いや〜驚いたね、この期に及んでEU各国のギリシャ金融支援策を国民投票によって受け入れるか否かを決めるという。そりゃEU各国は大変な衝撃を受けたことだろね。つい先日EU各国首脳が徹夜で救済策を練り上げたばかりというのに、それが徒労に終わる可能性も出て来たのだ。そればかりではない、救済策が纏め上げられたことでEU発の信用不安のリスクが後退し始めていた矢先に国民投票の閣議決定が為され、世界各国の株価が軒並み下落してしまった。しかし当のギリシャはそんなことお構い無しに『我』を通そうとしている。それが非常に危険な賭けと知っているならまだしも、おそらくは分かっていないだろう。そんな国を相手にしているフランスやドイツなどは腹立たしくて仕方ないだろね。
救済策を受け入れなければギリシャは破綻する。救済策を受け入れ、国家としての破綻を免れたとしても、緊縮財政などの影響で国民の生活は厳しさが増すことだろう。つまりギリシャ国民にとってはどっちに転んでも痛みを伴うのだ。
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