2012-01-31

切迫


ここ2週間ばかりの間で友人・知人にインフルエンザを罹患した人がぐっと増えて来た。学校での爆発的な流行も報道などにより紹介されているが、事実長女の通う小学校ではいくつかのクラスが学級閉鎖となっている。そして長女のクラスでもかなり早い段階で一人の罹患者を出したものの、その後新たな患者は出ていないという。不思議なもので同じ一年生でも長女の1組は今のところ何とか乗り切っているが、3組は昨日学校からの緊急メールで18人の罹患者を出したので学級閉鎖とする旨の配信があった。この違いは一体なんなんだろうか?それぞれのクラスが隔離されているわけでもないのに、はっきりと罹患者数の違いが出た原因を知りたいと思う。
一方、幼稚園の方はどうかと言うと、次女によればクラスで休んでいる子はいないと言う。それなりに患者は増えているだろうが、学級閉鎖に追い込まれるまでには至っていないというのが現状だと思う。
いずれにせよインフルエンザはすぐそこまで迫って来ている。今回は家族の誰も予防接種を受けていないので罹ったらやっかいだぞ。出来る限りの措置をして予防に努めるが、こればっかりはね・・まあ、なったらなった時さ。その時の対応だけは迅速に行おうと心の準備はしているつもりだ。

2012-01-30

異音


我がロードスターも走行距離が13万kmを超え、幌はボロボロ・そして最近は各部からの異音がかなり気になり出した。それを聞かずまいとして大音量で音楽かけて走っているが、その合間を縫って異音が耳に入るようになり今はその原因を探っているところ。音の感じからすると走行中に『シャーシャー』という軽くブレーキを引きずったような音が時々鳴り、大体それは40〜60kmくらいの中速度で発生するようだ。堤防をかっ飛ばしている時などは風切り音など他の音にかき消されているだけかも知れないが、発生してないように感じる。始めはブレーキを疑いパッドをチェックするも大丈夫だし、30km以上走行してからディスク部を触ってみてもブレーキの引きずりによる加熱の様子も無い。この異音についてネットで検索してみると様々な原因が考えれるようで、パーツをいろいろと交換してみる財力も時間も無いので、しばらく様子を見ることにして放置しておこうと思う。現状では走行に支障が出るようなレベルでもないので、決定的に悪くなった時点で修理しようと考えている。その方が原因箇所を特定し易いだろう。しかし修理するとなるとそのパーツにもよるが何万とかかるのは間違いなく、痛い出費になるな・・雨漏りする幌をそろそろ交換したいし、タイヤ交換もしないといけない。まったく車はお金がかかるものだけど、この地方では無いと何も出来ないので致し方無し。でもロードスターはいい車だよ、ほんとに。

2012-01-29

家庭内プロジェクト


15年振りのマギーとの再会はあっという間に過ぎ去り、今朝彼女は元気よく旅立って行った。

さて、マギーが去ってからも相変わらず週末は忙しいもので、注文してあった6畳のカーペットをニトリまで取りに行き、子供部屋に敷くべく部屋に置いてあるすべてのものを掃除しながら移動させるという大プロジェクトを敢行する。特に大変なのは本類で、これが大量にある。このプロジェクトのために実家でヒマしている親父殿を引っ張り出して来て手伝ってもらい、ぼちぼちと物を動かしてゆく。さすがに本棚の裏などはすごい埃で、こういう所を掃除機で吸ってやると気分的にも大いにスッキリする。物をすべて運び出すと、カーペットをピンと張って部屋の模様替えだ。思った通りなかなかいい感じに収まっている。カーペットがキマったので今度は再び置いてあった物をもとの場所に戻してゆく。この過程で極力要らない物を選り分けてゆくが、それにしてもなんちゅう物の多さだ。幼児用のおもちゃなども大量にあって実際のところ処分してしまいたいが、三女が居るためすべて捨ててしまうわけにもゆかず結局残しておかねばならぬことに・・ほとんどの物はそう言う理由でもとの場所に納まり、子供部屋は乱雑なままだ。
それでも何とかプロジェクトは完了し、長女の勉強机もピシッと落ち着いてひと安心。来年はここに次女の机も加わることになる。

2012-01-28

マギーの受難


僕が娘を連れて恒例の買い物に出た9時過ぎ、マギーも仕度を整え何処かへ行く用意を始めていた。聞けば近辺に買い物に出かける予定だと言う。そのまま夕方まで彼女は帰って来なかった。彼女に何をしていたのか尋ねると、確かに近所の100円ショップなどを訪れ買い物もしたが、再び岐阜の市内などにも足を伸ばし寒空の下散策していたらしい。その時にとんでもない目に遭ったという。
それはマギーが100円ショップで買い物を済ませ、隣にある本屋に入った時のことだ。店の外装は黒一色で別に気にも留めず店内に足を踏み入れたが、次の瞬間とんでもないことに気がついてしまった。置いてあるものはすべてアダルトもので普通の本屋ではなかったからだ。そう、彼女は間違って『零式書店』に入ってしまったのだ。そしてあろう事か、気がついてすぐに店を出ようとしたがいったん店内に入ってしまうと簡単に出れない仕組みになっているようで、まるで迷路のように店内をぐるぐると通過せねばならず、店内にいた男性客もそしてもちろん当のマギーもずいぶん気まずい思いをしなければならなかったようだ。その災難を話すマギーの口調が面白かったので妻共々大笑いをしたが、そりゃー気まずかったやろね・・。

