2014-10-31

違和感














 北朝鮮による拉致問題に対する政府の対応は確かにスピード感に欠けているとは思うし、年々歳をとってゆく拉致被害者の家族の焦りも痛いほどよく分かる。しかし彼らの苛立ちを露わにした政府に対するコメントには時々『ちょっと違うんじゃない?』と違和感を感じる。何より相手は狡猾な北朝鮮だ。それにひきかえ日本は外交力を失って久しいではないか。到底一筋縄でいくようなことはないだろう。政府に対して意見を言うは結構なこと。そうすべきだとも思うが、あまりに感情的な部分が高じると支援を受ける道を己から閉ざしてしまうことになりかねないと感じる。
政府のやり方を批判するはたやすいことだが、相手は一個人の犯罪者ではなく国だ。国は個の犠牲など無視して外交を為す。その点から見れば日本政府はその低いポテンシャルの中でそこそこ頑張っているとは思う。その役人どもの働きぶりに不満があるのは重々承知、しかし現状ではその頼りにならぬ役人どもを頼るしかないのも事実なのだ。これがもう一つの悲劇とも言える・・

2014-10-30

南瓜と冬瓜













今日が妻の英語クラスで行われるHalloween party最終日。内容は全ての会を通してほぼ同じだが、今回はカボチャの代わりになんと冬瓜!を使ってのJack-O-lantern作りにチャレンジした。というのも今夏は天候の都合なのかカボチャの出来が悪く、まともに収穫できたものが一個しかなかったからだ。その貴重な一個はHalloween party初日にランタンにしてしまったので、冬瓜の登場というわけ。妻によればファーマーズマーケットに頃合いのカボチャがないものかと見に行ったものの置いておらず、たまたま目に止まった冬瓜が良さげだったので安かったこともあり購入したという。2個購入した内の一つを昨夜予行演習としてランタンにしたが、これがなかなか良いのだよ。個人的にはカボチャよりも『いいんじゃない?』と思うほど。冬瓜は水分が多いので中でロウソクを灯すとその炎が淡く冬瓜全体を光らせ、非常にあたたかい雰囲気を醸し出す。それにカボチャほど硬くないのでカットするのも楽でいい。
前回同様気持ち悪いモンスターに扮して子供達を大いに怖がらせようとしたが、今回はあんまり怖がってもらえずちょっと寂しかった。やっぱぎゃあぎゃあ騒いでくれた方が脅かし甲斐があるというもの。
まあとにかくHalloween partyが無事終了してホッとしましたよ。

2014-10-29

家に帰ったらローストチキン














玄関に入るといい香りが漂っていた。
台所のテーブルにはこんがりと焼かれたローストチキンが置いてあるじゃないか!『どうしたん?』と聞けば、いつも買い物に行くスーパーでチキンの中抜きが売っていたもんだから ・・との答え。義母も得意のグレービーソースを作っており、マッシュポテトも山盛りに準備してある。ローストチキンとマッシュポテトのコンビネーションが大好物の娘達も大喜びだ。特別でもない日にローストチキンなんて、それだけで特別な日になったようで不思議な感覚。しかし贅沢な話だよな〜と思いつつ、グレービーソースをたっぷりとかけたローストチキンを頬張る也。

2014-10-28

西高東低














なんだか一気に寒くなってきた。北海道では雪だってさ、まだ10月だよ、びっくりするね。明朝の予想最低気温は8℃。霜が降りかねない気温だ。こうやってブログを書いていてもじわじわと冷えてくる。でも室温計を見ると18℃だ。我が家が一番冷える頃は4℃になるので、それと比べれば『まだまだ常夏じゃん!』って言いたいが、便座も冷たくなってきているし確実に冬は近づいてきている。寒さが苦手な僕には億劫な季節の到来だが、寒さは寒さなりの良さをもたらしてくれる。素直にそれを楽しみたいと思う。

2014-10-27

ビビらせたった!














