2022-12-31

大晦日


 天気予報ではこの地方は晴れ続きのはずだったが、実際は寒気の影響でほとんど晴れることなく寒い曇り空の年末だった。その影響か近所を散歩していてもあまり大掃除をしている姿は見かけず、どの家も静かな様子だった。我が家も窓拭きなどの掃除は一切せず、もっと暖かくなってからやることにした。ただ、全く掃除をしなかったわけではなく、普段なかなか手をつけられないシンク回りや風呂場などを集中的に掃除しておいた。洗面台に関しては久しぶりに掃除したのでずいぶんきれいになったよ。やっぱこまめにやっておくもんだね。そうすれば手間も時間もそう掛けずに済むからね。

娘たちはそれぞれの勉強机回りを片付けていたが、凄まじい散らかり様だったので見違える様にスッキリした。ゴミの量も半端なく、こっちこそ普段から整理整頓すべしと諭しておいた。

この一年もあっという間に過ぎ去ってしまったが、家族皆が病気や怪我をする事なく送ることができてホッとしている。

ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した厳しい一年がようやく過ぎ去ろうとしているが、状況は一向に見通せず、希望も見出せていない。今後どんな展開が待っているのか当事者たちにも分からないだろう。そんな不安を抱えての年越しだ。

2022-12-30

円はどうなる


 今年は円安に苦しんだ年だった。為替相場はまるで生き物で、政府が介入したとしても市場に対する一時的な牽制にしかならず、為替を操作するということは事実上不可能だと感じる。日本の様に資源のほとんどを海外に頼っている国にとって極端な円安による原材料費の高騰はあらゆるものの価格を押し上げ、ただでさえコロナ禍によってダメージを受けた経済の足を引っ張っている。加えて日銀をはじめとする政府の対応もお粗末なもので、円安やコロナ禍よりも政府の無策の方が経済に与えた影響は大きかったと思う。そんな中、ここに来て円が徐々に高くなりつつある。この動きが年末だけのものなのか、それとも円高に向かうのか、自分的には日本の経済力が落ちつつある中で過去の様な円高に向かうことはないのでは、と思っている。今後日本経済は余程の改革をしない限りかつての様な強さを取り戻すことは無いだろう。働き手が減少している以上、強くなる要素はほぼ無いからだ。

さて、暗い材料しかない日本経済だが、来る年はいったいどうなるのかな・・

2022-12-29

死なばもろとも


 ゼロコロナ政策を放棄した中国でコロナ患者が激増している。罹患者の激増に伴いかなりの死者も出ている様だが、共産党政権はその実数を公表せず、それが疑心暗鬼を生み出している。そんな状況であるにもかかわらず海外渡航も許容するなど、世界は再び中国発の感染爆発の危機に晒されている。中国国内での感染者数激増は新たな変異株の出現が想定され、おそらくはすでに変異株の感染が広がっている可能性が高い。普通の国ならそういった場合他国への感染拡大を防ぐため、海外渡航する前の陰性証明の取得などを義務付けるだろうが、中国の場合はそういった規制を設けないというのだから驚きだ。それを受けて日本を含む各国が中国からの入国者に対して陰性証明の提示を義務付けるのは当然の流れと言える。しかしこの動きに対して中国政府がいちゃもんをつけてくるのだからタチが悪い。感染者による野放図な海外渡航の許容は中国政府の世界を巻き込んだやけっぱちな『死なばもろとも』政策とも言え、今後間違いなく世界規模での感染者の増加を招くだろう。しかし中国政府のことだからそうなったとしても自国の非は一切認めず、西側諸国の対応が遅れたためだと主張するだろう。

中国人民よ、早く共産党政権を打倒してくれ。プーチン政権と同じく彼らが権力を持っているうちは人命・人権が軽んじられ、国民として扱われることは無いだろう。君たちはそれでもいいのか。

2022-12-28

仕事納め


 早くも1年が経ち仕事納めを迎えた。このところずっと現場仕事が続いているので常に現場に立っている感じだ。でもそれが自分には一番合っていると思う。あっという間の1年だったが現場作業において事故なく終えることができてほっとしている。これもみんなが意識して作業してくれていたおかげだ。ほんと感謝している。

現場作業は早めに終えて片付け・掃除をして仕事納めとした。長く思える正月休みも日々のあれこれをしているうちに過ぎ去ってしまい、新たな年でいつもの作業を始めることになる。

仕事を終え家に帰ると二臼分の伸し餅が置いてあった。どうやら親父殿が午前中に持って来て『切っといて』と言い残して帰ったそうな。夕方にはその餅はずいぶん硬くなっていたので切るのは難儀したよ。包丁をグッと押さえつけていた手が痛くてたまらない。何とか二臼分を切り終えて餅の準備は整った。我が家は全員餅好きなので餅があるだけでテンションが上がる。正月を迎える前に食べ始めると思うので、この休み中には全て食べてしまうかもしれない。そのほうがカビが生える前に片付くのでいいだろうな。食べるのが楽しみだ。

2022-12-27

キーボード暴走


 こうやって毎日ブログを書いていると稀にキーボードが暴走することがある。どういう現象かと言うとキーボードに触ってもいないのに勝手に文字を打ち込んでゆくのだ。例えて言うなら猫がキーボードを踏んづけている時に発生する現象を猫抜きにした様な状態だ。なぜ突然こういった現象が起こるのかはよく分かっていないらしいが、とにかく同じ字をズ〜っと書き込み続けるので鬱陶しい。そして今日なんかはブログをほとんど書き上げたところで発生し、こりゃ困ったと思っていたところでそれまで書いていた文章もろとも消えてしまった。これには愕然としたね。少なくとも15分程度かけて書いていたものがきれいさっぱり無くなってしまうのだからね。しかもすぐに文章を復元しようとしたのだけれどそれができなかった。やはりバグっている最中のことだからオートセーブ機能も働いてなかった様だ。

いやはや参ったね。文章の内容は大筋では覚えているが細かい部分は思い出せないし、何よりまたはじめから書く気にはなれなかった。今後もこういう現象は発現するのだろうが、そんな時はイライラせずに暴走が治るまで放置しておくのがいいのかもしれない。下手に消去キーやバックスペースキーなどを連打しようもんなら、今回の様に文章が丸ごと消し飛んでしまう可能性が高いからね。まあ、ある意味勉強になったな。

2022-12-26

素晴らしい公演でした


 高校演劇部の中部地区大会が開かれており、その大トリで次女の演劇部が出場し、その晴れ舞台を家族皆で観に行って来た。演目は県大会と同じだが、キャストの何人かが代替わりし内容もさらに煮詰められての公演だった。観ていて素直に素晴らしいと感じたね。県大会の時よりもパワーアップされており、テンポ良く仕上がっていたと思う。次女が担当する舞台衣装もほとんど全てを手作りで賄い、その気合の入り用はなかなかのものだった。そして先ほど結果が送られて来たが、残念ながら3位で全国大会出場には届かなかった。全国大会出場を目指して来た部員達の落胆はどれほどのものだっただろうか・・寝る間も惜しんで努力を続けて来た様子を見ているので心が痛む。演劇に対する評価は評価員の主観に依るところが大きいので順位付けの理由については曖昧な点が多く、納得できないことも多々あると思う。そこで腐ってしまうか、『なにくそ!』と次を目指すかの違いだろう。今回は残念な結果に終わってしまったが、観客の受けは非常に良く、演劇後の質疑応答でも評価が高かった。

