2021-08-31

何を誇るか













混乱のまま米軍のアフガン撤収が完了し、自衛隊機もたった1人の日本人とアフガン人14人だけを退避させただけでその役目を終えることとなった。この作戦失敗も危機管理能力の無さの表れだと先日書いたが、本日発表された来年度予算の概算要求を見ても、一体この国は今後何を拠り所にしてゆけばいいのか、まるで良い材料の無い将来に対し絶望と不安しか感じることができない。国の抱える借金は長年財政改革が必要と言われ続け、消費税が何度も上げられたにもかかわらず減るどころか増える一方で、既に国家予算の2倍を超えている。政府に居るジジイたちは問題を先送りにするばかりで真摯に向き合おうとせず、責任を未来に押し付けている。この絶望的な手詰まりの状況を打破するにはどうすればいいのだろうか。当然かなりの痛みを伴う荒療治が必要になるが、今の政治家にその痛みを引き受ける様な気概のある人はいないだろう。派閥政治にどっぷり浸かり、利権のみを追い求める者らは確実に排除せねばならない。そうしなければ確実にこの国は終わる。

2021-08-30

死の連鎖




















アフガニスタンの空港でのテロ攻撃に報復する形で米軍が不審車両を攻撃したが、その巻き添えを食って6人の子供を含む家族9人が死亡したと言う。結局力に対して力で報いても死しか得られないということだ。一般人の死をバイデンは望んでいなかったろうが、望む望まないにかかわらず命令を下したものはその死の責任から逃れることはできない。
敵から攻撃を受け自国民に犠牲者が出たらその指導者は強い態度、つまり報復を求められる。しかし武力による報復は死の連鎖しか生まず、決して良い結果は得られない。自分たちの主張やエゴを押し通すために関係のない人々の命を奪う。一体それに何の意味があるのか。それが人間の業なのだろうか。本当に愚かなことだ。

2021-08-29

法の縛りが問題じゃないんだよ













自衛隊機がアフガンでの退避作戦に失敗したことについて、自衛隊法の縛りが原因だったと言う愚かな意見が出始めている。自分は護憲派ではなく、法改正が必要ならば適宜改正していくべきだと考えているが、今回の退避作戦失敗の原因を単純に法の縛りのせいにすることは最近巷で流行っている責任転嫁の何ものでもない。仮に自衛隊が武器使用を認められていれば退避作戦は成功したのだろうか?仮に自衛隊員が空港を出て退避希望者を救出する作戦を実行したならうまくいったのだろうか?答えは明らかだ。自衛隊員に武器使用が認められていても、空港から出て作戦をすることが可能だったとしても、自衛隊は武器を使用しなかっただろうし、作戦を遂行することもなかっただろう。なぜか?それは武力衝突の危険を犯して退避作戦が成功する可能性が限りなく低いからだ。

今回の退避作戦失敗の原因は法の縛りでは無く、タイミングを見誤ったことと退避についての調整が全くできていなかったことだ。これは政府の危機管理能力の低さを如実に表していて、現在進行形のコロナ対応を見れば一目瞭然だ。徹底した情報の収集と分析、その結果に対する対応策の立案と調整、そしてタイミングを逃さず実行する決断力。これら全てが今の政府には備わっていない。本来自衛隊機がアフガンの空港に着陸した時点で退避希望者が空港に到着していないといけない。それが遅れたのはタリバン侵攻による混乱のせいだろうが、退避させることができた国があるのはなぜか?彼らは武力をもってタリバンを鎮圧し救出したのか?兵員輸送車・装甲車などを空港から繰り出し救出に出向いたのか?いずれも違う。日本と他国との決定的な違いは情報収集能力の差と、スピード感だ。危機的状況においては如何に早く動けるかが最大のポイントだ、ここで出遅れたことで既に作戦は失敗していたのだ。法の規制が問題ではない。自衛隊が迅速に動くためには法の縛りが邪魔だったと言うなら民間機を飛ばせば良かったのだ。

自分たちの能力の無さを反省もせず、自衛隊法のせいだとぬかす連中こそ真の愚か者だ。繰り返して言おう、自衛隊員が武器を使用でき、交戦区域で作戦行動することができたとしても退避作戦は失敗しただろう。なぜか?失敗の原因はそこではないからだ。そんな単純なことも分からんヤツらがあまりにも多過ぎて、いよいよこの国も終わりだと思ったよ。