今夕は2度目のHalloween party。
妻が作ったプランに沿ってゲームなどを行い、僕は撮影などの補助に徹する。
前回よりも時間の設定が遅いため、外はすでに真っ暗で投げたキャンディがどこに行ったのかもわからない。それでも子供たちはテンション高く大はしゃぎ。冷たい風が吹き付ける中でもひるまずゲームを楽しんでいる。
そしてメインイベントの『torick or treat』だ。今回はアメリカで購入してきたモンスターマスクを随分早くから陰干ししてきたので、あの殺人的なゴム臭さも抑えられなんとか耐えられそうだ。そのマスクをかぶって子供達を大いにビビらせ叫ばせたったわい!
派手に驚いてくれる方が脅かしがいがあるというもの。でもなんかこっちが遊ばれているような気がせんでもないがね・・

2014-10-26

birthday party













 約束通りのbirthday party。
妻が作ったチョコレートケーキを皆で囲んでのHappy birthday to youが我が家の定番だ。
これがなければbirthday partyとは言えないほど当然のこととなっている。もう10年以上続けてきたが、最低でもあと15年は続くだろうな。
これが我が家の伝統として娘たちに受け継がれてゆくことになると面白いよね。
最近何かにつけて感情の高ぶりやすい次女だが、よく気がついて僕たちを手伝ってくれる。特に三女の面倒見はとてもいいよね。

どうかこれからもよろしくね。
誕生日おめでよう。

2014-10-25

8th birthday













次女が8歳になった。
本来なら今日が誕生日なのでbirthday partyも今日やらねばいけないが、いかんせん今日は妻の英語クラスのHalloween party初日だ。そんなわけで忙しくて妻もケーキを作っとる時間が無く、ケーキカットは明日やるということで次女には納得してもらった。

恒例となったHalloween partyだが土曜は人数が多いので準備なども多くてんてこ舞い。クラスでゲームしている様子を写真に撮ったり、かぼちゃを切ったりと僕の仕事もそれなりにある。そして日が暮れて暗くなってからいよいよ『trick or treat』だ。僕らはそれぞれ化け物マスクをかぶり、子供達を十分ビビらせながらお菓子などを配る。子供達も分かっていても怖いようで、こちらが反対にびっくりするような叫び声を出して逃げて行く。子供って本当元気だよね。心配していた三女の熱も昼前までには下がり、以後は姉ちゃん達と同じように走り回っとった。昨夜の高熱は一体何だったのか・・でも回復してくれてよかったよ。おかげでお化け役を集中してやることができました。

2014-10-24

三女発熱














昨夜から急に咳がひどくなった三女だったが、幼稚園を休ませるほどでもなかったのでいつも通り登園させると、昼過ぎになって幼稚園から『熱があるので迎えに来て欲しい』との電話があった。保育士さんによると給食をほとんど残さない三女が『食べたくない』と言い、あろうことか『おやつ』さえも食べなかったという。三女にとってそんなことはまず無いのでよほど体調が悪かったようだ。
帰宅後熱を計ると38度5分。目はトロンとし、息も荒い。ぐったりとして辛そうだったので解熱剤を与えたら、少し元気が回復して夕食をいくらか食べることができた。そのまま早く寝かせようと長女・次女とともにお風呂に入れたが、しばらくすると風呂からギャアギャアとわめき声が聞こえてきた。『何しとん?』と様子を見に行くと、長女が『Kが風呂の中にウンコしたー!』と言うやんか!見ると確かに湯の中に茶色のものが二つぷかぷかと浮いとる・・
なんてこったい!それから大騒ぎしてそれらを処分し、次に僕が入るはずだった湯はきれいさっぱり流されてしまった。長女が言うにはその『物体』は知らずに入っていた彼女の腕に流れついたそうな・・お気の毒さま!
そんなこんなでなんとか寝かしつけた三女だったが、その体調の変化の速さには驚かされる。成長の速度と比例して病気の反応も早いのだね。
明日は今年第一回目のハロウィーン会。三女の体調が少しでも回復してくれると助かるんだけどなー