結果的に全国大会には行けなかったが、自分たちの持つ力を最大限ぶつけることができたのではないかと思う。その思いは見ていた人たちにはしっかり届いたはずだ。今年度の大会はこれで終了したが、来年度の大会に向けその悔しさを目一杯ぶつけてやればいいだろう。

次女よ、本当によく頑張った。今はお疲れ様とだけ言ってあげたい。

2022-12-25

Christmas day


 今日はクリスマス。我が家ではクリスマスの朝食はフラッフィーパンケーキと決まっている。これを皆で食べ、その後プレゼントを開けるという流れだ。今回は次女の中部地区大会が明日行われる関係で渡米せず皆が日本に留まることを決めた。ただ、渡米して欲しいというアメリカ側の親戚のプレッシャーも結構あるらしく、妻としてもいろいろ苦慮している様だ。次女の部活もクリスマスなんか関係なく朝から開始だったが、さすがに今日は次女も午前中休みをとって家族と一緒にいる様に配慮してくれた。まあ、アメリカ人にしたら今日が元旦の様なものなので家族と過ごし、ゆっくりしたいという気持ちもよく分かる。その点いくら日本に居るからといって無理かけてるなという罪悪感も自分にはある。

朝食はそのパンケーキで、じゃあ昼はどうしようと言っていたら妻が激安中華が食べたいというので、何年ぶりかで行って来た。驚いたことにこの物価高騰の折でもランチセット750円でやっていて、家族5人で食べても4千円ほどだった。この安さには妻も『今のアメリカだったら1人分の値段だ』と感心してたよ。それにしても久しぶりの中華は美味しかったな。これからはまたちょくちょく来る様にしよう。そうそう、何で中華かと妻に聞いたらクリスマスはキリスト教徒は家族で過ごし、それ以外の宗教の人は外食に出る人が多いが、妻が育ったコネチカット州は圧倒的にキリスト教徒が多く、クリスマスのレストランはほぼ中華のみが営業していたらしい。 なのでクリスマスは中華という不思議な仕組みができたのだそうな。面白いもんだよね。

2022-12-24

ホワイトクリスマス


 夜半過ぎに外を見た時は雪の気配がなかったので『このまま降らないのでは?』と思っていたら、朝起きると15cmほどの積雪があり、あたり一面真っ白になっていた。こうなると大喜びなのが三女だ。朝食も食べずに外に出て雪遊びを始め大はしゃぎ。自分も次女を部活に送るため駐車場と車の雪どけを始めたが、雪は強弱を繰り返しながら激しく降り続き、すぐに真っ白になってゆく。次女の送りは妻に任せ、長女も加えた三人で雪だるまづくりを始めた。ウチの雪だるまはアメリカ風の三段で、結構うまくできたので長女と三女は喜んでいたね。朝食は雪が溶けないうちにと急いで食べ、ソリを持って堤防へ。ここからは妻も参加してのソリ滑り大会だ。近年ソリ滑りができるほどの積雪が少なくなって来たので大いに楽しみました。

今シーズンはあと何回こういう日があるのかな。週末に降ってくれるとこうやって雪遊びができるのでありがたいね。 

2022-12-23

クリスマス寒波襲来


 今日の現場の最高気温は6℃。寒気の南下による冷たい北西風が終日強く吹き荒れ、身体の芯まで凍えるほどの寒さだった。ただ救いだったのは陽が差していたことで、太陽のありがたみを心から感じる一日だった。

北陸地方ではこの強い寒波の影響で大雪が続いているという。今後この辺りまで雪雲が張り出して来るのは間違いなさそうで、明朝は雪が降る予報。ただどれくらい積もるかはその時になってみないと分からない。三女にしてみたら雪が積もれば堤防でソリ遊びができるので大歓迎だろうが、明日も部活がある次女の送迎をしなければならないので降っても程々で勘弁願いたいね。

2022-12-22

冬至


 思っていたよりも強い雨脚で冬至の朝が明けた。

雨は仕事を始める頃には上がり晴れ間も出てきたが、午後になると急に北西風が強まり寒気の張り出しが強くなってきた。その影響で雪雲が流されて来て時々冷たい雨が降るという荒れた天気となった。明朝にかけては気温もグッと下がり、氷点下の朝を迎える予報だ。こんな寒い冬至となったが、これから陽は徐々に強さを取り戻してゆく。今後ふた月ほどは厳寒期の本番にあたり陽が長くなる恩恵をあまり感じないかもしれないが、光合成をする植物達にとってはその日々の積み重ねが大きな違いを生むのだろう。明るい時間が長くなるというのはいろいろやれることも増えるので本当にありがたい。ようやく冬至を迎えることが出来た、そんな感じだ。

2022-12-21

年末に向け着々


 先週末、親父殿の協力を得て黒豆の収穫をした。黒豆は事前に刈り取って天日干しにしてあり、その鞘を割って黒豆を取り出す作業だ。昨年は黒豆が不作でほとんど収穫がなかったので、おせち用の黒豆は買ってもらうしかなかった。そして今年はどうかというと、収穫量は決して多くないもののおせち用の黒豆としては十分な量だ。これを選別して来年の種まき用として幾らかを残し、それ以外はおせち用に使われる。何年か前までは豊作続きだった黒豆も近年は気温の上昇の影響で害虫が大量発生し、それが著しく収量を減らしている。温暖化の影響はこんな思わぬところにも現れているのだ。

2022-12-20

すごい雪ですね


 この辺りでは雪は降ったもののまだ雪は積もっていない。一方の新潟では大雪の影響でまだ車が立ち往生しているという。立ち往生が12時間以上続いている人もいるというからその困難さがよく分かる。雪に埋もれた車の中で20代の女性が死亡しているのが見つかったらしいが、その死因は車の排気ガスによる一酸化中毒とのことだ。その他にも除雪中に水路に落ちて亡くなったりと、大雪に見舞われると必ず何人かの死者が出る。そういった意味では夏場の大雨災害と何ら変わらない。近年こういった大規模な立ち往生事例が増えているような気がするがどうだろう。積雪量で言えば自分が子供の頃の方が今よりはるかに多かったと思うが、地球温暖化の影響で元々の豪雪地帯でも積雪量は減っているのだろうか?立ち往生事例が増えていることを考えれば局地的に積雪量が増えていると考えるのが妥当かもしれない。

