2010-03-31

強欲なる哉


明日になれば自分の携帯を違約金無しに他社へ乗り換えることができる。乗り換え先はiPhoneと考えているが、ネットもメールもほとんど使わない自分にとっては宝の持ち腐れになりそうだ。しかもさまざまな割引プランを利用しても使用量はまだまだ高い。そこで今のケータイをもう少し延長して乗り換え時期を遅らせようと考えauに電話すると、違約金が発生しないような契約内容に変更すると、月々の基本使用料が倍額になると言うやんけ!首に枷をかけるような割引プランを選ぶと基本使用料が半額になるが、2年以内の途中解約は違約金支払いを求めると言うのだ。既に5年もこのケータイを使っておるというのに結局客には何の特にもならないということ。
アホらしくなったのでiPhoneにしなくてもauとはオサラバすると心に決めたわさ。次はホワイトプランだな。
とにかく電話会社の強欲振りには辟易する。もっとwifi phoneが普及してくれるとありがたい。そうなったら皆でSkypeを使えばいいしね。

2010-03-30

気がつけば夜明け


徹夜をしたのは何年振りのことだろう。
客先から31日中に提出せよ!との無理難題を突きつけられ、その応援部隊として参戦していたが、まさか徹夜までせんといかんとはね・・まあ、次の日の午前中に用事があって作業を続けれないからという事情はあるものの、この作業全体に対して空しさが漂うのはなぜだろうか?
今回のケースで言えばこちら側の対応の拙さが目立ったため、カードは常に客先に握られており挽回できず向こうのペースに引っ張り回されたという悪循環があったのは否めない。しかし、巧くやる方法はあったはず。この検証が次回成功の鍵となる。

2010-03-29

心なき者よ


Jackieを連れての散歩コースは毎朝同じ堤防沿いと決まっているが、ここひと月ばかりの間毎週末ごとに堤防にゴミを不法投棄してゆく不届き者がいる。それもゴミ袋の1つ2つではなく、段ボール箱いっぱいのゴミだったり、座布団だったり布団だったりと、回を重ねてゆくごとにエスカレートしてゆく状況だ。一部のゴミは堤防の片から川へ落ちてあるものは流され、あるものは散乱しているような惨状で見る度に心が痛む。その不法投棄場所は長女の同級生の家の前でもあり、先日の町内会の会合の折、その家の主人である爺様にゴミのことを聞いてみたら案の定爺様怒り心頭で、自治会長に訴えてあるという。しかしだ、僕が思うに自治会長ではゴミの始末など事後処理をするのみで、例えば犯人を待ち伏せしたり不法投棄をさせないような策を練るなどまではしないだろう。これは警察に頼っても同じこと。やはりここ数週間連続して日曜の夜に投棄していることから、ここはやはり待ち伏せ作戦がいいと個人的には思っているが、人様の家の前で勝手に臥せっている訳にもいかず歯がゆい次第。すぐ近くにレオパレスがあり、ここの住人が怪しいとも思うが、捨てられているゴミの内容をみるとレオパレスの住民のものとは違うようにも見える。いずれにせよ万死に値する行為であることには違いなく、そんな輩は取っ捕まえて簀巻きにして河川敷に転がしておくか、一年間ひたすらゴミ拾いだけをする社会罰を科してやればよい。
しかし、いつになってもなぜそんな人間はなくならないのだろうか?

2010-03-28

フロンティア精神?


疲労困憊。

妻と義母、子供達は朝早くから名古屋で行われる外国人ママさん達のEaster partyに出かけ、僕は一人居残ってひたすら隣の空き地の開墾に明け暮れる。以前開墾した分だけでいったんは満足していたものの、あれもこれも植えて試したいという欲望とも好奇心とも言える衝動に突き動かされて、剣先スコップで土を起こし、備中鍬で砕いてゆく。
今まで何度も繰り返して来たが、何度やっても開墾ほど骨の折れる仕事は無い。土の中には様々なものが混入しており、それが有機物だったらまだいいがビニール類やプラスチック類のゴミも多く、加えてコンクリートブロック片や石などがスコップや鍬を跳ね返し、その都度それらを除去しながらの作業なのでなかなか効率よく進まない。それでもなんとか予定の範囲だけは耕し終え、苦土石灰を撒いて本日の作業は終了した。次の週末は同じ場所に牛糞堆肥を撒き土作りを行う予定だ。そしてここにピーマンやナス、唐辛子を植えるのだ。

