2009-11-30

助っ人業


昨夜はぐっすりと眠れ、もう朝かな?と思って目覚めたときはまだ夜中の2時だった。それから二度寝に入るようなちょっと得した気分で朝まで眠り、体調も大分回復したようだ。とは言ってもやはりどこか微妙に狂っているようで、現場に到着し車を停めるときに正面のブロック塀との距離感を見誤って『ドン!』とやってしまったよ。これが後ろならまだしも前だからね、ほんと何やってたんだろ・・おかげでバンパーにヒビが入っちまった。ま、そういう日もあるさね。

まだ身体にだるさが残るが、今日は助っ人として呼ばれているのでがんばらねばならぬ。そこで大先輩と2人して径50cmのコンクリート製ヒューム管を電動ハツリと大ハンマーでたたき壊す!二人とも病み上がりでもあり、時折咳き込みながらゼイゼイいいながらも『ガガガガガガッ、ズゴンバコン』と激しく攻撃する。そんな作業を繰り返しながらなんとかヒューム管を撤去し、目的を果たすことが出来た。その他の作業もなかなか盛りだくさんで、疲れたと言っとる間はなかったな。でもこれで現場作業本格始動に向けある程度かたちになって来たと思う。助っ人としてのお役を果たせたようで、まずは良かった良かった。

2009-11-29

明日に向けて


熱は下がったもののやはり身体に力無く、ずっと弛緩したような状態。しかも咳き込むことが多くなって来てちょっと寝転んで静養しようとすると、立て続けに咳が出てとても寝てなんかいられない。そこで布団に座り、日頃読むチャンスの無かったDAYS JAPANを何冊もじっくりと読み込む。そこに載せられた写真は様々なことを訴えかけ、自分はその事実についてどう考えるか?と自問自答する。普段からこういう時間を持ちたいとは願っているが、なかなかそれが難しいのが現実だ。しかしこんなきっかけでも時間が持てたのだからありがたいことだ。
胸の辺りにはまだ違和感が残り、潮の満ち引きのように熱がぶり返すような感じがする。明日は当初の予報では雨だったのでこのまま仕事も休んでしまおうと考えていたが、夜のニュースでは晴れになっていた・・こういうときは雨男パワーも萎えてしまっているようだな。晴れならば他の現場からパワーワークの救援要請が来ているため、高速かっ飛ばして向かわねばならぬ。なあに、今晩よく眠れれば、明日には80%以上は回復しているだろう。ただし、他人にうつすようなことが無き様、その点だけは十分気を使わねばならぬ。
とにかく今日は早く寝るぞ。

2009-11-28

経過


昨日帰宅後はおとなしく隔離された部屋の中で退屈な時間を過ごしていたが、その間も絶えず悪寒は背筋を凍りつかせ頭痛もひどくなって来た。帰宅直後は37℃台後半だった体温も21時頃には38℃を越え、いよいよ高熱域に入って来たようだ。そこでさらに体温が上がったときに備え以前から備蓄しているタミフルを枕元に用意し、万全の体勢?で布団に潜り込む。僕の場合病気になっても回復が早いのはたいてい食欲があるためで、妻が作ってくれた鶏肉とほうれん草の雑炊をぺろりと平らげ、おまけにリンゴの大玉も喰ってやって眠りについた。
ほぼ一時間おきに目覚める寝苦しい夜が明け、昨夜と同じ雑炊を平らげると体調も大分改善し、熱も治まってしまった。こんなんなら普通の風邪だったかも?と思ったりもするが、インフルエンザA型と診断された同僚もまったく同じような症状だったし、普通の風邪でここまで腰が痛くなったことも無いのでインフルエンザだったということにしておこう。
熱が下がり身体が楽になったものの今度は咳が出始め、他の人にうつすリスクが高まってきた。まあ、これくらいのインフルエンザだったら今の時点で子供達にうつしてやった方が免疫の面からもいいように思うが、どうだろうね。
とにかく、はや体調は回復しつつあり、これで新型に対する免疫記憶が作られたのなら儲けものだと思う。

