2023-03-31

何が異次元なのか


 待ったなしの少子化対策について、岸田君は『異次元の対応を取る』と言っているが、それって今まで何もしてこなかったと言っている様なものだ。ま、実際にそうだったから今の現状があるわけで、ここまで出生率が下がり、独身者が増加している状況では小手先の対策を打っても変化は引き起こせないと感じる。例えば児童手当を拡充したり、出産手当てを増額したところで、じゃあ子供を作ろうなんてことには直結しないだろう。なぜ若者が結婚しないのか、と言うことをちゃんと突き詰めて対策を行わないと、無駄にお金をバラまくだけで効果は一切無しということになりかねない。まず結婚するお金がない、結婚しても家族を養える収入がない、子育てにはお金がかかる、などなど基本的に資金力の無さが晩婚・非婚を否応なく選択させ、それが少子化に直結している様に思う。出生率の減少と賃金の伸びを示すグラフとを重ねると、賃金の伸びが鈍化し始める時期と同じくして出生率も著しく減少傾向を示している。

金銭的な負担に加えて長時間労働などによる精神的肉体的疲労が増すことで子供を諦める人が増えている面もあるだろうし、何より子育てに関する環境が50年前とほぼ変わらず親の負担が増す一方であることが少子化の大きな原因の一つだろう。異次元というなら子育て環境を根本的に作り変えるくらいの覚悟を持ってやらねば、何も変わらず改善しないだろう。今政治家に必要なのはその『覚悟』なのだ。

2023-03-30

妻子瀬戸内へ


 自分は相変わらずの仕事で、次女は部活で忙しい中、妻と長女それに三女で瀬戸内方面へと旅立っていった。今日1日で今治市沖に浮かぶ大島まで行き、そこのゲストハウスに泊まって居る。自宅から7時間あまりの旅程だが、そこはさすがのアメリカ人で『7時間なんて近い近い』なんて言いながら余裕を見せていた。旅先での写真が何枚も送られてきたが、とても楽しそうだ。瀬戸内海に沈む夕日の写真もあったが、惚れぼれするほど美しい写真だった。いやあ、羨ましいな。自分も行けたら良かったけど、さすがにこの時期は難しい。継続して仕事があるのはありがたいが、その一方で仕事の合間の休みが無いので数日単位での旅行は厳しいんだよね。いい加減自分も何処かへ旅に出たくなった。とは言うものの自分の場合は短期でササっと動くのが苦手なのでひと月単位で旅行したい。そんな機会を得るのが難しいのは分かっているが、旅行の計画を夢想するのも楽しいものだよ。

2023-03-29

姪甥帰京


 春休みを利用して我が家を訪れていた姪と甥が帰京した。5日間の滞在だったがホントあっという間だった。大の仲良しの三女にとっては寂しくなるだろう。滞在中は3人一緒に離れで寝起きし、ずっと一緒だったからね。姪は春から中学生なので部活の状況によっては今後なかなか来る機会がないかもしれない。そうなると三女は悲しむだろうな。

滞在中こちらは比較的いい天気が多かったので花見をすることもできたし、昨日は東山動物園に行くこともできた。関東はずっと天気が悪く寒かったというから、こちらに来てちょうど良かったかもしれないね。次はGWに会う予定だが、これも部活の状況によっては姪っ子だけ留守番になるかもしれない。正月やGW、盆などの家族で集まる機会が多い時くらい部活は休みにすべきだと思う。家族のことを差し置いて何を優先させようというのか。こういうところから安易に家族を犠牲にする風潮が生まれていると思う。『仕事だからしょうがない』『部活だからしょうがない』と簡単に言うが、まずそういったところから改めてゆかねば何事も変わらないだろう。何においても『家族』は最優先されるべきだと強く思うし、自分はそう行動している。

