2009-08-31

大崩壊と大爆発



自民帝国が大崩壊を遂げた記念すべき日は、また我が家にとっても記念となる初バーベキュー大会の日でもあったのだ。

先日のPANALI邸での大バーベキュー大会に味を占め、加えて近くのホームセンターの安売りセールにまんまと乗せられて炭火式コンロ一式を購入し(1700円だ!)、さっそく庭先にて炭火を熾し様々なものを焼いてゆく。子供達も我が家でやるのは始めてのことで大はしゃぎ。それだったら寒くなるまで間もっと頻繁にやっても良いなと思う次第。バーベキューをするには十分な広さもあるし、残った灰も畑に利用できて処理の問題も無い。そして何よりも『やっぱ旨いわ!』

ところがだ、片付けも終わり一服していたら急に腹が痛くなって来てトイレに駆け込む事態に!こりゃなんぞや?と思う間もなく第2波が・・どういうわけか自分一人が食あたりにあったようで全身の力が抜け一気にパワーダウン。思い当たるものと言えば一粒が栗ほどもある大粒のニンニクを半焼けの状態で二粒も食べたことか?皆が食べずに自分だけが食べたものと言えばこれくらいだ。今日、現場事務所にて同僚に事の次第を話すと、『そりゃ、ただでさえ強いものをそんなに食べたら腹壊すわな』と言われたよ。

我が家の記念すべきバーベキュー初日にいきなり大爆発を起こすとは、我ながらなんとも愉快でふがいないが、なんやらそれがまた自分らしくていい思い出になったよな。

2009-08-30

慣れ


9時前に投票所へ出向くと、明らかにいつもとは違う様子でひっきりなしに投票箱のある体育館を人が出入りしている。こう言っちゃなんだが、いつもは気怠ささえ漂っている投票所がなにかこう緊張感を漂わせ、そこからも今回の選挙に懸ける人々の意志を感じることが出来る。
投票を済ませて気づいたことは、この選挙には子連れの人が多いな・・ということだ。今までは小さい子供を連れた人を投票所であまり見かけたことは無かった。それが今回は体育館の中を走り回る子供らや、幼児をだっこした人が『多いな・・』と感じるほど目についた。おそらく今まで投票していなかった若い世代が投票に来るようになったからだろう、と勝手に解釈しつつ、ふとあることに気がついた。
『なんでオレは一人なんだろ?』
一人も何も妻に選挙権が無いから一人で来ているのだ。もし妻に他の日本人のように選挙権があれば当然子供達を連れての投票となるはずだ。そのことに今日改めて気づかされたが、同時に違和感を感ぜずにはおられない。

妻の場合すでに10年以上日本で暮らし、国籍は米国だが日本の永住権も持っている。しかもその間ずっと納税しているにも拘らず未だ持って選挙権が与えられず、国政に対して一言もいう権利が無い。このことはこの国の閉鎖的且つ島国根性的思い上がり志向の賜物であり、中には『外国人に国を乗っ取られる!』なんて言う冗談のようなことを実しやかに叫ぶ者も居て、とても我々が生きているうちに外国籍の人に参政権が与えられることはないだろう。
こういうことの対処の一つ一つで、その国のかたちがはっきり現れて来ると思う。

2009-08-29

崩落


最近このブログに対し、スパムコメントがほぼ毎日のように書き込まれるようになった。それは過去のある特定の日に対して行なわれており、書き込みの内容はアダルト系のものだ。おそらくこの特定の日のページにリンクさせて機械的にじゃんじゃん送ってんだろうが、当然送られて来る方は腹が立つ。なので発信元をブロックしたいが残念なことに自分が使用している『ブロガー』は(『はてな』はバックアップ用)任意のアドレスを登録してブロックする機能をいまのところ持っていない。その代わりにコメントを第三者が書き込むときに、確認用文字を入力するよう設定できるようだ。この機能を有効化すれば自動で送りつけて来るスパムコメントは排除できるだろう。
さっそく設定して今後の結果を待つのみだが、さてどうなるだろう?


本日、近所のホームセンターで特売があり、畑作用の堆肥などを大量に買い込みうずたかく積み上げたまでは良かったが、夜になり何となく庭に出てみると、なんてこったい!積み上げた堆肥が崩壊し、まわりに置いてあった鉢植えを押しつぶしていた・・
蚊に喰われながら急いで堆肥をどけたものの、デュランタが根元からポッキリと折れてしまってた。木を育てるために買った堆肥がよもや その木を折ってしまうとは・・

ほんと予期せぬことが起こるものだな。

2009-08-28

疲れと迷い


昨日『最近疲れ易く、その原因は寝不足』と書いたがそれに加え、何となく気力が萎えて来ているように感じもする。これも夏場の暑い盛りに溜まった疲れが徐々に出て来ているためかも知れないが、はっきりとした原因は分からない。
気力の萎えとは言っても仕事に対しては常に全開で、折からの忙しさも相まってふさぎ込んでいるような余裕など微塵も無く、帰宅して夕食を摂り、子供達を風呂に入れて寝んねの前の遊びをし、寝かし付けてからやっとこさ自分の時間を持てるが、ここからがぐにゃぐにゃになってしまって思わずニュースを見ながら眠り込んでしまったり、見たくもない番組をぼーっと見続けていたりと、どうも締まりのない日々が多いように感じる。

じゃあ、反対に言うと何がいったい自分を満足させるのか?

