2008-03-31

聖火


聖火が特別機で北京入りし、人民の大歓迎の中でコキントウさんが何かを宣言しておったな。このシーンを喜び、もしくは肯定的に見ていた者は世界中にどれくらい居ただろうか?と言っても世界人口のおそらく5分の1程度を占める漢人のほとんどは熱烈支持だろうから相当の数にはなるな・・。とにかく!中国を除く多くの国の人々は苦々しく思って見ていたのではなかろうか?今や世界の工場たる中国の力無くしては世界経済が成り立たない現状は誰もが分かっている。ただ、当の中国がそれを十分承知して政治のカードとして利用していることに不満を持っている人々は多いはずだ。今回のチベット騒乱も人権問題急先鋒の欧州各国が経済摩擦を恐れて強硬な態度を取らないと見越した上で皆を弾圧し、痛めつけ、命を奪っている。欧州や米国はただ、今までの体裁を保つために『懸念している』程度のコメントしか発表せず、『早よ落ち着かんやろか?』と様子見を決め込んでいる。
『金の無いところに人権は無い』現実はそう動いている。

2008-03-30

起点と帰点


昨夜は3時過ぎまで語らえど語り尽くせず、一旦ブレイクして眠りに落ちる。布団に潜り込んだまでは憶えているがふと、気がつけば外は明るく9時近くになっていた。これほど深く眠れたのは久しぶりだな・・と思いつつ顔を洗っていると鶯がすぐ近くで鳴き始めた。姿は見えないが中庭に凛として響くその鳴き声は僕の身体を通り抜け、少し残っていた眠気をさらっていった。
友人宅に来るといつも昔撮った写真を見せてもらう。その写真は今まで何度も見て来たはずなのに見る度に違うことを感じ、新たな思いに駆られる。写真自体は変わっていないはずだからその時々の自分によって見え方が変わって来るのだろう。不思議なもので写真は時空を軽々と超え、今の思いとその当時の思いとを結びつけ自分自身を再認識させてくれる。その時感じていたことが写真を通してリアルに甦り、そのあまりのリアルさに戸惑うこともしばしばある。なぜ戸惑うかって?だって自分は確実に歳をとり、あの時から変わっているのに当時の思いは今でも新鮮でなんら変わっていないからさ。
螺旋階段を一歩一歩登りつつ時には足元だけを見がちになる。そんなときふと顔を上げ辺りを見回せば、そこには見慣れた風景が広がり自分が存在し、その時の思いが生きている。
友人と写真を見ながら語り合うことで、僕は過去の自分と向き合い、今の自分を認識する。

2008-03-29

たらふくまんま


義母滞在中の隙を突いて友人宅に逃亡し、あれやこれやと大いに語らう。数日かけて仕込まれた特製カレーをご相伴にあずかりまして大変美味しゅうございました。皆で賑やかに食卓を囲むのはまた格別なもの。新たな出会いも生まれさらに輪が広がり、その輪が無限に広がってゆく・・

2008-03-28

集う不安


これから去りゆく人たちの送別会のはずがまるで会社の解散お別れ会のようなしけたものになってしまった。皆抱える事情は違えども思いは同じようで、口にするのは先行きへの不安や会社のやり方に対する不満が多く、明るい話題は一つもない。以前からあった閉塞感は更に深まり今や八方塞がりに近い感じだ。新たなる出発に向け不安が伴うのは当然のことだがこれはそれとは違う雰囲気を持っている。どことなく投げやりな、諦めたような空気。それを一気に払拭してくれるような好材料はどこにも見当たらない。今の段階で突き進めば直に瓦解するのは明白だろう。仕事が取れなくなるよりも皆の意識の低下、この方が致命的だ。