2023-03-28

予算成立


 令和5年度予算が国会で承認された。110兆円を超える過去最大予算だ。いったいいつまで予算の膨張は続くのだろうか。先進国で最悪レベルの借金を背負っているというのに一向に借金を減らそうという動きが見られない。それどころか防衛費を大幅に上げるという始末。確かに防衛関連の更新は必要だと思う。しかし財政的に国が破綻してしまったら防衛どころの話ではない。現在の問題から目を逸らし未来へと先延ばしにするこの悪弊を断ち切らねば、間違いなくこの国の未来はない。老い先短いジジイたちが無責任に決めた内容によって将来を担う子供たちが苦労する様なことがあってはならない。そのためにも少子化対策は防衛対策よりも最優先されるべきことなのに、目先の防衛費だけを突出して上げるなんてやはり大局的にものを見る目が欠落している証拠だ。 防衛予算があっても結局なり手がなければ国の防衛もままならない。また人口が減少を続ければ税収も下がり、防衛予算も維持できない。要するに今一番重要なのは人口減少を食い止め、国力の回復を目指すこと。人がいればなんとかなるが、人がいなければ何もできない。またそう簡単に人口は戻らない。今後大規模に移民を受け入れるならば人口の回復は可能だが、そうしないのであれば言葉遊びではない正真正銘別次元の対策が必要だ。それも待った無しでだ。

2023-03-27

遅霜対策


 昨日の大雨が上がった後、今日日中にかけて冷たい北西風が吹き荒れたが、こうやって気温が下がって来ると用心しなければならないのが『遅霜』だ。すでにジャガイモの芽は出始めているし、夏野菜の苗も発芽したものもある。ここに霜が降りるとせっかく芽が出たのに枯れてしまうこともあるため、毎晩天気予報を見ながら明朝の予想気温が1桁台のときは用心してビニールをかける様にしている。朝になればこのビニールは外さねばならないので掛けたり外したりと結構手間なのだ。でもこの手間を惜しむとせっかくの苗が全滅する恐れもあるため、面倒でも降霜の恐れのあるときはやらねばならない。とどのつまり農作業はいかに手間を掛けるかに尽きると思う。手間をかけた分だけ良いものができるが、時間もかかる。そこの匙加減が人それぞれ違う。自分もあまり負担にならない程度に手間をかけ良いものを目指している。これからはひと雨ごとに草も伸びるし、やらねばならぬことが尽きることはない。

2023-03-26

ワイワイガヤガヤ


 午前中を中心に雨が降り続き、花も雨に打たれどことなくしょんぼりしている。こんな降りではとても花見どころではなく、皆で我が家に篭りワイワイガヤガヤと賑やかに食事会をした。今日集まったのは総勢14人。さすがに人数が多いので夕飯時には1升の米を炊いて備えたほど。妻がタコライスを作り、それを皆で食べたがまあよく食べること。夕食のちょっと前に団子や饅頭などを食べていなかったら1升の米でも足らなかったと思う。久しぶりにこれだけ集まっての食事会だったが、楽しかったね。やっぱ賑やかなのは活気があっていいや。あいにくの雨で花見はできなかったけど、こうやって皆と話す機会を持てたのは良かったと思う。以前に比べると子供たちも大きくなって部活などで忙しく、なかなか都合のいい日を合わせるのが難しくなっている。だからこそこういう機会は大切にしたい。

明日は天気が回復する様だから妻たちだけで花見に行くという。雨上がりの桜はいいものだろうな。

2023-03-25

無事到着


 午後、姪と甥が無事到着した。東京駅から新幹線一本とはいえやはり子供だけでは心細いもの。姪はこの春から中学生になるしっかり者で、弟はすぐに爆睡した様だが自分が寝てしまったら降りる駅を乗り過ごす可能性があるので絶対に寝ない様に頑張っていたという。いかにもお姉ちゃんらしい責任感だね。 我が家に着くとすぐに離れに移動して三女と3人で何やら楽しそうにワイワイやっていた。親の介入が入らない『離れ』という場所が隠れ家的な要素を加えてより楽しくさせるのかもしれないね。我が家に滞在する人は大抵離れで寝泊まりしてもらうから余計な気を使わなくていいんじゃないかなと思う。トイレもちゃんとついているしね。

明日は残念ながら100%の雨模様らしいので花見は諦めて午後から皆で集まっての食事会にしようと思っている。全員が来ると総勢16人だから我が家はぎゅうぎゅうになるがそれもまた楽しいものだろう。何せこういうことは久しぶりだからね。元気な顔が見れるといいな。

