2012-01-23

旧正月の訪問者


思ったよりも暖かかった今日、韓国で英語を教えているウェールズ出身のマギーが旧正月の休みを利用して我が家にやって来た。彼女は妻が島根県の山奥の教育委員会で英語指導助手として働いていた時からの友人で、それからもう15年近くも経つ。マギーは日本での仕事を終えた後は地元ウェールズに戻り働いていたが、スッキリ晴れない天候が嫌だと言ってポルトガルへ行って働き、その後はアラブ首長国連邦のドバイ、そして今の韓国というように各地を転々としている強者だ。彼女のことは妻と会った当時から聞いて知ってはいたが、実際に会ったのは今回が始めて。でも僕が思っていた通りの人で、繊細ながら陽気でユーモアのある人だ。ウェールズ人の知り合いは他に居ないため、マギーが始めて接触するウェールズ人となったが、独特の訛のある発音を最初は聞き取りにくく何度も『んん?』と聞き直してしまった。でも彼女も外国生活が長いため、気を使って簡素に話してくれるから慣れればよく分かる。最近はほぼ米語にどっぷり浸りつつある僕にとっては新鮮な響きだ。
でもね、僕がこうやって訛がどーのこーのと言っているのとはうらはらに、娘達は当然のことながら何の抵抗も無く彼女と会話し、一緒にゲームしたり本を読んでもらったりして楽しんでいる。そういう姿を見ていると、やっぱり『言語』という概念は大人が作り出したものだよな・・と感じるね。僕と娘達とは根本から違っていて、親ながらとても羨ましく思う。

さて、マギーは2週間ほど日本に滞在するらしい。細かい予定は聞いてないのでどうするか知らないが、韓国ではかなりストレスを溜めているらしいので、まあウチで何もせずにのんびりしてリフレッシュしてゆけばいいさ。ちびっ子が3人も居るからのんびりなんか出来ないかも知れんけどね・・

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