2008-03-27

油断


先日のこと、皆で回転寿し屋へ行き食事をしているとしばらくして下の子がぐずり始めた。眠くなったのだろうとあやしても治まらない。目も充血しどうも様子が変なので首もとや腹の辺りを見てみると発疹が出始めていた。『しまった!』と思っても後の祭り。早々に切り上げ帰宅するも痒くて仕方がないようで泣き叫びながら掻きむしっている。痒みを抑える薬を飲ませてみたが改善せず、ならば医者へと出向くも日曜の夜8時半というのに超満員。試しに待ち時間を聞くと少なくとも1時間半とのこと。そりゃーいかんと諦め家に帰ると更に発疹は広がりひどい状態に。典型的なじんましんの症状だが、一体何に反応したのか?下の子はアレルギー体質で主なもので卵、乳製品は口にすることができない。なので普段の食事には十分気をつけていたのだが・・。その時の食事で思い当たるものはイクラで始めて口にしたものだ。でもアレルギー検査では魚介類に関しては陰性だったので本当に犯人がイクラだったかどうかは分からない。考えられることとしてはイクラの乾燥を防ぎ、且つ美味しそうに見せるためにひょっとしたら卵白が塗られていたかも知れない。卵白に対しては特に強いアレルギー反応を持っているので、あの劇的な症状の悪化も説明がつく。だがこれらはあくまでも推測の域を出ず、親として『しょうがなかったんだ・・』という言い訳の材料でしかない。血の気が引き、プルプル震える我が子に何もしてやれない自分達に苛立ち、言い合いを始めてしまった・・。
やっとこさ薬が効いて来たのか掻きむしるのを止め、眠りに落ちてくれた。翌朝じんましんはすっかり引き、何食わぬ顔してそこらじゅう散らかし始めた。まずは良かった・・でも何だったんだろう?

2008-03-26

ネット依存症


ここのところネットショップでの買物がぐんと増えている。GX100に始まりそれに関するアクセサリー、プリンター、カードリーダー、果ては火災警報器まで実に様ざまなものを注文しており、たいがいは実際に店頭で売られているよりも送料を上乗せしても安いのだ。プリンターは以前から買おうと思っていたものがたまたま限定発売で1万円を切る値段で売られ、即購入。火災警報器は万が一のためにと近所のホームセンターで見たものの1個6千円近くもし保留。こういうものはネットの方が安いと思い検索すると案の定、楽天市場では4千円ほどで売られている。その価格差はなんだと言えば、ようはパッケージの違いらしい。製品の仕様や機能としてはまったく同じものでもどういう訳か製品番号や型番が違うだけでそれだけの価格差が生まれてしまうらしい。店頭ではそんなことは分からないがネットショップではその辺りの詳細情報まで入手できるので変にこだわりを持たなければお得な買物ができるというわけだ。膨大な情報の中からいかに必要な情報だけ抜き出すか?一軒一軒足を運び情報を集めるという手間が無い分『買おう』と思いついてから自宅に届くまでの期間がほとんど無く、早いのはありがたいもののあまりにも安易に購入できてしまうので、一抹の不安を覚えるのも確かだな。

2008-03-25

地に這う


絶好の庭仕事日和に恵まれ、朝からTシャツ姿でせっせと雑草取りに精を出す。これから初夏にかけてはひと雨ごとに驚くほど早く草が伸び、毎日取っていても追いつかないくらいだ。ことスギナにいたっては庭のどこを掘っても網の目のように根が張り巡らされており、一カ所を根絶やしにしても隣から次々と侵出してきてまったく終わりがない。ウチの庭の両隣と南の堤防にはつくしがたくさん出ており、それを見ても自分らの闘いがいかに絶望的であるかがよく分かる。だからと言って諦めるわけにもいかずただひたすら地に這い草を引く。そのようにしてほぼ半日しゃがみっぱなしだったため腰が痛いが、ひと通り雑草を取り畑も耕し終わったのであとは苗を植え付けるだけだ。試しにと播いておいたミニトマトの芽もちらほらと出始めた。この辺りの桜ももうじき咲くことだろう。一番良い季節の到来だ。