2009-11-27

撃沈


朝起きると喉がいがらっぽかったので、うがい薬でガラガラやって家を出た。現場に着いても喉の違和感は治まらず、のど飴をなめ続けて誤摩化そうとしていた。そこへ昨日から体調を崩し、朝一で病院へ出向いていた同僚が戻って来た。結果はインフルエンザA型だったという。ここに至っては従来型か新型かまでは検査せず、医者が言うには今流行っているもののほとんどは新型だということだ。
ううむ・・とうとう身近で発症者が出たか・・と思っていると、自分の体調がみるみる悪化して来たのだ!底冷えするような悪寒が波状攻撃的に襲って来て、身体中の節々が痛くなって来た。特に腰の痛みがひどく『こりゃ間違いなくインフルエンザになっちまったな・・』と観念しました。
そのまま現場にいても他の人にうつすだけなので、まだ元気なうちに帰宅することに。家に帰ると妻は驚き、さっそく妻と子供達とは違う部屋に隔離された。症状が治まるまでは極力接触を断つようにしているが、さてはてどうなることやら・・
このインフルエンザの発生源はおそらく仕事の大先輩だろう。なにせ猛烈に咳き込む彼と2時間近くも軽自動車の狭い空間で一緒だったからな・・あの状況ではうつらん方が奇跡と言うもの。その大先輩と今日電話で話したら『オレは(インフルエンザと)違ったと思うぞ』と言っていたが・・
どのみち発症しているものは仕方が無い。せいぜい養生するさね。

2009-11-26

主張せよ!


車を運転する者なら誰しも思ったことがあるだろう『そこの自転車、ライトつけて走らんかい!』と。特に冬服シーズンになり日没も早いため、黒っぽい制服でライトをつけていなかったらまったく見えないこともしばしばある。ときに『うわおっ!』と気づくのが遅れてヒヤッとしたことも一度や二度ではない。最近の自転車は暗くなったら自動点灯するLED式のライトを装備したものも多い様で、以前に比べ点灯率も上がっているように感じるが、それでもまだまだ無点灯車は後を絶たない。僕が高校生の頃の自転車は前輪に負荷をかけてライトを点灯させるものばかりだったので、ペダルを漕ぐのが重くなるのを嫌う連中は無点灯で走っていた。自分はと言えばそんなつまらぬことで命を危険に曝すことは愚の骨頂だし、それが原因で死んだとあらば親はやりきれぬだろうとの思いからちゃんと点灯していたな。ま、それが当然だろうが・・
暗い中での散歩も同じで『オレはここにいるぞ!』と示すために、必ず懐中電灯を持って歩いている。そう、つまりはそういうこと。ライトをつけ自分の存在を顕示する。それは自己主張にも繋がることだ。向こうが気づいてくれるだろうや、気づいてくれているはずだと思っていても、実際はそうでないことが多い。そればかりかその存在を無視され、消されてしまうこともあるのだ。だからこそ自己を主張せねばならぬ。
無灯火の人を見た時、僕は一人車の中で叫ぶ。『主張せよ!』と。

2009-11-25

The Man


その男はひょろりとした痩身に野球帽をかぶり、歳は初老といったところ。いつ見てもタバコをふかしながら歩いていて、片手にはレジ袋を持ちもう一方の手には火バサミを持って川沿いの道をふらりふらりと歩いている。彼とはJackieの散歩のときによくすれ違うのだが、こちらが『おはようございます』と挨拶しても煙草をくわえているためか声に出して挨拶を返したことは無く、気持ち頭を下げたのかな?程度で無愛想なおっさんだと思っていた。そんな彼の様子を見ていると、どうやら散歩しながら落ちているゴミを拾っているようで、時々立ち止まっては火バサミでゴミをつまみ上げ、レジ袋に押し込んでいる。見た目ではとてもそんなことをするような人には見えなかったので『奇特な人だな・・』と感心していたのだ。
その彼を今朝も見かけしばらく様子を眺めていると、突然道路脇の畑に向かって立ち小便を始めるではないか!少し前まではそんなことをする人も多かったが、今ではほとんど見かけなくなったがゆえに驚きもし、ゴミ拾いの行動とのギャップを考えずにはいられなかった。いや、それが彼自身の価値観なのだろう。

