2011-06-30

水疱瘡再び


どうやら次女の水疱瘡が赤ちゃんに移ったらしい。
ここのところおっぱいをずっと欲しがるし、ぐずることが多くなっていて、これはどうも変だと思っていたら案の定ぷつぷつと発疹が出始めた。いまは頭のさきから足の裏までくまなく発疹が出て間違いなく水疱瘡だと分かる。赤ちゃんも当然のことだが具合が悪いのでよく泣いたりするのだろうが幸い熱はまったく出ておらず、それほど悪そうだというわけでもない。妻によると授乳中の赤ちゃんは母体から免疫をもらっているのでふつう水疱瘡には罹りにくいらしいが、妻自体が2回も水疱瘡に罹っているので元々水疱瘡に対する免疫力が弱かったのかも知れない。そこで僕が『オレも水疱瘡やってないからかも・・』と言ったら、『男は関係ない!』と手厳しいひと言。

赤ちゃんの様子をよく観察しているが、発疹があってぐずる意外は至って健康そのもので、最近はよく『ニッタリ』と笑ってくれる。娘達よ、僕を癒してくれるのはお前達だけだ・・妻の前でこんなことを言ったらズッキーニで殴られそうなので心の中にとどめておこう。
何の話だっけ?そう、水疱瘡だ。発疹は徐々にかさぶたを伴うものに移って来ているようなので、あと数日で回復するだろう。なんせ、小学校と幼稚園の2方面から様々なモノが我が家に持ち込まれてくるので防ぎようが無い。ようは、いかに体力をつけておくか?だな。

2011-06-29

酷暑


夜9時、二階の寝室の気温は32℃。風は無し。これでどうやってエアコン無しで寝ることができようか!少しでも電気を節約するため一室に5人集まって寝ているが、赤ちゃんは泣くし長女・次女に蹴られるわで、どっぷりと寝ることはできない。おまけに朝は5時頃に起きているから寝不足が加速する。そんな寝不足状態でデスクワークなんてしようもんなら速攻で眠気に襲われてトリップすることがしばしばだ。これじゃ仕事の効率が落ちるので、普段はまず飲まないコーヒーを飲んで眠気を追い払う。これがね僕の身体にはよく効くんだよね。なんせカフェインに対して人より数倍敏感なので、コーヒー飲むとシャキーン!と目覚めてドクドクドクと脈が上がるのがよく分かる。ただし尿意も強く催すようになるのでトイレに駆け込む回数がグンと上がる。そして2杯目のコーヒーを飲むとたいがい腹の調子がおかしくなって来て大爆発を起こすこともたまにある。あれ、なんでこんな話になったんだろ?

そう、毎日暑いのだ。汗疹もひどくなるばかりで一向に回復しない。汗をかいたらすぐにシャワーできればいいんだけど、仕事中だとそんなわけにもいかんしね。この湿気だけ何とかなればだいぶマシになるんだろうけど・・。エジプトや中東各国のカラッとした暑さが懐かしい。まだ始まったばかりだけど、このジットリベットリだけはもうたくさんだ。

ああ、汗疹かゆい!

2011-06-28

四面楚歌


最近の菅さんを見ているとまさに四面楚歌、周りじゅう敵だらけ、そんな感じだね。別に菅さんに肩入れするつもりはないが、どちらかというとマイノリティー側を応援したい者としては常軌を逸したと言われる最近の彼の行動に一定の評価を与えたいと思う。
そもそもさ、みなが菅さんをいじめ過ぎたんだよ。あんまりまわりがいじめるもんだから気が弱くなって『ぼく、やめる』と言っちゃったもののその後も容赦なくいじめを続けるので、とうとう彼『キレちゃった』んだよ。最近の表情、なんか吹っ切れた感じしない?だからさ、もう民主党も自民党も公明党もその他諸々党に対しても、『あんなヤツらどうでもいい!』と思っているに違いない。
そんな菅さんに対して身内の民主党内からも『無理矢理でも辞めてもらう』なんて言ってる馬鹿がいるけど、自民や公明も同様で『じゃ誰がいるの?』ってんだ!他のヤツに頭をすげ替えた所ですぐに『コイツじゃだめだ!』なんて言い出すに決まっている。とどのつまりは菅が辞めた所で震災復興が劇的に進むなんてことにはならないのさ。だってもしそう出来るんだったらとっくの昔に出来てるはずだからね。

菅が権力に固執する人物に見えるだろうか?僕はそうは思わんね。彼は確かに『震災復興に向けて何かを為さん』がためにこだわっているが、それは悪いことではないと思う。そしてそれを為さんがためにはあまりにもくだらない障害が多過ぎる。それを突破するにはどうするか?自分が辞めるのも一つの手だが、あんな馬鹿者らに屈して辞めるのは我慢ならぬ。ならばいっそのこと解散してまうか?・・おそらくそう考えてるはずだ。この時期に総選挙なんて馬鹿げているが、もう十分政治の馬鹿さ加減を国民に見せて来たので、とことんまでぶっ壊したれ!そして政治をまず復興すべき、と思ってんじゃないの?

