2009-08-08

草刈職人


我が家の前の河川を管理している県から委託をされた業者が、毎年恒例の堤防の草刈りにやって来た。不思議なのはいつも盆前のこの時期で、おそらくは梅雨も明け春から伸び盛りだった草の成長も盛夏を迎えて鈍くなり、そのタイミングで刈り払えば年にたった一度でもなんとか誤摩化せるだろうとの、予算節約面からの読みではないか?
草を刈ってくれるのは大いに結構だが、堤防には僕や妻が勝手に植えた木なども多数あり、それらごと根こそぎ刈られるのでは?と心配していたものの、草刈り機を持ったリーダーと思しき人に『あの辺りに自分で植えた木があるんやけど・・』と言うと、『ああ、構わんよ。あそこは手つけへんから』と言ってくれた。その後彼らは35度を超える猛暑の中をチップソーの音をジャーンチッーンと響かせながらものすごい勢いで進んで行く、こりゃ何本かは刈られてしまうな・・と諦めをもって草刈りが完了した堤防を見に行くと、一本も伐られること無く実に見事な伐採だった。やはりプロは違うとつくづく感心した次第。
これでまた来年に向け堤防にいろんな木や花を植えることが出来るようになった。

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