2009-11-24

鯖とSertab


雨の気配が迫る中、住宅街を抜ける曲がりくねった狭い道を運転席側の窓を全開にして走っていると、突然鯖を焼くいい匂いが車中に充満した。しばらく走ってもその匂いは車内に留まり僕の脳を刺激する。折しも大音量で流している曲はトルコの歌姫Sertabで、トルコと鯖とくりゃーイスタンブール名物の鯖サンドを思い出さずにはいられない。
ヨーロッパ側のガラタ橋のたもとに係留した、激しく揺れる小舟の上で次々と鯖の切り身が焼かれ、トルコパンにざっくりと切られた生タマネギと一緒に挟み込まれただけの実にシンプルなサンドイッチだが、脂の良くのった鯖とタマネギ、そしてトルコパンの三者が絶妙な旨味を醸し出し、2週間ほどのイスタンブール滞在中は病みつきになって毎日のように買い求めたものだ・・ああ、もう一度食べにいきたいな・・
単なる鯖を焼く匂いだけで、今日はちょっと幸せな気分に浸ることが出来ました。普段は思い出さないようなことも、ちょっとしたきっかけで記憶の奥から一瞬にして引き出されて来る。それが良い思い出か、悪い思い出かは別として、そこを通って来た自分を僕は『いいんじゃない?』と、受け入れる。

2009-11-23

百年公園


ちょっと惹かれる名を持つこの公園に行くのは意外なことに今日が初めてだ。いや、公園内に入ってから『来たことがあるような・・』という感じがしていたので、おそらく子供の頃に遊びに来たことがあるのかも知れない。
この里山の中に作られた公園は広大で、遊具の設置状況も他の公園と比べ豪快で広々としている。その代わり設備の老朽化は著しく、故障していたり理由も分からず使用禁止となっているものも多く、その点は時の流れを感じさせる。とは言っても子供達にとっては大した問題ではなく、次々と遊びを見つけ出しては大はしゃぎして楽しそうだ。
そんな風にしてほぼ丸一日を公園内で過ごし、紅葉に染まる木々を堪能することが出来た。

2009-11-22

Thanksgiving Day

今日は我が家のThanksgiving partyの日。妻の友人や家族の皆を呼んで賑やかに楽しく食卓を囲む。昨年飛び入り参加した久野氏は連絡するも、現在南アフリカに滞在中にて参加できず との返信あり残念至極。ならば彼の分まで七面鳥を喰ってやろうとナイフを入れる。妻によると今回の七面鳥はもう一つサイズアップしたものを注文したそう で、何kgか聞いていないが見た目でもかなりの大きさだ。仕込みののちオーブンで4時間かけて焼き上げられた七面鳥のなんと旨そうなことか!こんがりと表 面が焼け見ているだけで食欲をそそる。その巨大な七面鳥を切り分けるのは僕の仕事と決まっており、もたつきながらもなんとか捌いてゆく。



さてメニューは七面鳥にクランベリーソース添えて、スタッフィングにグレービーソースをたっぷりとかけたマッシュポテト、さらになんて言うか分からないが大学いも風に仕上げたサツマイモに我が家の畑で穫れた法蓮草のサラダ。これらすべてが最高に旨かった!



さらに食事の後にはこれまた巨大なアップルパイとパンプキンパイ。ただでさえ満腹なのに与えられたパイのなんて大きなことよ。はあ〜もう動けません・・



今回のThanksgiving partyも大好評だった。仕込みから調理まで時間をかけて準備してくれた義母と妻に感謝し、集まってくれた皆にありがとう。

2009-11-21

空と雲と風と


久しぶりに高速をぶっ飛ばし、のどかな里山風景の広がる山上の現場へと向かう。ところが土曜の朝だというのにいきなり7キロの渋滞に捕まりノロノロ運転に。そうか、今日は3連休の初日だった・・と気づいてもどうにもならず、そのままゆっくり安全運転。
現場での手伝いも半日で終わり、あとはこれまた久しぶりにPANALI氏といろいろなことについて語り合う。
時間はあっという間に過ぎ、西の空に赤く染まった太陽が沈んでゆく。
二人山上に立ち、煙たなびく里山風景を眺めながら言葉を交わすもまた楽しきことなり。
足元の落ち葉が風でカサカサと乾いた音を出し始めた。標高わずか200mでも平地と比べ寒さが身に沁みる。
さあ、そろそろ帰ろうか・・別れても余韻の残る、そんな一日だった。