東北沿岸部は壊滅し、原発近辺も事実上街が消えてしまった。ならば腐った政治も一度たたき壊し、民主でも自民でも公明でもない違うグループが復興を成し遂げるべきだろう。同じ顔ぶれじゃ同じことを繰り返すだけだからね。

2011-06-27

汚染


原発の安定化は未だめどが立たず、報道を聞いているこちらが歯痒くなるほど推移は緩慢で、一進一退どころか崖っぷちに追い込まれているのでは?と思えるほど好転の兆しはまったく見えない。今日のニュースでも循環冷却開始後たった1時間で水漏れを起こし停止してしまったと半ば呆れ気味に報道されていたが、現場の作業員は必死で作業しているに違いない。厳しい環境の中、始めての作業で要領も得ないだろう。ここは彼らの頑張りを見守ってゆくしか無い。人の失敗を指摘し、非難し、揚げ足を取るのは誰でも出来ることだが、彼らと同じ環境にいない者が一方的にどーのこーの言うのはフェアじゃない。ただし、その辺りの現場のミスを何のフォローも無しにバケツの水をぶちまけるようにしか発表できない東電本社の対応は、やはり前線から遠く離れて現場の状況をまるで把握できていない大本営のようなもの。今回の人災の原因がどこにあるのか?は、おのずから明白なことだ。

そんな汚染とはレベルが違うが、先日早朝、Jackieを連れて散歩していてふと川の異常に気がついた。川面が虹色に反射しているのだ。ああ、またか!急いで橋の上に行き川をのぞき込む。すると川面全体に油が広がり長良川本流に向け流れている。その油はずっと上流の方から流れてくるようだ。家に取って返してすぐ警察に電話する。本来県の河川課が担当だがこの時間では警察しか窓口がない。警察は『魚が浮いたりしてませんか?』と聞き、『それは大丈夫そうだ』と答えると、詳しく場所を聞いてから『パトカーを向かわせる』と言った。
次の朝、Jackieを連れて川の様子を見に行くと、近くの橋のたもとにオイルフェンスが取り付けられ一応の対策が取られたようだった。おそらく原因までは調べてないだろうが、子供騙し的とはいえ何かしたのは評価してやろう。しかしまだ若干の油が流れ続けていたのはいただけない。今後も厳しく川を監視し、『またあいつだ・・』と嫌われるくらいのうるさきオヤジになってやろうぞ。

2011-06-26

深夜に轟く


昨日、一昨日の異常な蒸し暑さは少し弱まり、いまは心地良い風が部屋を吹き抜けている。
今日も午前中は日差しもあり強烈な暑さだったが、午後になると風が吹き出して暑さのピークは越えたようだった。しかしこの暑かった数日間で僕の汗疹は極端に悪化して弱い薬ではまったく効かず、今晩あたりステロイド剤を使わねばならない。赤ちゃんでさえまだそこまでひどい汗疹になっていないのに、なんで僕だけこんなにひどくなるんだろう?その原因は単純でこのクソ暑い中でも相変わらず畑に出て汗を流していたためで、パンツがぐっしょり濡れるほど大汗をかき、シャワーを浴びたものの日に何度もそんなことを繰り返していたから一気に悪化してしまったようだ。まあ、そうなると分かっていてやっていたのだから仕方ないけどね。

そういえば明け方に激しい雷雨に襲われた。雨戸に叩き付けられる騒々しい雨音で目が覚め、急いで階下へ降りて各部屋の窓を閉めて回る。雷の中心はどこかへ逸れていったようで猛烈な降りだけは回避できた。やはりあれだけ蒸し暑いと上昇気流が積乱雲を生み、夕立の可能性が高まるようだね

2011-06-25

熱中症


暑いねー、今晩も寝室は34℃あって扇風機なんかじゃまるでダメ。窓を全開にしても風は無く汗がどんどん噴き出して来る。
昨晩のように雷雨があると一気に気温も下がって過ごし良いが、残念なことにレーダーを見る限り今晩は無さそうだ。しかしこれでまだ梅雨明けしないんだね。遠く地平線には入道雲がもくもくと湧き立ちいかにも夏空を演出しているが、また前線が南下して来るんだろうか?確かに時期としては梅雨明けにはまだ早いが、雰囲気としてはいつ梅雨明してもおかしくない状況だね。

毎晩熱中症で運ばれた人が何人いたなんて報道があるけど、もういい加減やめたらどうだろう。何人いようがいまいが暑いのには変わりがないんだし、どう報道しようが注意していても人は倒れるもんなんだ。
ふわりと来るその瞬間、意識はどこを彷徨っているのだろうか。