2008-03-24

様々な反応


激しく降る雨の中、妻と一緒に赤十字病院にて3人目の妊娠と出産の可能性について専門医に話を聞き、血液検査をして帰って来た。結果の出る2週間後に再診を受けデータに基づいてさらに詳しい話が聞けるとは思うが、医師の話ではおそらく妊娠は可能ではないか、ということだった。この場合の可能とは赤ちゃんに通常レベル以上のリスクを伴わないという意味で、問題は妊娠後の母体の反応なのだ。だいぶ前にも書いたが、僕はO+で妻はB−この場合大抵胎児の血液型は+となるそうで、−である母体はこの+の胎児を異物と見なし攻撃を始めるのだ。それを防ぐ(中和させる)のがローガンという注射で、妊娠中や出産後には必ず打って来た。打たないと次の子供を妊娠中に問題が起きる可能性が高くなり、事実上妊娠は避けるしかない。妻の場合1人目は問題なく、2人目の妊娠38週目で中毒症の可能性が高まり、予定より早く生ませることとなった。この時の間接クームスの結果が陽性となっていたための処置だったが、妻はどうしてもそれが腑に落ちないらしい。それまで必要な時はすべてローガンを打って来たので陽性になるはずはないというのだ。自身でネットを検索して調べても陽性反応はあり得ないとなっているし、アメリカにいる従兄弟の産婦人科医に聞いてもやはりそうだと言う。じゃあ、怪しむべきは検査結果ということになるのだが、それもはっきりしない。なので今回ははっきりさせるための検査と言うことになる。ただ、悔やむのは2人目出産後に3人目はリスクが高いので避けた方が良いということで、ローガンを打ってもらえなかった。それが今度の検査結果にどれくらい響くかが気になる。とにかく今は検査結果待ち。すべてはそこからの話になる。と言いながら妻は医師からポジティブな反応を得ると、もう3人目をつくる気満々なのだ。『おいおい、妊娠できるかどうか知りたいだけじゃなかったのかよ?』とつっこむと、『3人目はいらんの?』ときた。『・・いらんてなことはないけど・・う〜ん、大変だぞ』と答えると、『でも赤ちゃん欲しいな・・』と言う。あれだけ妊娠、出産、育児で辛く、苦しい思いをしながらもまだ赤ちゃんが欲しいと言う母性の計り知れぬ強さには言うべき言葉が無い。ただただ驚くばかりなり。

2008-03-23

Easter


キリスト教徒ではないんだけどThanks givingやEasterといった行事は子供も喜ぶからと言う理由でちゃんとやるようになっており、Easter Eggsをあちこちに隠したりする要員として僕もちゃんと参加させられている。でも、なにゆえ卵を茹でてどぎつい原色カラーで塗りたくるのか?Easter Bunnyというこれまたとても食べ物とは思えない蛍光カラーの、見た目以上に強力な甘さの砂糖菓子を妻がむさぼり喰うのか?その辺りのことには介入せず、淡々と役目を果たした原色の茹で卵の殻を剥いて後片付けの役目に専念する。しかし、そういくつも食べることはできず、いまだに冷蔵庫を開けるとブルースカイ色やらの茹で卵が存在感を放ち、こちらの食欲を減退させてくれるのだ。やはりこの辺の色使いは日本には存在せず、受け入れ難いというか単に生理的に『合わない』ものだな。グレーゾーン内を生活域とし、その階調(波長)をリズムとして生きている我々と、原色域の極めてはっきりとした、返して言えばはっきりしてないものは認めないという生活域にいる人間が一緒に生活するということは当然様々な確執を生むが、見方を変えればすべての色域、階調をカバーすることでもあり、こういう環境で育てばどこへ行ってもなじめるのかな?なんて、我が子達の行く末を楽観視する今日この頃。

2008-03-22

査定


バイクの買い取り屋とは実家にて午後8時の待ち合わせ。この時期は特に買い取り希望が殺到するらしく、1日何件も回るためこの時間となりました。時間きっかりに来た買い取り屋の話では今日は遠路大阪から来そうな・・確かに荷台に載っているのは和泉ナンバーのバイクだった・・。大阪から高速使って中古バイクを取りに来て、人件費と高速代、ガソリン代を払えば僕のバイク料金なぞ吹っ飛んでしまいそうだが、それでも利益は出るんやろか?関西弁を話す愛想の良いお兄さんと値段交渉すること約1時間。様々な駆け引きの末、決着がつきました。結局僕が思っていた値段で話はついたものの、こちらの書類の不備もあってその場で現金買い取りという訳にもいかず、後日の口座振り込みとなりました。果たしてちゃんと振り込まれるかどうかはわからねど、まあ大丈夫でしょう。
バイクはずっと乗っていなかったにもかかわらず、エンジンのかかりも良く、一瞬売るのをやめようかと思うくらい調子がいい。なのに手放すのは正直惜しいがそうも言っちゃおれんのでね・・。これで一つ片付いた。

