何ともおぞましいことだ。なぜ5歳の男の子は餓死せねばならなかったのか?死亡時の彼の身長は3歳半になるウチの次女とほぼ同じ、しかし体重は半分しかなかったという。そうなったらもう骨と皮だけの状態ではないか。いくら夫婦仲が悪かったとはいえ子供には何の罪も無い。しかも死亡した男の子には3歳になる妹が居るというが、その子は保育園にも通い朝と夜の食事もちゃんと摂っていたという。なのに男の子は餓死して死んだのだ。
栄養失調でやせ衰えてゆく男の子を尻目に、両親は平然と食事を摂っていたのだろう。そんな状態でどうやったら飯が喉を通るのか?どうやったら眠ることができるのか?その精神状態を全く理解できない。男の子は両親にとってもはや子でもなく、人間でもなく、そこにある『モノ』となってしまった。それほどまでに無関心になれる精神状態とはなんと恐ろしいものだろうか。
こういう事件が起こる度に『子は親を選べぬ』という悲しみを感ぜずにはいられない。
あの世があるというのなら、どうか腹一杯あたたかいごはんが食べれますように・・合掌
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