2011-06-24

熱帯夜に憶う


雷雨が近付きつつある。気象庁のレーダーを見ると真っ赤な塊がじわりじわりとこちらに向かっているのだ。先ほどから稲光が繰り返し闇夜を裂き、湿り気を帯びたひんやりした風が徐々に強くなって来ている。『いま来てくれるとありがたいな・・』夜になっても昼間の熱が逃げず、寝室の気温は30℃以上もある。とても扇風機だけでは眠れないのでクーラーをかけているが、ひと雨来ればだいぶ涼しくなるだろう。
ちょうどいま降り出して来た。大粒の叩き付けるような雨で土砂降りだ。急いで家中の窓を閉めて回ったが、これじゃあかえって蒸し暑いじゃないか・・いや、ほんと凄い降りだな・・これで窓を閉め忘れていたら家中ずぶ濡れだ。まだ起きていてよかったよ。

もう一度レーダーを確認すると今後何波にもわけて雷雨が襲って来るようだ。風もヒュウヒュウと唸りを上げて我が家をかすめてゆく。
まるで強烈なシャワーを浴びたような第一波だったが、幾分涼しくなっただろうか?北面の窓を開け放つと、とても気持ちのよいひんやりとした空気が流れ込んで来た。これならエアコンを消しても大丈夫そうだな。
暑い日の夜はこうやって雷雨があると一息つけていいんだがね。

ああ、この感じはカンボジアのプノンペンを憶い出させる。僕の愛してやまないあの風だ・・

2011-06-23

ジャガイモ収穫


35度という炎天下のもと、ジャガイモを収穫した。
週末ずっと雨が続き、なかなか収穫のチャンスがなかった。今日を逃せばまた一週間以上収穫時期がずれ込む恐れもあったため仕事を早めに切り上げて、ちょうど学校から帰って来た長女と一緒に大汗かいてジャガイモを収穫する。
まずはメークインから掘り始めると、ゴロリゴロリと大玉のジャガイモが次から次へと出て来る。長女も『あっ、おっきいのあった!』と飛びつくように拾い上げ大喜びだ。虫の食害を受けたものもいくつかあったが、まあまあの出来だろう。
続いて次は男爵だが、どうもこちらはよろしくない。掘ってもジャガイモは数個しか出て来ず、明らかに不作だ。何でそうなったのかは分からないが、メークインと同じく種芋を1kg分植えたにもかかわらず、メークインが大きめのカゴ2杯分穫れたのに対して半分の1カゴ分しか穫れなかった。昨年と比べた総数量で見ても半分に満たない収量だった。これはおそらく種芋植え付け後に気温の低い日が続きジャガイモの生育が遅れたことが一番の原因だと思う。まあ、こればっかりは仕方がないだろう。ただ、昨年は穫れ過ぎてだいぶ人に譲ったにもかかわらず食べきれなかったので、今シーズンくらいの出来でちょうど良いくらいだと思う。
さあ、今週末はさっそくカレーでもつくってジャガイモを堪能するとしよう。

2011-06-22

想定外


最近の流行語といえばやはり『想定外』だろう。
ニュースを見ていると必ず一回は聞くこの言葉。しかしだね、あまりにも想定していたレベルが低過ぎやしないかね?
そもそも想定外と気安く言うこと自体が想定外で、じゃあ一体何を想定していたの?と問いただしたくなる。
『想定外』は今や単なる責任逃れのための言い訳にまで落ちぶれ、その言葉を聞くものを不快にさせる。なぜ不快にさせるのか?それはその言葉を発する者らが誠実ではないからだ。彼らの言う『想定外』の本質は『想定していなかった』ではなく、『想定したくなかった』だ。
原発誘致を成功させるために徹底的に拙い材料は消され、いつの間にやら編纂された『安全神話』だけが一人歩きして人々を欺いて来た。

もはや原発は時代遅れの技術なのだ・・

2011-06-21

長女大荒れ


ここ2日ばかり夕方から夜にかけて長女が大荒れだ。
たわいもないことで癇癪を起こし、それを注意されても聞くどころかかえって火に油を注ぐようなもの。本人自体がその高ぶる感情を抑えられず暴走しているといった感じだ。
なぜそうなったのか?
おそらくその原因の一つは疲れからだろう。長女は朝ゆっくり寝ていればいいのに6時前に起きて来るし、最近は毎日のようにプールの授業がある。それに加えスイミングスクールの日も重なったりして体力的に厳しいはず、そして当然学校までは重いランドセルを背負って片道2km以上歩いているのだから疲れないわけがない。そんな疲労感が長女をイライラさせて今晩のような大爆発が起きるのだろう。
さらには三女が産まれたことによって生じた立場の変化にストレスを感じているのかも知れない。
いずれにしてもこれらは乗り越えなくてはいけないものだ。
こうやって子供がぐずる時はたいてい次のステップへ上がるサインと見ればいい。そう思って対処すればこちら側にも心の余裕が生まれそう怒らなくても済むというものさ。

