2022-01-31

遺憾表明関の山













北朝鮮が何度ミサイルを発射しようが今の日本政府にできる精一杯の対応は遺憾表明だけだろう。いい加減もっと違うことを言えんのかと呆れ果てる。北朝鮮がミサイルを発射する、それに対して遺憾もしくは非難声明を出すだけの繰り返し。こんなことをやっとっては完全にナメられてどんどん発射実験を繰り返し、ミサイルの精度を高めてゆくだけのこと。実際クリントン政権の頃からどれほど北朝鮮のミサイル技術が発達しただろうか、もはや後戻りできないところまで来ている。

おそらく北朝鮮は北京オリンピック終了後再び日本列島越えのミサイルを発射するだろう。その時もまた愚か者どもはアメリカに泣きつき、遺憾表明をして収束を図ろうとするに違いない。国防なんて考えなど微塵も無いはずだ。北朝鮮が列島越えのミサイルを発射したと探知したら自衛隊は速やかにこれを撃墜すればよい。いい練習になるはずだ。それとも撃墜能力そのものを持っていないのだろうか。その可能性もある。装備だけは大したものでも運用しきれない例はどこにでもある。

とにかくもう何のアクションもなく済ますことはできない領域にまで来ていることを真剣に自覚すべきだ。

2022-01-30

2年後に向け













河川敷には自分が植えたアベマキが何本もあるがそれは椎茸の原木のためであり、適度な太さになったら伐採して原木作りを行っている。伐採しても切り株からは春に新芽が出てきてそれがまた育ってゆくという循環型。この冬も2本が適期を迎えたので伐採し、玉切りしたものに穴を開けて椎茸菌の駒を打ち込む作業を行った。ドリルで穴を開けるのは自分の役目で、その穴に駒を打ち込んでゆくのが三女の担当だ。三女は何回もやったことがあるので慣れていて駒の打ち漏れもなく上手にやってくれる。今回用意した駒は500個だったが大小20本ほどの原木に打っておしまいだった。本来なら原木は雑木林などの風通しのよい日陰に置いておくといいのだが、そんな環境はこの辺りに無いので家の陰などに置くことになる。でもそれではなかなか椎茸菌の繁殖する環境とはほど遠く、他の雑菌が繁殖して椎茸菌が死滅することが多々ある。おそらくは今回用意した原木の半数はダメになると思う。仮にうまくいったとしても椎茸ができるのは2年後のこと。まったく気の長い話じゃないか。

2022-01-29

食欲旺盛













このところ朝起きてまずJackieが生きているかを確かめる毎日だ。大量出血などもあってそう先が長くないのは確かだが、今朝は出血も無く自分から小屋を出て散歩に行きたがるなど、とても死期が近いことを思わせない様子。その極めつきが旺盛な食欲だ。何度も書いているがこの後に及んで健康を気遣う必要はない。なので好きなもの(と言ってもちくわやチーズだが・・)を与えているが、嗅覚は思っていたよりもまだしっかり機能しているようで、ご飯を用意し小屋の上に置いただけでその匂いを嗅ぎつけ、アドレナリンがドバーッと分泌されるのか急に元気になる。それまでヨロヨロだったのに結構早く動くようになり、その変わり様は驚くべきものだ。その様子を見ていると根源的な生命というものを強く感じさせ、何か教えられているような気になる。散歩を終えそのご飯を出してやるとガッつくように食べ、これまた驚かされる。ガンさえ無ければまだまだ生きて行けるだろうに・・と寂しくなるが、こればっかりはね。

2022-01-28

Jackie出血再び













驚いたことに軽い散歩を済ませた後、Jackieが下血した。それも結構な量だったので衝撃を受けてしまった。下血と言っても正直血尿として出たのか、それとも腹部の腫瘍内に溜まった血が出血したのかは定かではない。しかしいずれにしても重い症状であることに変わりはない。

Jackieも明らかに衰弱度を増しており、まだ散歩には行きたがるがフラフラの状態だ。それでも不思議なのが食欲だけは相変わらず旺盛で、今日も好物のちくわを持ってゆくとすぐにその匂いを嗅ぎつけて動きが機敏になるほどだ。あの出血の状態では持ってもあと数日といったところだと思う。とても悲しいことだが遅かれ早かれ生けるモノにはその日がやってくる。その最後の日々を少しでも幸せに送ることができるようしてあげるだけだ。今日はちくわの他にチーズもあげてみたらこれがまた大喜び。弱って来て硬いにぼしを食べるのが難しくなっていたから、ピザなどに載せる細かいチーズは食べやすくてちょうど良かったみたい。食欲があるうちはどんどんうまいものを食べさせてあげようと思う。