2023-03-24

花に雨


 連日の高気温で桜の開花もだいぶ進んでいる。ウチのソメイヨシノはまだ3分程度しか咲いていないが、場所によっては7分ほど咲いているところもある。名古屋城の桜は満開だったと同僚が言っていたので、こちらと比べてやはりそれだけ暖かいのだろう。明日には千葉から姪と甥が春休みを利用して子供たちだけでやって来る。三女と大の仲良しなのでこちらに1週間ほど滞在し楽しむ予定だ。ただね日曜日には皆で歓迎会も兼ねて花見に行こうと思っているけど、どうも雨の可能性が高いね。よりによってこのタイミングかよと思うけど、こればかりは仕方がない。雨なら花見は諦めて我が家に集まりワイワイやろうかと思っている。なかなか会うチャンスがないのでそういう機会は大切だね。

2023-03-23

ようやく完了


 マイナンバーカードの申請に始まり、マイナポイントの獲得に至る長い道のりがようやく終焉を迎えた。何せ家族5人分をやらねばならぬから時間がかかったし、先日も書いた様にいろいろイレギュラーな問題も発生して何度も引っかかり、とてもすんなりと行かなかったから余計に長く感じた。昨日はpaypayの本人認証を再度行い、そこに表示されたカタカナ名をしっかり確認し修正した結果、ようやく銀行口座との紐付けに成功してチャージできる様になった。原因は些細なことだったが、不思議なのは本人認証時に妻のアルファベット名をカタカナ化するのは誰がやっているのだろうか、おそらくAIによる認証だと思うが、それにしては濁点が二重についていたり、スペースがとんでもないところに入っていたりと、全くお粗末なカタカナ化だった。そんなんでは当然口座登録なんてできないよね。だってほぼ別人の名前の様だもの。始めに認証したときはアルフベット名の方だけあっているか確認して登録したので問題になったのだ。2回目はその間違いをちゃんと修正したというわけだ。

paypayとの口座の紐付けと2万円のチャージも行い、公金受け取り口座及び健康保険証機能の登録も済ませ、 これでマイナンバー関連のことはひとまず終了だ。ウチは家族5人なので全部で10万円分のマイナポイント獲得となる。始めは『どうでもいいや』なんて思っていたけど、いざ手に入ると10万円分ってデカいよね。元はそれも税金なんだけど・・

2023-03-22

岸田君ようやく


 遅きに失している感もあるがようやく岸田君がキーウを訪問した。しかしなぜいつもこういう外交の舞台で日本は必ず遅れをとるのだろうか。こういったことの根本的原因は判断力の無さと決断力の欠如に尽きると思う。今回の訪問も行かないよりはマシといったレベルで日本にとっての外交的成果はほとんどないと言える。逆にウクライナ側にとっては日本がはっきりとウクライナ寄りの態度を示したことの意味は大きいと思う。特に中国の習近平がロシアを訪問したタイミングだったしね。

どうも日本の政治家は私利私欲・党利党略に走り、国益に重きを置いてない様に思う。常に国益を損なう様な行動ばかりを繰り返し、それでいて偉そうな態度をとっている。まさに井の中の蛙で、ろくに外を知らない様な連中ばかりが政治を担っているのだからまともなことが行えるはずがない。そういう外交的失点の繰り返しの結果が日本の国益を損なっていることは明らかだ。

今回の岸田君のウクライナ訪問を『歴史的』と表現しているメディアもあるが、とんだお笑い草だ。あれを『歴史的』というメディアのプロパガンダぶりには反吐が出る。遅すぎると叩くならまだしも、その成果を誇張する報道ぶりを見ておめでたい国だなとつくづく思う。

2023-03-21

いろいろと厄介なこと


 自分と娘たちのマイナポイント獲得に関する諸手続きは全て完了したが、妻の分に関してはまだ格闘中だ。というのも外国籍だと銀行口座の紐付けにしても確認事項が多い上に、もともと所持している通帳記載の名前がもともとアルファベット名で文字数が多いこと、またそれを強制的にカタカナ表記にしているので、書類やカードなどによって記載方法が微妙に異なり、これまではその違いがあっても問題なかったものが、マイナンバーカードもしくは免許証よる認証の際などに『登録されている名前と違う』などとエラーが出て連携がうまくいかないのだ。今はそれを何とかうまくいく様にチャレンジ中だが、さてどうなるか。毎回こういうときは何かと引っかかるんだよね・・

