2022-11-22

各地で揺れてます


 インドネシア・ジャワ島西部で起きた地震ではマグニチュード5.6程度の規模にもかかわらず家屋の倒壊や地滑りなどで現時点で250名以上が亡くなったという。被害者の中には子供も多数含まれているというから何とも痛ましいことだ。倒壊した家屋の様子などを見ると横揺れによって柱が上の重みを支えきれず、ペタンと潰れたようになっている。やはり建物の構造自体の強度が弱く、柱などには鉄筋もほとんど入っていないのではないかと思われる。インドネシアのように地震の多い国では早急に地震に対する建築基準を設ける必要があると思う。ここまで書いて気になったので調べてみると、インドネシアにも建築基準法は制定されているが、義務化されるにまでは至っていないということらしい。しかも地方政府による制度運用も十分に為されておらず、実質絵に描いた餅状態で耐震化への道のりは長いようだ。

そのインドネシアの地震からそれほど時間が経っていないというのに今度はソロモン諸島でマグニチュード7.0の地震が起きたという。津波の被害など詳細は分かっていないが島嶼国ゆえ被害の確認には手間取るだろう。それにしても南太平洋では地殻活動が活発化しているようだ。こちらもいつ何時巨大地震が起きてもおかしくないことを改めて肝に銘じておかねばな。

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