夕食後マギーと、インドや中国・インドネシアにカンボジアと言った国々を旅した時のことを話しながら大いに盛り上がった。しばらくそんな記憶から遠ざかっていたから、とても新鮮な気持ちになったよ。なんかバックパッカーとしての自分は別人のようにしか思えなくて、とても不思議で複雑な気持ちだ。

明朝マギーは島根に向けて旅立つ。夜行バスは嫌いだということで、JRの高速バスで名古屋から大阪に向かい、そこから阪急バスに乗り換えて松江に向かうと言う。島根は相当の雪だろう。彼女の旅がつつがなく続いてゆくことを祈る。

2012-01-27

バックパッカーたる者


月曜から我が家に滞在しているウェールズ人のマギーだが、日々精力的に動き回っている。初日は2時間以上もJackieを連れて散歩に出かけ、次の日は名古屋へ出て名古屋城などを観光し、その次は雪の降るなか金華山を登り岐阜城を訪れている。そして今日は10時に我が家を出て名古屋市科学館のプラネタリウムを鑑賞して来たそうだ。こんな寒い日の平日だから空いていると思いきやかなりの人出で、やっとチケットが買えたのは午後4時過ぎの分だったという。結局帰って来たのは午後7時過ぎで、それでも疲れなど見せずケロっとしているからまったくタフだ。
彼女の話では韓国での仕事はだいぶストレスが溜まるので、契約が切れたら更新せず他の仕事を探すつもりらしい。再び日本で働くことも選択肢のうちだが、いまのところまたポルトガルで働こうかと思っているようだ。と言うのも彼女の両親が80代後半と高齢のこともあり、ウェールズに比較的近いポルトガルならば何かあっても早く駆けつけることが出来ることと、やはりお天気が良くて清々しいことがそこまで彼女を動かしているらしい。

我が家のあと彼女は以前英語を教えていた島根県を訪れ、そして船で韓国に戻るという。島根県へは名古屋からJRハイウェイバスに乗って松江に向かい、それから友人の家で数日お世話になるようだ。まったく行動的で感心するが、そもそも僕達も娘達が生まれる前は同じようにフットワークが軽かったのだ。いまではとてもそんなこと信じられないほど日々の忙しさに流される毎日になってしまったよ・・

2012-01-26

事故また事故


やっぱり大した積雪じゃなかったね。この辺りではうっすらと雪化粧した程度。ただし、朝の冷え込みは厳しかった。外の水道はガチガチに凍っていて蛇口をひねることさえ出来ないほどだった。
積雪が無かったので安心して会社に向かうと事故でもあったのだろう、途中の橋は渋滞で車が数珠繋ぎになっていた。僕はこの橋を渡らないので『ありゃりゃ、かいわいそうに・・』と思いながらしばらく行くと、今度は僕の前が猛烈な渋滞となっているではないか!どうやらこちらも事故渋滞らしくまったく動かない。しばらく辛抱して木曽川に架かる橋が見えるところまで進むと、橋の上で1台の車がクラッシュして無惨な姿をさらしていた。おそらく凍結した路面でスリップして事故を起こしたらしいのだ。しかし起こってしまったことは致しがた無い。現場は警察の誘導で交互通行となってはいるが橋を渡りきれない車がどんどん集まり、辺り一帯は大混乱に。たったあれしきの雪でこんなていたらくでは、本格的な積雪があった場合どうなってしまうのだろう。まったく情けない限りなり。
今晩から明日朝にかけてまた雪が降るという。自分もクラッシュしないように用心して運転するとしよう。

2012-01-25

荒ぶる神


音無く、しかし確実に寒さが増して来ている。県境を越えた日本海側は大雪というのに、この辺りではまだ雪が散らついてもいない。どうもこの冬は寒気の流入が弱いのか、それとも流れる風の向きが違うのか、天気予報とはうらはらに伊吹山がすっきりとよく見える。ふつう寒気が南下すればまたたく間に伊吹山は雪雲に覆われ、その頂を見ることはできないが、これほど晴れた伊吹山を見るのも珍しいこと。何となく感覚的に違和感を感じている。
予報では明日にかけて東海地方の平野部でも積雪の可能性があると言っていたが、いまも外は風無く至って穏やかだ。この様子だと雪が散らついたとしても積もることは無いだろう。雪遊びが大好きな娘達は残念でならないだろうが、季節はもう1月下旬になりドカ雪の降る可能性は日増しに薄らいでいる。でもまだ分かんないね、そう言ってると『そら見たことか!』てな具合に『どかん!』と降ったりするからね。
この地の冬は伊吹山とともにある。『息吹く山』と言われるように、その頂から平野部へと吹き下ろす『伊吹おろし』は身を切るように冷たく、強烈だ。それが『荒ぶる神』の住まう山として、信仰の対象となって来たのだろう。ただ、こことは反対側の滋賀県ではどうなんだろう?霊山としての信仰は変わらないだろうが、あの強烈な伊吹おろしは滋賀県側ではあまり吹かないと思うんだけど・・そうなるとやはり『荒ぶる神』としての印象は美濃・尾張方面から見てのことだろうね。

