2018-01-31

スーパーブルーブラッドムーン
















スーパーブルーブラッドムーンとは、なんちゅう大そうなネーミングやろ。
皆既月食を見守っていたが、3分の1ほど欠けたところから雲がかかり始めて後の様子が見れなくなってしまった。雲の向こうに月明かりが全く見えないところから皆既月食を迎えているようだが、できることならその様子を逐一観察したかったものだ。
ただ娘たちも月が欠けていく様子に興奮して、何度も何度も空を見上げていたよ。
その後なんとか雲が切れて赤銅色の月が姿を現してくれた。
こんな天体ショーもたまにはいいものだな。

2018-01-30

今朝もまたまたアイスバーン
















またもや夜中に雪が降ったようで外はうっすら雪化粧。
今朝は朝から刺すように冷たい北西風が吹き付け、かなり寒い。その寒さの影響で路面は至る所で凍結し、油断しているとすってんころりんだ。
車を白く染める雪を払いのけ現場へと向かうが、途中の堤防道路は見事なくらいツルツルテカテカのアイスバーン。不用意にハンドルを切ったりブレーキを踏めば、あっという間に堤防下へと転落してしまうだろう。かなりの緊張感を持って運転し、無事に堤防を下りた時はちょっと嬉しかったな。
結局今日も時折雪の舞う寒い1日となった。なんかここ最近は毎日雪が降っている気がする。まあそれほど寒いというわけだ。一体いつまで続くんだろね。

2018-01-29

朗報

















最近は義母のガン関連の話が続き妻も気分的に沈みがちだったが、今日驚くべき朗報が突如としてもたらされた。その朗報とは姪っ子の結婚だ。
なんでも21歳の誕生日に彼氏からプロポーズされ、結婚を決心したらしい。
その彼氏とは何年も前から付き合っていて、我が家にも何度か来たことがあるのでよく知っているし実に良い青年だ。妻ともいずれ結婚するだろうとは言っていたが、こんなに早くとは思わなんだね。でも結婚を待つ理由もないし、お互いまだ若いのでこれから協力して環境を徐々に整えてゆけばいいと思う。その過程でいろいろと試されるだろうが、それが結婚というものだろう。
とにかく今日はびっくりしたが、とても気分の良いびっくりだった。
心からおめでとうと伝えたい。

2018-01-28

またもや雪
















寒い日曜となった今日、朝から陽射しはなく気温も2℃程度。午後には雪も降り出しあっという間に周辺は雪化粧。このまま降り続けばかなりの積雪が予想されるが、夜になると雪は止み予報でもこれ以上の降雪はないようだ。ただ来週後半には再び南岸低気圧の通過に伴う降雪が名古屋や東京で予想されており、この先もまだまだ寒さが続くという。
雪が降ると娘たちは喜ぶが、残念なことに最近の降雪は休日ではなく平日ばかりなので雪遊びもできず文句たらたらだ。この冬は寒いのでもう一度くらいはどかっと雪が降るのでは・・と思うがこればかりはね。
堤防でソリ遊びができるくらいの降雪が週末にあると最高なんだけどな。

2018-01-27

緊迫
















昨日の昼のことだが仕事中に妻から電話がかかって来た。
よもや・・と思い出ると、義母が大量の血を吐いてER(救急救命室)に運ばれたという。
容体の急変に驚き詳しく聞いても現在治療中でよく分からない。付き添いには義母の妹が出ているようだが未だ連絡は無い。 そして今日やっと連絡がついて状況が分かってきた。
大量の血を吐いたのは胃から小腸に至る付近に重度の潰瘍があり、そこから漏れた血液が胃に逆流し溜まっていたらしい。それを大量に吐いたようなのだ。普通ならこれほどの潰瘍なら痛みで分かるのだが、義母は人一倍痛みに対して強いことと背骨に癌が転移していることもあって、痛みの原因はこの癌だと思い込んでいたのだ。
今回潰瘍が見つかったことで今まで腑に落ちなかったことも分かりだしてきた。それは血液がどんどん失われているのに出血が見られなかったことなどで、この潰瘍を治療することによって血液の問題は解決されそうだ。ただ、やはり癌闘病中ということもあり予断を許さぬ状況に変わりはない。妻もいつでも渡米できるよう準備を始めたよ。

