2022-05-31

カメがもう1匹やって来た


我が家にはどうもいろんな動物が集う様で、妻が三女を迎えに行こうと玄関を出ると、すぐ足元にクサガメの赤ちゃんが居たと言う。すでに日が燦々と照り付けて土間のコンクリートが焼ける様だったのですぐに小さな水槽に入れて保護することになった。帰宅後にその子ガメを見たが、ほんとまだ孵化したばかりの大きさで、いったいどこからこの子ガメがやって来たのか全くの謎だ。と言うのも我が家の駐車場は道路に向けてはオープンだが、両隣の敷地に対してはブロックが2段積んであるのでこの子ガメでは乗り越えることはできない。とすると市道側から侵入して来たことになるが、こんな子ガメが頻繁に車が通る道路をひょこひょこと歩いて来たとは考えにくい。ならば一体どこから来たのか?我が家の庭の中で孵化し、狭い通路を通って表側の駐車場に出たとも考えられるが、それではこの子ガメの移動距離がかなりのものになる。同じ様なことはミドリガメ・クサガメの違いこそあれ今までに二度ほどあったので三度目があっても不思議ではないのだがね。

これでクサガメが14匹になりました。この子ガメも他の者達と同様ある程度の大きさにまで 成長したら、表の川に逃してやろうと考えている。

2022-05-30

ひよこがやって来た


 何年ぶりになるのだろうか、第4世代にあたるひよこ達が我が家にやって来た。品種はいつもと同じ『ごとうもみじ』。昔は1羽300円台で購入できたが、今は500円とのこと。ここにも様々な物の値上がりの余波が来ているのだろう。それでも今後たくさんの卵を産んでくれることを思えば安いもの。しかも超絶かわいいんだよね。ひよこ達の行動をじっと観察していると、ほんと癒される。久しぶりなものだからちょっと要領を忘れてしまって、『はて、どうだったか?』なんてことになっているが、餌をついばみ、水を飲み、元気に走り回っていたかと思うと、パタンと寝落ちする様子はまるで人間の子供の成長を早回しで見ているかのようだ。今はこんなに小さなひよこ達も半年を待たずに卵を産み始めるのだから、その成長ぶりには驚くべきものがある。いつもは9月頃にひよこを購入し育てていたが、今回はコロナ禍の影響を受けて暑い時期に育てることになる。ヒナにとっては気温が高めの方が管理がしやすいのだが、ある程度大きく育ったところで猛暑にさらされることになるので、その辺りが要注意点かな。あと相変わらず近辺ではキツネが出没しているので 、ヒナを拐われぬよう用心しないとな。

2022-05-29

真夏日


 今日も終日外で作業をしていたが、さすがに34℃もあると身体にこたえます。なるべく直射日光の下は避けるように作業しつつ、水分もこまめに摂るよう心がけていたのでフラフラするようなことはなかったが、まだ今頃は湿度が低い分真夏日と言ってもずいぶん楽に感じる。これが盛夏ともなればグッと湿度も上がり、全身汗だくでの作業となるので疲れ方が全然違ってくる。なのでまだ湿度が低く比較的楽な頃から徐々に身体を慣らしていけば、暑さに強い身体になってくれるだろうと勝手に思い込んでいる。そう言う意味では今日は額から汗を流しながらの作業だったのでいい慣らしになったと思う。

明日は今日ほどではないにしてもやはり30℃ほどまで気温が上がるようなので、一緒に作業している作業員さんらが熱中症にならぬよう用心しなくては。いよいよそんな季節になったということだね。

2022-05-28

全く愚かなり


 とどのつまり銃規制に反対するのはトランプのようなバカ者たちなのだろう。サンディフックの時にも教師に銃を持たせようなんて話が出たが、銃所持を望む教師がどれほどいると思っているのか、例え強制的に持たせたり、武装警官などの警備員を配置したとしても、襲撃者がアサルトライフルなどで攻撃してきたら守ることなぞできるはずもない。映画のように悪者をやっつけてくれる人は現実世界ではまず現れない。それは多くの警官が1時間近くも突入せず子供達の犠牲者を増やしてしまった結果を見ても明らかだ。そもそもアサルトライフルが普通に購入できること自体が異常だろう。ライフルのような猟に使う銃や護身用の拳銃が憲法で認められた銃を所持する権利として認められるというならまだしも、アサルトライフルなんて殺人のためにしか使わない武器がそれも18歳で購入できるなんて信じられないほどアホな話だ。そんな銃が簡単に買えたら、世の中に不満を持つ人間が買って無差別に撃ちまくるなんてことは容易に想像できる。