それが分かれば苦労は無いな・・何かが足りないのは分かっている。でもその何かが分からないジレンマはいつもあり、それが常に浮きつ沈みつして感情の起伏と連動し、『オレはこのままでいいのか?』という思いが迷いを生み、気力を萎えさせているようだ。
その迷いは疲れを伴い逡巡し、いつの間にか忘れられてゆく・・再び頭をもたげるその日まで。

2009-08-27

sleep


最近たいした仕事をしてもいないのに疲れが溜まり易く、どうすることも出来ないような眠気に襲われる。
これらの原因の一つが睡眠不足で、十分眠ったような日にはさほど眠気にも襲われず、脳の回転も良いような気がする。ならばさっさと寝ちまえばいいものを毎日なんだかんだとやっていて気がつけば0時という繰り返し。朝は5時半に起きているので必然的に6時間を切る睡眠時間となっている。
こうやってブログを書きながらも最後まで起きていること叶わず、途中でまるでスイッチが切れるように落ちてしまう日もあり眠りつ書きつの繰り返し、よって文脈の途中で話しが途切れたりと支離滅裂状態に・・

さあ、今夜こそ早く寝て、頭をスッキリさせるとしよう。

2009-08-26

選挙


選挙を週末に控え、どこもかしこも選挙やマニフェストに関する報道ばかり、そしてそれらのほとんどが聞いていると『我々は○○します!』と言うような聞こえの良い言葉ばかり、なるほどそうであるならばさぞかし良い国になるのだろうな・・と思うが、選挙の度にそのような話が毎回出ては忘れ去られて行き、とどのつまりはマニフェストもへったくれも無く、とにかく30日!それがすべてでそれさえ通ってしまえば、後は野となれ山となれ状態。こんな懲りないヤツらが何を叫ぼうが誰が信じるかっつーの。
所為先生方はこの時ばかりは街に走り出し、頭を盛んに下げて誰彼なしに握手をしまくってゆく。いったいぜんたいコイツらはどういう生き物なのだろう?僕には邪悪な生き物にしか見えないがね。とても信じられるレベルのものではないことは確かだな。残念なことに・・

2009-08-25

資格


世に資格なるものは数多あるけれども、なにゆえそんなにお金が掛かるのか?
資格によって金額の差は大きいだろうが、例えば欲しい資格の試験を受けるだけでも何千円。5千円以下ならまだしも1万近くになると気軽に受けてみようか?なんてわけにはいかず相当な覚悟と準備を伴って来る。そして見事合格した後が大変だ、すぐさま合格した資格を『登録』するようにとの案内があり、ならばと登録申請書を開くと登録料○万円と書いてある。
一体いくら吸い上げたら気が済むのだろう。手数料代にしちゃーぼったくり過ぎじゃないですかね?
公共の仕事はその仕様書の資格要件を厳しくし、業者に対して資格保持者を求めて来る。しかしその実態は資格を求めることで、結果的に資格試験を受ける者、また資格登録をする者が大幅に増え、それらを取り仕切っている財団がその法外な手数料収入で潤うという構図なのだ。
そしてその財団は官僚や役人たちの天下り先として大きな受け皿となっている。

我々はそんな彼らの策にまんまとのせられているのだよ。

2009-08-24

駆ける


天気は一気に秋めいて、朝晩は肌寒いくらい。つい先日までの気候と比べるとずいぶん過ごし良くなったが、果たしてこの涼しさがいつまで続くことやら。
現場では朝から乾いた風が吹き、かく汗の量も大分少ないようだ。だが、そうは言ってもまだ8月、日差しは強烈に照りつけ長靴のつま先をジリジリと焼き、熱いと言うより痛いくらい。さて、今夏の残暑はどうなるだろう?涼しい気候のままで秋に突入するならそれに越したことは無いが、そううまくはいかないだろう。おそらく現場を十分に苦しめるくらいの暑さはまたやって来るはずだ。

会議で遅くなり、深夜の堤防をぶっ飛ばす。走るのは自分だけだ。ヘッドライトの光に中に羽虫が一瞬現れ消え去ってゆく。
誰もいない道ならゆっくり走ればいいじゃないか・・しかしそれが出来ないのだ。何かに追われているわけでもないのに何故そんなに急がねばならぬのか?急いだからと言って何かがあるわけでもないのに・・

2009-08-23

第三の敵


今晩は北寄りの冷んやりとした風が吹き実に快適だ。クーラーはもちろん扇風機さえも要らず快適に眠れそうで、いよいよ夏の終わりを実感するなり。

時折雨が落ちて来る不安定な天候の中、庭の木々や草花を見て回る。先日の雨で再び緑が甦り、連日の強烈な日差しにうなだれていたものも活力を取り戻したようだ。かと言って梅雨時のような勢いは無く、ここでも秋の訪れを感じることが出来る。
そうやっていろいろ見ているうちに、モミジの葉が食害されているに気がついた。葉の繊維質だけを残してきれいに食べられており、まるでレースのカーテンのよう。何が食べたんだろ?と周囲の葉を裏からのぞいてみると、あの恐ろしいヤツだった!
そうオコゼムシだ。コイツに刺された痛みはヒリヒリと焼けるようで、アシナガバチよりも質が悪い。しかも一匹いたら必ず周りに何匹か潜んでいるので、うっかり素手で葉の茂みに手を突っ込もうなら集中攻撃を受けて悲惨な目に遭う。ああ、恐ろしや恐ろしや・・

