2008-03-21

ある決断


ここ数年来どうしようか悩んで来たことにとうとう決着をつけた。なに、二十歳の頃に買ったバイクのことさ。子供が生まれてからはほとんど乗る機会もなく、近年は年に数日程度。2人目が生まれてからは一度も乗っていないかも知れない。ずっと実家の物置の中で眠ったままになっている。さすがにエンジンだけはたまにかけるようにしていたので機関は良好、すぐに走り出せる状態だ。これを明日、手放すことに決めた。250ccなので置いといても年に2400円の軽自動車税しかかからないため、売ってしまうくらいなら手元に・・と今までずるずる引きずって来た。しかし、家を購入しバイクを置くスペースができたのに実家の物置を占拠し続けるわけにもいかず、かといってこちらに持って来てまた物置に眠らせてしまうのもバイクに対して申し訳ない気がする。ならば安く買われようが誰かに乗ってもらった方が良い気がするのだ。それこそ仕舞い込んどいてエンジンがかからなくなってしまっては、何の意味もない。気持ちは迷ったまま買い取り会社に電話し、明日の段取りをつけておいた。あとは車体の状態を見て査定額が決まりオサラバというわけ。どこか寂しさもあるが、それでいて自分でも驚くほどクールにこの流れを受け入れられている。それほど手放す条件が揃っているということかな?こうやってバイクを見送るのは今回で2回目。前の時はトラックに乗せられ去ってゆくバイクを見えなくなるまで見送ったものだ。その直後、僕は沖縄に渡った。今度はどこへ行こうというのか?
些細なことだがこの一つの決断からすべては始まるのだ。

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