2020-09-30

恥さらし













トランプとバイデンの討論会はほぼ予想通りの展開で、トランプが一方的にまくしたて、それにバイデンが対抗するといった構図。しかしアメリカのメディアで酷評された通り、とても国の行く末を巡っての討論などではなく単なる侮辱合戦といった感じで、さすがのアメリカ人さえも辟易しているようだ。特にトランプの人の発言を遮って喋りまくる手法は無礼千万極まりなく、子供でもあんなことはしないといったレベル。あまりにも酷すぎて見ている方は気分を害しただろうよ。まあ、言っている内容がいつもの通りハッタリばかりだしね。

一方のバイデンは無難に切り抜けたが、トランプの挑発にまんまと乗って同じ穴のムジナになってしまった場面がいくつかあり、そこは猛省すべき点だろう。いずれにせよ今回の大統領選は魅力に欠ける人物同士の争いで、アメリカにとってみれば総合的な国力が弱まっていることを世界にさらけ出しているようなものだ。これで大統領がすんなり決まらず、トランプの思惑通りに法廷闘争に持ち込まれようものなら、ますます世界からナメられることになるだろう。アメリカの優位性は確実に失われつつある。

2020-09-29

ハッタリと真実













現代の人々が求めているものは真実ではなく、嘘でもいいから聞こえよく威勢のいい言葉なのかもしれない。今のアメリカの様子を見ていると、そう感じてならない。

大ボラ吹きのペテン師であるトランプを支持する連中のなんと多いことか。所得税をしっかり納めていなかったという報道後でも、トランプを擁護する連中が結構多くいることはまったくもって驚きだ。結局大金持ちほどケチだということは本当で、節税という大義名分のもと、金持ちたちはプロを雇い、違法もしくは違法スレスレの方法を用いて税金逃れを繰り返している。その一方で労働者たちはさして多くない収入から税金をしっかり取られている。それなのに低所得者層の多くはトランプを熱烈に支持しているのだから『一体これはどういうことだ』と信じがたい。

アメリカ大統領選が我が家にとっては他所の国のことでは済まされず、娘たちの進路にも関わってくる問題なので気が気でない。ペテン師がもう4年ということにでもなれば人種差別などでアメリカは大きく荒れ、長女のアメリカの大学への進学も考えなければならない。というより長女自体がアメリカへの魅力を失ってしまう可能性もある。

大統領選まであとひと月ほど。今後の展開はまったく読めないね。

2020-09-28

あれから10年













我が友がヒマラヤ・ダウラギリ峰アタック中に雪崩に巻き込まれ遭難してから10年が経った。標高7千mを超える神々の座に今も彼はとどまり、この10年を見守ってきた。

彼だったらこの10年をどう総括するだろうと考えてみたが、『いや、そんなもんじゃない?』とあっさりした答えが返ってきそうだ。新型コロナ以前においても世界は自国第一主義が台頭し、悪い方へと向かっていた。それが新型コロナ禍によって一気に不安定さが増し、今は誰も今後どうなってゆくのか読めぬ状況となっている。しかし彼なら『未来とは元来そういうもんだろう』と言ってのけそうだな。

この10年、自分は何をして来たのだろう。娘たちは確かに大きくなった。しかし自分は何か成長したのだろうか。日々の忙しさに流され、いたずらに時を過ごしてしまったのではないか、などと考えてしまう。

『君だったらどうしただろう』そう思うベースが自分の中にできて、自問自答することが度々ある。記憶の中の君は若いままでいつもはにかみながら答えているが、言うことはなかなか厳しくてね。

次の10年も悪戦苦闘しながら生きてゆく様を君は神々の座から見ているのだろう。そうやって君は確かに存在するのだよ。

2020-09-27

桜が咲いた













今日は朝から素晴らしいお天気で、それだけでテンションが上がり『もっと早く起きればよかった・・』と思うほど。カラリとした涼やかな風が吹き、汗をかいても心地よく、もう外で何をやっても清々しいといった感じ。昨日かなり激しく作業したおかげで今日は比較的軽い作業だけでよく、三女を一輪車に乗せて堤防を散歩したりと時折遊びながら一日を過ごした。

