2021-09-30

早くも幻滅













そうなることは分かっていたが、実際にそうなってみると『ああ、やっぱりか・・』と、新総裁一日目にして何も変わらないことを確信した。結局のところ今のやり方を続けていれば当然何も変わらないわけで、変わるためには相当の痛みが伴わないとダメだと言うことだ。今ここに魅力的な野党指導者が現れれば政権交代も夢じゃなかろうが、残念なことに今の野党は政権奪取と口では言うものの、実際の行動は伴わず、その覚悟も感じられない。もし政権交代を目指す行動に己が信念と覚悟を持っていたならば、その想いは言葉に滲み出て少なからぬ国民の心を掴むことだろう。枝野君らはすっかり忘れてしまっているようだが、多くの国民は先の民主党の失敗を今でもはっきりと覚えており、もう二度とゴメンだと思っているはず。その心を動かすにはそれ相応の強い意志が必要だが、そんなものは微塵も感じない。この時点で野党は終わっている。

ニュースでは麻生や茂木がそのまま継続するかが焦点などと言っていたが、マジ馬鹿か。当然奴らは首にせよ。これら無能な人間が要職に居続けることが日本の衰退に拍車をかけているのが分からんのか。まったくうんざりだよ。

2021-09-29

期待はせずにお手並み拝見













岸田君ですか・・ま、何も変わらないでしょう。

党員票と議員票との乖離が示している通り、今の政治に民意は無い。そうしてしまったのは無関心を決め込んできた国民の責によるものだが、そのこと自体に気付く、もしくは関心のある国民は果たして何%ほどいるのだろう。その無関心が対立勢力であるはずの野党を激しく劣化させ、今やその存在意義ですら疑わしいほどの烏合の衆と成り果てている。

岸田が新総裁になったことで衆院選では民意の幾らかは反自民勢力に流れるのだろうが、入れどころが無いこの不毛さをどうしたらいいのだろうか。このまま自民政治が続けば確実にこの国は終わる。かと言ってそれに代わるものが無いとはなんということだろう。やはりこの国は一度崩壊し、多くの血が流れなければ何も変わらないのだろう。歴史は繰り返すと言うが、他の道は無いのだろうか・・

2021-09-28

友よ、













君がダウラギリの高峰で姿を消してから11年が経った。

近年は地球温暖化が原因とみられる異常気象によって世界各地で今までにないような自然災害が多発し、多くの人が命を落としている。今現在も非常に強い台風16号が太平洋を北上中で、進路予報は幸いにも直撃を免れそうなのでありがたいが、もしこれが直撃コースを辿っていたらと思うと空恐ろしい。間違いなく甚大なる被害が発生し、人命も失われたことだろう。今回はただ運が良かっただけで、いつ今回のようなスーパータイフーンが直撃してもおかしくない状況だ。

おそらく君の居るヒマラヤの高地にも気候変動の影響は現れているのだろうね。ヨーロッパのアルプスでは温暖化によって融解した氷河から様々なものが発見されている。そんな状況を君が望んでいるかどうかは分からないが、君の眠りを妨げるようなことがこの先起こるかもしれない。新型コロナの蔓延や気候変動など世界は厳しい局面を迎えている。

ただ、願わくば君の居る神々の座だけは、静かなままであって欲しい。

2021-09-27

日が暮れるのが早くなりました













仕事から帰るとすでに薄暗く、水やりなどをしている間に真っ暗になってしまう。夏場は帰宅後も1時間くらいは作業できたけど、今はやってもせいぜい30分程かな。これから冬至に向けてどんどん暗くなるのが早まるので、もうちょっとしたら帰宅後は何もできないだろう。だからって早起きしても日の出も同様に遅まっているのでやれることは限られている。

これからの季節は雑草の伸びも鈍り、夏野菜のように朝な夕なに収穫せねばならないものも無いので徐々に仕事量は減っていくはずだが、まだまだやるべきことがたくさんあるので当分楽はできないだろうな・・

