2012-05-10

slimy green


自動車税の納税書が来た。我が家は排気量2000cc未満の普通車が2台だから39500円×2となるはずだが、ロードスターの税額は43400円となっている。理由は初年度登録から13年を越えるのでグリーン化税が10%重課税されてこの額になるのだと言う。ということはだ、古い車はエコではないのでとっとと新しいのにしろ!ということになる。でもまだまだ乗れる車を簡単に廃車にしてハイブリッドなりの新車にすることがそれほどエコなことなのか?今の日本車なら平気で13年以上乗ることが出来るし、現行車に比べて僕のロードスターがそれほど環境に悪いとは思わない。むしろ排気量を上げている現行車の方がエコではないはずだ。どうも納得できないな。
あたりまえのことだがこの重課税の仕組みはグリーン化税などと言っているが環境のためではない。自動車会社のためのものだ。早く消費者に車を買い替えさせることによって自動車産業を活性化させ、ひいては経済を浮揚させる目的として導入したものだろうが、万事日本の経済界にありがちな浅はかで短絡的な先見性に乏しい、おまけに肝っ玉の小さい考えから生まれたものでひと言で言うなら『せこい』に尽きる。
ではいま巷を跋扈しているプリウスやインサイトなどといったハイブリッド車が初年度登録から13年を越えてくると、同じように重課税されるのだろうか?ほんと納得いかんね。
10%の重課税分の金額なんて払ってやってもいいが、車をちゃんとメンテして大事に乗っている者にとってはなんか侮辱されているような気がして腹立たしいのだよ。『エコ』や『グリーン』といった言葉がのさばる今の現状、何とかならんもんかいね。

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