2021-08-28

単純なことじゃないの













ワクチンをさっさと打ちたい若者が連日渋谷に詰めかける事態となっているが、その対応がお役所的であまりにもお粗末過ぎる。初日に早いもの順で批判されると次からは整理券を配り抽選する方法を取ったものの、最長1kmを超える長蛇の列を発生させ、これまた批判を受ける有様だ。明日も今日と同じ方法を取るというが再び長蛇の列ができるのは明白であり、東京都と政府が若者のワクチン接種を強力に進めたいと言っているのであれば、ここにワクチンを集中投入して片っ端から接種してゆけばいい話じゃないのか。政府曰く『十分な量を確保している』のならば、なおさらそうすべきだろう。昨日書いた自衛隊機の派遣の件もそうだが何事においてもスピード感が無く、臨機応変の対応ができないなど、硬直化した現代日本の死活問題がこういった危機的状況に際し発現し始めている。発生した問題に対しどう対応するかでその真価が問われるものだが、既に我が政府の無能ぶりは絶望レベルにまで達し、その無能ぶりは各自治体にまで伝播する様な勢いだ。

ワクチンを接種せよ言うなら何よりもまず接種希望者がちゃんと接種できる環境を整えよ。それが最優先のことだろうて。


2021-08-27

遅きに失す













アフガニスタンの空港で起きたISによると見られる自爆テロは悲惨なものだ。80人以上が亡くなり、タリバン兵も30人ほど、そして米軍も13人が死亡するなど甚大な被害を受けた。このテロ攻撃によってただでさえ滞っていたアフガンからの退避もさらに難しくなり、とても米軍撤退期日までには間に合わない状況だ。そんな中、遅ればせながら到着した自衛隊機ではあったが、当の退避希望者が空港に到達できず、未だ1人も救助できないでいる。他国が既に退避完了しつつある中でのこの失態は全くいただけない。こういった対応からもその国の危機管理能力を推し量ることができる。とにかく日本は行動が遅いのだ。何かしようとするとルールや法律でがんじがらめにされ、なかなか次の一手を打てないでいる。そんなふうに時間を無駄にしているうちに各国は次々と飛行機を派遣して退避を完了させていくのだ。遅れて馳せ参じた自衛隊なんぞいいもの笑いの種だろう。何事にもタイミングというものがある。特に国際情勢においてはスピード感が求められる。そういった点で日本人の平和ボケ脳ではこれが限界なのだろう。恥ずかしい限りだ。

2021-08-26

旧態然













この後に及んでも菅が再選を目指していること自体が、如何に現状を把握していないかの証であり、それに同調する自民党各派閥の連中らも国民の意見など全く聞こうともしない横柄な輩の集まりに過ぎない。都合の良い時だけ民主主義と言うが、その実この総裁選出システムのどこが民主的なんだろうか。次の衆院選では必ず自民党に鉄槌を下さねばならない。奴ら烏合の衆を全否定し、再び地を這わせてやらねばならない。残念ながら野党も与党同様口先ばかりの能無し共の集まりだが、もう一度不誠実な連中が偉そうな顔をして国会にのさばることになるよりは、いっそ新顔さんにチャンスを与えたいと思うのは自分だけではあるまい。どっちに転んでも茨の道であるならば、横柄な連中じゃない方を選びたい。

2021-08-25

考える葦たるべき













我が県も緊急事態宣言が再び出されることとなったが、いつもの後手後手の対応で宣言が発出されたからと言って、爆発的な感染拡大を抑えることなぞ今さら夢のまた夢だ。娘たちの学校からも毎日何通ものメールが送られてきて、その度に対応が変わると言う混乱ぶり。次女の学校はしばらくオンライン授業扱いとなり、進路に関する個人懇談も期末試験も延期されることとなった。9月中旬には修学旅行も予定されているが、こちらも絶望的な状況だ。中学校の大きな行事は今までほぼ全てキャンセルされており、次女にとっては何のお楽しみもない中学生活になってしまう。それも思い出なのかもしれないが、気の毒で仕方がない。そうやって子供たちに犠牲を強いているのに大人たちは愚かなまでの身勝手さを続けている。権力中毒になった老い先短いジジイたちから一刻も早く政治を取り戻し、事後処理ではなく先手先手の対応を取っていかないと世界の中の日本は生き残れないだろう。それにはまず一人ひとりが自分の頭で物事を考えることだ。早晩他力本願思考から抜け出す必要がある。