2021-09-26

Appleタイマー













妻が使っているMacBookProの液晶が今朝から突然紫色になり、使用不能となってしまった。『これは液晶の故障か・・』と外部モニターを接続して調べてみると、こちらではちゃんと表示される。となるとほぼ液晶もしくはそこに付随する部品の故障で間違い無いだろう。こういう時のためにApple careに入っているのだが、調べてみるとなんたることか!1ヶ月前に期限が切れていた・・。保証が切れた途端に故障するとはよく聞くことだが、実際にそうなってみるとかなり悔しい。Appleサポートに症状を説明し修理費用を聞くと7万くらいとのこと。妻がアメリカのサイトで今回の症状を調べてみると、同時期に発売されたMacBookProでは結構多い現象のようで、液晶と本体とを繋ぐケーブルの耐久性が低いため、何度も本体を開け閉めしているうちにケーブルの一部分が断線してこのような症状になるという。これについては同様の故障をした人々がAppleに対し、リコールを求める集団訴訟を起こしているようだ。要するにこんな耐久性の低いマシンを売ったAppleに責任があるということだ。

妻に修理するかどうか聞くと、この時期のMacBookProには液晶以外にも様々な問題が指摘されていて、仮に7万払って修理したとしても次にどこかが故障する可能性も高く、そんなわけで修理しないことにした。とは言え何も無しでは仕事ができないので早速AppleAirを注文したそうな。明日には届くと言うからまさに電光石火だな。

それにしても故障例が多いのならばAppleはリコールするべきだろう。決して安いものではないし、たった3年しか使っていないのにこれでは、ハズレのロットを引いて運が悪かったと簡単に諦め切れるものじゃないよね。

2021-09-25

やっぱり畑は難しい













今日はひとつの決断を下した。と言ってもそんな大袈裟なことではない。2週間ほど前に蒔いた大根の苗が10cmほどに育っていたのだが、害虫による食害がひどく葉がレース状になってしまっている。苗はひとつ一つチェックして害虫は駆除したものの、食害を受けた状態から復活するかどうかは全く分からない。この苗を諦め新たに種を蒔くという手もあるが、2週間分の遅れが生じるのでちゃんと生長する保証は無い。『さてどうしよう・・』と悩んだが、今の苗は諦め、種を蒔き直すことにした。今までの経験上、ある程度の食害を受けた苗は生長の勢いを削がれ、大きく育たない可能性が高いからだ。ただね蒔き直すのもかなりリスクが高く、2回目も同じように害虫の食害を受けた場合は今季の収穫を諦めないといけないかも。そんなんオルトランを使えば簡単に問題解決だけど、それをしないところに意味がある。さて、この判断が吉と出るか凶と出るか。ま、なる様にしかならんけどね。

2021-09-24

違和感













自民党総裁選4候補が出揃い動きを活発化させているが、そのニュース報道の中で非常に違和感を感じるのが、それぞれの候補が『どこそこの誰々と会って意見を聞いた』といった類のものだ。一体これは何なんだろう。総裁選を前にしてのアピールというのは分かるが、政策を論じる中で意見を聞く必要があるとするなら、それは今ではないだろう。総裁を目指すのであれば常々自分が理想とする政策について推考し考えをまとめていくべきもので、その過程で意見を聞くのなら分かるが、総裁選直前になって聞くなんてことは茶番でしかない。単なるアピールとしてやっているのであっても、そんなことを是としていること自体すでに終わっている。

口とは裏腹に態度に出ぬ危機感と真剣さは与党の驕りの何ものでもない。このままでは結局誰がなろうと同じことだ。一難去ってまた一難。その度にこの国は出遅れ、衰退してゆく。もはや歯止めが効かぬようだ・・

2021-09-23

変化













今日は朝からすっきりと晴れ気温も30℃を超えるなど、残暑と言うにぴったりの天気だった。気温が上がってくるとしばらく聞かなかったツクツクボウシが鳴き始め、夏の終わりを感じさせる。最近は残暑が長く続き、いきなり冬になるパターンが多く、秋の存在感が薄らいでいる。農作業的には高めの気温から一気に下がることで大きく育たないなどの弊害が起き、植えた作物が全滅ということもままある。以前は夏の終わりとともに姿を消していた害虫がいつまでも居座り食害を与えるなど、温暖化の影響なのか様々なところでバランスが崩れて来ている。『今まではなかったのにな・・』ということ全てが温暖化などの気候変動に関するとは考えていないが、何かしらの変化がすでに起きていることは間違いなく、得体の知れぬ不気味さを感じる。そう言った意味では単なる家庭菜園だけど、環境の変化を知る上では最前線と言える。

