2019-08-31

8月よ、さらば























今日で8月も終わり。
35℃以上の猛暑日は16日間もあり、それでいて降雨量も平年の130%と、雨が多かったにも関わらず気温も高いという不思議な状況。この結果を見るといかに今夏が厳しかったのかがよく分かる。
夏の暑さは確実に年々上昇しており、また降雨量も増え続けている。これは間違いなく温暖化の影響だろう。今のところこの地方は強烈な台風には襲われていないが、昨夏の9月始めに台風21号が直撃し、屋根瓦が飛ばされたのは記憶に新しい。しばらく台風シーズンが続くので、そんな強烈な台風が再び襲来する可能性もあるわけだ。こればかりは『どうか来ないように』と願うしかない。
各地で続発する浸水被害など、地震以外にも自然災害のリスクは常にあるということだな。

2019-08-30

どんぶらこ























毎日の様に降る雨で増水した川にどんぶらこと流れ来るモノあり、大桃か?と思いきやゴミだった・・
現代の川にはもはや物語を秘めた様なモノは流れて来ないのかもしれない。その代わりに増水するたび大量のゴミが流されてきて、水が引いた後の様を見るとその状況に愕然とする。中には大きなゴミ袋ごと流れ着いているものもあり、これらは明らかに川に投棄されたものなのだ。
川筋で生活している自分たちはこういった有様を毎日の様に見て知っているが、川と無縁の生活をしている人たちはこんな悲惨な現状を全く知らないだろう。
下水の普及と汚水処理場の性能改善などで川の水質は確かに良くなって来ている。しかし河川に流入するゴミはどうだろう?減っているどころか増えているんじゃないだろうか。
水質が改善されているからといって川が綺麗になっているということではない。増水のたびにゴミにまみれるようでは清流とは程遠い。
ゴミをする者のほとんどは大人だ。そんな腐った大人たちを一人でも減らすため、子供の頃からの啓蒙活動を積極的に行うべきだろう。『ちょっとぐらい』の心が川を汚している現状を知る必要がある。

2019-08-29

シャムの流儀























野良シャム猫のアルがだいぶ柔らかくなって、にゃあにゃあと寄ってくる様になっている。特に夜などは餌をねだってベタベタしてくるほど。それでもやはりシャムなので気位は高く気を許さぬ線はしっかりしている。
頭を撫でていても突然噛んできたり爪を立てたりするが、これはゲームのつもり。だがねこれが結構痛いんです。おかげで手首周りは咬み傷引っ掻き傷でぼろぼろ。それでもやっぱかわいいな。

2019-08-28

高校見学私立版























今日は名古屋市内にある私立高校の学校見学の日。
長女に付き添って妻も一緒に学校の授業を参観したが、素晴らしく良かったそうだ。長女は別の教科に参加したが、先生が一方的に教えるのではなく、皆で考えるというやり方が徹底して行われていたそうで、長女をして『ここに通いたい』と思わせるほどの好印象を受けたそうだ。
長女は亡くなった祖母の希望もあってアメリカの大学を目指しているが、そのためには単に進学率の高い高校に入ればいいというものでもなく、高校で何を学び、何をしたかという点がもっとも評価されるため、たとえばセンター試験でいくら良い点を取ってもそれが評価されるわけではない。そのためアメリカの大学を目指すなら根本から考え方を変えないと全く評価されない、もしくは評価のしようがない状態に陥りかねない。
それらを考慮した上での進路選びは複雑で分からないことばかりだが、友人などからの情報を参考に決めてゆくしかない。
とりあえず今日行った高校は長女の中では一押しというから、いい機会を得ることができて良かったと思う。

2019-08-27

なんかダルいです























夕食後、とんでもない眠気に襲われソファでちょっと休んでいたが、その後身体がダルくて仕方がない。おととい次女が夏休み明け初日を体調不良で休んだ時もこんな感じのダルさに襲われていたので、ひょっとしたら自分も同じように発症したのかとも思うが、実際のところどうなのか分からない。ちなみに病院へ行って診察を受けた次女は単なる風邪だったけどね。
ちょうどのこの時期は夏場の疲れが現れる頃で、そういう時だからこそ風邪などを引くリスクが高く気をつけたいところ。おそらく次女の場合も帰国時の移動で疲れていたため、飛行機の中などで風邪をもらってしまったのだろう。
自分ももう手遅れかもしれないが、そういったモノをもらわない様用心せねばな。