2014-10-23

宿題














あーあ、まだ娘の宿題をチェックしてなかった・・
娘達の宿題のチェックは僕の仕事だ。始めの頃は算数は妻がチェックし、漢字と音読は僕の担当というはずだったが、いつの間にやらすべて僕の仕事となり、妻は三女を寝かしつけるという理由で21時前に寝床に入ってあとは何もせん。まあ、そんな愚痴はいい・・
こうやって宿題をチェックしていると、自分が小学生の時もこんな風に勉強してたやろか?と感じてしまう。小学生の頃はもちろん宿題はやってたはずだが、ほとんど記憶がない。母から何度も『早く宿題やりなさい!』と言われていた記憶はあるので、それなりにやっていたのだろう。でも勉強ができる子ではなかったのは確かだ。
今でも憶えているが中学生になって初めての英語のテストはいきなり赤点やった。このとき『テスト前はちゃんと勉強せなあかんのやな・・』と、しみじみ感じたものだ。じゃあそれからはちゃんと勉強したのか?と言えば『NO』だ。しょっぱなにいきなりずっこけたおかげで英語に対する苦手意識が出来て、以後もテストの度に赤点を積み上げ、それは高校も続き夏休みの補習の常連だった。そんな英語ダメダメの僕が今はアメリカ人の妻を持ってるなんて冗談みたいな話じゃないか。世の中何が起こるか分からんいい例だろう。

2014-10-22

義母来日














今年74歳になる義母が驚くほど元気に来日した。
今回の訪日は12月初旬までの予定だ。
妻と長女・次女が駅まで出迎えに行ったが、帰って来るとまあ賑やかなことよ!やっぱ義母のオーラはすごいなと思う。それに比べたら妻なんてまんだ子供みたいなもんだわ。
もう一つ義母がすごいのは我が家に滞在中、積極的にいろんなことを手助けしてくれる点だ。食器を洗ってくれたり、洗濯干したりたたんだりと、実によく動く。じっとしてられない性分なのだろうが、それが年齢を感じさせない行動力の源なのだろう。恐れ入る。
いよいよ女ばかりの家となり、肩身は狭くなる一方だ。もはや僕に残された居場所は畑しかない。

2014-10-21

香港浮沈














1997年7月1日、香港が中国に返還されたその日、僕は現地に居てその様子を見守った。
テレビでは早朝から兵員輸送車に乗った中国兵が、国境を越えて香港入りする様子が流されていた。
以前にも書いたがその日の夜、重慶大厦のエレベーターで同乗した白人女性が何とも言えない表情で『welcome to China・・』と呟いたのをよく憶えている。
当時、皆は不安でいっぱいだった。いったんは中国政府の一国二制度によってその不安は誤摩化されて来たが、いよいよ中国が本性を現して来た。こうなることは以前から予想されて来たことだが、それに頑強に抵抗しているのがイギリス統治時代をあまり知らぬ学生達という所がポイントだと思う。彼らは過去への郷愁ではなく純粋に民主主義を欲し、それが当然叶えられるべきものだと信じている。だが、中国政府の管理下でそれが認められることは無い。今日の会談も当然物別れに終わり、今後の展開が予断を許さぬ状況となっている。中国政府は天安門の時と同じように学生の民主化要求など踏みにじれると思っているだろう。中国政府による反日教育が強化されたのも天安門事件以後で、彼らは反日感情を煽ることで民主主義への欲求を国粋主義への高揚へとすり替えてきた。
それが香港の学生達に通用するとは思わないが、果たしてどういう手を打って来るか?
どちらにせよ狡猾な手段で学生達を潰しにくるのは間違いない。一方の学生達に打開策はあるのだろうか?

2014-10-20

今日もいろいろありました














日々少なからず何かが起こる、というのが我が家でもある。
今日は役所で必要な書類を取るべく早めに会社を出たが、いざ役所に寄ってみると今年から手続き方法が変わったとのことで、例年その場でもらっていた書類がもらえず後日出直さねばならぬことが判明し、市のやり方の拙さに立腹。
『今から帰る』旨を妻に連絡すると『次女が怪我をしたので病院へ連れて行くか迷っとる』と言うじゃないか!聞けば体育の授業で跳び箱跳びがあり、跳び箱に手をついた際に右手を痛めたのだと言う。すぐに帰宅し次女の手を確認してみると右手親指の付け根辺りが腫れている。これは『突き指』か『軽い捻挫』だろうと、痛がる次女の手を取っていろいろ試してみるが骨が折れている気配は無い。それでも念のため病院へ連れてゆくと言うので後は妻に任せておいた。
妻と次女が病院から帰り結果を聞くと、やはり突き指か軽い捻挫ということだった。でもまあ骨折してなくてよかったよ。同じようなケースで骨折している子が町内にも居るから、可能性が無いわけではなかったからね。
とりあえず処方してもらった湿布を風呂上がりに貼って手当完了。3日もすれば治るだろう。