そんな遊びの最中のこと、ふと堤防に植えたソメイヨシノを見上げると、なんと四季桜でもないのに桜の花が咲いておるではないか。春の花と違い桜色は薄く黄緑がかっており実に可憐な感じだ。何を間違えて咲いたのか分からないが、葉が散り始めた頃に咲くとは酔狂なこと。秋の桜も潔く散るのだろうか、そんなことを考えた秋晴れだった。

2020-09-26

お化けカボチャ













毎年この時期はハロウィーン用のカボチャを収穫するのだが、今年は7月に雨が多かった影響を受け蔓が腐ってしまい、全部で20本ほど植えたにもかかわらずまともに収穫できたのは10個にも満たない不作ぶりだった。収穫できたといってもカボチャ自体が小さく、この程度の大きさではランタン作りも難しいと思う。

まあ不作といってもゼロではなかったわけだし、ランタンにできなくともどこかへ飾っておくには良さげなので、少しは努力が報われた感じがするよ。


2020-09-25

投票する権利













妻宛にアメリカから郵便物が届いていた。見るとアメリカ大統領選の投票用紙ではないか。さっそく妻に渡すと驚くくらいに興奮して『これでトランプにはっきりノーと言える!』とすぐさま開封して中身を確かめていた。妻によると投票する州によってやり方が違い、ワシントン州は特に複雑ということだった。

郵便投票が自分には不利だと考えているトランプはなりふり構わぬ方法で妨害を試み、権力の座を死守しようともがいている。大統領選に関するこういったゴタゴタはアメリカを強く見せるどころか弱さを曝け出すもので、アメリカに対する信頼や怖れといったものはトランプの4年間で大きく損なわれ、後戻りができない状態となっている。選挙結果は実際どうなるか分からないが、トランプを再選させないためにも一票投じなければならないのだ。前回の選挙での教訓を果たす時がようやく来たことになる。

2020-09-24

なんで燃えたのか知らないが・・













朝、いつもの様に名神高速を一宮方面に向け走っていると、電光掲示板に『名古屋高速火災により通行止』と出ているじゃないか。毎朝出るときは交通情報をチェックしているが、そんな情報はまだ出ていなかったので起きたばかりのようだ。 やがて高速は渋滞し始め、名古屋高速方面との分岐点では大渋滞に。そりゃそうだよな、通勤時間帯はかなりの量の車が名古屋高速に入ってゆくのに入口が封鎖され、そのすべてが国道22号線に合流させられるのだからね。国道も常に渋滞しているのでその混雑ぶりは悲惨なものだ。

封鎖された名古屋高速料金所付近には数台の消防車と警察車両が居て後片付けをしていたようだったが、その時点ではまだ何があったのかは分からなかった。激しい渋滞をくぐり抜け現場に着いたのは朝礼が始まる直前だった。普段より1時間も余分にかかったことになる。

実際に何があったのか検索してみると、7時前に料金所付近でタンクローリーが火災を起こしている様子を撮影した投稿が何件もあった。『これだったら通行止めになるわな・・』と納得。しかしタンクローリーが火災とはね。まだ中国などの様に大爆発を起こさなくてよかったよ。ほんと思わぬことが起こるもんだな・・

2020-09-23

まったく読めませぬ













台風12号の進路が当初よりも大きく外れてくれたのは本当にありがたかった。だって先週土曜の時点では直撃コースだったからね。それが徐々に東にズレて海上だけで収まりそうな感じ。運が良かったと思う。たた、まだまだ台風シーズンは続くので、いずれ九州を襲った様な強力な台風が襲来するかもしれない。あんな台風が来たら畑なんか壊滅だし、現場もどうなるか分からない。ただただ来ないことを祈るのみだ。

台風12号の進路もそうだが、ここ最近の天気はコロコロ変わって見通しが立てにくい。明日は確実に雨だと思っていても、朝になれば雨が降る可能性がほとんど無くなっていたなんてことがザラにある。現場仕事も前の日に『明日は中止にします』と決めてしまうことも多いが、今年はまだ一度もない。それだけ明日の天気ですら読みきれないほどよく変わるということだ。

