2013-12-11

為政者の怠慢















自民・公明で現在協議中の軽減税率だが、なぜすんなり導入しないのか理解できない。流通業界が『手間が増える』と言って反発しているようだがそれは筋違いというものだ。そんなくだらない理由のために税金を余計に払わなくてはならないなんて誰でも腹が立つだろう。食料品や薬、生理用品に一般的な服などの生活必需品は世界各国でも税率が軽減され、すでに長らく運用されている。確かに必需品と贅沢品との線引きは曖昧で分かりづらいが、それでもやらねばならないことはなんとしてもやらねばいかん。他の国に出来ているのになぜ日本で出来んと言うのだ?それほど日本人は愚かだというのか?これは為政者の怠慢に他ならない。
日本は常に企業側が強く、いつも庶民はその割りを食って来た。今回の軽減税率も与党の一部の人間だけで決めようとしている。そんなことがまかり通っていいのだろうか?
日々必要なものに関する税金だから、税率が変われば年間を通すと相当な額になるはずなのに国民の多くは無関心だ。軽減税率をいま導入せねばおそらく何十年経ったって同様の理由で見送るに違いない。物事にはすべて『潮時』というものがある。軽減税率導入に関しては今がその時なのだ。

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