2023-03-20

マイナポイントもらったぜ


 数日前から予習していたマイナポイント申請と受け取りをひとまず自分の分だけ済ませたよ。いろいろ悩んだ結果自分の分のポイントはpaypayにつけることにして申請したが、そもそもpaypay自体使ったことがないのでどうやっていいか分からず少々てこずった。普段からスマホはほとんど使っていないので、こういう時にさっさとやれずにイラついてしまう。スマホでマイナンバーカードをスキャンするときも何度やっても失敗し認証できなかったが、一回コツを覚えれば後は何なく認証が成功し、口座や健康保険証としての登録も無事完了した。paypayで規定されているチャージも済ませたので、これで上限の2万円分のポイントも獲得できたはずだ。とりあえず今日のところは自分が先陣をきって登録完了できたので、明日妻や娘たちの分にチャレンジしようと思う。こちらもうまくいくといいんだけどね。

 

2023-03-19

山桜日和


 すっきりと晴れた青空を背景に、堤防に植えた山桜が満開となっている。ソメイヨシノよりも小ぶりな花でうっすらと桃色がかっている。見た目のボリュームはソメイヨシノに一歩譲るものの可憐さではこちらの方が上かな。今日の様な良いお天気だと桜も映えてとてもいい。

暖かな陽射しのもと桜は咲き、足元ではタンポポやオオイヌノフグリ、それにスイセンが咲き誇っている。少し離れたところでは大きなユキヤナギも満開だ。ほんと春は華やかでいい。

もうじき山桜に続きソメイヨシノも咲き始めそうだ。心躍る季節だね。

2023-03-18

ややこしいな


 朝から雨。

こんな天気では外仕事はできないので、マイナンバーカードも手に入れたしマイナポイントの申請方法でも検索してみようといろいろ調べていたが、これが結構ややこしいんだね。申請自体は簡単にできそうだが、ポイントを受け取る決済サービスを何にするかが迷うところだ。決済サービスを一度決めると後から変更ができないし、決済サービスによってはマイナポイントの使用期限などを設けているところもあり、実際に利用する可能性のある決済サービス選ばねば意味がないなど当然のことながら、普段クレジットカード決済以外はほとんど使うことがない身ゆえ今更悩んでしまう。自分のポイントはいつも使っているクレジットカードに付与できるのでいいとして、長女はさておき未成年の次女と三女分をどうするかという問題もある。娘たちの分のポイントは例えば自分の同一決済サービスに合算することはできないので、それぞれ別の決済サービスを選ぶことになる。それを鉄道系決済サービスにすることもできるし、最も汎用性の高そうなPaypayにすることもできる。 Paypayなら登録後にAmazonと連携もできるのでそちらにするかな・・とも考えている。ある程度は理解することができたので後は自分の分を試しにやってみるだけだな。

 

2023-03-17

サクランボの咲く頃

 サクランボが満開を超え早くも散り始めている。

今年は花の付きも良く、多くのサクランボができることを期待したいが、毎年のことながら鳥たちの大好物でもあるのでほとんど彼らの餌になっている状況だ。それを防ぐためいろいろと対策はして来たがどれも目立った効果はなかった。防鳥ネットなる物を設置したこともあったがこれが非常に厄介で、例えば単管などで木の周りに骨組みを作り、そこにネットを張るなら設置する手間もそれほど難しくないだろうし効果はありそうだ。しかしサクランボの木に直にネットをかけると枝に引っかかりうまく掛けることは困難だし、もたもたしているうちにそのネットにサクランボの実が引っ掛かって落ちてしまい、元も子もないことになってしまう。ネットをかけることにすったもんだしてイラつくくらいなら、いっそ鳥の餌になってしまった方がいいとさえ思えるほど防鳥ネットには懲りたね。一番効果がありそうなのがウチの猫どもをサクランボの木の下に繋いでおくことだが、いかんせん犬と違って猫はそんなことできないからね。まあ、鳥と分け合う形で収穫できたらそれで良しとするしかないな。