2011-06-20

どこかへ・・


同志PANALI氏東北へ。
ここの所ずっと見送る立場だな。いまも赤子を抱いて汗をかきながらブログ書いてるので致し方ない立場とはいえ、やはりいつも心はどこかへ・・と欲している。『いい加減観念せよ』と言われても、その思いは我が血から湧き出るものなので抑えようが無い。昔は発作的に飛び出すことも多かったけれど、いまはそれが良いことなのか分からないが衝動的な面がだいぶ減ったように思う。でもやっぱり『若気の至り』は必要なことのだ。その勢いを以てしか為し得ないことは多かろうし、それが自分や時代を変えて来たのだ。

まだしばらくは飛び出せそうにないが、その機会を狙い続けてはいる。往生際が悪いのが僕の性分だ。
時代が変われば目的も変わる。しかし僕には行かねばならない所がある。その日まで子育てと畑に没頭し、ひたすら辛抱辛抱。

2011-06-19

梅雨空


なんとか今日はもってくれた。
今にも雨を降らせそうな雲が南の空に見えていたかと思ったら、薄日が差してくるようなはっきりしないお天気。梅雨空とはそういうものだ・・と言ってしまえばそれまでだが、お天道様相手に畑を耕している我々にとってはそのご機嫌を窺うことがまず第一のこと。ジャガイモもそろそろ収穫したいと思ってはいるがここのところの雨続きで土が濡れていて、今週末の収穫は見送ることにした。ちなみに昨年は25日に収穫しているのでもう少し待っても大丈夫なのだ。
こうやってひと言でもいいのでブログに書き込んでゆくと、後々参考になって非常によい。細かいことは分からないが大まかな動きがこれで分かるので簡単な記録として利用することも出来る。

雨が降らないならば・・と張り切って作業したので今日もしっかり疲れました。ブログを書いてる途中で何度も眠りに落ちてしまったよ。予報では明日からほぼ一週間雨続きだと言う。しかしこれも当日にならないと分からないだろね。その点ちょっと予定が組みにくいが、梅雨とはそういうものだろう。

2011-06-18

ラズベリー再び


唖然とした。
今朝、まだ雨が降り出してくる前のこと。すこし遅めに起きてJackieの散歩をし、畑を見回ってから堤防のラズベリーを見に行くとラズベリーのブッシュがほんのり紅く染まるほど実がつき熟している。これほど実がついたのは始めてだし、その量は今までと比べようも無い。
『こりゃ大変だ・・』と急いでカゴを取りにいき収穫を始める。普段は日中に妻が収穫するのだが、今は赤ちゃんが居るのでなかなか外に出るわけにもいかず隙をついて少しだけ収穫するような状態で、すでに熟し過ぎてカビが出ているものも多くそれらを捨てながら一つずつ摘んでゆく。どれくらいやっていただろうか?ラズベリーブッシュの約半分ほどを収穫したところで雨が降って来た。仕方なく収穫作業を中止し家に入る。収量はかご一杯でどえらい量だ。まったく贅沢な話だがどれだけつまみ食いしても減らず、自家製ヨーグルトにたっぷり入れ込んだりしてもどっさりある。そこで妻と相談してラズベリージャムとソースを作ることに。

毎週恒例の買い物から次女と一緒に帰って来ると、我が家の周辺は甘酸っぱい香りに包まれていた。
キッチンではコトコトとラズベリーが火にかけられ実に鮮やかな良い色をして煮立っている。少し甘めにしたと言うジャムを嘗めてみる。深い味わいだ。ヨーグルト用にと作ったソースも上々の仕上がりで、明日からの朝食はさらに引き立てられ、楽しく美味しいものになるだろう。
豊作に感謝、感謝。

2011-06-17

寝不足


最近ちょっと寝不足気味。
いやなに、何か特別なことをしているわけでも資格取るために勉強しているわけでもない。単に朝起きる時間を早くしただけのこと。と言ってもサマータイムを導入したからではない(個人的には導入すべきだと考えているが・・)。ここのところ決まって週末に雨が降ることが多く、いろいろな外作業ができずに溜まっていく一方だ。特に畑においてはやるべきことが無限にあるのにそれらを処理できず、まったく困ったことに。そこで少しでも早く起きて僅かな時間でも作業をするように心がけ、毎朝5時から5時半までには起床し畑仕事に精を出す。
おかげさまで毎日の積み重ねは大きく、だいぶ作業も消化できた。
ただ、なかなか11時前に寝ることは難しくてどうしても寝不足気味になってしまう。そこをなんとかして睡眠時間6時間は確保したいと思っている。

2011-06-16

おなら


赤ちゃんのオナラは臭い!実に濃厚だ。
抱っこしていると『ブッ!』という感触が腕に伝わる。しばらくすると長女のときも次女の時もそうだったあの臭いに包まれる。『ウンチでもしたかな?』と、おむつを見ても出ていない。だましだ。おっぱいを飲む量がかなり多いのでそれに伴いガスもたくさん作っているらしい。盛んにオナラやゲップをし、ガス抜きしているようだがそれでも追いつかずに腹がパンパンに張っている。まるでカエルの腹の様に扁平で横に膨れ栄養満タンってな感じだ。これなら病気の方から逃げてゆくよ。

その後の次女の様子も問題無く、身体に赤い発疹が見られるものの回復中のもので、新たに出たものはあまり確認できなかった。もうあと一日幼稚園を休ませればほぼ回復する見通しだ。

夕方から本格的に降り出した雨は夜になると更に雨脚を強め、あらゆるもの洗い流してゆく。これでキュウリやカボチャも大きく生長することだろう。ぐんぐん伸びよ!