2021-09-22

寒冷前線通過













寒冷前線の通過に伴う雨は一時的な雨量としては結構な降りだったが、降雨時間が短かったので思っていたよりも大したことはなかった。前線通過後は涼やかな風が吹き、蒸し暑さを一掃してくれた。これからはこういう天気を繰り返しながら冬へと向かってゆくのだろう。ツクツクボウシの鳴き声も今日は聞かず、代わりに夜になるとコオロギなどが盛んに鳴いている。まだまだ残暑は続くらしいが、常に先手を打つ畑は完全に冬モードに入って着々と準備を進めている。夏野菜の中にはまだ少量ながら生り続けているものもあり、これを倒して冬野菜の準備をすべきかが悩みどころ。それで明日も一日悩みそうだ・・

2021-09-21

よく食べよく寝る













小学四年の三女がまた大きく成長するようだ。

最近はよく『お腹がすいた』と言っているし、実際長女・次女の倍くらいの量を食べ、それでもすぐにお腹がすいてしまうらしい。モリモリと食べた後は『眠くなった』と言って午後9時前には寝てしまう。起きるのは大体6時なので毎日9時間寝ていることになる。姉ちゃんたちがグッと伸びた時も同様だったので間違いないだろう。同年齢の体格的には三女が一番大きいので、この調子で行ったら姉ちゃんたちの身長を上回りそうだが、果たしてどうなるか。

何はともあれ元気いっぱいに育ってくれているので、それだけで十分だよ。

2021-09-20

川遊び













以前から三女が『川で遊びたい』と言っていたが、長雨などの天候不順や緊急事態宣言発令などでなかなか行くことができなかった。今もまだ緊急事態宣言は発令中ながらも、近場の川ならば家から直行直帰できるし、自分たち以外ほとんど来る人がいない穴場なので、台風14号の影響も少なかったことだし遊びに行くことにした。

車で1時間もかからないところにこういう遊び場があるのはホントありがたい。心配していた水位もいつもよりはやや高いもののこれくらいなら問題ない。さっそく大きな浮き輪に乗って川を流れ下る。始めは冷たいと思っていた水温も慣れてしまえば身体が冷えることもなく、心地良い。この川原にいるのは自分たちだけで、たまに地元の人が車で橋を渡る以外付近に人影は無い。澄んだ青空に真っ白い雲が湧き立ち、川面はキラキラと輝いている。もう9月も後半に入ろうかというのに近くの神社からはミンミンゼミの鳴き声が聞こえる。『まだまだ夏だ・・』と、去りゆく夏にどことなく寂しさを感じながら川遊びを満喫した。

コロナ禍でどこにも行けずつまらない思いをしていた三女には良い休日となったようだ。今日のように近場でもいいところがたくさんあるので、そういったところで気分転換をはかっていこうと思う。

2021-09-19

爽快













日差しは強く気温も30℃を超えたものの、以前のような蒸し暑さは無く爽やかな1日に。草刈り作業などして汗が滴るがそれが心地よく感じる。外で作業するには良い季節がようやく訪れた感じだ。今は冬野菜の植え替えなどで忙しいが、このところ日照不足が続いたこともあって苗の生長があまりよくない。おまけに害虫による食害もひどく、ちゃんと大きく育つか疑わしくなってきた。そこでダメになったときに備えて新たに種まきをするなど、そういった細々とした作業が結構多い。害虫に関しては農薬を使えば簡単に解決できるが、それでは何の創意工夫も無いので使わないと決めている。

今日は結構重労働だったので疲れました。ただ、日が暮れるとスーッと気温が下がってきて、寝室の室温も25℃ほどで気持ちよく眠れる。堤防に出れば彼岸花も咲いているし、本当に気持ちの良い季節だな。

