2011-11-30

日々是反省


日々反省すべきことは山ほどある。
今日も些細なことでイラついて気が立っていた。そんなことでムカついていても仕方が無いと分かっているのに、自分の感情をコントロールできずついつい攻撃的になってしまう。ほんと自分はまだまだだと悄然とする。


日中あまりの暑さに半袖になって大汗かいて作業する。それが明日には急降下だ。これだけ毎日の気温差があると体調を崩す人も多いだろう。
ああ、風が強くなってきた。窓を閉め切っているのに家の中の引き戸が時折『カタカタ』と音を立て始める。これは北西の冷たい風が強まり始めた証拠だ。そう寒くならないことを願うだけだよ。

2011-11-29

でかいと大きい


長女の国語の宿題は僕が見ることになっている。ほぼ毎日のようにカド(漢字ドリル)があって、そのチェックを怠ると担任から『ちゃんとチェックして下さい』というメッセージを受け取ることになる。
そんな今日、長女が持って帰って来たプリントには2箇所赤で訂正が入っていた。これも毎日宿題でやっている音読の書き取りテストだったようだが、よく見てみると『でかい』と書いたところを『大きな』と書き直されている。2つ目も『でっかい』と書いたところを同じく『大きい』と直されている。これを見た時は思わず笑ってしまったが、『でかい』と書いていても意味は同じで間違いではないのだ。それをなぜ直すのだ?そりゃ『でかい』は方言なので標準語の『大きい』に訂正したい先生の気持ちは分からんでも無いが、その場合なぜ『でかい』ではペケなのか子供達にちゃんと説明したのだろうか?娘によると無かったそうだ。こういう言葉足らずの添削が器の小さい人間を増殖させていると思う僕はオーバーだろうか?娘にはなんで『でかい』が訂正されたか説明したものの、いまいち理解できないようだった。しかし問題はそこではない。決まった答えだけを求める日本の教育の仕方そのものが短絡的であまりにも遊びが無いと思う。『遊び』すなわち余裕が無い者ばかりが蔓延り、人間的情緒の乏しい社会を構成してしまっている。でっかいでもいいじゃんか。そうだろう?

僕は娘達に、『大きい』ひとではなくて、『でっかい』ひとになってほしいと願う。

2011-11-28

穴の中より


今日も現場で穴を掘る。このごろの気温はじっとしていると寒くなってくるが、ひとたび動き始めると汗もかかず心地良い。
重機でアスファルトをめくり上げ、堅く締まった層を掘削し、それから人力で掘り進める。今回の現場は街中であるためにちょいちょいと覗いていく人が多い。そして口々に『何で掘っとんの?』と聞いてゆく。ちょうど現場のすぐ横を通学路が通っているため、下校時刻ともなると小学生が1列に連なって下校し、『わっ、あんなとこ掘っとる』や『落とし穴掘ってるんですかー?』はたまた『ごくろうさまです〜』なんて好き勝手なことを言って通り過ぎてゆく。でも子供はやっぱり好奇心おう盛だね。通過するほとんどの子は大のオトナが穴を掘っているのがどうも気になるらしい。実際自分たちが穴に入って掘りたいんだろうね。
明日にはほぼ身長分の掘削が完了して、ますます子供達の興味をそそることになるだろう。

2011-11-27

Thanksgiving Day2011


七面鳥はとても美味そうに焼き上がった。
今回は僕の両親に姉夫婦と子供達、それにチェンラ組の友人達が参加して大いに盛り上がる。特大の七面鳥も皆でペロッと平らげ、お次ぎはデザートの時間。これまた巨大なアップルパイにパンプキンパイと皆の差し入れが加わってどえらい量となる。お腹はパンパンになってもうなんにも入りません。