2019-08-26

急に秋めいて























何だか急に秋めいて涼しくなって来たよね。
昨夜なんて扇風機かけっぱなしにしといたら夜中に寒くなって目が覚めたくらい。外から吹き込む風も涼しくてタオルケットをすっぽり被ってちょうどいいくらい。少し前まではエアコンつけっぱなしにしてないととても眠れなかったのに、こんなに涼しくなるとはね。今も扇風機だけで十分だ。
外の闇からはいろいろな虫達の鳴き声が聞こえ、夏から秋への移ろいを感じることができる。まだ日中は30℃を超え暑いが、空気はサラリとしていて吹く風も爽やかだ。一時期の発狂しそうなほどの暑さも今となってはずいぶん前の出来事の様に感じさえする。
このまま涼しくなってくれるとありがたいが、そうはいかんのだろね。

2019-08-25

回転寿司の話























晩ご飯はくら寿司に行って来た。
これは帰国した三女のたっての願いでもあって、イクラの軍艦が食べたいと言う。
なぜそんなにイクラが食べたくなったかと言うと、シアトル滞在中に一度は行く『元気寿司』という回転寿司チェーンでのこと、日本と同じ様にイクラの軍艦を注文しようとしたら何と一皿5ドルとなっていた。さすがの妻も5ドルプラス税金とチップ合わせると日本円換算で700円近くもするので『それは日本に帰ってから食べなさい』ということになって、三女は残念な思いをしていたらしい。確かに今、シアトルの物価はべらぼうに高いのでそういったことは結構多い。今日はじいちゃんとばあちゃんも一緒に行って、7人で54皿の6千円ちょっと。この額に妻は『日本は信じられないくらい安い』と驚いていた。そりゃ、日本で生活していればこれくらいが普通だろうが、逆にアメリカと言うかシアトルが何かにつけ高過ぎるのだ。
そんなことはさておいてもイクラの軍艦を3皿注文し、大いに満足した表情の三女が可愛らしかったな。

2019-08-24

地蔵盆の夜空にて


































地蔵盆の今日は町内でも地蔵祭りが行われ、100人以上を集めての大ビンゴ大会となる。次女と三女も参加してビンゴの景品とお菓子をもらって帰って来た。普段の子供会行事には参加しないが、このビンゴ大会だけは出るという子も多いので公民館に入りきれないくらい子供達が集まり大盛況だ。
そのビンゴ大会が終わるとすぐに近所で行われている花火大会へ。
だいぶ秋めいて来た夜空に、ドーン!という音とともに色とりどりの花が開花し、消えてゆく。この儚さに思いしながら見上げる夜空もなかなかのものだよ。

2019-08-23

事故一考























今朝家を出る前、いつもの様に道路交通情報を見ると高速道路が車が横転する事故のため、かなり渋滞している様子だった。これでは高速に乗る意味がないと下道で行くことにしたが、当然同じ様に高速を迂回した車で道は大混雑し、結局ずいぶん時間がかかっての通勤となった。今回事故が起きたのは長く続く直線部分で、どうやったらそんなところで横転事故が起きるのか不思議でならないが、例えば居眠り運転などが原因で何かに接触し、驚いて急ハンドルを切ると車は簡単に横転するだろうが、果たしてそんな状態だったのか。毎日走っているところでの事故なので人ごとではないとは言え、同時に危なっかしい運転をする者を頻繁に見ること思えば、こう言う事故は起こるべくして起きていると言えなくもない。要はそういった事故に巻き込まれないためにはどうしたらいいか?ということだと思う。
こればかりは常にアンテナを張って周囲の情報を集め、対処するという繰り返しじゃないだろうか。漫然と過ごすことが油断を生み、危険を高めていることは間違いない。

2019-08-22

夏休み恒例行事























夏休みの恒例行事といえば登校日を明日に控えた前夜の宿題チェックだ。中学生の長女・次女はもう親の手を必要としないからいいが、小学生の三女の分はしっかりチェックしておかねばならない。宿題のほとんどはアメリカ滞在中に片付けていたのでほぼ答え合わせ程度だが、それでもやり忘れていたり、間違えたところの直しなど結構やることは多い。昨夜遅くに帰国したばかりで時差ボケの残る頭では考えもまとまらず、時間ばかりが過ぎてゆく。それでも何とか全てをチェックし終え、夏休みの課題も持って明日登校できそうだ。ただ明日は朝から雨の予報なんだよね。夏休みの宿題は大きく、雨に濡れると困るため久しぶりの登校は車になりそうだな。
夏休みも長いようであっという間だね。

