2009-08-25

資格


世に資格なるものは数多あるけれども、なにゆえそんなにお金が掛かるのか?
資格によって金額の差は大きいだろうが、例えば欲しい資格の試験を受けるだけでも何千円。5千円以下ならまだしも1万近くになると気軽に受けてみようか?なんてわけにはいかず相当な覚悟と準備を伴って来る。そして見事合格した後が大変だ、すぐさま合格した資格を『登録』するようにとの案内があり、ならばと登録申請書を開くと登録料○万円と書いてある。
一体いくら吸い上げたら気が済むのだろう。手数料代にしちゃーぼったくり過ぎじゃないですかね?
公共の仕事はその仕様書の資格要件を厳しくし、業者に対して資格保持者を求めて来る。しかしその実態は資格を求めることで、結果的に資格試験を受ける者、また資格登録をする者が大幅に増え、それらを取り仕切っている財団がその法外な手数料収入で潤うという構図なのだ。
そしてその財団は官僚や役人たちの天下り先として大きな受け皿となっている。

我々はそんな彼らの策にまんまとのせられているのだよ。

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