急いで箸をとって来て一匹ずつ摘んで駆除して行く。この時も手の周辺に伏兵がいないか十分用心して作業する。一箇所を駆除したあとで他の木も調べてみると数カ所に渡り繁殖していた。これらをすべて駆除してまずは一段落。でも次々と発生するのは間違いないので、これからは木の横を通り抜けるにも注意が必要だな。特に子供達が刺されぬように監視体制を強化せねば・・

2009-08-22

マムシ酒


ひと月近くを我が家で過ごして来たマムシ2匹がとうとう、ご入定されました。

1匹はホワイトリカーに、もう1匹はズブロッカに漬け込まれての最後。それまでマムシを監禁して来たペットボトルから瓶に移動させるのがなかなか難儀で、何とかして瓶に追い込んだらすかさず瓶を立てて口に漏斗をあて、マムシの脱走を阻止しつつ一気に酒を流し込んで仕込みを完了させる。確かにマムシ酒作りの工程を見れば如何にも単純作業で簡単そうだが、やる方は一瞬の隙を突かれてマムシが逃げ出す、もしくはマムシに噛まれることを十分に警戒しての仕込みなので、思ったよりも時間はかかるし緊張の連続だ。

それでも何とか仕込みを終え、あとは熟成されるのを待つばかりなり。

2009-08-21

眠気


久しぶりの雨。

ここ最近の好天続きで乾ききった大地には恵みの雨となった。こんな小雨程度の降りでも人間がホース片手に水やりするよりは遥かに効率がいい。庭や畑全体をまんべんなく湿らせ、連日の高温と強烈な日差しで弱りつつあった植物らもこの雨でホッと一息ついていることだろう。

植物と同様に人間にも知らないうちに疲れが蓄積されており、急に眠けに襲われ自分では何ともしようがなくなる時もちょくちょくある。この激しく体力を消耗するときに日々5時間ほどの睡眠時間では疲れが取れるはずもない。早く寝るようには心掛けているが、そこが僕の意志の弱いところでもある。まあ、せいぜい怪我をせぬよう用心するとしよう。

2009-08-20

ある悩み



今日、妻子とともに近くのホームセンターに買物に出向くと、そこで最近まで橋の下でホームレスをしていたHさんとばったり出会った。近況を尋ねると市から生活保護費として毎月10万もらえるようになり、布団一式も支給されたので大いに助かっているとのこと。そして彼の住んでいるアパートの隣の部屋に、これも同じ橋の下の生活者であるSじいさんが生活保護を受け住めるようになったと言う。そりゃー良かったと言いかけてふと、『でもじいさんまだ橋の下におるけど・・』と僕が答えると、Hさんが言うにはじいさんはどうも橋の下が気に入っているらしく、昼間はほとんどそこで過ごしているらしい。それにもともとアル中だったのが、市からお金が入るようになり昼夜を問わず飲んだくれているそうだ。生活保護費をもらうには毎月市へ書類の提出をせねばならないが、じいさんはとてもそんなことを出来る状態ではなく、仕方なしにHさんが書類の面倒などを見ていると言う。しかしそれにも限界があるためHさん曰く『じいさんはこのままだと生活保護を受けれなくなる可能性が高い』とまで言い切る。
今日の午前中、じいさんが橋の下に姿を現し何かをじゃんじゃん燃やしていた。ひょっとすると市から生活保護を受けているのだから橋の下の住まいは撤去するように言われ、その片付けをしていたのかも知れない。じいさんにとっては生活保護費の十万円は欲しいが、アパートの住まいは要らなかったのだろう。ただ、生活保護を受けるためには住所があることが前提なので、必要に迫られてアパートを借りたというのが本音だろう。

いずれにせよ2人は住まいを得ることが出来た。しかしHさんは『いつまで生活保護を受けられるのかどうか誰にも分からない。もしまた行き詰まったら橋の下に戻るかも知れない』と、漏らしていたのが印象的だった。

2009-08-19

全開!


昨夜は深夜に帰宅し、寝たのは1時過ぎだったにも拘らず、ウチの長女は時差ぼけの関係からか朝5時半に起きて元気いっぱいだ。僕が起きた頃にはすでに朝食を済ませ、大好きなパズルに耽っていた。今週は長女の通う幼稚園で自由登校日となっているので、当初は登校するよう連絡を入れていたが、昨夜のこともあり妻と相談して止めることにしていたら、当の長女が『行きたい!』と言い出した。本人が行きたいなら止めさせる理由もないので幼稚園まで送り、担任の先生に事情を話し長女を預け以後は家の掃除に明け暮れる。
午後2時の『お迎えの時間』に再び出向くと、担任の先生が『寝不足と聞いてたんですけど、プール遊びの時めちゃくちゃはしゃいでましたよ』と教えてくれた。4時間しか寝てないのにタフだな・・と思っていると、帰宅した後も一緒にメダカ獲りをしたり、次女と走り回ったりと信じられぬほどの元気さだ。これには妻も呆れ『とてもついて行けない・・』と早くも脱落宣言。
結局長女が寝たのは8時半頃で、これはいつもの時間だ。それにしてもどこからあんなパワーが出て来るのか?ほんと子供とは恐ろしいものだ。