2011-06-15

水疱瘡


どうやら次女が水疱瘡のようだ。
昨日の朝、どうも様子がおかしかったので熱を計ると37℃ちょい。いつもよりは少し元気が無いがこれくらいなら大丈夫だろうと幼稚園に行かせ、夕方には『Daddy、きょうはきゅうしょくぜんぶたべたよ!』と言っていたので、もう回復したのだろうと思っていた。ところが風呂に入る時に身体を見ると、全身に赤い発疹が出ているではないか!本人もそれを見て気味悪がって泣いてしまったが、熱があるわけでもなく特に調子が悪いというわけでも無さそうだ。長女の時もそうだったが予防接種を受けているので発症してもごく軽症で済み発疹が出る程度。とは言っても他の子にうつす可能性がゼロではないので今日・明日は幼稚園を休ませて自宅待機ということにした。

そこで気になるのが赤ちゃんにうつらないか?ということだ。午前中、ずっと三女がぐずっていたので心配になったと妻が話していたが、いまのところは大丈夫そう。母乳をたっぷり飲んで免疫力が高まっているはずなのでそう簡単にはうつらないと勝手に思っている。ところで僕も実は水疱瘡をやっていないんだよね・・いまうつされたら大変なことになりそうだけど、まあ大丈夫だろう。
こうやって子供がいると実に様々なモノが家に入り込んで来る。まったくもってにぎやかなり。

2011-06-14

ラズベリーday


ラズベリーを庭から堤防の南斜面に移植して2年ほどが経った。そして今年は実がたくさんついて大豊作なのだ。ラズベリー自体も今の環境が合っていると見えて、一緒に移植したブラックベリーを呑み込みその勢力範囲を凄まじい勢いで広げている。実がたくさんついているブッシュの周辺では新たな芽がそこかしこから出ていて、おそらくこの状態で数年放置しておけば堤防の南斜面のほとんどがラズベリーに覆われてしまうことだろう。それもいいな・・とも思うが、そうなってしまっては収穫するのに差し障りが出るので、一定の幅だけを残して草刈機で新芽を払ってしまうつもりだ。そして新芽の何本かを抜き取って堤防の他の場所に再び移植を試みようと思う。そうしておけば何かのきっかけで元のラズベリーが消滅したとしても再び増やすことも可能だ。

とにかくラズベリーは豊作でそれを穫る子供達も大変うれしそう。これならあと数m分ほど増やしても大丈夫だろう。

2011-06-13

7th birthday


今日は長女の7歳の誕生日。
小学校にも少しずつ慣れて来て、重いランドセルも厭わずに元気いっぱい通学している姿は実に頼もしい。もう1人妹も増えてお姉さんとしての自覚をさらに持ったようで、様々なことを文句もいわずに手伝ってくれる気だての優しいすばらしい娘だ。こんなことを言うのもなんだが、もし僕に何かがあったとしても長女がいてくれれば(次女はまだちょっと頼りないかな・・4歳だしね)あとのことは大丈夫だろう、とさえ思えるくらいだ。とは言っても7歳になったばかり、そんな重責を押し付けるようなことがないように努めるがね。

娘達3人が大きくなったらどうなるだろうね?想像するとちょっと恐ろしいような気もするが、かなり頼りになることだろう。

あの時の赤ちゃんはもう7歳になり、いまは別の赤ちゃんが居る。なんか不思議だな。

今までがそうだったように、これからも病気や怪我・事故の無いことを祈りながら、誕生日を祝ってあげようと思う。

2011-06-12

休日風景


いつもよりゆっくり目覚め、朝食のパンケーキを頬張る。我が家では日曜のブレックファーストはパンケーキかベルギー風ワッフルと決まっていて、これは妻と日本で暮らし始めた11年前から変わらない。
メイプルシロップをたっぷりとかけたパンケーキをたいらげ、皿洗いを終えると畑仕事の始まりだ。今日は幼稚園の父親参観日でもあるのでそれまでの時間を有効に使ってレタスを収穫し終えたあとの畝を耕したり、赤く熟し始めたラズベリーを収穫したりと忙しく過ごす。

父親参観は長女を連れて参加し、嬉しそうにしている次女の工作を手伝いながら『三女の分も含めると、あと4年間はこうして参加することになるんだな・・』などと思いを巡らす。
小1時間ほどで参観は終了し、帰宅後再び畑の人となる。
雨のつもりで諦めていた作業もぐっと効率が上がり、万事順調かな。ほんと助かったね。

