2012-04-30

もう一匹おった


昨日、このところの異常な暖かさで一気に丈を伸ばし、花をつけそうになったほうれん草を引っこ抜いていた時のことだ。調子良くばっさばっさと引き抜いていると、ふと目に留まるものがあった。よく見ると子ガメじゃんか!一瞬例の5匹の兄妹か?と思ったが、甲羅の色が違う。もっと緑がかっている。ひょいと摘まみ上げると、ああ、やっぱりミドリガメだ。そう、よくお祭りのカメ掬いで見かけるあのカメ。正式名称はミシシッピアカミミガメで、その名の通り耳の辺りに鮮やかな赤い斑点があるアメリカ原産のカメだ。
しかしどこからこのチビはやって来たんだろう?クサガメの子ガメよりも一回り大きいと言ったって甲羅の直径は3cm〜4cmほど。やっぱり敷地周りにあるコンクリートブロックは乗り越えられないはずなのに・・謎だ。ひょっとしたらいま草茫々の庭をきれいに草むしりしたらもっとカメが出てくるかも知れないな。そんな気がする。
さてそのミドリガメはというと、もちろん妻の子ガメコレクションに加えられて活発に動き回ってござる。ひょっとしたら表の川にリリースするかも知れないが外来種だしな・・と言ってもすでに川にはミシシッピアカミミガメの親ガメが多数生息しているがね。
ま、しばらくは様子見ということで、かわいがってやるとしよう。

2012-04-29

間抜けの一撃


信じられぬことに自分の拳をハンマーで思いっきりひっぱたいてしまい、その痛さはなかなかのものだった。
ただ単に畑に竹の棒を打ち込んでいただけなのだが、最後の一撃の時にそばでサッカーに熱中している娘達をちらりと見たのが運の尽き、確かに竹の棒にはヒットしたものの竹が割れ、その反動でハンマーが拳を打ってしまったようだ。その痛いことといったら・・骨が折れるようなことはないがヒビが入ったかも?と思わせるほどの痛み。あまりの痛さに『う〜ん』と唸りながらしばらくしゃがみ込んでしまったよ。少し間を置くと痛さもだいぶ和らぎ力も入るようになって来たが、反対にしびれが出てどうもやりにくい。
打撲した箇所は明日になるともっと腫れてくるだろう。いずれにして間抜けなことさね。

2012-04-28

道楽


毎週末恒例の買い物だが、今日はいつもより早めに家を出てファーマーズマーケットを目指す。目的は野菜の苗を買うためで、多くの人がGW期間中に植え付けを行うので苗売り場は驚くほど混雑し、欲しいものや程度の良いものはすぐに売り切れてしまうため早めに行かないといけないのだ。ファーマーズに着くと、大売り出しをやっている関係で案の定すごい人出だ。皆たくさんの野菜苗を抱え、やる気満々といった感じ。僕も負けじと苗を買い込み、あとは畑を整えて植えるだけだ。
畑は僕の道楽だが、この夏野菜の苗で費やしたのは僅か千円ほど。自前で種から育てている苗も多いが、それでも大した額にはならない。畑はお金はかからない分、時間と労力を惜しみなく注ぎ込む覚悟が必要だ。時間をかけた分、労力をつぎ込んだ分、畑はそれに答えてくれる。畑は子供と一緒でまったく手がかかるが、かわいいもんだ。
さあ、明日からは忙しいぞ。草刈りもせなかんし、ゆっくりするヒマなぞまったくないわい。

2012-04-27

強行の果て


昨日の天気とは打って変わって暑いくらいの陽気になり、結果的には次女が遠足で東山動物園を訪れていた時が一番雨が降っていたことになる。次女に話を聞くとそれはそれで楽しかったようだが、付き添いの母親達はかなり大変だったそうだ。やはり問題になったのが弁当を食べる場所で、入園してすぐに場所を確保していた妻達のグループは良かったものの、それが遅れた人達は満足な場所もなくさまよっていたと言う。妻が撮って来た写真を見ると皆がみなカッパを着た姿で写っていて、いったい誰なのかあたりまえだがさっぱり分からない。当日は気温も低かったため身体を冷やしてしまう子も多く、次女も例外に漏れず朝から様子がおかしかったので体温を計ると微熱があり、夕方には38度ほどにまで上がって来た。明日になると上がるのか下がるのか分からないが、強行軍のつけは結局子供達にかえって来るのだ。幼稚園の教務主任によると40何年かの彼女の経験の中で今回が2回目の雨だったそうだが、やはり雨なら雨で行き先を違う場所に変えるなどのオプションを用意すべきだと思う。動物園に行くのもタダではない。バス代なども含め5千円ほどの費用をかけるのに親にも子供にも負担をかけるだけで、せっかくの動物園を楽しめないようじゃ何のために行くのか分からないじゃないか。こういう所は意固地にならず、時代に即した柔軟な対応が出来るよう心掛けるべきことだ。

