2008-03-24

様々な反応


激しく降る雨の中、妻と一緒に赤十字病院にて3人目の妊娠と出産の可能性について専門医に話を聞き、血液検査をして帰って来た。結果の出る2週間後に再診を受けデータに基づいてさらに詳しい話が聞けるとは思うが、医師の話ではおそらく妊娠は可能ではないか、ということだった。この場合の可能とは赤ちゃんに通常レベル以上のリスクを伴わないという意味で、問題は妊娠後の母体の反応なのだ。だいぶ前にも書いたが、僕はO+で妻はB−この場合大抵胎児の血液型は+となるそうで、−である母体はこの+の胎児を異物と見なし攻撃を始めるのだ。それを防ぐ(中和させる)のがローガンという注射で、妊娠中や出産後には必ず打って来た。打たないと次の子供を妊娠中に問題が起きる可能性が高くなり、事実上妊娠は避けるしかない。妻の場合1人目は問題なく、2人目の妊娠38週目で中毒症の可能性が高まり、予定より早く生ませることとなった。この時の間接クームスの結果が陽性となっていたための処置だったが、妻はどうしてもそれが腑に落ちないらしい。それまで必要な時はすべてローガンを打って来たので陽性になるはずはないというのだ。自身でネットを検索して調べても陽性反応はあり得ないとなっているし、アメリカにいる従兄弟の産婦人科医に聞いてもやはりそうだと言う。じゃあ、怪しむべきは検査結果ということになるのだが、それもはっきりしない。なので今回ははっきりさせるための検査と言うことになる。ただ、悔やむのは2人目出産後に3人目はリスクが高いので避けた方が良いということで、ローガンを打ってもらえなかった。それが今度の検査結果にどれくらい響くかが気になる。とにかく今は検査結果待ち。すべてはそこからの話になる。と言いながら妻は医師からポジティブな反応を得ると、もう3人目をつくる気満々なのだ。『おいおい、妊娠できるかどうか知りたいだけじゃなかったのかよ?』とつっこむと、『3人目はいらんの?』ときた。『・・いらんてなことはないけど・・う〜ん、大変だぞ』と答えると、『でも赤ちゃん欲しいな・・』と言う。あれだけ妊娠、出産、育児で辛く、苦しい思いをしながらもまだ赤ちゃんが欲しいと言う母性の計り知れぬ強さには言うべき言葉が無い。ただただ驚くばかりなり。

0 件のコメント: