2008-07-19

Mix Roots


いつものことで何気なく見ていたNHK『にっぽんの現場』でmix rootsというヒップホップグループのことを紹介していた。彼らはアイヌや、ハーフ、在日、日系などいわゆるマイノリティーで構成されており、それぞれがそれぞれの生き様を音楽を通して社会に、世界に投げかけ、皆同じじゃなければ許されぬ閉鎖的な日本に、皆違っててもいいんじゃない?と、呼びかけている。彼らは言う、見た目が日本人っぽくないから外人と言われたり、学校の教師から『お前達には未来は無い』などと言われたりと、日本人であっても常に『お前は違う』と見られて来た、そうやって社会から揺さぶられ続けても『俺たちは前に進むんだ!』だからShake Forward! 揺れながらぶれながら、混じり合いながらも前に進もう・・
これを見ながら娘達のことを考え続けていた。妻は娘達がハーフ(正確にはクウォーター)であるのを理由に将来いじめを受けたりしないか・・とそれが最大の気がかりだと常々言っている。それは僕も同じだ。日本人なのに、外人なんて言われたらどうすればいいのか?愚かな教師のひと言が子供を立ち直れないくらい傷つけたということもよく聞く。それだけはなんとしても避けたい。
僕は娘達に日本人らしくあることを求めない。アメリカ人らしくあることも求めない。ただ娘達が自分らしくあることを、自分自身の生き方を貫くことを願ってやまない。

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