2012-04-26

モノは壊れる


昔から破壊は連鎖すると言うのが常識で、ロードスターをぶつけられたり、ガス給湯器が壊れて交換したりと、この4月は実にせわしなくモノが壊れてゆく。そして今日、仕事場を出てしばらくしてのことだ、『あれっ?』と思いロードスターのパネルに目をやると、赤いサイドブレーキランプが点灯している。『ありゃりゃサイドブレーキ引きっぱなしだったか・・』とブレーキレバーに手をやると、ちゃんと解除されているではないか。『ん?』と信号で止まった時にもう一度サイドブレーキをかけて解除してみてもランプは点灯したままだ。『これはやばいかも・・』と言うのも以前にもこの現象があって、サイドブレーキランプの常時点灯はブレーキフルードの量が最低レベルに近いことを表し、すなわちどこかでブレーキフルードが漏れているということなのだ。前回は右リアブレーキキャリパーから漏れていて交換を余儀なくされ、確か3万ほどかかった記憶がある。そして今回また発生したということはおそらく左リアブレーキキャリパーから漏れている可能性が高い。そんなことを考えながら帰宅してボンネットを開けブレーキフルードの量を確認してみると案の定最低レベルギリギリだ。これを越えるとエアーが噛んでブレーキが利かなくなり非常に危険だ。今日はあいにくの雨だったので左リアタイヤ周辺を覗いてみても漏れている箇所が分からない。とにかく馴染みの車屋に連絡してさっそく代車と入れ替えに。ちょうど一週間前に当てられた所を修理して戻って来たばかりというのに早速ドック入りとは何とも運が悪い話しじゃないか。
それでも壊れたのがブレーキのことゆえ即修理が必要で、こればかりは仕方の無いことなんだよね・・あ〜あ

2012-04-25

てるてる坊主


明日は年長さんの次女が東山動物園に遠足に行くことになっている。が、残念なことに予報は雨だ。長女の時には3年間一度も降られなかったので、天気のことだから仕方ないとはいえかわいそうだ。もし雨の降りがしとしと程度ならかえって今日のように暑くなくいいのかも知れないが、ザーザー降りだったらほとんど外の動物を見ることはできないし、だいいちお弁当を食べる場所が無いと思う。聞くところによるとよその幼稚園などでは雨天の場合他の室内施設へ行き先を変更するところもあるというが、次女の通う幼稚園ではそのような機転の利いた対応は無く、あくまで猪突猛進に動物園を目指すらしい。この時期の動物園は中部地方の各幼稚園・保育園などからの遠足組が多く、動物園にある観光バス専用の駐車場は長蛇の列が出来て、駐車場に入るのに30分あまりも待たされたことがあるくらいだ。そんなちびっ子達がごった返す状況で雨ともなれば屋根があることろがごく限られているため、弁当を食べる場所の確保が難しくなるのは目に見えている。実際その時になってみないと分からないが、かなりの混乱が起きることになると思う。なんとか小雨程度で収まってくれんかな・・
もし雨だったら次女にはかっぱを着せて行くつもりだが、意外とこれに喜んで園内を友達と『きゃあきゃあ』叫びながら走り回っとるかも知れんね。
夕食後に次女が『あした晴れるように・・』と言いながらティッシュでたくさんのてるてる坊主を作っていたが、さてその効果のほどは如何に?

2012-04-24

薄黄色の靄の中で


暖かいと言うより暑い一日だった。ほぼ終日半袖で作業していたため、家に帰ると腕は赤く焼けしっかり手袋の痕までついてしまった。いよいよ夏が近付いて来ている感じだ。
今ごろは暑いと言っても夏の暑さにはほど遠く、空気もカラリと乾燥していて現場仕事をしている分にはとても気持ちよく作業できる。風も心地良く頬を撫で、現場作業の楽しさを堪能できた。
午後、風が強まって来たかと思ったら黄砂が降り始めた。車のフロントガラス見るとこりゃ凄いな。しかしよくもまああんな遠くからはるばる飛んで来たもんだ。
明日も同じく黄砂が舞うというから、黄砂にけぶった街並が撮れるかもね。

2012-04-23

人ごとではないぞな


京都・亀岡の突っ込み事故はなんとも痛ましい。こんな事故が何度繰り返されるのだろう。よりにもよってなんで小学生の登校列に車が突っ込むのか?なんとも無慈悲で理不尽なことだ。車を運転していた無免許の少年を始め、同乗していた2人もその残る人生のすべてを捧げて償うのは当然だが、こういう事故を防ぐ手段は無かったのか?という検証を厳正に行わねば同じような事故が何度と無く繰り返され、多くの幼き命が失われることになってしまう。
例えばだ、アメリカでは皆がスクールバスでの通学でこういった事故に遭うケースは少ない。しかし妻も言っているが、自分の足で歩くことをほとんどしないため運動不足の子供が多く、肥満傾向に拍車をかけたりバス内でのいじめが横行しているという負の面も多い。問題なのは通学路の設定ルートと、そこを通る自動車の規制がほとんど無いことだ。日本ではあまり見かけないが、アメリカでは住宅地へ入る箇所や学校の近くの路上には必ず道を横切るかたちでbump(かまぼこのようにアスファルトを土手状にしたもの)が設定してあり、ここを通る車は否応無くスピードを落とさねば通過できないようになっている。無視して突っ切ることも出来るが車は相当なダメージを受けることになるし、それで事故を起こせばアメリカのこと何十年と刑務所にブチ込まれるだろう。アメリカ社会に於いてはニューヨークを除くと、概ね車より人が優先で、南部へ行くほどその傾向は強く荒い運転のドライバーは軽蔑される。一方日本はというと社会構造が労働者より雇用側を優先するのと同じくして、圧倒的に車優先の社会だ。長女の通学路も何度か歩いたが、危険な箇所はそこここにある。しかもその危険はちょっとした工夫で回避できるもので、例えばアメリカのbompのように簡単に設置できるものを早急に施行する必要がある。そういうものを作ろうとすると必ず反対する連中も居るが、ここは子供達の命を守るためだと突っぱねなんとしても設置せねばならない。そもそもだ、子供達が歩いている通学路をスピード出して通過する方がおかしいのだ。そんな輩を鎮めるためにはやはり強制的にスピードを落とさせるものが手っ取り早くていいだろう。bump導入すべし!