2012-01-24

Jackie連れてどこまでも


午後、写真撮影で忙しい盛りに妻から電話がかかって来た。『さあて、今度は何事だ?』と出てみると、『マギーがJackieの散歩に行ったまままだ帰って来ないんやけど、そろそろ心配した方がいいかな?』なんて、どう答えていいか分からんようなことを言い出すじゃないか!
聞けば家を出たのは14時頃で、今はもう16時だから2時間近くも散歩をしていることになる。いくらなんでも長過ぎるから道に迷って帰れなくなってるんじゃないか?というのが妻の意見だ。そりゃあ確かに長過ぎる。マギーは昨日我が家に来たばかりでこの辺りの土地勘はまったく無い。ぐいぐい引っ張るJackieに連れられてどこかに迷い込み、戻れなくなっている可能性は十分に考えられる。しかも携帯なんか持ってないし、我が家の住所も分からない。日本で働いていたので日本語は少しは分かるが、それもずいぶん前のことなので話すことはできないだろう。『まいったな・・』こりゃあ打つ手が無い。タイミングが悪いことに16時半からは妻の英語クラスが始まるので車に乗って捜しに行くことも出来ない。『どうしたらいいやろう?』妻が僕に聞いてくるが、僕も仕事場じゃあ何も出来ない。
とにかくもう少し様子を見ることにして電話を切った。ほんと見つからなかったら警察も選択肢に入る。さて、どうしようか・・と考えていたら、また電話がかかって来て『マギーが帰って来た!天気が良いから川に沿ってずっと遠くまで散歩してたらしい』
ああ、良かった。それにしても2時間近くも散歩するなんてやっぱマギーはちょっと変わってるよ。でもJackieは嬉しかったやろな。こんなこと始めてだからね。

2012-01-23

旧正月の訪問者


思ったよりも暖かかった今日、韓国で英語を教えているウェールズ出身のマギーが旧正月の休みを利用して我が家にやって来た。彼女は妻が島根県の山奥の教育委員会で英語指導助手として働いていた時からの友人で、それからもう15年近くも経つ。マギーは日本での仕事を終えた後は地元ウェールズに戻り働いていたが、スッキリ晴れない天候が嫌だと言ってポルトガルへ行って働き、その後はアラブ首長国連邦のドバイ、そして今の韓国というように各地を転々としている強者だ。彼女のことは妻と会った当時から聞いて知ってはいたが、実際に会ったのは今回が始めて。でも僕が思っていた通りの人で、繊細ながら陽気でユーモアのある人だ。ウェールズ人の知り合いは他に居ないため、マギーが始めて接触するウェールズ人となったが、独特の訛のある発音を最初は聞き取りにくく何度も『んん?』と聞き直してしまった。でも彼女も外国生活が長いため、気を使って簡素に話してくれるから慣れればよく分かる。最近はほぼ米語にどっぷり浸りつつある僕にとっては新鮮な響きだ。
でもね、僕がこうやって訛がどーのこーのと言っているのとはうらはらに、娘達は当然のことながら何の抵抗も無く彼女と会話し、一緒にゲームしたり本を読んでもらったりして楽しんでいる。そういう姿を見ていると、やっぱり『言語』という概念は大人が作り出したものだよな・・と感じるね。僕と娘達とは根本から違っていて、親ながらとても羨ましく思う。

さて、マギーは2週間ほど日本に滞在するらしい。細かい予定は聞いてないのでどうするか知らないが、韓国ではかなりストレスを溜めているらしいので、まあウチで何もせずにのんびりしてリフレッシュしてゆけばいいさ。ちびっ子が3人も居るからのんびりなんか出来ないかも知れんけどね・・

2012-01-22

佳作


今日もまた週末だというのに忙しかった。
午前中は、長女が描いた絵が佳作に選ばれたと言うので市民会館まで見に行き、ついでに他の学年の作品も鑑賞しながらいろいろ思いを巡らす。全体的な印象としては低学年の作品の方がのびのびとしてその年齢に対してすばらしくよく出来ていると感じたが、高学年ともなるとほとんど差がなくなって作品の印象も確かに上手だが何か型にはまった堅さを感じた。そういう教育の仕方をしているからそうなんだろうが、自由闊達さが減少していることについては残念に思う。絵の他に書写なども展示されていたが、そのほとんどが学校側の出した課題に対しての佳作作品であり、『何でもいいから自由に描け(書け)』と言われて描いたものではないため独創性に欠ける点で物足りなさは感じたな。とは言っても、長女の作品はよく出来ていたよ。親バカだけどめっちゃ褒めてあげた。前回の硬筆書写に続いての入選なので我が子ながら『なかなかやりよるわい』と感心している。こういう所は伸ばしてあげたいな。

そして午後には長女が待ちに待った学習机の到着だ。配送員が手際よく30分ほどで組み上げてくれた。6畳の部屋に置くとずいぶん大きく見えるもんだね。長女は大喜びでしばらく机から離れなかったよ。これで床にランドセルを転がしておくことは無くなるだろう。次女がその机を羨ましそうに見つめながらまわりをうろついていた。来年の冬にはその次女の分も買わねばならない。ますます家が手狭になるな。