それにしてもよくぞまあこれだけのものを義母や妻は作ったよね。感謝です。皆も大変喜んでくれました。
まだ気は早いが次回も同じようにやりたいものだな。

2011-11-26

Thanksgivingに向けて


明日は我が家でThanksgiving partyを開催する予定だ。なので朝から義母と妻はいろいろな料理の仕込みに忙しい。到着が心配されていた七面鳥も午前中に届きひと安心。アメリカから凍ったまま輸入されているものなので、我が家に到着後はさっそく使わなくなった三女のベビーバスに水を張り、そこに沈めての自然解凍中だ。七面鳥の調理は義母の専門事項なので僕はタッチしないが、皆に振る舞う時に切り分けるのは僕の仕事。これはアメリカに滞在していた時からなぜか僕に課された役割なのだ。妻によればひと昔前までアメリカ男性がもっともプレッシャーを感じる時がこの、親戚一同が見守る中で如何に巧みなナイフさばきを見せるか、ということだったらしい。確かにもたもたしたりして皆のひんしゅくを買うようではpartyが盛り上がらないし、『僕は上手くないので・・』なんて言って及び腰にでもなろうもんなら、それこそ愛想つかされるだろうね。ここはひとつ上手くなくてもまごころ込めてさばく姿を見せるべきで、そういう姿勢に対してアメリカ人は賞賛を惜しまない人達だ。
なんか話の筋がズレたが、そうこうしている間に次々とパイが焼き上がってゆき、室内が香ばしい匂いに包まれてゆく。なんやらいとも簡単そうにどんどんデザート類をこさえてゆく義母や妻はすごいんじゃないかな。この二人が揃うとかなり強力だが、シアトルに行けばこの義母の妹達が三人居て、そしてその娘達がまた強力なのだ・・お分かり頂けるだろうかこの女系家族の厳しさを・・。そう言いつつ自分にも三人の娘達が居るんだからね。
とにかく準備は順調に進んでいる。あとは客を迎えるばかりなり。

2011-11-25

mouse故障


ここしばらくiMacに付属しているmagic mouseの調子が悪い。wirelessのマウスでiMac本体とはBluetoothで繋がっているのだが、この通信が頻繁に切れるのだ。普通にマウスを使っていると『接続が切れました』『接続されています』という表示を繰り返し、鬱陶しいことこの上ない。始めはバッテリーがなくなって来たからそんな症状が出るのかと思っていたが、充電満タンの電池を入れてもダメだし、ソフト面の問題かとPRAMクリアをしても改善しない。いろいろ操作して試していると、どうやらちょっとした振動がマウスに加わると接続が切れ易いことが分かった。しかしその程度の振動で不具合が出るようでは話にならんので、Appleサポートへ電話して症状を話し対処してもらうことに。幸いウチのiMacはAppleCareに入っているので3年間の保証が付いている。もちろんマウスも対象なので即新品に交換となった。
まあ、これはラッキーと捉えるべきだろうね。

2011-11-24

ほったらかしのツケ


やっとこさデスクトップに溜まっていた各種写真を整理し終えた。
以前は約束事として写真データは撮ったその日のうちにバックアップをとるなどして整理していたもんだが、それがいつの間にかズルズルとデスクトップに溜めるようになり、挙げ句の果ては数ヶ月分を溜めるまでに怠けていた。それというのもこのiMacの持つタイムマシンという大変便利な自動バックアップ機能に依存しているためで、いちいちバックアップをとらなくても1時間置きに勝手にとっていくので『まあ大丈夫かな・・』と、任せっきりになっていた。しかし、我が家にはデジカメが3台あり状況に合わせてそれぞれで撮っているので、ファイル名をつけて整理しておかないとくっちゃくちゃになってくる。そんな作業も日々こまめにやっていればなんてことは無いが、ある程度溜まってくると面倒くさくてしょうがない。『やるぞ!』と気合いを入れないと、いつまでもやる気が起こらない。今日はたまたま整理できそうなムードだったので手を付けたら、案の定大変だった。それでもなんとか最後までやり切りひと安心。バックアップもさらに別のハードディスクにとっておいて万全の態勢・・のつもり。問題は明日からデータを溜めずにやれるか?ということだな・・

2011-11-23

適温


午後から雨という予報はありがたいことに外れ、溜まりにたまっていた外仕事の大部分を片付けることが出来た。普段なら妻と交代で赤ちゃんの面倒を見なくてはならず、外に出っぱなしということは出来ないが、今は義母が滞在中なのでそういうことも可能となり大いに助かっている。
それにしても今まで平年より暖かい日が多かったせいだろうか、ブロッコリーの生長がやたらと早くて次々と食べごろを迎えている。大根も同じく美味そうに太り、今晩のおかずに1本引き抜いて料理してみたが、すでにスが入っていた。これ1本だけならまだしもまさか全部にスが入ってるんじゃないだろうな・・心配だ。さらにはほうれん草。なぜか新しい種にもかかわらず発芽率がやたらと悪く。蒔いた分の3分の1も発芽してないと思う。そして先行して蒔いていた分を今収穫しているが、どうも甘みに欠けるようだ。ただ、ここ数日の冷え込みによって少しは身がしまって甘みが出たらしく、今晩食べた分は美味かったな・・。やっぱ天候というものは目立たないけど様々なところに影響を与えているんだね。その天候相手の百姓仕事だからなかなか思い通りには行かない。だからこそ勉強になるし、修行にもなる。