2018-01-26

凍えました
















朝起きて外を見るとまた5cmほどの積雪。積もると思っていなかったので驚いたが『これでまた大渋滞か・・』と憂鬱になる。ただ今朝は名神高速・伊勢湾岸・名古屋高速ともに通行止めや事故等も無いようなので昨日ほどは混まないかもしれない。
ツルツルテカテカのアイスバーンになった道路をスリップしないように走るのは神経を使う。高速に入ると渋滞15kmとの表示があったが、流れが止まるようなことはなく60kmほどの速度で動いていた。路面も融雪剤を大量に撒いたせいかシャーベット状でよほどのことがない限りスリップする心配はない。その後も高速は順調に流れ、目立った混雑に遭うことはなかった。これはほんと助かったね。
さて、問題は現場だ。
日中陽射しはあったものの気温が異常に低く、吹き付ける風も刺すように冷たい。
防寒ヤッケを着ていても風が隙間から入り込み体温をどんどん奪ってゆく。とても長時間外に居られるような気温ではない。
冷え切った身体のままで帰宅し風呂に入る。この瞬間がたまらない。この時ばかりは日本人でよかったと感じるね。

2018-01-25

大混雑!
















予想されたこととは言え今朝の渋滞はとんでもなくひどかった。
今朝もいつもと同じように5時半には起きて外を見ると、積雪は10cmほどと大したことはない。これだったら・・と道が混み始める前に家を出ようかとも思ったが、今日は現場へ急ぐ必要がないのでスリップのリスクを避け、陽が出てからゆっくり行くことにした。
その頃になれば積雪の影響で通行止になっている名神高速か伊勢湾岸道のどちらかが開通するとの読みだったが、どういうわけかいつもならすぐに通行止にしてしまう名古屋高速が走行可能というのに、いつまでたっても名神高速と伊勢湾岸道は通行止のままだった。結局夕方になって開通したものの、どうしてそんなに長い時間通行止のままだったのか理解に苦しむ。東西の大動脈が寸断されていたわけだからその影響の大きさは計り知れないだろう。
その大混雑のあおりを受けて行きも帰りもかなりの渋滞に巻き込まれた。
積雪量は大したことなかっただけにNEXCO中日本の今回の措置は失敗だったと言わざるを得ない。明日も今日と同等の冷え込みが予想されているだけに再び大渋滞になる可能性が高い。
まったくもってうんざりだよ。

2018-01-24

大雪の予感
















現場を早々に引き上げ帰路につく。
現場付近はよく晴れているが自宅のある方角の空は雪雲が押し寄せ薄暗くなっている。
名古屋高速を無難に切り抜け名神の一宮ジャンクション付近に差し掛かると、雪が猛烈に降って来た。降るというより吹雪といった感じだ。辺りはみるみる白く染まり、見通しもすこぶる悪い。時速60kmほどで走行しつつ西へ向かう。
しばらくして高速を降り下道に出ると、高速よりも雪は溶けていてさほどスリップの心配はないほどだ。
家に着くと周辺はうっすらと積雪し、真っ白になっていた。さてこれから明朝にかけてどれくらい降るかだ。気温が低いので凍結は間違いない。大混雑の通勤になりそうだな・・

2018-01-23

活発化の兆し
















草津本白根山の噴火には驚いた。
よもやいきなり噴火するとは誰も思わなかったろう。犠牲になった自衛隊員はまことに気の毒だ。何年か前の御嶽山の噴火の際も驚いたが、そんなことが本当に起こるんだ・・と改めて活動期に入ったマグマの脅威を感ぜずにはいられない。
そんなニュースを昼に見ていたら、夕方にはアラスカ沖でマグニチュード7.9の大地震、インドネシアでもジャカルタ沖でマグニチュード6.0の地震が発生し、確実に環太平洋火山帯でのマグマの動きが活発化していることを物語っている。
こうなってくると心配なのが東海・東南海地震や関東直下型地震、そして富士山の噴火だ。これらのいずれもがいつ起きてもおかしくないので恐ろしいのだが、普段はそんなことすっかり忘れて生活しているのだから呑気なものだ。そうでないと生活できないのも事実なんだけどね。