2012-04-22

やっぱり雨


朝5時に目を覚まし、外の様子を窺う。やっぱり雨だ・・雨脚は強くないがとても外で作業できる状態ではない。残念だが諦めて布団に潜り込み、そのまま9時前まで寝てやったさ。
完全に畑仕事は出来ないがそれでは悔しいので、軒下に培養土を持ち込み三尺ササゲの種をポットに蒔いたりして、少しでも出来ることをしておいた。
外は雨なので中の仕事を片付けることにしてまずは服の入れ替えから。自分のことは自分でするのが我が家のモットーなので、せっせと服を纏め2階の押し入れの段ボール箱に詰め込み、かわりに夏の服を出して整理してゆく。夏はTシャツが多い分、服の嵩が減って収納するにはちょうどいい。それにしても同じようなTシャツばかり何枚持ってんだろ・・

服の入れ替えが終わり今度はガス台周りの掃除だ。換気扇をちょっと見上げるとかなり汚れが溜まっている。毎年年末にきっちり掃除しているが、昨年末はアメリカに行っていたので何もしておらず気になっていた所なのだ。そこに手を付け始めると想像以上に油汚れがひどく、レンジクリーナーでもなかなか落ちない。洗油や灯油などを使えばピカピカになるのだが今は手持ちがないため地道に落としてゆく。どうだろう全部で2時間ほどもやっていただろうか、おかげですっかりきれいになりました。やった甲斐があったというもの。

あとは三女が階段を上り始めるようになったので、上り防止のためのゲートを設置して今日の作業はほぼ終了。なんだかんだで室内でもよく働いた一日だったよ。

2012-04-21

雨そして雨


今朝も5時半には起きて畑に出て鍬を振るい、大汗流しながら新たなスペースを開墾する。他にもまだまだやらねばならないことが山積みだが、それらに優先順位を付けて作業をし、ひとつずつ確実に片付けてゆく。悔しいことに明日日曜は終日雨の予報で、雨量もかなりあるようだ。しかしどうしてこう週末ばかりに雨が降るのだろう。平日はあんなによい天気なのにね・・せめて土曜日に少しだけでも作業が出来ればよほど仕事もはかどりそうだが、現状では三女のお守りをしておらねばならずとても畑をしておれないのだ。まあ天気のことだから仕方が無いとは言え、あまりにも連続で週末の雨だからさすがにイライラが募るよ。おまけに雨が多いものだから草ばかりがじゃんじゃん伸びてまったく困ってしまう。明日の雨はほぼ間違いないが、運が良かったら早朝はまだ降り出していないかも知れない。なので明日は5時に起きてみようと思う。

2012-04-20

鉛筆のはなし


小学校へ通う長女の鉛筆は、信じ難い早さで短くなってゆく。別に削り過ぎというわけでも無さそうで、それだけ使っているということなのだろう。最近は100均でもダースで鉛筆を売っているが、こればかりは安かろう悪かろうで品質が悪く、結果としては高くついてしまうような代物だ。だってすぐに芯が折れるからね。しかも鉛筆を落とすとそれだけで中の芯が折れてしまい、削っても削っても芯がどんどん折れて出て来るだけで、ひどいときなんか鉛筆の長さが半分になってしまったこともあった。鉛筆・色鉛筆を問わず、100均のものはまずじゃんじゃん折れると思っていた方がいい。めっちゃイラつくしね。
そこでネットで鉛筆検索して見ると結構あるもんだね。しかも鉛筆程度ならメール便対応というショップも多いので、送料入れても店頭で買うよりお得に買うことが出来そうだ。さっき試しに楽天で購入したものは、木材の端材とリサイクル黒鉛から作られたものでレヴューも良く、トンボ鉛筆製なので品質も問題無いだろう。そうそう、安い鉛筆は木の質も悪いんだよね。鉛筆削りで削ってもうまく削れずささくれ立つ感じ。カッターで削ってもなんか気持ち良くない。細かいことだけど品質の違いってこういう所に現れるんだよね。
たかが鉛筆だけど、さっき注文したものが届くのが楽しみだ。娘達が喜んでくれるといいな。

2012-04-19

亡国の原子力ムラ


民意は明らかだ。いくら『原子力ムラ』が裏から手を回そうが、民意を覆すまでにはいかないだろう。もはや原子力発電は過去の技術であることは間違いないのだから。しかしそう簡単に引き下がる『原子力ムラ』ではない。枝野の発言をみて分かる通り、ヤツらはなりふり構わず攻勢をかけて来て、愚かな政府の連中をうまいこと丸め込み、そのままの勢いをもって原発再稼働にまでもっていきたい考えなのだ。いいかい、それだけは絶対に許しちゃだめだよ。ヤツらはこう考えている。『原発反対勢力なんてみんな馬鹿者だ』と。多くの国民は無知で無関心だとたかをくくっている。だからもう一押しして大飯原発を再稼働させ、前例を作ってしまえばこっちのものだ、そう考えているはずなのだ。しかし今日のNHKニュースを見ての通り、民意はあくまで原発再稼働に反対なのだ。原子力ムラの一員であるはずのNHKが行った世論調査でその結果なら、実際のところは更に高い割合で原発反対の風潮が広く国民に浸透していると考えていいのではないだろうか。
原子力ムラや仙谷をはじめとする政府の連中が思っているほど、今の国民は御し易くはないのだよ。今までの政治は『男』をうまいこと丸め込めばそれで良かったのかも知れない。しかし原発事故以来、その直接の脅威と不安を肌で感じているのは『女性達』なのだ。妊娠していたり、母乳を与えていたり、子供達の弁当を作ったり、日々の食事のメニューや食材に頭を悩ませたりなどと、常に放射線の危険性を感じている女性達をないがしろにして、露骨な圧力をかけてくる原子力ムラに対して、今はまだ静かだが多くの女性は違和感や不安、疑問を感じているに違いない。原発再稼働を狙う一連の動きは『バカな男ども』が突っ走ってやっていることだ。これを止めるのは女性達だ。そう、いま声を上げねばいつ上げると言うのだ?もうヤツらの思い通りにさせてはいけない。子供達のため、未来のため、いまこそ国を開く時だ。

