2018-08-31

蒸し暑さの中で
















ここ最近の蒸し暑さは身体にこたえる。
例年なら盆も過ぎ、暑さもひと段落を迎える頃というのに気温も高く、いつまでもジメジメとして鬱陶しい。
いつものように外で作業をすれば瞬く間に全身汗でずぶ濡れとなり、とんでもない量の汗をかく。盆過ぎに2日間ばかり涼しくなったが、あのような心地の良い涼やかな風は一向に吹くことなく、まるで大気が膿んだようなドカドカした重い空気に包まれたままとなっている。
東北や北陸で大雨をもたらした秋雨前線が南下し、この地方もかなりの雨量が予想されている。この前線が南に抜ければ蒸し暑さともオサラバできると思っていたが、いかんせん強力な台風21号が北上中で油断のならぬ状況だ。
しかしこの夏ほど台風や大雨などの自然災害の脅威にさらされ続けている年は無いじゃなかろうか。こんな状況が今後常態化するのか、それとも今年だけのものなのか、まだ誰にも分からない。

2018-08-30

初潮
















次女が初潮を迎えた。
いつ来てもおかしくはないと思っていたが、妻が心配していた通り長女と同じく母親が不在の中で迎えた初潮だった。初潮についてはかねてより妻が説明していたので本人も割と素直に受け入れることができたようだが、幼馴染4人組の中で自分が一番早く初潮を迎えたことには驚いていた。
次女は初潮を迎えたことを僕にではなくLine電話を通してまず妻に伝え、妻もそばに居れなかったことを残念に思いつつも、現況どう仕様もないことなのでいろいろと話をし、分からないことがあれば長女に聞く様にと促していた。
初潮を迎えたことで次女がどの様に変わったかと言えば、初日でありながら初潮を迎えた自分自身に対する自覚・自我が目覚めた様な感じだった。本人は気付いてないと思うけど、話ぶりや口ぶりが何か急にポジティブになったように感じる。
どうもうまく説明できないが、大きな変化が訪れているのは確かだ。
こんな時、役に立たない親父より母親が居てくれたらどんなに良かっただろうかと思わずには居られない。そういった不安感を一切見せない次女も大したものだと思う。

2018-08-29

いろいろ修理
















何か一つが壊れると連鎖反応式に他のモノが壊れるのはなぜだろう?
昨日はプレマシーのアウターハンドルを交換したことを書いたが、今日は畑で使っている三菱農機製のミニ耕運機の修理だ。この耕運機は20年ものの古い機械を譲り受けたものだが、エンジンは快調でぐんぐん畑を耕してゆく優れもの、しかし当初からガソリンを入れるとどこかで漏れている様で、揮発するガソリンの匂いが気になってはいたのだ。
それが昨日久しぶりに稼働させると、燃料コックの辺りからガソリンがしたたる様に漏れるではないか。すぐさまボロ布で漏れるガソリンを受けたが、この漏れ用では燃焼しているよりも漏れている方が圧倒的に多い。そこで燃料コックの周りを調べてみると、どうやらストレーナを固定している連結部から漏れている様だ。試しにバラしてみると案の定ゴムパッキンが劣化して割れ、そこから漏れている。
さっそく市内にある三菱農機を訪ね、1個300円のパッキンを購入し交換した。これで当分は大丈夫だろう。
今日も修理は無事終了したが、もうこれ以上壊れんでほしいな・・

2018-08-28

みんカラのおかげ
















先日買い物に出た時、三女がプレマシーのスライドドアを閉めようとハンドルを引いた途端『バキッ、カラン!』という派手な音を立てて、あろうことかハンドルがもげた。こういう思わぬところの強度が足りないのがマツダ車ならではかもしれない。
ハンドルがもげては外から開け閉めできないが、幸いなことに運転席からリモートで開けることはできる。ただいくら何でもこのままでは使い辛いので修理することに。
これくらいのことなら自分でできるだろうと久しぶりに『みんカラ』で調べて見ると、プレマシーみたいなマイナーな車でもドンピシャで修理方法が載っていた。しかも画像入りの懇切丁寧なもので、この情報があれば問題なくできる。さっそくディーラーで部品3千円ほどを入手し作業開始。詳しい情報がなければかなり手こずったであろう作業も順調に推移し、1時間ほどで修理は完了した。動作確認も問題なく、ディーラーで頼んだら9千円ほどの作業代を思っていたよりも簡単な作業で節約することができた。
今回破損した部品を調べると、本来強度が必要なところがプラスティック製だったりと設計の甘さが見て取れる。『みんカラ』に記事が多いのもそれだけの人が故障しているという証拠だ。
ディーラーのスタッフにアウターハンドルが壊れたことを伝えると、『プレマシーはよく壊れるんですよね』とほざいておったわ。そういう態度がいかんのやて。