2018-01-22

学級閉鎖
















インフルエンザの猛威はすぐそこにまで迫って来ている。
今日は仕事中に長女の中学校よりメールが届き、欠席者多数のため給食後に下校させるという。そして明日から暫定的に2日間の学級閉鎖を行うらしい。先週やる予定が今週に延期されていた実力テストも、更に延期され来週やることになったようだ。この分じゃ来週も危なそうだな。
長女の中学校は合唱に力を入れていて、毎朝全校生徒が体育館で合唱を行うことになっている。だが今回はそれが裏目に出てインフルエンザの蔓延を招いてしまったようだ。娘達生徒も『これじゃ、うつるよね・・』と囁き合っていたらしいが、案の定の結果だ。
先生達はもう少し危機感を持って対応してほしいよね。長女は中1だからまだしも中3は受験があるのでヒヤヒヤもんだよね。

2018-01-21

HDD挙動不審
















最近MacのTimeMachineで『バックアップに失敗しました』というメッセージが頻発するようになった。HDDの容量いっぱいまでバックアップデータが溜まっていたので、それが原因かと古いデータを削除して容量を確保してみたが、その後もHDDは認識しているもののバックアップできない状況が続いている。これはおそらくHDDがご臨終近いサインなのだろう。もう一度HDDをフォーマットすれば改善するのかもしれないが、いずれにせよこういった安定しないHDDを大切なデータのバックアップ先にするのは危険この上ないので、昨夜新たにHDDを注文し明日届くことになっている。
3年ほど使って来たHDDなので寿命なのかもしれないが、それでも最低5年ほどは持ってくれないとね。壊れにくいSSDの大容量化と低価格化が思ったよりもゆっくりなため、まだしばらくはHDDのお世話にならねばならないことになる。
いざバックアップが取れないとなると、結構不安が増すものだね。

2018-01-20

暖かな大寒
















今日は寒さが最も厳しい頃とされる大寒だが、風もほとんどなく陽射したっぷりの暖かな1日だった。だが来週は強烈な寒気が南下してくるそうなので暦らしいお天気になりそうだ。
昨夜帰国した妻はさっそく家のあちこちを片付け始め(妻の留守中散らかしていたわけではないが、どうしても彼女なりのルールで仕切りたいらしい・・)帰宅した頃にはスッキリとしていた。娘達も勉強机の上を片付けるよう厳しく言われたみたいで長女曰く『めっちゃうるさかった』そうだ。僕が片付けに対して甘過ぎるのかもしれないけどね。
今週来週末は日曜だけの休みなのであまりゆっくりできないだろうな。身体の疲れだけはしっかりとる様心掛けたい。

2018-01-19

妻帰国

















ガン闘病中の母親を介護するため、一人アメリカに残っていた妻が帰国した。
未だ予断を許さぬ状況ではあるものの、年末年始に比べ容体が安定しているため帰れるうちに帰って来たという感じ。また状況次第ではとんぼ返りを余儀なくされる可能性が高いが、いくら自分の母親といえども娘達と離れてずっと介護を続けるのは精神的にも限界があるため、自己予防的に帰って来た側面が強い。
当初は20時着の予定だったので空港までは迎えに行かず地元の駅でピックアップするつもりだったが、もっと早い便に乗ることができたそうで18時半の着となったため現場から直接迎えに行くことにした。
子供達を伴わない1人だけのフライトは楽チンだそうで、疲労の色も見せず車の中ではずっと喋りっぱなしだった。それほど言いたいことが溜まっていたということだ。
帰宅すると娘達をギュッと抱きしめ、満足した様子だった。
当たり前のことだが娘達も母親が帰宅したことで安心感がぐっと増した様だった。
とにかくこれでまた家族がひとつになったわけだ。