2012-01-21

流行


昨夜のニュースでやっていたが、現在のところ我が県がインフルエンザの発生率で全国トップらしい。まったく、もっと違うことでトップならまだしもなんてこったい。長女のクラスでも罹った子が出たので来週あたりは爆発的な広がりを見せるかも知れない。そんな事情もあって学校は週末の外出時には必ずマスクを着用するように!と厳命したそうだ。この冬は今まであまりインフルエンザについての話を聞かなかったので大流行は無いのかな?と期待していたが、やっぱりそんな甘くはなかったね。昨年の内に済ませておくつもりだったインフルエンザの予防接種も、結局誰も受けることなく今に至っている。それというのもちょうど受けようとしていた次期は皆が風邪を引いていて受けることができなかったのだ。おまけにアメリカへ行ったから完全に受けるタイミングを失してしまったわけ。致し方ないとは言え三女がまだ小さいのでなんとしても罹患を避けねばならない。そこで毎週恒例の買い物には長女共々マスクをしてゆくことに。マスクをしたままで店に入ることなぞしたことは無かったが、これも娘達を守るため。そして僕達以外にもポツポツとマスクを着用している人を見かけるのでなんら違和感は無い。マスクをすることでどれくらい罹患率を下げる効果があるか分からないが、しないよりはマシだろう。
とにかく出来るだけ罹患を避ける手を打っていこうと思う。

2012-01-20

結婚しますか?


今晩9時ちょっと前に電話がかかって来た。こんなタイミングでかけてくるのは実家だろうと思って出てみると、柔らかい女性の声で『まったく関係なかったら申し訳ありませんが、◯◯結婚相談所といいます・・』と言う。ははあ、こんな電話は久しぶりだ。以前は時々かかって来たが、個人情報に対して厳しくなってからはその数は減っていた。我が家は妻がアメリカ国籍のため住民票にはその名前が載っていない(確か来年度からは我が市でも名前を載せるらしい)ので、住民票だけを見ると僕がシングルファーザーに見えてしまう。なのでよく『奥さんを紹介しますよ』なんて電話がかかって来たもんだ。今晩の電話も同じようなもので『あのう、嫁さんはおるし、子供も3人おるよ』と答えると相手さんは『大変失礼しました』と言って電話を切ったが、なんか笑えてしまったね。
まだこういう電話をかけてくる輩が居るとは驚きだったが、実際もっと多いのかも知れない。これも数打ちゃ当たるんだろうな。こういう仕事も大変だ。

2012-01-19

冬雨


思ったよりよく降るね。このまんま降り続けると現場が水没してしまうだろう。ちょっと心配だ。
と、思う一方でしばらく雨らしい雨が無かったこともあって、生長中のほうれん草などもさぞや喜んでいることだろう。僕もちょっとこのカラカラお天気を気にしていたので、まずはありがたい。明日は雨が雪に変わる恐れもあるため、要警戒だな。おそらく大丈夫と思うけどね。

2012-01-18

感ずること


厳しい冷え込みのなか外に出ると、辺り一面は霜で真っ白に覆われていた。そんな寒さでもJackieはへっちゃらのようで、飛び跳ねて喜びながら堤防を駆け上がってゆく。堤防の上も真っ白だ。川からは水蒸気が立ちのぼり、川面は白くけぶっている。こんな毎日の何気ない風景が実にいい。何があるわけではないが、毎朝そこには鳥が居て、鯉が居て、雲が流れている。それだけで十分だ。散歩の時には必ずカメラを持ち歩くようにしているが、たまに忘れる時もある。そんな時に限っていい写真が撮れそうな場面に出くわすんだよね。今朝がまさにそうだった。悔しかったね。同じ場面は二度と撮れないから後の祭りだけど、まあこんな時もあるさ、仕方が無い。
朝な夕な、空を見上げ川を見つめるといつも何か面白いものが見つかる。ちっとも大したことじゃないけれど心に響く何かがそこにはある。それらをより敏感に感じる時もあれば、スーッと通り過ぎてしまうこともある。すべては僕自身とリンクしており、その時の気分によって感受性は大きく左右されるのだ。

2012-01-17

眠り


またやっちゃったよ。今晩も娘達を寝かしつけるため9時過ぎに寝室に入り、ふざけて『誰が一番最初に寝るか競争だ!』と言って布団をかぶったまでの記憶はあるが、『はっ!』として起きた時はもう2時だった・・というわけで寝る競争は僕がぶっちぎりで一位だったと思う。もちろんそんな9時近くで寝るつもりなんてまったくなかったから暖房も入れっぱなし、電気もそこら中つけっぱなしで節電もくそもない。しかも2時に起きてこうやってブログを書いていると頭が冴えてしまって、あとなかなか寝付けないのだ。ほんと効率が悪いよね。
でも、そんな効率どうのこうのなんてことは無視して、とろけるような眠りに誘われるままに眠ることのなんて甘美なことか。こういう眠りの場合睡眠時間が短くても頭はスッキリとして疲労感は無い。ちょうど昼寝をした後のよう。
ぐっすり眠れるということもまた、恵まれているということなんだよね。