2021-09-18

台風一過













台風一過というほどの台風でもなく、被害は皆無でその点では安心した。迷走を続けた台風らしく進路を大きく南に曲げ、最後は太平洋上で温帯低気圧となり姿を消した。一時は猛烈な勢力にまで発達したものの、台湾と八重山地方の間の東シナ海を北上してくれたおかげで大きな被害が出ず助かったという感じかな。今回のようなスーパー台風クラスのものが強い勢力のまま直撃した場合、甚大な被害が出るだろう。以前屋根瓦が飛び、木が何本も倒れた時ですら960hpaほどだったので、仮に920hpaくらいの勢力で来たら想像するだに恐ろしい。しかしそれは近い将来現実化する可能性が高く、台風シーズン真っ只中である今季に起きる可能性も十分ある。地震と違い接近するのが予想できるとはいえ、大きな被害を受けることに変わりはない。日頃からそういった被害を想定した準備を心がけておきたいと考えている。

2021-09-17

台風14号接近中













台風14号が接近中だ。当初は日本海側を進むものとばかり思っていたが、徐々に進路を南に振り始め、先ほど福岡県に上陸した。 既に暴風圏は無いとはいうもののそれなりの強風が吹くことは確かで、天気の良かった昨日のうちにあらかたの台風養生はしておいた。今後台風の接近に伴い雨脚も強まる予報で、降り方次第では表の川も再び増水することだろう。それにしてもこの夏は雨が本当に多い。逆に日照が少ないため野菜の生長も悪く、収穫量もガクッと落ちている。そこへ台風の強風で叩かれたら悲惨な状況だ。台風が今後どこを通るにしても大きな被害が出ないことを祈りたい。

台風後は爽やかな秋晴れの日々が続くといいんだけどね。

2021-09-16

批判よりも夢を語れ













この時代に派閥政治をやっとるようでは今後も明るい展開は期待できないだろう。派閥によっては総裁選の自由投票を容認しているらしいが、そもそも自由投票が基本だろ。それを制限する派閥の存在こそ政治を腐らせる最大の原因と考えるが、当事者たちはそんな事ちっとも感じてないんだろな・・あまりに愚かしく醜い世界だ。

一方の野党といえば迫り来る衆院選が議席数を伸ばす最大のチャンスであるにもかかわらず、口を開けば与党批判ばかりでホント反吐が出る。自民党政権に嫌気を感じている少なからぬ国民は自民党の対抗馬として野党の奮起に期待したいと願っているが、こちらの当事者たちも万年野党のぬるま湯に甘んじており、政権を奪取しようなどという真剣さがまるで感じられない。口では政権交代などと言うものの、それは野党としての存在意義を単にアピールしているだけにしか感じられない。まるでダメなんだよ。

野党の連中は政権を批判する前にまず自らを批判し、そして夢を語れ。国民が『こうあればいいな』と感じる政治のビジョンも無く政権交代を叫んだところで負け犬の遠吠えでしかない。はっきり言って与党以上にあんたら醜いよ。

2021-09-15

ミサイルで物申す













北朝鮮が一昨日の巡航ミサイルに続き、弾道ミサイルを発射した。すると各種メディアは『北朝鮮の意図は何か?』と専門家を登場させあれこれと言っているが、そもそも自分の意思を示すための行動が弾道ミサイル発射ってどういうことよ。何かを言いたい伝えたいのなら直接会って話し合えば手っ取り早いじゃないか。それをせずミサイルを発射するということは威嚇・恫喝の何ものでもない。基本彼らは話し合いで何とかしようなどとは思っていないはずだ。話し合いに応じようとはせず威嚇ばかりを繰り返すなら、F22あたりを平壌上空に潜入させ、いつでも攻撃できることを知らしめるべきかもしれない。こんな国がまだ存在している事自体不思議でならないが、そんな常軌を逸した国が核戦力とミサイル技術持っているのだからタチが悪い。やはりこれ以上増長する前に金正恩は抹殺すべきだろう。

