2012-01-18

感ずること


厳しい冷え込みのなか外に出ると、辺り一面は霜で真っ白に覆われていた。そんな寒さでもJackieはへっちゃらのようで、飛び跳ねて喜びながら堤防を駆け上がってゆく。堤防の上も真っ白だ。川からは水蒸気が立ちのぼり、川面は白くけぶっている。こんな毎日の何気ない風景が実にいい。何があるわけではないが、毎朝そこには鳥が居て、鯉が居て、雲が流れている。それだけで十分だ。散歩の時には必ずカメラを持ち歩くようにしているが、たまに忘れる時もある。そんな時に限っていい写真が撮れそうな場面に出くわすんだよね。今朝がまさにそうだった。悔しかったね。同じ場面は二度と撮れないから後の祭りだけど、まあこんな時もあるさ、仕方が無い。
朝な夕な、空を見上げ川を見つめるといつも何か面白いものが見つかる。ちっとも大したことじゃないけれど心に響く何かがそこにはある。それらをより敏感に感じる時もあれば、スーッと通り過ぎてしまうこともある。すべては僕自身とリンクしており、その時の気分によって感受性は大きく左右されるのだ。

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