ああ、今になって雨が降って来たよ。

2011-11-22

お泊まり


今晩、長女は幼なじみの家にお泊まりに行っている。新築した幼なじみの家を訪れるのは始めてのことなので、大興奮して『まだか、まだか』と急いてくる。まあ、その気持ちも分からんでもない。でもそんなにたくさんのぬいぐるみを持ってかなくてもいいんじゃない?
ということで娘は元気よく出て行った。でもそのあとに残された次女がいかんかった。当然自分も行きたくてたまらないので、長女だけが行くことを『不公平だ!』と怒り、完全にすねてしまった。食事中も『食べたくない!』と言ってぐずり出し困ったもんだ。『もう少し大きくなってからね』と諭しても、ご機嫌斜めのまま。こればっかりは仕方が無いね。

さて、長女はいい子しているだろうか。あの子のことだから大丈夫とは思うが、あれだけ興奮していたからな・・ちと心配。

2011-11-21

寒き夜に


いや〜今晩は冷えるね。室温は11℃、これからグッと下がってくる予報だ。明朝はこの冬一番の冷え込みというが、まさか霜は降りんだろうね。霜が降りると寒さに弱い野菜や庭木などが一気に枯れてしまうので、もうちょっと待って欲しいな・・そうはいかんやろけど。
日中、現場の気温も11℃程度と低かったが幸いなことに午前中は日差しもあり、そしてその現場が鬱蒼とした薮に囲まれた場所でもあったので冷たい風が吹き込まず、むしろ道路端にある気温計の数字の低さに驚かされたくらいだ。だって体感的には寒さを感じず暖かいと思ったほど。しかし3時を過ぎ、陽が陰ってくると急激に気温は下がり、おまけに冷たい風が現場に吹き込んでくるようになった。こうなるともうダメだ。絶えず身体を動かしていれば幾分暖かいが、じっとしているとどんどん体温が奪われてたまらなく寒くなってくる。
ついこの間までは冷たい麦茶をたくさん持って、大汗かいて作業していたというのに、今は熱いお茶を啜りながら冷たくなった弁当を食べている。『寒いのは着込めばいいが、暑いのは何ともならん』とよく人は言う。しかし僕にとっては暑い方がやっぱりいいな。大汗かいてげっそりとするあの疲労感がいい。『今日もよく頑張った!』そんな充実感があるが、寒い時はなんかこう身体の動きが鈍くなっていけない。湧き起こる何かが足りないと言った感じかな。でもまあ、やることはやるけどね。

2011-11-20

初ESTA


たった今、アメリカ政府が短期ビザ無し滞在予定者に課しているESTA認証の申請を完了した。
この制度自体は2009年から始まっているが、僕が渡米するのは7年振りくらいなので始めての申請になる。申請自体は何のことは無い、ただパスポート番号や名前などといったごく当たり前のことを入力して、最後に申請手数料の14ドルをクレジットカードで支払えば終了だ。いろいろなチェック項目があって、一つでも『はい』があると入国を拒否されるんだろうね。でも概ね『麻薬常習者か?』『犯罪歴があるか?』などといった質問なので、あまり引っ掛かることは無いだろう。その質問の中で『ナチス・ドイツ政府及び同盟諸国が行った迫害に関与していたか?』なんてゆう文章もあって、ちょっとした驚きを感じた。
この申請費用14ドルが高いか安いかは別として、ずいぶんアメリカも変わったよな・・と感じるね。今回はクリスマス前から年明けまでをシアトルで過ごす予定だが、どうだろうね?この身体でその雰囲気を感じ取って来ようと思う。

2011-11-19

暖かき雨よ


また娘より早く寝ついてしまった・・起きたら午前1時半で、そして今ブログを書いている。

11月も半ばと言うのにこの暖かな雨は一体なんだろうか?しかもじゃんじゃか降ることよ。表の川は河川敷まで泥水に浸かり、畑は水浸し。この恵みの雨を狙って昨夕にほうれん草の種を蒔いといたのだが、よもやこんだけの大雨になるとはね。種が流されていまいかちょっと心配だな。明日も雨かと思っていたら、予報では晴れとなっていたね。ありがたいことだ。

三女の目が何かの感染症に罹ったらしく、まぶたが少し腫れ眼球が赤くなっている。目ヤニがたくさん出ていて結膜炎のようだ。そこで休日でも診療している近所の小児科に赴くと、案の定すごい人。駐車場は満タンで待合室もぐたーっとした子供を抱えた親で溢れている。これじゃ1時間以上待たされると思って退散。明日の朝一で駆け込むしか無いだろう。幸い重傷化しているわけでもなく待つことが出来るので、ゆったり構えて臨むとしよう。