2009-11-20

再解体


TOTOマンの活躍により、一旦は汚水漏れが収まったかのようにみえたトイレから昨夜再び汚水が滲み出し、朝一でTOTOマンに一報を入れる。するとしばらくして折り返しの連絡があり、我が家のトイレを施工した業者と共に夕方に伺うとのこと。時間に間に合うよう急いで帰宅し、3人で汚水漏れの原因を探るもはっきりせず、結局もう一度便器をはずしパッキンなどを調べる段取りとなった。
今回の作業はTOTOマンがやることになり、手際良く便器をはずしてあっという間にバラバラにしてしまった。そして問題の箇所を調べるも特定できず、話し合いの末もう一度便器を定位置に設置しなおして様子を見ることとなった。
TOTOマンもさっきバラしたばかりの便器を組み上げ、漏水がないかチェックし今回の修理は終了。もう漏れだすことは無いだろうと願うが、こればかりは分からない。ただ、そう祈るのみ。

2009-11-19

白菜受難


いったい何処から湧いて来るのか知らないが、夜盗虫の攻勢が激しく我が白菜は壊滅の危機を迎えている。これまでに何度も何度も懐中電灯を持って夜警に出向き、素行不良の夜盗虫どもを見つけ次第片っ端から退治してはいるのだが、朝になり白菜をよく見てみるとそこには真新しい糞が残されているではないか!しかも夜盗虫ばかりでなくアオムシまでもが白菜にたかり、むしゃむしゃぼりぼりと葉脈だけを残し喰い尽くしてゆく。その喰いっぷりは見事という他無く、ただただ為す術無しと途方に暮れる。そりゃ、農薬を使えば簡単さ。でもね自分で白菜を作ってみて分かったよ。市場に出回っているきれいな白菜がいかに大量の農薬を使用して作られているかをね。ちょっとぞっとするな・・。
とにかく壊滅覚悟でもせっせと世話をしてやろう。何事も勉強だ。虫たちに勝てなどしない、ポイントはどう折り合いをつけるかだ・・

2009-11-18

強制スリープ


今は朝5時半。
昨夜は子供達を寝かした後、猛烈な眠気に襲われてそのまま朝まで眠ってしまった。8時間以上眠ったのは久しぶりだな。これくらい寝ると寝疲れするというか、寝ていて身体が痛くなって目が覚めてしまった。
落ちるように眠ってしまうのは、よほど疲れが溜まっていた時くらいのもので、昨日の作業がそんなに激しかったかというとそれほど疲れた実感は無かったのにな・・。ただ昨日は一日ミニユンボに乗ってカチカチの礫層をズガンズガン!と掘抜いていたので、全身にその震動が伝わり首筋から背中全体にかけて違和感を感じていたのは確かだ。まあ、言うなりゃ暴れ馬に乗っているようなものだから、気づかぬうちに消耗していたのかもね。機械と違って人間なんて柔なものだな。
疲れたおかげでよく眠れた。頭もスッキリして今日もがんばれそうだ。

2009-11-17

痛み


冷たい雨が一日中降り続き、冬らしい陰気な空模様だ。気温もぐっと下がり日中でも10℃ほどしか無い。こう冷えて来ると古傷の左膝がキリキリと傷みだす。どんなタイミングで痛みを発するのかは分からないが、電気を流したような言葉通りのキリキリとした刺すような痛みが走るのだ。
骨折をしたのは今まで2回で、始めは高校生の時腰骨を剥離骨折し1ヶ月入院。2回目は4年前にバイクで転倒し左膝の皿を十文字に割り、これまたひと月の間松葉杖での生活。このどちらも寒さが増して来るとキリリと来る。それにしてもなんで寒くなると痛みが走るんだろう?低気圧が近づくと痛みが出るという人もいるが因果関係は不明朗だ。とにかく今後もこの痛みは寒さとともにやってきて、そしてどこかに去ってゆくのだろう。長い付き合いになりそうなので、うまく付き合わないとね。