2014-10-19

今日も朝から・・














ここのところ週末はほんと忙しい。
今朝は7時15分に町内の公園に集合し、53名の児童を率いて学校へと向かう。8時頃に学校に着き、点呼を行い、指定の場所でしばし待機する。今日は町内対抗のドッヂボール大会なのだ。
いろんなオッサンらのつまらない話のあとでいよいよ試合開始。我が町内からはA・Bの2チームが参加しており、まずはAチームから闘ったがあっさり負けてしまいよった。実は我が町内はずっと強豪で常に上位に入っていた。ところが最近は人材不足の影響もあって徐々にランクが下がって来ているのだ・・
Bチームは苦しみながらも勝ち進み、準決勝で惜しくも最大のライバルチームに破れ優勝を逃したが、なんとか3位決定戦には勝って賞状と盾を手にすることが出来た。
我が町内は校区きっての大所帯だが、 年々ドッヂボール大会に出場する子が減り加えて5・6年男子に有望な子が少なくてどうしても優勝は出来ないだろうと思っていた。反対に今の2・3年生は男子も多くイキがいいのが揃っているので、コイツらが高学年になれば楽に優勝できると思う。
役員として全試合に付き添い応援したが、気を揉むことが多かったので余計疲れた感じがする。それでも女の子たちも男子に負けじと頑張っていたのは良かったな。
昨年よりは順位をひとつ落としたけれど、来年は3チーム出すことと、優勝を奪還することを目指して 頑張って行こうと思う。

2014-10-18

ほかっとけ














いちいち誰が靖国を参拝したなどと報道しなくてもよい。加えて靖国を参拝した者がまことしやかな理由を述べる姿にも激しく嫌悪感を覚える。そもそも当然のことをしているのなら、いっさいの報道やコメントは必要無いだろう。取材にあっても『当然のことをしているのでお断りする』とだけ言えばいい。それをわざわざ受け答えして歯が浮くようなことを抜けしゃあしゃあと延べる姿は醜悪そのもの。それはまさに政治であって、ヤツらが延べるような内容とはかけ離れている。当の本人が『そんなつもりではない』と言っても公人である以上そうなのだ。
中国や韓国の反発を危惧して個人の信念を曲げよとは言わないが、いくら『個人』として参拝したと言っても『公人』である以上、その結果が招いた責任は本人が取らねばならぬ。それに対する覚悟なんぞ金魚の糞のように連なって参拝する連中らには微塵も無いだろな。国を滅ぼすヤツらとはこういう連中のことを言うのだろう。
そんな連中に靖国は利用されているだけなんだよ。それじゃあ祀られている人も浮かばれんよな。

2014-10-17

ばかばかし














ほんと今の政治は絶望的ですらある。正確に言うなら『政治家に』だが、そんなくだらない人間どもが取り仕切るものに真っ当なものなど無い。
期待の若手と言われる小渕ちゃんは支援団体によるずさんな収支報告で崖っぷちに立たされ、野党からはここぞ!とばかりに執拗な攻撃を受けている。一方、松島法相も配ったウチワの件で告発されている。
確かに悪いことをしたのなら裁かれねばならぬが、これらすべてはどうでもいいことじゃん。こんな程度のことをつつき始めたらみんな少なからず出て来るだろう。そもそも国会や予算委員会はこんなことを糾弾すべき場ではないだろうに。いつも政治は足の引っ張り合いで肝心なことは何も決まらぬ。
ほんとくだらぬことばかりで呆れ果てるなり。

2014-10-16

山とは














遠くヒマラヤ山脈でも異常気象の影響が出ているようで、豪雪や吹雪、雪崩によって登山客に多くの死者・行方不明者が出ているようだ。特にヒマラヤトレッキングとして外国人観光客に人気のアンナプルナ周遊トレッキングコースで亡くなったり、行方不明になっているケースが多いという。僕は2ヶ月以上もネパールに滞在していたが、どうもトレッキングには興味がなかったので行かなかったけど、その頃まだ別行動を取っていた妻は欧米人らのグループでそのトレッキングをした経験を持つ。その時も10月ですでに積雪はあったが、天候が荒れるようなことは無かったという。
現時点での報道では100人を超える人と連絡が取れないというが、地理的に携帯・スマホなどが使える所ではなく、おそらくトレッキングコースの要所ともなっている小さな山村などに身を寄せているのではないかと思われる。それでも食料は元々乏しいゆえ、耐えるにも限界があるだろう。一刻も早く天候が回復することを願うほかは無い。

