2013-05-15

私人公人















昨今、公人の立場にあるものが『私人として』と称して放言を繰り返し、『公人として』その発言について一切の責任を取らない風潮が蔓延しつつある。誠に嘆かわしいことだ。
外交上のセンシティブな話題について、それぞれ個々の人間がどう思っていようが知ったこっちゃない。ただその思いを公人の立場にある者がいくら『私人としての意見』と言ったところで、誰も単なる『私人』としては済ましてくれまい。そんなことは当たり前のことだが、それが分からんのか?それとも何か策があってわざとそうしているのか?でもまあ僕の見た感じではすべての人間が持論を思いつくままに披露しているというのが実情のようだ。特に橋本君なんてひどいもんだね。ああやってある程度弁の立つ人間は、弁に弁を重ねるうちに弁に呑み込まれてしまうのだ。それがもとで誤解されたまま報道されると当然のことながら反発を喰らう。
少なくとも公人である以上は私人公人問わず、自分が何を言ったらこうなる程度の見通しが必要だろう。ま、そんな程度の情けない話なのさ。

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