2020-09-30

恥さらし













トランプとバイデンの討論会はほぼ予想通りの展開で、トランプが一方的にまくしたて、それにバイデンが対抗するといった構図。しかしアメリカのメディアで酷評された通り、とても国の行く末を巡っての討論などではなく単なる侮辱合戦といった感じで、さすがのアメリカ人さえも辟易しているようだ。特にトランプの人の発言を遮って喋りまくる手法は無礼千万極まりなく、子供でもあんなことはしないといったレベル。あまりにも酷すぎて見ている方は気分を害しただろうよ。まあ、言っている内容がいつもの通りハッタリばかりだしね。

一方のバイデンは無難に切り抜けたが、トランプの挑発にまんまと乗って同じ穴のムジナになってしまった場面がいくつかあり、そこは猛省すべき点だろう。いずれにせよ今回の大統領選は魅力に欠ける人物同士の争いで、アメリカにとってみれば総合的な国力が弱まっていることを世界にさらけ出しているようなものだ。これで大統領がすんなり決まらず、トランプの思惑通りに法廷闘争に持ち込まれようものなら、ますます世界からナメられることになるだろう。アメリカの優位性は確実に失われつつある。

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