2009-11-16

謎が一つ解けたなり


去年の夏、山で採取してきた木の苗を畑に植えて育ててきたが、一年が過ぎ僕の背丈よりも大きくなり剪定が必要となり刈り込んでいたが、まてよ・・この木はいったいなんの木だろう?と、間抜けなことに何の木なのか知らずに育てていた。というのも山で見かけた姿の良い木が気に入り、その木の下にたくさん実生の若木が生えていたので、おそらくそれはこの大木の子供達だろうと採取してきたものなのだ。しかし、だんだん成長するにつれなんか様子がおかしい・・どうもあの木とは違うようなのだ。そこで我が愛蔵の山渓ハンディ図鑑『樹に咲く花』3シリーズを取り出して樹種の特定をはかる。結果はモクセイ科のネズミモチだった。自分としてはモチノキもしくはクロガネモチと思って採取してきたのだがぜんぜん違ったな・・しかもあまり僕好みの樹相でもない。それが3本もあるのだ!そうしてみると我が庭にはキンモクセイ・ヒトツバタゴ・ネズミモチとモクセイ科の木が3種もあることになる。ということでネズミモチは河川敷に移動することに決定した。

2009-11-15

七五三day


今日は次女の七五三詣での日。西風が強いもののお天気良く絶好の七五三日より。かわいい着物に着替え記念写真を撮ると神社へ。長女のときもそうだったが南宮大社へ詣で、いままで無事に育ったことを感謝し今後の息災を願う。修理中の本殿ではなく仮設の賽銭箱に賽銭を投げ込むも、なにか有り難みが薄れる感じがする。まあ、これは仕方の無いことだな。それにしても今日の神社の混み様は凄かった。駐車場は満杯なのに次ぎから次へと参拝客が後を絶たずにやって来て、当然のごとくそのほとんどが七五三の参拝だ。子供達は皆きれいに着飾って得意顔。その子らに付き従うように両親や祖父母が後に続く。境内に入るとそんなグループがわんさと居て、年末年始とは違った一種異様な雰囲気を醸し出していた。
そんな神社から脱出し、みなで昼食を共にする。
良い写真がたくさん撮れたので親は大満足。子供達も大いにはしゃぎ回り楽しかったようだ。次の七五三は長女が7歳のときだから2年後だな。なんかすぐのような気がするが・・

2009-11-14

植樹


かねてから日当たりの良い堤防の斜面にみかんの木を植えたらどうだろうか?と考えていたので、今日2本の苗木を植えてみた。みかんの木はすでに温州と青島を庭に植えてある(まだ実はなっていないが)ので、違う品種にしようとホームセンターの苗木コーナーを物色していたら、いまは実に様々な品種が売っていてそのどれもがとても魅力的で、できることならすべて試してみたい程。だいぶ時間をかけて逡巡して決めたのが『ブラッドオレンジ』と清見オレンジの交配種である『せとか』だ。時間をかけた割にはなぜこれにしたかという明確な理由も無く、なんとなく決めただけのこと。グレープフルーツやレモンの苗木もあったが、これらは自分で種から育てている苗が数本あり、いずれ堤防のどこかへ植え付ける予定。
植え付けには教科書通り赤玉土などを使用して格別の扱いをしてやった。ただ、果たして堤防のぐり石が多い土壌でちゃんと育つだろうか?育つことを楽しみにして守をしてやろう。