2018-01-18

ルミックスデビュー

















3年ばかり使ってきたフジのX Q1が壊れたので、その代わりにパナソニックのXT−1を購入した。フジの発色は抜群にいいので出来ることならまたフジのコンデジを選びたかったのだが、いかんせんフジは最近コンデジを全く出していないので真っ先に脱落し、他のメーカーの中から迷いに迷った挙句XT−1に決めたのだ。
しかしコンデジも高くなったね。XT−1でも6万円近くもしたし数年前と比べると驚くほど値上がりしている。これはスマホの普及で安価なコンデジが全く売れなくなったために、スマホとの差別化を図れる高級コンデジに各メーカーが力を入れる様になったのが原因だ。
まだ使い始めたばかりなのでなんとも言えないが、1型センサーに光学10倍ズームはなかなか良さげだ。色はやはりフジには到底及ばないが許容範囲としよう。
これから使い込むことでこのカメラの癖も分かってくると思う。

2018-01-17

雨模様

















結局終日雨。
今後夜半頃まで断続的に降り続く模様。雨量は心配していたほどは降らなかったものの降る時間が長いだけに積算雨量としてはかなりあったと思う。案の定現場はぐちゃぐちゃで明日の作業にも影響が残りそうだ。
気温は昨日同様生暖かな感じで、まるで春の訪れを感じさせる様。だが騙されてはいけない。予報によると来週半ばはまた強烈な寒気が襲来し、最高気温が4℃で雪となっている。まだ予報なのでなんとも言えないが今度は本格的に積もるかもしれない。
娘達は大喜びだろうが現場まで行けんかもしれんな・・ま、そんときはそんときだけど。

2018-01-16

気温上昇


今日は妙に暖かな一日となった。風も無く陽射しもたっぷりでここのところ続いていた厳しい寒さとは打って変わった様相だ。これは西から低気圧が接近しているためで、その低気圧に向かって南海上の暖かい空気が吹き込み気温を押し上げているらしい。10℃を超える暖かさはありがたいもので、外で作業していてもうっすらと汗ばむほどだ。
明日はこの暖かく湿った空気が雨をもたらす予定。
今後の現場の工程がかなり厳しいので雨量が少ないことを祈るが、最近はかなりまとまった雨が降ることが多いので要警戒だ。

2018-01-15

長女よ、ありがとう

















やはり妻が居ないとなかなか大変だ。
やることの一つ一つは大したことないのだけれど、その全てを一人でこなそうと思うと時間がかかって仕方がない。Jackieの散歩にしろ、カメの水換えにしろ簡単なことではあるけれどやはりそれなりの時間がかかる。洗濯をすることもご飯を作ることも全然嫌ではないが、その全てをやるとなると大変なのだ。
そんな自分を見かねてか、長女が洗濯を畳んでくれるという。自分で畳んでも15分もあれば十分だが、その時間が惜しいんだよ。それをやってくれるというからありがたい。
こういう時に気が付いてくれる子に育ってくれてほんと感謝しているよ。

2018-01-14

今更の紅白歌合戦

















年越しをアメリカで過ごした娘達のたっての希望で紅白歌合戦を録画しておいたが、それをいま娘達と見ている。自分は大晦日にも見ているので2回目というわけ。
なんで娘達がそんなに紅白に興味があるのか分からないが、やはりその年に流行った歌の総決算のようなものであることと、今年はどんな演出なんだろうというところに惹かれるのかもしれない。
まあ、娘達と演出についてあーだのこーだのとツッコミを入れながら見るのも楽しいもの。今回は一番辛口の妻が居ないのでちょっと物足りなさを感じるがね。

2018-01-13

大きな一区切り

















いつもより早く起きて外を確認すると心配していた積雪はなく、日が昇れば晴れるような雰囲気だ。ただし昨日同様寒さ厳しく、堤防の上は一歩踏みしめるたびにザクザクと音がする。手袋をしていても指先がジンジンと痛み、気温の低さを物語っている。
現場に着く頃には空は青く澄み渡り快晴だ。気温は低いものの陽射したっぷりで風も無く良い天気に恵まれありがたい。
自分が担当する遺跡の現場説明会は午後から行われ、約250名の参加があった。数十名程度かも・・と思っていただけに多くの方に来ていただき、このために準備を進めて来た身にとっては嬉しかった。
現地説明会が成功裏に終わり本当にホッとしている。今月末まではタイトな工程が続くので終わりまで気が抜けないが、大きな一区切りを終えたことで少し身が軽くなった心地がするよ。