夏場の豪雨もそうだが、近年の気象傾向は局地的で持続するということのようだ。同じ様な場所に次々と雨雲・雪雲が当り続けることで降雨・降雪量が増え災害発生の引き金となる。災害が発生する前から注意を喚起していても結果がそれ以上であることも多く、被害が甚大となる。今後は被害の拡大を見越しての行動を求められる様になって来るだろう。

2022-12-19

過去最大予算


 国の抱える借金が先進国中最大だというのに来年度の予算は過去最高だという。もはや借金を減らし未来の世代への負担を減らそうという考えなど放棄してしまったようだ。来年度予算が膨らんだ要因も大幅な防衛費の増額など、同じく未来へ対する投資という意味では借金を減らす方が待ったなしであるにもかかわらず無視されている。

今この国は間違いなく崩壊への道を歩み始めている。今やらねばならぬことを常に先送りにしてうやむやにすることで病巣はさらに悪化し、今では取り返しのつかない状況に至っている。小泉以降各政権は国の借金を減らす努力をすると口では言うものの、実際大幅な削減を実現した者がいただろうか。全ては聞こえの良いリップサービスだけで、実現を目指した者の姿も無い。時々の政権は天災や新型コロナ、ロシアによるウクライナ侵攻、円高などを理由に借金の削減を放棄する大義名分を得てやりたい放題だ。つまりは借金を減らす気なぞ毛頭無く、国債をどんどん発行して資金を調達し、自分たちの分け前を得ようとしているだけなのだ。もし真剣にこの国の未来を憂えるなら、こんな事態には至っていないはずだ。国会議員の多くは『その頃には自分はいない』 と思っているに違いない。もっと当事者意識が強ければ少なくとも今よりはマシだったんじゃないだろうか。

 国会議員の劣化は国民の劣化。

2022-12-18

マイナンバーカード申請


 家族全員のマイナンバーカードを申請した。

アメリカでは戸籍などは無く、国民は生まれた時に発行されるソーシャルセキュリティーナンバーによってすべてが管理されている。一方の日本は戸籍はあるがこのデジタル管理社会においては統合的な管理システムが無く、そこでマイナンバーによって管理したいという政府の方針はよく理解できる。しかしそこに至る過程で法外な額の事務手続き費用が特定の企業に支払われていたりと、本来の目的とは違ったところで不明瞭なことが多く、政府の情報管理のあり方にも非常に危機感を持っていたので作ることをずっと拒んできた。しかしこれまた政府の独断的な方針で遠からぬうちに実質強制的にマイナンバーカードを作らされることとなりそうなため、どうせならマイナポイントがもらえるうちに申請しようということでオンライン申請したというわけだ。

オンライン申請自体は証明写真さえ用意しておけば簡単に申請でき、やがて役所から交付通知書が送られてくるらしい。おそらく今頃は自分のような駆け込み申請が殺到しているので役所の反応も遅いだろう。それまでは気長に待つとしよう。

2022-12-17

親子丼


  昨日大学に合格したばかりの長女だが、さっそく今後のことを考えて料理に取り組むということで夕食を作ってくれることになった。長女がご飯を作ってくれるのは初めてではないが、ここ1年ばかりは課題や受験勉強などで忙しくてとてもそんな余裕が無かった。クラスメートたちも同様で、一人また一人と進路が決まってくゆなかで一人暮らしなど今後の生活への不安からか生活力を身につけねばという動きが起こっているようで、手作り弁当に挑戦したり長女のように家族の食事を作ったりということをし始めている人が増えているようだ。ある意味それは今まで勉強漬けだった日々から逃れることができた人が、進路決定によって急に挑戦すべき目標がなくなり不安定になってしまったことに対する安定剤なのかもしれない。

長女が作ってくれたのは親子丼とコンソメベースのスープで、これがどちらも美味かったね。自分も時々親子丼を作るが長女が作ってくれた方がおいしかった。時間はかかっていたがそれだけ丁寧に作ったことで美味しさがアップしたのだろう。今後は妻と話し合って週に何度か夕食を担当するようになるかも、と言っていたね。ぜひそうして欲しいな。

2022-12-16

長女合格


 アメリカの大学に出願し、その結果を待っていた長女に第一志望の大学から合格通知が送られて来た。その通知もアメリカらしく『The answer is Yes』 と書いてあったそうで、思わずアメリカだよね〜と笑ってしまった。アメリカの大学なので始まるのは来年9月から。それまでしばらく時間があるので、自分がやりたいことをやってくれたらと思う。

出願に関する書類やレポートの提出など、いろいろとハードルが高く苦労もしていた長女なので、希望通りの結果が出て本当に良かったと思う。何より長女がいちばんホッとしているだろう。

合格おめでとう。

2022-12-15

冬野菜


 冷え込みが厳しくなると外作業をする身にとっては辛いが、反面野菜の味は甘味が増して格段に良くなる。すでにほうれん草やブロッコリー・キャベツなどを収穫しているが、これまで比較的暖かい日が続いていたので甘みがイマイチだった。でもここ数日の冷え込みに加え、今週末から来週にかけては降雪予報も出ているので零下の冷え込みとなるだろう。そうなると野菜の甘みがグッと増してさらに美味しくなる。寒いのは苦手だが、冬野菜を美味しく変える寒さなら歓迎だな。

2022-12-14

風冷し


  強い寒気が南下している影響で朝から真っ黒い雲に覆われ時雨模様。気温はそこまで低くないものの強い北西風が吹き荒れ、体感的にはずいぶん低く感じた。こういう天気になるとさすがに外作業が辛くなってくる。身体を動かしているときは適度に発熱しているのでさほど寒さを感じないが、機械を操作中の時などは動かないので身体がどんどん冷えてくる。冷えてくることを見越して服も重ね着などをして備えて来ているが、それでも今日のように冷たく強い風に晒され続けると冷気が服に侵入して来て寒くてたまらない。そんな寒さ対策のために先日電熱ジャケットを購入したが、その後しばらく暖かい日が続いたので実際に電源を入れ使ったのは今日が初めてだった。まずは3段階の温度調整の弱で使用してみたが、これが弱でも結構暖かくてちょうどカイロと同じくらいの感じ。これくらいの暖かさがあれば寒い冬も何とか乗り切れそうだ。これから雪が降るくらいの冷え込みに見舞われることもあると思うが、このジャケットのおかげで身体の芯まで冷えてしまうようなことは回避できそうだ。ありがたい時代になったもんだね。

2022-12-13

国民不在


 防衛費の増額にしてもその予算を賄うための増税論議にしても、いずれもその論議の中に国民の姿は無く、閣僚たちが内輪の話し合いのみで事を進めている感が強い。防衛費の大幅な増額に関しては、詳細な使途を含め慎重な議論がなされるべき事なのに、驚異論を前面に立て増額ありきで話を進めてしまっている。同様に防衛費増額分を賄うための増税論も唐突に現れ、それを既成事実化しようとする動きが見られる。

増税に関して言えば今の円安・物価高の現状を見れば国民生活への打撃が大きいことは明らかで、その増税がたとえ法人税のみの増税だとしても結局はその増税分が国民に跳ね返ってくるので国民生活への影響は避けられない。