建設的な話として、まず銃の所持に対してより厳しい規制をかけて銃を使用した犯罪の発生件数を調査してみればいい。規制をかけたにもかかわらず犯罪率に変化がなければ何か他の手を考えねばならないが、顕著に犯罪率が減ったなら銃規制が奏功した結果と言える。しかし現実はそんなレベルにも程遠く、利権まみれの連中が政治資金のためだけに人々の命を売っているという醜悪な状態だ。

やはり圧倒的な指導力を持った人間が現れない限り、国を二分する議論は纏まらず、その間にさらに多くの子供達が犠牲になるのだろう。これこそ『悪』に他ならない。

2022-05-27

大増水


 昨夜から今朝にかけての降りは凄かった。庭に15cmほどの深さの容器を設置しといたが、それが溢れていたからね。実際は相当量の雨が降ったのだろう。その証拠に表の川は大増水しており、河川敷が完全に水没し、ブランコが浮いていた。ここに越してきた頃は河川敷が水没することは年に3回程度しかなかったが、今では一度に降る雨量が年々確実に増えているので、大雨のたびに河川敷が水没している感じを受ける。長良川は帰宅する頃になっても水位が下がらず、濁流がどうどうと流れていた。まだ梅雨の走りの頃でこれだけの雨量だと梅雨終わり頃にある大雨ではどうなることかと、一級河川に面した我が家としてはちと心配になる。昨年は確か2度ほど排水機場がフル稼働して強制排水をしたが、今年はその回数がさらに増えるかもしれない。畑にとってはありがたい雨ではあったが、ちょっと降り過ぎだよな。

明日は梅雨入りに備えて排水経路のメンテナンスをすることにしよう。

2022-05-26

権力の行方


 一部の権力者による非道な行いは世界のどこかで常に行われているのだろうが、昨今の世界情勢ではますますそれが顕著になってきていると思うのは自分だけだろうか。トランプのような馬鹿者が対立を煽ったことで人種差別を助長しヘイトクライムが激増したことは事実であり、プーチンがやっているような弱者に対する攻撃もまたそれに通じるものがある。権力者は自分の力を誇示することを欲し、その欲を満たすためには情け容赦が無い。ウクライナの例を見ればよく分かる。中国においては習近平体制のもとウイグル人に対する弾圧は苛烈さを増し、チベットや内モンゴルに対する締め付けは彼らの文化を抹殺するレベルだ。最近は報道もされなくなってしまったがミャンマーの軍事政権による民主化勢力への攻撃は今も続き、同じく香港の民主化勢力も当局の力により厳しく抑圧されている。昨日起きたテキサス州の小学校銃撃事件も上院議員を中心とする権力者たちによって銃規制法案成立を阻止され、その結果多くの子供達が命を奪われてしまった。

とどのつまり世界はごく少数の権力者たちによって抑圧され、奪われ続けている。もういい加減そんな時代は終わりにする時だ。

2022-05-25

惨劇再び


 銃の所持規制が厳格化されない限り、子供達の命が奪われ続けるということなのだろう。よもやサンディ・フックのような惨劇が再び起ころうとは・・しかも18歳の若者が妹や弟に当たる年齢の小学生を19人も無差別に撃ち殺すなんて誰が想像できようか。どうやったらこんな残虐性が生まれるのか、襲撃者も射殺されているので真相は闇の中だが、そもそもそういった攻撃性の強い人間の届くところに銃があることが間違っているのだ。単純な話、銃が手元にあれば撃つ人もいるだろうが、銃がなければ撃つことはできないのだ。銃を所持する権利云々というが、それは子供たちの命を守るよりも重要なものなのか?顔を吹き飛ばされて死んでいった子供たちを殺したのは銃規制に関する歪んだ現状に甘んじているすべての大人たちだ。

あと何回こんな惨劇を繰り返せば大人たちは子供たちを守ろうとするのだろうか。ほんと異常なことだよ。

2022-05-24

ニンニクうれし


 ポツポツとニンニクを収穫し始めている。冷凍保存していた去年産のものはほぼ使い果たしていたので、ニンニクを多用する我が家にとってはとてもありがたいのだ。今年の出来はまあまあといったところ。雨が少なかったためか粒はあまり大きくないものの見た感じはよく締まっていて、ちょうどスーパーなどで売っているものと同等の大きさだ。店頭販売の無農薬ものは驚くほど高額だが、その同じ無農薬・有機栽培で100本ほど作っているので、完全に元は取っていると思う。レモンやニンニクなど店頭での単価が高いものは栽培する環境があるなら作っておくとかなり助けになる。それになりより自家栽培の方が断然美味いしね。