2011-06-11

晴れ間


昨夜の雨の降り様から今日は当然一日中ザザ降りだと思っていたら、昼前には雨も上がりそのうち日も差して来た。天候の回復の早さには驚きもしたが、今週末は雨で完全に畑仕事が出来ないと思っていただけに嬉しい誤算だった。さっそく娘を連れ畑に出てズッキーニを収穫したり、トマトの脇芽を摘んだり、雨で爆発的に伸びた草をむしったりと、地味な細々とした作業を進めてゆく。毎週土曜は夕食を作らねばならないのでいつまでも畑に逃避し続けるわけにもいかず、切りのいいところで片付けて晩飯の用意に取りかかる。
明日の天気予報を見るとどうやら雨は月曜日にずれ込んだ模様。明日雨が降らないとなると非常にありがたい。また朝5時に起きて作業を始めれば相当数の仕事を片付けれるだろう。

陽が落ちてから急に気温が下がって来た気がする。蒸し暑さもほとんど無く実に快適だ。今年はなかなか気温が上がらないので生育不良に陥った苗も相当数あるが、過ごし易さから言えば快適この上ないのでありがたい。しかしあとひと月もすれば昨年同様グン!と気温が上昇するんだろうな・・キツイやろね。

2011-06-10

初キュウリ


今期1本目のキュウリを収穫した。
春先の寒冷な気候のせいで発芽が大幅に遅れ、生長も満足にしなかったため何度も種を蒔き直し、やっとここまで辿り着いた。
これからはじゃんじゃん生って、どんどん生長することだろう。収穫が間に合わんくらいだろな。

とにかくこれが始まりだ。

2011-06-09

赤子の赤子たる所以


いま赤ちゃんを抱っこしながらブログを書いている。
妻はむずかる赤子を僕に託し寝てしまったよ。僕の腕の中で泣き喚く三女をあやしながら、このブログは進行してゆく。

さすがに三女ともなるといくらむずかろうがへっちゃらになってしまった。慣れるというか許容量が増したというか、いまはじっくりと赤ちゃんを観察しながら対応できる余裕が出て来て、子育てを楽しんでいる状況かな。
お風呂に入れるのは相変わらず僕の役目だが、我が家の子らはどういうわけかみな風呂好きなので助かる。三女もベビーバスの中ですやすやと眠りに落ちることも多く、実にかわいらしい。ところが今日はどうもご機嫌斜めで、眠っていたかと思うと突然びっくりしたように目を覚まし、それからは大泣きだ。それまでうすピンク色だった肌は驚くばかりの早さで赤紫色に変化し、赤子たる所以を見せつけた。『カメレオンみたいだな・・』と呟く僕に怒ってか、さらに激しくなき始め赤を通り越して紫色になっちゃったよ。いやはやなんというか、強烈な生命力を見せつけられているようで、そのパワーには圧倒され通し。その力を少し分けてもらうかな。

2011-06-08

違い


国際センタービルの一室に、月に一度だけ開かれるアメリカ領事館。中は何の変哲も無い会議室なのに、そこに入るまでのセキュリティーがなかなか厳しい。合計3つある重い扉はすべてリモートロックがかけられ強制突破は不可能で、おそらく少々の爆発ではびくともしないだろう。ビルの外、一階ロビー、そして領事館のあるフロアには警備の者が巡回していて緊張感が漂う。
しかし、その重い扉を開けると僕達よりも若いんじゃないか?と見える領事が気さくに出迎えてくれ、持参した書類に目を通しながらにこやかに手続きは進んでゆく。この領事、細かいことは一切気にしないようで『なんでもいいさ』みたいなノリで、スターバックスコーヒー片手にどんどんサインしてゆく。その会議室には他にも何組かの申請者がいたが、和気あいあいとした雰囲気の中で緊張感はまるで無い。
妻があることを質問すると『その問題に触れると話がややこしくなるので、そのままOKということにしてスルーしちゃいましょう』と、臨機応変というか適当というか、そのいい加減さが頼もしかった。久しぶりに『アメリカの空気に触れた』そんな感じがした。

無事アメリカ側の手続きが終わり帰宅すると、すぐに今度は日本パスポートの申請に向かう。そして窓口で申請書を提出すると、いきなり『お子さん(三女)のサインはお父様がされたのですね?』と聞く。『赤ちゃんなので当然だ』と答えると、『お父様がひらがなでサインされると誓約書が必要になるか、もしくは申請書を書き直していただくことになります』と言うじゃないか!
ひらがなでサインしといた方が将来的に三女が読めるだろう、ということで今回わざわざひらがなを使用したのにそれがダメだと言う。しかも代理署名は漢字じゃないとダメなどとはどこにも書いていない。そこで罪無き窓口のお姉さんに厳しく抗議すると、『聞いて来ます』と言っていったん引っ込み、そして『確認したら今回はひらがなのままでもいいことになりました』と一件落着。
しかしだね、そんなこたあーどうでもいいことじゃないの?なんなんだろうこの日本とアメリカの対応の違いは。どちらが『良い』『悪い』というレベルの話じゃなく、単純に両国の『違い』を実感させられたよ。今回に限ってはアメリカの方が断然オトナの対応だったな。