2020-09-22

ニンニク植えた













例年よりちょっと早めだったが、三女と一緒にニンニクを植えた。いつもは100個ほど植えるのだが、毎年収量が多過ぎて余剰気味なこともあって、今回は70個に留めておいた。そのうちの約1割程度が途中で腐ったりしてダメになるが、それでもこれだけあれば十分だろう。ニンニクを植え付けた後は堤防や河川敷の草刈りをしたが、先日の大雨の際に流されたきたペットボトルなどのゴミを拾いながらの草刈作業。これらのゴミを一箇所に集めてみると、その多さに唖然とする。それだけのゴミが恒常的にポイ捨てされているということで、全くもって腹立たしい限りだ。辺りがすっかり暗くなるまで草刈作業をしてなんとか河川敷部分を終えることができた。結構草が伸びていて、クズなどが蔓延っていたりとなかなか大変な草刈作業だった。実際はここまで伸びる前に一度刈っておくと楽なのだが、今夏は雨が多かったこともあって草の伸びが異常に早く、出遅れてしまったわけだ。畑と同じでその年々によって生長の度合いが全く違うので柔軟に対応しなければならないが、河川敷も結構広いのでちょくちょく刈るわけにもいかず、そこが難しいところ。でもまあ今日刈っておいたので冬までにもう一度刈れば大丈夫だろう。

4連休もあっという間に終わってしまった。10連休くらいあるともっといろいろできてありがたいのだがね。さて、この連休でどれくらい新型コロナが拡散されたのだろう。おそらく相当広がったと思うがね・・

2020-09-21

山へ













なんとまあ良いお天気だこと。

すっきりと晴れた青空に心地よい風が吹き、家に居てはもったいないくらいだ。そこで川遊びに出かけることにした。川遊びと言ったって泳ぐわけではなく、釣りをするのでもない。ただその渓流の近くで弁当を食べ、川原の石を投げて遊んだり、おもしろい石を探したり、サワガニをとったり、イシガメを捕まえたりと、そんなことをしに自分達以外誰も居ない山間の小さな渓流へと出向き、ゆったりとした時間を過ごすことができた。

この夏の豪雨で渓流はかなり荒れた感じになってはいたが、前と変わらず数匹のイシガメを確認することはできたし、サワガニも簡単に見つけることができたりと生き物の生息環境自体に変化はなさそうで安心した。

自分と三女がイシガメやサワガニを探すためにあちこち歩き回っているのとは対照的に、妻と長女・次女は川原の石に座って歌を歌ったりお喋りしたりと、思い思いに楽しんでいた。谷間には9月半ばも過ぎたというのにミンミンゼミの声が響き渡り、まるで季節が止まっているかの様だ。

それにしても谷を渡る風は涼しく、なんて気持ちがいいんだろう。ただここに居るだけで心身ともに癒されてゆくのが分かる。こうやって落ち着いてくつろげる場所は貴重だろう。何もない山の中だけれども、こんないい場所はそう簡単に見つからないだろう。



2020-09-20

諸事













世界中で新型コロナの第2波が猛威をふるい、未だ感染者は増加の一途を辿っている。ロシアでは野党指導者のナワリヌイ氏が毒殺されかけ、中国ではウイグル人弾圧に続き内蒙古で文化抹殺の動きが見られ、タイではこれまでのタブーを破って王室批判や民主化を求める大規模抗議デモが連日行われている。中東ではパレスチナが置き去りにされ、イギリスでは国際法違反を犯してでもEU離脱に関する協定を骨抜きにしようという前代未聞の試みがなされている。そしてアメリカではギンズバーグ連邦最高裁判事が亡くなり、西海岸では山火事が猛威をふるい、独裁者になりたいトランプが再選を目指している。

世界各地で様々な問題が多発し、より一層先行きの見えぬ状況となりつつあるというのに、我が国では今日80になったという阿保の麻生が副総理兼財務大臣という要職を担うという愚かしさ。ジジイばかりで国を動かせばたちまち立ち行かなくなるのは歴史が証明しているというのに、なぜまたそれを繰り返すのか。権力にしがみつくばかりの老いぼれどもを直ちに左遷せよ。この国を老い先短いジジイどもに任せるわけにはいかんのだ。

2020-09-19

天は何を求めるのか?