2021-09-14

手段













北朝鮮がミサイルを発射すれば、日米韓が北朝鮮に対してどうするかを話し合う。こんなことが何度繰り返されてきたことか。それこそ北朝鮮の思う壺だろう。アメリカとの間で話が進まず硬直化してくると必ず繰り出してくる北朝鮮の常套手段だ。ミサイル発射によって相手の気を引き、話し合いの場に引っ張り出そうって魂胆。北朝鮮を刺激して強硬に出られると困るが、無視することで逆に刺激してしまうかもしれない、そんなこと言っていたら結局打つ手無しということでこれまた北朝鮮の思う壺。そんなふうに北朝鮮の掌の上で踊らされているようでは全くもって情けない話だ。北朝鮮が約束を守るわけがなく、本気で核技術を放棄する気がないのは今までの経緯を見ていたら明らかだ。それでもまだ交渉を続けようとすること自体ナンセンスで、日米韓も本気で北朝鮮の核を阻止したいなら金正恩の暗殺しかない。彼を暗殺することは非合法なことかもしれないが、国民が飢えているのに軍備拡張を続ける指導者が良い指導者なわけがない。一刻も早く金正恩を排除し、北朝鮮を解放すべきだ。

2021-09-13

巡航ミサイルが頭を超えてゆく日













北朝鮮による今回の発射実験は、今までのような弾道ミサイルではなく巡航ミサイルだったという。それが事実ならば各国が北朝鮮から目を離していた隙に着々と技術開発を進めていたことになる。巡航ミサイル発射を受けての政府の発表はいつもどおりで、結局何も打つ手が無いということをさらけ出しているようなものだ。北朝鮮は目標に命中させたと言っているが、その誘導性能がどれくらいかによって脅威の度合いが変わってくる。命中率が高いものが既に開発されているなら、日本のほぼ全てが射程圏内にあり、既にロックオンされているのと同じ状態だ。しかも巡航ミサイルならば誘導性能にもよるが障害物を避けながら命中させるなども可能で厄介な存在と言える。さらに弾道ミサイルと違って射出時から低速低空飛行で巡航することでレーダーに捕捉されにくく、直前になってからしか発見できない可能性もある。米軍の持つトマホークミサイルの最大射程が3000kmなので、いずれそれに匹敵する射程を持つミサイルを開発してくるだろう。

専守防衛はいいが、既存の迎撃システムでは立ち向かえないものが現れた時どうすべきかをしっかり考えなければならない。今の時点でそんなことを言っているようでは既に遅いんだよ。

2021-09-12

試行錯誤













買い物に行くと、野菜の高さに驚かされる。ミニトマトなんて普段の倍の値段だからね。こんな値段じゃ買う気にならないだろう。幸いにも我が家はほとんどの野菜を菜園で賄っており、トマトは早々と全滅したものの、キュウリ・ナス・ピーマン・甘長・三尺ささげなどがコンスタントに収穫できていて、野菜に困るといったことはない。ただ、例年ならまだまだオクラが採れている頃だが、今期は葉のほとんどを虫に喰われたことと日照不足が重なって全然収穫できなかった。これほどダメだった年は初めてじゃないかと思う。

こんな調子で毎年同じように作っているにもかかわらず、気象の影響やその他の要因で収穫できない年もある。それでもめげずに作り続けるのは『次こそは上手くやろう』と試行錯誤するからだ。努力せずとも上手くやれるなら挑戦する理由が無い。ちゃんとやっているのに上手くいかないから悔しいし、『次こそは・・』と思うのだ。
 

2021-09-11

あの日から20年













あの日のことは今でもはっきりと覚えている。

自分が居間でニュースを見ようとテレビをつけると、ワールドトレードセンタービル北棟で火災というニュースが飛び込んできた。キッチンに居た妻を呼び『見てみ、火事やって』と話していたら、突然飛行機が現れて南棟に突っ込み大きな爆発を引き起こした。始めは自分も妻も何が起きたのか分からず、『えっ、今のって飛行機じゃなかった?』『うそ、マジか・・』と、とても現実のこととは受け入れ難かった。すぐに妻の両親に電話したが、義母・義父共にテレビの無いところで働いていて、何が起きているのか知らなかった。妻が電話口で『なんでもいいから早くテレビのあるところへ行って見て!』と叫んでいた様子も鮮明だ。