2010-03-27

Easter party


今日は妻の英語教室でイースターパーティーを行い、親子そろってイースターエッグを作ったり、庭の隅々に隠したイースターエッグを見つけ出すイースターエッグハントをしたりと、子供たちは大喜び。中でも1つだけしか無い金の大タマゴを見つけた子の勝ち誇った喜び様ときたら!
最近の子供達は小学生にもなっていないというのに、様々な習い事などで大人より多忙なほど。妻のクラスに通う子供達の中には週5日も習い事をしている子がいて、その子の場合は習い事が好きなので特別かも知れないが、やはり子供(大人にも!)には遊びが必要だ。いつも妻のクラスが終わった後は、皆が庭や堤防に出て思いっきり遊んでゆく。タンポポを摘んだり、てんとう虫を見つけたりと、子供達はそれぞれが自分の遊びを見つけて輝いている。子供達の様子を見ていた僕に、ある女の子が二輪のタンポポをくれた。なんていい笑顔なんだろう。
スキルアップのための習い事も確かに子供達の将来のためには必要なのかも知れないが、こうやって思いっきり遊ぶ時間の方がずっと心に残るだろう。
英語だけでなく、そんな場を提供できるクラスであろうと思う。

2010-03-26

寒さ再来


暖かくなると思いきや寒さぶり返し、北西風が強く吹き付ける昨今。今月初めに植え付けたジャガイモの芽がようやっと3つ4つ出始めた矢先のこの寒さ。明朝の予想気温は1℃にて、霜が降りる可能性が大のため出始めたばかりの芽に軽く土をかけて、気持ちばかりの遅霜対策を行う。夜の10時頃だと言うのに畑に出て何かをやっとる姿はさぞかし異様だろう。なにせジャガイモを作るのは今回が始めてのため、案配がよく分からんのだよね。1人目の子供に接するのと同じように神経質になりがちなのかも知れない。でもまあこれも始めだけ。暖かくなったらジャガイモの成長力に任せてほかっておくとしよう。

2010-03-25

お告げ?


見た夢ははっきり憶えている方で、昨夜はなんでそんな夢を見たのか分からないが、車をぶつけた夢を見た。どこかの駐車場から出る際に猛烈にバックして、ドカン!と後方にいた車にぶつかったのだ。しかもその際に『こんな勢いでバックしたら、後方の車にぶつかるかも知れん』と予想しながらも、案の定ぶつけてしまったというお粗末な成り行き。しかもぶつかった相手の車が日産のプリメーラとはっきり憶えているのだから気味が悪い。なんでプリメーラなのか関連性は全く分からず、脳の不思議な活動に感心するばかり。
車をぶつけたショックでいつもより早く目が覚めてしまい、中途半端な睡眠になってしまった。幸い夢で済んだからよかったものの、そのあまりのリアルさに何かのお告げかも・・と、いつもより警戒しながら車を運転したが、いまのところ何も起きていないがな・・

2010-03-24

義母来日


義母が来日した。
今回は次女の入園式に参加するのが主な目的だが、毎年この季節に訪日するのは恒例行事でもある。
義母は70歳というのに驚くほど元気で、10時間の飛行機の旅も全く苦にせず、我が家に着くとさっそく孫たちを抱きしめて本を読んであげていた。孫たちが寝付いた後はスコッチを片手に妻と大笑いしながらリラックスした時間を過ごしているようだ。こう言うとなんか変だが、会う度に若返っているような気がして、今日も『すごいな・・』と、感心した次第。それだけ今の生活が充実しているんだろうね。妻の祖母、つまり義母のお母さんもシアトルに健在で、97歳というのにこちらも元気ということだ。
久しぶりにGrand-Momに会えて子供達も大はしゃぎ。しばらくはにぎやかになるな。

2010-03-23

思い上がった者どもよ!


名古屋市の河村さんと議会とのごたごたは、見ていると議会側の傲慢振りが目に余って、他の市のことながら腹立たしさがこみ上げてくる。ある議員は1600万を越える議員の報酬が半分に減らされたら、それでも議員をやろうという人間がいると思いますか?とほざいていたな。これほど傲慢でヤツらの素性を表している言葉は無いだろう。もし自分だったら四分の一の報酬でも議員をやってもよいぞ。そんな人は大勢いるはずだ。
例えばアメリカでは妻に調べてみてもらったところ、全米2番目に高い報酬のシアトル市の市議で年間940万円(1ドル=90円で計算)。1番高いロサンゼルスでも1350万円だ。ニューヨーク市だとちょうど河村さんが提唱している額に近い810万円となる。さらにはシアトル市のあるワシントン州の州議会議員報酬となると、驚くべきことに350万円にも満たない額だ。なんせ州知事の報酬でさえ1360万円しかないのだから、いかに名古屋市市議がたっぷりもらっているかがよく分かる。アメリカにおいて議員とは名誉職的な意味合いがあるので、その報酬を目当てに議員になろうと考える人はほとんどいないだろう。市や州によってはほとんどボランティアのような手当でやっている人もいると言う。それと引き換え名古屋市議の発言は、いかに彼らが役立たずで無駄な存在かを自ら証明しているようなものだ。ある議員は言う『半分の定員でいいと言う根拠は何か?』と。では『今の人数でないといけないと言う根拠はどこにある?』と切り返してやりたい。まったく愚かな連中だよ。