2018-01-12

冷蔵庫並み

















厳しい冷え込みが続いている。
この地方はー4℃ほどを記録し、我が家の一階の和室なんて3℃しかなかったからね。
家の中の方が冷蔵庫よりも寒いという逆転現象。今時の新しい家ではそんなことは無いんだろうが、築40年を超える家は隙間風もありホント寒いのだよ。
家の中がそうだから当然外の水道は凍結し、蛇口はひねってもビクともしないほど。
この寒さの中でもJackieは元気いっぱいで、ぐいぐい僕を引っ張ってゆく。足冷たく無いんやろか・・などと思うがへっちゃらそうだ。
ふと川面を見ると水蒸気が盛んに上がっている。これはかなり冷え込んだ朝に起きる現象で、こんな時は手袋をしていても指先がジーンと痛くなってくるから冷え込みの度合いがわかるのだ。
明朝も同じように冷え込むというから覚悟しておかねば。積雪がないことを祈りたい。

2018-01-11

厳寒

















強い寒気の影響で日中の気温も5℃前後とかなり寒い1日に。
空はすっきりと晴れて陽射しもたっぷりあってこの気温だから、いかに今回の寒気が強いのかがよくわかる。ただ今回は吹き込む風の流れが真西だったので、雪に降られる可能性が低く助かった。
通常これだけの寒気が南下してくると伊吹山は雪雲に覆われその姿を見ることができないが、今朝は青く澄んだ空を背景に白く輝く威厳ある姿をはっきりと望むことができた。これは天候が悪化しないことを表しており、少しは安堵したよ。気温が低くても陽射しがあればなんとかだけど、陽射しも無いような中での作業はかなり厳しいからね。
予報では明日も同じような天気となっているが風があまり吹かないことを祈りたい。

2018-01-10

新たな展開

















朝5時過ぎ、起きてすぐLineをチェックすると妻からER(救急室)に居るとのメッセージが入っていた。驚いて尋ねると詳しくは分からないが義母の赤血球に異常があり、ガンの担当医からERに行くよう言われたらしい。そこでの診療の結果、赤血球の異常に関しては原因が分からないため数日入院することになったという。
ERなんていうから義母の状態が極端に悪化したとばかり思い込んでいたので、当の義母から『I'm not dying light now!』『まだ死なんぞ!』というお叱りを受けました。『そんだけ元気やったら大丈夫やわ』と返信しときましたさ。

2018-01-09

昨夜の顛末

















娘達は昨夜8時半に無事到着し、元気な姿を見せてくれた。
ただ3人だけでのフライトという精神的プレッシャーからか、ぐったりと疲れた表情をしていた。特に長女は『妹達の面倒を自分が見なければ』という強い使命感からか普段は飛行機の中で眠ることができるのに、今回は一睡もできなかったという。
娘達によると妻がアメリカに残ることを決めたのは空港に向かう車の中で、長女によるともう空港が見えていたそうだ。一緒に帰るものとばかり思っていたので長女と次女はかなりの衝撃を受けた様だ。三女は分かっていなかったらしいけど・・
突然『妹達をよろしく』と任された長女の心境はいかばかりだったろう。自分達だけで帰らねばならない不安とプレッシャーからさすがの長女もかなり泣いたらしい。『ホントにもう、突然言うんやもん!』と家に向かう車の中でも怒っていたよ。
ただ、そうならざるを得なかったことも娘達はよく理解していて、義母については自分達なりの覚悟を持っている様だった。
その姿を見てまた逞しくなったな・・と思ったね。

2018-01-08

妻、帰国ならず

















しばらく連絡がなかったので帰国便に乗ったとばかり思っていたら、娘達3人だけを見送ったとのメール。あっ気にとられ聞いてみると、出発の朝までは帰国するつもりで準備万端整えていたらしい、それが義母の体調が急変し、どうしても一人残して飛べる様な状況じゃなかったということだ。おそらくは孫達3人ともお別れし、妻まで去ることに義母の精神が耐えられなかったのだろう。その影響からの体調不良と考えている。
元来義母は闊達で 人一倍行動力のある人であったが、妻曰く『今はまったくの別人』ということだ。むしろ今までガン患者らしからぬほど元気で自由自在にできていたことがここに来てできなくなり、それによって精神的に追い込まれている感がある。しかしこれは誰しもがなることだろう。
これで妻の帰国がいつになるのかまったく分からなくなった。
もう一度脳の精密検査(MR I)をするそうなのでその結果如何による。
さあ、明日からが大変だぞ。