2009-08-18

妻子帰国


妻から成田に無事着いたとの連絡あり、中部国際へ向けての乗り換え便の出発も40分ほど早くなるという。こちらはそれを見越して早めに家を出ているので万事順調。あとは到着ロビーにて妻子を迎えるだけだ。
そう思っていたら妻から次々とメールが送られて来る。『出発時間が遅れそうだ』『どうやら飛行機に問題が見つかったらしい』『修理しようとしたがダメで、いまは出発ゲートが変更になり移動している』『出発時間が何度も変更になって、今は分からないそうだ』などなどで、結局僕がセントレアに着いた時点でもまだ成田に留まったままで、一向にどうなるか分からない。こういうケースは前にもあったが自分で何とかできないぶん非常にイライラし、『気を揉む』とはこのことだな・・と実感する次第。
到着予定時間であった午後8時になっても飛行機は飛ばず、結局8時半頃に成田を飛び立ったらしい。中部国際に到着するまでの時間何もすることがなく、温泉でも入るかと思い見に行くと『入湯料千円』でアホらしくなりスカイデッキへ、ここで夜風に吹かれながら幾多もの飛行機を見送り、迎えながら一人感傷にふける。
待ちくたびれた頃、遠く北の空から飛行機の識別灯が近づき、逆噴射の轟音を上げながら無事に着陸。それから約30分後に妻たちを出迎えることが出来た。長女は相変わらずシャイになって目を合わせず、そのへんが実にかわいらしい。次女は反対にだっこしてくれとせがんで来て、これまたとろけるようにかわいいのだ。ところがそうゆっくりもしていられない。なにせ時間はすでに10時半近く、家に帰る電車の便も直通に限っては残り一本しかない。それに乗り込んで帰宅したときにはすでに日付も変わり1時近くになっていた・・

とにかく今日は航空会社に振り回され、一家全員疲れ果てましたとさ。

2009-08-17

シングルファーザー


夕食を一人でもそもそと作っていると電話が鳴った。たいてい夕飯時の電話はセールス関係が多いのでおそらくは・・と思ったが、明日は妻子が帰国する日でもあり、シアトルとの時差の関係上こんな時間に電話して来たのかな?とも思い電話に出てみると、元気な若い女性の声で『○○さんのお宅でしょうか?』と来た。やっぱりか・・と思い『そうですが』とぶっきらぼうに答えると、『私○○と申す者ですが、○○さんにご結婚相手のご紹介をしたいと思うのですが・・』と言うではないか!
こんな電話は実に久しぶりだ。以前はよく掛かって来たが個人情報保護法が施行されてからはほとんど無かった。それもこれも以前にも書いたが妻の名が住民票に記載されていないため、見かけ上2児のシングルファーザーと思われてしまうのだ。そりゃ、第三者が住民票だけを見て判断するなら、そうとしか見えないから仕方がない。
やにわに『結婚相手を紹介したい』と言われ、久しぶりだったこともあり面食らったが『あのー、僕妻がいるんですが・・』と答えると、電話口の女性は驚いた感じで『申し訳ありませんでした』と退散したわな。
ただ、ちょっと興味があったのは36にもなる2児のシングルファーザーには、一体どんな女性を薦めて来るのだろう?ということだ。こればかりは想像もつかんよな。

2009-08-16

ベリーベリー


我が家の前にある堤防の南斜面に勝手に植えたブラックベリーがなかなかの収量を見せている。当初はこのブラックベリーもラズベリー、ブルーベリーと同じく庭先に植えていたが、成長速度が早くおまけに地下茎で増殖するので庭先での栽培を諦めて、日当たり良く酸性土壌で水はけもいい堤防での栽培をたくらんだわけ。2月に植え替え梅雨を迎えるとブラックベリーが一番良く成長し、今の収量となっている。不思議なことに同じベリー系でもラズベリーは枝葉の成長は良いものの、結実が少なく収穫するというまでにはならず、堤防の北斜面に植えたブルーベリーは枝葉の成長すらままならない状態。ことブルーベリーに関しては冬を待ち、今度は南斜面に植え替えるつもり。
このまま順調に成長して行けば堤防の斜面にベリー類のブッシュが誕生することになり、収穫する楽しみも大きくなるがそうなって来ると堤防を管理している県が何か言って来るかも知れんな。そん時はそん時でまた考えるとして、せいぜい収穫してやるさ。