やはり国会議員どもには庶民の生活感覚なんて分からないのだろう。それが分かっていれば今のタイミングでの増税論なんて出てくるはずがない。防衛費の大幅な増額とそれに伴う増税が強行されれば間違いなく岸田政権は倒れるだろう。そして次の選挙での自民党大敗は避けられないこととなる。国民の意見を蔑ろにして自民党が政権を失った前例をまた踏襲するのだろうか。

未来に目を向けた政治を一刻も早く国民の手に取り戻し、この国を救わねばならない。

2022-12-12

呆れた行為


 我が家の表には一級河川が流れている。その対岸は地元の地主さんの土地で、そこを建設会社の資材置き場に貸しているのだが、その業者がなかなかの曲者で盛土を異常なくらいの高さまで積み上げた結果一部が河川側に崩れるなど厳しい河川法をまるで無視した行為を繰り返している。この日曜も天気が良かったので堤防を散歩していて対岸に目をやると何やら地面が掘ってある。確か河川法の規定でその場所は掘削禁止だったはずで、気になったので確かめに行くと沈殿池のようなものが作ってあり、溢れた水はそのまま河川に流れ込むよう作ってあるじゃないか。河川法の第55条では河川保全区域内での掘削には県の許可が要ることになっており、しかも沈殿池が掘ってある箇所は基本的に掘削禁止の場所と思われる。そこで現状の写真を撮り、管理する県の河川課に報告メールを送っておいた。県がどんな判断をするかは分からない。違法行為として指導に入るか、違法ではないとみなすのか。いずれにしろこの業者の行為に対して問題提起はしておきたかったので、あとは県の反応待ちだ。

2022-12-11

竹開花


 今年2月にJackieが死んでからあれだけ毎日散歩で歩いていたコースをほとんど歩かなくなった。そこで部活で早出した次女を除き、長女と三女を連れてポカポカ陽気の中、本当に久しぶりの散歩に出た。見慣れた風景も久しぶりだと新鮮に感じるもので、やはり散歩はいいものだなと改めて思ったよ。そして散歩コースの折り返し点でもある竹藪まで来た時『あれ?』といつもとの違いに気がついた。それは竹の葉の様子がどうも変なのだ。近づいてよく見ると竹が開花しているじゃないか!竹藪の竹全体を見渡して見るとどの竹も開花している。これは・・と昔テレビで見たことを思い出した。竹は何十年に一度しか開花せず、開花するとその竹藪は枯れてしまうということだ。この竹藪は孟宗竹なので60年周期の開花ということになる。今後この竹藪は枯死に向かうと思うが、例えば別系統の孟宗竹か、真竹などの別種が混在しておれば開花もせずその部分だけは生き残ると思う。今日は竹藪に分け入ってすべてのエリアが開花しているかどうかまでは確認できなかったので何とも言えないが、この大きな竹藪全体が枯死してしまうとは思えないので今後しばらくは要観察だな。

しかし竹の開花という滅多にお目に掛かることが出来ないものを見れたのは貴重な体験だった。

2022-12-10

里芋収穫


 朝からよく晴れとても暖かい1日だった。気温は17℃に達したというからポカポカ陽気だね。こんな日は畑仕事が気持ちよく、雑多な仕事をひとつひとつこなしてゆくと汗をかくほどだった。今日の最優先事項はサトイモとショウガの収穫で、ほぼ午前中いっぱいかかって収穫作業を終えた。里芋の出来は上々で収量もかなりあった。ちょうど長女の友人が遊びに来ており、サトイモ好きということなのでお土産に持してあげた。我が家では主に自分と長女しかサトイモを食べないのでさすがに収量全部は多過ぎる。なので収穫したもののうち親芋はすべて親父殿にあげたよ。親芋の硬めの食感が親父殿のお気に入りなので喜んでいたな。親芋だけで収量の3分の1ほどあったからね。それだけあればずいぶん食べ出があるだろう。

ショウガは例年より小ぶりだったが、それでも十分だ。気温が下がってくると新聞紙に包んで保管していてもすぐに腐ってくるので、ショウガ漬けなどにして保管しておくと良いのだが、いざ作って見るとなかなか食べないんだよね。そのうちに傷んでしまうからもったいないことだ。腐らせない良い保存方法があるといいんだけどな。

2022-12-09

萎縮し過ぎでは


 高校一年生の次女が先日受けたテストの結果一覧を見せてくれたが、その際に社会のテストだけ答案用紙が紛失して返されなかったと言っていた。『そんなことあるんかい』と面白おかしく話していたが、どうも学校内部では大きな問題になっていて、今日そのことについて担任から謝罪の電話があった。我が家としては特に問題視していないことを伝えると、なんと今度は校長が電話口に出て謝罪してくるではないか。校長さんによると紛失事件は県教委にまで連絡済みで、今もまだ探しているという。答案用紙をなくしただけでまさかこんな大きな問題にまでなるとは思っていなかったね。確かにこのご時世、内部告発などで後日問題が明るみに出て大問題に発展することもしばしばある。そういったことを避けるためすみやかに県教委に連絡し、校長自らが立って対応するというマニュアルなのだろうか。我が家としてはたかが答案用紙ごときのことでただでさえ忙しい先生たちを煩わせる方が気の毒なので、この件はこれまでの対応で十分であり、これ以上のことは必要ないとはっきり伝えておいたよ。

2022-12-08

難しい時代


 81回目の真珠湾の日を迎えた。

戦後専守防衛を堅持して来た日本が、敵基地攻撃能力を手に入れようとしている。さらに防衛費を大幅に増額し防衛力を高めようとしているが、そのことについての議論に国民の姿は無い。防衛に関するすべての案件が拙速に決められようとしており、そのことについての不安は当然感じている。防衛費の増額にしてもその使途が不明なまま増額ありきで勧められており、しかもその財源を増税で賄おうなんて安易なこと言い出す連中も居て、ますます単に軍備拡張したいだけでは?と思ってしまう。

ロシアによるウクライナ侵攻など世界情勢は激変しており、専守防衛を国是とする日本の方針が今後も国民の命や財産を守るために有効なのかと言う議論は間違いなく必要だ。各種ミサイルをすべて迎撃することなど不可能で、ならば攻撃の動きを察知した時点で叩くという敵基地攻撃能力を持つべきという意見はあまりにも安易過ぎる。すべてのミサイルを迎撃するのが不可能なことと同じように敵基地を叩くことで敵のすべての攻撃を封じることも不可能なことだ。敵基地攻撃能力を持つことで抑止力に繋がるという意見ももっともだが、どうもその意見も軍備拡張への誘導にしか思えない。難しい時代に入ったことは間違いない。しかしだからこそ頭を捻り今までにない方法を探る必要があると思う。