最近は収穫したらすぐに皮を剥いて冷凍保存にしている。その方が虫もつかないし、圧倒的に保存が効くしね。料理に使う時もサッと水に通せば包丁も入って至極便利だよ。

2022-05-23

WHOの凋落


本来の役割を果たせぬ国際機関ならばその存在自体が害を生むものであり、単に大国の出先機関と成り下がっている以上、直ちに廃止すべきと考える。その最たるものが国連で、もはや常任理事国のカードでしかなく、戦争も止められず、平和維持の国連軍を送りもせず、とことん破壊され殺された後に援助をしようなんて、偽善この上なく反吐が出る。日本は直ちに脱退し、他の国際機関の立ち上げを目指すべきだ。その国連と同様近年のWHOはなぜか中国の出先機関と成り果て、新型コロナの起源も追求せず、何より新型コロナ対策に関し多大な貢献をした台湾の総会参加要請を認めないなど、自ら国際機関であることを放棄した対応を繰り返すなど、今や完全にその存在意義を失っている。これは確実に未来への障害となるもので、一刻も早く解体せねばその毒がさらに広範囲に影響を与えかねないだろう。

2022-05-22

釣り楽し


 今週末も午後から表の川で三女と一緒に釣りをした。川面が波立つほどの風が吹いていたので条件としては悪かったが、夕方に近づくにつれ徐々に風が弱まり、それと同調するようにアタリが出るようになってきた。ただ、アタリはあるもののつついている魚が小さいためか一向に釣れないまま時間は過ぎたが、やがて三女が10cmほどのオイカワを釣り上げた。 これが三女にとって初めて釣った魚だったので大喜びだったね。そうこうしているうちに今度は自分のウキが一気に持ってかれたので合わせると、竿が大きくしなうほどの引きで、ハリスが0.8号なため切られないように頑張っていたのだが、最後タモに引き込もうとしたときにタモに入り切らず失敗し、そのときのアオリでハリスが切れバラしてしまった。獲物は50cmほどのナマズだった。まあ、バラしたものの久しぶりにナマズの強烈な引きを楽しむことができたので良かったよ。三女なんて大興奮して楽しくてたまらないという感じだった。その後夕マズメが近づいたからか急に魚の食いがよくなってきて、自分が立て続けにオイカワを4匹釣り上げた。もうそろそろやめようという時に川の中にある杭に自分が仕掛けを引っ掛けてしまい、引っ張って糸が切れた勢いでウキが外れ川面を流れ始めてしまった。幸いウキが漂っているところが浅かったのでタモを持って川に入り無事ウキを回収したのだが、ふと足元を見ると直径10cmほどの塩ビパイプが沈んでいたので『これはひょっとすると・・』と中に潜んでいるものを確認すると、20cmほどのナマズの子供が出てきたよ。『なんだか今日はナマズに縁があるな・・』 と感じつつ、写真だけ撮って逃してやった。

やはり釣りはいいものだ。三女と並んでいろいろ話しながら竿を出すこのひとときを大切にしたい。自宅の表がすぐ釣り場という好条件を生かして次週末もチャレンジしようと思う。

2022-05-21

握力が残ってません


 寒気の流入による影響で終日降ったり止んだりを繰り返す不安定な空模様。気温も20℃前後と低めだったが、ハードな作業をするにはちょうどよかった。午後に3時間ほど草刈り作業をしたが、この気温でも汗がたらたらと流れるほどだったので、30℃を超える気温だったらと思うととてもそんな長時間作業できなかったと思う。しかしこの季節は草が伸びるのが早いね。先々週に草刈りをした堤防部分は既に15cmほども伸びている状態だ。これで雨が降りお日様がカッと照ればすぐに草刈りをせねばならなくなるだろう。ほんと雑草との闘いだ。

草刈りのついでに河岸に生い茂っていたヨシを一部刈り払い、釣竿を出せるようにしておいた。明日はここで三女と釣りをする予定。さて、何が釣れるかな。

2022-05-20

苗の話


 朝、先週末に植えたまだ小さなピーマンの苗を見てみると、なんと一本は根本辺りから切り倒され、他の4本も再生不能なほど葉を食い荒らされていた。こんな事態もあろうかと余分に苗を育てているので、さっそく5本を植え替えておいた。