2018-08-27

要注意事項
















マムシを発見した。
それも表の川の河川敷でだ。ただし、マムシは死んでいたので幸いだった。昨日同じところを散歩した時はなかったので、どこからか流されて来たとかそういうことはない。なぜここで死んでいたのかは分からないが、イタチにでもやられたのかもしれない。河川敷にはイタチの親子が住んで居るので、撃退された可能性が高い。
ここに越して来た当初、すぐ近くで畑をしていたおじさんが『マムシが出たのでもう畑やめる』と言って本当にやめてしまったことがあった。その時はこんなとこにマムシおるんやろか?違うヘビと見間違えたんちゃうか?と疑ったものだが、それが今真実だと分かった。
マムシがいたのは僕の管理外の藪ぎわだったので、おそらくあの深い藪の中にはもっとマムシがいるのだろう。普段自分や娘たちが活動している河川敷のエリアはちゃんと草刈りをしているのでマムシが繁殖する様な環境ではないが、娘たちには念のため、今後はサンダルで河川敷に行くことを禁じておいた。
万が一咬まれたとしてもマムシの毒は回りが遅いため血清を打てば大丈夫だが、咬まれるととてつもなく痛いということは聞いているのでそんなリスクは避けたいしね。
とにかくマムシとはね・・

2018-08-26

マジで!
















ちょうど日本ではお盆休みの時、シアトルに滞在していた三女が突然40度を越す高熱を発し近所のクリニックを受診したのだが、そこの医者に重度の膀胱炎の恐れがあるのでER(救急治療室)で検査をしたほうがいいと言われ、医者の進め通りERを訪れていろいろ検査をしたのだが、結果的にはただの風邪だろうということで片付いた件の請求書が送られて来た。その額なんと日本円で10万超えとるやんか!
アメリカの医療費がべらぼうに高いことは周知のことで、今回もおそらくそれなりの額にはなると思っていたが、いざ請求書が来るとさすがにたまげるね。
だって同じことを日本でしたらおそらく全部で5千円以下で済む、いや15歳以下なので基本的にはタダかも知れない。もちろんこれは日本の健康保険に入っているからで、アメリカの保険に入っていたら同じく安く済むのかもしれないが、いかんせん無保険の状態なので100%で請求が来る。
こういう時のためにクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険に入っているので、問い合わせたところ必要書類さえ揃えば保険金が支払われると聞き、少し安堵している。ただ実際に保険金が支払われるまでは安心できない。
それにしても無保険者が多いアメリカで、これほど医療費が高かったら受診できない人も相当居ることだろう。そのためのオバマケアだったが、バカトランプがダメにしてしまった。
お金がある人にとっては住みよい国かもしれないが、貧乏人にとっては厳しい国だとつくづく思う。

2018-08-25

花火大会

















今日もとんでもなく蒸し暑い1日で、外で作業し始めると瞬く間に全身汗でずぶ濡れになり、体力も消耗して肉体的にもかなり厳しい状況だった。
涼しいところに慣れてしまった娘達は外に出るとすぐに顔が真っ赤になり、いかにもキツそうなので倒れる前に室内に退避させるという甘やかし様だ。
夕方からは近所で行われる花火大会へ。
規模は小さいけれど近所という立地の良さと、打ち上げ地点のそばから見れるので『ドーン!』という迫力ある花火を見ることができる。
出店でりんご飴やチョコバナナにクレープといった娘達の好きなものを買ってあげ、それらをかじりながらの花火鑑賞。
我が家族の年に一度の行事だけど、季節感たっぷりでなかなか宜しい。
ただ夜も風無く、こんな蒸し暑い花火鑑賞は初めてだった。