あれから20年。テロの脅威は依然として極めて高く、当時から良くなったことは何一つ無い。同時テロの報復としてアフガンへ進駐した米軍も痛い敗北を喫し撤退した。この20年は一体何だったんだろうと改めて思う。何のために多くの、本当に多くの人々が命を落としたのだろう。形容し難い虚しさだけを感じる。


2021-09-10

タマネギの悩み













この夏は暑さが厳しかったというよりも雨が多かったせいで湿度が高く、その影響でカビの発生がひどかった。保存するため軒下に吊るしてあったタマネギも同様で、ぱっと見は大丈夫そうでも触るとブヨブヨとしており、このままではすぐに腐ってしまうのは間違いない。そこでタマネギを一つ一つ調べて、ブヨブヨするものはその部分を剥き取って洗い、もう一度乾燥させて保存するという手間をかけた。めんどくさい作業ではあるが、これをしないとせっかく収穫したタマネギのほとんどを廃棄せねばならず、それでは如何にももったいなく申し訳ない。この作業をしたところでタマネギが腐るのを遅らせるだけで防ぐことはできないが、空気が乾燥し冷涼な気候となるまで腐らずに持ってくれれば、そのまま冬の間保存できるだろう。だからこの作業の意義は大きい。ただ、年々腐るタマネギの数が増えてきている気がするので、ちょっと心配でもある。原因は気候の変化やタマネギの大きさなどいろいろあるが、やはり一番ダメなのは蒸し暑さだろう。あまりたくさん作っても結局は腐ってしまうので、植え付け数を減らすことも考えている。

2021-09-09

たかが虫、されど虫













我が家には洗濯物を乾かすための乾燥機があるが、午前中天気が悪かったので乾燥機を回していると、本体下部から水が滴り落ちているのを発見した。排水用のドレンホースがあるのに本体から漏水しているのはおかしいと思い、ドレンホースを外して見るとこちらには水が流れてきていない。これはやっぱりおかしいと思い、ドレンホースが繋いであったパイプを針金で突いて見ると、ドバッと水が流れ出てきてそれがかなりの量だったから驚いた。でもねこれで何が原因だったか分かったよ。これと同じことが何年か前エアコンでも起きていて、その原因は同じくドレンホースから入り込んだ虫がドレンホースまたはドレンパイプの中に産卵をした際詰め物をして、それが栓となって水が流れなくなり本体からの漏水につながったというわけだ。原因が分かれば対処法は簡単で、ドレンパイプの中をきれいに掃除して劣化したホースを新品に取り替え、そのホースの先に虫が侵入しないような防虫ドレンキャップを装着すれば完了だ。我が家に4台あるエアコンは全てこのキャップを取り着け済みで、以来同じ被害は起きていない。

今回被害のあった乾燥機はノーマークだったか、もしくは防虫キャップを着けていたもののホースが劣化して途中からちぎれていたので、そこから侵入されたのかもしれない。

小さな虫の引き起こすことでも思わぬ被害が生じることもあり、侮ることができないな・・と改めて感じたよ。

2021-09-08

緊急事態宣言延長













緊急事態宣言が延長されることとなりそうだ。それによってまた学校側の対応も変わってくると思う。来週からの流れはすでにメールやホームページに発表されており、明日正式に緊急事態宣言が延長されるとこれらの予定が覆される可能性もある。緊急事態宣言の延長は予想できていたこととは言え、緻密な学校行事等に与える影響は大きいことだろう。小学校・中学校・高校と、それぞれがどんな対応をしてゆくのか今の時点では白紙になった。学校側はオンライン授業と簡単に言うが、中学・高校生ならいざ知らず、小学生の子だけを残して仕事に行くわけにもいかず、自然と親も拘束されることになる。そういう家庭の子は毎日登校することも可能となっているが、今やほとんどの家庭が共働きだ。そんな多人数で登校できるわけもなく、それぞれの家庭でなんとかやりくりしてこのコロナ禍を乗り切ろうとしている。