2021-08-24

老兵去るべし













自民党総裁選を控えて駆け引きが活発化している様だが、そんなお遊びはどうでもよいのでまずは頭がガチガチに凝り固まった年寄りどもを筆頭に議員辞職してもらい、フレッシュな人材が活躍できる場を作る様にしなければならない。そもそも能無し人で無しの菅がまだ総理を続けようと思っていることが驚きだ。さすがの無神経さだとむしろ感心する。今まで何度も総裁選にチャレンジしてきた石破も訳の分からんことを言っていて終わっとるし、岸田になったところで菅と似たり寄ったりだろう。こんな絶望的な政治家たちに鉄槌を下すべく次の衆院選挙では必ず一票を投じ、政治に物申さねばならない。これ以上ヤツらのしたいがままを放置していては間違いなくこの国の未来は無い。

2021-08-23

アフガンへ













ようやく自衛隊機がアフガンに向け飛び立った。何事においても他国に遅れを取る日本ではあるが、置き去りにされたアフガン人現地職員とその家族を邦人とともに退避させるのなら、ぜひやってもらいたい。そもそもそんなことは人道上当然のことで、本来なら有無を言わさず自衛隊機を送るべきであり、ここでも初動が遅れたことについては後日大いに反省すべきだ。どうしても後出しジャンケンだと何らかの圧力があったので仕方無しに行動に移したと見られがちで、そういった政治的判断の遅れが時期を逸し、派遣される自衛隊隊員を危険に晒すことになる。ま、今の政権の危機意識なんて無いに等しいことは新型コロナの対応で立証されているので期待なんかしていないが、実際に危機に臨む隊員たちの無事と、救助を今か今かと待ちわびている人々が一刻も早く退避できることを願わずにはいられない。

2021-08-22

最低国日本













YouTubeなどでは如何に日本がすごいかを吹聴する動画が溢れているが、キミは本当にそう思っとるのかね。そう思っとるのならばキミもまた亡国の徒に他ならない。名古屋入管に殺されたスリランカ人ウィシュマ・サンダマリさんの件しかり、在アフガン日本大使館が働いていたアフガン人スタッフを見捨てた件などなど、もはやこの国は恥も知らず己が責任逃れのためだけに奔走し、魂を捨ててしまった様だ。アフガン退避の際は自国の航空機も飛ばさず、他国の難民が乗るべきスペースを占拠してすごすご逃げ帰り、スタッフには『ごめんね』のひと言でオサラバだ。労働者が不足しているのならアフガン難民を積極的に受け入れよ。何万という単位で受け入れを表明しているイギリスなどとはあまりにも対照的でそういった意味からもこの国の器の小ささが見て取れる。

新型コロナの対応、オリ・パラの対応、そしてウィシュマさんやアフガンの対応、どれをとっても最低で、外交・内政共に政府として機能していない。世界の中の日本がどうあるべきかを示すこともできないのに偉そうな顔をしてふんぞり返っとる政治家たちを排除せねばならない。国賊とはまさに連中のことを言う。

今の日本を恥じよ。あるべき日本の姿をそれぞれが求める時だ。

2021-08-21

ビワ剪定













今日はありがたいことに予報に反してほとんど雨が降らず、その分外作業を進めることができたが湿度が異常に高く、すぐに汗で全身ずぶ濡れになり、最後は燃料切れの様に身体が動かなくなったので今日の作業はそこまでとした。作業といっても畑の土は長雨の影響でしっかり水分を含んでいて触ることができず、やることと言ったら旺盛に伸びる雑草をむしることくらい。他にはナスの切り返しをしたりともっぱらメンテナンスに終始し、冬野菜用の準備はお預けだ。そして今日最もハードだったのがビワの木の剪定だ。ビワは11月頃に花を咲かせ冬の間に徐々に実を大きくしてゆく。今は花芽をつけた時期なので花芽を残して選定すれば来季の収穫も期待できるが、木が大きくなり過ぎているのである程度大胆に切り返しをしなければならず、ここはあまり迷わずバッサリと剪定した。その剪定も1本ならまだしも3本なので骨が折れたわけ。でもこれでしばらくは剪定しなくてもよくなるのでがんばった甲斐がある。