2008-03-21

ある決断


ここ数年来どうしようか悩んで来たことにとうとう決着をつけた。なに、二十歳の頃に買ったバイクのことさ。子供が生まれてからはほとんど乗る機会もなく、近年は年に数日程度。2人目が生まれてからは一度も乗っていないかも知れない。ずっと実家の物置の中で眠ったままになっている。さすがにエンジンだけはたまにかけるようにしていたので機関は良好、すぐに走り出せる状態だ。これを明日、手放すことに決めた。250ccなので置いといても年に2400円の軽自動車税しかかからないため、売ってしまうくらいなら手元に・・と今までずるずる引きずって来た。しかし、家を購入しバイクを置くスペースができたのに実家の物置を占拠し続けるわけにもいかず、かといってこちらに持って来てまた物置に眠らせてしまうのもバイクに対して申し訳ない気がする。ならば安く買われようが誰かに乗ってもらった方が良い気がするのだ。それこそ仕舞い込んどいてエンジンがかからなくなってしまっては、何の意味もない。気持ちは迷ったまま買い取り会社に電話し、明日の段取りをつけておいた。あとは車体の状態を見て査定額が決まりオサラバというわけ。どこか寂しさもあるが、それでいて自分でも驚くほどクールにこの流れを受け入れられている。それほど手放す条件が揃っているということかな?こうやってバイクを見送るのは今回で2回目。前の時はトラックに乗せられ去ってゆくバイクを見えなくなるまで見送ったものだ。その直後、僕は沖縄に渡った。今度はどこへ行こうというのか?
些細なことだがこの一つの決断からすべては始まるのだ。

2008-03-20

着々と


雨は昼前には上がったものの足元が悪いので今日の耕作活動は中止し、かねてから用意するように!と言われていた木製のベンチをトステムにて購入。その店舗にある工房のオリジナル製で2×6材を使ったかなりがっしりした造りになっており、これなら簡単には壊れんだろうという代物。軽トラ借りて家に運びさっそくマホガニー色の防腐剤を塗りたくる。もともと防腐処理はしてあったが外に置きっぱなしになるので再塗装した次第。塗り終わると赤茶色に仕上がりなかなかの存在感だ。よし、これで一つ片付いた。次ぎはいよいよウッドデッキだな。

2008-03-19

使ってなんぼ


仕事も取りあえず一区切りがつき、ずっとほったらかしてあった書類などを整理する。昨年4月後半に現場入りしてからは怒濤の忙しさで長期の休みを取ることは叶わなかった、それどころか会社から支給されていた盆期間の特別休暇もついに消化することができず宙に浮いたまま。ふと気になっていた有給休暇についてのデータを調べてみると、あと27日分も残っている!このままいくと保有限界値を超えてしまうので何としても消化し保有日数を減らさねば・・。今になってようやく休みを取る間もできた。さあ、溜まっていたあれこれに手を付ける時がやって来たぞ!

2008-03-18

腎炎


今朝いつものようにJackieを連れて散歩に出ようとすると、朝帰りをしたウチの猫がしょぼしょぼと歩いて来た。ちょっと様子が変なのでよく顔を見ると右目が大きく腫れている。ケンカかな・・?ということで、妻が動物病院へ連れて行くことになった。日中その妻から電話があり、目の方は何かで傷ついて腫れたらしく抗生物質入りの目薬をもらいそれで終わりだと思っていたら、体重を量ると4.5kgと急激に痩せており、どうもおかしいということで血液検査に。結果はクレアチニンの値が正常値範囲ギリギリで将来慢性腎炎になる可能性が高いと言われた。対処としては食事療法をすることで進行をかなり遅らせることができるという。サンプルをもらって来て与えると喜んで食べたそうだ。普通のキャットフードに比べると何倍もする高価なものだが、この際そんなことは言っておれない。猫好きの妻の友人は病気を発病する前に猫保険に入っといた方が良いとアドバイスしてくれた。それについては現在思案中。
猫と言えど年をとると、いろんな問題が起きて来るもんだな・・

2008-03-17

金流


その後のチベット関連報道を見ると、中国政府発表の内容をそのまま伝え同時にダラムサラの亡命政府の報道も引用すると言う横流し的な、まったくもって客観的報道しかなされていない。そこからはチベットの人々の声は聞こえず、明らかに情報操作された不可解な内容しか伝えられず、一向に真実は見えて来ない。今回のような人権侵害に対して急先鋒であるはずのEU諸国やイギリスからさえも『今回の事態を憂慮する』程度のコメントしか出されていない。我が国に関して言えばいつ何時もはっきりしたことを言わず、ましてやこと中国に関することなので押し黙っていてもその方が常の姿として流されてしまうようなていたらくだが、アメリカまでもが慎重に言葉を選んでコメントしている様には呆れ、何よりも経済関係最優先の現実を突きつけられたようで気分が悪く、抑圧から逃れんとするチベットの人々の孤立無援な、絶望的な叫びが、各国の思惑から作り上げられた無関心によってかき消されてしまうようで『Free Tibet !』と声を上げずにはいられない。ミャンマーの時がそうであったように中国政府は同じシナリオで事態を収拾させようと目論んでおり、それに対して足元を見透かされている各国は建前上のコメントしか出せないでいる。解っちゃいるが所詮人間が作り上げた世界の仕組みなぞそんなものなのだ。だが、そんなもの易々と受け入れることなぞできるものか!怒りは人々を突き動かし、犠牲の山が築かれてゆく・・
汝、殺すなかれ。
いつの時代も人を殺すのは思惑であり、その思惑に同調すれば手を下さなくても同罪だ。