2012-01-16

これも日常


仕事中の15時頃、妻より電話がかかって来た。嫌な予感がして、出てみると案の定妻がうわずった声で『もう最悪!』と叫ぶじゃないか。ちょっとパニクっていて要領を得ないが、どうやら長女をスイミングスクールに送るため下校途中の通学路で拾おうとした時に、不注意から車の左フロントタイヤを金属製の突起にぶつけてしまい、あっという間にペっちゃんこになってしまったと言う。それで僕に『パンクしたけどどうしたらいい?』と聞いて来たのだ。どうしたらいいも何もスペアタイヤに交換するしかないが、車がまだ動くんなら家まで1kmほどしか離れていないところだし、ハザードランプ点滅させながらゆっくりと家まで帰ったら?と答えるも、『そんなことやれん!』と言ってくる。『やれんじゃないて、やらなあかんのやて』と再度促してもごちゃごちゃ言うので『いいから言われた通りにしろって!』と思わず叱りつけてしまった。ちょっと心配になったのでロードスターぶっ飛ばして帰宅すると、ちゃんと家までたどり着いておりました。そしてタイヤを調べると側面に2cmほどの裂傷を発見。これでこのタイヤはオシャカとなりました。
帰宅後車をすぐにジャッキアップしスペアタイヤに交換。約15分で作業完了だ。作業後すぐに義理の兄貴のスタンドに同型タイヤを注文し準備OK。当座はスペアタイヤで凌ぎ、週末にでも交換してもらおうと思っている。
いやはやとんだドタバタ劇だったね。でもこれもある意味日常なのさ。

2012-01-15

やっとこさ


今日は激しくお金を使った1日だった。まあ、我が家のレベルの『激しく』だけど・・
始めは長女の勉強机。なんとまんだ机を買っていなかったのだ。今まではリビングの片隅にランドセルや教科書を置いて凌いで来たが、三女の伝い歩きがスピードを増すにつれ、くちゃくちゃにされる危険度も高まって来たためと、いい加減買ったらんとかわいそうでもあったのでついに購入となりました。そして机にケリをつけたとなれば・・ということで帰り道に自転車屋に寄って20インチのキュートなものをお買い上げ。これも誕生日に買ってあげると言ったまま、三女出産後のドタバタで遅れに遅れ7ヶ月後にやっと約束を果たしたことに。そしてお次ぎは妻の英会話教室で使っている離れのカーペットの汚れが目立って来たので新品に交換するためニトリで物色し、1万5千円のものを購入。その他雑多なものも入れて10万円近く使ったな。
来月再来月と車検がたて続けに続くので、この年度末はかなりの出費を強いられる。しかしこれらはすべて必要経費であるので致し方ないのだ。少なくとも長女に関しては約束を果たすことが出来たのでほっとしたよ。

2012-01-14

解決


さて、ANAマイレージの続きだ。
サービスセンターに電話すると、いかにも優しく落ち着いた感じの女性が出て、こちらの闘争心は一気に萎え淡々と状況を伝えることになってしまった。この辺りまず機先を制するという点でANAはなかなかやりよる。もし無愛想な人間が対応しようもんなら、ただでさえ怒っている客を煽ることになってしまうからね。
この優しい声音の女性に、事後処理など昨夜試したことを話し対応をお願いすると、向こうでも端末を操作しいろいろ確認した上で『なんとかする』ということになった。やはりANA側の単純なミスか、システム上の欠陥から生じた問題らしい。こちらはちゃんと処理してくれることになったので安心して、夏に飛んだ分の未加算マイルについても説明すると、さっそくフライトを調べて事実関係を確認してくれることになった。幸いにもeチケットのPDFファイルが妻のメールに保存されており、それを用意して電話したので確認作業がスムースに出来た。こちらの問題もやはり単純な人的ミスのようで、サポートセンターの女性が常に謝っていたが彼女のミスではない。彼女にはANAオンライン予約のシステム上の問題を説明して改善されることを望むと伝え、平穏なままで電話を切った。
とにかく今回問題が発覚したが、いずれも良い方向で解決されそうなのでまずは一安心だな。
しかし今後も同様の事例が再発する可能性も考慮して、eチケットだけは保存してゆくように心がけようと思う。

2012-01-13

マイルのはなし


今回のシアトル行きはANAを利用して飛んだが、そのマイルが一体どれほど加算されたか確かめようとログインすると、なぜか0マイルと表示されている。確かに受付カウンターでマイレージカードを提示して受付を済ませているのでそんなはずは無い。しかし0は0なのだ。そこで妻のマイルを確認すると問題無く加算されている。娘達も大丈夫だった。僕だけなぜか抜け落ちてしまっている。そこでマイルの事後登録を試すも、手持ちのeチケットにある通りに入力したにもかかわらず『すでに他のお客様番号に加算されています』とのエラーメッセージが出て入力できないではないか!ここでANAに対しての疑念が湧き起こり、妻達が夏に飛んだフライトについても確かめてみると、なんと妻はマイルが加算されているのに妻と一緒に飛んだ娘達はまったく加算されていなかった・・なんちゅうことだろう、今まで当然加算されているとばかり信じてあまり確かめもしなかったが、こうやって加算されずに過ぎ去ったものがいくつもあったに違いない。一応事後登録は過去6ヶ月分まで遡って申請できるものの、夏のフライトのeチケットなんぞを後生大事に保管しているわけでもなく、手続きが出来ない。しかしだ!こちらには何の落ち度も無いのにマイルがもらえんとは納得出来んので、あす戦闘モード全開でANAマイレージクラブにマイル加算をするように要求するつもり。ANAのスタッフは気が利いてなかなかいいが、受付カウンターなどはいつも混雑していてそういった単純ミスが発生する可能性が高いはず。しかし客商売でミス連発は許されるものではない。さあて、カスタマーサポートではどんな対応をされるだろうね?その態度如何では厳しく接せねばなるまいて、覚悟せよ。