2010-03-22

カリン酒の効能


我が家では子供達の水疱瘡からずっと何らかのウイルスが潜伏しているようで、喉が痛かったり身体がだるかったりと、風邪の初期のような症状が妻と僕の間で行ったり来たりしながら続いている。そして今日は僕の喉がいがらっぽく、午後からは痛みも出て来たため、ばあちゃんが作ってくれた平成9年もののカリン酒を飲んだまではよかったが、グラスにちょこっと飲んだだけなのに眠たくなってしまい、妻には大いに笑われてしまった。普段全く酒を飲まんと僅かの酒でも結構効くもんだね。でもそのおかげでたっぷり寝れたのだからよかったよかった。
ばあちゃんに感謝。

2010-03-21

春霞の朝


昨夜の強風、そして今朝の黄砂。
視界は霞み、すぐそこの看板さえも見にくいくらいのひどさだ。車は無惨にも白い斑点で覆われ、砂が雨で流れ溜まった所は黄色というよりも錆色に近い褐色を帯び、遥か何千キロ彼方の乾いた大地を想わせる。
喉がいがらっぽくなるこの現象も、昼頃までには強風に吹き飛ばされていつの間にか消え去っていた。その後も時折雨がぱらつくはっきりしない天気の中、先週訪れた牛舎に向かい牛糞堆肥を分けてもらう。ここで新たに分かったのは牛舎の主人が軽トラでも牛糞堆肥の配達をやっていて、驚いたことに軽トラ一杯配達料込みで千円ぽっきり!ということだ。ならば僕が出向いてわざわざ袋詰めしなくとも、ほぼ同じ値段で運んでもらえるということになる。いやむしろ軽トラの荷台一杯の方が袋詰めよりもずっとお得だろうな。ということで今度からは配達をお願いすることにした。

2010-03-20

そして緑へ


夜になっても空気はなま暖かく、気温は18℃もある。ああ、今ちょうど雨が降り出したようだ。今日はこの雨を見越してベビーキャロットとインゲンの種を蒔いたので、まさに恵みの雨。だんだん気温が上がって来ているおかげで、簡易ビニールハウスの中に置いたズッキーニ・トマト・キュウリのが芽を出し始めている。
草花や木々が緑を回復し、その生命力を一気に開花させてゆくこの時期は、それを毎日眺め、手に取り、そして食している我が身も何やら身体の節々が油を注されたように潤滑に動き出し、気持ちもそわそわし始める。
晴れの朝、雨戸をガラリと開けると目に白い光が差し込み、『さあ、やるぞ!』と何の目的も無いのに気合いが入る。
さて明日はどうだろう?曇りでもいいから雨が降らないことを祈るとするか。

2010-03-19

否決


ワシントン条約締約国会議で大西洋・地中海産クロマグロの国際取引禁止案が否決されたニュースには驚かされた。事前情報ではEU諸国やアメリカの賛成により、採択されるのはほぼ確実と見られていたからだ。この取引禁止案に日本は強く反対していたので、否決され喜ぶ人々の様子も流されたが『これでマグロをじゃんじゃん食べられるのでうれしい』なんて言う輩はミンチにしてマグロに喰わせてしまえばよい。
今回はうまく潮目が変わり策が成功したが、これで日本はマグロの資源数に対して大きな責任を負わされることになった。いくら日本が漁獲量を厳しく規制し資源の枯渇に留意しても、他の国では規制漁獲量を無視した乱獲が繰り返され、そのほとんどが日本に流れ込んでいる。そんな状況で『日本は資源数の管理を徹底して来た』と言った所で、『とどのつまりは喰っているのはお前たちだろ?』と言われれば返す言葉も無い。そしてもしクロマグロが絶滅しようものなら、『日本人が喰い尽くした』と非難されるだろう。
もう、禁止案が否決されたと喜んでいるような状況ではないのだ。

