2006-11-30

時間


毎日が恐ろしい速度で飛び去ってゆく。
仕事から帰る、子供にご飯を食べさせつつ自分も急いで平らげる、そしたら風呂の用意だ。まず赤子を入れる、次に上の子と一緒に風呂で大暴れし、自分はとっとと出る。パジャマを着せたらしばらく遊んで歯磨きへ、寝る前のトイレに連れてゆき、さあ寝るぞ!と寝かしつけにかかるがなかなか寝てくれず布団の上で転げ回って1時間。思わず自分も寝てしまいハッ!と気づいてもう10時過ぎ。がさごそやってたら、はいもう寝る時間。でも幸せな毎日だ。

2006-11-29

別れ


二十歳の頃、滋賀県湖北地方のある村に毎日のように通い写真を撮っていた。そこで1人の老人と仲良くなりいろいろなことを教えてもらった。その老人を撮らせてもらうことで『写真とは?』ということが解りそうな手がかりを得つつあった。いや、直感的には解ったと感じていた。
しかし、老人は亡くなってしまった。
信じようが信じまいが勝手だが、ある夜不思議な夢を見た。とてつもなく眩しい光・・黄色っぽい輝きに包まれる夢。
明くる日、妙に胸騒ぎがしたので2週間ぶりに老人を訪ねてみた。が、昨夜他界されたということだった。
手にしたはずの何かは消え去り、それ以来写真が撮れなくなってしまった。
いまだにそのことを引きずっている。解っていたはずの『何か』を知る手がかりは残された写真のみだが、写真はそれを語ってくれない。違う!写真は語っているはずなのに僕が聞き取れないのだ・・

2006-11-28

出会い


最近は少なくなったが以前はよく自分自身のことが嫌で嫌でたまらなくなったり、自分で自分をどうすることもできなくなったりして衝動的に旅に出ることが多かった。目的も目的地も無く、ただ彷徨っていればなぜか癒された。
初めて海外へ行こうと思った時もそうだった。何かが停滞し始めていてそれを打ち壊したかった。香港返還をこの目で見たいというのは一つのきっかけでしかなかったと思う。その旅は2年半にも及んだが、妻と出会い、かけがえのない多くの友人を得ることができた。
確かに僕は変わった。が、自分で変えたんじゃない。多くの人々と出会い、ふれあうことで皆が僕を変えてくれた。
旅は多くを与えてくれる。
幾多の出会いと別れを繰り返し、僕が創られてゆく。

2006-11-27

乾燥機


おむつがちっとも乾かんので乾燥機を買うように!とのことで近所の家電量販店で値段交渉。ここの店員はいつものことだが人を苛つかせるのが上手だ。このときも値段を聞くと10分ほど待たせたあげく提示価格よりまかりませんときたもんだ。数週前にも同じ製品に
ついて見積もりを取った時は提示価格より5000円引いた値段だったのにだ。そのことを告げるとあわてて取って返しなんと提示価格より1万円も引いた価格を言ってきた。逆にこちらが驚いて『何でそんなに安なるの?』と聞くと、お客様が再来店してくれたから・・とわけの分からんことを言い出す始末。はじめからある程度値引いた価格を言えばこちらは気持ちよく買うのにね。その辺の駆け引きを
根本的に分かっとらん。思わせぶりにやたらと計算機をたたくだけでは客は逃げるよ。

2006-11-26

赤子


赤子とは不思議なものだ。
1人目の時もそうだったが、ある時に急に変わるんだよね。
『成長する』という言葉からは徐々に変化していくように感じるけどそうじゃない。
突然変わるんだ。まるで車のギアをチェンジするような感じで。
昨日までは日中でもあまり目を開けず、寝ていることがほとんどだったのに今朝からは目をぱっちりと開け、ぎょろぎょろと辺りを確かめるように見回し始めている。
赤子はステップアップする前は必ずぐずる。なぜかな?
変化に対して不安になるからか?
大人も同じだな。何かをしようとする時、自分を変えようとする時はさすがにぐずりはしないが不安になる。
不安のあまり『やめようかな』と逃げ道をつくろうとする。そこが赤子と違う点だな。

2006-11-25

義母帰国


義母が帰国した。
2人目が生まれてから3週間の滞在で何かと助けてもらった。
明日からがどうなるのかとても不安になる。自分はいい。仕事に逃げることができるから。
下の子がもう少し大きくなれば大分楽になると思うが、それも1年も先の話だ。
泣き叫ぶ子供2人と一日中狭いアパートの中にいれば精神的におかしくなるのも当然だと思う。
母とはすごいものだ。妊婦の疲労、産みの痛み、育てのつらさをこなしてしまうのだから。
男なんてどうしようもないな・・

2006-11-24

一瞬


一瞬にして200名以上の命が失われた。
すべては血の一滴よりオイルの一滴に価値を見いだした者どもが始めたことだ。
血を流すのは誰だ?
名前も公表されず単なる数字として消されてゆく人々は誰だ?
無為な殺戮をやめよ。
ヤツらは七面鳥にかじりつきながらせせら笑っているのだぞ。