2012-04-18

外交


石原東京都知事の打ち出した尖閣諸島買い取り案は、様々な方面に波紋を拡げるだろう。国もその発表を受けて国有化も考えると言い出したが、なんと弛んだ動きだろうか。あまりの緊張感の無さに唖然とするし、民主党政権の外交戦略の無さを如実に示しており呆れ果てる。
石原都知事の真意は分からないが、これでようやく国も重い腰を上げることになるのかも知れない。まさにそれが外交の一手でもあり、今の日本政府に決定的に足りない所でもある。

2012-04-17

孵化


先週の土曜、妻の英語クラスに来ていたYちゃんが庭で小さな小さな一匹の子亀を見つけた。甲羅の直径は3cmほどしか無く、どうやら生まれたばかりのようだ。しかし不思議なのは我が家の土地は周りが低いコンクリートブロックで囲まれており、こんな小さな亀では越えられないはず。ならば庭のどこかで生まれたとしか考えられないが、果たしてそんな所に卵を産む亀がいるだろうか・・と考えていて思い出した。『あれかも知れない!』
その『あれ』とは昨年の9月に枯れ草の山の下から出て来た卵のことだ。(詳細は以下のリンク参照)
恐竜?のたまご
そのときはヘビの卵とばかり思っていたが、卵を回収して再び埋めておいた植木鉢を見てみると、土の表面に2つの穴が空いている。試しに土を掻いてみると中から子亀がもう4匹出て来た。更に掻いてみるとへしゃげた卵と、一見大丈夫そうな卵との2つが出て来た。それらは元のように戻しておいて、計5匹の子亀を入れる入れ物を探して来て、上り易そうな石を入れたり落ち葉を入れたりと亀達のためにせっせと世話を焼く。卵は合計9個だったから今のところ無事に孵ったのは5匹と言うことになる。なかなか良い成績と思うがどうだろうか?
小亀達は至極元気で、入れてやったメダカの餌もよく食べる。
しかしね〜、まさか卵が孵るなんて思っても見なかったよ。おかげで娘達には良い経験をさせてあげられそうだな。

2012-04-16

何かと物入り


日曜日の午後、畑やらなにやらかにやらで忙しく立ち回っていると、ふと目についたものがあった。それは我が家の北壁に設置してある給湯器で、なぜかその下が濡れていたのだ。『これは・・』と嫌な予感がしたので給湯器の表カバーを外して中を覗くと、案の定水がどこからか漏れている。漏れている量は大したことは無いが、いかんせんその漏れた水が複雑に絡み合った配線にまで滴り、いつショートしてもおかしくない状況だった。しかも漏水箇所を特定すると、とても部品交換で修理できるような所ではなく一見して給湯器の取り替えにまで至る深刻な故障だった。そこでガス屋に連絡すると日曜にもかかわらず今から来るという。しばらくして訪れたガス屋のKさんと故障箇所を見ながらいろいろ話し、どうせ交換ならダメ元でやってみましょうと言うことで、配管に空いている極小の穴を鑞付けで塞ぐべくガスバーナーにて配管を炙り、鑞を溶け込ませてゆく。そうしていると給湯器の横辺りから煙が出てくるではないか!見るとバーナーで炙ったため銅管が熱せられ近くに這わせてあったプラスチックフィルム製の何かのセンサーが融けてしまっていた。『こりゃまずい!』とKさんも驚いたが時すでに遅し、鑞付けはうまくいって穴を塞いだようだったがセンサーが焼き切れたため給湯器が正常に作動しなくなり、お湯さえも出なくなってしまった。Kさんもこれには大いに焦り『要らんことやらんければよかった、しまった・・』と困り果てている。しかし次の瞬間『何とかお湯だけは出る方法を考えます』と言うなり何処かへ連絡をしまくり、そしてたまたま同じ町内にあるガス屋の支店に、1年ほどしか使っていない中古の給湯器があるがそれはどうだろう?という話になった。
我が家の給湯器はKさんの努力によって鑞付けはうまくいったようだが、結局常に高温になるところなのでそう長くは持たないだろう。それにセンサーが焼き切れた以上交換しか無い。そこで中古機の値段を聞くと、元々がかなりの値段のする高級機種なので8万でどうか?と言う。それじゃ高い!と切り返し、Kさんが『僕がミスしたから7万でいい』と来た。そこに『もう一声!』と食い下がり、6万で決着。
すぐにKさんが給湯器を取りに行き、それから2時間ほど経った夜7時頃に設置完了して湯が出るようになった。
中古という給湯器はほぼ新品に近いほどきれいで、確かに現状のものより高機能で高効率のエコタイプ。使用した感じもなかなか良く、中古と言えども取り付け工賃を含めて6万ぽっきりなら、かなりお得だった。実際に同機種の新品を取り付けるとなると20万はかかるのでその安さが分かるだろう。
壊れたパロマの給湯器は5年しか使っていないので、いくら井戸水だから寿命が短くなるといえども短命過ぎた。明らかにこれは『ハズレ』の機器だったということだ。まあ、こればっかりは仕方が無いとして、結果的にもっと使い易く高効率のものが安く手に入ったので『良し』とすべきだろう。しかし最近、物入りが多いな・・