2010-03-18

奇妙な話


友人は市の運営する市民農園の一区画を借りて野菜作りに精を出している。お互い畑をやる者同士何を植えただの、何の種を蒔いたなどと畑ネタの話は尽きないが、たまたま牛糞堆肥について話していたおり彼が言うには『今は土作りをしても無駄になっちゃうからだめなんだ』と言う。事情を聞くと今彼が借りている市民農園の中の各区画をもう一度設定し直すことになったらしい。なので今土作りをしてもすぐに他の区画への移動を余儀なくされる可能性が強く、まるで人のために土を作っていることになりかねない状況。
なぜそんなことをするかと言うと、どうやら区画の配分に異を唱える者が居るようで、畑の場所をローテーションで回してゆくことになったそうなのだ。しかし土作りから無農薬で取り組んで来た人にとっては迷惑千万な話で、せっかく自分が作り上げて来た畑をみすみす手放すことになってしまう。人によっては農薬をばんばんに使ったり、化成肥料にだけ頼る人も居るのでなおさら無農薬・有機栽培にこだわって来た人はむなしさを感じるだろう。この辺りの対応もいかにもお役所的で、何が公平なのか全く分からずやっているだけのこと。
人様の畑の方が良く見えるのは至極当然で、そんなことにつき合っていちゃあキリがないよな。

2010-03-17

水中のエイリアン


我が家の庭には昨年の夏から大小二つの火鉢が置いてあり、ホテイアオイなどの水草とともに娘たちが表の川で捕まえたメダカを何匹か入れ面倒を見ている。寒さが厳しい時は厚い氷が張りメダカたちの姿を見ることが出来なかったが、だんだん暖かくなってくると餌を撒くや水面に出て来て盛んに餌を突っついている。ところが大きい火鉢の方は10匹程度のメダカが見られるのに、小さい方は餌を撒いても一向に姿を見せない。冬の間も数匹が生き延びているのを確認していたので『おかしいな・・』と思っていたのだ。そして先日、再び蘇りつつあるホテイアオイを観察しようと水の中から引き上げてみると、その長く垂れた根の陰に何やら潜んでいる。つまみ上げてみると体長4cm以上もある大ヤゴだった。この大きさだったらおそらくギンヤンマかオニヤンマのヤゴだろう。その姿をよく観察していると、どうみてもエイリアンにしか見えない不気味さを持っている。こんなものがもし巨大な体躯をしていたら、なんと恐ろしいことか!
そして分かったのだ、メダカが姿を消した訳が・・こやつが全部喰いおったのだ。
これも学習と、娘たちに事情を説明してもう一度火鉢の中に戻してやり、そしてヤゴがトンボとして飛び立つ日を待つことにした。無事飛び立つ頃になればメダカも川に戻ってくるだろう。そうしたらまた娘たちとメダカ獲りにいくとしよう。

※調べてみたら、ギンヤンマのヤゴらしい。

2010-03-16

クロマグロパニック


アメリカのメディアに於ける一連のトヨタ騒動もアホらしいが、クロマグロ騒動はさらにタワケたことだ。メディアは相変わらず『クロマグロの国際取引が禁止になったらどうですか?』と、あらかじめ答えが用意された質問を繰り返し、まんまと筋書き通りに答えてくれた善良な市民の様子を繰り返し報道している。そうやって国民の意思をワシントン条約締結反対にリードしようとしているは明らかだ。しかし、客観的に見ればクロマグロの生息数がここ近年激減しているのは確かだし、回転寿しの普及で一人当たりのクロマグロ消費量がぐっと伸びているのも事実だ。だって子供の頃なんてマグロを食べること自体が稀(我が家では)だったからね。その頃と比べてマグロが安くなったと誰もが感じていることだろう。それだけ大量に漁獲されているということで、いくら畜養マグロが増えたと言っても畜養自体マグロの幼魚を乱獲するものだから、魚体数が回復する要素はどれ一つとしてない。そうなれば漁獲禁止措置に踏み切ろうとするのは当然の結果だし、資源を守る面から言っても当然のことだ。その点でいくら日本が数カ国を仲間に率いれて反対しようが、所詮大義名分もなく勝ち目は無い。
ここはアンチ西洋諸国というような感情的な意見にとらわれず、冷静に物事を判断して手を打たねばいけないが、果たして今の日本にそれだけの器があるだろうか?無いな。
このクロマグロのことについてもそうだが、なぜ日本はこれほど先手を打つということが出来ない国なのだろう?大抵の場合こうなると予想できたにもかかわらず先送りして切羽詰まってしまう。そこをまんまとやられてしまうというのを何度繰り返して来たことか。根本的に視野が狭いんだろうな。

