2020-11-02

いよいよ













アメリカの大統領選挙が目前に迫っている。妻も最終盤の支持率の行方に対しピリピリしており、まるで腫れ物に触るかのようだ。その気持ちも十分理解できる。この選挙結果で今後のアメリカ、さらには世界の行方まで大きく左右されることは間違いない。アメリカ国内の選挙に関する報道も信じられないようなことが多く呆れるばかり。そんなんでよくぞ人権云々、民主主義云々と言えたものだ。そういった行為のほとんどはトランプ陣営が行っているもので、違法だろうが何だろうが勝つためにはどんなことでもやると言うえげつ無さが際立っている。この流れでいくと例えバイデンが勝利しても、トランプの任期が残る来年1月20日までの間に権力を最大限利用して何をやらかすか分かったもんじゃない。ミリシアと呼ばれる重武装したトランプ支持者たちが暴れ回るのではないかという不安から新規に銃を購入する人が激増しているともいう。一体アメリカはどこへ向かおうとしているのか。

トランプが勝てば今まで以上の傍若無人な振る舞いを見せ大混乱を招くだろうし、バイデンが勝ってもトランプが負けを認めず、泥沼の法廷闘争により大統領が決まらないという可能性もかなり高い。さらにはミリシアたちのような武装したトランプ熱烈支持者らによって暴力的な混乱が引き起こされることも予想される。

いずれにしてもアメリカが混乱に陥ることはほぼ確実で、さらに国の威信が損なわれ、中国・ロシア等につけ入る隙を与えることになるだろう。内政の混乱ほどその国を消耗させるものはない。アメリカにとっての試練はこれからなのだ。


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