2006-11-23

Thanks Giving


今日はThanks Giving。
妻がどうしても七面鳥を食べるのだ!とオーブンの大きさを無視して
オーダーしたため、届いたものは6キロもある巨大(アメリカでは小サイズ!)なもので当然のごとくウチの小さなオーブンには入らず、
大きめのオーブンを持つ実家へ行きローストすることに。ギリギリの大きさだったのでうまく焼けるか心配したけど、問題なく完璧なできあがり。スライスしてマッシュポテトを盛りつけ、クランベリーソース・グレイビーソースをたっぷりとかけいただきました。
結果的に実家に皆が集まってワイワイとやることができたので、
Thanks Givingらしくなり良かったな。

2006-11-22

愛国心


近頃盛んに国歌だ国旗だ愛国心だと騒いでいるが、
それが一体どうしたってんだ!
子供たちは国歌を歌うため、国旗を掲揚するため、
国を愛するために生まれてきたんじゃない!
国を愛する心ではなく、人を愛する心を教えよ!
先細りしかない日本の将来にとっての希望は子供達だ。
その子供達の未来を脂ぎったニヤケ顔の連中がねじ曲げ
ようとしている。
このままだと同じ歴史を繰り返す。そうはさせん!

2006-11-21

雨男


自分は雨男である。
迷信、妄信と言われようが実際にかなりの確率で降るのだから
しょうがない。それも決まって休みの日。なにか楽しいことを
始めようとすると、空がにわかにかき曇りぱらぱらと来る。
極めつけはヨルダンのワディ・ラムという砂漠でキャンプした
ときのこと。年に降っても3回ほどという雨がザーと来てね、
おかげでテントはびしょ濡れ、ヨルダン人も驚いて仰天しとったな。
旱魃のひどい所へ行けばさぞや喜ばれるだろう、と思うが
そういう時には降ってくれないんだろな。
おしいことだね。

2006-11-20

スポーツカー


スカイラインのフルモデルチェンジを知り、さっそくHPを
チェックしてみる。気になるのは外観のデザインだけだ。
カタログ上でなく実際に走っている姿が見たいと思う。
トヨタはセリカに続きMR-Sも生産中止するそうな。これで
スポーツからは完全撤退ということになるな・・
自分もかつてスポーツのような使えない車に乗る気はまったく
なかった。それがいまは2シーターに乗っている。
深い意味なんてないさ。楽しいから。
すべてにおいて遊び心が失われつつあると思う。
遊びを許すおおらかさも。
もっと、遊ぼうよ。

2006-11-19

シルクロード


おそい朝食を囲みながら昨晩に引き続き旅の話で盛り上がる。
シルクロードか・・子供の頃からその響きに憧れ続けている。
やはり自分も友人のとったルートを選ぶだろう。アジアの変化は
あまりに早い。気持ちばかりは焦る。が、一体いつ行くことが
できるのだろう?
なんとしてもカイラス巡礼は成し遂げる!

2006-11-18

イノシカ鍋


友人とイノシカ鍋をつつきながら西蔵・新彊を巡る旅について
大いに談笑し、心も身体もリフレッシュすることができた。
久しぶりに訪問した僕を温かい食事と愉快壮大な話題で迎えて
くれた友人に感謝御礼申し上げます。
食材を提供していただいた皆様、大変おいしゅうございました。
ごちそうさまでした。

2006-11-17


明日はチベット帰りの友人と会う。どんな面白い話が聞けるかと
楽しみだ。思えば最後に東南アジア・中国を旅してから4年にも
なる。あのねっとりとした空気、けたたましい騒音、かき分ける
ようにして進まねばならない雑踏。屋台から漂う匂い。
そのすべてが自分の血となり『おれはここに生きている!』こと
を実感させてくれた。
もちろん、今も生きているわさ、大人しく。
子供達がもう少し大きくなったら、タイかインドネシアに連れて
行こうと思う。その次はインドだな。
こうやってどんな時でも旅してるのだ。

2006-11-16


ウチには猫が2匹いる。前は3匹いたけど恩知らずにも
1匹逃げちまってね・・。残ったヤツらは大いに成長し、
今では体重8キロもあるんだよね。ゴロゴロ言いながら
腹の上に乗ってくるのはいいけどその一歩一歩がズン!と
突き刺さるようで、思わずウッ!と唸るほど。
これではいかんとダイエットフードに変えても順調に
成長しつつあるのはなぜ?

2006-11-15

一戸建て


家を探している。中古の一戸建て。
探し始めてもうすぐ一年になるな・・ないわけじゃない。
毎週いくつかの物件は上がってくるが、これ!といったものが
ないんだ。もちろん中古で探すのだから妥協しなければならない
とは分かっているがね。データで見て良さげな物件も実際に見に
行くとがっかり、の繰り返し。
いつかいい物件に出会えるのだろうか?
信じるしかないな。

2006-11-14

ロードスターな日々


Lanaが生まれると同時に7年連れ添ったダンガンが壊れた。18万キロか・・よく頑張ってくれたよな。
ダンガンが壊れたその日に手に入れたのがロードスター1.8RS。
バカな車にしたもんだ、という人もいる。が、そうじゃない、ロードスターがおれを呼んだのさ。

2006-11-13

ブログ立ち上げ


2人目の子供も無事に生まれ、ちょっと落ち着いてきたのでブログを始めることに・・さて、