2012-04-15

さくら花


先週末はまだ早く、今週末は散り始めのさくら花。
この春は天候不順著しく、菜の花がいつまでも黄色い鮮やかなる花を咲かせている反面、桜の花は満開から散り始めまでが短かったように思う。
昼に弁当持ってお決まりの場所へ出向くが、不思議なほど人出は稀だ。『みな先週末に済ませたのかも?』とも思うが、先週末はまだ8分咲き程度だったはず、僕の計算ではその後満開になって今週末までそれが持ちこたえてくれると読んでいたが、いかんせん雨が2度も降ったり風が吹いたりして、桜の花にとっては厳しい天候になってしまった。今日は満開も過ぎ、花びらが風にのってちらほらと散る、散り際の桜だ。堤防上にずらりとならんだ桜並木に風が吹けば、サーッと花吹雪の様相を呈し、実に美しい。こんなとき『ああ、日本人で良かった』としみじみ感じる。
堤防から下り、菜の花畑に分け入れば花の香り一杯に包まれてなんだか楽しくなる。娘達は自分の背丈ほどもある菜の花の間を飛び歩き、時折その姿が隠れてしまうほどだ。薄曇りだった空から陽が射し込み、花々はいっそう鮮やかに生きいきと咲き誇る。近くにある女竹の薮からはウグイスの声とともにキジの甲高い鳴き声が響き渡り、薮と畑の境では白い猫が気持ち良さそうに昼寝を楽しんでいる。ああ、どこまでものどかだ・・
少し肌寒さも感じるこの春は、このまま桜の花とともに去ってゆくのだろう。花のあとの新緑もまた美しく、しばらくは楽しい時を過ごせそうだ。

2012-04-14

成長出来ないオトナたち


常々言っていることだが、今のオトナ達がなっちゃいないから若者や子供達がすべてではないがダメなのだ。挨拶もろくにせんオトナがいるのに子供達に『ちゃんと挨拶しなさい』と言っても通じないし、オトナが平気でポイポイゴミを捨てていく所で若者に『おめーらゴミ捨てんじゃねー』と注意しても理解するヤツなんて居ないだろう。子供達はオトナの姿を見て育つ。いくら口先だけで言ったとて、行動が伴わなければ意味は無い.
娘達と一緒に居ると様々な場面に出くわす。そうしたとき、自分はいったいどういう行動をとればいいのか分からず思い悩むこともしばしばだ。なんせ親という立場で物事を見るのは初めてのことなので、どう言ってアドバイスしてあげればいいのか見当もつかず、月並みな言葉で返答しがちだ。いろいろ考えて自分なりの意見を出しても、それが本当に正しいかどうかの自信も無く、答えがあるわけでもない。この辺りが非常に難しい。娘達が成長し思春期を迎える頃、自分が親としての役割を果たせるのかどうか、ある意味恐ろしさのようなものも感じる。
こんな一歩一歩踏みしめるような日々が、何の変哲も無い日常として飛ぶように過ぎてゆく。自分は完全に親として遅れをとっているような気もするが、まあ、自分は自分のペースを堅持して悩みながら進もうと思う。そうしか出来ないからね・・

2012-04-13

ロケット花火


超特大のロケット花火だったと言うことだ。盛大に上昇し、そしてこれまた盛大に爆発するなんて、なかなか他国では真似できない祝い方じゃないか。多くの国民が飢える中、膨大な額の予算を費やし国際社会の反対を押し切って打ち上げた花火だ。たった一人の裸の王様を讃えんがために行われたこの行為の結果はいかなるものになるだろう。そんな周辺諸国の心配をよそに、『ロケット花火だけでは面白くないな・・』なんて話しも出て来て、またまた超特大の爆竹を鳴らす準備をしているという。まったく呆れたお国だよ。南の韓国がコンプレックスの権化の様などうしようもない国だと思っていたら、やっぱり同民族の北朝鮮もそれ以上に質の悪い国だ。両国ともダダをこねてばかりいる点では同じだね。困ったもんだよ。

2012-04-12

保育園デヴュー


三女が保育園デヴューを果たした。といっても一時保育という不定期の預け入れで、今のところは週一回の予定でいる。今現在は義母が滞在中なので三女を保育園に預ける必要は無かったが、来週には帰国予定なのでそれ以降は預け入れが必要となってくる。今日はそのための予行演習なのだ。
そして三女の様子はどうだったかと言うと、やはり始めは大泣きしていたらしい。しかしそのうちおんぶされるとピタッと泣き止み、食事も半べそをかきながらもかなりの量を食べたという。そのあとは2時間半も昼寝をし、ご機嫌だったという。
一時保育の場合、子供を迎えに行った時に『その日娘はどうだったか?』ということを書いたメモをくれることになっている。それを見れば大体の察しがつき、とても分かり易い。食物アレルギーがひどかった次女は一度も保育園に行くことは無かったが、その反対に長女は妻が英会話学校で働いていた影響でしょっちゅう預け入れをしていたものだ。長女の時も様子を書いたメモ用紙をくれたが、一冊に纏めてあるそれらを見るとかなり面白いものになっている。なので長女が大人になったら見せて、みなで大笑いしてやろうと企んでいるのだ。

さあ、三女のお試しは済んだ。後は大泣きせずに元気一杯遊んでくれればそれでよい。

2012-04-11

スマトラ大震


やはり地震は恐ろしい。マグニチュード8.6とはね・・まだ津波被害の報道はされていないが、大きな被害が出ないことを祈る。今回の震源は8年前にマグニチュード9.1の巨大地震が起き、周辺諸国で20万人を超える死者を出した震源にも近く、未だ地下の動きが活発なことを如実に物語っている。人間からみれば8年という月日は長く感じるが、自然界では一瞬のきらめき程度の長さでしかないのだろう。インドネシアの状況から見ると今後東北方面が再び巨大な揺れに襲われることは間違いないことだろう。先の巨大地震で大きな歪みが周辺に広がっている。それらが起爆剤となって同等の巨大地震が起きる可能性は今どこにでもある。インドネシアの例をみれば火山が噴火することだって十分考えられるのだ。
不穏な動きが僕らの感知せぬ地下深くで今現在も続いているのだろう。今度日本の近くで発生する地震は首都直下型かも知れないし、東海・東南海・南海地震かも知れないし、そのすべてが同時シンクロするかも知れない。大きな地震は間違いなく来る。それはどこか分からないが、常に心の準備だけはしておくよう心がけたいものだ。

2012-04-10

PTAなんて無くしちまえ!