2019-08-21

妻子帰国























妻と娘達が無事帰国した。
飛行機での長旅はほんと疲れるものだが、娘達も大きくなって体力がついたせいか、今までの様な疲れは見せず、比較的元気なのには驚かされた。ただ、疲れた様子を見せていないだけで確実に疲労は溜まっているので、まずはゆっくり眠るといい。
涼しいシアトルから未だ蒸し暑い日本に帰って来たのだから、明日からは身体的にキツイ日が続くだろう。無理はしないことだな。

2019-08-20

スイカとニワトリ























ニワトリ達が大のスイカ好きだと知っている人は少ないだろう。
もうピークは過ぎたものの、この時期自家栽培のスイカが小ぶりながら幾つも採れ、その中で未熟なものや腐りかけたものなどはダメな部分を切り取って、ニワトリ達に与える様にしている。スイカを小屋に入れるとすぐに集まってきて盛んにつつき始め、みるみるうちに果肉部分を平らげて薄皮一枚を残すのみとなる。その食べっぷりは実に見事なもので、どれだけスイカ好きなのかがそれを見ればよく分かる。
こうやってニワトリがいると、収穫したものの虫食いや部分的な傷みなどで捨てることになっても、それをニワトリ達が食べて卵に変えてくれるのでこれほど素晴らしく頼もしい存在は無い。基本的に我が家の生ゴミはニワトリ行きかコンポスト行きのどちらかなので、ゴミの日に出すこともないし、どこかに溜めておく必要もないので臭いもなく衛生的だ。
そんなニワトリ達をもっとみんなが飼う様になればいいのに・・と思っとるけどね。

2019-08-19

あぶないあぶない























なぜか妻たちの帰国は明日だと思い込んでいて、『さて、何時の到着やったかな・・』ともう一度チケットを調べると『ん!21日と書いてあるやんか』ということで危うく間違って空港まで迎えに行くところだった。
これはちょっとしたことなんだけど、チケットを購入したという妻に『いつ帰国?』と聞くと、妻はシアトルを出る日付の20日と答えたので、それがそのまま頭に刷り込まれてしまい思い込みの原因となってしまった。そんなこともあろうかと妻がちゃんとカレンダーに書き込んでいたし、e-ticketを確認すれば一目瞭然なのだが、その確認作業を怠っていたのでこういう勘違いが起きたのだ。
こんなことを妻に言うとまた『だからチケットのコピーを送ったのに!』と叱られることが目に見えているが、なあに空港に行く前に気付いたので大丈夫さ。一番ダメなのが勘違いして迎えに来ないことだが、おかげさまでそのミスはまだしたことがない。
とにかく何事も確認することは大切だな・・と思った次第。そのちょっとしたことで結構なミスは回避できると思うな。

2019-08-18

警察なんてもの























自分は警察を信じていない。
そりゃいい警官はたくさんいるだろうが、組織としての警察は香港の例を見ての通り、国民を守るためにあるのではなく、政権を守るためにある。法を守るためと書きたかったが、警察なんて自分達の都合のいい様に法を利用しすり抜ける連中なので、実のところ『悪』そのものかもしれない。
中国には今話題の武装警察なるものがあるが、警察のあからさまな姿を現している点では分かりやすいと思う。
市民を守るべき存在であるはずの警察が武装していない者を執拗に警棒で殴りつけ、容赦無く催涙弾を発射する。今現在香港で展開されている状況はどこにでも起こり得ることだし、実際安保闘争中の日本では普通にあったことだ。
自分は自衛隊員や消防士になっても警官にだけはならないと子供の頃から決めていた。憧れもなかったし、ただ、なりたくないと思っていたが、それは何となく強圧的な日頃の態度を見てそう感じていたのかもしれない。
命令のままに無辜の市民を殴りつける行為は治安維持を騙った悪そのものであり、警察であってもその罪は厳しく罰せられなければならない。