2009-08-15

伝えること


終戦の日。

太平洋戦争に関する様々な特集が組まれる中で、いつもこの時期に思うことがある。

3年前87歳で亡くなった僕の祖父は戦争中、南方のトラック諸島に駐留していた。その話を聞いたのは祖父が白内障の手術のため入院していた時で、その頃僕はまだ小学生だった。どういう経緯で戦争の話になったか思い出せないがその時祖父が語ったことは、アメリカの大編隊が爆撃のため何度も来襲したこと、その度にスコップを握りしめてヤシの木の陰に身を潜めたこと、激しい爆撃で多くの戦友が死んで行ったこと、その爆撃機がどういうわけか珊瑚礁に爆弾を落として行き、魚が空から降って来てそれを拾い集めて食べたことなどだ。それらの話を僕は大いに興味を持って聞いていたが、そんな話を・・と言って祖母に遮られてしまったこともよく憶えている。
あの時の祖父はまだ何かを語りたそうだったが、それ以降なぜか戦争に関する話題に触れることはなかった。祖父の死によって祖父が戦争についてどう思っていたのか?そこで何があったのか?を知る機会は永遠に失われてしまった。

僕はそのことについて残念と言うより、悔しいと思う。誰かが伝えなければあらゆることは一代きりとなり、今後に生かすことが出来なくなる。自分が子供達に『ひいおじいさんはね、むかし戦争に行って・・』と語ることも出来ない。

我々は何のために生きているのか?

それは『伝える』ため、『繋ぐ』ためだと僕は思っている。伝えなければ受け継がれないのだ。

重きことを口にするのは辛いだろう、受ける側も相当の覚悟が要る。しかし伝えねばならぬことがある。知らねばならぬ事実がある。それに耳を塞ぎ、目を閉じていたら、同じ過ちを繰り返してしまうだろう。

国家のため、ましてや天皇のためではなく、自分の愛する者のために散って行った人々の思いを我々は伝えて行かなければならない。


黙祷

2009-08-14

不可欠


昨日とは一転、朝から爽やかな風が吹き渡り、いつものように早朝に目が覚めたものの2度寝・3度寝と実にだらだらした、それでいて恍惚のひと時を送り、リフレッシュ完了だ。
いつものようにちょっと遅めのブランチを頂き、強烈な日差しの降り注ぐ海辺へと出かける。
焼けた石や砂を避けるため波打ち際を歩きながら漂着物を見て歩く。実はこれが僕の楽しみの一つでもある。『何か面白そうなものはないか?』と、様々なモノを拾い上げては放り投げるの繰り返し。そんな中でもちゃんと僕に語りかけて来るモノが見つかるんだよね。人から見れば『なんだ?』てなモノだろうが、僕にとっては拾い上げた時から大切なアイテムとなる。

海辺から戻るとPANALI氏特製のビビン冷麺が待っていてくれた。
これを皆で啜りつつ四方山話に花を咲かせ、あっという間に夕刻に至る。

いつも語り尽くせぬことばかりなれど、それでいいんだよね。次回には次回の『もの語り』があり、それはその時になって決まるもの。
愉快な仲間とご馳走と、ゆったりとした時間。それ以外に何が要ると言うんだい?

2009-08-13

流星追いしBBQ大会


PANALI邸に有志が集い、定例?の大BBQ大会を敢行する。
この日は折しもペルセウス座流星群を観察できる日でもあり、焼き肉を突っつきながら夜空を見上げ『あーっ、今のは長かった!』と、時折叫んだりしながら、ワイワイと楽しい時が過ぎてゆく。日中のベタつく湿気もいつもより遅く吹き始めた海風に押されて何処かへ流れ、さらりとした心地良い風に包まれる。う〜んんっ!と両手をいっぱいに広げれば、そこにはあまたの星たちがきらめき『そういえば星空をじっくり見るのは久しぶりだな・・』と、改めて気づかされる。

皆で花火を持ちきゃあきゃあ言いながら一瞬の輝きを楽しみ、BBQ大会を締めて夜の砂浜を散策する。空は大きく開け、首の痛みをこらえながらしばらく眺めるも、なかなか星は流れてくれなかった。それでも海風はいよいよ涼しく、波照間島で過ごした思い出とも重なって、しばらく忘れていたリズムが甦る。そうだな・・これがなくっちゃな。

若き日、南十字星を追いし空にはさそり座が君臨し、さらに南へ・・という欲求を駆り立てる。そう、『南へ』という志向は常に僕を衝き動かす原動力なのだ。

2009-08-12

増減


いや〜今日も暑かった。そんな暑さの中どっかどっかと溝を掘りまくっていたので、あっという間に全身汗でずぶ濡れとなりまるで服のまま川に飛び込んだようだ。実際そうした方が気持ち良さそうだが、それにしてもよくこんなに汗が出るもんだな。当然水分はいくら飲んでもそのまま素通りして行くようで、持参した2.5lの麦茶は昼過ぎには飲み干してしまい、結局3lもの水分を摂ったことになる。

さて、こんなに汗をかいたら一体どれくらい体重が減るものか?と帰宅後に計ってみるとなんと61kgしかない。この結果は言わば乾燥重量なのであてにはならないが、この暑さでかなり身体がしぼられたのは間違いないようだ。予報では盆以降も厳しい日差しが続くようなので、相当気合いを入れて臨まねばね・・

2009-08-11

虹の目覚め


今朝の目覚めは5時7分。そう、地震に揺り起こされました。
目を開けると、ゆ〜らゆ〜らと天井が揺れ、来たか!と飛び起きて階下へ降り、TVをつける。震源は静岡県沖ということで一瞬緊張が走ったが、東海地震とは関連がないということらしい。静岡の人にとってみれば震度6弱もの激しい揺れに襲われながら、それでも東海地震とは関係がないと言われ、改めていつ来てもおかしくないと言う大地震への恐怖感が募ったことだろう。まるで人ごとのように書いている自分もいつなんどき大地震に襲われるか分からず、そう思うと我ら人間の思惑なぞなんと儚きものよと思えてならない。

地震発生直後外に出て空を見てみると、西の空に虹が出ていた。台風の影響で湿気があるとはいえ、雨が降っていない中で虹が出るとは・・
これも地震の影響で大気中の磁場に乱れが生じたためか?