2022-12-07

入管の闇


 名古屋の入管で適切な医療を受けられず放置され命を落としたスリランカ人のウィシュマさんについて、NHKのクローズアップ現代が取り上げ、ブラックボックスと言われる入管の闇に斬り込んでいた。しかし改めて感じるのは入管の人権を無視した収容者に対する扱いの酷さで、こんなことが現在進行形で我が国で行われているとは信じがたいほどだ。今回地裁が国に入管の所持する映像を遺族に公開すること命じたため、どれほど酷い行為が行われて来たかが明らかになったが、それでも入管側はウィシュマさんの死亡について謝罪もせず、行為が正当だったと言うのだから呆れを通り越して激しい怒りを感じる。入管でウィシュマさんを担当していた係官らの氏名を公表し、制裁を受けさせるべきだと思う。

今回クローズアップ現代が取り上げたことで全国的に入管に対する不信感が増し、それがきっかけとなって制度の見直しや環境の改善に繋がることを心から願いたい。


2022-12-06

日本散る


 W杯サッカークロアチア戦で、日本は延長戦にもつれ込む激闘の末、PK戦に敗れ敗退した。正直ここまでやれるとは思っていなかったのでよくやったと褒めてあげたいところだが、 実力的にはまだまだ世界のレベルには程遠いと感じたカタール大会だった。確かに日本は強豪ドイツとスペインに勝ちはした。しかしコスタリカに敗れるなど安定性に欠け、たまたま勝てたのだと言う意見に反論しにくいものがある。また対クロアチアPK戦に関しても決めきれない弱さが露呈し敗戦に繋がった感はある。今回のW杯は残念ながらベスト8に残ることはできなかったが、残るためには何が必要かがはっきり示された大会だったと思う。4年後までにこの課題を克服して臨めば今度こそ8強入りも夢じゃないと思う。

次の4年間でチームの実力を底上げし、決め切れる力を養っておくことが生き残るために必要なことだ。

2022-12-05

ワクチン接種その後


 ワクチン4回目を接種してから1日以上が経過したが、打った部分の痛み以外は特に副反応は出ていない。ただ、ワクチン接種と関係があるかは分からないが異常に喉が乾き、 気温も低めだったにもかかわらず2リットル近い水を飲んだ。激しい運動もしていないのにそんなに喉が渇くなんて普段では無いことなので、やはりコロナワクチン接種の影響なんだと思う。

一緒に接種した妻と長女はというと、妻は微熱程度の発熱があり身体もだるいそうだ。三女も同じく倦怠感があると言うので、大事をとって今日は学校を休ませた。その後は特に大きな変化は無く時間が推移している。

2022-12-04

ワクチン4回目接種完了


 家族みんなでいっぺんに打てる日を待とう、と言うことで長女と次女の予定をすり合わせ、今月18日の予約を取ろうとやり始めたら、12歳未満の三女と18歳未満の次女はそれぞれワクチン条件があって、まず三女は大規模接種会場は予約できず病院やクリニックのみの対応で、次女は大規模接種会場で打てるもののファイザー社製のみと限定されているので、これまた違う場所でしか打てないことが分かった。そんなことなら自分と妻、それに長女だけ先行した方がいいということでネットで予約し打って来た。大規模接種会場での予約も二日前ならまだ結構空きがある状況だった。最近再びコロナ患者が増え始めていて、ワクチン接種に訪れる人が増えてるということだったが、予約の空き状況を見ても一時期のように積極的に打つような空気ではないことがよく分かる。自分の場合は今まで目立った副反応が出ていないので打つことに抵抗は全く無いが、副反応の大きかった人にとっては4回目を打つのをためらうのも理解できる。

大規模接種会場は広く、人も少ないため至ってスムースに接種を終えることができた。次女は今月超忙しいので18日以外空きが無く、年明け早々くらいに打てるよう調整中。三女もかかりつけ医に電話を入れて予約の状況を確認しないといけない。みんなが一ヶ所で同時に打てると便利なのに、こうやってバラバラにしか打てないとなると、それだけでだいぶ接種率が下がっているんじゃないかと思うね。接種率云々を議論する前にそういった合理的な対応が為されるように頭を使うべきだろう。何もかも中途半端だと思う。

さあて、熱などが出るかどうかしばらく様子見だな。

2022-12-03

カマドはいいね


 気温が下がって来て、火の有り難みがよく分かる季節となって来た。今日も夕飯はダッチオーブンでじっくりと焼いたベイクドポテト。大体1時間くらい火にかけておくとちょうど良い焼き加減となる。その間はずっと火の守りをするのだが、これほど楽しく心地良いことはない。揺らめく炎をじっと見ていると余計な雑念が消え頭の中がスッキリする。炎を眺め、時折夜空を見上げると星が瞬いている。我が家のカマドで焚く薪などは全て伐採した枝や、表の川が増水した時に流されて来た材木などだ。それらを集積し乾燥させて使っているが、1時間程度燃やしているだけでは大した量は使わない。どうだろうひと抱え程度の量で十分事足りる。なので毎週末のようにダッチオーブンを使って調理しているが、薪の量は減るどころか増える一方だ。こんなんだったら薪ストーブを導入してもいいんじゃないかと思うくらい。実際河川敷の木が大きく生長して混み過ぎてくると伐採するが、それを薪にしたときは軽トラ2台分くらいはあったからね。その時は近所の薪ストーブを持っている友人に全てあげたけどね。

ジャガイモの在庫はまだまだあるし、サツマイモもあるので今後しばらくの間週末はベイクドポテトか焼き芋が続くことになると思う。でもこれが最高に美味いんだよね。贅沢なことだな。

2022-12-02

マジ驚いた


 対スペイン戦があったことなどすっかり忘れ、いつも通り現場に出勤すると大先輩が『日本が勝ったぞ』と言うではないか。一瞬何のことかとポカンとしてしまったが次の瞬間『えっマジで!』と叫んでしまった。よもやスペインに勝つとは思わなかった。しかも逆転勝ちとはね。一体何事が起きたんだと言う感じ。この勝利で一次リーグ1位通過なんだからたまげたもんだ。それにしても勝利すると監督の采配を称賛し、負けるとコテンパンに叩くといった連中の醜悪さには辟易する。こんなあからさまな掌返しはそうそう見られないよね。

さあ次のクロアチア戦。勝ったら天国負けたら地獄の扱いだろうな。でも1次リーグは突破しているのでそこまで言われないかもね。まあ、言いたい奴には好きなように言わせておけばいいさ。何もしない奴ほど文句を言うもんだからね。

2022-12-01

まだトマトが採れてます

 


例年ならとっくに枯れてしまっているはずのトマトがまだ青々とし、しかも結構な数採れている。今日のニュースでこの11月は記録を取り始めてから一番暖かかったとやっていたが、これだけ暖かい日が続いたからトマトの調子も良いのだろう。それに加えどうもこの夏は夏野菜の生長がどれも遅れ気味でスロースタートだったため、後が長引いたということも言える。燃料高騰の影響でハウス栽培のトマトも値上がりしている中、自宅の畑でトマトが採れることは本当にありがたい。特に長女と次女の弁当にはトマトが欠かせないので助かっている。そのトマトももうじき終わりを迎えるだろう。さすがに霜が降りるようになると枯れてしまうからね。いつまで採れるか分からないが、採れる間はありがたく頂戴しようと思う。