2008-03-16

GX100


衝動買いに近いかたちでポチッとやってしまったリコーGX100が中1日という早さで手元に届いた。今はまだ充電中なのでいろいろ試せないもどかしさはあるが一番楽しいひと時でもある。D70のサブ機として使って来たクールピクス5200もそろそろ機能、性能的に限界でもあり、ずっと代わりのものを物色していたがコレ!というものがなく、もしくは高価すぎてなかなか踏ん切りがつかなかった。結局買ったのがコンパクトとしては高級機種でもあるGX100になったが、発売当初より1年以上が過ぎて価格も下がり手頃感が出てきたところで今回の『期間台数限定お買い得セット』と来ちゃー買わざるを得んよね。ところでこのセット3日間ほどの期間で50セット限定なんだけど、残りあと1日の時点でまだ43セットも残っている。確かにお買い得ではあるんだけどこの機種マニアック過ぎて人気がないのか?ただ単に知られていないだけなのか?
久しぶりの広角24mm。いろいろなことが試せそうだよ。

2008-03-15

チベット騒乱


ニュースを見て驚いた。最近チベット人達が世界各地で中国政府に対して抗議行動を起こしていたのは知っていたが、よもやラサで死者が出るような騒乱にまで発展しようとは!その騒ぎがラサを中心にチベット文化圏全域に広がっているという。チベット人達の中国政府、つまりは漢民族に対する恨み、不満は計り知れない。そんな状況下では今回の騒乱は起こるべくして起こったもので、ただ鎮圧するだけでは根本的に何も変わらず、さらなる恨みを買うだけの事だ。もっとも漢民族はそんなこと気にもしないんだろうが・・

2008-03-14

区切り


この雨で庭の芝生も驚くほど緑を現し、ペタンとしていたものが全体的にふくらみを持ち始めている。いよいよだな・・喜びも大きいが雑草との闘いも本格的なステージに突入し、一段と忙しくなるわけだ。
今日の納品は取りあえず無事に通過したと言うべきか、さっそくいくつかの注文があったもののそれはすぐに対応できるものなので問題はないものの、週明けから詳細にチェックされると他にもいろいろ出て来ることだろう。それに対する作戦もたててはいるが下手な小細工は余計に物事をこじらせるだけなので、誠意を持って対応しようと思う。それが報われなくても関係ない。大切なのは自分が後腐れ無くスッキリと締めくくれるかということだ。それなりの努力はしてきた、でもダメなところもあった、じゃあどうするか?ここからが僕の評価だ。

2008-03-13

着地地点


明日は暖かい春の雨の予報。降水確率も100%に近くやっぱりなという感じ。一年頑張って来た現場の納品がいよいよ明日というのに天気が崩れるなんて、これぞ雨男の本領発揮だな・・。とにかく出すものは出し、あとは客先の反応次第。まだまだ一息つくには早いが少しほっとしたのは事実だ。帰り道どうも集中できず、ぼ〜っとしながら考えていたことは、この現場に関わったすべての人の助力、協力があってこそここまで来れたのだと、僕一人ではどうすることもできなかった。当初毎日絶望的になりながら作業を進めていた頃が懐かしくさえ思える。さあて、明日はどうなることやら?
納品完了後はさっそく現場撤収の準備。まだしばらくは掛かりそうだ。