夕方、仕事から帰って来て朝植え替えた苗を見ていると、おどろいたことにまた根本から切り倒されているではないか。今度はその犯人であろう青虫がいたので潰しておいたが、この様子では他の苗もやられるかもしれない。自分がなぜわざわざ種から苗を育てているかというと、こういった事態に対応するためなのだ。夏野菜の苗は大体GW前後に販売のピークを迎え、それを超えると多くの苗が店頭から消えてしまう。今回のように一旦植えてそれから食害などで枯れたりして新たに苗を購入しようとしても、そのときにはすでに苗が売っていないこともしばしばなのだ。そんなことに備えるために種から多くの苗を育てるようにしている。それに種から育てたほうが一般的な品種以外にも様々なものに挑戦できるので面白味がある。

自分の畑の夏野菜類は近隣の畑に比べ格段に生長が遅いように見えるが、それが本来の生長速度なのさ。近年は苗が出回る時期が早くなっているので年々皆が競争のように苗を植えている。そう急がずとも良いのにさ。

2022-05-19

戦争がもたらすもの


 ロシアによるウクライナ侵攻は世界の食料事情にも暗い影を落とし、WFP試算によると中東・アフリカ地域を中心に400万人を超える人々が飢餓に直面するとみられている。ウクライナのオデーサ港に輸出されずに滞留している穀物は2千万トンにも及ぶという。それらは輸出したくともロシア海軍の妨害で運ぶことができない状況だ。この戦争によってウクライナの穀物生産量が大幅に減ることは確実で、ウクライナ産の比較的安価な穀物に頼っていた国々は大打撃を被ることになる。貧困国に価格が高騰している穀物を買う余裕は無く、食糧不足に直結する事態となっている。戦争などの混乱によっていつも大きな影響を受けるのはこういった貧困層で、この愚かな戦争を始めたプーチンのような権力者は日々の食料さえ事欠く人々のことなぞまるで無視している。結局独裁者なんてものは人々から巻き上げたお金を懐に入れ私腹を肥やす国に取り付いた寄生虫のようなものだ。人々は寄生虫に養分を吸い取られているのにも気付かず気付いたときにはすでに国が傾いているという状況。人々はなぜこんなくだらない戦争のために死なねばならないのか。そのすべての責任はプーチンにある。しかしそのプーチンをのさばらせて来た人々にも責任の一端はある。


2022-05-18

盛者必衰


 驕れるプーチンの栄華もそう長くは無いだろう。ウクライナに侵攻しなければもう少し長く権力を握っていられたかもしれないが、現状はどうみても衰退期に入っている。大ロシア帝国もしくは全盛期のソ連の復活を夢見たのだろうか。プーチンが何を目指しているのかは知らないが、それは彼自身のためのものであってロシア国民のためのものでは無い。プーチンのことだから言葉巧みにロシアのためと言うだろうが、とどのつまりは全て自分のためでありどこまでも孤独な裸の王様なのだ。しかしそのたった一人の愚かな王様のためにどれほど多くの人々が命を生活を奪われただろうか。やはり独裁は腐る。習近平中国も同様の道を歩むだろう。

2022-05-17

走行距離25万km到達


 我がロードスターの走行距離が25万kmを超えた。年々走行中のガタピシ音は大きくなる一方だし、ボンネットの塗装も剥げてきている。幌なんてそこらじゅうに穴が開き、浴室用のコーキング剤でその都度塞いでいる状態だ。もうボロボロなのでオープンにすると二度と閉めれないと思う。それでも機関系の調子は絶好調で毎日乗っているが問題点は無い。これは消耗部品のほとんどを既に交換済みなため、目立った不調は無いということもある。そうは言っても車体は劣化してゆく一方なのでそのうち致命的な問題を起こして走行不能に陥ることも十分考えられる。 何せ初年度登録から23年目を迎え、自動車税も15%の重加算されているような、ほぼクラシックの域に入りつつあるものなので何が起きてもおかしくは無い。それでも未だ初代ロードスターも見かけるし、自分も30万kmを目指し頑張っていこうと思う。何よりもこのロードスターを諦めてまでも乗ってみたいという車が無いのが、ここまでこの車を乗り続けている一番の原因なのだ。

 

2022-05-16

11th Birthday


 先日、三女が11歳になった。

ここ数ヶ月で急に身長が伸びてきて、すでに成長が鈍化している姉二人に追い付こうかという勢いだ。身長だけでなく雰囲気も大きく変わり始めていて、父親としてはもうじき一緒に買い物に行ったりしなくなるんだろうな・・という寂しさも感じている。末っ子である三女はいつもみんなから小さい小さいと思われていたので、もう11歳ということがちょっと受け入れられない現実のようにさえ感じる。長女にとっての三女のイメージは常に3歳だそうで、次女にとっては6歳らしい。要するに『姉ちゃん、姉ちゃん』といいながら後を追っかけてくる年頃のイメージなんだろな。自分にとっても『Daddy、Daddy』と言いながら常に傍にいるイメージなので、そんな三女がついて来なくなることに違和感を感じると思うのだ。今のところは今までの習慣で買い物などにもついてくるが、もう一緒に畑仕事をしたりとかはしなくなってしまった。長女・次女の時もそうだったが、『私もやる!』と言って何でも真似しようとする年頃はあっという間に過ぎて行ってしまう。ぐんぐん成長してゆく三女を頼もしく思いながらも寂しさを感じるのはそのためだ。親バカだな・・