2023-03-16

日韓首脳会談


 12年ぶりに日韓首脳会談が行われた。これを契機として日韓両国が仲良くやっていけるといいと思うが、その反面本当にそうなるのかな、という疑いの目も向けざるを得ない。朴槿恵大統領のときに慰安婦合意が為されたが、「不可逆的に」という言葉まで盛り込まれたにもかかわらず政権が変わるとあっさり覆されてしまった。今回もまたそれと同じことになるのではないかという思いになるのも当然のことだろう。韓国相手のことに関してはあまり前のめりにならず、重心を後ろに置きつつ交渉する必要があると思う。とはいえ日韓両国がいがみ合いを続けていても北朝鮮や中国それにロシアを利するだけで日韓両国には何の利益もない。むしろ日韓の協力関係を阻もうとする勢力こそ北朝鮮や中国の意を受けた連中なのではないかとさえ思う。

さあ、今後日韓関係はどうなってゆくのだろう。順風満帆というわけにはいかないだろうが、ひとつ一つ障害を取り除きながら歩みを進めてゆけばお互いの理解も深まってゆくのではないだろうか。

2023-03-15

物価高騰の影響か


 今日は仕事帰りにコストコに寄って来た。

平日の夕方は普段から客の数は少ないが、それでも物価高騰や円安の煽りをもろに受けている今は以前とは比べ物にならないくらい客足が遠のいている感じがする。実際の売上数を見て書いているのではないのであくまでも自分の感覚的なもの言いかもしれないが、ここ数年間同じ時間帯に買い物に行っている経験からすれば明らかに駐車場に止まっている車の数が少ないし、レジで会計を待つ人の数も圧倒的に少ない。これは単に買い物に来ている人の数が減っているだけではなく、会員を一時的にでも退会した人が相当数にのぼるのではと感じている。週末のコストコはさすがに混んでいるのだろうが、やはり以前ほどの混み様ではないのかもしれない。輸入のものが多いコストコにとって円安は致命的で、自分がよく買っていたフルーツにしても以前の半分ほどしか入っていないのに同じ値段かそれ以上で売っている。それなら買うのはやめようと思うのは普通だろう。そういったものが結構多いので、それだったら会員を辞めようと思うのも無理はない。むしろ今はコストコの様なインポート物を多く扱う店よりも、近所にある様な国内で調達した物を激安で販売する店の方に客足が向いている気がする。 現金払いのみしか受け付けないが、年会費の負担は無く確かに安いしコストコの様に大量買いして皆で分ける様な手間もないからね。

2023-03-14

東京桜開花


 今日、東京で桜の開花宣言が出された。去年に並び史上最も早い開花だそうな。昨日の時点で今日開花宣言が出されるのがほぼ間違いない状況だったので、じゃあウチの桜はどうだろうと今朝観察して来た。すると1週間前はまだ固そうな蕾だったのに今日はずいぶん膨らんでいて開花がそう遠くないことが感じられる。わずか1週間ほどでここまで変化するとは驚きだ。それだけ暖かいということなのだろう。この辺りの桜の満開予想は26日となっていたが毎年自分が植えた桜はそれよりも遅れ気味なので、3月末から4月初めにかけてくらいじゃないかと思う。

しかし今年も桜の開花状況にヤキモキする季節がやって来たね。暖かく、明るく、華やいだ季節の到来だよ。

2023-03-13

一転肌寒く


 早朝、激しく雨戸を叩く雨音で目が覚めた。風の唸り声とともにバラバラバラっと雨が叩きつけ、外は相当の荒れ模様らしい。軒先に干してある切り干し大根が気にかかったので起きて外に出てみると、なるほど凄まじい風とともに雨が叩きつけてくる。軒下に置いてあったサンダルなどはずぶ濡れになっており、強風によっていろいろなものが散乱していた。案の定切り干し大根もせっかく乾燥していたのに雨に濡れてしまっていたね。まあ、こんな荒天では仕方がない。この荒れ模様は前線の通過によるもので、前線通過後は次第に天気も回復し、所々で晴れ間も出て来た。ただ、雨が上がるとともに風は強さを増し気温は急降下していった。このところ暖かい日和に身体が慣れていたので、こうやって気温が急に下がって肌寒くなると10℃以上の気温があるにもかかわらず寒く感じるものだね。今はエアコンをかけ、ホットカーペットも入れているのでそれだけ寒いということだ。明日からは再び気温が上がり、桜の開花を促すということだ。やはり暖かい日和の方がいいよね。