2008-03-12

2次元、3次元、低次元


あさっての納品に向けてデータ処理もピークを迎えているが、事ここに至ってもなお様々な問題が発覚し気の安まる暇がない。その問題の多くがデータ変換時に起きたもので、使用ソフトのプログラムの問題でもある。そりゃー2次元、3次元の間を行ったり来たりしていれば現状、何かが起こるのは当然で自分達が処理したデータはその点、不具合を最小限にとどめていると自信を持っているが、そんな苦労をまったく理解していない連中ほど要求は高く、理不尽だ。おまけに自分達では3次元データを確認するすべを持っていないにもかかわらず、すべてのデータを3次元化して提出するようにと言って憚らないところなぞ、愚かの極みとしか言いようがない。こちらとしては当然データに対するクレームが来るものとの前提で、このときにデータ変換に関する避けがたい問題点を主張し、理解を得たいと考えてはいるものの、おそらく聞く耳など持ってないやろな・・というか理解しようとしなければ決して理解し得ない問題なので、はなから杓子定規的脳みそしか持っていない連中では話すだけ無駄なことかも知れないな。

2008-03-11

顧みれば


毎年この季節になると今の我が身はこれで良いのか?と自問自答し、何か違うことを始めたい気持ちに駆られ、いろいろ迷ったりもする。現状に満足していない以上新たな道を探さねばならないが、いつも結局は仕事に忙殺されて自分の身の振り方を考える余裕など無く惰性でここまで来てしまっている。そうやって何年経ってしまったのだろう?ふと気がつけば子供が2人もおり、家とローンまで背負って人一倍軽かった我が身がたいそう重くなってしまった。小さなバックパック一つ背負って各国を旅していた時が今では懐かしく感じられるほどだ。再び旅に出られる日がいつか来るのだろうか?まだまだ当分はおあずけだな・・

2008-03-10

暖かき雨


ここ数日は朝起きてすぐにエアコンのスイッチを入れること無く、どてらを着ていればなんとか凌げるほど暖かくなって来ている。これで朝の気温はどれくらいだろうか?おそらく4〜5度はあるんじゃないか。今朝は窓を叩く雨の音で目が覚めた。前夜の予報で朝方に強く降るとは言っていたが、果たしてその通りかなりの雨脚だ。おかげで庭には所々に水たまりができ、くすんだ空の色を映し込んでいる。これだけの降りではさすがに散歩にも出れず、Jackieは小屋から頭だけ出してつまらなそうに、恨めしそうにぼんやり空を見上げている。
現場に向かう道中はますます空は暗くなり、雨脚も一段と強くなって来た。ついこの間まで横殴りの雪が降っていたのとはまるで違うお天気だ。そんな雨も直に上がり雲間からは青空も覗き始めた。風はまだ生温く、いつもとは逆に吹いている。雲は山を駆け上がるように流れ、稜線上で渦を巻いているようだ・・いよいよオレの季節がやって来た!南風は僕の身を軽くし、上昇気流とともに一気に彼方へと運んでくれる。僕は肉体を残し、まるで目だけが浮遊するかのように遥かな高みから見下ろしている・・。
危険な季節だ。どうもそわそわして落ち着かない。こうしちゃいられない!と言う気ばかりが先行し、視線はいつも地平線にある。
デイゴの花が咲き始める頃、僕は自分の居場所を見失い、南を目指す。

2008-03-09

不完全燃焼的休日


土曜は休日出勤でせっかくの耕作日和を不意にしてしまったので、さあ、今日はやるぞ!と気合いを入れていたものの、急に他の用事が舞い込み庭に出たのは既に2時。本格的耕作を前に切らしていた油粕や牛糞を大量に買い込んで来て、肥料などの面では万全になりつつあっても肝心の畑ができてなくては話にならん。とにかく大体の縄張りを決めて掘削に取りかかるが、いきなりガラス片やら大量のスギナの根が出現するやらでこれらの除去に手間取り思うように進まない。もたもたしているうちに早くも陽は傾いて来てあっという間にタイムアウト。予定では茫然自失のぐったり状態まで自分自身を追い込むつもりだったのに、ウォーミングアップ程度で終わってしまいなんとも物足りない。唯一体力を使ったと言えば買い込んだ肥料袋を担いで庭まで運んだことくらいで、それしきのことでも運んだ体勢が悪かったのか何となく腰に違和感を感じる。結局汗一つかくこともなく平々凡々の休日で終わってしまい、仕方が無かったとは言え残念だったな。来週末こそは燃え尽きないと仕事が溜まる一方でこのままじゃ苗の植え付けさえままならないぞ!