2022-05-15

沖縄復帰50年


 沖縄が復帰してから50年が経った。新冷戦と言われる時代になってもなお日本にある米軍基地の70%が沖縄に集中しているという現実は変わらない。沖縄の負担削減という観点からの米軍基地の国内移設は昨今の世界状況を考えると机上の空論でしか無い。むしろ中国の台頭と台湾侵攻へのリスク、たび重なる北朝鮮による弾道ミサイル発射などの挑発、それにウクライナに侵攻したロシアの存在などなど米軍の拠点が沖縄にある重要性が高まりつつある状態だ。

沖縄の基地負担は減らした方がいい。それは当然だ。そもそも基地なんて無くて済むならそれに越したことはない。ただ、今回のウクライナのように何の非が無くても一方的に攻め込んでくるような国に対し米軍がそこにいるということは大きな抑止力となっている。中国・ロシア・北朝鮮との緊張関係が続く限り日本は沖縄の米軍を必要とし、米軍もまた米国本土防衛のための最前線基地として沖縄から去ることはない。たとえ将来日米安保が解消され、米軍が日本から去るようなことがあっても、その時は逆に日本の軍隊が米軍の基地を利用し居座り続けることになるだろう。そうなった場合、沖縄の基地面積は削減されることになると思うが嘉手納基地が抱えるような根本的な問題は軍がスゲ変わっただけで解決にならないと思う。

沖縄の抱える悲劇は常に歴史の袋小路に追い込まれてしまうことだ。逃げ場の無いどうしようもない立ち位置に追い詰められ、犠牲ばかりを求められる。その犠牲に対する対価があればまだしも、犠牲は常に搾取され続けてきた。

地政学的な重要度が増す中で真剣に沖縄の基地がどうあるべきかを話し合わなければ、来る将来の国防のスキとなりかねない。まず国は押し付けでは無く対等に話あう姿勢を示さねばならない。残念ながら話はそこからだ。

2022-05-14

いい仕事します


 春から初夏にかけて大発生するのがアブラムシだ。今年は例年に比べ少ないようでありがたいのだが、夏野菜の苗がある程度大きくなったところでアブラムシにたかられ、勢いを削がれるケースが目立ってきた。発生したアブラムシを農薬で除去するのは簡単だが、農薬は使わないことにしているので何らかの方法で駆除するしかない。1匹1匹潰そうにも数が多く小さ過ぎるので全部やっつけるのは難しい。数匹でも残してしまうとあっという間に増えてまたやり直しだ。水圧で駆除したこともあったが、これもしぶとく残るアブラムシがいて完全駆除は無理だった。そこで今回取った方法が天敵のテントウムシに頑張ってもらうことだ。幸い我が家周辺には緑が多いのでテントウムシは容易に見つけられる。本当は幼虫の方が飛んでいかないのでいいのだが、今日は成虫しか見つけられなかったので5匹を捕まえ、それをアブラムシが湧いているスイカの苗に載せてみると、サッと飛んでいってしまうと思いきやテケテケと葉の上などを歩き回り、すぐに葉裏に隠れているアブラムシを見つけて捕食し始めた。驚いたことに1匹も飛び立つことなく、全てのアブラムシを食い尽くすような勢いで次から次へと捕食していた。あの調子なら明日には全てのアブラムシが駆除されていることだろう。想像以上の仕事ぶりに感心させられたよ。

2022-05-13

瞬く間


 

 天気予報で盛んに大雨に関する注意喚起を行っていたが、夜になって雨雲にすっぽりと覆われ本降りとなってきている。昨日から庭に置いてある雨量計バケツの水位は今日夕方時点では5cmほどと大したことはなかったが、今は結構強めの雨が降り続いているので朝にはグッと水位が上がっているだろう。

まるで梅雨の走りのようなこの天気。今年の梅雨入りは早くなりそうな予感がするが果たしてどうなることか。それにしても時の移ろいは驚くほど早い。この間桜が散ったと思ったらもう梅雨の話だ。ちょっと急ぎすぎじゃないですか、と言いたくなるほどあっという間だ。