2019-08-17

鮎の日























今日は我が家族の年に一度の鮎の日。
根尾川沿いの料理屋で鮎のコース料理を食べるというものだが、これがすでに我が家族の盆中行事となっている。鮎は普段からスーパーなどで売られているが、異様な太り方をした養殖鮎を買って食べようとは思わないので、実質年に一度のこの日しか鮎を食べない。
鮎のお造りや塩焼き、田楽にフライ、雑炊など計7品目のコースは実に美味く、特に鮎ではないものの酢味噌で食べる鯉の洗いが最高に美味く、僕のお気に入りだ。
子供達が大きくなるにつれ、こうやって皆で集まる機会が減りつつあるので、こういう場は今後も大切にしていきたいな。

2019-08-16

台風去りて























夜中は雨風ともに結構激しかったが、庭や畑の様子を見る限り目立った被害は出ていなかった。被害が抑えられたのは雨の降りだしが思ったよりも遅かったこと、雨量も庭のバケツ雨量計で見る限り100〜150mm程度で済んだことなどが原因だと思う。
被害が出るときは大雨が降って地盤が緩んだところに強風が吹いてなぎ倒されるパターンが多いが、今回は全然雨が降らず地盤がカラカラのカンカンに乾ききっていたところに雨が降ったためあっという間に浸透し、雨量も地盤を緩ませるほども降らなかったので根がしっかり土を掴み、倒れる等の被害を免れたのだと思う。
今回は助かったが、このまま台風シーズンを終えることはないだろう。恐れているのは昨夏の様な強力な台風に再び見舞われることだ。こればかりは運なので何とも言えないが、そんな台風に襲われることを前提としてこの夏を乗り切っていこうと思っている。

2019-08-15

終戦の日























終戦の日の今日、西日本は台風10号の直撃に見舞われ、台風中心から遠いこの辺りでも相当な風が吹いている。ここでこの状況なら暴風圏内はさぞかし厳しい状況だろう。
日中を通して風は強いが、雨は意外にあまり降らず夕方になってザーッと強い通り雨が降ったくらいだ。ただ今後は台風の外縁にある大きな雨雲の塊が次々とかかってくるので、こちらでもかなりの雨量になることと思う。ここしばらくまともな雨が全く降らず、畑に限らずどこもかしこもカラカラに乾いているのでちょうど良い恵みの雨となるだろう。
そうなると雑草もまたぞろ一気に伸びるので、あえてこの雨の前に草刈りはしなかったのだ。なので次の週末は草刈り三昧のハードな休日になる予定。

去年の終戦の日に比べ世界状況は確実に悪化している。過去の大戦前夜もこんな状況ではなかったのか?と思うと危機感が募る。当時と全く環境は違うが、不寛容及び至上主義が台頭する時代背景はファシストの台頭のそれに近い。何かを排斥するその誘惑は多くの支持を得るだろうが、その先にあるものは憎悪と報復の連鎖に他ならず、結局のところ失うものしかない。しかし悲しいかな人は同じ過ちを何度も繰り返し、その度におびただしい血が流れている。
個人にできることは限られているが、それぞれの人がその言動や行動の意味をもう一度見直すことができるならば、この世の不幸を少しは減らせるのではないかと願っている。

2019-08-14

台風10号























台風北上中。
この辺り、若干風は強くなりつつあるものの雨も降っておらず、台風の影響はまだ限定的と言える。今後台風が四国に上陸し北東よりの方角に進んだ場合、暴風圏にギリギリ入るか入らないかの境くらいになる予報。ただ、予報円に関係なく台風本体に近ければ近いほど風は強まるので、仮に暴風圏に入らなくても相当の風が吹くはずだ。
その強風対策として家の周辺と畑にはできるだけのことをしておいたが、そうは言っても風は弱いに越したことはない。台風の風はほぼ南東方面から吹いてくるので特にその風向きを意識した養生をしておいた。
あとは大きな被害無く台風が通過するのを願うのみだな。

2019-08-13

危機意識の欠如























今日も香港国際空港を封鎖に追い込んだデモに関するニュースが多く流れたが、その論調は概ね『このままでは中国政府が黙っていないだろう』という、バカみたいに当たり前のことだけを淡々と流しており、デモ参加者のコメントを流すシーンを自分は見ることが出来なかった。それどころか今日も空港にいる観光客にコメントを求め、欲しいコメントだけを流すという低レベル振りにはほんとヘドが出る。
身の危険を冒してまでなぜ香港の若者たちがデモに参加するのか?それを真っ当に取り上げた大手メディアがあるだろうか?彼らは当然観光客に迷惑をかけたいとは思っていない。しかし、いま踏ん張らねばこの先の何十年、さらには子や孫の世代まであらゆる自由を制限され、絶えず検閲を受ける様な暗黒の時代が来ると確信しているため抵抗しているのだ。それに対し、連帯を示すわけでもなく『観光客が困っています』なんて流すメディアの愚かしさは反面、我々の姿を写す鏡でもある。自然災害に対する危機意識は持っていても、世界情勢に対する危機意識は極めて希薄で、関心も低い。こんな国にもし何事か起これば・・と考えるとゾッとするよ。