2011-06-07

国籍取得


明日は三女のアメリカ国籍取得とパスポート申請、それに次女のパスポート更新の手続きのためにアメリカ領事館に出向く予定。そしてそこから帰宅したらすぐに県の旅券センターで三女のパスポートを申請し、こちらも同時に次女のパスポート更新を行うつもりだ。
ついさっきまで様々な提出書類を書いていたが、やっとこさ終了しあとは申請をするのみだ。これらはどうしても必要なことだけに抜かり無く的確に、そしてちゃっちゃと済ませておかねばならない。いつなんどき何かが起こって急遽アメリカに飛ばねばならなくなるようなケースも十分起こりえるので、常に備えだけはしておかねばね。
ところでこれらの申請費用、よく考えればかなりの額になってしまう。アメリカ・日本の両国を合わせて5万円近くにもなる。まあ、こればっかりはしかたがない。

とにかく明日の申請がつつがなく済むことを祈るのみ。

2011-06-06

一考


そのプレマシーを受け取りにマツダへ向かう途中、奇妙な光景を見た。
片側2車線の幹線沿いにある巨大パチンコ店の駐車場に若い兄ちゃんが立っていて、格好からするとパチンコ店の店員に間違いはない。その彼がパチンコ店の駐車場を背にして歩道に立ち、そして道路をビュンビュン飛ばしてゆく車に対していちいち深々と頭を下げているのだ。
実は最近不具合の修理やらで頻繁にマツダに通っているが、その都度彼を見かけていて『なにしてんだろ?』程度には感じていた。その時は頭を下げる様子を見なかったのでさして気にも留めなかったが、ちょっと今日の道行く車すべてに対してお辞儀をする行為には異様な印象を受けた。そこでマツダの馴染みの営業さんに『あの子なんで頭下げとるんやろ』と聞いてみると、やはり彼も知っていて毎日立っているという。そして『新人教育の一環じゃなかろうか』ということだった。
『新人教育ね〜』果たしてあの行為にどれほどの意味があるのだろうか?僕には単なる罰ゲームのようにしか見えなかったがいかが?
確かにひたすらお辞儀を繰り返す行為を続けるということに対しては精神的な忍耐力がつくかも知れないが、とうてい今話題の『おもてなしの心』を育むことにはならないと僕は思う。それよりも『何でこんなことさせやがる』といった怒りや憎しみに近いものを生んでしまいかねないのでは?とさえ思う。いや、一線を越えた者ならばその無意味ともとれる行為から独自に喜びを見いだし、修行として自分を磨くかも知れないが、そんな者はごく僅かだろう。

一瞬の出来事だったが、その後あれやこれやと余計な詮索をしてしまったよ。まったく大きなお世話かも知れないね。
ただ彼が楽しくやっているのならばそれで良し。それだけのことだ。

2011-06-05

100%Day


朝5時半からほぼ終日出ずっぱりで雑多な作業を進めてゆく。昨日に引き続きのハードな作業に身体のあちこちが痛み、ちょっと無理をし過ぎたかな・・とも思う。ただ、がむしゃらに作業を進めたおかげで優先順位の高い作業のほとんどを片付けることが出来て、貴重な梅雨の晴れ間の週末を無駄なく過ごせたと思う。ほんとここまで疲れたのは久しぶりだよ。


とうとうハマでも犠牲者が出てしまった・・シリアでの反政府デモのことだ。人権団体の発表によればデモ隊に対する発砲による死者は70人以上という。シリアの中部にあるハマは巨大な水車の回るのどかな街で、当時僕と妻はひと月以上もだらだらと滞在し毎日何をするでもないものの、なにか充実した日々を送っていた。首都のダマスカスなどといったシリアの他の街とは違った雰囲気がとても気に入って、なかなかそこから出られなかった、というのが本当のところと思う。とにかく街の人は親切で特にこれといった観光名所はないにも関わらず長居をしたくなるところだった。
それが再び血塗られてしまった。1982年の大弾圧で街が廃墟と化して以来の大規模デモに、政府当局はまたも武力をもって容赦なく弾圧し、多くの人を殺した。ハマの人達は決して口には出さなかった(秘密警察がそこら中に潜伏していたため)が、政府のことをよく思っている人などいなかった。当たり前のことだが、その思いが時折彼らの表情や言葉尻から感じ取れたのだ。秘密警察を恐れるがゆえ、僕達のような外国人バックパッカーはむしろ話し易かったのかも知れない。ほんとによく声を掛けられたからね。