この季節はPTAやら子供会やらの役員総会があって、その年の役員が選出される。小学校の場合は子供が卒業するまでに必ず一回は何らかの役員を務めねばならない決まりになっており、うまくすり抜けようとしても厳しく管理され役員指名の電話がかかってくるそうだ。そして子供会のほうは長子が4年生になった年に役員をやる決まりとなっており、弟妹の世代では免除されている。
いつも思うのだがPTAなんて要るんかい?役員を決め何らかの作業はしているようだけど、それが必ずしも必要なこととは思えない。時代はかわり、いまや専業主婦と言う人はかなり少ないと思う。そんな中でPTA役員を押し付けるなんざとんでもないことだ。第一みなやりたくなんかないだろうに。それなのに『今までやってきたから』なんてくだらない理由で続けているのなら、こんなたわけたこと無いだろう。知り合いのお母さんもPTAの集まりに出るためわざわざ会社を休んで出席している有様で、これでは何のためのPTAなのかさっぱり分からない。
みんなやりたくないと思っているのにみんなで集まり、そして役員を選出している。まったくの茶番だね。いっそのことヤメめちまえばよい。
こうやって時代の変化についていけないものが形骸化し、数々の問題を引き起こしている。もはや『今までこうだった』という説明は成り立たないのだ。

2012-04-09

書類大変


新学期が始まった。土曜日を登校日にするような動きもあるが、これはまだ一部の学校に限られていて我が市ではすぐに実施する予定は無い。今日は入学式だけなので11時頃までには帰宅したらしいが、その持ち帰って来た書類の多さには驚かされたよ。緊急時連絡用の書類を始め、健康診断に関するものが3枚に、家庭環境調査票、通学路に関するもの、それと新学期早々にある学級懇談会の案内など多岐に渡り、そのすべてを明後日までに提出せねばならない。当然妻はこの類いの書類はまったく分からないのでそのすべての記入は僕の責任であり、長女のものに加えて三女の保育園一時保育申請に関するものも含めると呆れるほどの枚数になる。何度も何度も住所を書いたり自分の名前、長女や三女の名前を繰り返し書いていたので、思わず娘達の名前を書くべき所に自分の名前を書いてしまったりとミスをやらかしてしまう。しかしなんでこんな同じような書類が何枚も必要なのかね?まったくの無駄に思われる。
明日からは次女の幼稚園が始まる。おそらく小学校と同様にまたたくさんの書類をもらって来ることだろう。なんとまあ書類好きの民族なんだろうか・・その多くはただ破棄されるだけというのに・・ね。

2012-04-08

いざ公園へ


娘達から『せっかくの春休みなのにどこにも行っとらへん』との苦情を受け、お天気も良いので彼女達の望む公園へと向かう。確かにこの時期娘達の友達は母親の実家に帰省したり、ディズニーランドへ行ったりと盛んに行動している。しかし我が家は三女がまだ小さいことと、それ以上に妻も僕もやらねばならんことが多過ぎて、実際のところとてもお出かけなんぞしとれんのだよ。とは言えそれでは娘達もかわいそうなので公園などに行くようには心がけている。
今回の公園は乗り物が中心で、池に浮かべた白鳥ボートを風に流されまい!と必死に漕いだり、ゴーカートのアクセルペダルをベタ踏みにして『うりゃー!』とコーナーを攻めたり・・、モノレール式のてんとう虫に娘2人と乗って山頂を目指したりと、なかなか盛りだくさんの内容だった。三女は三女でよちよちおぼつかない足取りで彼女の世界を堪能しているらしく、概ねご機嫌で愛嬌を振りまいていた。
すばらしく良いお天気のもと、皆で弁当を食べ腹ごしらえしたらまた遊び回る。ひとしきり遊んで帰宅すると3時過ぎ。僕はすぐに着替えて畑に出て、娘達も草むしりを手伝ってくれた。そのまま暗くなるまで作業をし、いつも通り晩ご飯を食べ風呂に入って絵本を読んであげる。さあ、寝ようという段になって長女と次女でケンカを始め、お互いにキンキン声で叫び合う。あまりにうるさいので厳しく叱ってやると2人とも泣きながらお互いの非を言い合う。こういうことが起こるのは大抵疲れ過ぎた時だ。今日は日中遊び回っていたから疲れたのだろう。疲れるとイライラするのは大人も同じね。ゆっくり休むといい、明日からは新学期なのだから。