アメリカ連邦最高裁判事のギンズバーグ氏が亡くなった。

この報を知った妻は『これでアメリカは終わった・・』と泣き崩れていた。

ギンズバーグ氏はリベラル派と保守派合わせて9名いる最高裁判事のうちのリベラル派で、氏が亡くなったことによりトランプが保守派の判事を指名することは確実となり、その結果保守派6名リベラル派3名という、保守に偏向した構図がこの先長く続くこととなる。それは今後のアメリカに多大な影響を与え、リベラル派にとっては大打撃だ。特に女性やマイノリティー、銃規制や妊娠中絶など今までアメリカを二分してきた問題が保守派の都合のいいようにコントロールされてゆくことは必至となる。連邦最高裁判事は終身制で、本人が亡くなるか、辞めると言わない限り変わることはない。つまり一度決まればその状態が長く続くということだ。大統領は4年ごとに選出され最長でも8年しかできないのに比べ、連邦最高裁判事は何十年と続けられるので、その影響のほどが分かるだろう。

トランプが選びそうな人間はリベラル派にとって最悪の人選になるはずだ。それを民主党が阻止できるかどうか。ギンズバーグ氏の死去が大統領選の後だったら話は全く違っただろう。天はなぜこのタイミングで彼女を召したのか。

ギンズバーグ氏の訃報がアメリカを更に大きく揺るがすことになる。

2020-09-18

なんだかんだで毎日雨













毎日雨が降っていると言っても降り通しではない。ごく短時間にザーッと降ってそのままおしまいという感じ。それでも降る時は短時間とはいえ結構な雨量なので外で作業することは難しい。そんな天気がここの所ずっと続いている。今週は運よく現場作業中に降られることはなかったので仕事は捗ったが、自宅の方は毎日夕方前後に土砂降りの雨に見舞われ、地面が乾いていることがない。この点7月と似ている。 

こういった天候なので日照時間も短く、冬野菜の苗の成長にも影響が出ている。連休中は晴れる予報なのでそこでグッと生長してくれることを期待したいが、同時に雑草も驚くほど伸びているので草刈りが必須だな。この4連休もずっと外仕事になりそうだ。

2020-09-17

起死回生の一矢













11月の大統領選に向けバイデンにリードを許しているトランプにとって、起死回生の一矢として期待しているのが新型コロナウィルスのワクチンだ。このワクチン開発成功を大々的に謳い上げ、摂取を開始することで人心を一気に掌握しようという企みだ。いかにもトランプが好みそうなストーリーだが、CDC(疾病対策予防センター)の所長はワクチン摂取が一般に広く行き渡るのは来年の夏以降と見解は大きく違い、そこを指摘されるとトランプは所長が間違っているという。専門機関の責任者が議会で証言したことを『間違っている』と言い、自分に都合の良いようにしか物事を解釈しない『裸の王様』が世界最強の国のリーダーなんて、全くもって受けれられないことだ。

このままでは治験が十分為されないままワクチン認可が強行され、実際に摂取する人が出てくる恐れがある。自分の目的のためなら手段を選ばない。トランプはそんなゲス野郎だ。

2020-09-16

さっさと解散しちまえ













菅政権の閣僚の顔触れが決まったが、新鮮味は全く無く、期待もゼロだ。こういう不毛な政権運営をいつまで続けるつもりなのか。やはり首相は国民の直接選挙で選べるようにすべきだ、でなければ毎回密室の中で人選を行い、一部の人間の意見だけで首相が決められることが続くだろう。まずそこから変えなければ政治を国民の手に取り戻すことはできない。

もう無能なジジイ達が偉そうにふんぞり返っているシーンは見飽きた。まずこういう輩を廃さねば国は変わらない。与党・野党関係なく亡国の徒どもを国会から追い出し、緊張感のある政策論議をしてもらいたいものだ。所詮今いる連中ではダメだからさっさと解散して少しでも多くの新人を当選させるべきだろう。

