2022-11-08

アメリカ中間選挙

 


日本時間の今夜からいよいよアメリカの中間選挙が始まる。妻と長女はすでに期日前投票を済ませている(ワシントン州は郵便での投票が可能だ)が、ここ最近の民主党に対してはインフレに起因する物価高による生活苦の責任を問うという意味で支持率が低下しており、人々の不安を煽る共和党を利する形となっている。そしてここでもまたトランプの馬鹿者が表に出始めているので腹が立つ。トランプをサポートする連中の様子を見ていると、アメリカ人は何て馬鹿が多いんだろうと呆れ果てる。それはアメリカ人である妻も同様の意見で、何も考えていない人が多過ぎるといつも嘆いている。アメリカの選挙は年々民主党対共和党の構図が強くなり、今は支持者同士がいがみ合うではなく、憎み合うくらいのレベルにまで至り、完全に平常心を失っている。両党の対立は結果的に国を弱め、中国やロシアを利することにしかならない。そんな分かり切ったことなのにお互いを非難することしかできない。

どういうわけか世界は今いろいろな面で二極化しつつあり、対立が深まっている。そもそもなぜ対立が生まれるのか、それは寛容さの欠落によるものだろう。人々は寛容さを失いつつあり、仲間以外を排斥する傾向が強まっている。人種問題や移民問題も不寛容さの現れであり、善意と悪意のバランスは崩れ、今や悪意が幅を利かせて人々の不安を煽りダークサイドへと引き込もうとしている。トランプが善人に見えるか?ヤツは悪意と愚かさの塊だ。中間選挙で共和党が議席を伸ばしたとしても、 トランプの再選だけはマジないわ。

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