野田クンの実質的TPP参加表明で、太平洋に面した国々の動向が面白くなって来た。日本国内だけの議論からは想像できないような展開が待っているかもしれない。結果から見ると野田クンがAPECまでに結論を出したいと言っていたのは正解だったね。日本特有のグレーゾーン的な意思表明でも、一見TPPに感心を持っていないと思われた国々に刺激を与えたようで、それなりに日本も影響力を持っていることが確認できたのは大きい。今後アメリカと中国の狭間でしたたかな外交戦略が求められる日本だが、今現在カードを持っているのは日本側であり、そこを巧く見極めながら両国の間のグレーゾーンを泳ぎ回れば、国益に叶う道が開けてくる気がする。対外的には遅ればせながらと言った感のあるTPP参加表明だったが、今回は『時』が味方してくれたね。
さて、外に向けては一応巧く乗り切ったものの、内憂の根は深く、一筋縄ではいかないだろう。何でもかんでも反対することしか能の無い自民のバカどももしつこく食い下がってくるだろうし、ここをどう乗り切って行くかで野田クンの力量が分かるとも言える。
しかしまあ、政争にはウンザリだよ。こんなヤツらを排除することから始めないと、日本の未来は無いだろうな。
0 件のコメント:
コメントを投稿