2018-01-07

帰国できそうだけど・・

















昨日もらったメッセージによると明日帰国できそうだと書いてあったが、その後連絡が無いので確定したかどうか分からない。おそらく帰国を前にしてバタバタの状態でいっぱいいっぱいなのだと思う。闘病中の義母と子供3人の面倒を見ながら各種手続きや荷物の梱包までしなくてはならないので、とてつもなく忙しいことだろう。想像するだけで疲れてくる。
義母の全身スキャンの結果は上々だった様で、背骨を除く他の場所に転移したガンはだいぶ小さくなっているらしい。背骨のガンは治療困難とのことなのでここはそのまま経緯を見守るしか無い様だ。そして今後の課題となってくるのが化学療法をどうするかだ。今回の結果を見ても化学療法の効果が出ているのは明らかだが、今までと同じ様に続けるとアルツハイマーに似た副作用をまた発症することになる。そこで今後は化学療法の頻度を半分に減らした治療を行うことで、ガンの進行を抑えつつも副作用を発症しない方法を探ってゆくことになる。
明日妻が帰国できたとしても義母の体調次第ではとんぼ返りということもあり得るので、まだしばらくは予断の許さぬ状況が続くことになる。

2018-01-06

45

















45になった。
人生でいうとちょうど折り返し点を過ぎ、後半戦に入った辺りだ。
ここ最近視力が急激に低下してきており、これも老眼が出始めたことによるものだと思う。頭頂部も徐々に毛が抜け円形に禿げてきているし、自分も着実に歳を取っていることがよく分かる。
昨今は義母のガンのこともありいろいろと考えさせられる。若い頃人生80年といえばずいぶん長く感じたものだが、中盤を過ぎるとそう先が長くないことを実感するし、自分もガンなどの病気にかかればいつ何時お迎えが来るか分からないというのも事実だ。
日々の生活に追われ飛ぶ様に過ぎてゆく毎日の中で、自分が生きていることの意味を考え、この先のことに頭を悩ますこともよくある。だがその考えも忙しさの波に呑まれ、すぐに何処かへと消えてしまう。
今はとにかくいろいろなことを考え、悩む時間が欲しいと思う。時には立ち止まることも必要だ。一度立ち止まって周りの風景をじっくりと眺めなければ、自分が今どこにいるのかさえ定かではなくなるだろう。
迷子の状態では次に進むこともままならぬはずだ。

2018-01-05

寒空の仕事始め

















アメリカ北東部も大寒波に見舞われているらしいが、こちらも今日は最高気温が6℃程度の寒さ厳しい一日だった。終日曇り空だったため陽射しが全くなかったのが大きかったね。気温が低くても陽射しさえあれば体感温度はぐっと上昇するので暖かく感じるが、冷たい曇り空だと気分も沈んで頂けない。
天気予報によればアメリカ北東部を襲った寒波と同規模のものが日本列島に向け徐々に南下しつつあるという。そんなものに覆われたらとんでもない寒さになるだろう。もう少し外の現場作業が続くのでこれ以上寒くなることだけは勘弁願いたいね。

2018-01-04

アメリカ的仰天プライス

















シアトルにいる妻とはしばしばLineで連絡を取り合っているが、今日もまる一日検査などで病院に居たそうだ。妻によると義母は2回も倒れたらしく、いよいよ付きっ切りでないと危ない状況となってきた。とはいえ24時間ずっと様子を見ているのは無理なことだし、妻の方が先にダウンしてしまう。もうすぐ帰国の日を迎えるが、どうするかまだ迷っている。24時間対応の訪問介護もあるが値段を聞いて仰天した。1時間30ドルというから1日だと720ドル、1ヶ月だと日本円で200万を超えてしまう。医療費が高いことで有名なアメリカだが、これでは先にこちらが干上がってしまう。保険には入っているというものの保険を使っても半額、しかも90日以降の分からしか保険がきかないという悪魔的なシステムで、日本の健康保険制度のありがたみがこういうことを知ると痛いほどよく分かる。こういう事態を予想して義母もある程度蓄えを持っている様だが、月200万となるといくらなんでも無理がある。まだいろいろ調べ始めたばかりなのでもっと良い方法があるかもしれないが、とにかくアメリカはお金がないと何もできない国なんだよ。