2012-01-12

やっぱり外が好き


天気予報を見て相当の寒さを予想し、ヒートテックに身を包んで現場に臨んだが日差したっぷりの1日で寒さも思ったほどではなく、何とか乗り切ることが出来た。こういう時はほんとうにお日さまのありがたさがよく分かる。かりに今日が曇りで風が強い天候だったらさぞかし寒かっただろう。『冬は風に泣く』現場ではそんな感じだ。
そんな寒い中でもやっぱり外仕事の方が楽しいや。作業員さん達とワイワイやりながらそれでもてきぱきと工程をこなしてゆく。そんな中にやりがいやら楽しさやらを感じれる環境に居ることはありがたいと思う。このストレス社会に於いてほぼストレスフリーで仕事できるというのはなかなか無いことじゃないかな。
しかしこう寒くなってくると夏場のあの強烈な暑さが恋しくなるね。寒いのより暑い方が好きな僕にとっては、ブルブル震えながら仕事するより大汗かいて仕事する方が性に合ってるよ。冬はなんか身体の動きが鈍くなっていけないや。
明日もいち日外の予定。さあ、大いに働こう。

2012-01-11

エゴイズムのゆくえ


ばうばうと伊吹おろしが吹き荒れている。その風圧の凄まじきことよ。この辺りに襲来する台風をも上回る勢いで押しに押してくる。幸いにもこの寒気の峠は明日にかけての様で、雪をもたらすことは無いようだ。
どちらかと言うとこの冬は天候が良い方じゃないかな・・そんな気がするんだけど。

それにしても日本の家は寒い!単に我が家や実家が寒いだけなのかも知れないけど、朝起きてリビングで『ハア〜』ってやると白い息が見えるもんね。アメリカの家はほとんどがセントラルヒーティングで各部屋が暖められているため家の中はどこも暖かい。それに加えてインシュレーションがしっかりしているので保温性も高いのだ。現在建てられている日本の家もかなりインシュレーションが良くなっていると思うのでレベル的に近いのかも知れないけど、そんな家に住んでいないので分からないな。でもね逆に言えばアメリカの家がそれほど暖かいと言うことは、そんだけ電気やガス・灯油といったものをじゃんじゃん使っていると言うことさ。それらは日本よりかなり安いからね。ほんとびっくりするくらい安いもんだから、アメリカでは『節電』なんて意識がほとんど浸透していないわけ。まさに『浪費』することによって成り立っている国だよ。そんな国が『浪費』することが出来なくなったらどうなるんだろう?と最近考えている。我慢や辛抱することが美徳とされる日本とは対照的な国だからね。そんな彼らのエゴイズムはどこにぶつけられるんだろうね。

2012-01-10

復帰


また仕事のある日常が戻って来た。昨年の22日から昨日までの計19日間!も堂々と休んでおったので、なんとなく仕事に行くのが億劫になるのも仕方が無いこと。ロードスターを運転するのも久しぶりなため、勘が鈍ってどうも調子が悪い。毎日やっていたことも間があくとこんなもんだね。やはり続けることが大切なのだろう。しかしだ、そうは言っても変化もまた必要なのだ。毎日同じことを続けるのもそれはそれで大変なことだが、たまには息を抜いて周りを見回す余裕も必要なのだ。そして出来ることならばたまに国を出ることだ。
国を出て違う価値観の中にしばし自分を置く。これもまた修行。

2012-01-09

雑感


こちらの方がシアトルよりだいぶ寒さが厳しい。
シアトルは緯度が高いにもかかわらず沖合を流れる海流の影響で冬でも比較的温暖だ。そのかわり絶えず海から湿った暖かい空気が流れ込むため雨が多い。この雨が森を潤し、豊かな緑を育んでいる。僕が滞在中は外が凍り付いたことは無かったし、雪が降りそうな気配もなかった。妻によるとこの冬は暖かい方らしい。確か2年前の冬はシアトルでは珍しいほどの大雪に見舞われ、坂の多い市街地はほぼ3日間渡って麻痺状態に陥ったと言う。そんなシアトルと比べると毎朝ガンガンに凍り付いているここは寒くてたまらない。おまけに乾燥もすごいからすぐにパリパリかさかさになってしまう。長年慣れ親しんで来た気候と言えども、他にもっと過ごし易いところを知ってしまうとちょっと欲が出てくるものだね。
とはいうものの、今日の午前中のようなたっぷりと日差しの注ぐ小春日和があると『ここはやっぱりいいなあ〜』なんて感じてるんだからほんと身勝手なもんだ。シアトルでの物足りなさは『スッキリと晴れる』日が少ないこと。晴れの日がものすごく貴重なわけ。だからすかんと晴れた日が好きな人にとってはちょっと住みにくいかもね。