台風が去ったというのに午前中は無風で非常に蒸し暑く、厳しいお天気に。午後になり風が強く吹き始め、カラリとした暑さに。陽が落ちると急に気温が下がり始め、実に快適な状況だ。いくら昼間暑くても夜になり涼しくなるとぐっすり眠れ、疲れも取れるというものだ。

これで明日もがんばれるぞ!そう言えば現場に入ってからすでに体重が4kgも落ちたわさ。

2009-08-10

水蒸壁


台風9号の接近で凄い湿気だ。部屋内の湿度計は90%を指しているが屋外はそんなものではないだろう。灰色の様々なグラデーションを持った雲が南西方面から次々と押し寄せては何処かへ去ってゆく。今朝の予報ではこの地方も相当量の雨が降るようなことを言っていたが、午前中の早い時間に一時的に強く降った程度で、肩すかしを食らった感じだ。9号は今後も接近しつつあり、これから風雨が強くなるのかも知れない。気象庁のレーダーで見る限りでは大したことはなさそうだが、こればっかりは何とも言えんな。

雨のため現場作業も中止。最近の天候不順でこの現場が始まってからの稼働率は70%を割り込んでいる。今後天候が回復して来るよう願いたいが、それも束の間次は秋雨前線の影響を受けてきそうで、あとは何とか工程の遅れを取り戻せるようひたすら作業に打ち込むだけだ。

2009-08-09

めだか獲りしかの川


曇りの休日ほど外作業がはかどる日和はない。少し遅めに外に出ても厳しい日差しもなく、蒸し暑いと言っても現場仕事で鍛えられた身体にはどうってことはない。ということで先日までの長雨で伸び放題になった草をむしるべく、朝食も摂らず8時には外に出て12時過ぎまでひたすらに作業する。折からの蒸し暑さで汗は滴り落ち、まるで体中の水分が抜けてしまったようだ。時折蛇口から水を飲み水分を補給するもミネラル分は補えず、徐々に作業効率が落ちて来る。昼を過ぎたのを切りとしていったん引き上げ、ちゃんと食事を摂り燃料満タン!一服したあと3時から再び外の人になる。
午後の部は草刈り機を振り回して、昨日業者が刈り残した河川敷の平坦部を薙ぎ払い、ついでに西隣の空き地の一部まで侵略して作業を終え、そのあとは芝生のサッチを熊手で掻き出して処理したり、第3世代のインゲンの種を植えたりと実に忙しい。
それらをすべて終え、なんとなく川を見に行くとホテイアオイが岸に流れ着いていた。それを熊手で拾い上げタライに入れてみると実に良い。ホテイアオイだけではつまらぬな・・と川をのぞくと、メダカがいた!いそいで家に戻り娘の虫取り網を持って来て、せいやっ!と掬いとると小さなメダカが数匹獲れた。メダカを獲ったのなんて何年振りだろうか?いよいよ熱中してそこら中掬うが如何せん、虫取り網が百均の安物なので腰がなく、すぐにぐにゃりと曲がり使い物にならない。よし、こうなったらちゃんとしたものを買ってやるぞ!ということで今日の部は終了。

身体には心地良い疲労が残り、実に充実した『長崎の日』でございました。

どんなかたちであれ、現在の平和に感謝し、そのために犠牲となられた方々の冥福を祈ります。

2009-08-08

草刈職人


我が家の前の河川を管理している県から委託をされた業者が、毎年恒例の堤防の草刈りにやって来た。不思議なのはいつも盆前のこの時期で、おそらくは梅雨も明け春から伸び盛りだった草の成長も盛夏を迎えて鈍くなり、そのタイミングで刈り払えば年にたった一度でもなんとか誤摩化せるだろうとの、予算節約面からの読みではないか?
草を刈ってくれるのは大いに結構だが、堤防には僕や妻が勝手に植えた木なども多数あり、それらごと根こそぎ刈られるのでは?と心配していたものの、草刈り機を持ったリーダーと思しき人に『あの辺りに自分で植えた木があるんやけど・・』と言うと、『ああ、構わんよ。あそこは手つけへんから』と言ってくれた。その後彼らは35度を超える猛暑の中をチップソーの音をジャーンチッーンと響かせながらものすごい勢いで進んで行く、こりゃ何本かは刈られてしまうな・・と諦めをもって草刈りが完了した堤防を見に行くと、一本も伐られること無く実に見事な伐採だった。やはりプロは違うとつくづく感心した次第。
これでまた来年に向け堤防にいろんな木や花を植えることが出来るようになった。

2009-08-07

雷雲の行方


台風からの湿った空気の影響をもろに受け朝から外気は澱み、5時半だというのに清々しさは微塵もなく、散歩するだけで全身に汗をじっとりとかき実に不快だ。
現場にての作業中も終日この湿気は去らず、『よくこれほど汗をかくな』と自分で感心するくらい、まるで服のまま川で泳いで来たと思えるくらいに全身ずぶぬれとなり、それがまたひんやりと肌に張り付き気色悪い。
連日このように大量の汗をかくので汗疹の発生は凄まじく、そこら中が痒いのなんのって!

