2011-06-05
100%Day
朝5時半からほぼ終日出ずっぱりで雑多な作業を進めてゆく。昨日に引き続きのハードな作業に身体のあちこちが痛み、ちょっと無理をし過ぎたかな・・とも思う。ただ、がむしゃらに作業を進めたおかげで優先順位の高い作業のほとんどを片付けることが出来て、貴重な梅雨の晴れ間の週末を無駄なく過ごせたと思う。ほんとここまで疲れたのは久しぶりだよ。
とうとうハマでも犠牲者が出てしまった・・シリアでの反政府デモのことだ。人権団体の発表によればデモ隊に対する発砲による死者は70人以上という。シリアの中部にあるハマは巨大な水車の回るのどかな街で、当時僕と妻はひと月以上もだらだらと滞在し毎日何をするでもないものの、なにか充実した日々を送っていた。首都のダマスカスなどといったシリアの他の街とは違った雰囲気がとても気に入って、なかなかそこから出られなかった、というのが本当のところと思う。とにかく街の人は親切で特にこれといった観光名所はないにも関わらず長居をしたくなるところだった。
それが再び血塗られてしまった。1982年の大弾圧で街が廃墟と化して以来の大規模デモに、政府当局はまたも武力をもって容赦なく弾圧し、多くの人を殺した。ハマの人達は決して口には出さなかった(秘密警察がそこら中に潜伏していたため)が、政府のことをよく思っている人などいなかった。当たり前のことだが、その思いが時折彼らの表情や言葉尻から感じ取れたのだ。秘密警察を恐れるがゆえ、僕達のような外国人バックパッカーはむしろ話し易かったのかも知れない。ほんとによく声を掛けられたからね。
ハマ滞在中に宿泊していたAl Riyad Hotelの英語が堪能なアフマッドはどうしているだろうか?
シリアにはイスラエルの迫害から逃れて来たパレスチナ難民も多かったが、彼もまたその1人だった。
アサド大統領よ、もういいだろう。恐怖政治は親父さんの代だけで十分だ。もう民主化への動きを止めることなどできないぞ。
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