2019-08-12

香港心配























香港市民による抗議行動が国際空港に及び、空港の閉鎖という事態に至っている。
ニュースでは日本人観光客が『観光客にまで害が及ぶのはどうかと・・』なんて言っていたが、このタイミングでそんな覚悟も無しに観光に行っていたお前がバカなのだ、と言いたいね。ほんと日本人の平和ボケもここまでくるとバカレベルだ。
気になるのは中国の報道官の言動が徐々にきな臭くなって来ていることだ。今日は抗議活動に対し、『テロ』という表現も使い始めた。これは人民解放軍が香港侵攻を開始する秒読み段階に入ったのではないか、と気が気でならない。中国政府の自作自演であれ、何事かが起こればそれを口実に一気に侵攻するつもりなのは明白だ。
現状、米中が貿易戦争をして鋭く対立しているとはいえ、トランプはオバマと違い人道に関しては興味が無い様で、中国政府が香港をカードに貿易交渉で大幅譲歩すればトランプのこと、あっさり香港を見捨てるかもしれない。
一方の元宗主国イギリスはブレグジット問題で国自体が混乱しており、香港の地位に関して介入はするだろうが以前の様な力も無く、口先介入にとどまる可能性が高い。香港問題が国連に提起されても中国には拒否権があることだし、ロシアがクリミアを併合した時の様に軽い経済制裁でうやむやにされてしまうだろう。
おそらく今は中国政府がトランプの出方を推し量っているところではないかと思う。言うなれば機が熟すのを待っている状態で、香港は厳しい局面を迎えている。
ただ、トランプが中国と徹底的に対抗する、要するに中国を叩き潰すつもりならば、中国も容易には香港に手を出せないだろう。
あんな狂人に香港の命運がかかっているなんて、悪夢としか言いようがない。

2019-08-11

続トマトソース作り























昨日に引き続き今日も暑いさなかにトマトソース作りを敢行した。作った内容は昨日と全く同じだが、今日はトマトの種類をちょっと変えてみた。昨日は大玉トマトだったのに対し、今日は中玉トマトで主にトマトジュース用のものを使ってみた。トマトジュース用のものは生食用と比べ皮が固いが、湯通しした時はこっちの方が皮をむきやすく作業効率はいい。そして出来上がったソースはというとこれまためちゃうまで、スパゲティを美味しくいただくことができた。今回はちょっと量を多く作り過ぎたので冷凍庫がすぐにいっぱいになってしまったが、トマトソースは何にでも使えるので妻は大喜びしているらしい。
おそらく今期分のトマトソース作りは今回で終わりだろうが、トマトの出来がそんなによくない中でもこれだけの量のソースを作ることができたのは嬉しかった。来季は今季の経験を踏まえさらに良いものを作りたいと思う。

2019-08-10

トマトソースを作ったよ























今年のトマトは猛暑の影響か次々と枯れてゆき、当初の4分の1ほどしか生き残っていない。収量も多くはないが今は家に一人なので余剰トマトでトマトソースを作ることにした。
自分の作るトマトソースはあくまでもベースとして使用するため、トマト・玉ねぎ・ニンニク・バジル・塩コショウのみしか使わない。トマトに切れ込みを入れ、湯通しして皮をむき、ざく切りにして他の材料と合わせて煮込むだけ。実にシンプルだが、このソースでスパゲティを食べると超絶な美味さだ。今年はトマトの熟し方があまりよくないので味の深みはイマイチだが、それでもじゅうぶんな出来だ。
今日は超大玉トマトでソースを作ったが。明日は中玉トマトで再チャレンジする。
冷凍庫にトマトソースの在庫があると、とても幸せな気分になれるんだよね。