2022-01-27

Jackie出血













今朝、Jackieの散歩に出ようと小屋まで行くと、小屋の前に結構大きな血痕があり、小屋の中の敷物にも血がべっとりと付いていた。Jackieは小屋の外にうずくまり明らかに元気がない。これはマズいと慌てたがそれ以上出血している様子はなく、おそらくは悪性腫瘍患部に血溜まりが出来て、それをJackieが舐めている時に破れ出血したものと思われる。外の血痕と血が付いた敷物はお湯で洗い流し、Jackieの身体に付いた血もお湯に浸した布で拭き取ってやった。それから散歩に出たが、よろよろとしながらも周辺の匂いを嗅いでいつもと一見同じ様子だが、どうも動きを止めてぼーっとする時間が長く、痴呆の症状がかなり濃く見られた。

午後の散歩ではだいぶ調子は良くなり、朝の出血など無かったかのような感じだった。いつも感心するのは出血などがあっても食欲は旺盛で、出したご飯はそのほとんどをしっかり食べてくれる。おやつとして好物のちくわをあげると、途端に動きが俊敏になって真っ先にかぶりつくなど、とても先が短いようには感じさせない。たぶんJackieは自分が病気であることを分かっていないのだろう。それこそJackieっぽいって感じるからね。とにかく1日1日を大切にしていきたいと思う。

2022-01-26

New machine来たる













会社支給のPCは13インチしかなく外部モニターを繋いでもそもそものスペックが低いので、少しでも重たいデータを扱うとすぐにスピードが落ち、作業効率の低下が問題だった。そこで新しいPCを導入することにし、それが今日到着した。モノはクリエイター用のPCで結構なお値段だったが、これならばフォトスキャンのような高負荷のアプリケーションでも問題無く動くだろう。何より画面も17.3インチあるので外部モニターなしでもある程度の作業ならイラストレーターやフォトショップでも十分使えそうだ。今日はさっそくデータの移行やセッティングなどを行ったが結構いい感じ。キーボードの配置が特徴的なので慣れるまでちょっとかかるだろうがそれも問題なしだ。何よりサクサク動くのが気持ちいい。これで動作遅延による無駄な待ち時間を減らし、作業効率を上げることができる。いい買い物だったと思う。

2022-01-25

ウクライナ危機とは言うものの













ウクライナ国境に大規模なロシア軍が駐留を続け、演習などを盛んに行うなど挑発行為を繰り返している。一方の欧米諸国はロシア軍のウクライナ侵攻を阻止せんと強力な経済制裁の発動を予告するなど様々な手を打っているとの報道だが、自分にはウクライナ侵攻がもはやカウントダウンの状態にしか思えない。プーチンの狙いはクリミアと違いウクライナ全土の掌握ではなく、ウクライナがNATOに加盟することを阻止し、加えて世界におけるアメリカの威信をさらに失墜させ、冷戦終了以来一人勝ちだったアメリカと肩を並べることにあると推測する。

プーチンのことだ、おそらく欧米側が経済制裁やNATOの兵員増強・ウクライナへの武器輸出などでロシアを牽制し、これだけやればロシアも引っ込むだろうとタカを括ったところであっさりとウクライナへ侵攻し、欧米側が慌てたところでサッと兵を引くという作戦じゃないかな。こうすればロシアは経済制裁を受けるものの、欧米側はメンツを潰され、特にアメリカの受けるダメージは大きいだろう。11月には中間選挙も控える中でアメリカの威信を失うような事態になれば民主党はさらに支持を失い、トランプの台頭を再び許してしまうかもしれない。

とにかくロシアがウクライナに対し行動に出れば、失うものより得るものの方が大きいということだ、逆にアメリカはウクライナ侵攻を許してしまえば計り知れぬ損害を被るので何としても防がねばならない。この緊張の行方は果たしてどうなるのだろうか・・



2022-01-24

がんばれJackie













Jackieの病状は回復することはないが、それでも今まで通り淡々と生きている様はある意味Jackieらしいというかこちらを元気付けてくれる。乳腺にできた悪性腫瘍は臭いニオイを放つ体液を出しているようで、それがなんとも鼻を突き刺し悲しくなるが、Jackieはそんな病状を気に留めてないように頑張って小屋から出て散歩に行こうとする。昔は軽々と飛び越えた段差も今は越えることはできず堤防までは抱っこして移動しているが、堤防に出るとほんと嬉しそうに尻尾を振りそこら中をかぎ回っている。目も見えず音もあまり聞こえないようだが嗅覚だけは健在の様子。どうだろう15分くらいは堤防上をうろつき回ってトイレを済ませ、また抱っこして家に戻りそれからご飯だ。こんな病気なのに食欲はしっかりあって、朝晩2食をほぼ完食している。病状からしてもうそんなに先が長くないのは確実なので、Jackieの好物であるにぼしを多めに与えてあげる。そうすると目が見えないから鼻でしっかりニオイの場所を突き止めガツガツと食べている。その様子を見るととても余命あと僅かとは思えない。腫瘍のために腫れている右後ろ脚の状態もこれ以上悪くなる様子はない。もう少し頑張ってくれて暖かくなってこればもっと元気になるんじゃないかと思っている。余命があとどれくらいあるのかは分からないが、Jackieのリズムに合わせて精一杯のことをしてあげようと思う。