2021-08-20

集めても集めても・・













表の川が増水し河川敷が水没すると、上流から大量のゴミが流れてきて木や草に引っ掛かり、水が引いた後はそれらのゴミがびっくりするくらい残されてゆく。今回の増水はかなりのものだったのでゴミの量も多く、ある程度水位が下がるのを見計らって三女と一緒にゴミ拾いをした。ゴミを分類すると一番多いのがダントツでペットボトルだ。おそらくペットボトルは水に浮くので流れ着きやすいからだろう。その他ジュース缶や紙パック飲料、菓子袋にレジ袋など雑多なゴミが枯れ草などと一緒くたになって溜まっており、その中から火バサミを使ってゴミを摘み出すといった感じだ。一番厄介なのが発泡スチロールで、大きな塊ならまだしもほとんどがバラバラに細分化されていて、ゴミとして集めるもの困難なくらい。まさにマイクロプラスチックの元凶で、早いとこ使用禁止にすべきと思っている。

流れ着いたペットボトルの中には中身が残ったままの物も多く、全てのペットボトルはキャップを外して中身を捨て、踏んで潰してからゴミとして捨てている。当初はリサイクル用に分けていたが、やはり少しでも汚れているものは持って行ってくれないので全てゴミとして処分している。しかし一体どこからこんなに大量のペットボトルが流れてくるのだろう。我が家の前に流れ着いた分だけでこれだけの量なら、河川単位だととんでもない量になるだろう。全く信じがたいことだし、それだけ多くの人がポイ捨てしているという証拠だ。そういった実態はこうやってゴミ拾いをしないと分からないだろう。だから敢えて娘たちと一緒に行っている。

今日はとりあえず70ℓのゴミ袋2つ分だけ拾っておいた。目算で言うとまだ少なくとも3袋分はあるので、明日以降雨が降っていなければ集めようと思う。ただ集めてもまた増水したら振り出しに戻るけどね。少しでもゴミが減ってくれたらそれでいいさ。

2021-08-19

雨・雨・雨













よくもまあ毎日降るものだ。

早朝は日差しがあったもののすぐに雨雲に覆われ、その後は降ったり止んだりの繰り返し。午後には時間雨量15mmという強い雨が続き庭は再び水浸し。あまりに毎日雨が降り、日差しも無く乾かないから芝生も病気を発生し腐り始めてしまった。夏野菜も同様で日照が無いとこんなにも収穫量に差が出るのかと驚くばかり。キュウリは何とか採れているが、三尺ささげやトマト・オクラなどは悲惨な状態で、中には腐り始めているものもある。そりゃ例年のこの時期はガンガンに日差しが降り注ぐ天気なのに、今はその真逆だからね。これだけ土が濡れているとサツマイモも腐ってしまわないか心配だ。確かに雨はありがたいものだが、何事も過ぎると害が生じるもの。ほんとバランスとは難しいものだな。



2021-08-18

アイソトープ検査














両膀胱尿管逆流による炎症が原因で腎臓の機能が低下した三女の現在の状況を把握するべく、約1年2ヶ月振りにアイソトープ検査を行った。これは血管に放射線同位素(アイソトープ)を注入し腎臓の形態や機能を調べるもので、大きな機械にサンドイッチされる様に検査する。三女は2回目なので大まかな流れを分かっており、あまり緊張することなく臨めた様だ。腎臓は一旦ダメージを受けるとその部分が回復することなく一生を送ることになる。三女の場合も血液検査の結果からクレアチニンの値が標準値内に収まり、アイソトープ検査で得られたデータからも悪化する様子は見られないことから、今後は泌尿器科ではなく腎臓の専門科で半年に一度程度の割合で経過観察してゆくことになった。これは腎臓に負担のかかる高校生くらいになるまでは続けたほうが良いとのことだから長丁場になるが、万が一に備えた予防的経過観察なのでしっかり続けていきたいと思う。

2021-08-17

カブール陥落













アフガンの状況は悲惨としか言いようがない。結局アフガン国民は大国のエゴによって見捨てられたのだ。米軍が侵攻して20年。この間に生まれた子供たちはイスラム法を厳格に強要するタリバンの政策を知らずに育っているだろう。それが米軍撤退を機に急変し、女性は再び教育の機会と自由を奪われる可能性が高い。その絶望感はいかほどのものだろうか・・

