比べが続く。

2013-12-08

芋づる式















呆れたことに今朝も掛っとった。大阪市が作成した『ヌートリア捕獲マニュアル』には「ヌートリアは警戒心が低いためその近辺に住むすべての個体を捕獲することも可能だ」なんてことが書いてあったが、それが現実味を帯びて来た。だって昨日の夕方に罠を仕掛け寄せ餌を撒いておき、夜になってから柿やリンゴの皮などを追加の寄せ餌として撒きに行ったのだけど、この時すでに罠の周りには水で濡れた跡があり、寄せ餌を食べた跡があったからね。だからかなりの確立で掛るとは思っていたけど、まさか4日連続でしかもすべて同じ場所とはね・・
この分だと明日も掛っとるんじゃない?

さて、午後からはなかなか掘り起こす時間が無かったサツマイモを収穫すべく剣スコ振るって土を起こす。するとそれこそ芋づる式にサツマイモが次から次へと顔を出すのは嬉しいが、全体的にイモが大きい。おそらく収穫する時期がかなり遅れたために地中で大きく生長し過ぎたのだと思う。そんな巨大サツマイモがいくつも穫れた。これほどまで大きいとどうかな?と、試しに切ってみると案の定イモの中心部が茶色く変色していた。おそらく食べても美味くないだろう。大きくなり過ぎてもダメなんだ。それらはヌートリア捕獲用の餌として使うとしよう。

2013-12-07

三度目の・・















驚いたと言うか、呆れたことに今朝もヌートリアが掛っていた。今回は若い成獣で、これまでの2頭よりひと回り大きく、僕が箱罠に近付くとオレンジ色の巨大な前歯をむき出しにして威嚇してくる。それにしても3日間連続で掛るなんて・・しかもまったく同じ場所でだ。この結果からも分かるようにやはり我が家周辺のヌートリア生息数は思っていたよりも多いようだ。しかし不思議だね、ヌートリアはよく何頭かの群れで行動しているのを見るが、おそらく罠に掛った時も仲間のヌートリアが居たはずだ。ふつう仲間が捕まったら警戒してしばらくは近付かなくなると思うのだが、ヌートリアに関してはそんなことは関係ないようだ。いつものようにどこからともなく現れて、いつもと同じ場所から河川敷に上り、そこに仕掛けてある罠を気にもせず寄せ餌として撒いてあるサツマイモやニンジン・カボチャの切れ端をたいらげ、そして吊り餌に齧り付いて罠を作動させてしまう。もしヌートリアが喰うと旨い獣であったならばこんな楽ちんな狩りは無いだろうに残念なことだ。

2013-12-06

終わり無きサイクル















ヌートリアを処分した。
ここ三日間の状況を見るにヌートリアの警戒心の低さと懲りない性分から、たとえ厳重注意して無罪放免してやっととしても、この地を離れることなくいつものように畑に現れ何喰わぬ顔で荒らしてゆくだろう。やはり処分するしか無かった・・と自分には言い聞かせている。
今後一体何匹捕まるのか分からないが、僕が考えているよりもヌートリアの生息数はずっと多いのかもしれない。ヌートリアは川伝いにかなりの距離を移動するので、我が家周辺の個体をすべて捕獲できたとしてもその抜けた穴に次々と他から移って来た個体が住み着き繁殖することだろう。
このサイクルに終わりは無い。
ヌートリアとの駆け引きは、ここに僕達が住んでいる以上ずっと続くことなのだ。

2013-12-05

処分考















ヌートリアが掛っていた。体長は30cmほどで尻尾まで入れると60cmほど。まだ子供だ。昨日罠に掛り損ねたばかりだったので、よもや今日掛るとは思っていなかった。それほどヌートリアの警戒心は低いということだ。
さて、このヌートリアの処分をどうしようか・・ということになったが、溺死させるにしても川の水位は低く箱罠をすべて沈めることはできない。そこでマニュアル通り市が委託している業者に処分を依頼すると、向こうにはすでに僕の情報が渡っていて処分してくれると言う。まだ子供のヌートリアなので複雑な心境だが致し方が無い。今回はこの方法で処分することにした。
そして夕方、三女を保育園に迎えに行き帰ってくると、我が畑を川の方から横断してくる人影があった。処分を依頼していた業者らしい。聞くと表の川でヌートリアを沈めて溺死させたと言う。『でも水位が低すぎたのでは?』と問うと、『箱罠にロープを縛り付けて深いところに投げ込んだ』というのだ。さすがに手慣れたものではあるが、僕と同年代の彼に本来僕がしなければならない『命を奪う』ということを肩代わりさせてしまい、申し訳なさがこみ上げて来た。彼はそれが仕事で、僕はマニュアル通りにやっただけだが、そこには何かが欠落していると思う。やはりヌートリアの駆除を必要としているのは僕で、そうである以上捕獲したヌートリアは僕自身が処分すべきなのだ。人の手を汚し、それで自分がキレイなままで居ることは偽善の何ものでもない。よって以後は自ら処分する。