2018-08-24

いい加減やめれ
















台風20号は日本海へと抜けて行ったが、その後も蒸し暑さは抜けず気温は高くないもののすこぶる不快だ。部屋で掃除機など回そうものなら途端に汗が噴き出して来てベタベタになってしまう。シアトル帰りの娘達もこの蒸し暑さはたまらないようで、三女なんてすぐに顔中真っ赤にして汗を流している。 これでは熱中症になりかねないのでエアコンをかけているが、設定温度をかなり低めにしておかないと、とてもこの蒸し暑さをうっちゃることができない。夜になり気温も徐々に下がって来ているが部屋の気温はまだ30℃。一方の湿度は相変わらずの状況ですこぶる不快だ。台風が北海道あたりに去ったというのに未だ吹き返しの風が時折強く抜けてゆくし、かなりしつこい台風だと言える。
とにかくこの湿気だけでもなんとかならんものかね。

2018-08-23

台風20号北上中
















幸いにも強い台風20号はこの地方をかすめて北上してゆくようだ。
ただその影響は既に午後から出始めていて、強い南東の風とともに時折叩きつけるような雨が降ったかと思うと陽が射しての繰り返し。
現在は徳島県のあたりにいるらしいが、暴風圏内を外れていても相当の風が吹いている。
レーダーで見ると台風本体の雨雲の中に入ったようで、風とともに雨脚もかなり強まっている。台風の周辺部でこんなに雨風が強いのなら中心近くは凄まじい状況だろう。
明朝には日本海へ抜けてしまうらしいが、その後も雨は降り続く見通しだ。
いずれにせよひどい災害が起きないことを願うのみだ。

2018-08-22

まずは片付け
















昨夜10時過ぎに寝た娘達は朝7時ごろまでぐっすり眠れたようで、起きるなり『お腹が空いた!』と、うるさいこと。さっそく朝食を準備し、久しぶりに賑やかに食事をした。
さて、今日の目標は長女のバス定期購入と制服のクリーニング、食料の買い出しに昨日持ち帰った大量の荷物の整理だ。だって、娘達だけで大小6個ものスーツケースだからね。どんだけ荷物多いねん!とツッコミたくなるよ。
順調に予定をこなし、午後からはいよいよ荷物の整理だ。スーツケースを開けて中身を見ると荷物のほとんどは娘達の服で、いったいこの大量の服をどこにしまうのだろうと思っていたら、娘達が自分自身でちゃっちゃと片付けてゆき、作業開始から約2時間ほどで全てキレイさっぱり片付けることができた。これで一安心だ。
夕方頃になると時差ぼけの関係で三女が半分寝た状態となり、長女・次女も疲れた様子。そこでさっさと夕食を済ませ、8時頃には寝かせたよ。
今日もぐっすり眠れるといいんだがね

2018-08-21

娘達帰国
















到着ゲートに現れた娘達は笑顔ではあったが、疲れ切った様子だった。
それはそうだろう、いくらANAスタッフの付き添いがあったとしても、子供達だけで飛ぶことはかなりのストレスであるはずだ。特に長女にとっては責任を一身に背負っているため、寝ることもせずに頑張り通したようだ。
空港からの帰路も車中で『寝ればいいよ』と言っても、『いま寝たらせっかく寝るタイミングを調整して来たのが狂ってしまうから』と言ってフラフラになりながらも頑張っていた。次女もかなり頑張っていたが途中から寝たようで、三女はあっさりと寝てしまっていた。
帰宅すると長女・次女はさっさとシャワーを浴びて、エアコン効かした部屋でようやく安堵して眠りについた。三女は寝たままだったので担いで布団に運んだが、ピクリともしないほどぐっすり眠っていた。
涼しいところからいきなり台風の蒸し暑い空気の中に帰って来たので、身体にはこたえると思う。まずは十分な睡眠をとることだ。
明日以降、持ち帰った大量の荷物の整理など、やることは山ほどあるな・・