2022-01-23

思わぬ寒さ













今日はこんなに寒い1日となる予報だったろうか。てっきり晴れて気温が上昇すると思っていたらまさにその真逆で概ね曇り空で日差しなく、午後からは雪がちらつくほど。その後も霙まじりの雪が降り続き、気温も5℃程度までしか上がらなかった。どうもこの冬はこんな天気が多い。気温が低く日差しのない日はとても外で作業をしようとは思わず、1日家にいてあれやこれやを片付けたりしていた。暦通りの天気といえばそれまでだが、暖冬傾向に慣れていたからことさらに寒く感じる。明日以降はここ2週間ばかりと違い比較的気温が上がることになっているが、果たして予報通りに行くだろうか。早くこの寒さからは脱したいものだ。 

2022-01-22

ヌートリア再び













昨日、河川敷の樹木伐採に関する自治会のごたごたについて書いたが、実際長良川本流などでは大規模に治水工事が行われており、河畔林が容赦無く皆伐されている。そんな工事の追われ多くの生き物たちが周辺に逃れてきているが、ここ数年ごく少数しか見かけなかったヌートリアがなんと5頭も集まっているところを見かけてしまった。その5頭すべてが成体で人影を見てさあーっと逃げて行った。これだけいると畑の作物がやられるかもと思っていたら案の定、大きく育ちすぎたもち菜の上半分を見事に喰われてしまった。ほんと一晩でこうやって壊滅させられるので、ヌートリアは厄介者でしかない。さっそくもち菜の側にヌートリアの罠を仕掛けておいたが、付けた人参の餌が気に食わないのかまだかかっていない。ヤツらの好きなサツマイモを使えば一発で仕留められそうだが、そのためにサツマイモを使うなんてもったいないからね。

さて、いったい何匹この周辺にいるのかな。

2022-01-21

不信













先週、河川敷の樹木伐採について自治会の顔役が我が家を訪れ、『賛成か、反対か』との回答を求めたが、その際『県からの依頼で』と前置きしてから聞いてきたが、同じくアンケートを受けた知人が県の担当者を知っていたのでその件について聞いたところ『そんなことは依頼していない』との答えだったという。顔役・知人の双方の言うことは真逆で、一体何が本当なのかを知るために直接県の担当者に話を聞いてみた。すると知人の言った通り自治会が伐採案のアンケートを取った対象区域について県としては『樹木を伐採する必要はなく、よって事業計画も無い』との答えだった。担当者に自治会が県からの依頼と言ってアンケートを行ったことを伝えると『それはまずいですね・・』と困惑していた。

この一連の中で見えてきたことは、自治会が独断で河川敷の樹木伐採の要望書を作成し、それを県からの依頼と偽ってアンケートを行ったということだ。要望書には河川敷の樹木を伐採し、遊歩道を整備してほしいという内容だったが、そんな緊急性の無いこと、しかもその後の管理が必要になることを県が了承するわけもなく、一体こんな話がどこから出てきたのかと甚だ疑問だ。また今回のことで自治会に対してかなり不信感が高まっている。

事実と異なることを推し進めようとしても、いずれ破綻するのは当然の結果だ。なぜそんな愚かなことをするのか、その理由を知りたい。

2022-01-20

大寒













今日は大寒。温暖化が叫ばれている近年ではこの冬が一番寒く感じる。それはこの寒中ずっと外作業が続いていることが大きいと思う。この冬はすでに3回積雪があり、降雪回数も例年よりずっと多い。ここ数日はほぼ毎日雪が降っているので、最高気温が5〜7℃程度という日が続いている。冬型の日は冷たい北西風が強く吹き付け、気温の数字以上に寒く感じる。重ね着をして防風保温対策をしているが、それも測量などをして立ちっぱなしの状態ではどんどん体温が下がり身体の芯まで冷え切ってしまう。それを防ぐため毎日腰にカイロを貼り付けて作業している。これがなかなか有効で、長女・次女も毎日同じように貼り付けて登校している。なんでも学校はとても寒いんだそうな。このカイロ、コストコで買ったもので120個入り。12時間暖かさが持続するとなっているが、腰に貼り付けたままだと朝5時半に開封してから夜11時頃でもまだ暖かいので十分な機能を持っている。この様子だとまだまだ寒い日が続きそうなので、コロナはもちろん体調を崩さぬよう気を付けていきたい。