とにかく今のままではこの国が終わってしまう。

2020-09-15

舌の根も乾かぬうちに・・













何だかもううんざりだ。菅が新総裁になったらこうするだろうという予想通りのことをやっている。昨日は皆の虚を衝く暴れぶりを見せるかと期待したが、結局のところ悪しき慣習である派閥政治にドロドロに染まった人事しかできず、そんな連中が閣僚になったところで日本政治の好転には繋がるわけもなく、むしろ転がり落ちるように悪化してゆくのが目に見えている。あの大馬鹿者麻生が再び財務大臣をやるとの噂もあるが、もしそうならマジで終わりやわ。二階のじい様は論功行賞など無いと言っていたが、失言萩生田が留任に安倍の実弟が防衛大臣など、国のことなどそっちのけでまったく自分達だけのことしか考えとらん。もうこうなったらさっさと解散してほしいわ。これ以上悪くなる前にね。

2020-09-14

お手並み拝見













菅氏が新総裁に選ばれた。

これ自体出来レースだったので何の感慨も無いが、彼の記者会見を見ていたら少し期待できるかも?という点も無きにしも非ずだった。基本的に安倍政権の継承なので思い切ったことができないと思うし、任期が1年という点でも普通に考えたら惰性で終わってしまうと思いがちだが、その虚を衝いて大胆なことをしでかしたら、さぞや見直されることだろう。長きに渡り安倍政権の官房長官を務めてきたということは、相当のキレ者のはずだ。その男が他人の惰性で終わるのか、はたまた覚醒して大きなことを目指すのか、まずはお手並み拝見といきましょうか。

2020-09-13

ようやく涼しくなるのかな













今日も雨雲が上空で真っ黒になるほど発達し時折雨もパラついたが、このところ毎日のように襲来した雷雨のような激しい降りになることはなく、ドス黒い雲だった割には比較的穏やかに通り過ぎて行った。やがて陽が落ち暗くなると涼やかな北西風が吹き始め、今はその風の心地良さに浸っている。台風9号接近の頃からずっと南海上の暖かく湿った空気が流入し続け、気温は高くおまけに蒸し暑い状態が続いていたので、この久しぶりに体感する自然の涼しさは本当にありがたいものだ。一方でスズムシやコオロギなどがしんみりと鳴く秋の夜にこういう風が吹くと、どことなく寂しく物悲しい印象を受けるもので、これは夏が終わりやがて冬へと向かう季節の移ろいが、人生と重ね合わせてそう感じさせるのかもしれないね。

2020-09-12

アメリカ山火事













アメリカ西海岸を中心に山火事が相次いでいる。落雷による火災がほとんどだが、不注意から大火災に至った人災もある。山火事はカリフォルニア州が史上最悪と言われるほど広範囲に広がり、手のつけられない状態という。またオレゴン州、その北のワシントン州でも所々で発生しており、予断を許さない状況だ。妻の親類が多く暮らすシアトルにも山火事の煙が流れ込んでおり、市当局からは『空気が悪いため外出を控える様に』との 通達が出ているという。

ワシントン州の山火事の状況が分かるサイトで確認すると、シアトル周辺では国際空港のあるタコマの南辺りで発生しているものが一番近い様だ。その他のほとんどは東隣のアイダホ州との州境に近い辺りでかなりの面積に渡って延焼しており、その規模には唖然とする。

トランプはこういった自然災害にあった州に対するサポートも、州知事が民主党の人間の場合は『自分達で何とかしろ』とガキの様な対応だ。しかし以前自分がワシントン州東部を訪れた際は、国道沿いに『トランプを支持する』といったプラカードが見られ、実際火災の被害を受けている人の多くはトランプ支持者なのだ。いや、そもそも人種や宗教、支持する政党によって受けることができる公的サポートに差ができるのは明らかなる差別でしかない。そんな差別を助長し、対立を煽ってきたのが他ならぬアメリカ大統領なのだから悪い夢としか思えない。

しかしトランプが大統領になれたということは、潜在的にそういった差別を是とする人々が思っているよりも相当多いということだ。言わばトランプの存在そのものがアメリカの闇を体現しており、次の選挙でも彼が勝つようならその闇がそれほどまでに深いということになる。