2011-11-18

地震


朝方、妙な揺れに気付いて目を覚ました。地震だ・・
ゆ〜らゆらと、例の東北の地震で感じたような長周期のゆる〜い横揺れがしばらく続き、そして治まった。
まるで夢の中で地震を感じたような不思議な感覚で、全神経をその揺れに集中していたため時間が長く感じたのかも知れない。
再近、地震を感じるとすぐ思うのが『震源は何処だ?』ということだ。この辺りでは大したことなくても、どこかで甚大な被害が出ているかも知れない・・そう思うのは皆同じだろうね。今朝もすぐに起きて震源を確かめたかったが、いかんせん今は義母が階下で寝ているため、テレビをつけることが出来ない。仕方なしに何事も無かったことを祈りつつ再び眠りにつく。
いつも通りに起きて震源を確認すると福井県で震度4だったそうだ。そしてこの辺りは震度2程度。あの揺れだったら震度3ほどか?と思っていたが、実際はもっと弱かったようだ。当たり前だが寝転んでいると揺れを大きく感じ易い。だからより大きな揺れだと感じたのだろう。
さすがに妻は地震を感知していたが、義母や娘達はまったく知らなかった。僕も普段は爆睡しているので就寝中の地震はほとんど感知しないが、今回はたまたま眠りの浅い時間帯に地震が発生したから分かったようなものなのだ。そう思うと、いつ来るか分からない地震と言うものはほんとに恐ろしいね。就寝中に地震が発生すれば多くの人が出遅れ、逃げ遅れるだろう。
そんなことにはならないように・・と、ただ祈るばかりなり。

2011-11-17

惰眠


気温が下がってくると眠りも比例して深くなり、朝方のまどろみほど甘いものは無い。
昨夜、雨戸を閉め切って寝てみようと試したら、案の定アラームをセットしていても起ききれず二度寝の甘い世界を堪能してしまい、長女よりも遅く起きる始末。僕の場合はまわりが明るくなり体内時計が朝を感知しないと起きれないようだ。なので雨戸は閉めず、極力外の様子を取り込むようにして目覚めへと持って行こうと思う。

朝が起き辛くなったと同様に、夕食後はかなりの眠気に襲われてそのまま1〜2時間寝てしまうことが多くなった。今も現場仕事で身体は動かしてはいるが、夏の暑い時期と比べたら体力の消耗も僅かでそんなに疲れたような感じはしないのだけど、やっぱり何処か疲れてるんだろね。9時に娘達を寝かしつけに行くと、布団に横になったのが運の尽き、そのまんま娘達よりも早く寝入ってしまい反対に起こされるていたらく。これも冷え込みのせいにして『どっぷり』と寝てやるわい。

2011-11-16

カメムシ禍


カメムシの大発生については以前書いたが、今はその時よりも状況が悪化している。と言うのも10日ほど前の時点では『大量に飛び回っていて』問題となっていたが、徐々に気温が下がるにつれヤツらは干してある洗濯物の奥深くに潜むようになり、洗濯物を取り込む時にいくら叩こうがしぶとく張り付き、そのまま家の中に潜入してくるのだ。だから毎日家の中でカメムシを駆除しない日は無く、『あっ、カメムシ臭い!』と思ったら、風呂場だろうがトイレだろうが必ず居て、鬱陶しいことこの上ない。しかもタンスの中に畳んであった服を取り出して着たりしてもその中に潜んでいることも多く、ハチではないから刺さないにしてもあのカメムシ特有の臭いが服を着た途端に漂ってくることも、なかなかの苦痛である。つい先日の晩も風呂から出た赤ちゃんの身体を拭いてやり、服を着せてよだれかけを掛けた途端にあの臭いが漂って来た。『これは!』と思い調べると、首に掛けたよだれ掛けの裏側にヤツが潜んでいたのだ。速攻駆除するも風呂から出たばかりの赤ちゃんの首元にはあの臭いがこびりつき、結局もう一度洗ってやるはめになりましたとさ。
日々こんな具合に悩まされているが、果たして来年はどうだろうね?冬に雪が積もるような寒さになればある程度死滅するだろうが、暖冬ならばそのまま生き延びるからね。この辺りは天まかせ。もうたくさんだよ。