流動的な状況をうまく捌くにはウィルスたちがそうするように自分たちが変わってゆくしかない。変化を止めた時、それは終わることを意味する。

2021-09-07

ワクチン接種その後













ワクチン2回目接種から一夜開けた。幸いにも発熱は見られず注射を打った上腕の痛みがある程度だったが、徐々に首の付け根あたりから肩全体にかけて筋肉の凝りがひどくなり、今は久しぶりに懸垂や腕立て伏せした後の筋肉痛に襲われているような感じだ。ちょっと振り向いたりすると『イテテ』と背中に痛みが走るといった具合。それでもその程度ならまだマシなほうだろう。一緒に接種した長女は頭痛とフラフラ感があったもののズームでのオンライン授業をなんとか乗り切ることができた。一方の次女は今日は実力テストだったがとてもテストを受けられる状況ではなく、熱は無いもののフラフラ感がひどく、ほぼ終日寝込んでいた。明日もテストは続くが受けられるかどうか・・学校側もこればかりはどうしようもないことを理解しているので、他日にテストを行うことで了解してくれている。

いずれにせよ早く副反応が治ってくれることを願うばかりだ。

2021-09-06

ワクチン2回目接種完了













本日、2回目のワクチン接種を完了した。知人の中には1回目の時は大丈夫だったが2回目の時は発熱し、1週間ほど倦怠感が続いたという人が何人かいる。いずれも同世代の人なので自分もそうなる可能性が高い。それを見越して明日は自宅作業としてあるので体調が悪化しても慌てることはないが、はたして自分の場合はどういった副反応が出るのだろうか、現時点では接種した箇所の軽い痛み程度くらいしかないが、ひと晩経てばどうなるか分からない。娘たちは眠気を催しているようで、夕食後は早々に床についてしまった。自分も早く寝たほうが良い気がするのでもう少ししたら休むとしよう。

2021-09-05

タリバン













反抗勢力が立てこもるパンジシール渓谷を残し国土の大部分を掌握したタリバンだが、その無慈悲さと不寛容さはイスラムの教えと相容れないもので、結局彼らも自国出身者というだけでかつてのソ連軍や米軍といった侵略軍となんら変わらない。他の軍隊がそうであったように自分たちの価値観が絶対であると思い込み、それを自国民に強要する。その性急な変化に対する戸惑いや不安・不満が今やアフガン全土を覆っている。

タリバンが前回のような暗黒統治を行う可能性は極めて高く、女性の自由が著しく制限されることを世界が懸念しているが、世界は懸念を表明するだけで何か有効な手を打つことはしない。結局いつの時代もアフガンは見捨てられ、時の権力者による新たな文化の強要が始まるのだ。

いつか外国勢力の影響を受けない統一政府が誕生するのだろうが、そこに至る道は果てしなく遠く、そして多くの犠牲を求めるだろう。タリバンのような不寛容な愚か者どもに国を作ることなぞできるわけがないのだ。

2021-09-04

カミキリムシめ!













カミキリムシの食害には困っている。最近も温州ミカンの様子がどうもおかしいので根本回りをよく確認すると、カミキリムシの幼虫による食害をかなり受けており、その部分の樹皮をめくると大小の幼虫4匹を発見、ニワトリのエサにしてやった。幼虫は退治したものの食害は深刻でおそらく枯れてしまうだろう。この木の近くにあった同じ温州ミカンもよく見ると食害を受けており、こちらはまだ軽微なうちに退治できたのでおそらく大丈夫だろう。だいたいカミキリムシにやられる木は決まっているので他の木も調べてゆくと、エゴノキの根本がかなり激しく食害を受けていて悲惨な状況だ。今回食害を発見した木に共通していたのは、いずれも根回りの風通しが良くなかった点だ。温州ミカン2本については根元の雑草が伸びて根回りが見えない状態だったし、エゴノキについては根元に植木鉢やビニールマルチなどを置いていて、それがカミキリムシに好条件を与えてしまっていたようだ。

今回のような食害は過去何度も受けていて、ミカンについてはようやく実がたくさん生るようになったところで枯れてしまうといった繰り返し。本当に悔しくてたまらない。根回りの風通しをしっかり確保するよう普段から心がけていれば、ある程度食害を防ぐことができるかもしれない。