2018-01-03

正月三日の検査結果

















年末にガンの転移が疑われた脳のスキャン結果が出た。
医者によると今回のスキャンではガンの脳への転移は見つからなかったが、義母の最近の挙動からみるとなんらかの要因が脳に作用して、まるでアルツハイマーの様な症状が出ているのは確かだ。しかも妻によると昨日あたりからはまるで別人の様に回復し、おかしな挙動をすることもないという。どうやらクリスマスと年末年始休暇の間は化学療法が実施されておらず、そのおかげで体調が回復した可能性が高いらしい。
この結果を受けて再び全身スキャンを行い、実際に化学療法の効果が出ているかを確認し、もしその効果が薄いとなったら体調に大きな影響を及ぼす治療を中止することになる。問題はある程度の効果が認められた場合にどうするかだ。化学療法を続けてもガン細胞が死滅することはない。だが進行を遅らせることはできる。しかしそれにはアルツハイマーに似た副作用が伴う・・非常に難しい選択だ。
妻も各種手続きなどに追われ、ろくに寝ていないらしい。 今では先に妻が倒れないかが心配だ。

2018-01-02

正月二日のガリ作り

















午前中は晴れて気持ちの良い青空が広がっていたが、午後からは南下した寒気の影響で気温もぐっと下がり降ったり止んだりの時雨模様。外仕事をしようと思ったが正月早々冷たい雨に打たれながら作業する気にはならないので、ガリ作りをすることにした。
生姜の収穫時期はとうに過ぎてしまっていたが、寒気に当たらぬよう被せ物をして保存していたのだ。それを掘り起こし丁寧に水洗いしてスライサーでスライスしてゆく。これがなかなか大変で、油断をすると自分の指をスライスして血まみれになってしまう。今回はケガしないよう十分注意してやっていたのだが、やっぱり生姜が引っ掛かったはずみで中指をほんの少しだけ切ってしまった。でもこれくらいで済んだなら御の字だ。
スライスした生姜をさっと湯通しして冷めるまで待ち、その後よく絞って瓶に入れ甘酢で漬け込む。たったこれだけのことだがなんせ量が多いので結構手間と時間がかかる。それでも我が家はみな大のガリ好きなので喜んでくれるだろう。
こう書いていたら外を突風が吹き抜けて行った。雨も雨戸を叩く音がはっきり聞こえるくらい強く降っている。ちょうど前線が通過しているのだろう。それにしてもすごい雨だ。
もう少し気温が下がってきたら雪に変わるかもしれない。
明日も寒いそうだが、小春日和が恋しいよ。

2018-01-01

正月風情

















早朝3時頃に寝たのにどういうわけか8時前に起きてしまったので、そのまま静かな正月風情の中Jackieの散歩に出る。まだみな寝てるのだろうね、よく晴れた空のもと人っ子ひとり居らず、通る車も居ない。なんて静かなんだろう。その静かさが実に良い。
家に帰ったらまずJackieに餌をあげ、ニワトリを小屋から出し、カメの水換えをし、メダカの世話をしたりと生き物相手にせっせと働く。そうこうしていると郵便バイクの音がして年賀状の到着だ。みなの分をざっと確認し、出しそびれていた一枚を急いで書いて郵便局へ。
午後からは実家へ行ったが今回は妻子が居ないこともあって集まった人数も少なく、こじんまりとした正月をお祝いした。子供が1人もいないということはこんなに静かなものなのかと改めて思ったね。でも子供が1人もいない集まりなんてつまらないもんだな・・とも感じたよ。
さあ、明日はゆっくり寝ているとするかな。でも晴れてると起きちゃうけどね。