2011-11-15

義母来日


今晩、義母が来日した。今回は2週間ちょいの滞在予定でまたいろいろと僕らを助けてくれることだろう。
それにしても70を超える年齢でも相変わらず元気一杯で、長時間の飛行機の旅もなんのその。セントレアからは重いスーツケースを2個持って名鉄に乗り、我が街に降り立つという強靭さ。一年に何度も飛行機に乗っていれば慣れてしまうのかも知れないが、あの窮屈な空間に閉じ込められるのはやはり楽しいことではないな。
我が家に到着してすぐに三女を抱いていたが、とうの三女は不思議な顔をして義母を見ていたな。まあ、すぐに思い出し慣れることだろう。義母の到着をジリジリして待っていた長女と次女は、残念ながら義母の到着直前に寝入ってしまい会えなかった。でも慌てることは無いさ。明日からはたっぷりと甘える時間があるからね。

2011-11-14

展開


野田クンの実質的TPP参加表明で、太平洋に面した国々の動向が面白くなって来た。日本国内だけの議論からは想像できないような展開が待っているかもしれない。結果から見ると野田クンがAPECまでに結論を出したいと言っていたのは正解だったね。日本特有のグレーゾーン的な意思表明でも、一見TPPに感心を持っていないと思われた国々に刺激を与えたようで、それなりに日本も影響力を持っていることが確認できたのは大きい。今後アメリカと中国の狭間でしたたかな外交戦略が求められる日本だが、今現在カードを持っているのは日本側であり、そこを巧く見極めながら両国の間のグレーゾーンを泳ぎ回れば、国益に叶う道が開けてくる気がする。対外的には遅ればせながらと言った感のあるTPP参加表明だったが、今回は『時』が味方してくれたね。
さて、外に向けては一応巧く乗り切ったものの、内憂の根は深く、一筋縄ではいかないだろう。何でもかんでも反対することしか能の無い自民のバカどももしつこく食い下がってくるだろうし、ここをどう乗り切って行くかで野田クンの力量が分かるとも言える。
しかしまあ、政争にはウンザリだよ。こんなヤツらを排除することから始めないと、日本の未来は無いだろうな。

2011-11-13

生後6ヶ月


三女は今日で無事生後6ヶ月を迎えた。ここのところ次女共々風邪を引き、鼻水とくしゃみで顔はでろでろだ。食事中もおかずめがけて『はっくしょん!』と豪快にぶちまかれるので、この風邪を防ぐ手だてなど無い。案の定今朝から妻同様、喉が痛くて風邪をうつされてしまったようだ。長女はまだ大丈夫そうだが、この分じゃ時間の問題だろう。
まあ、そう言ってもここまでの6ヶ月間大きな病気や怪我も無く、すくすくと成長してくれたことは本当にありがたいことだと思っている。三人目ともなると扱いもぞんざいになるが、それにもめげずに大声で泣き、十分に存在感を発揮している。一足買い物に出かければ見知らぬご婦人方に満面の笑みで応えてメロメロにさせ、そのかわいさで人を惹き付ける。そうかと思えば急にご機嫌斜めとなり、もう抱っこしていないと泣いて泣いて親を困らせる。いや〜赤子は本当に手がかかるが、かわいいものだよ。なんかおもちゃみたいな感じ。今はお姉ちゃん達と一緒に遊びたくて仕方が無い様子。自分のことを赤ちゃんとは思ってないだろうね。だから時々思うままに歩けない自分に苛立って泣き出すようなこともある。それでも何かに掴まらせればうまいことバランスをとってずっと立っているし、両手を持って支えてやればヨチヨチと足を交互に前に出すまでになっている。この様子じゃ、次女と同様8ヶ月で歩き出すだろうね。そうなると大変だな。しっかり片付けておかないと何を口に入れてしまうか分からないからね。
ま、親はジタバタするけど赤ちゃんは怒濤の勢いで成長を続けるから、追いすがるようにして合わせるしかない。

テレビ交換


今年の3月末に買った日立の液晶テレビの音声が、ここ数ヶ月ある一定の周波数帯でビビリ音を発するようになっていた。そのビビリ音の原因はスピーカーと他の部品が共振することによって発生しているのは分かるが、かと言って自分でどうすることも出来ない。しかも音が震える現象は常に発生しているわけでもなく、傾向としてはNHKニュースの男性キャスターの話し声の周波数帯で発生する率が高い。
そこで、買って1年以内だし日立のサポートを呼んで見てもらうと、案の定その時はビビリ音が発生しなかったが他にもそういう現象の例があると言うことで『部品交換しましょう』ということになった。それから2週間音沙汰無し。なのでもう一度サポートに問い合わせて状況を聞くと、『注文したパーツの入荷時期がわからない』そうで、『いっそのこと現行機種に交換しましょう』と言うことになった。現行機種と言っても機能的にはまったく一緒なので『じゃあそれでいきましょう』ということで今日、交換してもらった。
日立のサービスマンは到着するや否や電光石火の早業でテレビの梱包を解き、振り返るともうテレビが入れ替っているような勢いで設置設定して帰って行った。その間約20分。無駄のない作業には感心したな。
新しくなったテレビにはスピーカーの共振対策が為されているということで、その点についての問題は無いだろう。ただし、前のテレビの内蔵ハードディスクに撮り溜めてあった番組はすべてテレビとともに行ってしまったけどね・・ま、しゃーないやろ。

