2022-05-20

苗の話


 朝、先週末に植えたまだ小さなピーマンの苗を見てみると、なんと一本は根本辺りから切り倒され、他の4本も再生不能なほど葉を食い荒らされていた。こんな事態もあろうかと余分に苗を育てているので、さっそく5本を植え替えておいた。

夕方、仕事から帰って来て朝植え替えた苗を見ていると、おどろいたことにまた根本から切り倒されているではないか。今度はその犯人であろう青虫がいたので潰しておいたが、この様子では他の苗もやられるかもしれない。自分がなぜわざわざ種から苗を育てているかというと、こういった事態に対応するためなのだ。夏野菜の苗は大体GW前後に販売のピークを迎え、それを超えると多くの苗が店頭から消えてしまう。今回のように一旦植えてそれから食害などで枯れたりして新たに苗を購入しようとしても、そのときにはすでに苗が売っていないこともしばしばなのだ。そんなことに備えるために種から多くの苗を育てるようにしている。それに種から育てたほうが一般的な品種以外にも様々なものに挑戦できるので面白味がある。

自分の畑の夏野菜類は近隣の畑に比べ格段に生長が遅いように見えるが、それが本来の生長速度なのさ。近年は苗が出回る時期が早くなっているので年々皆が競争のように苗を植えている。そう急がずとも良いのにさ。

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