同じヒマラヤ山脈にある、我が友が亡くなりしダウラギリでも同様の天候悪化から雪崩が発生し、ベースキャンプに居た5人が呑み込まれたという。
ほんと自然に慈悲は無い。あるのは『なぜこのタイミングで・・』という無念さだけだ。
それでも人は山を登る。そこに山がある以上、延々と登り続ける。

2014-10-15

毎日がドラマチック!














家に帰ると障子がこうなっとった・・
妻によるとちょっと目を離した一瞬の出来事だったらしい。長女・次女はこんなことをしたことはなかったな・・ううむ三女は手強そうだ。
当然三女は妻に厳しく叱られ、帰宅した僕も烈火の如く怒ったったが、これはパフォーマンス的な部分も多い。敢えて厳しく叱ることによって『してはダメなこと』と分からせたいのだが、その心が三女に通ずるだろうか?
僕も子供の頃障子に穴を開けて厳しく叱られた覚えがあるので、障子を破る誘惑もよく分かる。だからそう怒ってはないけど余計に怒った次第。
しかし障子の張り替えはせなかんな。何とか時間つくってやるしかない。

2014-10-14

駆け足台風














台風19号の影響は、我が家にとっては幸いにも軽微だった。
昨夜は激しい雨によって町内で用水路が溢れ、一部地域が膝下程度浸水するといった騒動もあったが、台風の速度が速かったために雨のピークも直に過ぎ去りそれ以上の被害が出ることもなかった。ただ、今回の騒動は浸水したエリアを含む近辺に今後も同じような被害が出る恐れがあることを知らしめた点で大きかったと思う。
朝、Jackieを連れて堤防に上がると河川敷はまだ50cm程度水没しており、昨夜の雨量の多さを物語っていた。吹き返しの風も強く、台風本体通過時の風とあまり変わらないほどの風圧で荒れ狂っている。しかし台風一過の空の美しさは格別だ。空気は澄み、空は蒼く、雲は朝日に染まり輝いている。ふと後ろを振り返ると虹が出ていた・・
自然の現象に為す術もなく翻弄される我々にもその自然を観察し、楽しむだけの余裕は常に持ち合わせていたいものだ。

2014-10-13

未だ平穏














まだ台風の影響はそんなに感じられない。雨こそ降っているものの普通程度だし風も無い。この地方の台風最接近は夜中から明け方にかけてと言うから、今後雨風ともに急激に強くなってくるのだろう。要注意だな。

さて、昨日の市民運動会の影響が身体の節々に出て痛い。
日頃から走り込みなどはしていたはずなのだが、やはり全力+αで走るということまではしないため筋肉に与える負荷が全然違ったようで、そういう部分での筋肉痛が顕著だ。やはりそれなりのトレーニングが必要なのだろうが、サッカーでもやらない限りなかなか全力で走る機会も無いため難しい所だな。昨日ザル引きリレーで転倒した時も、後ろ向きに走っていたとはいえ明らかに筋肉が言うことを聞かなくなったのが分かったからね。やっぱ持久力の低下を感ぜずにはいられなかったよ。そうだな、手っ取り早いトレーニングは自転車に乗って足の筋肉に負荷をかけることだと思うが、そもそも自転車に乗る機会がほとんど無いからその辺が問題だ。会社がもう少し近ければそれも可能なんだけどね・・
とにかく適度な負荷を身体にかけることは体力を維持する上で必要なことだと思う。