2011-11-11

予防接種


インフルエンザの予防接種を受けようと、接種費用の安い病院を当たるとどこも予約が一杯か、ワクチンが入手できずに接種を見合わせているという答え。なぜか今シーズンはワクチンの供給量が極端に少なくて、病院側でも困っているそうだ。僕個人としてはインフルエンザの予防接種など必要無いと思っているし、もしなったとしてもすぐに病院に行きタミフルを飲めばいいだけのこと。おまけにその方が予防接種を受けるより費用もかからない。しかし今は赤ちゃんが居る。インフルエンザをうつしてしまうリスクを考えたら、赤ちゃん以外は予防接種を受けた方が良いだろうという妻の意見に従順に従い、その準備を進めるも上記のような状況でなかなか予約できない。そんな中、たまたまネットで近所にある脳神経外科専門の病院でもインフルエンザの予防接種を行っているのを見つけ電話すると、残念ながらそこでは予約は受け付けておらずあくまでも一般外来として待合室で待ってからの接種になるという。まあそれでも三女を除く家族みんなでいっぺんに受けれるなら少々待たされてもいいかな・・と思い、そこで受けるつもりだ。多くの患者が集まる待合室で長時間待たされると、予防接種に来たのに他の病気をもらってしまう可能性があるので避けたいところだが、さすがに脳神経外科専門医院なら流行性の病気を持った患者さんも少ないだろう。
しかし、4人で予防接種を受けるだけで1万円近くかかってしまうのだけはなんとかならんかいね。やっぱ、高過ぎるだろ。

2011-11-10

腹立たしき違和感


復興税に関するNHKニュースを見ていると、一般家庭にどれくらいの負担がかかるか?というシュミレーションで、夫と妻、それに大学生と高校生か中学生の4人家族での試算と銘打って、年収500万の場合はいくら負担増、同様に700万・1000万の場合は?と言った具合に紹介しているが、一体何を基準にしてこれらの年収レベルを決めているのだろう?このご時世、年収500万を越える家庭が標準とは到底思えない。まして700万・1000万とは誰のことよ?
年収500万に遥かに届かない自分としては、こういうシュミレーションを見ると気分が悪い。特にいま現在の社会状況を勘案せずに設定しているとしか思えない『年収500万円〜』という表示は多くの庶民の感情を悪くしていることだろう。NHK職員は高給取りで有名だが、ヤツらは庶民から受信料と言う名目でふんだくったお金で高給を得ているのだ。そして彼らにしてみれば年収500万からという設定が妥当に思えるのだろうね。まったく感覚が麻痺しているよ。ダメだね。
僕は少なくとも年収表示は200万から始めるべきだと思う。200・300・400・500万と言った具合にね。それくらいの年収レベルの家庭が増税となれば一番影響を受けるはずだから。それ以上収入がある家庭はおそらく余裕があるだろうから無視してよろし。
まったく、年収1000万なんて『ふざけんな!』ちゅーの。

2011-11-09

TPP


いま最もホットな話題がTPPに参加すべきか否かだろう。明日にも野田クンが結論を出すというが、果たして何と言うだろうね。
個人的にはこの問題について思うところがあるが、自分の判断はこの時点では意味が無いので流しておこう。それよりも推進派、反対派双方の主張を聞いていると、いかにも『もっともだ』と思わせる意見をだらだらと述べているが、とどのつまりは双方とも既得権益権を守りたいというその一点に尽きる。そんなんじゃいくら話し合ったところで解決策が見いだされるわけが無い。終わりの無い堂々巡りだ。特にJAを主体とする反対派の既得権益権に対する執着はあからさまで、見ていて気分が悪くなる。そもそも彼らが言う『TPPに参加したら日本の農業は壊滅する』とはどういうことだろう?確かにTPPに参加したら高い関税で守られて来た農産品は大打撃を受けるだろう。しかしそれによって農業が壊滅することなぞあり得ない。『こんなんじゃやってられねえ』なんて言って皆がみな農地を投げ出し荒れ地と化すだろうか?それはないだろう。皆食って行かねばならない以上、あの手この手を尽くして土を耕し、何かを育てるはずだ。そうせざるを得ないからね。
それに第一、いまの国内農業が健全と言えるだろうか?JAを主体とした農業経営は様々な問題を孕み、言うならばJAこそが日本の農業をダメにして来たとも言える。そんなヤツらが自分らの権益を守るために善良な組合員を煽動して、TPP不参加の反対運動を繰り広げているようにしか僕には見えない。TPPに参加しなくとも近い将来JAが牛耳る日本の農業が破綻するのは目に見えている。