2010-03-15

アレルギー検査


この春から次女が長女と同じ幼稚園に通う。そこで問題になるのが給食だ。次女には食物アレルギーがあり命に関わるほど深刻ではないものの、物によっては顔が赤く腫れ強いかゆみを伴うものもある。ただ、今まで数回アレルギー反応検査をしてきた結果を見ると、年齢とともにあるものは消え、あるものは反応レベルが下がって来ている。そこで幼稚園入学前にもう一度アレルギー反応のある主だった食品について検査してみようと朝から病院へ。
今までは同市内の国公立大学病院へ行っていたのが、今回予約を取ろうと電話すると『前回診察されてから一年以上経つので予約はお取りできません。それと前回使用した紹介状も有効切れとなりますので、新たな紹介状の無い方は初診料プラス4700円頂戴致します』と来たもんだ。
税金で運営されているはずの国公立大学でこのようなぼったくりは全く許せない。しかも一年以上あけてから再検査するという方針は医者が言い出したことだぞ!頭に来たので大学病院(実際レベル的に大したことない)とはオサラバし、近所のかかりつけの病院で検査することにした。だって、ただ血液を採取して検査ラボに送るのはどこでも一緒だからね。
今日の結果が分かるのは1〜2週間後。どうかアレルギー反応レベルが下がっていることを切に願う。

2010-03-14

春を喰う


日差したっぷりの暖かな日曜、娘と一緒に堤防に出てツクシ穫りに熱中する。堤防自体が痩せているためツクシは皆ひょろりとして細身だが、家のすぐ前という恵まれた環境で穫れるものだから贅沢は言っていられない。わずか10分ほどで十分な量を穫ることができた。それをまた娘と一緒に袴を取って下ごしらえし、玉子とじにして春の味覚を楽しむことが出来た。
ちょっと手間をかけるだけで、これほど季節感を感じられるものは無いんじゃないかな。『春を喰う』なんて、なかなかいいでしょ。

2010-03-13

牛舎にて


昨日調べていた有機堆肥生産者リストをもとに再び電話をかけ、販売の状況を聞いてみる。そのリストには袋詰めでの販売の有無も記載されており、我が家から比較的近い農家を選んで問い合わせてみると、そこは『自分で袋に詰め込むなら一袋100円です。スコップと袋は用意してあるので、長靴だけ持って来てください』とのこと。さっそく先方と時間を調整してお邪魔すると、そんなに大きくはない牛舎の横にある堆肥置き場に案内された。そこで農家のご主人が牛糞堆肥について詳しく説明してくれ、さらにはいかに袋に一杯詰め込むか、その極意を伝授してくれた。ご主人曰く『袋が半分でも僕は100円もらいますので、目一杯詰め込んでください!』と、実に愉快なひとだ。
そこからは一人で黙々と牛糞堆肥を袋に詰め込んでゆく。使う袋も牛に与える飼料が入っていた袋でかなり大きめだし丈夫だ。それがきれいに折り畳んである所を見ても、この農家の人柄がよく伝わってくる。
気合いを入れてパンパンに詰め込み車に載せてゆくが、思ったよりも載らない。まあ、切りのいい所で10袋にしておいたが、強者は普通のセダン車に27袋も載せていった人も居たという。千円を払い『また来ます』とお礼を言って引き上げたが、今日は本当にいい農家と出会うことが出来た。
牛糞というと『臭い!』というイメージがあるだろうが、籾殻やおがくず・藁などと混ぜ合わされ半年近く熟成された堆肥は、なんとなく納豆のようなにおいがして全然臭くない。車で運ぶ時もさぞかし臭いがきついだろうと覚悟していたのに、窓を閉め切ったままでもまったく気にならなかった。むしろホームセンターなどで売られている堆肥の方が臭いだろう。それだけ良質な堆肥をたった100円で譲ってくれるなんて!
家に帰って妻に『いい牛糞堆肥が手に入った』と喜んでいたら、『車に牛糞を満載して喜んでいる人はそうは居ないだろう』と言われちまったよ。さあ、明日も耕すぞ。

2010-03-12

堆肥なる野望


となりの空き地を大幅に開墾したのに伴い、やせ衰えた土を蘇らせる手を打たねばならない。まずは深く起こした土に苦土石灰を散布し、酸化した土を中和させる。それから有機堆肥を鋤込んで栄養分を補給する。このとき使用するのが主に牛糞・豚糞・鶏糞に油かすで、化学肥料はいっさい使わない。生ゴミから作る自家製堆肥もあるが量が少ないため、今の面積に対して絶対的に足りず畜糞を使用せねばならない。しかしそうは言ってもホームセンターでの小口買いは高くつくので、有機堆肥生産者リストから近所の畜産農家をピックアップして電話をかけてみると、ホームセンターの小売価格よりずいぶん安く購入できそうだ。でもここで問題点も出て来た。確かに安いのだが配達までやってくれる所は少なく、しかも最低販売量が1トンやら2トンやらと、とてつもなく多く置き場が無いし、また近所への臭いの心配もある。僕が見る所我が家の畑なら500kgもあれば十分で、軽トラ一杯分の量でちょうどいいくらいだろう。問い合わせた先方の農家も軽トラで購入するのが一番お得だと教えてくれたものの、その軽トラが無いんだよね。一番近い農家なんて1kmほどしか離れていないのに購入できないこの悔しさ。ならばいっそのことロードスターを軽トラと入れ替えてやろうかとも思うが、なかなか決心がつかない。同じ2シーターなので一緒といえば一緒なんだけど・・。結局ホームセンターで少量買いしかないのかな。明日もう数軒当たってみて決めようと思う。