2019-08-09

長崎忌























今日、長崎の鐘は澄んだ青空に響き渡ったが、その心に耳を傾ける核保有国の首脳は一体どれだけいるのだろうか・・
アメリカの暴虐トランプは言うに及ばず、兵器としての核に固執する連中はもはや駆け引きのカードとして核兵器を捉えていない様だ。いくら日本が広島や長崎の惨禍を訴えようが、『戦争を起こした連中の末路はそんなもんだ』と言わんばかりで一顧だにしない。
未来の『戦後』を扱った映画やアニメは数多く作られているが、その多くが核戦争後とされているところに不気味さを感じてならない。それらに対して『こうはならないはずだ』と言い切れる人がいるだろうか?逆にこの未来の仮想現実をすんなり受け入れる人の方が圧倒的に多いのではないだろうか。みな潜在的に『人間は愚かだからいつかこういった事態を引き起こしてしまうはずだ』と思っている証拠だろう。であればこそ最悪の事態を防ぐために核廃絶を成し遂げねばならぬのだ。
これはアメリカで銃の所持禁止を実現するのと同じくらい難しいことだが、銃を無くせば確実に銃による死亡者を減らすことができる。それと同じで核攻撃を防ぐには核をなくすしかない。自分はそう信じている。

2019-08-08

新たな火種























日韓の関係が悪化し、米中が貿易・金融戦争を展開、さらにはアメリカとイランとの対立が先鋭化している中、それらとは段違いの危険度で紛争が勃発しそうなのがジャム・カシミール州問題だ。現在ジャム・カシミール州を実行支配しているのはインドだが、その住民の大多数はイスラム教徒であり、インド・パキスタンの独立当時より血で血を洗う武力闘争が繰り広げられてきたところでもある。そのカシミールで今まで住民に認められてきた自治権をインド政府が突如剥奪し、あろうことか政治運動家たちを何百人も逮捕しているという。当然これに対してパキスタンは激しく反応しお互いの大使を召還する事態となっている。
カシミールでの両国の武力衝突は今までも頻繁に起きていて、その度に事態がエスカレートしないところで折り合ってきた経緯があるが、今回はインド側の出方が今までになく厳しいため、それに呼応する様にパキスタンも強く対応してくると思う。ここで怖いのが両国が核保有国であり、核の実際の怖さを何も知らずにそれぞれが核を誇っているところだ。
他の国ならばギリギリのところで核の使用を回避できる気がするが、インド・パキスタン両国の場合意地の張り合いからあっさりと核を発射しそうで、イランなんかよりもよっぽどこちらの方が危険と思うけどね。

2019-08-07

なぜゆくのか?























あさ、Jackieの散歩の折よく見かける光景がある。
それはミミズが道路を這う姿だ。朝6時前といってもこの時期すでにアスファルトには容赦なく日が照りつけ路面はかなり熱いはずだ。そこをミミズが這って何処かへ行こうとしているのだ。当然そんな熱いアスファルトの上で長く持つわけはないので大半のものは途中で干からびて死んでしまう。そんな危険を冒してまでミミズたちは何を求めて這い出てくるのだろう。
草むらの中にいれば適度に湿っていて快適なはずなのに、どんな衝動がミミズたちを突き動かしているのか?それを知りたいと思う。合理的な考え方としては天敵のモグラなどから逃れるために這い出してきたということも十分あり得るが、それにしてはいたるところでミミズが這っているので辻褄が合わない。どんな理由にしろ自らの死を賭しての行動にミミズとはいえ『大したものだな・・』と思わずにはいられない。またそう思う自分を省みずにはいられない。

2019-08-06

原爆忌























今年もこの日を迎えた。
核兵器廃絶を希求する声は市民の間で広く共感されているにも関わらず、世界を見渡せば明らかに後退し、新たなる軍拡競争が勃発しようとしている。これらはひとえにトランプの横暴から引き起こされたことであり、何かの策であったとしても現状悪化の一途をたどっている。各国の施政者達は核戦力を交渉のカードとして認識している様だが、果たしてどれくらいの人間が核の破滅的本質を理解しているのだろうか?
真に理解しているなら火遊び的な言動はできないはずだが、そんなのはおかまないなしに言いたいことを言い放つという風潮がどこも強まりつつある。その行き着く先を考えると空恐ろしいが、人々の良心がそれを抑え込む日がいつか来ると信じたい。いや、そうせねばならぬ。