2022-11-30

今日は冷えました


 強い寒気の南下に伴い気温が急激に下がってくるという予報だったが、ほんとその通りにみるみる気温が下がり始め、北西風も強く吹きつけていたので体感的には随分寒く感じた。いよいよ冬がやって来たよ。特に今日は予報に反して日差しがほとんどなかったので、その分余計に寒く感じたのかもしれない。寒かったと言ってもこれでまだ10℃以上はあるので、厳冬期の最高気温5℃ 程度といった時よりも随分マシな方だ。それでもまだ身体が寒さに慣れていないせいか、指先はかじかみ、身体も底冷えしてブルブル震うくらいだった。そりゃこのところずっと20℃以上の日が続き暖かさにどっぷり浸かっていたからね。それが急に10℃も下がるんだから身体がついていけないのも当然かもね。明日はしっかり寒さ対策をして行くことにしよう。

2022-11-29

大国の揺らぎ


 いわゆる大国が近年揺らいでいる。トランプ就任による影響から混乱に陥り、今もその後遺症に苦しむアメリカ。ウクライナ侵攻を強行し、孤立するプーチンとロシア。そして前例なき3期目に突入し、盤石かと思われた矢先の極めて異例の全国的な抗議行動。超大国と言われるこれら3国の揺らぎの原因がいずれも一個人に対する権力集中の結果であることが興味深い。民主主義国家の雄であるアメリカでさえ、トランプへの権力集中を抑えきれなかった。ましてやロシア・中国といった独裁国家ならそれを止める術は無い。古来独裁制によって恩恵を受けた国はどれほどあるだろうか。奇跡的に独裁者が有能で民衆のことを第一と考える者だったならば、トップダウンの国造りとしては成功を収めたかもしれない。しかし独裁国家の大部分は迫害と搾取に塗れていたのではないか。国が大きければ大きいほど集まる権力も強大で、ゆえに人はその権力に呑まれ、その力の源は自分自身なのだと錯覚してしまう。むしろあまりに強大な権力の上に立ち、その力に翻弄されると言った方がいいだろう。均衡を失った力は暴走し、やがて瓦解する。

大国の揺らぎは今後も続き、やがて瓦解に至るのだろうか。それとも揺れをうまく抑えることに成功するのだろうか。いずれにしても権力の集中が解消されない限り揺れが治まることはないだろう。

2022-11-28

人民の声を聞け


  習近平政権への反発が日増しに高まっている。

これは厳格なゼロコロナ政策が続き、人民の忍耐も限界を迎えつつあるということだろう。抗議=即逮捕という中国でこれだけ多くの都市で抗議運動が起きるのは異例なことだ。習近平の退陣を迫るデモまで行われているというから、これは単なる人民だけの抗議運動ではないような気がする。背後には反習近平陣営がまず間違いなく糸を引いていると思うが、それも人民の不満が沸点になければ成功しないことなので、当然のことながら長期に渡るゼロコロナ政策が人民を精神的にも金銭的にもそこまで追い詰め、まさに爆発寸前の状態なのだろう。 当局側は早速警備を強化し、押さえ込みにかかる準備を着々と進めているが、果たして今まで通りのやり方で人民を押さえ込むことができるのだろうか。一歩間違えばその押さえ込みが小さな爆発となって次々と連鎖反応を引き起こし、収拾のつかない状況に陥る可能性も十分にある。

習近平王朝も歴史上の王朝がそうであったように、民衆の蜂起によって滅ぼされるのだろうか。遅かれ早かれ滅ぶ未来に変わりはないので、そうであるなら早い方がいいだろうな。

2022-11-27

おそらく今年最後の草刈り機


 今日はおそらく今年最後となる河川敷の草刈り作業を行なった。河川敷の草はそのままほかっておけば冬枯れして倒れるので見た目の草茫々感は無くなるが、暖かくなって再び草刈りシーズンが始まった時に枯れて倒れた草が草刈機に絡まって非常に作業し辛くなるのだ。なので冬枯れして倒れる前に刈り払っておけば、暖かくなるまでにはほとんどが腐ってしまうので作業効率が格段に違う。なので今日の草刈りは後で楽するための作業と言える。それと河川敷の草が伸びた状態だと、橋の上からのゴミのポイ捨てが増えるのでそれを予防するための草刈りでもある。ああ、もう一つあった。今日も草を刈っていて気付いたが、ヌートリアが通った跡が草の中に縦横無尽に残されていて、夜になると相当数が河川敷まで上がって来ているようだ。それも草を刈ることで身を隠す場所が減れば上陸数も減るのではないかと思う。実際ヌートリアが作ったものとは別の獣道も残されていて、それはおそらくキツネによるものだと思う。キツネはヌートリアの幼獣を捕食するので、いくら暗闇とは言え姿が丸見えの状態ではさすがのヌートリアも用心するだろう。

そういった諸々の意味合いから草刈りを敢行した次第。かなり広い面積なのでマジ疲れました。でもやらねばならんことだからね。

2022-11-26

ようやく片付けた


 扇風機をようやく片付けました。

気温が高めの日が続いていたとは言えさすがに扇風機の出番はなかったのだが、 ずっと外での作業を優先させていたのでなかなか仕舞うチャンスがなかったのだ。ようやくタマネギの植え付けも終わり、外仕事にも余裕が出て来たので片付けることができたというわけ。我が家は扇風機が7台もあるので、それらを洗ったり雑巾で拭いたりしてから箱詰めして仕舞うのに結構時間がかかるのだ。でも全て片付けることができたので家の中のスペース的にはだいぶスッキリしました。でもすぐに暖房機器を出すつもりなので結局同じかもしれないね。12月に入るといきなり寒くなるというから寒さ対策も始めないといかんな。このまま暖かい日がずっと続いてくれるといいんだけどね。

2022-11-25

青の勇姿


  仕事中、頭上で突然轟音が鳴り響き、見上げると雲ひとつない真っ青な空に白い筋を描きながらまるで滑るようにジェット機が走っていた。いきなりだったので驚いたがブルーインパルスによる展示飛行のようだ。その後無限のキャンパスにハートや6つの輪などをダイナミックに描いたりして縦横無人に行き交い、見ているこちらを十分魅了してくれた。どうやら明日予定されている愛知県県政150周年のイベント飛行の予行演習だったようだ。明日は日中天気が少し崩れるようなので、予行演習とは言え抜けるような青空をバックしてのブルーインパルスの勇姿はカッコよかったな〜。こういうのを見るのはほんと何十年ぶりなので結構興奮したよ。めっちゃ得した気分です。