早くカラッとした気候になって欲しいが、そうなったらなったでとんでもない暑さになるんだろう。いっそのこと曇りがちの乾いた日になってくれるとありがたい。ま、そんな思惑など何の意味も無いがね。

2009-08-06

原爆の日


64回目の広島原爆の日。

アメリカの有権者の61%が『原爆の投下は正しい行為だった』と考えているという。原爆投下によって戦争を早く終わらせ、本土決戦を敢行しようとした日本と、そうなった場合おびただしい犠牲者を出したであろう米軍との双方の被害を最小限に抑えた、というのが一般的な見解であって学校でもそう教えている。
妻は高校生のときに始まった湾岸戦争では、両親も含めまわりの多くが戦争支持だったのに対し、友人と2人で『戦争反対!』のプラカードを掲げてデモ行進し、生卵までぶつけられたというほどの反戦派だが、それでも多くの米国民と同じく原爆投下は正しかったとは言わないが戦争を早く終わらせる手段としては仕方がなかったという立場だ。そのことについては何度も議論し、その度にケンカに発展したりもしてなかなか共通の見解には至らない、というか無理な話かも知れない。
原爆の使用が正しかった、正しくなかったという議論は平行線を辿り、どちらかの意見に纏まるようなことは双方の立場が違う以上無理だと思う。ただ、原爆の正否は差し置いても、その原爆によって未曾有の被害が出たのは紛れも無い事実であり、その被害や今も続く苦しみを知り理解することは、核を保有する国の義務であると思っている。核を使用したあとに『そんなにひどいとは知りませんでした』なんてお粗末な言い分をされたんじゃたまらんからね。でも核保有国の多くがその程度の認識しか持っていないはずだ。

オバマが言う核廃絶は、我々の世代が作り出した終末兵器を次世代に受け継がせない為に必ず為さねばならぬことであり、広島の日である今日、改めてその思いを強くする。

合掌

2009-08-05

ガス屋からのプレゼント



先日の晴れた朝、なにげに我が家の駐車場のコンクリートたたきを見て、そこに幾筋もの引きずり傷のようなものがあるのに気がついた。その引きずり傷をあみだくじのように辿ると、そのどれもがプロパンガスのボンベへと続いていた。そう、ガス屋がボンベの交換の際台車を使わずボンベを傾けて転がすか、引きずったときに出来た傷らしい。その他にも相当数の引っ掻き傷状のものが見受けられたので、ここは一つガス会社に注意しておく方がいいと思いさっそく苦情の電話をかける。要は、他人様のものに傷をつけるということに対しての配慮がなっとらんのだ。対応したスタッフは詫びを入れた上で担当者を向かわせると言う。その担当者が今日の夕方に訪れ、菓子折りを出しながらご迷惑をおかけして申し訳ありませんと謝罪して来た。そして確かに引きずったような傷はボンベ交換の際につけたものだと認めた。

その後担当者は深めの傷はモルタルを持って来たので今からそれで補修すると言う。しかしその深めの傷はガス屋がつけたものかどうか分からないし、補修してもすぐに剥離して来ることが分かっているので補修しなくてもよい旨伝えると、意表を突くことにその担当者『モルタルは要りませんか?』と言う。戸惑いつつも『そりゃくれるもんなら遠慮なしにもらうよ』と答えると、『20kgほどあリますがどうぞ持って行って下さい』と、どういうわけか気前がよい。その後も彼としばらく立ち話をしてさよならしたが、なかなかの好人物でさすがはモルタルとすすめるだけのことはある。

結局、菓子折りにモルタル20kgという奇妙な取り合わせの頂き物をし、以後ボンベの移動には台車を使うと言う改善策も聞いてこの問題は解決した。

2009-08-04

いきなり夏本番


いよいよやって来た。そうだ、この暑さがないと夏が来たとは言えない。と言っても現場仕事の身には厳しいことこの上ない。外に立つと何もしていなくてもじゃんじゃん汗が流れ、瞬く間に作業服はびしょぬれになり体温は急上昇する。この状態で激しく動こうものなら文字通り汗が滝のように流れ、すぐに脱水症状の第一段階へと突入だ。こまめに水分を摂りつつも汗で流れ出る方が圧倒的に多く、飲んでも飲んでも一向にのどの渇きは癒されず、身体からミネラル分が流出してしまったのが感覚としてよく分かる。

そうこうしているうちに気温は35℃にせまり、地面の照り返しも相まって危険な水準の暑さとなって来た。それでもへこたれること無く作業を続け頭を上げると、クラッと来た。少々オーバーヒート気味のようだ。天候不順の状態から急に暑くなったもので、まだ身体がこの暑さに順応されておらず直射日光下での作業は負担がかかり過ぎているのかも知れない。そうは言っても一週間も作業すればおのずと慣れて来るだろう。体重も大分落ちて来た。夏のこの暑さは、なまった身体をしぼるにはうってつけだな。

今朝散歩に出ようと玄関を出てすぐ股間に激痛が走った。この痛みは・・と思い玄関に入り急いでズボンを脱ぐと案の定出てきましたよアシナガバチが!どうやら洗濯物に潜んでいたらしい。朝一から激しい注射を打たれ、これで元気はつらつか??