米政権は『サイゴン陥落』とは違うと言うが、何が違うのだろうか。政治的な動機や結果が違ったとしても、アメリカを頼りにしてきた多くの人々が見捨てられた状況に変わりはない。アメリカは結局20年かけてアフガンの強欲な権力者どもの懐を肥やしていただけだった。自国の国民を守ろうともせず、アメリカからせしめた金を持って我先にと逃げ出したペテン師どものご機嫌を伺っていただけだった。

アメリカがこのままアフガンに関わっていくことが両国のためにならないことは確実で、いつか完全に手を引く必要があったことは間違いない。ブッシュ、オバマ、トランプの各政権がやろうとしてやれなかったことを同時多発テロ20年を機にバイデンが強行したことも理解できるし、彼ばかりが失策だと攻撃されるのも気の毒だろう。ただ、無残に見捨てられたアフガン国民に救いは無い。

アフガン国民に希望を与えた当事者自らが希望を奪うと言う皮肉。この絶望の矛先が新たなテロの温床なるのは間違い無いだろう。歴史は繰り返すというが、その影で嘆く人々に救いがあることをただ願うことしかできぬ無力感を感じている。

2021-08-16

ワクチン打ってきた













ワクチン接種1回目を終えた。今のところ目立った副作用は出ていない。

接種は近所にある医療機関で行われ、実にスムースに終了した。注射も看護師が上手だったからか、ほんとチクッとした程度。接種後はその場で15分待機し、様子を見た後に帰宅した。一緒に行った長女・次女も問題ないが、次女は打ったところが少し痛いらしい。

今回接種会場に集まった面々を見ていると比較的若い人たちが多かった様に思う。自分や娘たちも含め、早くワクチンを打っておきたい人はかなり多いはずだ。それなのにワクチンの数の制限などで予約が難しい状態が今も続いている。新規感染者数を減らすにはワクチン接種を強力に押し進めるしかないのは分かり切ったことなのに、現実的にその対応ができていない。にもかかわらず菅のバカは全力で取り組んでいると言うじゃないか。キミたちの能力の低さでは現状が全力かもしれないが、それだから上手く行っていないと言うことすら理解できていない様だ。

とにかく今日打てたことに感謝し、様子を見たい。

 

2021-08-15

戦後76年













76回目の終戦記念日を迎えた。

終戦から今まで日本は不戦の誓いを守り、平和国家として歩んできた。今後もその路線は継続されるものと思うが、日本を取り巻く国際情勢は刻々と変化し、今までの様にいかなくなっていることも確かだ。そんな難しい舵取りが必須となる状況で現政権の能力はまるで未来を捨てるかの様な絶望的な有様で、ただただこの国の行く末を憂えて心が沈む。

こういう時代だからこそ先見の明を持った人物に国を任せたいが、現状は真逆の愚か者たちが偉そうな顔をして官僚の作成した紙をただ読んでいるだけの茶番政治だ。こんな有様ではオリンピックを強行開催した様にいつこの国をミスリードしてもおかしくはない。先の大戦ではこのミスリードによって我が国だけで300万を超える人々が命を落としてしまった。そんな惨禍を二度と繰り返さないためにも、一人ひとりが無関心を止め、常に政治を監視し、投票を以って政治にもの言うようでなければならない。それが民主主義というものだ。


2021-08-14

線状降水帯の下で













昨夜から雨は降り続いているが、午前中から午後にかけては線状降水帯が発生し、数時間に渡りその影響下に置かれた。線状降水帯下の雨はかなりのもので、一時は時間雨量30mmを記録し庭中水浸しだった。表の川の水位もピーク時には堤防中程にまで迫り、大量のゴミが流れ着いている。ただ川がまだ勢いよく流れているところを見ると、長良川本流の排水効率が落ちていないことを表していて、その点ではまだ危機的状況ではないようだ。今は国土交通省や県、それに各自治体が河川の要所に水位監視カメラを設置しており、その様子がライブで確認できる。それを見れば実際の状況がよく分かるし、グラフ化した水位データも表示されるため状況把握のツールとしては非常に有用だ。気象庁の雨雲レーダーはアクセスが殺到しているためか午後から繋がりにくくなっている。

現状、線状降水帯が若干北上したので降雨は弱まっているが、これが南下すればすぐに豪雨となる。前線は遠く九州まで伸び、線状降水帯も各所で発生している。これはほんと長雨になりそうだ。既に川が増水している分、今後の雨量次第ではどうなるか分からない。油断することなく監視を続けようと思う。