2018-08-20

追悼
















義母が亡くなった。
こちらの夜中のことだ。
数日前から何も口にすることができず、ほぼ反応が無い中で迎えた死だった。
しかし義母としては思い残すことは無かったのではないかと思う。
食道に癌が見つかった時は既にステージ4で、それから3年半以上命を繋ぐことができた。春に渡米した時は驚くほど元気で、とても末期癌患者には見えなかったほどだ。だが、全身に転移した癌は徐々に義母の体力を奪い、今日の死を迎えるに至った。
明日孫娘たちが日本へ飛ぶというタイミングでの他界に、義母の憶いを汲み取ることができる。この夏休みには義母がかねてから望んでいた一族皆そろっての旅行も叶い、とても良い思い出と写真を残すことができた。
何事に対しても合理的で段取りよく真摯に取り組み、また気配りも忘れない義母の姿が思い起こされる。一族のリーダーであった義母を失い、シアトルのみなの悲しみは深い。
義母他界の報告を妻から受けた時、意外としっかりしてとにかく忙しそうだった。妻曰く『私はもう充分泣いた。もう泣いてる暇はない』と気丈だった。確かに翌日日本に帰国する娘たちの荷物のパッキングもあるし、役所への死亡届の提出や、義母の友人・知人たちへの連絡など発狂しそうなくらいやることだらけだ。
妻は一人娘ゆえ、叔母たちの助けがあるといえども一人で背負わなばならぬ部分も多い。

生前義母に頼まれたことがある『知っての通り何かと難しい娘だけど、よろしく頼む』と。
義母は本当に尊敬できる人だった。その義母との約束を自分は残りの人生をかけて果たそうと思う。
義母を失った衝撃をまだ我が家族は実感できていないが、みなの心にこれからも義母が生き続けることだけは確かだ。

ただただ今は義母の死に頭を垂れ涙し、そして深く感謝申し上げたい。
ありがとうございました・・

2018-08-19

墓参


















先日、母方の祖父の墓参りに行って来た。
墓石を磨き、周りに生えた草をむしってお参りをする。
本当は娘たちが帰国してから一緒に行こうと考えていたが、とてもそんな余裕が無さそうなので今のうちに済ませておいたわけだ。
娘たちはまだ一度も日本で墓参りをしたことがない。毎年お盆はアメリカに居るので自然とそうなったものだが、やはり祖父の墓がどの辺りにあって、どうやってお参りするかくらいのことは知っておかなければと思う。

ただ、常々墓を見ながら思うのは、自分に墓標は要らないなということだ。
死んでまでもあんなところに押し込まれたくない。そういう思いが強い。
ま、それも残された者が決めることだと思うけどね。

2018-08-18

その先を見据えて
















今日妻と話したが、義母はもうほとんど反応を示さなくなっているという。ただ妻によると、自分には分かる微かな反応があるので、こちらの呼びかけは聞こえているはず、ということだ。ここ数日は一切何も口にしていないのでほとんど骨と皮だけの状態となり、とても見ていられないと泣いていた。もうここまで充分頑張ったのだから楽になってもいいんだよ、と耳元で囁いてはいるが、元来とことん頑張る人だったので本当の意味で死ぬまで諦めないらしい。
今は『その時』を迎えるまで痛みを緩和するためのモルヒネを定期的に口内に点滴し、見守っているという状況だ。
そんな中であっても妻は次の一手を繰り出し、自分自身が死亡した場合、妻と僕両者が死亡した場合、家族5人全員死亡した場合など、いろんなケースを想定して遺言書を作成することにしたという。もちろん弁護士と相談しながら作る法的に有効なものだ。
確かにこれが無いと自分たちの身に何かあった時は、残された娘たちが困ってしまう。それを避けるためにというのが第一義だ。
妻と話し合ってある程度のことは決めておいた。あとは弁護士に法律的なアドバイスを聞いて内容を詰めていくことになる。

2018-08-17

秋めいて
















前線通過後、大陸の高気圧が張り出して来たおかげで気候がガラリと変わり、一気に秋めいた心地だ。
連日30℃を超えていた室内気温も昨夜は26℃。夜通し涼やかな風が吹き込み扇風機さえも要らず、タオルケットを掛けて寝たくらいだ。
このまますんなり涼しくなっていったら有難いが、それは無いだろうな。
最近はやたらと台風が発生しているし、暑さ以外にも悩まされることが多そうだ。
ただ、今日の風はとてもいい。
こういう風が吹くようになってくると、ようやくひと息つけそうだよ。

