2008-07-28

夫婦旅


仕事を辞め、中国・タイ・カンボジア・トルコ・エジプトなどを周って来た弟夫婦と実家にて旅行中のよもやま話に花を咲かせる。いろいろ大変な思いもしたようだが仕事で溜まっていたストレスをすべてうっちゃってくることが出来たようで、話を聞いていても楽しかった様子が伝わってくる。聞いている僕の方も懐かしく、その当時のことを思い出しながら話もさらに弾む。夫婦二人してまったく違った文化・環境に飛び込み、お互いにその苦労や感動を分かち合えることはすばらしいことだと思う。
旅とは非日常の一過性のものだと考えている人もいるが、僕はそうは思わない。旅は人の生き方や考え方、生活の仕方にまで大きく影響を及ぼし、日常と密接に関係し切り離せるものではない。旅することは生きることそのものであり、生きることはすなわち旅することでもある。
今回弟から「二人とも仕事辞めた。旅に出ようと思う。先のことは考えていない。」と連絡を受けたとき。僕も妻も「でかした!よくやった!」と喜んだものだ。再就職についての不安もあるだろうが、なあに弟夫婦なら心配ないさ。一度動けたらあとは簡単さ、またいつでも動くことが出来る。昨夜話していて心なしか二人が以前会ったときより良い感じ・・うまく表現できないが見ていてさらに何かしっかりとした絆ができたのかな?という、安定感のようなものが感じられた。それは先にも述べたが一緒になってから二人で分かち合える、分かり合える共通のものが増したからなのだろう。今は年に一二度しか会えないが、機会があればまた旅の話でもしたいと思う。

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