2009-11-13

義母来日


明後日に予定している次女の七五三に合わせて、義母が来日した。到着日を一日間違えるなどの手違いもあったが無事我が家に至り、娘達としばらく戯れたあと早々に床に就いて身体を休ませている。
義母が言うには今回のフライトは概ね順調だったが、成田での乗り換えの際セキュリティーラインに並ばねばならず、その点では『乗り遅れるのではないか?』とヒヤヒヤさせられたと言う。反対にセントレアではすべてが迅速で、飛行機の着陸からイミグレーションを通り荷物を受け取り、そしてセントレア発の列車に乗るまでこの間30分足らずの驚くべきスピードで通過する事ができ、改めてセントレアの利便性を実感したそうな。
確かに『次の飛行機に乗り遅れるのでは?』と心配しながら並ぶのはかなりストレスのかかる事。それが全く無くスムースにいくのは折からの乗客減と、受け入れ側のポテンシャル高さだろう。やはり羽田の早期ハブ化を実行して成田に於けるセキュリティーの混雑を解消せねば、人はますます成田から離れていくと思う。

2009-11-12

oops!


当初の予定では今晩、義母が来日する予定だった。それが一日延びて明晩ということになった。
義母の到着を心待ちにしていた子供達もがっかりした様子で、その理由を語る妻も半ば呆れ気味。その顛末とはこうなのだ。
妻と義母の間で来日するタイミングについてだいぶ前に話し合い、12日に到着するのがベストだということになり、その日のチケットを義母が買ったはずだった。そして義母も11日にはシアトルを発つと3人の妹たちにメールで知らせていたそうだ。それが今朝、妻が東海岸に住む幼なじみにskypeで話そうとすると、義母のskypeがオンラインになっている。さては義母がMacの電源を落とし忘れてシアトルを発ったのでは?とも思ったが念のため呼びかけてみると、『Hallo!』と元気な声がかえってくるではないか!妻も驚いて『なんでそこにおんの?飛行機の中じゃないの?』と問うと、『なに言っとるの、飛ぶのは明日だがね』と平然と答えたそうだ。あんなに長い時間かけて調整したのは一体何だったの?と呆れる妻は、それでも今の段階で分かって良かったと言う。確かにこれが迎えに行ってもぜんぜん姿を現さなかったらパニックになっていたかも知れない。
誰にでも『うっかり』はあるもの。とりあえず明日には来るのだからいいじゃないか。

2009-11-11

水位


11月としては記録的な雨量を各地で観測したと言うが、この地も昨夜から今朝にかけ叩き付けるような雨が降り続き、さて表の川はどうなっているだろうか?と堤防に立ってみると、濁流となって様々なものを押し流し、その流れは河川敷の平坦部を侵して普段の水位より1.5m近くも上がっていた。これで水が引けばまたぞろ大量のゴミが河川敷に取り残され、せっせと集めねばならなくなった。まさにいたちごっこだがこれも修行と心得て、ここに居る限りは集め続けることになるだろう。
ここに越して来たときは、表の川がどれくらいの雨量で増水するか分からず、洪水の危険性を心配してもいたが、最近になって1時間100mm近くの猛烈な雨でもその降りの時間が短ければ、水位の上昇は2mほどで収まりそうだということが分かって来た。ただし、1時間100mm以上の降りが仮に半日も続くようだと濁流は危険水位まで迫り、一気に堤防決壊の危険性が高まるのは必至だ。もしそうなった時の為に表の堤防に木を植え堤防自体の強化を図り、河川敷の薮を伐採して濁流の停滞を防ぐような、そんな対策を時間がかかってもやっていこうと考えている。

2009-11-10

花梨酒


いくつかの花梨が手に入ったので花梨酒作りに挑戦する。もらった花梨を輪切りにすると虫食いやらキズやらで大分傷んでおり、そういう所を取り除いていたら半分くらいの量になってしまった。しかも薄黄緑色に熟した花梨でもリンゴとは違いめちゃくちゃ堅い。それを何個も切っていたので手にマメができてしまった。
ひと通り切り終えるとホワイトリカーと瓶を持ち出して漬け込みの準備だ。氷砂糖を入れ、花梨を入れて、あとはホワイトリカーを注ぐだけ。たったこれだけであと数ヶ月待てばおいしい花梨酒ができているはず・・
これから風邪やインフルエンザなどで喉を痛めることもあるだろう。そんなときに花梨酒があれば頼もしいかぎりなり。