2018-08-16

妻臨界
















物事が重なる時は問答無用で重なるもので、ただでさえ母親が最後の時を迎えようとしている時なのに、東海岸に住む実父と義母が車両事故に遭い、義母が胸骨骨折で病院に担ぎ込まれたり、昨日は昨日で三女が突如40℃を超える発熱をし、診察を受けたクリニックで重度の膀胱炎かもしれないから大きな病院のER(救急医療室)に行くことを勧められ、そこで詳しく検査を受けたものの結局ただの風邪と診断されたりで、
本人曰く『もういっぱいいっぱい、なんで次から次へとこうなるの!』と臨界状態だ。それも無理ないだろう。日々の母親の介護だけでも大変なのに保険などの各種手続き、それに娘たち3人の世話もしなければならない。さらには母親を見舞いに来た人への対応など休む間もない状態らしい。そのうち本人が倒れてしまわないか心配だ。
娘たちが日本に帰国すれば少しは楽になるかもしれないが、かえって心の拠り所を失って精神的に不安定になるかもしれない。
なかなか難しい時を迎えつつある。

2018-08-15

戦後73年
















73年前の夏、この国は戦争に負けた。
その後日本は明治維新以来の大変革を経て今を迎えている。
その当時を知る人々は多くがすでに亡くなり、語り伝えるべき言葉が失われつつある。
世界に目を向ければ挑発的な風潮が蔓延し、ひとつ読み違えれば大戦へと至る泥沼に足を取られかねない危うい状況だ。
大戦なんて大げさな・・と思うかもしれない。しかし先の二つの大戦もあれよあれよという間に各国が巻き込まれ、多大の犠牲を払ったことを忘れてはならない。
常に火種は存在し、またそれを望む輩が少なからず居るのだ。

平和を望む者に平和は来ず、平和の中に居る者はその平和を知らず

まったくの皮肉だ。

自らの命を賭して今の平和をもたらしてくれた、犠牲者の方々へ

黙祷

2018-08-14

鮎の日
















今日は年に一度、家族で集まり鮎を食べる日だ。
恒例の料亭に集まったのは総勢8名、我が家族からは自分一人の参加なので大人ばかりの集まりだが、最近は近所に住みながらもなかなか会う機会がなくてほんと久しぶり。
姪っ子が最近入籍したこともあり、話題はもっぱら今後どう生活してゆくかなど現実的な内容が続く。そりゃあ21歳での結婚だもの、お金も無いしで自分たちが想像する以上に苦労することと思う。そういった若気の至りを応援しつつ、運ばれてくる鮎を喰らう。
長良川のほとりに住む身にとって鮎ほど身近な魚は無いはずだが、実際食べるのはこの年一回のみということが多い。自分以外の家族があまり鮎を好まないことと、スーパーで売られている不自然に太った養殖鮎を買う気がしない為などいろいろだ。でも今日食べた鮎がほんと美味しかったのでこれだけで十分な気がする。
毎年鮎を食べると、これで暑さも和らいでゆくな・・と感じるが、さて今年はどうだろう?
流石にもう39・40℃なんて暑さにはならないとは思うが、油断はできないぞ。

2018-08-13

生命力
















昨夜この地方にも待望の雨が降った。
雷雨の中心を外れていたので降った量は20mm程度と大したことはなかったが、それでも本当に久しぶりの雨でようやく一息つけた感だ。
そして今朝、畑や周辺の様子を見て回ると、まるで植物たちの喜びの声が聞こえるかのようなしっとりとした空気が漂い、明らかに勢いを増しているようだった。
堤防の天場を覆う芝は連日の強烈な日差しと乾燥にやられて茶色く変色し、全滅しそうな様子で心配していたが、雨後の今朝確認すると驚いたことに芝に若干ながら緑色が戻り始めていた。雨が降ってから1日も経っていないというのにここまでの変化を見せるとは、その耐えに耐え抜く根性には学ぶべきものが多い。

