2008-01-17

final sleep


今しがた妻の父親からメールがあり、タイトルが『sad news』となっていた。妻はもう寝てしまったが緊急を要する連絡かも知れぬと思い読んでみると、義父の家で飼っていた猫のGabiが死んだということだった。僕が初めてGabiと会ったのが25歳のときだったから10歳以上だったことになる。身体の小さな臆病な猫で、よしよしと撫でていて突然噛み付かれたことが何度もあったよな・・。義父も義母もGabiをよくかわいがっていたのでその悲しみは如何ばかりだろう。最近はずっと調子が悪く、食べ物を口にしてもすぐに吐いてしまうことを繰り返していたので、もうそんなに長くはないと分かってたとは言え、妻が明日このメールを見れば泣き崩れてしまうだろうな・・。
義父のメールにはGabiが『死んだ』と、直接書いては無かった。『Gabi went into a final sleep this morning.』と表現してあった。その言葉からは義父と義母のGabiに対する思いが滲み出ていてとても温かく感じた。
final sleepか・・なんだかよく眠れそうな、変に構えない良い言葉だと思った。

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