2021-08-13

前線停滞













西日本を中心に大雨が降り続き、大規模な洪水や土石流などのリスクが非常に高まっている。仕事の合間に頻繁にレーダーで確認しているが、雨雲は切れ目無く次々と発生し所々猛烈な雨をもたらしているようだ。こういった状況だとどこで災害が発生してもおかしくはない。明日からは週末なので家で待機し状況を見守れるという安心感はある。ただ、この週末ほとんど人のいない近場の渓流に遊びに行く約束をしていた三女はがっかりだろうな・・こんな雨量ではとてもじゃないが近付くことすら危険だからね。

大雨が長く降り続くとさすがの長良川でもかなり増水して排水効率が下がるだろう。そんな時に線状降水帯の直撃を受けたらあの大きな堤防でも持たないかもしれない。というよりそれ以前に我が家の表の川が越水するだろう。一応そういった事態も覚悟しているが、当然そうならないことを願っている。ほんと最近の天気は極端で困る。

2021-08-12

今は小康状態だが・・













この地方、まだそれほど激しく雨は降っていない。日中はずっと雨が降り続いていたが、庭にあるバケツ雨量計を見ても雨量は大したことなかった。 ただ、天気予報で盛んに注意を呼びかけている様に、線状降水帯が発生して丁度そこに当たれば長時間に渡って激しい雨に見舞われ、災害が発生する可能性が非常に高くなる。今は大丈夫でも明日は分からないので、その辺りの警戒を緩めることなく備えたいと思う。特に我が家は一級河川がすぐ表を流れているのでこういった大雨予報の時は洪水のことを考えなければならない。大きな被害を出した西日本豪雨の時も、あまり知られていないがこの地方でも3日間で1000mmを超える雨量が観測され、表の川は堤防の真ん中を越えるほど増水し、排水機場が24時間全開で稼働するなど未だかつてない危機に直面した。今回もその時と同等になる可能性があるのなら相当の警戒心を持っていないといけない。災害に遭わなければそれはただ運が良かっただけなのだ。特に昨今の異常気象に関してはそう思う。

2021-08-11

アフガンのゆくえ













米軍の完全撤収を目前にしたアフガニスタンでは、旧支配勢力タリバンが政府軍に対して猛攻を仕掛け、地方を中心とした大多数のエリアが既に陥落した模様だ。タリバンの攻撃に対して米軍から提供された装備を持ち、訓練も受けたはずの政府軍の反撃は功を奏しておらず、このままではアフガン全土が再びタリバンの支配下になろうかという勢いだ。ただタリバンとしてもここでアフガン全土を掌握したとしても米軍の空爆は継続され、本気の反撃は受けたくない。つまりは米軍撤退後の交渉を有利に行うための布石と捉えてもいいのだろうが、果たしてどうだろう。

全土に渡るタリバンの攻撃で民間人の死者も多数出ており、数万規模の避難民も発生している。ソビエトがそうだったようにアメリカも20年の歳月を費やしたが、アフガンを安定した国家に作り替えることはできなかった。再び混迷の度合いが増すアフガニスタンの行方はこの先どうなるのだろう。

2021-08-10

特権













バッハの銀ブラ報道に対する政府の見解を見ても分かる通り、権力者であれば何をしても許される傾向が年々強まっていることは間違いない。本来権力の座にある者はより厳格にルールを守るべきで、それがないがしろにされることから政権の腐敗が始まる。政府の人間が率先してルールを破るのを見れば国民の多くも当然守らなくなるだろう、そうして国の腐敗が始まるのだ。特に今はデルタ株の蔓延により不要不急の外出を控えるよう何度も要請されている中で、ある特定の人間だけ特別扱いされる様子を見て国民はどう思うだろうか。もはや今の政府にはそういった極基本的な想像力さえも欠如した馬鹿者しかいないのだろうね。廃人菅の支持率も30%台に突入と言うが、未だにそんなに多くの支持者がいるのかと驚いてしまう。4%くらいで丁度だろうと思っている自分からしたら信じがたい数字だ。