2018-08-12

ラウンドアップ
















除草剤ラウンドアップを主力商品に掲げるモンサント社を相手取っての裁判は、末期ガン患者の原告が勝ち、陪審評決は320億円もの支払いを命じるものだった。この結果を受けて世界各地で同様の裁判が激増することは間違いない。
問題になったのはラウンドアップの主成分グリホサートに発がん性があるかどうかで、陪審側は発ガン性があると認めた。これによってラウンドアップだけではなく同じ成分を使う他メーカーも戦々恐々だろう。
ただ、モンサントの親会社でもあるドイツのバイエル社はグリホサートは安全だとして争う姿勢を見せている。しかしね、自分も今まで何回かこのブログに書いて来たが、あれだけ強靭な雑草をみるみる枯死させてゆくものが果たして『安全』なのだろうか?
自然界にとって間違いなく『良くないもの』であることは確かだ。今後大企業は大金をつぎ込んで科学的に『安全』だということを証明するだろうが、結果ありきの調査など信用できるはずがない。

2018-08-11

友来たる
















これからタイへ向かうという友人が1年ぶりに訪ねて来てくれた。
積もり積もった話はジャンルを問わず様々な方向へと展開し、時間があっという間にすぎてゆく。明朝早く出なければならないというのであまり遅くまで話せなかったが、お互いの近況を知るには十分だった。
駅で見送る時『じゃあ、また1年後に』と、彼は笑顔で去って行った。
お互い環境は変わったが、彼は今でもバックパッカーを続けている。期間こそ短いものの行きたいと思うところに行ける彼のフットワークの軽さが羨ましかった。

2018-08-10

天秤
















世間はいよいよお盆休みに入るが、高速道路は各地で渋滞し始めているようだ。
自分もいつものコースが渋滞情報見ると真っ赤になっていたので、このルートをやめて下道で帰った。やはり下道だと20分余分にかかるし、交差点を多く通過するため事故のリスクはかなり高い。そうは言いながら10年以上もその道を通っていたのだから今さら感はあるが、必要のないリスクはできるだけ避けるべきだとも思う。
通勤割引を受ければひと月の高速代は1万ちょっとほど。これを以前は高いと思っていたが、日々の通勤時間が20分短縮されたことで時間の余裕、ひいては心の余裕もできてとてもいい感じだ。それに高速では横から人が飛び出してくることもまず無いので、対人事故に対するリスク低減にも繋がっている。
今日久しぶりに下道だけで帰宅して、月に1万払っても高速の方がいいな・・と思ったね。だって帰宅時の疲れかたが全然違うんだもの。

2018-08-09

長崎の日
















広島に続き長崎も73回目の慰霊の日を迎えた。
核兵器の廃絶は人類が為すべき最重要のことではあるが、各国の思惑によりその達成が非現実的だという人もいる。確かに核兵器を所持していればその破壊力を脅しとして様々な交渉に使えることは確かだ。そんな手段をいきなり放棄せよと言ったところで北朝鮮と同じく素直に従う国など無い。だとしたらすでに持っている核兵器を使えない状況に追い込んでしまえばいいんじゃなかろうか。
まずは核兵器を絶対悪だと啓蒙することだ。核兵器の所持そのものが悪であり、それを使用することはテロ行為であるという認識を広め、使用を躊躇するような環境を作り上げることが必要だ。そのいい例がタバコだ。以前はどこでも吸うことができたが、今では喫煙場所も制限され、喫煙自体の印象がかなり悪くなっている。核兵器も同じようにたとえ時間がかかっても『よくないものだ』という認識を植え付けることが肝心かと思う。
そういう考え方が徐々に浸透すれば、毎年膨大なコストをかけて『実質使えない核』を管理することへの批判が高まるはずだからだ。
何事も始めは夢物語と感じるかもしれないが、こういったアプローチならまだ実現の可能性があるように思うのだがね。