2019-08-05

長女離日























長女がニューヨークに向け飛び立った。
今までにも何度か一人で飛んだことはあるが、それは航空会社のサポートを受けてのこと。今回はサポート無しで飛ぶことになる。ANAのチェックインカウンターでは未成年者の単独でのアメリカ入国にイミグレーションが口を挟むのを防ぐために、親の同意書なるものを書かされた。そんなものを見せよという可能性は低いが念のためということ。
ニューヨークで妻らと合流して一泊し、次の日にはカナダのトロントへ向け飛び立つというハードスケジュール。飛行機が苦手な長女だけに16時間のフライトの次の日にまた飛ぶなんてかわいそうだが、今回はちょっと仕方がないな。
いま、長女が居なくなってひとりぼっちになり、その孤独感に苛まれている。長女が居なくなったことでこんなに寂しくなるなんて自分でも驚いているくらいだ。
今回は亡くなった叔母さんの葬式に参列して帰国するので、訪問期間はかなり短い。それでも酷暑のこの地から逃げることができてホッとするんじゃないかな。
まずは無事に着くことを祈っている。

2019-08-04

長女渡米を明日に控えて























明日長女が一人で渡米する。
それを前にしての銃乱射事件。特にテキサスの件はアメリカのどこにでもあるモールで起こったことだけに長女が不安がるのも無理はない。食料品以外の買い物に行く際は必ずこういったモールに行くから、そこがたまたま狙われれば惨事を免れない。
今回の件はバカトランプの移民排斥発言がもたらしたのは間違い無く、本来国を束ねるべき立場の人間が己の権力保持のため人種間対立を煽り利用しているのがそもそもの始まりだ。今後も同様の事件が繰り返され、対立が先鋭化するのは目に見えている。日韓の対立の様に一度火がついてしまったらなかなか治めることができないのだ。
そして相変わらずアメリカはこんな事件が頻発しても、銃の所持を個人の自由として規制しようとしない。いったいあと何人犠牲になれば銃の溢れる社会を変えようとするのだろう。
そんな銃社会へ子供を送り出すことは不安なことだよ。

2019-08-03

大花火大会























例年この時期はひとりぼっちなので花火を見に行ってもいまいち楽しめず、次第に行かなくなっていたが、今年は高校見学の都合で居残っている長女が『見に行きたい』というので、30分ほど自転車を走らせて長良川の堤防から『これでもか!』と打ち上げられる花火を十分堪能した。この暑さの中あまり混雑しているところで見るのは辛そうなので、距離はだいぶ離れているが人がまばらな堤防上を選んだが、川筋を通る風が涼やかで気持ちよく、自転車で汗だくになった身体にはちょうど良い心地だった。
長女もこれだけの規模の花火大会は初めてだったので、打ち上げられる花火の数に圧倒され、とても喜んでいた。夏休みに渡米さえしなければ毎年この花火大会を見れるが、そういうわけにもいかないので今回はちょうど良い機会だった。
長女と二人で自転車に乗って出かけることなど、この先ほとんど無いだろう。そういう意味からしても今日の花火大会は二人にとって良い思い出になったよ。

2019-08-02

赤子























先月末に生まれた姪っ子の長女に会ってきた。
すやすやとよく眠っていた赤ちゃんは可愛らしく、その手のなんと小さきことか。
姪っ子はとても元気で相変わらずあっけらかんとしており安心した。やはり若いと体力もあってそんなに疲労感を感じさせなかった。出産中のことを明るく語る姪っ子は22歳ながらとても頼もしく見え、出産を終えたことで肝が座ったような感じさえ受けた。ただ、今後のことについては母親や祖母の助けを前提で話しているので、この辺はちっとも変わっとらんな・・と思う次第。
しかし赤ちゃんがその場に居ることで、雰囲気がこうも明るくなるものかと感心する。
赤ちゃんを見つめると皆の表情が和らぎ、赤ちゃん中心の世界が展開してゆく。
おっぱいをよく飲み、たくさん寝て、すくすく育つことを願いたい。

2019-08-01

38℃!























いよいよ大台に乗ってきた。
あまりの暑さに先日植えたキュウリの苗の数本がとろける様に枯れ、トマトも5本立ち枯れていた。キュウリは苗だからまだしもトマトなんて大きな青い実がたわわになっているのに枯れてしまうのだからダメージが大きい。恐らくは高温で根元が蒸れ、それが原因で枯れたと思う。
明日も今日と同等もしくはそれ以上の気温が予想されている。
もはや生き残らねばならない領域とも言える。