2023-03-12

惰性


 自治会の総会が3年ぶりに行われた。今までは料理屋に皆で行き、料理を突きながらの総会だったが、今回は公民館に集まって1時間ほどの短時間でお開きにするというもの。自分としては料理はいらんから時間を使わないこんな形の方がいいと思ったね。

総会は会計報告などお決まりの内容から老朽化する公民館を今後どうするかといった内容などを話し合い、そして1番の懸案が男子体育委員の選出問題だった。体育委員については以前書いたが、自治会長から要請はあったものの、自分は体育委員は廃止すべきとの意見から断った経緯がある。その時自治会長には1時間近くかけて今後も体育委員選出の難問が続くことは容易に想像でき、であるならばコロナによってちょうど途切れていたこのタイミングで廃止すべきだと持論を述べたが、今日の総会ではその自治会長が50年続けて来たので選出すべきと言ったのには失望したね。だって今回無理やり誰か選んでもその次がないことは間違いない。ならば毎回誰かを犠牲にして無理に続けるということなのか、そこまでしてやらねばならぬことなのかという大きな疑問を感じるし、何よりそのやり方に納得ができない。

結局この総会では体育委員は決まらなかった。となると自治会長が再び来て体育委員になってくれと言ってくるかもしれない。だが自分の答えは一つ、体育委員は皆のために廃止すべしだ。

変化する社会情勢に合わせて我々も仕組みも変わっていかなければ、歪みが大きくなるばかりでとどのつまり破綻する結末となる。そうなる前に手を打つべきだ。

2023-03-11

震災12年


 東日本大震災から12年が経った。

ひと月前にはトルコで大きな地震が起き、トルコ・シリアで5万人を超える死者が出る大惨事となった。今も多くの人が住むところを失い、なんとか命を繋いでいる状況だ。その悲惨さはちょうど12年前の被災地と重なる。震災から12年が経ったとはいえ、原発事故の影響もあり各地に散った人々の多くは戻って来ていない。避難した先々で生活の基盤を立ち上げた人々はそこからもう一度移動して生活を立て直すということはかなりの困難とリスクを伴うため、そこまでして故郷に戻ろうとする人が少ないということもよく理解できる。人の流れが一度変わるとなかなか元には戻らないということは、このコロナ禍での3年間で皆が体験したことだろう。これが被災地復興の一番の難問であることがこの12年間で示された事になる。

さらにこの先そう遠くない未来に南海トラフを震源とする巨大地震が起きるのはほぼ確実であり、人口密集地でもあるため東日本大震災以上の大災害になることは間違いない。今日震災の日を迎えるにあたり、もう一度地震への心構えを問い直し、『その日』のためにできることをしておこうと思う。こう書いているこの瞬間に巨大地震が起きても何ら不思議ではないのだから・・

黙祷

2023-03-10

夢の中で


 なぜか最近、昔に会った人たちのことを夢の中で思い出す。踏み締められ、積層された記憶を一枚一枚剥がすように曖昧となったその姿を追い求めてゆく。もはやそれが実際に会った人なのか夢の中だけの出会いだったのかも定かではない。でも目覚めた時に感じるあの哀愁は一体なんだろう。目を覚ましてもしばらくはその余韻に浸り、記憶の中を彷徨っている。これは単に歳をとったということなのだろうか。今は自分の持つその断片的な記憶が現実であるかどうかが気に掛かる。

記憶とは不思議なものだ。夢とは不思議なものだ。でも感じるこの哀愁のようなものは悪くない。それが現実でないとしても・・

2023-03-09

早春の楽しみ


 今日もグングン気温が上がり22℃に。我が家のサクランボも一気に開花しとても華やかだ。近所にある早咲きの桜も遠目から見ると木全体がうっすらと赤みを増していて、開花がそう遠くないことを物語っている。そんな中、早春の味覚の代表であるツクシが昨年と比べほとんど出ていないと言っていいほど少なく、採っても食用に足る量にもならないので今年の収穫は諦めることにした。おそらくは天気都合なんだろうがここまで少ないことはあまり記憶にないね。ツクシは少ないが逆に多く感じるのがヨモギだ。まだまだ小さな若芽だが堤防の斜面のそこらじゅうに見かけるので今シーズンはいいヨモギが採れそうだ。そのヨモギを使ってヨモギ餅を作ろうと思う。この春は長女も時間を取れそうなので一緒に作るとするかな。今から楽しみだな。