2020-09-11

今日も雷雨













このところほぼ毎日雷雨に襲われている。今日のはこれまた凄かった。雨雲レーダーを見ながら作業していても頭上あたりで急速に発達するため、思った以上の雨が降る。滝の様な雨とはまさにこのことで周辺はあっという間に水浸しになり、側溝の水がオーバーフローして吹き出している。落雷も頻繁にあり、外に居るのは危険な状況だった。

豪雨は1時間ほどで過ぎ去ったが、午前中作業していたところは全て泥水の下に沈んでいた。それをまた一からやり直すという非効率なことを今週は何度やったことか。午後からはギリギリ雷雨がかすめた程度で助かった。こんな様に日に何度も雷雨が通り抜け、当たる当たらないはその時の運でしかない。しかも最近は夜になっても雷雨が押し寄せてくるので異常としか言いようがない。現に今も絶えず雷鳴が聞こえ、稲光も頻繁だ。レーダー解析によると南海上にいる熱帯低気圧から暖かい湿った空気が流入している影響で雨雲が発達し、所々で積乱雲が発生している様だ。この分だと今夜半にも雷雨が来そうだな。

2020-09-10

読めぬ天気













外仕事はこういう天気の時に振り回される。

今日は朝から雨が降っており、降水確率も90%となっていたので現場作業を中止にした。だが実際には時折強い雨に見舞われる程度で現場作業はできたと思う。こんな感じで確かに雨は降るのだけれどずっと降り続くのではなく、あくまでも雨雲の動きに左右されるというほとんど運頼みの状況。今週はこんな日が続いている。

明日は比較的降水確率は低めだが、今後の展開次第では大きく変わる可能性もある。7月は雨続き、8月は日照り続きで、9月は再び雨ばかりと今夏の天気は大荒れだ。現場作業をやるかどうか早朝に判断せねばならぬ悩ましい日が今後もしばらくは続きそうだな・・

2020-09-09

昨日の今日













昨日このブログで不法投棄されたゴミのことを書いたが、なんと今朝Jackieの散歩のため同じ堤防を歩いていると、ここ最近の雨で急激に伸びた草に車の轍の跡が残っているじゃないか。この堤防は普段滅多に車が通らないので『これはおかしい』と辺りを見ると、近所のおじさんが趣味で植えたバナナの根元にゴミ袋が一つ落ちていた。中身はどうやら古着らしい。しかし、車で来たのならこれだけではないはずだと、川を覗き込む(この部分は河川敷がなく堤防からそのまま擁壁となって川へ落ち込んでいる) と、唖然としたね。なんと丸く巻いた布団が2つに大きなゴミ袋が3つほど川の中に放り込まれていた。

これはいかにも悪質なので河川を管理している県の河川課に電話すると、職員を向かわせ確認しますとのこと。その後16時頃になってその河川課から着信があったことに気がついた。折り返し連絡すると『古着の入ったゴミ袋はあったが、布団はどこにありますか?』と言うじゃないか、そこで『えっ、川の中を見てないの?』と聞けば『確認不足でした・・』とのことで、まったくダメダメだ。電話した時にちゃんと川に放り込まれていると伝えたにもかかわらず、それが河川課内でまったく共有されてない。一体何なんだろうこのやる気の無さは・・

今夜から秋雨前線の影響で本格的な雨になる予報。増水すればあのゴミもどこかに流されてしまうだろうに、それもあってすぐに連絡したのにね。まったくよ。

2020-09-08

捨てる者、拾う者













今朝Jackieの散歩に出たとき表の川の様子を見てみたが、昨日の大雨によって増水し河川敷も浸水した様だった。その痕跡は大量に流れ着いたゴミを見れば一目瞭然だ。つい先日三女と一緒にゴミ拾いをしたばかりだったので、これでまた振り出しに戻ってしまったわけだ。残念だがこれはいつものことなので『またか・・』といった程度。