2012-01-08

始動


帰国してからゆっくりと庭や畑を見回ったのは今日が始めてだ。クリスマスに積雪があった影響で多くの植物が倒れ、または押しつぶされたようになり、すっかり冬枯れの景色となっている。畑の方も僕が渡米するまではずっと暖かい日が続いていたのでブロッコリーやホウレンソウの生長が早く『この様子じゃあ帰国時にはほとんどが大きくなり過ぎてしまっているだろう・・』と思っていたのに、いざ帰国してみると気温がここのところずっと低いせいか野菜の多くはほぼ僕が渡米した頃と変わらずに小さなままだった。『気温が低いと以外と生長しないものだな・・』と、ある意味感心しながら見て回り次の作業を考える。そう、ジャガイモの植え付け場所を準備しておくのと、タマネギなどの寒肥などなど考え出すときりがないくらいに仕事が待っている。アメリカではアパートメント生活ですっかり身体が鈍ってしまい、ぐうたらな日々を過ごしていたので、いきなり寒風吹きすさぶ中で畑を耕したりすると相当身体にこたえそうだ。しかし来週からは現場も始まるしある程度身体を作っておかねばなるまい。さあ、土と遊ぶとしよう。

2012-01-07

不況


アメリカに行く時は日付変更線をまたぐと前日に逆戻りするのでちょっと得した気分になれるのだが、逆だとそうはいかない。貴重な1日がすっ飛んでしまったような感覚がしてどうも妙だ。しかもブログを毎日書いていると途端に2日分書かねばならなくなるので、ただでさえ時間が無い時は厳しいな。

さて、今回訪れたアメリカはと言うと、やはりどこか元気がなかったように感じられた。全国的に見れば経済状況のいいシアトルでさえ、空いたオフィスなどが多く見られ、長引く不況の影響を見て取れる。そうだな活気と言うものを感じられなかったな。ちょうどアメリカを発つ前の晩にアイオワ州で共和党候補選びの前哨戦があったが、どの候補も『オバマがアメリカをダメにしている』とまったく短絡的な主張ばかりを繰り返していた。今のアメリカが抱える莫大な赤字を引き起こしたのは2つの戦争を始めた共和党のブッシュだ。そういうことをまったく無視して言いたい放題の候補達には他の国民ながら辟易したが、まあ日本も同じようなもんだろう。まったくこれからどうなっていくんだろうね。日本もアメリカも愚かな政治家が多過ぎるんだよ。どの国もか・・

2012-01-06

またひとつ


39になった。40代も目前だな。

今日は帰国後の荷物を整理することから始まり、その量の多さにはうんざりさせられる。バックパック一つ背負って旅行していた頃はすべてが単純で小回りが効き、フットワークも軽かった。それが今じゃこうだよ。まあ、小さな子供が3人も居れば仕方ないことだけどね。
いつもは誕生日にケーキを焼いてくれる妻が『今日は荷物の片付けが大変なのと、時差ボケが少し残っていて調子が悪いからブラウニー・サンデーで勘弁して』と言う。もとよりケーキですらわざわざ焼いてもらって恐縮しているので『なんでもいいよ』と返事しとくと、午後になって妻特製のブラウニーにチョコレートアイスを豪快に乗せ、そしてダメ押しにチョコレートソースまでかけたブラウニー・サンデーが登場した!娘らとがっついて食べたが美味かったねー。速攻で食べてまったので写真を撮り忘れてしまったさ。ごちそうさまでした。

僕の時差ボケはほぼ解消されたが、やはり赤ちゃんは時間がかかる。やっと寝たかと思うと30分ほどで起きてしまいぐずり出す。環境の変化にはほんと敏感だからね。だから赤ちゃん連れて短期間の滞在はしないのだ。だって行って2〜3日で帰ってくるようじゃ環境に慣れずにぐずりっぱなしになるから。それじゃあ何のために行ってるのか分かりゃしないもんね。

2012-01-05

帰国


飛行機は予定よりずいぶん早く成田付近に到着したものの空港の受け入れ態勢が整っていないとのことで、周辺の上空を大きく旋回して時間を稼ぎようやく着陸した。成田での荷物の受け取りから入国・税関検査、そして国内線の搭乗手続きとバタバタしたが何とかセントレアへの乗り継ぎ便には間に合った。しかしこの飛行機が空港の混雑を理由になかなか飛び立たず、結局滑走路上で30分近くも待たされた挙げ句に飛び立った。セントレアまでは約1時間の空の旅。飛び立ったと思ったらすぐに着いてしまう。
成田で入国・税関検査を済ませているのでセントレアは実にスムースに通過でき快適だった。タッチの差で急行を逃したが次の便に揺られることまた1時間。ようやっと帰宅できたのは夜11時近くだった。
軽く腹ごしらえをした後、熱々のお風呂に入って生き返った気分に。風呂から上がるとどっと疲れが出て、みな打ち揃って深い眠りについたのだった・・

2012-01-04

空から


定刻通りにシアトルを発った飛行機は進路を北北西に取り、現在カナダ沖を北上中。
高度は10363m、外気温ー46℃、まだ離陸から1時間半しか経っていない。モニターの表示によれば予想飛行時間は9時間半となっている。と言うことはあと8時間も缶詰か・・成田に到着後は一度荷物をピックアップして入国手続きと税関を通らねばならない。それからセントレアまで1時間のフライトが待っている。いやはや大変だわい、仕方ないけどね。

