2010-03-23

思い上がった者どもよ!


名古屋市の河村さんと議会とのごたごたは、見ていると議会側の傲慢振りが目に余って、他の市のことながら腹立たしさがこみ上げてくる。ある議員は1600万を越える議員の報酬が半分に減らされたら、それでも議員をやろうという人間がいると思いますか?とほざいていたな。これほど傲慢でヤツらの素性を表している言葉は無いだろう。もし自分だったら四分の一の報酬でも議員をやってもよいぞ。そんな人は大勢いるはずだ。
例えばアメリカでは妻に調べてみてもらったところ、全米2番目に高い報酬のシアトル市の市議で年間940万円(1ドル=90円で計算)。1番高いロサンゼルスでも1350万円だ。ニューヨーク市だとちょうど河村さんが提唱している額に近い810万円となる。さらにはシアトル市のあるワシントン州の州議会議員報酬となると、驚くべきことに350万円にも満たない額だ。なんせ州知事の報酬でさえ1360万円しかないのだから、いかに名古屋市市議がたっぷりもらっているかがよく分かる。アメリカにおいて議員とは名誉職的な意味合いがあるので、その報酬を目当てに議員になろうと考える人はほとんどいないだろう。市や州によってはほとんどボランティアのような手当でやっている人もいると言う。それと引き換え名古屋市議の発言は、いかに彼らが役立たずで無駄な存在かを自ら証明しているようなものだ。ある議員は言う『半分の定員でいいと言う根拠は何か?』と。では『今の人数でないといけないと言う根拠はどこにある?』と切り返してやりたい。まったく愚かな連中だよ。

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