2022-05-12

致命的失策


 フィンランドがNATOに加盟する意志を表明した。これにロシアが強く反発しているというが、そもそもロシアがウクライナに侵攻しなければフィンランド、それに続くと思われるスウェーデンのNATO加盟への模索はなかっただろう。特にソ連による侵攻を受けたフィンランドにとってウクライナの惨状は我が事のように思えるはずだ。ウクライナ同様ロシアとの国境は長距離に及び、どこからでも侵攻を受ける可能性がある中で強大なロシア相手に自国のみの防衛は不可能だ。ところがウクライナが西欧諸国からの武器支援を受けて反転攻勢を強めている様子を見れば、むしろNATOに加盟した方が確実に西欧諸国の支援を受けることができ、戦争を未然に防ぐ抑止力としても機能するはずで、現時点の世界情勢からすると必須の選択肢と言える。今までのようにロシアに気を使ってNATO加盟を保留していても、いつ何時なんの理由もなくロシアが侵攻してくる可能性があるということが証明されたので、座して待つ理由は何もなくなった。そういう状況を自ら作り出しておいてそれを非難するなんて愚かの極みだ。全ては大国としての傲りが生み出したもの。その傲りが国を窮地に追いやる様をしっかり見届けてやるつもりだ。

2022-05-11

大衆は愚かなのか


 フィリピンの次期大統領はマルコスが当選した。マルコスと言えばかつて20年に渡る独裁体制で多くの人を弾圧したあのマルコスの長男だ。 そんな独裁者の息子が大統領選に立候補し勝つなんて信じがたいことだ。フィリピンの人々はその当時のことを忘れてしまったのだろうか。当時からマルコス支持派は存在したようだが、軍によるクーデターが起こるほどに国は腐り切っていた。その原因を作り、多額の国の資産を横領していたマルコス一族を国民は許すのか。その当時横領された資産の行方ははっきりせず、ひょっとすると今回の選挙資金などもその秘密資産から出ているのかもしれない。独裁者の息子でも善行を行う者なら権力の座についても構わないが、すでに強権政治を目指す言動も見られるなど、とてもフィリピンの大衆のために立つような人物でないことは明らかだ。ドゥテルテも強権的で常に挑発的な態度を取るような怪しい人物だったが、今回はマルコスが大統領で、副大統領がドゥテルテの娘という恐ろしい組み合わせだ。この2人が国民の利益を最優先に考えるなどとはこれっぽっちも思わないが、さてどうなるだろうか。ま、政治の質で言ったら日本も他国のことを言えたもんじゃないがね・・

2022-05-10

新大統領お手並み拝見


 韓国は新大統領のユンさんになりましたが、果たしてどうなることでしょうか。久しぶりに保守系の大統領になったものの革新系との支持率は拮抗しており、あまり思い切ったことはできないと思う。日韓関係改善を目指すと言っても結局のところ国内の反発を恐れ大バカ者のムンが行ったことを撤回することなぞできないだろう。そうなってくると簡単に支持率アップが期待できる反日路線を踏襲するのは目に見えているので、そう易々と関係改善ができるなどとは全く期待していない。ムン政権が醸成したものといえば韓国に対する徹底的な不信感であり、もはや韓国と何を同意したとしても政権が変われば『そんなことは前政権が勝手に決めたことだ』と、コロッと撤回してしまうのだからタチが悪い。あれだけ用心を重ね『不可逆的に・・』という文言まで入れたのにあっさりと否定された慰安婦合意の例を見れば、もはや韓国との約束事なぞ意味がないように感じる。あまり関わるとイライラするのでとりあえずほかっておけばよいと思う。日本側としては礼を失せず、真摯な対応を続けながら様子を見る程度で十分だろう。義理を欠くようなことだけはしてはいけない。

 

2022-05-09

詭弁


 戦勝記念日のプーチンの演説内容は想定内の範囲にとどまり、なんらの目新しさも感じられなかった。相変わらず口からは出まかせばかりを吐き続け、もはや自分が作り上げた虚構を信じ切っているようにさえ感じる。西側諸国がロシアに噛み付くチャンスと捉え、積極的に武器支援に乗り出している背景にはウクライナの人々を助けるという大前提の裏で各国が確実に利益を得られる方法を見つけたからに違いない。このままロシア軍に圧力をかけて弱体化できれば喜ぶ国はたくさんあるし、ロシア正規軍を相手に最新武器のデータ取りも合法的にできる。しかもそれらの武器を運用するのはあくまでもウクライナ人で、攻撃を受けても自国民の犠牲を生まなくて済む。えげつない話だが、表向きいくらウクライナを助けるためと言っても、高額な兵器をおいそれと提供できるわけはない。それはウクライナも承知で、双方の利害が一致する点を交渉で詰め、今はそれを実行しているということだ。今後西側の兵器が前線に行き渡るようになれば膠着状態の戦況にも変化が出てくるはずだ。