2022-01-19

コロナ禍の中で













オミクロン感染者の激増に伴い東海三県にも『まん延防止等重点措置』が適用されることとなった。期間は今月21日から来月13日までとなっているが、その影響が学校にどう及んで来るかを注視している。特に次女の私立高校受験は2月6日なので、『まん防』のままならそのまま受験を行うだろうが、非常事態宣言が発令されたりするとどうなるか分からない。ウチの場合私立受験は滑り止めなのであまりプレッシャーは無いと思うが、オミクロンの影響が長引き公立受験にまで影響するとなると厳しいものがある。次女の場合このコロナ禍で研修旅行は中止になり、修学旅行も沖縄から金沢へと変更になるなど彼女の中学校生活に与えている影響は計り知れない。それに追い討ちをかけるように受験のタイミングでのオミクロンだ。同学年の子たちは皆同じように苦労しているので次女ばかりがかわいそうとは言えないが、『よりによって・・』という思いは強い。次女にはこの逆境を自分で乗り越えたという自信をものにしてもらいたい。

2022-01-18

激増中













オミクロン感染者が激増している。先行している他国の様子を見ればこうなることは分かっており、今更慌てていてはその時点で手遅れというもの。感染者が多い都府県に対してはまん延防止措置が適用されるというがここに至っては大した効果は期待できないだろう。やれることといえばいつも通りの感染予防と感染リスクを避けることくらいだろう。そうしていても感染力の強いオミクロンは防げないかもしれない。そういった場合はじっと耐え、この嵐の過ぎ去るのを辛抱強く待つしかないだろう。オミクロンの感染拡大は驚異的なスピードだが、収束もまた早いので新種が蔓延しなければ意外と早く落ち着くのではないかと思っている。

感染しても無症状の人も多いというオミクロン。現在検査で見つかっているのが濃厚接触者や検査希望者からとするなら、実際には発表している感染者数の何十倍もの感染者がいるのだろう。ひょっとすると自分だってすでに感染しているのかもしれない。無症状であるならそういう可能性も十分ある。

2022-01-17

噴火その後













トンガ噴火後の状況は通信の途絶により未だはっきりせず、ニュージーランドとオーストラリアは哨戒機を飛ばして上空から被害状況を確認し、必要な物資を空輸する計画らしい。通信が途絶しただけで全く情報が入ってこないということは孤島ならではのことかもしれないが、他の同じような島々にとっては今回のことは教訓となっていることだろう。

噴火した海底火山の位置がトンガ本島に比較的近いことからそれなりの被害が出ていると考えられるがそれらは想像の域を出ず、とにかく哨戒機が撮影した映像待ちと言える。不思議なのは人工衛星からある程度の状況を確認できるはずなのに、それらの映像が出てこない理由は何だろう。今のところ噴火の瞬間をとらえた気象衛星『ひまわり』の映像しか見ていない。各国の軍事衛星はより精細な画像を持っているはずだが、それを公開してしまうと衛星の性能をバラしてしまうことになるので発表していないのかもしれないね。

今回の噴火で噴出された火山灰は3000km離れたオーストラリアでも観測されているというから、今後その広がり方には注目したい。この噴火が本当に数年後に冷夏をもたらすのか、そこが気がかりなところだ。

2022-01-16

噴火の影響













朝、いつもよりゆっくり起きてニュースを見ると津波警報が各地に出ているじゃないか。これには『えっ、なんで』と驚いたね。だって昨夜のニュースでは『津波の心配は無い』と確かに聞いたからだ。でも警報が出された理由を調べると、なるほどとはいかないまでも気象庁も苦肉の策だったんだな・・ということが分かった。これだけ様々なデータが日々蓄積されていても今だになぜそうなったのか分からないことがあるということに、驚きを感じたね。でも当然と言えば当然だ。すべての事象を的確に証明することなんてできないんだから。

この噴火の影響が今後どんな作用をもたらすか、それが気がかりだ。1991年のフィリピン・ピナツボ火山の噴火では大気中に大量に舞い上がった灰や硫黄が太陽光を遮り、それが原因で1993年の大冷害を招いた言われている。今後正確な状況が把握され始めれば噴火による影響もシュミレーションされてゆくと思う。場合によっては深刻な状況を招く恐れもある。改めて人間のちっぽけさを感じた次第。

