朝のうちはあった日差しが時間とともに少なくなり、気温も下がって来た。こう寒くなってくると外に出るのも億劫になりがちだ。畑の作業も収穫くらいしかないので、最近は身体が鈍りがちになっている。そんな寒い中でも娘達は外に出て元気いっぱい遊んでいる。今日も9時頃から昼過ぎ近くまでずっと外に居て、いろいろと遊びを見つけて楽しんでいたようだ。中でもシャボン玉に熱中して、大玉のものをいくつも寒空に向かって解き放っていた。見ているとシャボン玉の表面は青紫色に輝き、いかにも冷たそうで『やっぱ夏のものかな・・』なんてぼんやり見送っていたが、シャボン玉はそんなことはお構い無しにぐんぐん高く舞い上がり、そして弾けて消えていった。次々と舞い上がってゆくシャボン玉に僕は何を見ているのかよく分からないが、その儚さには惹かれるのだ。
そんな夢想的なひと時も娘達の『シャボン玉の液こぼしてまったー』という言葉で現実に引き戻される。
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