プーチンの嘘がどこまで通用するか。遅かれ早かれ破綻することは目に見えている。

2022-05-08

マジ修行


 今日もほんとくたびれました。このGWは良いお天気に恵まれ外仕事が捗ったのでほんと助かった反面、毎日これでもかと作業していたので平日仕事するよりも疲れた日々だった。休日に身体を休めるというより追い込むといった感じ。ほぼ修行に近い。

草刈りは昨日の続きの河川敷から始めたが、残り3分の1と言っても結構草が密生している箇所だったので思ったよりも時間がかかり、南側の堤防斜面を8割がた刈ったところでガス欠になったので今日の作業はそこまでとした。新草刈機になってから燃費も伸びたようで、作業を始める前に給油した時は7割ほど入れたのだが、エンジン回転を抑え気味に作業していたら3時間以上も持ったので、驚くほどの燃費の良さだ。むしろ人間の方が先にへばってしまう。

草刈りについては最低限の面積はGW中に刈り終えておくことができたので良しとしよう。どのみち雨が続けばすぐに伸びてしまうからね。草との本格的な戦いが始まったよ。

2022-05-07

草刈り日和


 今日も朝から青空が広がり実に気持ちが良い。午前中はカボチャの苗を植えたり、スイカを植える場所を耕したりと畑仕事に集中し、午後からようやく草刈り作業を再開した。今日の目標は河川敷を半分刈り終えることで、ヨシが背を超えるほどに伸びている場所もあって中々手強い。しかも県道に架かる橋に面した場所は、ポイ捨てされたゴミもかなりあって、これらのゴミを除けながら草刈りを行い、刈り終わった後に除けておいたゴミを拾い集めるなど結構手間がかかる。それでも河川敷の3分の2程度の草刈りを終えることができたので、明日は半日もあれば河川敷の残りと堤防斜面の草刈りを終えることはできそうだ。いやはや今日も疲れました。でもまだ明日があるからね・・

2022-05-06

体中が痛いです


 娘たちは平常通りに学校へと向かい、自分も自宅で仕事をしようと考えていたがあまりに天気が良いので外へ出たのが最後、そのまま昼食時を除き18時半まで外で作業を続け、結構ハードワークが多かったので腰を中心に肩など全身がギシギシと痛い。普段から動いている方ではあるが、全身に力を入れての作業を終日ぶっ続けることはまずないので、身体が悲鳴をあげているのだろう。でも夏を前にしてこれくらいの負荷をかけて身体を慣らしておかないと夏本番になったら持たないからね。これもトレーニングと思えばなんてことはない。

今日は畑を中心にした作業に徹したので堤防と河川敷の草刈りは土日に持ち越しだ。ほんとこの時期はいくら作業しても次から次へとやることが出てきて終わりがないよ。

2022-05-05

畑三昧


 妻が娘たちと一緒にモールに買い物に行っている間、自分はひたすら畑仕事に没頭する。今日の優先事項は里芋と生姜の植え付けだ。どこにどう植えるかで悩んだ末、ようやく場所を決め植え付け完了。その他トウ立ってきたネギを掘り起こし、次の植え替えに備えて天日干しにしたり、畑の縁に植えてあった水仙が増えすぎてしまったので球根を掘り起こしたりと、28℃に迫る気温の中で結構ハードワークが続いたので汗だくになってしまった。でもまだ今の時期は空気が乾燥しているので汗をかいてもすぐに乾き、風も爽やかで外にいる方が本当に気持ちがいい。GW後半は天気に恵まれているので仕事が捗り、本当に助かっている。まだ堤防と河川敷の草刈りが終わっていないので残りの休日で片付けたいと思っているが、果たしてそこまで手が回るかどうか。忙しい日々はまだまだ続きそうだ。

2022-05-04

3度目の正直


 次女のために購入した折り畳み机に損傷があり、交換を要請したもののその交換品にも損傷があった旨は先日書いた。その交換品を今日受け取ったが、今回は前回にも増して箱全体をがっちりと補強してあり、見るからに『これなら大丈夫だ』と思わせる梱包ぶり。なんか製造メーカーの意地を感じられた。というのもメーカー側は前回交換品を発送するにあたり、一度箱を開梱し中の商品に傷がないことを確認してから発送していたようで、それによって天板の割れの原因は配送中に発生していたことが特定されていた。そこでメーカー側が取った対策が『これでもか!』という梱包というわけだ。交換品を受け取った時も箱には傷や凹みなどは一切無く、今回は丁寧に扱われたことがよく分かる、て言うかこれが本来の姿なんだろうけどね。最初に配達された時はすでに外箱が損傷していたから開梱して『やっぱりか・・』てな感じだったけど、配送業者も忙し過ぎて荷物の取り扱いが雑になっているのかもしれない。そういう理由があったにせよ、商品を購入した側は楽しみにしているのだから荷物の取り扱いには十分留意してもらいたい。