2012-04-07

神輿


昨年は東日本大震災が発生した影響で見送られた子供会主催の町内の祭りが、冷たい風の吹きすさぶ中多くの子供達の参加によって行われた。リヤカーに載せられ華やかに飾り付けられた2台の神輿を二手に分けた子供達が引いて歩くといったもので、実際に娘達が参加するのは今回が初めてだ。朝8時過ぎに町内の神社に集まり神主のお祓いを受け、それから町内を練り歩く。このとき頂くご祝儀が子供会費の重要な財源でもあるので、鐘の音・笛の音も高らかに多いにアピールしながら歩き、ご祝儀を頂くとその家の前で神輿を大きく揺さぶって皆で『ありがとうございました!』と、感謝するのだ。
我が町内の子供数は校区の中でも突出して多く、子供会名簿だけでも90名。子供会に入っていない子も考慮すると100名近くにもなる。
小学校の全生徒数が約780名だからその多さがよく分かるだろう。そんな子供達の大集団に子供会役員や幼児を連れた親達が加わって歩くので、一つの神輿だけでも60名近くがついて歩き賑やかなことこの上ない。小学校低学年は午前中だけの参加なので昼には解放されたが、気温10℃に満たない寒風のなか一日中これを続けるのはかなりの修行だろう。大人はそう感じるが当の子供達はよほど楽しいようで、鐘をカンカン打ち鳴らしながら元気よくついてゆく。
この町内では昔からそうして来て、これからもそう続けてゆくのだろう。道に出て子供達を見送る年寄りの顔も皆にこやかだ。これからはしばらくの間毎年この神輿行列に参加することになる。参加するなら安全に気を配り、『わっしょいわっしょい』のかけ声も威勢よく練り歩いてゆこうと思う。

2012-04-06

花と鶯


いやはや冷えて来たね。高山方面では雪が散らついているようだ。名古屋の辺りは桜もちらほら咲き始めたと言うが、この辺りでは開花がすっかり止まって『咲いている』とは言い難い状況。明日も日中は11℃ほどまでしか気温が上がらないと言うから肌寒い一日になりそうだ。
夏野菜の種を蒔いて簡易温室にて育苗中だが、こう気温が低いと例年ならとっくに発芽しているものも芽吹かず、このままでは畑への植え付け時期も大幅に遅れそうだ。気温が低くても日差しさえあれば簡易温室でも十分室内気温が上昇するが、いかんせんここ数日はまともに冬型の天候で一日中降ったり止んだりの繰り返し。日差しも時折ある程度でぽかぽか陽気とはほど遠い状況だ。『春らしい春のやって来ない春』とでも言おうかね。『花』は確かに咲いているけど控えめで、『鶯』もホーホケキョと聞こえはするけどまばらだ。
今年の春はどうやら遅れて来て足早に去ってゆきそうな、そんな感じだね。

2012-04-05

隔世の感


今やっとこさネットワークの設定が終わったよ。今まで使っていたAirMac Expressだけでは離れまで電波が十分届かないので、上位クラスのAirMac Extremeを導入してそれをメイン機として母屋に据え、そして今まで使っていたAirMac Expressを子機として離れの中にセットして、これで広範囲に無線ネットワークを構築できたことになる。試しに使ってみると無線のスピード規格は同じはずなのに、十分体感できるほど転送速度が改善され、まずは満足だ。おそらくiPadを持って外に出ても南面は遮るものが無いので、30mほど先にある堤防上でも十分通信能力を保っているんじゃなかろうか?出来るとすればiPadでskypeしながら家のまわりや畑の様子まで、リアルタイムでアメリカの親戚などに見せることが可能となる。実際庭の芝生の上にiPadを置いてskypeしていた時もあったので、ずいぶん便利になったものだと感心するよ。なんたって物理的な距離感を感じさせないからね。大したもんさ。

2012-04-04

事故その後


今日、ロードスターを修理に出して来た。結局と言うか当然と言うか、相手さんの保険会社であるアクサ損害保険が修理費用を全額負担することになった。ただ、その旨を担当者が連絡して来たときの言いぶりは『仕方が無いので・・』なんてニュアンスだったので、頭に来るから馴染みの車屋さんには『修理費用を最大限請求してやるように』と、アドバイスしておいた。保険代理店も兼ねている馴染みの車屋さんによると『やっぱネットの保険屋はダメだ!』そうで、何かにつけてケチケチしていて本当に修理費用を負担するのかさえも怪しい印象を受けるらしい。僕に対してもそうだったが東京の事務所から連絡して来るだけで現地の土地勘は無く、事故状況の説明の際にもネットの地図だけを見てものを喋って来るので現況と合わず説明するのがとても難しかった。これでは事故相手のおじさんも説明には困り果てたことだろう。それをいいことにして自分側に有利なようにおじさんを誘導尋問した罪は重い。
今回この頼りないネット保険会社が相手側だったから良かったが、もし自分がこのネット保険に加入していて責任の所在が微妙なケースの事故を起こしたとしたら、かなり厳しいことになったと思う。まず第一にネット保険会社は人件費を抑えるために人を実際に派遣することを極力避けようとするので、自然と対応はface to faceではなくリモートコントロールのようなものになり、自分の真意が伝わりにくいと思う。それに何よりも現場の状況が分からないことが大きいだろう。ネットショッピングや海外旅行傷害保険とは違い、自動車の事故処理に関することだからもめるケースも多々ある、そんな時はやっぱり頼れる保険会社もしくは代理店を選択したいものだ。あくまでも保険なのだから、その保険会社が頼りなかったら何の意味もないからね。