2022-11-24

ちゃっかり観戦


 W杯サッカーに興味は無いと先日書いたばかりだが、いざドイツ戦が始まってみると気になって『どんな具合だ?』後半戦から見てしまった。その時点で1:0で負けており、しばらく見ていたが決定的チャンスでも決めきれなかったので『もう寝るか・・』と歯を磨きに行って、何やかんやしてからやっぱり気になったのでもう一回見てみると、なんと2:1と逆転しとるやんか!いったい何が起こったのかと驚き、残り時間も僅かだったからこのまま逃げ切れるのかとハラハラしながら最後まで見てしまったよ。

 W杯サッカーなんかに興味ないと言いながらしっかり観戦し、その割には肝心な場面を見逃しているのだから世話無いね。でも力尽きて足がつるまで走り続けた日本代表の気迫と闘志は見ている方にも十分伝わってきた。こんなゲームを続けられるならベスト8入りという目標も達成できるのでは無いかと思えてきたよ。

と言うことでコスタリカ戦は初めから見ることにしようと思う。

2022-11-23

雨の祝日


 今日はせっかくの祝日というのに生憎の雨模様。それもかなりの雨脚で庭も畑も水浸しだ。これだけ降っていては外仕事は無理なので、家の中での作業に専念した。と言っても夏服と冬服を入れ替えたり、押入れの中で漏れていたリンスを掃除したりと大したことはしていないが、時間だけは結構かかったよ。その他やったことと言ったら玄米を精米しに行ったり、この暖かさで大根がかなり大きくなっているので2本収穫し、それらをべったら漬けやつぼ漬けにするための仕込みをしたりと、外仕事ができない日でもやることはいくらでもあるので全くヒマな時間がない。出しっぱなしの扇風機もいい加減仕舞おうかとも思ったが、これは次の週末の天気がいい時を見計らって洗浄し、物置に仕舞うつもりだ。

冬支度といえば後はガスファンヒーターとホットカーペットを出して設置すれば完了かな。実際先週のような暖かさが続けばまだまだ出番は先かもしれないね。


2022-11-22

各地で揺れてます


 インドネシア・ジャワ島西部で起きた地震ではマグニチュード5.6程度の規模にもかかわらず家屋の倒壊や地滑りなどで現時点で250名以上が亡くなったという。被害者の中には子供も多数含まれているというから何とも痛ましいことだ。倒壊した家屋の様子などを見ると横揺れによって柱が上の重みを支えきれず、ペタンと潰れたようになっている。やはり建物の構造自体の強度が弱く、柱などには鉄筋もほとんど入っていないのではないかと思われる。インドネシアのように地震の多い国では早急に地震に対する建築基準を設ける必要があると思う。ここまで書いて気になったので調べてみると、インドネシアにも建築基準法は制定されているが、義務化されるにまでは至っていないということらしい。しかも地方政府による制度運用も十分に為されておらず、実質絵に描いた餅状態で耐震化への道のりは長いようだ。

そのインドネシアの地震からそれほど時間が経っていないというのに今度はソロモン諸島でマグニチュード7.0の地震が起きたという。津波の被害など詳細は分かっていないが島嶼国ゆえ被害の確認には手間取るだろう。それにしても南太平洋では地殻活動が活発化しているようだ。こちらもいつ何時巨大地震が起きてもおかしくないことを改めて肝に銘じておかねばな。

2022-11-21

ワールドカップがどうしたよ


 いつの間にかW杯サッカーが始まっていた。もともとサッカーにはあまり興味がなく、見るといったらワールドカップくらいだったが、今回はそのワールドカップさえ見る気がない。最も見る気をなくしたのがFIFA会長の西側諸国による批判に対してのコメントを見たからだ。彼の言いたいことは分かるが、あまりにもそのコメントが感情的で稚拙過ぎる。あんな調子じゃ批判を受ける原因を看過してきたと言われても反論できないだろう。近年のオリンピックやW杯サッカーは規模が大きくなり巨額のお金が動く、それによって開催地決定のプロセスが不透明で、かつ東京オリンピックの汚職事件のように闇の金が飛び交うことになる。そういった疑惑の中で労務作業員の置かれた劣悪な環境や労災事故の多発、マイノリティーに対する不寛容など、今の時代に逆行することばかりが続き、そもそものこんな国に大会を開く資格があるのか、という批判が巻き起こっているのだ。本来大会を開催する国はいかに人権や環境に配慮し、かつ低コストで大会を運営するかのプレゼンを通して選ばれるはずで、にもかかわらずこれらを達成できていないカタールが選ばれたということは単純にお金の力で W杯サッカーを買ったということに他ならない。それに対して怒る西側諸国の言い分もその通りだと思う。

とにかく今大回の不評の原因はその不透明さにある。いろいろな物事の決定のプロセスが曖昧で批判されるのも無理はない。そこをまた強弁してすり抜けようとするから不信感が増し、更なる批判を生んでいる。なぜそれが分からないのだろうかね。

 

2022-11-20

マイクロチップ入れました


 骨折した猫の手術のため馴染みの獣医から紹介された他の動物病院に通院しているが、そこはマイクロチップの挿入もやっているので、この際だからうちの猫3匹ともを連れて行って入れてもらった。価格は1匹につき3500円。ただこの費用はマイクロチップを挿入するだけの費用なので、登録手続きは別途自分でやらねばならない。登録自体はネットでできるのでいいが、環境省への登録費用は300円、そして日本獣医師会が運営しているサイトへの登録は1000円かかる。ただ一旦登録しておけば万が一我が家の猫たちが迷子になってどこかで保護された場合などはマイクロチップの情報によって飼い主を特定できるようになった。今までも首輪に住所や連絡先を書いたものを付けていたが、よく首輪を無くして帰ってくるのでマイクロチップの方が無くさない分確実だ。マイクロチップのお世話になるようなことが無いに越したことはないが、あくまでも保険の意味で装着した安心感はあるな。

2022-11-19

タマネギ植えた


 ようやくタマネギの植え付けを終えた。もう少し早く済ませたかったのだが種から育てている苗の生長が思ったよりも遅く、今日に至ったというわけだ。一部の苗はまだ若干小さめだったが明日は雨予報でもあり、植え付けのタイミングとしては絶好だったので植え付け可能な数の285本を植えきった。これだけの数の苗の植え付け作業はまさに修行、しゃがんだままの作業の連続で腰が痛くなり、時折立ってぐ〜っと腰を伸ばさないと立ち上がれなくなってしまう。

ここ数年は植え付け後の苗を何かの幼虫に喰われてしまう食害がひどく、年によっては3分の1もの苗がダメになった時もある。去年も50本ほどはやられたので今年は元肥の有機肥料を蠣殻石灰と苦土石灰のみにして様子を見ることにした。2週間ほどすればこの試行の結果が出ると思うが、同じような被害が出れば早くも次へ向けて悩まなくてはいけなくなるな。