今日受け取ったものはまったく問題無し。次女に渡すとさっそく部屋を掃除して新しい机を使う準備に入っていた。これでようやく安心できました。

2022-05-03

3年ぶりの陶器まつり


 新型コロナの影響で2年連続で中止されていた土岐の陶器まつりが今年は開催され、日常使いの器の多くが割れたりヒビが入ったりしているので、それらの補充をすべく足を運んだ。久しぶりに会場を訪れると、今までとだいぶ勝手が違っていて、臨時駐車場もかなり離れたところにしかなく、おまけに大渋滞でちっとも車が動かない。ようやく駐車できたのは会場に着いてから1時間後で、すぐに昼食となったため会場を回ることができたのは13時頃からだった。人出はそれほど多いわけでもなく、大混雑ではなかったので屋外でのコロナ感染リスクは低かったと思う。露天も人の密集を避けるためかなり距離を空けて出店していたので、歩く距離はかなりあったと思う。妻が着けていた万歩計は2万歩を超えていたので10km以上歩いた計算になる。

肝心の器だが、毎回出店されているところで割れたものの補充をし、あとは会場をぐるりとひと回りしてある程度の目星をつけ、全部で30点くらいの買い物をした。今回は普段使いのものをメインに購入したが、結構いいものを手に入れることができて満足している。やはり陶器まつりは楽しい。作家さんらの作品は高くて買えないが、皆さんいろいろなものに挑戦しているのでそれぞれの個性が出ていてとてもいい。来年もぜひ開催されることを期待したい。

2022-05-02

新草刈機絶好調


 朝からすっきりと晴れた今日、午前中はトウモロコシの苗の植え替えをしたり収穫し始めたイチゴに防鳥ネットを掛けたりなど畑を中心とした作業を行い、午後からは堤防や河川敷の草刈りを2時間ほど行った。トウモロコシの苗の植え替えは全部で60本くらいあったのでかなり時間が掛かり、おまけにずっとしゃがんでの作業だったので腰が痛くなってしまった。これしきのことで腰が痛くなるようではいかんので、もっと鍛えておく必要がある。

午後からの草刈りはおととい試運転してみた結果を受けて各箇所を微調整し、そして本格的な草刈り作業に入ったが、実に調子が良くてとてもいい感じだった。重量自体は先代機に比べ僅か500g軽いだけなのだが、これが長時間使用しているとこの500gの違いが疲労感の差となって大きく現れることを実感し、ちょっと感動している。草刈機のシャフトも若干太さを増し5cm短くなっているが、これによって取り回しが楽になり、それも疲労の軽減に寄与しているようだ。これなら今後10年ほどはガンガンいけるだろう。いい買い物だったよ。

2022-05-01

まずは行動せよ


 岸田君はのほほんと東南アジアを歴訪しているようだが、キーウを電撃訪問するなど世界に対するアピールを何かできんものかな。と言うのもウクライナ隣接国やEU加盟国を中心とした各国が軍事支援を含む多大な支援を申し出ている中、日本は武器以外の支援を行なっているものの影が薄い状態だ。日本の支援は戦後復興を中心としたものになるのは間違いないが、だからってただ傍観しているだけでは一番苦しい時の助けにはならない。大したことはできないまでもウクライナを支援する態度を一番分かりやすい形で行うとしたら、政府専用機もしくは自衛隊機に食料・医薬品などの支援物資を積み込んで自ら届けることだろう。そうやって日本がウクライナを支援する態度を具体的に示せば、武器の支援はできないまでも理解は得られるんじゃないかと思う。この戦争で最も気をつけなければならないのは、日本特有の曖昧な態度を決してとってはならないということだ。ロシアがウクライナに対して行っていることは明らかに悪であり、どんな外交的事情があろうとも変わることはない。この悪に毅然とした態度で臨まねば他国の不信を招く恐れがある。そう遠くない将来、ロシアもしくは中国が武力で圧力をかけてくる可能性は十分にある。そんなとき見方になってくれる国を一つでも多くしたいなら何よりもまず態度で示すことだ。それが今なのだ。