2022-01-15

心の孤独













突然出てきた『拡大自殺』という言葉。これは英語の 『extended suicide』を直訳したものだろうが、目に付くようになったのは最近こういったケースが増えてきたためだろう。大阪の放火事件然り、そして今日起きた東大での死傷事件など、全く自分勝手で酌量の余地は微塵もない。死にたいのなら自分一人で崖からでも飛び降りればいい。なぜ人を巻き込むのか。それも共通一次試験の当日を狙うとはあまりにも卑劣過ぎて言葉を失う。今日その場にいた受験生はおそらく東大を受けるような人たちなら、幼少の頃より遊びたい時間をかなり犠牲にして勉強を続けてきたはずだ。そしてその集大成の日にこんな事件を起こされてしまっては、刺された本人たちは当然のこととしてその場に居合わせた人たちも相当の精神的ショックを受けていることだろう。17歳の少年が起こした行為は多くの受験生が様々なものを犠牲にして何年にも渡って積み重ねてきた努力を踏みにじるもので、その罪の重さは計り知れない。今後心配されるのはこういう理不尽な行為を真似る連中が必ず現れるということだ。そしてこれはほとんど防ぎ様が無い。

いつの時代も『心の闇』を抱えた人は大勢いる。しかしその闇をこういった形で出す人は極僅かだ。自分の自殺願望や自暴自棄がなぜ他人を巻き込んだ攻撃に置き換えられ、未遂で止まらず実行してしまうのか。他人を巻き込むのはやはりどんな形であっても人との繋がりを欲しているからではないか。『心の孤独』を防ぐことができればこういった事件は減るのではないかと自分は考えている。

2022-01-14

銀世界













今朝は5時前には起きてまず車の雪除けから始める。昨夜激しく降っていた割には積雪量は10cm程度とそれほどでもなかったが、早朝の時点で再び激しく降り始めみるみる雪の量は増えてゆく。6時過ぎには早めに学校に向かう長女を駅まで送り、6時半過ぎには自分も家を出た。不思議なことに名神高速は関ヶ原以西は冬用タイヤ規制だけで運用しているのに関ヶ原から東は春日井まで通行止めとなっており利用できない。高速がダメとなると下道で向かわねばならないが橋周辺が激しく渋滞する。どの橋にするか迷ったが下道で通勤していた時にいつも渡っていた橋に決め向かうと、意外なことにあまり混んでいない。やはり早めに出たのが奏功したようだ。そのまま所々混雑していたもののなんとか現場までたどり着くことができた。いつもの1.5倍くらいの時間で到着できたので良しとしよう。

仕事をするとなっても来れない人も多く、半数のメンバーで雪除けから始め十分な仕事をこなすことができた。こんな状況でもいつも通り頑張ってくれたみなさんにはほんと感謝したい。

ほぼ終日通行止めとなっていた名神高速は午後4時頃になってようやく通行止めが解除された。なぜこんなにも長い時間に渡って通行止めにされていたのか非常に疑問に思う。誰かさんが責任を逃れたいがために通行止めを長引かせたのなら、この通行止めによって受けた経済的損失の責任を取るべきだ。いつもは真っ先に通行止めとなる名古屋高速ですら走行可能だったことに比べると、積雪が多かったからという言い訳は通用しないだろう。必ず運用における失策があったのだと思う。以後改善されたし。

2022-01-13

さて、どれだけ積もるかな













もうすでに平野部でも雪が降り始めている。風は身に沁みるほどに強く冷たく、それが雪を運んでくる。郡上八幡から白川郷にかけての東海北陸自動車道は早々と雪で通行止めとなっており、県下全域に大雪警報も発令されている。これから深夜にかけてが大雪のピークらしく、その降り積もった雪が明朝の冷え込みで凍結するということになるのだろう。積雪量が大したことなければ通勤時の交通状況もそれほど混乱しないと思うが、積雪量が多く高速道路などが軒並み通行止めになるようなことになれば、長良川や木曽川を渡るだけでも一苦労だと思う。現場さえやっていなければ明日は出勤しないが、おそらく現場辺りでは雪がちらつく程度で積もりはしないだろう。ならば行かねばならぬわけだ。

びっくりするほどに雪が積もった一面の銀世界もいいものだが、出勤せねばならぬことを思うとあまり積雪がないことを祈りたい。全ては風向き次第だな。

2022-01-12

マジ寒かった













さすがに『寒の内』だけあって朝から雪が降り、日差しはあったものの気温低く寒い1日だった。何より終日吹き荒れた冷たい風に体温をみるみる奪われ、おまけにカイロを忘れたのでいくら重ね着しても底冷えして今もつま先が冷たく、早く風呂に入って身体を温めたい。残念なことにこの天気は明日明後日も続くようで、今日の反省を生かしすでにカイロはカバンに入れてあるし、服もより温かいものを着ていくつもりだ。気温も10℃あると御の字だが、さすがに5℃程度でおまけに強風ときたらかなり厳しいね。明日夕方からは再びの降雪予報で、風向き次第ではかなりの積雪量になるという。最近は積雪があるとすぐに高速道路が通行止めになるので、ただでさえ積雪で混んでいる一般道が大混雑となる。こんな時はできれば仕事に行きたくないが、現場稼働となったら責任者である以上行かねばならない。週末なら積雪があると娘たちが喜ぶので歓迎だが、平日に雪が積もると何かと大変なことになるのでできることなら避けたいものだね。