ただゴミ拾いをした当日、河川敷ではなく堤防斜面に打ち捨てられていたバーベキュー用の小型鉄板と焼き網、それに残飯やビール缶などが放り込まれたゴミ袋、こいつにはさすがに腹が立った。状況から推察するに投棄者は車が進入できない所で投棄しているので、自転車で持って来て投げ捨てたことになる。確かに自転車なら積める量だ。そしてこんな小型の鉄板や焼き網でBBQをし、それを自転車でわざわざ堤防にまで運んで投棄する者は・・まあ大体想像がつく。

結局そのゴミも持ち帰り、残飯類は地区のゴミの日に出し、鉄板と焼き網は自治会のリサイクルに出して処分終了。なんでそんなゴミの処分を自分がしなければならないのか、とも思うが、単に川や堤防周辺がきれいになればそれでいい。一緒にゴミ拾いをしてくれる三女にとっても良い経験になると思うしね。



2020-09-07

線状降水帯直撃













台風10号自体は九州方面を北上し、こちらに暴風などの影響はなかったが、午前中を中心に台風10号が引き込んだ暖かく湿った空気がこの地方上空に線状降水帯を発達させ、雷を伴う激しい雨に何度となく襲われた。その降り様は凄まじく恐怖を感じるほど。みるみる周辺の低地は浸水し、現場近くの道路は完全に冠水していた。まるで7月の豪雨の再現の様だった。しかし本当に不思議なものだ。これだけ台風から遠く離れたところでこんなに激しい雨が降るなんて、それだけ台風の勢力が強く、湿った空気を引き込む力が強かったということか。

今は雨雲の動きなどをリアルタイムで追跡でき、ある程度の降雨状況が把握できるので非常に助かるが、これがなかったらとてもじゃないが朝の天気だけでこの豪雨を予測することは不可能だろう。それにしても年々天候の激しさが増して来ているのは、やはり温暖化の影響なのだろうね。10号クラスの台風が普通に来るようになったら恐ろしいことだ。

2020-09-06

台風10号の陰で













さあ、今日も朝から元気いっぱい外仕事。予報では曇りだったがよく晴れて風が無く、めちゃくちゃ蒸し暑い。それでも上空の雲は南東から北西方面へ流れ、台風10号に引き寄せられているのがよくわかる。明日以降は雨ばかりということだから苗を植え付けるには絶好のチャンス。ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーを植え付け、白菜と大根の種を蒔いて第一段階としての準備はできた。

この辺りは台風10号の進路から外れたものの今後同クラスの台風が直撃した場合、おそらく畑は壊滅するんだろうな・・と思いつつ作業していたよ。

暑い中、ここまで時間と労力を費やして畑仕事する意味はなんなんだろう、と常に自問しながら作業している。実際買ったほうが安いのかもしれない。それでも土を耕す意味とは?

畑仕事は全てに通じている、と自分は考えている。

2020-09-05

ちょっと頑張り過ぎた













今日も36℃の猛暑日だったが、冬野菜植え付けの準備をしなくちゃならんので相変わらずの畑仕事。やはり体温と同じ気温の中での作業は厳しく、汗が吹き出す様に流れ止まらない。午前中の作業で長靴の中に汗が溜まるほど全身ベタベタになり、着ていた服は一旦洗濯して乾かし、午後の作業で再びベタベタになる繰り返し。結局夕方6時過ぎまで作業していたが、流石に今日はめちゃくちゃ疲れたよ。なんか最後はエネルギー切れした感じで身体が動かなくなった。ちょっと無理し過ぎたかも。

明日は曇り予報だがそれでも気温は34℃となっているから湿気も加味すると今日と体感的には変わらないだろう。今日やり残した仕事が結構あるのでまたずっと外だな。

休みくらいエアコン効いた部屋でのんべんだらりとしているのもいいが、自分はやっぱ外にいるのが好きだな。三女もそうなんだって。畑仕事の相棒が居て嬉しいよ。

2020-09-04

雷雨再び













台風9号が引き込んだ湿気が残るものの気持ちよく晴れ朝日が眩しかったが、現場が始まりしばらく経つと南方から黒雲迫り、やがてゴロゴロと雷が鳴り始めた。それから間も無く土砂降りになり、凄まじい落雷が周辺を襲った。すぐ近くを走る東海道本線も落雷と豪雨の影響で走行を見合わせ、しばらくは静かな時間が続いた。昨日も同じ様に突然の大雨に見舞われたが、今日の雷はほんと凄かった。