2018-08-08

長女よ
















義母に残された時間はあと僅かのようだ・・
妻によると最近口にするのは一切れの果物に少しばかりのオレンジジュースなどだけで、ほぼ寝たきりの状態という。衰弱が進んでいるため目もつぶったままだが、自宅ホスピス専門のベテラン看護師さんによると、目は開けていなくても声はちゃんと聞こえているらしい。
妻子は今月20日に帰国予定だが、今まで娘や孫たちが帰国直後に体調を崩すことが多かったので、今回は帰国した途端に亡くなるという可能性もある。そこで昨年同様妻は残り、娘達だけで帰国させることも考えたが、それでは長女への負担があまりにも大きいので、やはり全員で一旦帰国して、すぐにアメリカに戻る方がベターじゃないかと話していた。すると9日間のサマーキャンプから戻って来た長女が事情を察し、『わたしが妹達を連れて帰るから、ママはグランマと一緒に居てあげて』と、自分から言ったらしい。
中2とはいえ子供達だけで飛ぶのはかなりのストレスであることを身を以て知っている長女が、状況を判断し、皆にとっての最善策を自分から提案したことに、驚きと涙が出そうなありがたさを感じた。同じ中2の頃の自分では決してこんなことは言えなかったろう。
自分や妻よりよっぽどしっかりしていると思う。この点はやはり義母に似たのだろう。実際ふたりはとても気が合ったからね。

大まかな方針は固まった。あとはその時々の状況に応じて皆で力を合わせ、乗り切っていくしかない。

2018-08-07

立秋
















前線の影響だろう、今朝は本当に久しぶりの曇りで、おしめり程度の雨もぱらつき吹く風が心地良かった。
日中も曇り時々晴れと言った感じで35℃くらいまでいったものの、ここ最近と比べたら至って涼しいものだ。今も室温30℃あるが、扇風機で十分だ。
今日は立秋でいよいよキチガイじみた暑さともお別れかと思いきや、予報では明日再び39℃やって!一体どうなっとるんよ。
台風の接近によって本格的な雨を期待しているが、どうもこの辺りは降らないような感じだ。
ほんといいかげん降ってくれんと、毎日の水遣りにも限界があるからね・・

2018-08-06

広島原爆の日
















灼けるような陽射しのもと、73回目の慰霊の日を迎えた。
核廃絶を願う声は高まりつつあるも、いまだに核開発を続ける国、新たなる核戦力を装備し誇示しようとする国など、核廃絶への道のりは険しく先が見えない。
現実は恐ろしいことに金正恩やトランプなどの愚か者がそのスイッチを握り、時にその核戦力をチラつかせて脅しをかけてくる。あいつらが脅しをかけてくるならば・・と他の国も核武装を目指し、あるいは核戦力の強化を図る負の連鎖が起きている。
民主主義とは奇妙なもので、ひと度トランプのような人間が選出されると、それまでのオバマの主張はあっさりと変更され、核の脅威が一気に高まる結果となってしまった。
これは一度手に入れたものを手放す難しさを如実に現している。それの持つ力が強ければ強いほどなおさらだ。
北朝鮮をはじめとする各国の今後の出方は予測できないが、核をめぐる動きは盛んに続けられるだろう。そこで日本が何を言えるか?だよね。

2018-08-05

ゴミ回収
















今日も39℃を超えた。なんだか最近38℃以上がフツーになって来て、35℃だと『涼しいやん』と思うこの異常さ。その旨シアトルの妻子に伝えたら、向こうは『最高でも23℃だよ〜』なんて言うから盆過ぎの帰国時は『覚悟しとけ』と言ったった。
今日も暑くなるのは目に見えてたから昨日と同じく6時過ぎには起きてJackieの散歩へ。
朝の収穫を済ませた後は先日の豪雨で表の川が大増水した後に残された大量ゴミの片付けを開始。河川敷全体に散らばっていたゴミを集めてみると、圧倒的に多いのはペットボトルだ。厄介なことに中身が残ったものもあるのでそれを捨て、ラベルを剥がしてリサイクルへ。その他様々なゴミが流れ着いていたが午前中には全ての回収作業が済み、午後若干涼しくなってからゴミの分別をして終了。これで河川敷がすっきりして気分がいい。
台風などで川が再び増水すれば今日の回収作業も元の木阿弥だが、それはまたその時のこと。要するに皆がポイ捨てをやめるのがいちばんの問題解決策だ。




































































































