2022-01-11

思わぬ大雨













昨日の段階で降水確率が高かったので現場は中止と決めていたが、今朝になると降水確率も若干下がり、降っても数時間の小雨程度で終わってしまうと思っていたら、9時から15時くらいにかけてはほぼ降り通しで、びっくりするくらいの大雨となった。雨雲は南岸を通過する低気圧によってもたらされたもので、もしこのタイミングで寒気が南下していたら先日の東京以上の大雪になっていただろう。例年よりは低いとはいえ雪になるような低温でなかったことは幸いだった。まだ先のことなのでどうなるかは分からないが、今週後半と来週は気温の低い日が続き、雪が降るような予報にもなっているので要警戒だ。

この冬の前半はかなり暖かい日が続いていたが、それが一転この低気温。異常気象の影響はこういった気温の振れ幅にも影響しているのだろう。以前よりも極端な天候が多くなっていることだけは確かだと思う。

2022-01-10

展開早し













スーパーに買い物に行くともうすでに恵方巻の予約を受けており、節分関係の商品があふれている。ついこの間正月を迎えたばかりなので『ええっ、もう』と忙しなさを感じてしまう。おそらく1月下旬ともなれば節分から桃の節句へと商品が入れ替わるのだろう。そうそう、節分の商品以上に場所を占拠していたのはバレンタインデー関連だ。手作りチョコ関連の陳列棚が拡張されて行くのはやはりコロナの影響だからだろうか。それとも義理チョコに対する考え方が変わり多様化しているからだろうか。いずれにしても驚くほどのスペースをチョコが占領している。

先取り商品の陳列が特に早いのはコストコで、あまりにも早過ぎて『やめてくれよ』と思うくらい。それほど消費者のニーズに敏感なのだろう。特にコストコのような大量買いの店では早めにたくさん買って備えておく、もしくは他の人とシェアするなどの消費者の動向を予測し早め早めに展開しているのだろう。有料会員制でもあるので『まだ置いてないのか?』と言われる前に準備しておくということだと思う。

そういった商売上の理由はさておき、いろいろなことがあまりにも早く展開し、忙しなさを感じる人も多いと思う。そう慌てなくても行き先は同じなのにね。

2022-01-09

越えて行くべし













オミクロン株が爆発的に広まる中、今週から学校が本格的に再開する。感染が広がるたびに学校は対応を迫られるが、小・中・高の生徒を持つ身としてはそれぞれで対応が異なり、それぞれから何度もメールが送られてきて正直何が何だかよく分からなくなって娘たち任せっぱなしにした経緯がある。今回のオミクロンは症状が軽い傾向だと言うからリモート授業にまではならないと思っているが、それも今後の展開次第だな。特に次女は来月初めに私立高校の受験だし、3月には公立も控えている。今の流れでは確実に影響を受けることになると思うので、その気構えも必要になるだろう。こんな大変な時に受験生だなんてかわいそうだが、否応なしに未来はやって来る。受験の成否は大した問題じゃない。肝心なのは目の前にある困難をどう乗り越えて行くかということだ。人生はそれに尽きると思う。


2022-01-08

余命













朝、いつもより遅めにJackieの散歩をしていると、ふと異変に気がついた。Jackieの右後ろ足が全体的に腫れているのだ。抱き上げてみるとお腹の辺りもただれている様に見える。すぐに馴染みの動物病院へ連れてゆき診てもらうと『乳腺に硬いしこりがあり、悪性腫瘍と思われます。足の腫れは癌が進行し、癌細胞によって血流などが阻害されているためのものです』と言う驚きの診断だった。年齢が17歳と高齢なので切除手術は無理で、このまま見守ってやりながら余命を全うさせてやるのが最善だろうということになった。約2年前に子宮に水が溜まり手術を受けたが、その時は乳癌はなかったのでそれ以後に癌が発生したことになる。最近はお漏らしをすることが度々あり、これも癌の影響と思われる。獣医よると今後癌が進行するに伴い出血などもみられる可能性もあると言う。すでに目も見えず耳もほとんど聞こえなくなっている状態にもかかわらず朝晩のご飯はしっかり食べるので、明日の買い物の際はJackieが喜びそうなものを買って来てあげようと思う。

娘たちにも癌のことは伝えたが、残された時間はそう長くはないはずだ。娘たちにとっては小さな時から常に一緒にいたのでJackieのいない生活なんて想像ができないだろう。山の上の現場にある日突然現れたのがJackieだ。その野良犬を連れて帰りはや15年。その時点で2歳ほどだったから現在おそらく17歳。自分が今まで飼ってきた犬はいずれも9歳で死んだので、Jackieは飛び抜けて健康で長生きだ。人間で言えば85〜90歳ほどだろうか。せめて苦しむことなくおいしいものを食べて余生を送れるようにしてあげようと思う。