例えて言うなら、推進派は周りだけを見て足元を見ず、反対派は懐ばかりを気にして明日を見ていない。これじゃ、どっちもコケるわな。

2011-11-08

畑の中の立冬


今朝はまだ真っ暗な5時半に起きてタマネギの苗を植える準備に取りかかる。気温は予報通り下がって来ていて、頬に当たる風が冷たい。あらかじめ畝に張ってある黒ビニールマルチをスコップでひとつずつ穴を開け、丁寧に苗を植えてゆく。朝の限られた時間の中では大した作業も出来ず、50本を植えたところで時間切れとなった。ただ、50本を植えてみて、予定している250本を植えるに必要な面積が大体分かってきた。苗と苗の間隔を少し広めにしたので考えていたよりも広い面積が必要となり、ちょっと250本では多過ぎることが分かった。そこですぐに実家に電話してすでに外出していた親父殿あてに、50本減らして200本の予定で行くと書き置きをしてもらったのだが、仕事から帰ってくると玄関には150本の苗が置かれていた・・これで昨日の分と合わせて250本か・・植える場所をどうしよう。
あとで電話で聞くと親父殿が書き置きを見たのはすでに苗を買ったあとのことらしい。なんせ親父殿は携帯を持っていないのでこんな時は致し方ない。苗を植える場所が無いわけではないが、そのためには新たに畑を耕し直して準備をしなくてはいけない。またまたやることが増えて早朝の作業が続くことになる。その他にもほうれん草の種を蒔かねばならぬし、まったくもって遊んでいるヒマなど無い。

2011-11-07

タマネギ植えよ


家に帰ると、玄関にタマネギの苗が置いてあった。『オヤジか・・』週末にタマネギの苗を植えようとファーマーズマーケットを覗いたが晩生のものが売り切れていたので、ヒマをしている親父殿に『買っといて』と頼んだものだ。しかしよもや翌日に買って来てくれようとは思いもせず、明朝は暗いうちから起きて苗を植え付けることになった。今期の植え付けは昨年と同様晩生を200本・紫タマネギを50本植えるつもり。今日親父殿が買って来てくれたものはネオアース100本で、明日にも残りの分を買って来てくれるという。週末にしか店を覗けない僕にとってはほんとありがたいことで、なんせ苗を買いにくる人はいいものをゲットしようと開店前から並んでるくらいの熱の入れよう。そんな所へ娘達を連れて行ったところで完全に出遅れてしまって何も残っていない。それほど植え付けのピーク時は熾烈な闘いが行われていることを多くの人は知らないだろうな・・
タマネギ250本というと『どえらい量やな』と思うかもしれないが、いざ植え付けてみると大した面積ではなく『こんなもんか』といったところ。すべてが育つわけでもなく、まず10%はなんやかんやで収穫できないことが多い。天候に左右されたり、タマネギが薹立ってしまったりと、なかなか難しいんだよね。まあ、それが面白さでもあるんだけど。

2011-11-06

休日学校


今日一日も実に慌ただしく過ぎて行った。長女は日曜というのにいつもより15分だけ遅れて弁当持って登校し、妻と三女はほぼ同時刻に英会話スクールを運営している人達が年一回集う会議へ出席するため名古屋へと向かう。そして僕と次女は様々な発表が行われている長女の小学校の体育館へスリッパ持参で出かけ、床にどっかり腰を下ろして各学年の子供達が行ってきた課外活動などの報告に耳を澄ませ、拍手を送る。
天候が優れなかったためか思っていたより親御さん達の出席率は低かったようで、意外とすんなり場所を取ることが出来た。一応今日の休日学校は保護者向けの『学校開放日』と銘打って行われ、学校側からぜひ参加するようにとの連絡まであったので行ってみた次第。それでも一年生の活動報告で長女が全校生徒を前に大声張り上げて発表する部分も短時間ながらあったので、それを見ることが出来たのは良かったな。出来映えも上出来だったしね。

2011-11-05

再び雨


こう週末ごとに雨ばっか降られると、畑のことを何にもできやしない。ほんと困ったものだ。
タマネギの植え付けも今がピーク。苗を植え付けるためには畑を2週間くらい前に苦土石灰を施した上で耕しておかねばならないが、それ自体をやっている時間がまったく無い。特に9月から11月にかけて学校関係の行事が多く、ほぼ週末は出ずっぱり。ならば朝早く起きて・・となるが、いかんせん今起きている5時45分でさえも辺りは薄暗く、手元がよく見えない。それに眠い!
来週も天候不順な日が多そうだが、果たして週末に重なるかどうか・・。なんとか曇りでもいいので外で作業できる天候であることを祈るばかりなり。

