2020-09-07

線状降水帯直撃













台風10号自体は九州方面を北上し、こちらに暴風などの影響はなかったが、午前中を中心に台風10号が引き込んだ暖かく湿った空気がこの地方上空に線状降水帯を発達させ、雷を伴う激しい雨に何度となく襲われた。その降り様は凄まじく恐怖を感じるほど。みるみる周辺の低地は浸水し、現場近くの道路は完全に冠水していた。まるで7月の豪雨の再現の様だった。しかし本当に不思議なものだ。これだけ台風から遠く離れたところでこんなに激しい雨が降るなんて、それだけ台風の勢力が強く、湿った空気を引き込む力が強かったということか。

今は雨雲の動きなどをリアルタイムで追跡でき、ある程度の降雨状況が把握できるので非常に助かるが、これがなかったらとてもじゃないが朝の天気だけでこの豪雨を予測することは不可能だろう。それにしても年々天候の激しさが増して来ているのは、やはり温暖化の影響なのだろうね。10号クラスの台風が普通に来るようになったら恐ろしいことだ。

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