2018-08-04

猛暑の昼間はカレー作り
















今日も38℃を超えました。
朝はゆっくり寝とりたいが、7時以降はアスファルトが熱くなってJackieがへばるため、6時過ぎには起きて散歩へ出る。空を見上げると雲ひとつ無く憎らしいほどの快晴。朝のうちは風が無いが、昼を過ぎると日本海側から山を越えて熱風が吹き付けてくる。そう、いま話題のフェーン現象だ。
午前中は10時頃まであれこれと外作業をしたが、暑くなって来たので一旦中断し買い物へ。日中はとても外に居れないので14時頃からカレーを作り始めた。外の暑い時間帯はこうやって中で料理し、何日か分のおかずなどを作るのだ。こうしてやや陽の強さが和らいだのを見計らって再び外での作業開始。少し陽は短くなって来ているが、19時過ぎまでは十分作業できる。
しかしこの分だと今日も気温が下がらないので明日も猛烈な暑さになるだろう。
雷雨もこの近辺では見られないし、雨不足には困ったものだ。
とうとう堤防のテン場に生えている芝生まで枯れ始めているからね。
頼むから降ってほしいよ。

2018-08-03

野菜高騰
















野菜の値段が高騰してるってニュースでやっていたが、そりゃ当然だろう。
これだけ連日猛暑が続き、雨らしい雨が豪雨以来降っていないのだから生長するものも生長しない。例年ならキュウリ地獄にピーマン・トマト・ナス地獄といったところで、お隣さんなどに食べてもらうのだが、今夏は一人でも十分消費できる量しか採れていない。トマトはある程度収穫しているが、いかんせん味が悪い。これはスイカでもそうだったが全然甘味がないのだ。雨が少ないので糖分が増し甘くなるように感じるがなぜだろう。
ピーマンなんて小さいままちっとも大きくならず、そのうち強烈な日差しに焼けて茶色く変色し切り落とすしかない状況だ。
現状我が畑においても調子のいいものなぞ1つもない。毎日水遣りをしているからかろうじて繋ぎ止めているが、水遣りをしなかったらすぐに萎れてしまうだろう。
そんな悪条件下で出荷できる方がかえって不思議なくらいだ。
盆を過ぎるとぼちぼち冬野菜の種蒔きなどが始まるが、こんなキチガイじみた暑さのもとでは発芽すら難しいだろう。陽を遮るなど工夫をしてなんとか乗り切らねばならんな・・

2018-08-02

今日も便座がかなり熱いです
















朝からかなりの高温になる気配はあったが、39℃とはね・・しかも夕立もこんし。
帰宅すると案の定、室内気温は35℃。すぐさま全ての窓を開け放つも風が無いから熱が逃げん。扇風機を強で回してみても熱い空気をかき混ぜとるだけで涼をとるには程遠い。
こんな状況ではやはりエアコンがないと体力を消耗してしまう。
エアコンをかけるときはいつも一番弱い設定で室温も28℃。これで十分だ。いまいち効いていないと感じたら扇風機との併用でバッチリ。これ以上設定温度を下げると逆に身体が冷えてしまいおかしな感じになるからね。基本的には室温が30℃を下回って入ればエアコンをかける必要はなく、扇風機で大丈夫だ。
今日39℃あったということは当然熱が逃げずに籠もったままになっているから、明日も気温が今日と同等かそれ以上になるということだ。まったくいい加減にしてほしいよ。
雨の気配も全く無いしでどうなっているんだかね・・

2018-08-01

なにもかも
















自分一人で家に居るときにこれほどエアコンを使った夏は初めてだな。
今日も自宅に着き車のドアを開けると、むわんとした凄まじい熱気に包まれ途端に汗が噴き出して来る。雷雨による吹き込みを警戒して家中の窓を閉めて仕事に出ているので、日中はほとんど風通しもなく夕方になっても暑さがこもったままだ。寝室は35℃もあり、すぐに窓を開け放ったがそう簡単に室温が下がるわけでも無い。同じくリビングも33℃ほどあって、おまけに湿度も高く不快なことこの上ない。なのでさっさとエアコン入れて涼んでいるが、この湿度と気温では我慢していたら体力を落とし、何か他の物事を引き込みそうな恐れもある。
さっき寝室の室温を見て来たが、窓を開け放ってっから5時間近くが経とうというのにまだ32℃もあった。布団も熱い状態なのでエアコンかけなとても寝れんだろう。
明日も38℃を超えるという。覚悟しとかねばな。