2022-01-07

民主主義の試練













狂信的なトランプ一派によるアメリカ連邦議会議事堂の占拠事件から1年が経った。いま改めてその映像を見ても、こんなことがアメリカで起きたなんて信じがたい。歴史に残る汚点とはこういうことを言うのだろうと妙に納得したくらいだ。アメリカに限らず民主主義は危機的状況にある。香港の自由は完全に奪われ、ミャンマーでは軍による弾圧が続いている。石油の値上げに端を発したカザフスタンの民主的なデモも一部の暴動と一絡げにテロ扱いされ、問答無用に銃撃を受け多数の死傷者を出している。中国・ロシアなど強権国家はアメリカの失敗を例に益々国民に対する締め付けを強め、人権は二の次となっている。これは今まで民主主義や人権を掲げて来た国々がコロナ禍の影響を受け強権的な発動を行っているからで、中・露にしてみれば自分たちと何ら変わらぬことをしているのに人権人権と捲し立ててくる連中を許せないのだろう。要するに西側諸国の民主主義は見透かされてしまっていると言うことだ。

香港の例を見る通り、民主主義はかくも脆いものなのだ。権力者の顔色一つで人権が蔑ろにされることなぞあってはならないことなのに現実ではまかり通ってしまっている。これは日本でも十分起こり得ることだと言うことを肝に銘じておくべきだ。

2022-01-06

ソファ買ったった













仕事帰りにコストコに寄りソファを購入した。店員さんのアドバイス通り自分で車を用意して持ち帰りにしたので送料の2万近くが浮き、加えてソファ自体も期間限定で値引きになっていたので税込総額4万5千円とかなりお得に買えた。ただね、家に着いてからが大変だった。なんせ3人掛けソファが段ボール箱に入っているんだからその巨大さと言ったら半端ない。長さは2mちょっとで幅は80cmもある。おまけに結構重いので家族全員で車から下ろし、それを玄関から引き込むがマジ大きい。玄関入ってすぐのところで開梱し、なんとかリビングに持ち込んで脚だけ組み付け設置完了した。今まで使っていたソファよりひと回り大きいのでリビングに置くとかなり存在感がある。特にソファの座面高が40cmから10cmも上がったのでかなり大きく感じる。これはソファの下に掃除機のヘッドが入る方が掃除もしやすくていいと言う妻の要望に応えてのもの。その分全体的な高さが上がったが、まあメンテ性を取った方が良いだろう。

ソファとしては比較的安価な部類のものを選んだのでそう長くは持たないかもしれないが、どのみち猫がいるのでバリ掻いたりして痛むのも早いと思う。ならばこの程度で十分だろう。まだ設置したばかりで見慣れておらず違和感があるが、そのうち慣れてなんとも思わなくなるんだろうね。

2022-01-05

見直すべき時













今日は終日晴れたが冷たい北風が吹き付け寒い一日に。そんな中、年末に買い換えたマットレスを処分すべく市の粗大ゴミセンターへ持ち込む。前もって持ち込みの予約を取り、マットレス2枚とA4レーザープリンターの処理券をコンビニで購入し処分場へ持ち込む。年末ならいざ知らず年始の今は持ち込み件数も少ない様で待ち時間なくスムーズに終了。処分費用も持ち込みなら安く済むのでありがたい。

明日は毎月一度のリサイクルの日なので、物置に溜めてあった段ボールや雑紙を纏めたが、さすがにクリスマスや年末年始を跨ぐとかなりの量になる。すぐ近くに回収ボックスもあるのだが、少しでも地域に還元される方がいいと思い溜めておいて出す様にしているが、年々自治会のリサイクルで集まる量は減って来ている。今後さらに量が減っていくことは確実だし、自治会及び学校主催のリサイクルになると必ず1箇所に2人程度の当番が必要となる。そういった人的負担のことを考えればそろそろやり方を変えてゆく必要がある。例えば町内の管理地に業者の回収ボックスを置き、管理は業者に任せるが回収で得た金額の何割かを業者から得るなど、双方に利のあるやり方を模索する時だと思う。現行のやり方では自治会に協力的な者だけに負担が増す仕組みなので、これでは益々人が自治会から離れてゆく一方になる。PTAが行う学校主催のリサイクルにしても、年2回しか行わないのにPTA役員はじめ、6年生の保護者などを合わせてそれぞれ50人以上が動員される。当然立っておしゃべりしているだけの人も多く、一体何のために休日返上してやっているのか甚だ疑問だ。