2012-01-03

帰国前夜


怒濤の勢いで過ぎていったこの年末年初。まったくゆっくりする時間などは無く、常に振り回されていた感がある。それも8年ぶりの訪問ゆえ仕方の無いことだろう。欲を言えばカナダを訪れたかったし、もっとシアトル以外のところを見て回りたかった。僕たち夫婦に子供がいなかったらそれも可能だったろうが、やはり今は子供たちが一番だ。時間があればと言うより無理矢理に作ってでも娘たちといとこ達を一緒に遊ばせようと妻は努力していた。それというのも妻の世代の中では妻だけが遠く離れた東海岸で育っており、他のいとこ達は皆シアトル育ちで結束も強く、毎年クリスマスの時だけに訪れていた妻はどこか寂しさを感じていたらしい。だからできるだけ娘達がアメリカにいる時間を長くしたいと考えているようだ。それもよく分かる。

さあ、なんだかんだでアメリカ滞在ももう終わり。明日は10時に義母のアパートメントを発ち一路日本へと向かう。帰りは向かい風のため成田までは10時間半の空の旅。そこからセントレアへ飛び、1時間電車に揺られれば我が家だ。正直まだアメリカに居りたい気もするが、家や畑のことも心配だな。次回のクリスマスも可能ならば飛びたいが、果たしてできるかどうか・・ま、その時になって考えよう。

2012-01-02

年明けて思うこと


今日はお土産を買いにいろんな店を覗いたり、調子の悪かった義母のトイレを直すパーツを超巨大なホームセンターであるHome Depoに買いに走ったりと、相変わらず出ずっぱりの忙しい時間を送る。それでもトイレは無事直ったし、妻が探していたお土産も見つけることができて、収穫は有りだったな。そして夕方からはヘレン叔母さんの家に集まって、ボブ叔父さん特製のチキンカレーを頂く。これがインドカレーとも違うし、日本風のカレーとも違うしでなかなか興味深かった。でもおいしかったよ。ちょっと意外かも知れないけどショウガが良く利いていてさっぱりとした感じ。勧められるまま3杯もおかわりしてまたまた今晩も腹一杯。こりゃアメリカに来てだいぶ太ったやろな・・。

久しぶりにアメリカに来て本当に様々なことを考える。自分たちの将来のこと、娘たちにはどうするのが一番ベストか?など、今考えていても仕方が無いこともあり、今から考えておかねばならないこともありと、とにかく複雑だ。それでも食事に呼ばれて叔母たちやいとこの家を頻繁に訪れいろいろ話しているうちに、新たな考えや視点を得られたことは僕たちにとって大きな成果だといえる。幸いシアトルには妻のfamilyの強力なバックアップがあり、何かとサポートしてくれるのでこの点では恵まれている。例えば娘がアメリカの高校や大学に行くことになっても衣食住の心配は無いだろう。僕たちの役目は決して娘たちを縛らないことだ。自分達がそうであったように娘たちにも自分の生きたいように生きてもらいたい。それを見守り、支えるために僕たちが居る。

2012-01-01

party三昧


元旦はここアメリカでも休日だ。飲み明かして年越しする人が多いせいだろうか、今朝はとても静かな朝を迎えている。天気もすっきりと晴れたりはしないものの年末から新年にかけては日差しもあり、シアトル人にとっては『nice day』らしい。こんな貴重な晴れ間を惜しむ人々はアップダウンのきつい緑に囲まれた住宅地を自転車で走り抜けたり、犬の散歩をしたり、ジョギングしたりとそれぞれで楽しんでいる。ただ、そのほとんどが白人でアジア系人など有色人種はあまり見ない。なんでだろう、考え方の違いなんだろうか?

午後からは8月に急逝した妻の祖母と、前回シアトル滞在中にとても親切にしてくれた僕の大好きだったロジャー叔父さんの墓参りに行ってきた。墓地はダウンタウン・シアトルの北部にあり、日系人が多く葬られているところだ。墓地に立ち、整然と並ぶ墓標を見ると見渡す限り日本人の名前がアルファベットや漢字で刻まれている。墓標には名前とともに生年・没年が記されているが明治のものも多く、当時の先人たちの苦労が偲ばれる。ここに立つのは2度目だが、何だろうか・・何か大きな『思い』に押しつぶされるような、日本から来た僕に何かを語りかけてくるような、そんな感じがするのだ。『望郷』ここほどその言葉が重い場所は無いだろう。

亡くなった二人に遅く戻ったことを詫び、アリス叔母さんの家に向かう。昨夜よりはメンバーが減ったがそれでも残り物は出されず、叔母さんが腕を振るった料理が並ぶ。そして今晩もまたたらふく頂いてしまったよ。旨かったねー。
話が尽きることは無いが子供たちの寝る時間のため8時過ぎにはおいとまをする。そのとき僕たちと同様に遊びにきていたボブ叔父さんが『See you tomorrow Guys!』と言い残して去って行った。『なんでだろう?』と思っていたら、義母が『明日のディナーはボブがチキンカレーを作ってくれるって』ということで明日もヘレン叔母さんのところでpartyとなりました。ははっ!