2019-08-12

香港心配























香港市民による抗議行動が国際空港に及び、空港の閉鎖という事態に至っている。
ニュースでは日本人観光客が『観光客にまで害が及ぶのはどうかと・・』なんて言っていたが、このタイミングでそんな覚悟も無しに観光に行っていたお前がバカなのだ、と言いたいね。ほんと日本人の平和ボケもここまでくるとバカレベルだ。
気になるのは中国の報道官の言動が徐々にきな臭くなって来ていることだ。今日は抗議活動に対し、『テロ』という表現も使い始めた。これは人民解放軍が香港侵攻を開始する秒読み段階に入ったのではないか、と気が気でならない。中国政府の自作自演であれ、何事かが起こればそれを口実に一気に侵攻するつもりなのは明白だ。
現状、米中が貿易戦争をして鋭く対立しているとはいえ、トランプはオバマと違い人道に関しては興味が無い様で、中国政府が香港をカードに貿易交渉で大幅譲歩すればトランプのこと、あっさり香港を見捨てるかもしれない。
一方の元宗主国イギリスはブレグジット問題で国自体が混乱しており、香港の地位に関して介入はするだろうが以前の様な力も無く、口先介入にとどまる可能性が高い。香港問題が国連に提起されても中国には拒否権があることだし、ロシアがクリミアを併合した時の様に軽い経済制裁でうやむやにされてしまうだろう。
おそらく今は中国政府がトランプの出方を推し量っているところではないかと思う。言うなれば機が熟すのを待っている状態で、香港は厳しい局面を迎えている。
ただ、トランプが中国と徹底的に対抗する、要するに中国を叩き潰すつもりならば、中国も容易には香港に手を出せないだろう。
あんな狂人に香港の命運がかかっているなんて、悪夢としか言いようがない。

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