2023-03-08

暑いくらいの1日でした


 いやはや極端ですな。今日の気温は21℃。風は無く日差したっぷりで外で動いていると汗ばむ陽気だ。この冬は比較的暖かな日が続いていたが、ここに来て4月下旬から5月にかけての気温となっている。明日も同じくらいの気温というから桜の開花も早まりそうだ。気温が上がってくると畑の野菜たちも一斉にトウ立ってきて今にも花が咲きそうだ。そうやって伸びたものから順番に食べているが、とてもじゃないが間に合わない。そんな伸び切ったものは硬くなって味も落ちるのでニワトリたちに回すのだ。ニワトリたちはアブラナ科の野菜は全て好物なので驚くべき速さで平らげてゆく。ニワトリたちに与えれば野菜も無駄なく消費できて、尚且つ栄養満点の卵を産んでくれるからありがたいことだ。特に卵が高騰している昨今だからね。

2023-03-07

それが今の実力なのだ


 H3ロケットの打ち上げに失敗した・・

JAXAにとってはイプシロンに引き続きの失敗で、日本の宇宙産業に与える影響は計り知れないだろう。 エンジン開発の遅れから当初の発射予定を大幅に遅れてようやくここまでこぎつけたが、その結果が破壊指令では無念でならない。初号機で成功できるのが理想かもしれないが、そううまくはいかなかった。失敗してしまったものはもう仕方がない。重要なのはこの後どう動くことができるかだ。今回の失敗で確実に日本の宇宙産業は中国をはじめとする他国に大きく遅れをとった。そこからどう挽回することができるのか。残念ながらこの結果が今の日本の実力なのだ。科学者たちは国内に見切りをつけ海外に希望を見出そうとしている。日本がなぜを魅力を失いつつあるのか、真剣に考えるべきだ。『日本スゴイ』の時代はとうの昔に終わっている。いつまでその残滓にすがり生きていこうとするのか。己を改めて見つめ直す時だ。

2023-03-06

本当に解決するのかな


 元徴用工問題に関し韓国側で動きがあった。その動きに対して日本側も呼応する形で動くようだが、実際にどう動くかはまだ分からない。日本側には朴槿恵大統領と交わした内容をその後の文在寅政権があっさり覆した過去を踏まえ、本当に大丈夫なのか、という不信感が根強い。それには自分も同意見で、今うまいこと話し合って苦労の末に話をまとめても、政権が変われば振り出しに戻ってしまうを繰り返していては、信用に足る国とは到底思えない。そこをどう担保するかが課題だが、日韓が対立を続けていてもお互いに利は何もないどころか返って北朝鮮や中国そしてロシアを利することになってしまう。そういった俯瞰的な視野で物事を見極め、先に進むべき段階に来ていると思う。

2023-03-05

餓死者のいる中で


 北朝鮮の飢餓状況はかなり悪いらしい。1990年代にあった大飢饉を上回るのではと危惧されているほどだという。食料事情の悪化はコロナ感染者の激増による国境封鎖が長引いたためという指摘もあるが、実際のところは長年にわたる金一族の独裁政治が招いたものであることは間違いない。先の大飢饉の折に核開発予算を農業改革に振り向け、灌漑施設の整備や生産性の向上に努めていれば今日の苦難はなかったかもしれない。何より近年頻繁にミサイルを発射しているが、その開発費用があれば一体どれくらいの食料を調達できたのだろうか。民が飢え餓死者まで出ているというのにその国の指導者は愚かなことに軍事費ばかりを増やし、民衆のことなぞ眼中にないようだ。こんな国が長続きするはずはなく、いずれ近いうちに内部崩壊を起こして金王朝は途絶えると思う。ただそれまでに一体何人が飢えて命を落とすのだろうか・・。