とにかく次の選挙ではヤツらに鉄槌を下さねばならない。こんな無能な政治を見ていると腹わたが煮え繰り返り気分が悪くてしょうがない。

2021-08-09

長崎原爆忌

新型コロナや強行五輪、台風9号の影響で影が薄れた原爆追悼の日ではあるが、広島に続きこの日の持つ意味をもう一度考え、自分はどうすべきかを問うてみた。政府による今回の新型コロナおよびオリンピック対応はある意味大戦中の対応と酷似していると自分も何度か書いて来たが、当時もこんな感じであれよあれよという間に戦争に巻き込まれ、そして広島・長崎という大惨禍を招いてしまった。今回は戦争ではないがオリンピックを強行した結果、デルタ株の爆発的蔓延を招いたという構図は似通っている。太平洋戦争と新型コロナ禍はその被害の規模は違えども両者共通しているのは政治的ミスリードによって被害を拡大させている点だ。時の施政者が聡明であったならば避けられたであろう惨禍によって多くの国民が辛酸を舐め、犠牲を強いられて来た。


今は民主主義であり、愚かな政治には選挙で有権者一人ひとりの意思を示す時代だ。同じ惨禍を繰り返さないために一人ひとりにできることをそれぞれが行えば、より良い社会が訪れるはず、そう信じたい。

2021-08-08

体温以上













なかなかの猛暑ですな。こちらは本日39℃でした。午前中から『これはかなりの気温になるな・・』との予感はあったが、よもやここまで上がるとは思わなかった。そんな猛暑の中でも自分は普段通り外仕事をしていたが、台風の影響で終日風が吹いていたため気温の高さとは裏腹に体感的にはそこまでキツイとは思わなかった。風が全くなかった昨日の方がよっぽど暑く感じたほどだ。

台風9号の影響で九州四国方面ではかなりの雨量になっている様子。この地方も明日午前中にかけて結構な雨量が予想されている。その雨を見込んで今日は午後から畑に苗を移植したのだよ。かんかん照りが続くととても苗の植え付けなんてできないが、ある程度の雨量があれば苗はすくすく生長してくれるだろう。ただ、あんまりの豪雨だと逆に苗がやられてしまうのでその辺はお手柔らかにお願いしたいものだ。おそらく明日は外仕事は無理なのでいい骨休みになりそうだな。

2021-08-07

蝉しぐれ













今夏は妙なものでニイニイゼミとアブラゼミそれにクマゼミとミンミンゼミが同時期に鳴いている。例年ならニイニイゼミの出現が一番早く、追ってアブラゼミその後にクマゼミ・ミンミンゼミといった順番なのに、まだニイニイゼミが頑張っているといった感じだ。その4種がいっぺんに鳴いているとそりゃあもう凄まじい蝉しぐれで、実際『しぐれ』とうよりはもっとどしゃ降りに近い大音量で鳴いている。ただ蝉の鳴き声が凄いと言っても、蝉たちが樹液を吸いに集まって来る我が家の前の堤防や河川敷にある木のほとんど全ては自分で植えたものなので、蝉の大音量の鳴き声も身から出た錆びと言ってもいい。年々住宅街からは大きな木が減り、神社や寺でさえ以前のように境内に大木を持つ所は少なくなった。そう言った事情もあって木のあるところに蝉が集中するようになっていると思う。Jackieの小屋のまわりにもアブラゼミの抜け殻が至るところにあり、蝉の密度が濃いことがよく分かる。確かに蝉の鳴き声が鬱陶しく感じる時もあるが、もし蝉の鳴き声が全くしない静かな夏があったとして、果たしてその夏を夏らしく感じることができるだろうかという疑問が浮かぶ。やはり自分にとって入道雲と蝉の鳴き声は夏の風物詩として外せないものだな。

2021-08-06

原爆忌













またもこの人間の愚かさが証明された。しかもそれがあろうことか広島原爆の平和記念式典の挨拶だから救いようが無い。政治家なんてものは官僚が作成した文章を読むだけなんだろうが、少なくとも平和記念式典という大事な舞台での挨拶文なら目を通し、実際に朗読しておくものだろう。約1ページ分を読み飛ばしても気付かないなんて、その内容に全く興味が無いということじゃないか。結局彼は何に関してもそうなのだ。口ではそう言っているが自分の身を守ること以外についてはどうでもいいことなのだろう。原爆の被害者や被爆者らを冒涜するこの行為を決して許してはいけない。もはやこんな愚か者に権力を握らせていてはいよいよこの国が崩壊してしまう。