このコロナ禍を機にこういった漫然と続けられて来たことを見直すべきだ。今を逃したらしばらくチャンスは来ないだろう。

2022-01-04

正月4日のコストコ詣で













妻がコストコのソファを買いたいと言うので急遽実物を見に行くことになった。今日は仕事始めとはいえまだ休みの人も多く、このタイミングでコストコへ行ったらさぞや混んでいることだろうと覚悟して行ったが、時間が17時を過ぎていたこともあってガソリンスタンドも店内も自分がいつも行く平日の同時間帯とほぼ変わらぬ状況だった。おそらくは年末年初にどっと人が押しかけ、その人波が引いたタイミングだったのかもしれない。

そして肝心のソファだ。あらかじめネットで確認してから行ったものの座り心地などネットの情報だけでは知り得ぬことを確認して、これがいいだろうというものに決めた。年初のセールでかなり安くなっていてお買い得だが、いかんせん物が大きすぎて我が家の車では運べない。そこで配送サービスを使うわけだが2万ほどかかるという。コストコオンラインショッピングで購入すると配送無料となっているが、店員さんによるとそれは店舗での販売値段に送料を加えた値段なので、割引分も考えると店舗で購入して配送サービスを使う方が安いと言う。さらにその店員さんが言うには軽トラなどをレンタカーとして借りてこれば5千円以下で済むのでそれが一番安いし、実際そうしている人も多いと教えてくれた。ならばと言うことで自分も後日車両を用意し、ソファを持ち帰るつもりでいる。さすがコストコ、豪快ですわ。

2022-01-03

寒き三箇日




















昨日は久しぶりに晴れたものの今日になるとまた冬型の気圧配置で終日曇り空。公式の最高気温は9℃となっているが、ずっと外にいた感覚からするととても9℃ある様には感じなかった。実際は5℃を少し超えたくらいだろう。年末から年始にかけてずっと気温の低い日が続いており、それが分かるものとして元旦の朝に三女と従姉弟たちで作った雪だるまが今日の午前中でもまだ倒れずに残っていることだ。普通雪だるまを作っても次の日には大体融けて倒れてしまうものだが、今回は雪だるまの表面が融け始めたところで厳しい冷え込みに遭い凍りつき、それが低気温でなかなか融けなかったことで長持ちしていると思われる。周辺の雪はすっかり融けてしまっているのに雪だるまだけが倒れずに残っている様はなかなか奇妙な風景だ。予報によると連休まではこの低気温状態が続く様なので、身体を冷やさぬ対策をせねばな。
年末から寒い日が続いているので、相当電気代もかかっていることだろう。請求見たらびっくりするだろうな・・

2022-01-02

楽しき時間













大晦日に帰省した弟夫婦が早くも関東へ向け帰って行った。久しぶりに従姉弟たちと遊ぶことができた三女にとっては悲しい別れだった。しばらく会っていなくてもやはり昔から仲が良かったので雪だるまを作ったりボードゲームをしたりと本当に楽しそうだった。春休みあたりにコロナが落ち着いていれば今度はこちらから関東に出向くことも考えているが、果たしてどうなるだろう。オミクロン株はこの年末年始明けに爆発的に拡散し、その後一気に収束に向かうと考えられるが、それも新たな株が発生したらまた振り出しに戻ってしまう。我が家の優先順位としてはアメリカへの渡航及びアメリカからの入国が可能になれば直ちに渡米し、東海岸に住む妻の父親を訪ねること。次にシアトルの叔母さんたちを訪問し、2年以上ほったらかしのアパートメントの様子を確認することなど、やらねばならぬことは山ほどある。そのすべてがコロナの動向に左右されるのが歯痒いところだ。特に出入国に関する問題は双方の政府の方針によるものであり、しばしば変更されるので常に情報収集が必要となる。それらの問題がすっきりと解決し、何の気兼ねなく以前の様に渡米できる日はいつ来るのだろうか・・


2022-01-01

幕開け













新年も寒い朝で始まった。

いつもの様に三女に起こされ雨戸を開けると、真っ白に目が眩み何も見えなくなった。ようやく目が慣れて外を見渡すとうっすらと積雪がある。新年の挨拶もそこそこにさっさとお雑煮を食べ、三女と姪っ子・甥っ子の3人は外へ飛び出し雪遊びを始めた。少ない積雪量だが滅多に雪が積もらない地方に住む姪っ子と甥っ子にとってはこの積雪量でも十分に楽しめるらしく、キャッキャ言いながら楽しそうに雪だるまを作っていた。雪だるまを作り終えると今度は雪合戦を始め大盛り上がりだ。そり遊びができる積雪量ではなかったのが残念だったが、それでも十分に楽しめた様だ。大人が思っている以上に子供たちはその限られた条件の中で遊びを見つけ、楽しむことが上手なのだと改めて感じたね。