これほど残酷なことはないよね。

2023-03-04

まず第一弾


 気温が上昇傾向にある中、ジャガイモの植え付けはすでに終えている。となれば次の仕事は夏野菜の種蒔だ。冬の間寝かせておいた土を育苗ポットに入れ種を蒔いてゆく。まずはトマトからで、大玉・中玉・ミニを蒔き、次に長ナス・ピーマン・甘長・トウガラシ、そして最後にズッキーニを蒔いて第一弾分は終了だ。桜が咲く頃になればスイカやキュウリ・カボチャなども蒔けるようになるが、まずはそれまで苗の管理をしっかりしないとね。この時期は気温の上下が激しいので天候によっては発芽率が非常に悪い時もある。そういう時のために今日の種蒔から時期を少しずらして予備用の種蒔をする。今まで何度も第一弾が全滅し、予備の苗で乗り切ったことがあるので、これは経験から来るものだ。苗を購入する場合は発芽するかしないか、苗が無事育つかどうかという心配は無用だが、結構な数を必要とする場合や特定の品種を望む場合はやはり種から育てることになる。それに苗が害虫の食害を受けたりしてダメになった場合でも種からの場合は常に予備の苗を持っているので、柔軟に対応できるというメリットがある。まあ、自分の場合は種から育てたいという思いもあるので、失敗することも含めてその試行錯誤を楽しんでいるよ。

2023-03-03

桃の節句


 今日はひな祭り。

仕事帰りにコストコに寄って大盛りのちらし寿司を買って来たが、節分の太巻きと同様に夕方にもかかわらずまだかなりの量が売れ残っていた。自分が見たときはちらし寿司よりもにぎり寿司のセットを買う人の方が多かったように感じた。確かにボリュームのあるちらし寿司ではあったが、値段差を考えるとにぎり寿司セットの方がお得に感じる面もあったので、そこがどちらを買うかの判断の分かれ目だったのだろう。

さて、娘たちが小さかった頃は節分を過ぎるとお雛さんを出したものだが、最近はネコが3匹いることもあって直前にしか出さないようになっている。それも昔のように5段飾全てを出すことはせず、お内裏様とお雛様、それに娘たちが幼稚園の頃に作った雛人形のみを飾っている。こんな風に即席でちょっと飾るだけであってもやはり何もしないよりはいいものだね。ちょっと前に新年を迎えたと思ったらもうひな祭りか・・と、ため息が出るが、歳をとるとはこういうことなのだろう。

三色団子と草餅を頬張りながら過ごす桃の節句もいいものだね。

2023-03-02

愚かなる判断


 ただでさえ外交力の無い日本なのに、G20外相会合に林外相が参加しないなんてあり得ない判断だ。参加できない理由が国会の予算審議に出席するためなんてアホとしか言いようがない。外相が優先すべきは他国との外交であって、国内の審議は二の次のはずだろう。欠席の判断をしたのが林外相本人なら、外相としての判断能力に欠けるので即刻更迭すべきだ。インドでは林外相が不参加であることに不満も出ており、中国を牽制する意味でも今後インドとの友好関係はさらに重要となる矢先での迂闊な判断は明らかに国益を損ねるもので、無理にでも参加させなかった岸田のリーダーシップ能力の無さも追求されるべきだ。

しかしどう判断したら外相にとってG20外相会合よりも国会審議の方が重要となるのだろう。やはり今の政府はこんな判断能力しかないのだ。政治特に外交能力の劣化は甚だしく、ただでさえ勢いを失った日本の行く末がこのままでは危機的状況というのに、この能天気さでは絶望的だろう。岸田政権には早々に退場してもらわねば国益を失う一方だ。

2023-03-01

卒業式


 長女が高校を卒業した。

学校の行事に参加するのは長女が入学前の学校説明会以来だ。それだけコロナの影響が長かったというわけだね。当然親同士が顔を合わせる機会もほとんどなかったので、普段から名前を聞いて知っている同級生の親さんが誰なのかさっぱり分からず、最後の日なのに『初めまして、お世話になっています』と挨拶を繰り返すこの奇妙感。ただ、このコロナ禍の難しい時期にクラスメイト同士でオンラインを通じ教えあったりするなど、その努力は最後に報われたと思う。クラスの雰囲気も良く、文字通り切磋琢磨してお互いに成長し、それぞれが希望する進路を勝ち取っていった。この高校3年間の生活はとてつもなく大きなものを長女に与えたと思う。本人が希望してこの高校を選び、そして尊敬すべき教師と気のおけない仲間たちに出会うことができた。これ以上のものがあるだろうか。

今後それぞれが違う道を歩んでいくが、このクラスのことを事あるごとに思い出すだろう。

長女よ、本当によく頑張った。その頑張りには心から敬意を表したい。

卒業、おめでとう。