ただ今午後9時半、風雨ともに強さを増している。いよいよ来たか・・

2014-10-12

全力疾走!市民運動会













接近中の台風の影響はまだ現れておらず、暑くもなく肌寒くもない絶好の市民運動会日和。
まずはザル引きリレーに出走したが、これは50m走ったあとに紐のついたザルを引いて再び50m走る競技。ザルの中にはピンポン球が入っていて、これを落とさないように早く走る技術が要求される。 町内対抗リレーなので応援にも熱が入るし、ちょこっと緊張もする。僕は2番手だったが、バトンをもらったのはビリ。そこから全力疾走してザルを取り、ピンポンを落とさぬよう駆け抜ける。僕はビリからトップに挽回してバトンを繋いだがしばらくして問題が・・どうやら他チームがルール違反をしたらしいとのことで、なんとレースは始めからやり直しだと言う!さっき力を出し切り息切れしている状態なのにもう一回走れとは酷だろう。しかし無情にもレースは開始され、今度は6チーム中4位でバトンをもらう。そこから再び全力疾走しトップに躍り出たものの、足の筋肉が悲鳴を上げ思わず転倒!しかしすぐさま起き上がりそのまんまトップで繋いだった。このレースは皆の奮闘もあって我が町内の優勝!やったー
そして連覇をかけての大綱引きでは他町内に圧倒的強さを見せつけて優勝したと思った矢先、あろうことか我がチームの綱引き要員が規定より一人多かったことが発覚して失格してしまった!何たることよ。綱引きなどのメンバーはずっと前から決まっているものの、当日の点呼で来ていない人もままいる。そんな時はその辺に居た人をリクルートしてメンバーを補充するが、今回はそれがダブってしまい、結果として要員過多となってしまった。
実に悔しいことではあるけれど、この借りは来年必ず返すこと誓う。
今回の市民運動会も結果は悪かったものの、町内みんなでワイワイと楽しめたのが良かったな。

2014-10-11

芋掘り日和














長女が生まれてからのここ10年、毎週土曜日は妻が子供達に英語を教えていることもあって僕が子守りをする日と決まっている。今日もそんな延長線上の一日だったが、今では次女と三女がいるためそりゃもう賑やかなことさ。まずは恒例となった長女と次女のケンカから始まり、『いい加減にせんかい!』と注意する頃には『Daddy、ウンコでた』と三女がパンツのお尻部分を膨らまして変な歩き方をしている!『ウンコはトイレでせなかんよ』とお尻を拭きながら諭していると、またもや長女と次女がつまらんことでケンカを始める・・
こんな調子でまったくうんざりすることもあるが、これが日常と思えば諦めもつく。
昼食後は急遽『サツマイモ掘りを行う』と宣言して娘達を鼓舞し、畑へ出動。まずは二株分だけを掘ることにして土を起こしてゆく。すると巨大なサツマイモが姿を現し娘達はびっくりだ。実際こんな大きなイモではなく、焼き芋にちょうど手頃な大きさがよかったのだが、どういうわけか肥料をいっさいやらなかったにもかかわらずこんなに大きくなってしまったよ。
とりあえず今日収穫した分はさっさと平らげ、ほかのイモがこれ以上大きくならんうちに掘っちまおう。

2014-10-10

激しくモノを運びて候














腰が痛い。ピキッと来たからね。日曜は市民運動会やけど大丈夫やろか?
こちらにあるものをあちらに動かす、そしてあちらからこちらに持って来るといった単純な運搬作業だったが、これがなかなか手強くて疲れました。しかも運んだ一箱一箱が重く、十分姿勢には気をつけていたつもりだったが、ちょっと崩れた姿勢で持った瞬間腰にきましたよ。でも『やべっ』と思ってからは腰に刺すような痛みやしこりもなく、疲れ程度の痛みでおさまっているので大丈夫かもね。
ご助力頂いた皆さん、ご苦労様でした。

2014-10-09

なんてことだ!














誰しもついてない日はあるものだ。今日の自分がまさにそれで、しかも自分自身がそのついてなさを受けるのであればまだあきらめもつくが、よりによって人様にばかり迷惑をかけたのだからなんともはや情けない。
事の起こりは朝の通勤中からだ。いつものように用意したお茶ボトルのゴムパッキンをし忘れたがためにお茶が漏れ、たまたま横に置いてあった会社の大事な書籍を濡らしてしまった・・。これはゴムパッキンをし忘れた単純ミスと不注意にも書籍の横に水筒を置いたことが原因だ。
さらには夕方のこと。明日使用するトラックを借りて来て会社の駐車場に停めようとバックした時、あろうことか同僚の車を傷つけてしまった!キズは約10cmほどの擦り傷が2箇所と ボディを圧迫したことによる凹みだ。これもそこまで車を寄せる必要は無かったのに、慣れぬ後方視認モニターを鵜呑みにしてバックしたことによる単純ミスと自分の運転技量に対する慢心だ。信じられぬような失敗に愕然とし、同僚には申し訳なくお詫びの言葉も無い。
ついてないとは言え、この2件は自分の不注意に起因する。少しの配慮で失敗を避けられたはずで、この点大いに反省しなくてはいけない。
迷惑をかけた皆さん、ごめんなさい。