2009-11-09

黎明


朝、東の空を赤く染めながらゆっくりと昇る太陽を拝むことから一日が始まる。なにも朝日を拝みたくて早起きしているわけでもなく、たまたまJackieの散歩の時間とうまく重なり、ちょうど東を向いて歩いているときに真正面から赤く揺らめく太陽が徐々に昇って来る。その喜びをなんと言おうか?『よし、今日もやるぞ!』という気にさせてくれる。

2009-11-08

タマネギ三昧


新たに開墾した畑にタマネギの苗を100本植えた。ええっ、100本も!と思うかも知れないが、実際に植えてみると『なんだこれっぽっちか』と思うほどの面積で収まってしまう。なにせタマネギを植える事自体初めてなので、100本でどれくらいの面積が必要なのかさえも分からない。買って来た苗をすべて植え付けても、今回開墾した畑の3分の一程度しか使わなかった。そこで残りは・・となると、実家の親父殿が『これを植えよ!』と言って無理矢理よこした空豆があるので、それを植えて3分の二は完了。残りのスペースはスナップエンドウを植えることにして取りあえず植え付けは終了した。

2009-11-07

パンドラの箱


ホームセンターの野菜種売り場を歩いていたときのことだ。ほうれん草フリークとしては必ずどんな品種が陳列されているかチェックせねばならず、ここもサカタの種が多いな・・と目を下に移すと、またまた魅力的な品種名の種が売られているやんか!その名も『パンドラ』ときたもんだ。さっそく袋を手に取って裏の説明書きを読んでも、他の品種同様にうまいだの、病気に強いだのと、どれも似たり寄ったりのことしか書いておらず、何でその名になったのかが書いていない。まあ、名の由来は勝手に想像することにして即購入。先回使い切った『アトラス』も追加購入し、これで我が家のほうれん草は2月頃まで尽きることは無いだろう。
それにしても『パンドラ』か・・播くとなんかとんでもないことが起こりそうでワクワクするな。まずは播いてみて、その成長振りを観察することにしよう。

2009-11-06

夜盗虫狩り


始めてチャレンジしている白菜と人参の葉が虫に喰われて惨憺たる状況だ。白菜はモンシロチョウの幼虫のアオムシなどにも食べられているが、よく観察するともっと大きなものに喰われているようで、いくら探してもそれらしい虫は見当たらず、おそらく夜盗虫だろうという結論に至った。
そこで懐中電灯を持って娘達と夜盗虫ハンティングに繰り出す。まずは白菜からとライトを当てると、案の定まるまる太った夜盗虫が白菜を貪っていた。これらを退治して人参に移ると、これがまた驚く程の数の夜盗虫が群がり人参の葉を食べ尽くしている。これらもすべて退治して、後はしばらく様子見だ。

2009-11-05

解明


夕方、TOTOのサービスマンが再び訪れトイレの汚水漏れをチェックするも、何度水を流そうが漏れて来る様子は無い。故障したときというものは往々にしてそうなるもので、当然答えは『う〜ん、漏れてませんねー』となってしまう。今回、漏れを発見後に証拠写真を撮らずに拭き取ってしまったのは迂闊だったが、漏れていたことは事実なのだ。TOTOマンも困って彼なりの原因を探り、便座背後のタンクからの水漏れの可能性を見つけ出したが、それでは漏水が汚水であったことへの説明にはならない。
さて、この現象。どんな決着を迎えることだろうか?それは僕の交渉次第だろうな・・

2009-11-04

便座と床の隙間から・・


先週末、風呂場の給水栓を修理したばかりというのに、今度は床と便座の隙間から汚水がしみ出す現象が現れ、まずはリフォーム業者に連絡し対応してもらうこととなった。じつはこの現象、今回が始めてではなくこのブログにも7月に取り上げたが、その時に下水管と便座とを繋ぐパッキンを新品に取り替え、さらにシーリングまでして修理は完了し3ヶ月間は問題なかったのだ。それなのに再び漏れ出すとはこれ如何に?
朝一に職人さんに来てもらい症状を説明し対応をたずねたところ、先回の修理で部品を新品に換えても漏れたということは、今回再び部品を換えたとしても同じことが起こり得ると思われ、ならば便器製造者のTOTOに来てもらって修理してもらうこととなった。そうなると修理まで時間がかかることになるが、不具合の原因も特定出来そうだ。
今朝はそれだけのことを打ち合わせ、ひとまず撤収。さあて、TOTOによる修理作業はいつになるか?