2010-03-11

無心


何も考えず、ただひたすらに土を掘る。
土の中からはミミズやらコガネムシの幼虫やら、はてはまだ冬眠中だったカエルまで掘り出されてくる。そのカエル、突然のことにしばし呆然として動けず、かわいそうだったので別の穴を掘り埋めておいてやった。
今開墾している所は数年間放棄されていたため、雑草がびっしりと生え耕すだけでも大仕事だ。土を起こせばスギナの地下茎が網の目状に広がっており、まったく幻滅させられる。なぜって?だってスギナの地下茎はそのすべてを取り除かないといくらでも復活してくるからさ。そしてそれは不可能な話なんだ。たとえ除草剤を使おうがあくまでも一時しのぎのこと。しばらくすると何事も無かったかのように生えてくることは目に見えている。
そんな荒れ地を畑にしようたって、ちょっとやそっとのことでできるもんじゃない。ただね、畑は努力した分だけ応えてくれる。だからいっそう精を出す。たとえ実りが無かったとしても・・

2010-03-10

休み疲れ?


今晩はよく冷える。明日朝の予想気温は2℃だという。トマトやキュウリの種を植えた直後にこの寒さだと発芽に影響するのでは?と心配になるが、いまさらどうすることも出来ず簡易ビニールハウスの中にあるから大丈夫だろうと信じるしかない。さすがにこの地方では雪は降らなかったが、今後もこのような寒気の南下があるのだろうか?これからが大事な時期だけに心配になるんだよね。
今日は久しぶりに会社に出向き雑多な用事を済ませて来たが、明日あさっては天気もいいということなので再び有給消化のため休んで畑仕事をするつもり。そんなに休むとやることが無くてつまらんなんて言う人がいるけれど、自分の場合は休めば休むだけやりたいことや、やらねばならんことが出現し、忙しくて仕方が無い。基本的にずっと休んでいてもいいなら、いくらでも休みたいくらいだ。まあ、休むと言ったって実際は会社に居るより動き回っているので、休んでいる方が疲れるんだよね。

2010-03-09

突然のマトリックス


何を思ったのか妻がマトリックスの中古ビデオ(いまどきビデオだし!)を100円で買って来た。妻曰く、100円ならレンタルするより安いのでいいではないか、ということだ。べつに文句は無いし『いいんじゃない』と答えておいたが、しかしなぜ突然マトリックスなんだろう?
まあ、深く考えないことにして子供達を寝かしつけた後に2人で観ることに。何年か振りに観たマトリックスは結構楽しめました。
実はマトリックスを始めて観たのは2年半振りに日本に帰国するJFK発のJAL機の中だ。この時は前座席の背もたれに内蔵された小さなモニターでの鑑賞で迫力は無く、しかも皆が寝付いてる時間帯に放映されていたため、いくらヘッドホンを付けていてもあの激しいガンファイトシーンでは射撃音や爆発音がガンガンに外に漏れて、大いに気を使いながら観ていたのを憶えている。
今日マトリックスを観てしまったので、どうしてもリローデッドとレボリューションズを観たくなって来た。確か以前に友人からDVDをもらった気がするので明日探してみることにしよう。
映画館から遠ざかってはや何年だろう。今月下旬には義母が来日するので、その機会にアバターかハート・ロッカーでも見に行こうかな・・

2010-03-08

夏に向けて


春がようようやって来た感がある昨今、ジャガイモも植えたしじゃあ次は?ということで、早くも夏野菜の準備に取りかかる。作付け予定地はすでに耕し終え、石灰と元肥を十分に混ぜ合わせて上で寝かしてある状態だ。そして今日はお天気も良かったので妻と2人でトマトとズッキーニ、それにキュウリの種を育苗ポットに仕込んで簡易温室ハウスに並べておいた。『ええっ!もう?』と思われるかも知れないが、昨年は3月に入ってすぐに仕込んでおいたのに、GW前にホームセンターなどで大量に売り出された各種野菜苗の大きさと比べても自家製の苗は小さく、やはりプロは違うな・・と感心したのを憶えている。実際、野菜苗は特別な品種を除いて苗で購入する方が楽だし、病害にも強く結果的に種から育てるよりは安く上がることもあるが、やっぱり種から育てたいという願望もあって、いつも半々くらいの割合で植え付けているのが現状だ。しかし、トマトにしてもキュウリにしても何でこんなに品種が多いんやろか?こんなにあるといろいろ試してみたくてしょうがないし、かといって全滅されても困るので定番の物も保険として購入するなどして、案の定今日なんて妻と僕のを合わせてトマトだけで120本!分もの育苗ポットを準備していたさ・・やれやれこれで全部まともに芽吹いたら一体どうなるんだろうね〜。そんときゃ隣の空き地をもっと開墾するべえか。