2014-10-08

皆既月食














怪しき色に輝く月を家族で見上げながら、昔の人達はどのような思いでこういう月を見たのだろう?と思いを巡らす。現代は前もって月が欠け始める時刻が発表され、『皆既月食』とは何ぞや?というところまで懇切丁寧に解説してくれる。しかし予備知識の無い昔は突然月が欠け始め、怪しい色に染まるという現象に慌てふためき仰天したことだろう。
娘達は欠け始めた月を見ると『わあ、すごい!』なんてテンションは上がる一方。そのうち月のことはそっちのけにして暗闇の中、追っかけっこを始めて騒ぐ騒ぐ!あまりに元気になり始めて収拾がつかなくなり、最後はみんなしてワイワイガヤガヤJackieの散歩に行く始末。
お月さんのおかげで愉快な一夜となりました。

2014-10-07

『戦いたかった』てか?














よくもまあペラペラと喋るもんだ。
何の思想も無くシリアでの『戦闘に参加した』と言う日本人の若者がニュースに出ていたが、これこそ恐いもの見たさの愚か者。ちょっと戦闘に参加しただけでも『シリアの戦闘に参加した』という肩書きがつき、奇妙なほど饒舌だ。先日も『イスラム国』へ参加すべくシリア渡航を目指していた北海道大学の学生が逮捕されたが、どうも軽率な行動が目立つ。そういう自分もずいぶん軽率な行動をしてきたので人の事は言えないかも知れないが、少なくとも戦闘に参加しようなんて思ったことは無いな。
戦闘に参加する=人を殺す事、なのになんの思いも恨みも怒りもなくただ『戦闘に参加したかった』と言う理由だけで人を殺すのだろうか・・そんなヤツに殺されたら浮かばれんやろな。
そのうち戦闘に参加しようとシリア入りした日本人がイスラム国に捕まって、先に斬首された人達と同じような目に会う日も近いのでは無いだろうか。
それにしてもいろいろな事が『薄っぺらな』世の中だよね。

2014-10-06

18号去る














幸いにもこの地方の台風被害はほとんど無く、庭に置いておいた雨量計測用バケツには5cmほどしか水が溜まっていなかった。特に警戒していた暴風の程度はこれも予想以下で、全滅を覚悟していたトウモロコシもほとんど無傷。ありがたいことに畑の台風被害は
ほぼなかったと言ってもよい。
10時過ぎには青空が広がり、結構強めの吹き戻しの風が吹き始めた。何度経験しても台風一過の気持良さは格別だ。空気がすべて入れ替わりリフレッシュしたような感じを受ける。閉め切っていた雨戸をすべて開け、窓を開放して新鮮な空気を循環させる。この喜びはなんだろう?台風襲来に対する不安から解き放たれた感覚が、喜びを感じさせるのかも知れない。今回はたまたま運が良かった。被害無く済んだのもただそれだけのことなんだろうね。
18号は去ったが、19号が南海上に控えている。同じようなコースを辿ってくるだけに要注意だが、こればかりは何ともならん。今回同様出来うる限りの対策をして来るべき台風に備えようと思う。

2014-10-05

静寂














不気味なほどの静けさだ。
てっきり朝からざあざあと雨が降っているものと思っていたら、小雨程度の雨で拍子抜け。これなら散歩に行けると、喜んで飛び跳ねまくるJackie連れていつものコースを回る。
9時からは子供会の役員会で次週に行われる市民運動会とその次の週のドッヂボール大会、さらには11月予定の行事や登下校時の旗当番やその他の問題点等々を次から次へと話し合い、結局12時近くまでかかってなんとか話をまとめることが出来た。
この夏以降引っ越しなどで子供が増え、今は我が町内だけで100人を越す小学生が居る。これを僅か6人の役員で取り仕切るのだから大変なことさ。もっとも、にぎやかな点はいいけどね。
明日の台風も心配だ。やるべき備えはしておいたけど、こればっかりはどうなるかまったく分からんから不安だね。ま、明朝頃が最接近と言うから早く起きて様子を見ようと思う。