台風10号の直接の影響はこの地方にはあまり無さそうだが、強力な台風だけに引き寄せられた湿った空気により今日の様な雷雨に再び見舞われる可能性は高い。台風から離れていると言って油断せず、状況を監視して行きたいと思う。

2020-09-03

タマネギ悲惨


























夕方、妻が晩ご飯にタマネギを使うから持って来てくれと言うので、軒下に干してある物を取ろうとすると、いくつかのタマネギが腐って汁が垂れている状態だ。あれはいかんと全てのタマネギを下ろして腐っている物を取り除こうとしたが、これが驚くことに8割ほどのタマネギが腐ってしまっていた。 例年気温の上がる夏にはどうしても腐るものが出てくるが、今年はその数が尋常ではない。ほんとうに作るのが嫌になるくらいの腐り様であまりにもひどい。

原因としてはやはりこの異常なほどの高温と湿度だろう。いくら家の北側の軒下に干していてもこの気温と湿度ではどうしても腐ってしまう。重ねてこの春収穫したタマネギはトウ立ちしたものが多かったので、それも腐る原因となったはずだ。

この夏はどうもいかん。7月の長雨の影響などでダメになった作物も多かったし、8月の猛暑ではタマネギの様に腐ってしまうものが続発し、おまけに害虫も大発生していい加減うんざりする。

お天気のこととはいえ、どうもうまく行きませんな

2020-09-02

アル受難














我が家のシャム猫アルだが、昨夜晩ご飯をあげた後外に出て行き、30分ほどして戻ってきたもののどうも様子がおかしい。異常にビクビクして落ち着きがなく、撫でようとすると逃げてしまう。そのとき気が付いたのだが長くて姿の良い尻尾が真ん中辺りから『だらん』と垂れてしまっているのだ。『まさか折れたんじゃ・・』と触ってみるとあるはずの骨が途中で無くなっており、明らかにおかしい。そのことを妻に伝えている間にドアを開けて外に逃げてしまった。

そのまま朝になっても姿を見せず帰宅してもまだ居なかったが、晩ご飯の時間になったらちゃっかり戻ってきたよ。今度は逃げられないように捕まえてかかりつけの動物病院へ連れて行くと、レントゲンの結果尻尾が何かに挟まれたか、車などに踏まれたりして真ん中辺りで骨と血管それに神経が断絶しており、このままにしておくとやがて断絶部分より先が壊死し、それがどんどん広がってやがて死に至るので切断するしか無いとのこと。美しい自慢の尻尾だっただけに残念で仕方がないがやむを得ない。料金は3万ほどとのこと。

しかしなぜ我が家の猫どもはみな尻尾が無いのだろう。バニーは生まれつき10cmほどしかなかったようだし、ハニーはアルと同じで我が家に来た時点で尻尾が怪我により腐り始めておりほとんど元の部分から切断。そして今回のアル。猫ってそんなに尻尾に怪我するもんなのかね。それともドジなだけなのか・・

2020-09-01

出来レース













どうやら菅首相で纏めようって魂胆らしい。自民党員による投票もせず県連代表3人分のみを加算するやり方はどうみても菅首相擁立に向け誘導している。そもそも直接選挙で首相を選べないこと自体悔しいが、政治家どもが国民の意見なんぞまったく気にも止めず自分たちの利益のみを優先させて誕生させた首相が国民のために良い政治を行えるわけがない。腐っている土台をいくら補修してもいずれ崩れ落ちるのは目に見えている。7年8ヶ月という長きに渡った長期政権のもと、土台は完全に腐り、もはや造り直すしかない状態なのだ。このタイミングで菅が首相になることは問題を先送りにするということで、いいことは何も無い。

未だに性懲りもなく傲慢な派閥政治を繰り返す自民党なんぞに期待することは何も無い。

こういうバカバカしい政治ショウを見ていると、いよいよこの国もダメになってきたことがよくわかる。そういう危機感に本来敏感であるべきはずの連中が一番愚かなんだから救いようが無い。残念なことだ。