ハマ滞在中に宿泊していたAl Riyad Hotelの英語が堪能なアフマッドはどうしているだろうか?
シリアにはイスラエルの迫害から逃れて来たパレスチナ難民も多かったが、彼もまたその1人だった。
アサド大統領よ、もういいだろう。恐怖政治は親父さんの代だけで十分だ。もう民主化への動きを止めることなどできないぞ。

2011-06-04

アーティチョーク


アーティチョークを食べたことありますか?
僕は妻の実家に滞在していた折に何度か食べたことがある。日本ではチョウセンアザミと呼ばれ、見た目はアザミと同じだが大きさがまるで違う。なんせ食べるのは葉でも根っこでもなくて開花前のつぼみで、これがソフトボールくらいの大きさなのだからその巨大さがよく分かるだろう。そのアーティチョークが大好きな長女のために妻が種を持ち帰り、それを昨年の今頃蒔いたのだがそれがやっとこさ大きく生長しその『つぼみ』をいくつか収穫することが出来た。大きさもアメリカで食べたものと同等の大きさで見た目は問題なし。そして味はどうだったかと言うと・・じつに美味かった!
まったく期待せずにてきとーに畑に植えて、そしてほったらかしたままにしておいたにも拘らず立派なつぼみをいくつも付け、非常に成績優秀で味も良かった。長女も大満足でしゃぶりつくように喰らっておったわ。よかったね。

アーティチョークは多年草なので収穫後の茎を切り詰めておけばまた生えて来るという。当初は畑のなかで場所を食い、しかも収穫までが非常に長いので根こそぎ引っこ抜いて捨ててしまおうとも考えたが、こんなに長女が喜ぶならそのまま植えておくとしようかね。

2011-06-03

川霧


湿った暖かい空気が流入したからだろう、早朝外に出ると辺りには霧が立ちこめ視界は50mほどしかない。Jackieを連れて散歩に出ると霧はますます濃くなり幻想的な感じが漂う。ただ、その暖かい湿った空気が孕む暑さへの予感は、いよいよか・・と覚悟とも諦めともとれる感情を引き起こす。

雨が続き気温が上がり始めたので、庭の芝生に病害が発生し始めた。すぐに殺菌剤を撒いて当面の措置を行っといたが、おそらく再発することだろう。根気よく手入れを続けるしか道は無い。
さあ、明日は天気が良いそうなので忙しくなるぞ。

2011-06-02

生命


馬鹿なオトナ達が不毛な争いを繰り広げているなか、我が子はすくすく、ほんとにすくすくと成長し、産まれたばかりの頃とは大違いだ。おっぱいもたくさん飲むようになって、おそらく日に1cmほどずつ大きくなっているんじゃないかと思う。二重の目をぱっちりと開けて辺りを睥睨している様子は何ともかわいらしい。ただ、抱っこしている僕の顔より天井の方が気になるみたいだけど・・なんで?
長女・次女も三女が産まれたことで少しずつ様子が変わって来ているようだ。別に僕達親が何かをしなくとも自然と自分の立場を理解して行くようで、その点やはり兄弟姉妹がいるということはその子の人生に多大なる影響を与えることになる。

まだ何も知らぬ赤ちゃんを抱っこしていてふと思う。この子はどんな子になるのかな?とね。心配事も無いわけではないが、楽しみの方が遥かに大きいね。ちょっとワクワクした感じ。やっぱ子供はかわいいよ。なんかあのちっちゃい身体に満ち満ちた生命感がこっちにも伝わってくるようで、より元気になった気がするよ。

2011-06-01

ヤツら


大義?そんなものはどこにもない。あるのは不毛な議論のみ。
怒りを遥かに通り越して諦めとも、脱力とも言えるこの甚だ不快な感情を一体どこへぶつけたらいいというのか?

政治家どもをすべて福島第一へ送り込め!そして何でもいいから雑作業をさせよ。邪魔になる者(ほとんどだろうが・・)はタコ部屋に監禁して飢えさせとけばよい。なあに政治は心配要らぬ。官僚達がいつもと同じように淡々と事を運んでくれるだろう。

人々はとうの昔に政治に興味を無くしてしまったのさ。なんだって、首相?そんなものはやりたいヤツがやればよい。任期は6ヶ月だ、焦らなくても大丈夫だよ。順番はすぐに回って来るからね。やばくなったら任期途中でほっぽり出すという特約もついているからね。この特約はさらに首相退陣後もその身分を保証してくれるという優れものさ。首相の時にさんざ言われた事をそのまま次の首相にぶつけてやればいいのさ。気分がスッキリするぜい。
はあ?国民?そんなもの知ったことかい。てきとーにいなしておきゃーいいんだよ、選挙の時に何でもいいから握手して頭下げとけば札入れてくれんだよ。まったくありがたい連中さ。
おい、そんなことよりも明日の不信任どうするね?ちくしょう、難しいな・・ここはみんながぶっつぶれてもオレだけは生き残ってやるからな。そにために政治家になったんだから、よく憶えておけ。