2009-11-03

屯田兵


朝、寒風吹きすさぶ日陰で身を縮ませながらプレマシーのバッテリーを交換し、ふと西方を眺めると伊吹山の頂上がうっすらと雪化粧していた。なるほど道理で寒いわけだ。
昨夜は猛烈に吹いた伊吹おろしも今朝になるとだいぶ弱まったとは言え、風は冷たくじっとしているとどんどん体温を奪われてゆく。だからというわけではないが日中はほぼ外にいて、畑仕事を中心に様々なことに手をつけずっと動き回っていた。一番の重労働は隣の空き地の開墾で、地主からは『草刈りしてくれるなら自由に使っていいよ』と前から許可をもらっていたところに、やっとこさ鍬を入れたのだ。とりあえず4坪程を耕したが、スギナの根が網の目状に蔓延っていてなかなか手強い状況。やはり何年もほかって置くと土地は荒れてしまうものだ。それを戻すのは並大抵のものじゃない。今日の作業は土を起こすだけにして、苦土石灰を散布して終了。今月中にはここにタマネギを植え付ける予定だ。

2009-11-02

襲来


10時頃までは快晴で日差しも強く暑いくらいだったのが、徐々に雲が天を覆い風が荒れ、時折ザアーッと通り雨が過ぎてゆくような時雨模様となり、気温もどんどん降下して体温を奪ってゆく。夕方頃には風増々吹き荒れ、凍みるような寒さとなって来た。今までが暖かかった分、余計に寒く感じるのだろう。寒さが苦手な僕には辛い季節がとうとうやって来たかという感じ。

いよいよ新型インフルエンザが近辺まで迫って来た。長女の通う幼稚園では今朝の段階で3つのクラスが学級閉鎖となり、バス通園の子達も次々とインフルエンザと診断され、5つのお迎えバス系統がキャンセルに。昼頃までにも相次いでインフルエンザに感染したという報告が保護者達から寄せられ、おおよそ園児の半数が学級閉鎖やバスのキャンセルなどで影響を受けることもあって、今週いっぱいは休園することとなった。そこまで感染が広がったら園内パンデミックになるのは時間の問題だったので賢明な判断とも言えるが、そんなことは一時しのぎでしかないだろう。むしろ早いうちに罹っといて免疫力をつけておく方が良いと思うものの、万が一重篤な症状に陥ったときのことを考えるとやはり不安でもある。幼稚園の案内では一歳から小学校就学前の児童のワクチン接種は12月17日以降という。そのタイミングでは妻や子らはアメリカにいるので、どのみちワクチン接種は帰国後の1月となり、もしそれまでに罹っていなかったらワクチンを接種しようということでとりあえず決着した。

2009-11-01

今はとにかく眠い


完全に身体がシャットダウンして、脳だけがかろうじて動いているような状況。この突然襲って来る眠気は普段の寝不足から来ているのは間違いないが、まるで睡眠薬でも飲んだような・・麻酔銃で撃たれたような眠気に襲われては、もう腑抜けになるしか無く起きているのが大変辛い。なのでこのブログを書いたら速攻で寝よう。

今朝も6時半に起きては河川敷のゴミ拾いや、先日刈り払った雑草の山を焼いたりと大汗かいて動きまくる。それも午後から雨の予報ゆえのことで、雨の前にはやらねばならんことがわんさかあるのだ。
朝食までにはあらかたの仕事を片付け、まだ雨が降る気配がないので子供達を木曽三川公園へ連れてゆく。ひとしきり遊んだ後帰宅。帰宅と同時に雨が降り始め実によいタイミングで帰って来ることができた。こんなことは僕にとっては珍しいことで、おそらく僕一人だったら濡れ鼠になっていたことだろう。
まあ、とにかくそんなことは置いといて、寝るとしよう。