2008-03-08

空はこんなに青いのに・・


空はこんなに青いのに、今日も朝からポチポチと、
PC画面を睨みつつ、役にも立たぬ絵を直し、
集中力が途切れると、『はあ〜』と溜め息つきながら、
カーテン開けては外眺め、『う〜〜ん』と伸びして席に着き、
再び画面を見つめては、空の青さが気にかかり、
BGMも島唄で、心はすでにここになく、
マウスを持って踊りだし、レイヤーなんて知るものか、
線種がどうしたって言うんだい?、がんがん上書きぶちかまし、
ふと気がつけばオレンジの、淡い光に照らされて、
びっくりするほど長身の、長〜く伸びた影を踏み、
去りゆく同僚見送って、あれこれ思案したものの、
どうでもいいやと尻まくり、さっさと帰って寝ちまうさ。

2008-03-07

何の因縁か?


昨夜、地方版のニュースをぼんやりと見ていると、自宅からさして遠くない山林で山火事が発生し3ヘクタールほどを焼いたという。映像では防災ヘリから消化剤を撒いている様子も見られ、かなり大規模な消化活動のようだった。どうやら出火の原因はその山で地質調査をしていた作業員のタバコのポイ捨てらしく、昨日のような強風下で、ただでさえ乾燥しきった山にタバコを捨てるなぞなんという愚か者か!と呆れ、翌朝出勤すると、なんと!そこで地質調査をしていたのはウチの会社の他事業部だと言うじゃないか!詳しく聞くと調査を依頼してた下請けさんがやらかしたらしい・・とはいえ監督責任は完全にウチの会社にあるわけで弁明の余地無く、社長が詫びを入れとったわな。朝からコケるような話には尾ひれがついて、ウチの会社この一件で指名停止になるのでは?との憶測も流れている。まあ、なったらなった時、そんなことどうでも良いが、喫煙者の意識の低さはええかげんなんとかならんもんかいね?

2008-03-06

お昼寝


先ほどNHKニュース9の特集で幼児のお昼寝について、強制すべきではないとやっていた。体内時計のリズムで本来起きている時間に無理に昼寝をさせると夜の寝付きが悪くなるばかりでなく、赤ちゃん期の睡眠リズムから夜に睡眠するリズムヘ移行した体内時計に混乱が生じ、幼児期だけでなくその後も長くその影響が残るとの研究結果が発表されたのだ。成長のために昼寝はできればした方が良いものと思っていたので『そうなんや〜』と一人感心していたが、確かに上の子は家ではほとんど昼寝をせず一時保育で保育園に行った日は1時間ほど昼寝をし、その晩はほぼ10時半頃まで起きている。そして朝起きるのは大体同じ時刻なので当然寝不足ですこぶる機嫌が悪いのだ。その様子を見れば成長にも良くないだろうし、明らかにリズムを崩されているのがよく分かる。今日の特集はまるでウチの子のことをやっているのか?と思うほどピッタリ当てはまり、やはり無理に昼寝をさせる必要はないと再確認できた。あくまでも個人差ということで昼寝が必要な子は自然と寝るだろうし、ウチの子のようにまったく必要としない子は寝ない方がいいのだ。厚生労働省も今まで何の根拠もなく『昼寝をさせるように』と通達を出して来たがその方針を見直し、個人差に合わせるようにと検討しているそうな。ただそうなると保育士達は一息入れる間がなくなってさぞや大変だろうね。

2008-03-05

Fear


ブッシュが8年近くもの間とって来た政治手法をひと言でいうなら『fear』だ。常に人々の心の中にある恐怖心を煽り、不安に陥れる。そうしておいてこの恐怖から逃れるにはアフガンを爆撃せねばならん、イラクのフセインを何が何でも排除せねばならん、イランは何をしでかすか分からんので早いとこ叩いちまおうと、あらゆる手段を用いてアメリカを、世界を扇動し、それを大多数の人は鵜呑みにしたり黙認して来た。結果どうなった?消えるはずの恐怖心はさらに根を深くして肥大し、かえって多くの人々の憎悪を買い一層不安感が増しただけではないか?今アメリカでは何とかこの悪循環から抜け出そう、抜け出したいと思っている人らが期待と希望を持って候補者達の演説に耳を傾けている。なのにだ!ヒラリー、オバマ両陣営が今回の予備選対策として制作したTVCMを見ると、両者ともにブッシュの手法と何ら変わっていないのだ。ことさらに恐怖心、不安感を煽り、最後に『そんな時あなたを守れるのは私だけだ!』と締めくくる。ヒラリーの言動は以前からそんなトーンが多かったのでまたかいな・・程度に感じたが、オバマまでもが同じ轍を踏んだのには正直がっかりしたな。妻も見ていて『失望した、見なければよかった・・』とこぼしたほどだ。いくら接戦とはいえこんな調子で指名獲得戦が長引き、お互いの足を引っ張るようなことが続けば有権者の多くは嫌気がさしてくるだろう。漁父の利を得るのはマケインということになるな・・
よその国の選挙についてあーだこーだ言っててもしゃーないが、世界に多大なる影響を持つ国のことゆえ、黙っちゃおれんのだよ。