2009-08-03

年金定期便


やっと梅雨明け、朝から快晴!
ドバン!と飛び起きると、離れも含め家中の窓という窓を全開にして、籠った湿気を大気中に解放する。しかし残念なことに仕事に行く時は雷雨を恐れて窓は閉め切らねばならず、僅かな時間だけの換気しかできない。

先週末届いた妻の年金定期便をチェックすると、年金特別便のときには気づかなかった6ヶ月分の謎の空白期間が存在し、昨日一日掛かっていろいろ調べていたが分からず、状況も複雑なので朝一に社会保険事務所を訪れ原因を突き止めることに。

事務所を訪れるとほぼ一番乗りでスムースに対応してくれ、様々なことを調べた結果要するに僕の不手際が原因で6ヶ月間の無資格期間を作ってしまったようなのだ。妻が会社を退職してすぐに3号被保険者への変更手続きをとっておれば問題なかったが、僕の勘違いからそれをせず、他にも当時の社会保険事務所の拙い案内の結果こうなってしまった次第。今更何ともならず、取りあえず原因が分かりましたと事務所を引き上げ、つまらぬミスをしたもんだ・・と仕事に精を出す。

心地良い疲労を携えて帰宅し食事を作っていると、朝方対応してくれた社会保険事務所の女性から電話があり、僕がミスした6ヶ月間のうち妻が出産手当金を支給されるまでの3ヶ月半分については3号特例という制度で遡って加入が可能だと教えてくれた。申請に必要な書類もすでに送ったということで、あまたの問題が指摘される中でのこの担当者の対応には好意を感じたな。
申請書を提出し、それが認められれば6ヶ月の空白期間は2ヶ月半に圧縮されることになる。

何はともあれ相談すべし!それを痛切に感じた一日だった。

2009-08-02

大増水


雨いよいよ勢いを増し、いちど6時半に目覚めるも昨日と同じく8時頃まで再び寝入る。その後は起きてからもシャッキリせずだらだらと朝食を済ませ、その後は撮りためたNHKスペシャルなどを見て時を過ごす。雨はその間も強く降ったり、小雨になったりを繰り返しつつそれでも一向に止む気配はない。そこで様々な書類でくちゃくちゃになっている部屋でも掃除しようかと手をつけたのが運の尽き。よくぞまあこうなるまでほっといたもんだと呆れるほどの散らかし様だ。それらを要るもの要らぬものに分けたりしていると、なんともう5時ではないか!外も大分明るくなっていて雨も止んでいるようだ。
外に出ると雲間から青空が見えている。明日は晴れるという予報だが可能性は高そうだな・・そう思いながら堤防を登り、川面を見て驚いた。完全に河川敷は水没し、僕が植えたアベマキの苗木はすべて水中に没してしまっている。水面に近づくと足元からコイだろうか?大きな魚がもの凄い勢いで逃げて行った。
自然とは圧倒的なものだな・・と、つくづく感じる。繊細で壊れ易い面も持つが、ひと度動き始めると人間の力ではどうしようもなく、ただぼうぜんと眺めるしか無い。
僕は水面を見つめながら『早く水が引いてくれれば良いけど・・』と願うだけだ。

2009-08-01

すべてのモノが黴て候


今朝も雨。
これで陽が差していれば跳ねるように起きて朝から全開でいくのだが、目を覚ますと外を見るまでもなく強い雨脚であるのがよく分かる。それではとてもシャッキリと起きる気にもなれずだらだらと布団の中で過ごし、結局起きたのは8時半。そのころは丁度小雨になっていたので急いで着替えてJackieの散歩に出る。ここのところ川の水位はずっと高く、川岸に生えていた草はその先端だけを濁った水面から出している。ただこの水位の上昇を周辺に住まう生き物達は喜んでいるようで、水鳥達は今は浅瀬となった河川敷で何かを盛んに啄み、コイのつがいは楽しそうに水面近くまで浮上して、流れて来るものを呑み込んだり吐いたりしている。草をかじりながら水面を波立てているのはヌートリアで、どこを見ているのか分からぬとぼけた顔をして食事に執心中だ。

こう毎日雨だと湿気もひどく、まずは洗濯物が乾かない。それにキッチンまわりのものに次々と黴が発生してとんでもないことになっている。発見する度に雑巾できれいに拭いてはいるが、数日経つと同じところにまた黴が生えている。こうなったらエタノールで片っ端から拭かざるを得ないようだ。
さらには風呂の戸にも黴が発生したがなんと風呂の戸の内側ではなく外側に黴が生えているのだ。これにはうんざりだね。