2014-10-04

その後














昨夜の騒ぎが嘘のようにふつうの朝がきた。
いつものようにニワトリ達を小屋から出し、エサを与える。その様子を見てJackieが『散歩へ連れてっておくれ』と、ヒイヒイ鳴き出す。Jackieを連れお隣の前を通りながら『あれからどうなっただろう?』と考えを巡らす。
朝のひと仕事を終えて朝食を摂っていると、お隣のおばさんが尋ねて来た。驚いて出迎えると、娘さんは意識も戻り命に別状はない模様だ。ただ検査入院が必要だからと明後日までの入院が決まったらしい。
何はともあれ大事に至らずホッとしました。

2014-10-03

緊急事態発生!














近年グローバル社会と言われ、もはや一国のみによって事を為すようなことはほとんど無くなって来た。その反面

ここまで書いとったらお隣のおばさんが『たすけてー!たすけてー!』ってウチに駆け込んで来た。どうやら娘さんが倒れたらしい。急いで妻と一緒に隣に駆けつけながら119番。
中に入ると娘さんが倒れていて意識がない。妻に救急車を外で待つように指示して脈を取ると、脈拍が適正かどうかよく分からないがそれなりに脈打っている。心停止ではない。唇は薄紫色で顔色も悪い。『わかる?わかる?』としばらく声かけを続けていたら『ハッ』とするような感じで意識が戻った。でもまだほとんど話すことが出来ず動くことも出来ない。
救急車は近所の消防署からだったのですぐ来てくれて、メンバーは子供会で消防署見学に行った時の顔ぶれだった。彼らは手際良く担架などを準備し、娘さんの状態をチェックしつつおばさんに『娘さんは以前もこのように倒れたことがありますか?』などと尋ね、一人娘が倒れた事で気が動転しているおばさんが満足に答えられないと言うような状態だった。
娘さんは救急車内に搬入され、心電図チェックなどをしている間に受け入れ先の病院を探している模様。救急救命士が『心拍数がまだ低いので急ぎましょう』とおばさんを促し、救急車は病院へ向け出て行った。

さすがに今回の事は驚いたね。救急車を要請する時もちょっと声が震えてしまったよ。まだ救急車が出て行って30分くらいだな・・
娘さん大した事なければいいんだけど・・ただそれを願うばかり。
しかし、倒れている人を目の前にして救急車を待つしかないとは何とも情けない。心停止でなかったのでAEDの必要はなかったが、救急隊はちゃんと持って来とったな。
こういう時の対処法をもっと勉強しておくべきだと痛感したよ。

2014-10-02

それぞれのストーリー














御嶽山の水蒸気爆発で死亡した47名の身元が分かるにつれ、それぞれの人のごく限定的なストーリーが紹介され始めた。我々が知るのは死亡した人の生前の姿や知人のコメントなどしかないが、それだけでも十分涙を誘う。
風光明媚な地での楽しいお弁当風景が一瞬にして地獄絵図になろうとは誰が想像できようか・・彼らが一体何をしたと言うのだろう?
山頂付近にはまだ行方不明となっている人が相当数いるようだ。
子供さえも無慈悲に巻き込んだ、何ともやるせない自然災害としか言いようがない。

ただ、頭を垂れ黙祷す

2014-10-01

死を越えて














47名もの死亡者を出した御嶽山の水蒸気爆発は悲惨としか言いようがないが、その被災者の捜索と搬出を行っている自衛隊や消防・警察の救助チームの活動には頭が下がる。
絶えず有毒な火山性ガスが発生し、新たな水蒸気爆発の危険性のある中での作業はリスクも高く、最悪の場合自らの命を失う恐れもある。そんな状況下大量の火山灰に覆われた急勾配のガレ場を担架に被災者を乗せて運ぶ様は胸打つものがある。
情け容赦ない自然災害の中で、我々の救いと言えば彼らの無私の姿かも知れない。