2010-03-07

役員会にて


先日、町内会の役員さんより『あんたが来年度の班長さんや』との連絡があった。こればかりは有無を言わさず持ち回りの役なので断ることはできない。そして今日が役員の引き継ぎ会ということで、18時半という中途半端な時間に公民館に顔を出すと、十何人かが無口でずらりと並んでいる。その面々はいつぞやどこかで見たことのある顔もあれば始めて見る顔もあり、名前なんてさっぱり分からない。お互いにそうだからなんとなく居心地の悪い雰囲気の中、自治会長の挨拶から役員会が始まり、来年度の役員の紹介が始まったわけだが、ただの役の引き継ぎだけかと思いきや、さらにこの新役員の中から体育係ともう一つなんという係か忘れてしまったが、それぞれ男女を選出すると言う。聞くところによると体育係はやらねばならぬことがかなり多いそうで、ぜひとも避けたい役柄だ。もちろん立候補するものなど居ないので自然くじ引きとなり、自分はこういう悪運は強いので当たってしまうと思っていたら、見事はずれましたとさ。ほっ。
これら一連の流れは非常に静かな中で粛々と進行し、ある意味それが断ることを許さぬ雰囲気を作り出していた。
こんな会には始めて出席したので知らなかったが、自分の席には仕出しの大きな弁当とお茶、それにビールまで用意されており、何も知らず早めに晩飯を腹一杯食べてから出席した僕は、用意されていた青ビニールの水玉風呂敷にそそくさと弁当を包んで『お先にご無礼します!』と一礼し、退散したのであった。

2010-03-06

開拓魂


ずっと内業続きだったので、すこぶる身体がなまっている。そこで畑仕事に精を出し、夏野菜に向けての土作りをしたり、耕したときに出て来た石を拾い集めて河川敷に運んだりと、結構疲れる作業をこなして体力維持に努めて来た。しかしそれらも一段落し、身体を鍛える類いの作業がなくなって来た。そこで隣の空き地をさらに開墾することにして鍬をふるう。今回は幅1m、延長8mほどを耕したが、これがなかなかの重労働だった。雨上がりで土は柔らかいものの、雑草がびっしりと生えていて、剣先スコップでないと土を起こせない。スコップで一通り粗く起こした後は苦土石灰を撒いて備中で土の塊を砕いてゆくが、これも雑草の根が網の目の様に絡み合って簡単には進まない。腰に疲れが溜まりかなり痛むが、修行と心得て辛抱しながら土をほぐしてゆく。約3時間で拡張分を耕し終え、身体には相当な疲労感が残された。これくらい作業してちょうどいい運動といった所だろう。空き地はまだまだ拡張の余地があるので、順次開拓してゆこうと思う。

2010-03-05

Box


雨だとばかり思い込んでいたものが晴れると実に気持ちが良い。気温もぐんぐん上昇し、外での作業も長袖のTシャツだけで十分だ。
こんなにすっきり晴れたのならと妻と二人でお雛さんを片付ける。ただ、7段飾りともなると人形や道具の数が多く、どこに何をしまえばいいのかさえも分からない。てきとーにやると、元あった箱に入りきらずもう一回やり直し、そんなこんなでしまうだけでも一苦労。
そのお雛さんを片付ける箱がこれまたレトロで興味深い。ただの箱ではあるけれど妻によると『おそらく1940年代のものだろう』ということだ。どうやらシアトルで魚屋を経営していた妻の祖父が、日本から送られてきたお雛さんをしまうためにこの箱を使ったらしい。箱は段ボールのようだけれど内外全面に蝋引きが施され、頑丈なつくりとなっている。perishable keep coolと書いてあるからひょっとしたら冷凍ものが入っていたのかも知れないし、氷で冷やした魚介など生ものが入っていたのかも知れない。ともかくそんな類いのものを入れる箱を流用するとは意外な気もするが、考えてみれば防水にもなるし頑丈だしで理にかなった選択だ。
ただの箱なのにこれ一つとっても味があり、物語がある。そこにはその箱をも大切に守って来た妻の祖母や母、叔母らの思いも詰まっている。