2022-11-18

挑発の行方


 北朝鮮が飽きもせずにまた弾道ミサイルを発射した。しかも今回はアメリカ本土に達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)をロフテッド軌道で打ち上げ、日本のEEZ内に着弾させるという挑発ぶりだ。北朝鮮の横暴は常態化し、もはややりたい放題。それも国連で常任理事国のロシアと中国が北朝鮮を守る姿勢を繰り返している結果だ。北朝鮮にしてみればロシアと中国のお墨付きを得たので何をやっても大丈夫だとの自信を深めているのだろう。しかしいい加減ここらで鉄槌を下してやらねばなるまいて。経済制裁も中露の裏協力で形骸化して効力がなく、むしろ中露が裏で糸を引く形で北朝鮮を煽っている。このまま北朝鮮を野放しにしておけば挑発活動もさらに過激化し、それに対抗する形で韓国もヒートアップし、不測の事態が発生しないとも限らない。北朝鮮なんぞ金正恩がいなくなればすぐに瓦解してしまうので、アルカイダのアイマン・ザワヒリを暗殺したように無人機から攻撃すればいいのにと思う。世界に対するリスクは世界の手で除去すればいい。UNは機能していないので今後は別の組織を立ち上げ対処してゆくしかない。常任理事国による枠組みは早々に葬り去らねばならない。

2022-11-17

ISSを見ゆ


 仕事帰りにコストコに寄り、給油と買い物をしてから帰宅したのでISSの上空通過には間に合わないと思っていた。それが通過時間ぴったりの帰宅となったので南の空を仰ぐと、南西方面上空にゆっくりと移動しているオレンジ色の点を確認できた。初めは飛行機かもと思ったが、ライトが点滅していないし、飛行機の高度よりもかなり高い位置で動いているのでISSと確信した。ちょうど家族全員がいたので皆に声を掛け、揃って空を仰いだよ。南西から現れたISSは徐々に明るさを増し、真上に至る頃には白く輝いていた。やがて輝きを弱めながら北東に向け移動し、雲の中に消えていった。ほんの数分の出来事だったが、ISSをはっきり見れたことは嬉しかった。あの中に人がいると思うと何か不思議な気持ちになる。ごく限られた人だけがあそこに行って80億の人々がひしめき合うこの地球を俯瞰できるのだ。そんな光景を見たらそりゃ価値観変わるやろうね。

2022-11-16

トランプ出馬表明

 


トランプが次期大統領選への出馬表明を強行した。今回の中間選挙で共和党が予想以上の苦戦を強いられ、結果が伸び悩んでいるのはトランプのせいだという批判もある中での出馬表明だ。本人はいつものことでいかに自分がすごいのかを喧伝しているが、実際周りは冷めた目で見ているだろう。ただ何が起こるか分からないのが大統領選であり、共和党がトランプに代わる有力候補を擁立できなかった場合、 前回のようにトランプに大統領選への切符が転がり込む可能性も無いとは言えない。むしろそれをトランプは狙っているのだろう。そのためには共和党の対立候補を徹底的に貶めるネガティブキャンペーンを醜いほどに繰り返すことだろう。有権者がその醜態を見て辟易するのは明らかで、民主党にとってはトランプが共和党の代表となってくれると戦いやすいと考えているはずだ。とは言えこれ以上メディアに露出するトランプなんぞ見たくないけどね。

2022-11-15

世界人口80億突破


 世界人口が80億人を突破した。この12年間で10億人増えたことになる。今までずっと最多人口を記録し続けていた中国は数年後にはインドに抜かれる予定だが、なおも世界人口は増え続けているので20年後くらいには100億人に達するのかもしれない。しかしロシアによるウクライナ侵攻や異常気象により世界の食料需給は逼迫しており、これ以上の人口増は今後支えきれなくなる恐れが強い。発展途上国を中心に生活環境の向上や医療の浸透により死亡率が下がり急激な人口増加が起きているが、その人口を賄うだけの水が確保できるかなど、紛争に直結するような不安要素もかなりある。実際水をめぐる争いは猛暑に見舞われた各地で起きており、どの国も自国の水を確保するため川の上流部にダムを築くなどのなり振り構わぬ方法をとって下流の国の反発を招いている。

世界的な異常気象を前にして人類は繁栄を謳歌していられるのだろうか。コロナのように自然が人類に対し淘汰を求めようとするかもしれない。 爆発的な人口増加の未来に何が待っているのか。決して楽観できない未来がそこにある。

2022-11-14

卵が4つありました


 朝、2つの卵を回収し、そして夕方にももう2つの卵を回収した。そう、つまり4羽全てのニワトリが卵を産み始めたということだ。これで我が家では今後しばらく卵を買うことはなくなるだろう。と言うより積極的に卵を使うようにしないとあっという間に冷蔵庫の卵トレーがいっぱいになってしまう。1日4個なので1週間では28個になるという単純計算。実際は必ず4個産むわけでは無いのでもう少し減るとは思うが、それでも20個以上にはなるので結構な数だ。ニワトリたちも卵を産むようになってからは食べる量が激増し、あっという間に餌入れが空になってしまう。そりゃほぼ毎日あんな大きなものを産んでいるのだから無理もない話だけどね。

2022-11-13

上院死守


 激しい接戦を制してネバダ州の上院議席を民主党が勝ち取った。これで上院の過半数を民主党が制し、共和党に対しての大きなアドバンテージとなった。下院の状況はいまだ流動的ではあるが仮に共和党が過半数を取り、何らかの法案を成立させようとしても上院で否決することができる。また共和党が下院で過半数を取ったとしても、議席数の差が少なければ下院で法案を通すこともなかなか困難なこととなる。加えて共和党内ではトランプを支持する議員とそうでない議員との対立が顕在化してきており、共和党が一枚岩となって民主党政権と対峙してゆくこと自体が難しくなっている。

政治の混乱は国そのものを弱くするので避けるべきことではあるが、そんなことを気にかけるトランプでは無いので、醜い争いを仕掛けてくるだろうて。さすがの米国民もトランプ一派には嫌気が差して来ているということを、当のご本人は気付いていないのだろうか。というより裸の王様なので自分では理解できないのだろうね。

2022-11-12

ひたすら畑仕事


 明日は久しぶりに雨が降ると言うから、今日はその雨を見越した作業に追われた。まずは先日整えておいた畝2本にほうれん草の種を蒔き、別の畝にはイチゴを植え付けておいた。これで明日雨が降ってくれればいい感じになるだろう。タマネギも植え付ける場所の用意はしてあるが、自分で育てている苗はまだ小さいので植え替えは来週末以降の予定。次は終わりを迎えつつあるトマトを片付けてスナップエンドウを植え付ける準備をしないといけないが、これも来週末の仕事だな。

こんな具合に畑仕事は途切れることなく次から次へとやることが発生するので全くヒマな時が無い。むしろボンヤリしているとどんどんやらねばならぬことが溜まってゆくので、いかに効率よく片付けてゆくかというトレーニングにはもってこいだ。さらには大きく天候に左右されるのでそういった係数も考慮して段取りを立てないといけない。たかが畑仕事といえどその本質はとてつもなく奥が深い。ゆえに畑に精を出す意味は大きいのだ。