2008-03-04

オバマでも、小浜でも、


21時のNHKニュースを見てびっくりした。オバマから小浜市長宛に手紙が届き大変光栄だの、オバマバーガーを作っただの、内外からマスコミが押し寄せているわなどとトップニュースで伝えていたからだ。一緒に見ていた妻が『ほんと日本は平和な国だね・・』と呆れながらこぼしておったわさ。そのあまりの馬鹿さ加減にはいう言葉すらも無い。ただ一つ不思議に思うのはオバマの父親の出身国のケニアには日本語の音と似通った言葉が結構あるということだ。obamaしかり、義母の旧姓kiharaしかり、ただの偶然かも知れないが何かを検索しているときなどたまにアフリカ方面に飛ばされることがある。おそらく母音が似ているからだと思うが、じゃあなんで似ているんだろう?という話にもなる。まあ、その辺りのことは言語学者に任せてobaまんじゅうでも喰うべ〜か?

2008-03-03

雛団子


アパートは狭くてお雛さんを飾る場所もなく用意するのを見合わせていたが、今は十分なスペースがあるにもかかわらずいろいろとごたごたしていて、とうとう購入するチャンスを逃してしまった。一応アパート時代からの小さな飾り雛はあるものの、やはりそれなりのものを娘達には用意してあげたいと思っている。ひな祭りとは言っても特別何かをするということはないが、案の定実家の母が自宅を訪れ三色団子や甘酒やらを大量に置いて行った。上の子などはひな祭りとは美味しい三色団子が食べれることと思っているらしく終始ご機嫌で、ご飯をちゃんと食べたのに2本分の団子を平らげてしまった。最近ちょっとぽっちゃり感が目立つようになって来ているのであまり甘いものはあげたくはないが、今日は何と言ってもひな祭り。野暮なことは言わず欲しいだけ食べるがいいさ。

2008-03-02

さらに掘るべし!


暖かいお天気に恵まれTシャツ姿での畑仕事も大いにはかどって気持ち良く、予定していたトマトやキュウリを植える場所もほぼ耕し終えることができた。今日の掘削でもそう深くは掘っていないのに実に様々なのものが出土し、まずは全面ツルハシを深く打ち込んで土をほぐし異物を取り除いてゆく。そのあとに鍬をふるって一つ一つの土塊を細かく砕き、苦土石灰や油かす、鶏糞をすき込み畝を成形してひとまず完成。あとは苗を植え付けるだけだ。妻は昨年に引き続きアメリカ巨大カボチャの栽培にチャレンジするそうで、その分のスペースも耕さねばならないがこちらは来週末にやるとしよう。その他ズッキーニも育てるそうだがそんなに蔓ものばかリでは場所をとって仕方が無いな。アパートのベランダ時代にも様々なものに挑戦して来たが、どれもこれもバジル以外は上手くいかなかった。おそらく日光がひさしで遮られ十分に当たらなかったのが原因だと思う。いまの庭はこれでもか!というほど日当たりが良いので期待してはいるが、さあて上手くいってくれるかな?

2008-03-01

穴掘るべし!


去年の夏に掘ったコンポスト用の穴が早くもいっぱいになり、幼稚園の入園説明会から帰った後さっそく掘削に取りかかる。できるだけ深く掘ろうと思うがこの家の全面リフォーム時に庭もかなり撹乱されており、タイル片、ガラス片、コンクリ片などが大小の石と共に出て来る出て来る。スコップではとても掘れないのでツルハシをふるって土をほぐしながら掘削してゆく。腕が届くところまで掘り下げ、形を整えて掘削完了。80cmほどは掘ったかな?これでしばらくは大丈夫だろう。今日はこのほかにも離れのトイレの水漏れを修理したり、Jackieの小屋の周りを整えたりと、なかなかの忙しさだった。コンポストの穴を掘った時は久々に疲労を感じたが、それよりも自分の体力が『ここまで落ちていたか・・』と実感させられてしまった。そりゃーここ数ヶ月間椅子に座ってばかりだったので当然と言えば当然だが、やっぱ身体は普段から動かさねばいかんね。