国が起こした戦争によって多大なる犠牲を被り、その惨禍を2度と繰り返さないと誓う平和記念式典でのこの失態。菅は人間として終わっとるな。ただただ、はよ消えてくれ。

2021-08-05

疲労感













これだけ暑い日が続くと疲れが抜けず蓄積してゆくのがよく分かる。夜はよく眠れているので肉体的な疲れは抜けそうなものだが、ひょっとしたら臓器が疲れているのかもしれない。猛暑の中で作業すると大量の汗をかき、それを補うためにさらに大量の水分を摂る。それも冷たいものがほとんどだから胃への負担は大きいだろう。加えて水分で胃液が薄まり消化も悪くなっているから腸への負担も大きい。要するに夏バテということだろう。毎日もっと早く寝て睡眠時間をたっぷりとるようにすればこんな疲労感なんてすぐに消えてしまうと思うけどね。

明日頑張れば3連休。どうも天気が悪いそうなので良い身体休めの休日となりそうだ。ただ、台風の動向だけが心配だけどね。

2021-08-04

打つ手無し













新型コロナ新規感染者激増を受け、政府が決めた『重症者以外は基本的に自宅療養とする』というやり方は医療崩壊を防ぐためという言い分だが、単にこの状況に対して打つ手が無いだけだ。こうなることは容易に予想できたというか予想していなければならないことで、それなのにこんな手しかないなんてほんと菅政権は無能者の集まりだ。仮に重症ではなかったから自宅療養したとする。しかし症状が急変し入院が必要となっても行き場所が無いということだ。

政府の無為無策がとうとう国民をこんな状況に追い込み、あたかも今回の感染爆発の原因が政府からの要請を守らない国民のせいだと言わんばかりの責任転嫁コメントには怒りがたぎる。確かにルールを守らない愚かな国民は多い。しかし国民の危機感を麻痺させて来たのは度重なる政府の失態によるもので、もはや政府が何を言おうとも国民の心には響かないだろう。

今の政府にできることはもう無いのだ。


2021-08-03

いい雨でした













朝方は小雨が降る空模様。天気予報での降水確率は40%とそんなに高くなかったので、今日はこんな小雨程度の雨で終わると思っていたら、なんと土砂降りの雨が何回も襲って来て久しぶりの本格的な降雨となった。この思わぬ雨は南海上にある熱帯低気圧からもたらされたもので、暖かく湿った空気が大量に流入した影響で気温はそこまで高くなかったものの湿度が高く、体力を奪う一日だった。

久しぶりに、本当に久しぶりに家に帰ってから水やりをしなくてもよかった。畑はしっとりと濡れ、まさに恵みの雨。キュウリなんて一気に巨大化していたからそれほど水を吸い上げているということだ。ただ、こうやって急に雨が降るとトマトがどんどん割れてゆくのでそこが困りどころ。でも総じてありがたい雨だったことに変わりはない。

2021-08-02

進路の悩み













この夏休みを利用して今年受験生の次女は積極的に高校見学に行っている。まだこの高校に入りたいという所は無いようで、とにかくいろいろ見て比べている段階だ。長女の通っている学校という選択肢も有りだが、次女としては今のところそこを選ぶ気は無さそうだ。選択肢が多い分本人の迷いも深くなるだろうがまだ慌てることはない、自分の納得のできるところを選びチャレンジすればいい。すべての道は開かれている。

2021-08-01

猛暑の中で













今日も蒸し暑く昨日に増して厳しい1日だった。こんなに暑い中、どうしてもやらなければならない作業でもないのに大汗かいてやる意味は何なのか、と自問しながらの草むしり。畑仕事は本来的に生活の糧を得るためでもあるが、現在ではわざわざ汗を流して作業しなくとも買ってこれば済んでしまう。なので畑仕事などを好まぬ人にとっては気違い沙汰としか見えないだろう。それなのになぜ畑仕事をするのか。今日の答えは試行錯誤する楽しさかな。

作物を毎年同じように作っているのになぜかうまくいかない時がある。そんな時は何がうまくいかなかった原因なのかを考え、改善を図る。それがまるで実験で失敗する時もあれば成功する時もある。そんな自ら考え実行し、良くも悪くも結果を得る作業がとても面白く奥が深い。

自分の場合、畑仕事や庭仕事など外仕事全般を修業と思っている。修行もせずエアコンかかった涼しいところでのんべんだらりとはしていられない。そういうタチだから仕方ない。