2013-12-04

朝の仕事















日の出前、外へ出ると冷たい空気に包まれ身が引き締まる。まだ寝ぼけているニワトリ達を小屋から出し、水を換え、餌を与える。Jackieは喜んで尻尾を振っているが頭を撫でてやるだけでまだ散歩には出ない。その前にやるべきことがある。白い息を吐きながら堤防を駆け上がり周囲の様子をうかがう。ヌートリアは居ないようだ・・。霜が降りて滑り易くなっている斜面を用心しながら下り河川敷に出る。仕掛けてある箱罠を遠くから見るとヌートリアはかかっていないようだ。近寄ってみてヌートリアが寄せ餌を食べたかどうか確認しようとすると、箱罠の様子がどうもおかしい。薄暗がりの中よく見ると、箱罠の扉が落ちているではないか。落ちているにもかかわらずヌートリアはかかっていない。一体どういうことだろう?罠の扉を落とすための吊り餌には齧った跡があった。ちゃんと罠は作動したということだ。にもかかわらず何らかの理由でヌートリアの脱走を許してしまったらしい。おそらく扉に何かが挟まって完全に閉じず、その隙間から逃げたのだろう。これでしばらくの間は警戒して近付いて来ないかもしれない。それならそれで結構なんだがね。

2013-12-03

葛藤















朝、今日も暗いうちから昨夜仕掛けた箱罠の様子を見に行く。捕まっていて欲しい気持と捕まっていて欲しくない気持が半々の複雑な心境だ。確かに僕が丹誠込めて育てた畑の作物を片っ端から喰い荒らしてゆくヌートリアは憎い。一方でヌートリアに罪の無いこともよく分かっている。彼らはあるがままに生きているだけで、たまたま人間が近くで美味そうなものを作っているだけなのだ。そう分かっていてもせっかく芽吹いたばかりのホウレン草を根こそぎやられると、さすがに腹が立つもんだよ。
ヌートリアはねずみと一緒で繁殖力が強く、ほかって置くと次々と子孫を増やし集団で作物を荒らすようになる。そうなっては手遅れだ。一番いいのはお互いに距離感を持って共生することで、作物をちょっと失敬するくらいなら僕も目をつぶる。しかしここ何年かの傾向では個体数が確実に増えて来ていて、ちょっと荒らす程度で収まらないから深刻だ。そんな理由もあって市側もヌートリアの捕獲を奨励するわけ。
もしヌートリアを捕獲した場合、それをどこかへ放すことは法的にも許されない。処分が必須となるがそれを自ら手を下すか、市と業務委託している業者に依頼して処分してもらうかどちらかとなる。いずれにしても命を奪うことになるのでその罪は免れない。そのことに対する葛藤は常にあり、願わくばヌートリアが危険を察知してこの付近から去ってくれれば・・と望む。

2013-12-02

行動開始















今朝、試しにまだ暗い6時頃に河川敷に出てみると、案の定ヌートリアどもが居た。すかさず手に持っていた石を投げつけるもすぐに弾切れとなり、ヤツらは何事もなかったかのようにツツーっと潜水して逃げていきおった。ホント腹立つ。
そんなヤツらを退治すべく僕は本気になって行動に出た。まずは市役所に電話してヌートリア捕獲用の箱罠の貸し出しについて問い合わせると、確かに貸し出ししていて今年はすでに300個以上が出ているそうだ。そこで少し早く会社を出て市の農林園芸課に出向き、鳥獣捕獲許可申請を出して大きな箱罠を借りて来た。帰宅するとすぐに畑で穫れたサツマイモを寄せ餌として、ヌートリアの通り道に仕掛けておいた。さあて、どういう結果が出るかヌートリアのみぞ知る展開が待っている。

2013-12-01

巡回中















ついさっきも見回って来たばかり。だがヤツらの姿はなかった。
Jackieは夜になると度々吠えるのだが、それが何に向かって吠えているのか特定できると有り難いな。昨夜も2回見回ったがヌートリアの姿は無かった。それなのにホウレン草の様子を見ると更に食べられたように見える。防獣ネットも張ったのでもう安心だと思っていたが、ひょっとするとヤツらの方が上手なのか、それとも単なる僕の思い違いなのかこれも判別しにくいところ。ただ、娘達と一緒に堤防を散歩をしていたら近所のおじさんが『おたくヌートリアはどうだい?やられとらんかい?』と聞くもんだから、『昨日やられたのでネット張ったところ』と答えると、『やっぱりそうか、ウチは柿をやられたよ』と言う。このおじさんの家の柿の木は川から近いもののコンクリート擁壁の上にあるため川から直接は上がれない。50mほど離れたところで河川敷に上がり、そこから堤防上を移動して来て柿を食ったということだ。とすればヤツらの行動範囲はより大胆で広いことになる。ううむ悩ましいことだ。防獣ネットを張ったって畑をぐるりと囲っているわけではないので隙があるし、ネットを食い破られることもあるという。
そういえば以前、これも近所の農家の人に聞いたら市の方に申請すればヌートリア捕獲用の箱罠を貸してくれると教えてくれた。この先ヌートリアの食害はずっと続くことだし、一度試してみる価値はあると思う。うまくいくか行かないかは分からないが、とにかくやってみるかな。