2010-03-04

餓死


何ともおぞましいことだ。なぜ5歳の男の子は餓死せねばならなかったのか?死亡時の彼の身長は3歳半になるウチの次女とほぼ同じ、しかし体重は半分しかなかったという。そうなったらもう骨と皮だけの状態ではないか。いくら夫婦仲が悪かったとはいえ子供には何の罪も無い。しかも死亡した男の子には3歳になる妹が居るというが、その子は保育園にも通い朝と夜の食事もちゃんと摂っていたという。なのに男の子は餓死して死んだのだ。
栄養失調でやせ衰えてゆく男の子を尻目に、両親は平然と食事を摂っていたのだろう。そんな状態でどうやったら飯が喉を通るのか?どうやったら眠ることができるのか?その精神状態を全く理解できない。男の子は両親にとってもはや子でもなく、人間でもなく、そこにある『モノ』となってしまった。それほどまでに無関心になれる精神状態とはなんと恐ろしいものだろうか。
こういう事件が起こる度に『子は親を選べぬ』という悲しみを感ぜずにはいられない。

あの世があるというのなら、どうか腹一杯あたたかいごはんが食べれますように・・合掌

2010-03-03

桃の節句


今日はひな祭り。お天気もいいし、仕事を休んで畑仕事に精を出す。もちろん今日の主人公たる娘たちのお相手は怠らず、それぞれ幼稚園に行ったり昼寝をしている間を見計らっての土いじりだ。なんたって今週は今日しか晴れる日が無く、予報では週末も雨らしい。これからはいろいろな野菜の作付けやら苗の準備、それに勢力を盛り返している雑草の始末など、やらねばならぬことがどんどん増えて来る時期でもあり、こう毎日毎日雨ばかり降られると何もできず困ってしまう。そういう意味で今日の休暇は非常にありがたいものだった。

さて、ひな祭りと言ったって特別何もしないんだけど、お雛さんの前でひなあられをポリポリ齧ったり、やたらと甘い子供用白酒を飲んだりしながら、家族4人で和気あいあいと過ごすことが出来ました。晩ご飯もお雛さんの前にこたつテーブルを出して用意し、ちらし寿司の元で作った桃色のちらし寿司を食べながら、娘たちの好物もリクエストに応えて出してあげて、ささやかながら楽しいひな祭りを送ることができたとさ。

2010-03-02

ジャガイモ植えたった


長女と協力してジャガイモを植えたのは一昨日のこと。大雨続きでまだまだ土が濡れており土いじりには適してはいなかったが、天気予報では今週も雨ばかり。そのまま週末の晴れを待っていると植え付けの適期を逃してしまう恐れがあったため、少々強引でも男爵1kg・メークイン1kgの種芋をそれぞれ頃合いの大きさに切って、切り口に草木灰をまぶして植え付けてゆく。僕がスコップであけた穴に長女が種芋を入れていくという流れ作業で植え付けは終了し、後は芽が出るのを楽しみに待つだけだ。若干種芋を小さく切り過ぎたかも知れないので、ちゃんと発芽してくれるか不安もあるが、とにかく始めてのことなのでまずは勉強のつもりで何事も挑戦するのみ。
ジャガイモの花は意外ときれいなので、それも楽しみ。男爵は薄紫、そしてメークインは白い花が咲くそうだ。
これからの季節、楽しみは増える一方だな。

2010-03-01

集団罹患


水疱瘡に罹っていた長女が回復した。と言っても高熱を出して寝込んでいたわけでもなく、ただフツーに元気ではあっても他の子にうつさぬよう自宅待機で外に出なかっただけのこと。予防接種を受けていたため疱瘡も大したことはなく、今はかさぶたになって治癒に向かっている。こうやってかさぶたができてきたら、もう他人にうつす心配は無いということだ。そこで今朝は念のため医者に行き、幼稚園への登園の可否を確認すると問題無しとの答え。娘の幼稚園では必要なかったが、他の幼稚園では医者から『登園しても大丈夫』という証明書をもらわないと、登園を許さぬところもあるようだ。そんな時代なんだね。
少し遅れて幼稚園に行った長女がクラスに入って驚いたのは、ほとんどクラスメートが居なかったこと。先生が言うには週末から水疱瘡を発症する子が相次いで、今日は長女のクラスだけでも10人もの欠席者が出ているという。してみると長女の発症は早い方だったということだな。ただ、今週水曜は遠足の日でもあり、そんなに大人数が欠席とあっては楽しさも半減するだろう。みなが早く回復し、いっしょに遠足に行けるよう願ってやまない。