2012-04-03

痛恨の一撃


とんでもない強風もそろそろ収まって来たようだ。それにしても凄かった。台風並みの嵐が近付いて来るというので会社を早めに出て、長良川の堤防にさしかかったころ嵐の雲に包まれ、猛烈な風と叩き付ける雨に見舞われた。ワイパーを早く動かしても視界はすこぶる悪く非常に危険だ、にもかかわらずライトを点灯せずに走っている車も多く危険度は更に増す。土砂降りの雨に路上もみるみる水没し、加えてすれ違い様に対向車が跳ね上げる水が一瞬前方を遮り、完全に視界が失われる。ほとんど勘で運転しているようなものだ。
そんな大荒れの天気の中帰宅すると、家でも予想以上の被害が出ていた。庭の砂場横に設置してある子供用のプレイハウス(重さは30kg以上)が強風にあおられ芝生の上に転がっており、同じく滑り台も吹き飛ばされている。畑の方に目をやるとエンドウ豆の蔓を這わせるために立ててあった竹製の棚は根こそぎ抜けて傾き、先日竹林で伐採して来た竹も縛ってある紐が切れてみかんの木の上に倒れ込んでいた。そして何より痛かったのが、夏野菜の苗床を入れてあった簡易温室の棚がドカン!と苗床ごと倒れてしまったことだ。これは朝に強風を警戒して紐で固定しておいたのだが、縛り方が甘かったのと風が猛烈過ぎたために耐えられなかったようだ。おかげでせっかく芽吹き始めていたトマトやブロッコリーがくしゃくしゃに潰れ、その惨憺たる状況に泣きたくなったよ・・
それでも気を取り直して苗床を片付け始めると、けなげにも潰れるのを免れ芽を出している苗もいくつかある。それらを急いで取り出して他の育苗ポットに植え替えること数時間。暗くなるまで作業を続け、全滅と思われていたトマトは60%くらい、ブロッコリーは多めに種を蒔いてあったので十分な量の苗を救出することができた。とはいっても一度棚から落ちてくしゃくしゃになったものなので、そのまますんなり育つものばかりでもないだろうが、そこは新芽の生命力に賭けて今後の生長を見守って行こうと思う。
ほんと天気は分からんものだね。甘く見たら痛い目に遭うと、身を以て知ったよ。

2012-04-02

やっぱりかよ・・


週も明けたので、昨日の事故相手の保険屋からすぐに連絡があると思いきやなかなか電話がかかって来ない。そのうち懇意にしている車屋から連絡があって、『どうも向こうの保険屋の言い分とU君の言ってることが違うみたいだから、いっぺん話し合ってみて』と言う。やっぱりと言うか案の定というか、特に車の事故に関してはすんなりいかんものだよね。
しばらくすると相手方のアクサ損害保険の担当者から連絡があって、事故の状況を聞かせて欲しいと言う。そこでいろいろ説明し始めるが担当者は Google Mapか何かを見ながら話しているだけでなかなか要領を得ず、説明するのに一苦労だ。現場であれば一目瞭然至極簡単なことだけにイライラが募る。そして事故相手であるヴィッツのおじさんが言うことが、僕の言うことと食い違っていると言うじゃないか。どこがどう違っているのか?と問いただすと、おじさんが高齢のためいろいろ質問しても『よく分からん』と答えるそうなのだ。『それは食い違っている以前に、根本的におじさんは状況をよく憶えておらんだけじゃないのか?』と問えば、アクサの担当者も『もう一度Uさんの証言をおじさんに伝えます』と言うことで今日の話しは終わったが、これってどうよ?
明らかにアクサ側は自分の保険負担率を下げたいがために、人の良さそうなおじさんを言葉巧みに誘導尋問したとしか思えない。事故後警察共々あんなに分かり易く『何で当たったのか』を説明したのに、横から知恵をつけられたのかも知れない。いずれにせよ僕にとってはすんなりいくはずのことが行かなくなったので腹立たしさを感じている。なのでアクサの担当者には『こんなことでもめるのは阿呆らしいので、おじさんがまだごにょごにょぬかすなら、一緒に警察行って事故状況をもう一度確認しようやんか』と言ってやった。それがめんどくさいけど手っ取り早い方法かも知れない。
とにかく友好的且つ控えめに対応するよう心がけていたのに、なんか裏切られた気分だね。アクサの対応もちょっと僕的に納得いかんので、ちょい修理で直せそうなフロントバンパーもすっかり新品にするなど、大いにアクサに負担させてやろうと報復措置を検討中。
人の心をなぶるような駆け引きは、その代償も大きいことを思い知らせてやらねばね。

2012-04-01

April Fools' Day?


なかなか気温の上がらない日曜。夏野菜の種をいろいろと蒔かなければならないが、どうもこの気温の低さでは躊躇してしまう。なんせまだ桜も咲いてないからね。なので桜の開花を種蒔きのタイミングと重ね合わせて考えて行こうと思う。いやあ、お天道様相手の畑仕事は難しい。こればっかりは先が読めぬからね。慌てずのんびり構えて行くことにしよう。

さて、午後にロードスターの給油も兼ねて段ボール箱をリサイクルセンターに持ち込もうと出たまでは良かったが、そのリサイクルセンターへ入るため右折しようと待っていたら、左斜め後方から来たヴィッツのおじさんがすり抜けざま僕のロードスターの左フロントフェンダー(左前輪タイヤの上部)にガツン!と接触して行った・・。両者脇に車をのけて警察に連絡し、その間車の状態を観察すると、ヴィッツは右後輪の前部に接触による擦り傷がかなりあるが、驚いたことにまったく凹んでいない。ちょうどボディーの剛性が強い所だからかも知れないが、一方のロードスターは20cmほどの長さで完全に塗装が剥がれ、ベッコリと凹んでしまっている・・この差は何?と思わぬでもないな。
相手のおじさんは今年72歳になるという。べつに当てられたからといって何てことは無い。終始お互いにこやかに会話し、『いや〜ついてないな・・』と、うなだれるおじさんに『事故る時ってそんなもんですよ』なんて慰めにもならんことを言いながら、『そんときそこに居ってごめんなさい』なんておかしな詫びを入れてみたり、『ちゃんと直してもらえば僕はいいから』と、警察来るまで時間を潰し、住所連絡先を交換してるうちに警察が登場して事の次第を話し事故報告は終了。『保険屋への連絡をよろしくお願いします』と、おじさんと別れて帰宅すると間もなく保険屋から連絡が入った。あとは修理の日程を組んで馴染みの車屋へ持ち込むだけだ。粛々とこなす。そんだけのことさ。