2021-09-10

タマネギの悩み













この夏は暑さが厳しかったというよりも雨が多かったせいで湿度が高く、その影響でカビの発生がひどかった。保存するため軒下に吊るしてあったタマネギも同様で、ぱっと見は大丈夫そうでも触るとブヨブヨとしており、このままではすぐに腐ってしまうのは間違いない。そこでタマネギを一つ一つ調べて、ブヨブヨするものはその部分を剥き取って洗い、もう一度乾燥させて保存するという手間をかけた。めんどくさい作業ではあるが、これをしないとせっかく収穫したタマネギのほとんどを廃棄せねばならず、それでは如何にももったいなく申し訳ない。この作業をしたところでタマネギが腐るのを遅らせるだけで防ぐことはできないが、空気が乾燥し冷涼な気候となるまで腐らずに持ってくれれば、そのまま冬の間保存できるだろう。だからこの作業の意義は大きい。ただ、年々腐るタマネギの数が増えてきている気がするので、ちょっと心配でもある。原因は気候の変化やタマネギの大きさなどいろいろあるが、やはり一番ダメなのは蒸し暑さだろう。あまりたくさん作っても結局は腐ってしまうので、植え付け数を減らすことも考えている。

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