ほんと次から次へといろいろあって退屈しない毎日だ。

2021-09-03

策士、策に溺れる













スガ君突然の退陣ですか、つい昨日まで総裁選に出馬すると息巻いていたのに一体何なんだろうね。ま、彼に続投される可能性はこれで無くなったので、その点については良しとしよう。さて、じゃあ次は誰か、ということだが、不人気のスガ君に代わり衆院選で勝てそうな人を選んでくるのは間違いない。それが誰か?だが、正直誰になろうが本質的なところでは変わらないだろう。与党の腐れ具合は言うに及ばず、対抗勢力の野党もやる気無し・魅力無しで絶望的な状況。自民党なんぞに勝たせたくはないが、かと言って野党に入れたい人は無し。こんな状態だと投票する人が激減するのもよく分かる。良い選択肢が無いことほど不毛なことはない。スガ君の退陣表明で、各派閥間の権力闘争が激しくなるのだろう。そこに国民の姿はない。

今までのやり方ではもうダメなんだ。まずは旧来の政治にまみれた老兵どもを全て斬り捨てよ。未来に対し責任を負える者だけが政治の責を担うべきだ。一刻も早く今の異常な政治を終わらせ、この国を覆うドロドロとした闇を振り払わなければならない。

2021-09-02

在宅勤務もいいものだ













今現在、自分の仕事の内容はもっぱら図面作成などで、これらはPCさえあればどこでもできる。緊急事態宣言も出されていることだし、何より毎日通勤で使っている高速道路がリフレッシュ工事に入り大渋滞を引き起こしているので、わざわざ事務所へ出向くことをやめ在宅勤務に切り替えた。娘たちの学校も長女・次女はオンライン授業、三女はオンラインと登校の交代制、そして今日はたまたま全員が自宅に居てそれぞれの端末で授業を受けたり、作業をしたりと何だか不思議な環境だった。新型コロナ禍がなければこういう状況にはならなかったと思うが、逆に言えば今後こういう状況に陥った場合でも対応する術を学習することができたということだ。

娘たちはオンライン授業でいろいろと出てくる問題点に対して文句を言いつつも、その環境を受け入れ、よりうまく行くように順応していっている。そのスピード感に大人たちがついて行けていないというのが現状で、特にオンライン授業ではうまくできる人とそうでない人との差が顕著に現れる。

結局大人たちも現実を受け入れ変わっていかないと生き残れないということだ。


2021-09-01

いまさらのデジタル庁













デジタル庁なんて命名からも既に胡散臭い感じはしていたが、それがいよいよ本格始動というわけですか。その割には初日からアクセス過多でサーバーがダウンするなど前途多難な様相。そもそもデジタル化について何も知らない人間ほど『デジタル・デジタル』と連呼するものであって、今やオンライン化が標準となっている中でデジタルなんて言っていると、それだけで無知な奴だと思われそうだ。しかもその仕事の最大の目標がマイナンバーカードを健康保険証や免許証などと連携させて利便性を高めることらしいが、そんなことは技術的には簡単だろうに。問題は如何に国民の理解を得るかで、そこがクリアできない以上前に進めないというのならそもそもデジタル庁立ち上げた意味って何よ?と思ってしまう。おそらくは新たな利権を確保するために立ち上げたのが最大の目的であって、その証拠にデジタル庁のスタッフの多くは民間企業出身者というから、これは予算を各社で再分配する枠組みそのものと言っていいだろう。

真に国のオンライン化を進めるなら、台湾のオードリー・タンのようなその道に精通した者を担当者にするのが最も当たり前のことだ。なのに日本ときたら縁故主義丸出しで論功行賞のようにそのポストを与え、花を持たせようとするから当然うまくいくはずがない。そもそも政府が本気でやろうとしているのならそう言った人事になるはずがなく、つまりは国民に対するアピールでしかないのだろう。そのためにまた予算がジャブジャブ注ぎ込まれ、無為に消えてゆく。デジタル庁はおそらく数年で消滅、もしくは別の類似庁として再生する道を歩むだろう。