2011-11-04

大発生


我が家では毎年何かの虫が大発生する。不思議なもので大発生した虫が次の年はパタリと姿を消すことも珍しくない。
それでもって今年は何かと言うとカメムシだ。ずいぶん前から大量に枝豆に取り付き汁を吸い取っていたが、ここ最近お天気の良い日はそれらのカメムシがいっせいに飛び立ち、特に庭に面した窓などに張り付いて鬱陶しいことこの上ない。それだけならまだしもヤツらは冬眠場所を探しているためか干してある洗濯物の奥深くに潜り込み、服を着ようとすると姿を現すのだ。このカメムシは『マルカメムシ』というヤツで5mmほどの大きさしかない。ところがカメムシには違いないので下手に触ると例の臭いオナラをされるのだ。家の中で発見次第ティッシュで摘まみ上げて外に放り投げるか潰して処分するかどちらかだが、何せ毎日何匹もだからいい加減うんざりして来た。
一体どういったことで大発生するのかさっぱり分からないが、何とかならんもんかいね。まあ、以前あったヤスデの大発生に比べるとかわいいもんだけどね・・

2011-11-03

ぽかぽか陽気の七五三&100日参り


神社はきれいに着飾った子供達やそれに付き従う両親祖父母らであふれかえっていた。

穏やかな陽気となったこの日、朝から長女はきれいな着物を着て着飾り、ちょっとおませな表情をして彼女にとっての晴れの日を楽しんでいた。家族皆で記念写真を撮ったあとは、長女の七五三参りに三女の100日参り(実際はとうに過ぎているのだが・・)を加えての神社詣で。そこは驚くほどの人出で神社側はお守り売りやご祈祷でてんやわんやの状態だ。確かに今日は天気も良く日柄もいいので参拝客が多いのだろう。そんな雑然とした中でお参りを済ませ、娘達の健やかな成長を願う。
これで長女の七五三は終わり、あとはまだ気が早いが成人式を待つことになる。と言っても再来年には次女が七五三を迎え、続いて三女も迎えることになる。ということはまだあと3回あるということだ。楽しみなようで大変そうな日々がこの先も待ってくれている。

長女よ、お疲れさんでした。そして無事100日を迎えた三女よ、姉達に負けぬようこのままグングンと成長しておくれ。

2011-11-02

ギリシャの賭け


いや〜驚いたね、この期に及んでEU各国のギリシャ金融支援策を国民投票によって受け入れるか否かを決めるという。そりゃEU各国は大変な衝撃を受けたことだろね。つい先日EU各国首脳が徹夜で救済策を練り上げたばかりというのに、それが徒労に終わる可能性も出て来たのだ。そればかりではない、救済策が纏め上げられたことでEU発の信用不安のリスクが後退し始めていた矢先に国民投票の閣議決定が為され、世界各国の株価が軒並み下落してしまった。しかし当のギリシャはそんなことお構い無しに『我』を通そうとしている。それが非常に危険な賭けと知っているならまだしも、おそらくは分かっていないだろう。そんな国を相手にしているフランスやドイツなどは腹立たしくて仕方ないだろね。
救済策を受け入れなければギリシャは破綻する。救済策を受け入れ、国家としての破綻を免れたとしても、緊縮財政などの影響で国民の生活は厳しさが増すことだろう。つまりギリシャ国民にとってはどっちに転んでも痛みを伴うのだ。

2011-11-01

ともしび


今日も再びHalloween partyで盛り上がる。たまたま現場が早く終わったため、僕も助っ人として狩り出され写真を撮ったり、ゲームの進行を手伝ったりとちょこまかと動き回り、なんだかんだで疲れたな。
今日のクラスでは、畑で穫れたちょっと小振りなカボチャを使ってjack-o-lantern作りを皆で行い、ランタン作りが始めての子やお母さん達はきゃあきゃあ言いながら楽しそうにカボチャを刻んでいたよ。最後にカボチャを並べてろうそくに灯をともすと、『わあ!』と歓声が上がった。親子で協力して作り上げた、様々な表情をしたランタンはどこか滑稽で、それでいて温かみのある表情を浮かべている。
今晩、子供達の家ではこの滑稽な表情をしたランタンがニンマリと笑いながら、闇を照らしてくれていることだろう。

みなさんお疲れさんでした。